JP2001044979A - クロック分配回路 - Google Patents

クロック分配回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック入力の切り替えが生じても内部の誤
動作が発生しない、多段接続されたPLLで構成される
クロック分配回路を提供するものである。 【解決手段】 多段に接続されたPLL(Phase-Locked
Loops)回路によって構成されるクロック分配回路にお
いて、前記各PLL回路は、各段の前記PLL回路を構
成する電圧制御発振器の最大位相変動速度を制限する制
限手段を有し、該最大位相変動速度を制限する前記制限
手段により、前記各段のPLL回路の最大位相変動速度
が前段の前記PLL回路の最大位相変動速度よりも大き
いことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック分配回路
に関し、特に通信回線の交換装置などの多重ハイウェイ
を扱う装置における装置内クロック分配回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルハイアラーキは、以前の
PDH(Plesiochronous Digital Hierarchy)から国際
的なSDH(Synchronous Digital Hierarchy)に則し
た通信網に移行しつつあり、階層的に設置された各交換
局は、他の交換局と同期を取るため、従属同期方式が採
用され、国際的には独立同期方式が主に採用されてい
る。従属同期方式は、基準となる主局発振器の出力(基
準クロック)をネットワーク全体に分配することによっ
て、同期を確立する方式である。また、独立同期方式
は、セシウムやセレン原子発振器等の高精度な発振器が
多数必要であり、受信情報の書き込み時間と読み出し時
間の関係が速度の相違を示すスリップが発生する欠点が
あるが、基準クロックを分配する必要がない利点を有す
る。このことから、国際間デジタル接続時の網同期は、
独立同期方式(Plesiochronous DigitalHierarchy)に
よって確立することを勧告されている(G.811)。
【0003】また、同期方式として、網同期が確立して
いる場合、情報受信時の情報書き込み速度と読み出し速
度波、両者とも基準クロックから発生しているので、平
均的には一致しているが、瞬間的な速度は微妙にずれて
おり、伝送路のタイミング抽出によるジッタや、気温の
変化による伝送遅延の変動によるワンダ、及び上記スリ
ップ等で同期品質が評価される。例えば、各国の基準ク
ロックは周波数の絶対値(周波数確度)が、1国当たり
±1×10-11以内と規定されている。
【0004】ここで、従来のクロック分配回路の1例の
全体構成図を図9に示す。図9において、回路ブロック
SW10は、多重ハイウェイ下りFHW(Forward High
Way)、多重ハイウェイ上りBHW(Backward HighWa
y)の交換処理を実行し、回路ブロックINF11は他
装置との回線インタフェース機能を提供するものであ
り、現在伝送通信系の交換機等で、他の装置との同期を
とったり、他の装置に同期信号を送出するものである。
また、PLL0(12)、PLL1(13)は、回路ブ
ロックSW10、INF11にクロックを供給する位相
ロックループ(PLL)回路である。
【0005】また、セレクタSEL14はPLL0(1
2)へのクロック源0(15),1(16)を選択する
ものである。PLL0(12)はセレクタSEL(1
4)によって選択された基準クロックREF−CLKに
同期したクロックPCLK0を生成し、回路ブロックS
W10はクロックPCLK0によって動作する。PLL
1はクロックPCLK0に同期したクロックPCLK1
を生成し、回路ブロックINF11はクロックPCLK
0、PCLK1によって動作する。回路ブロックINF
11においては、PCLK0に同期した多重ハイウェイ
FHWおよびBHWと、PCLK1に同期した他装置と
の回線インタフェース間のクロックおよびフレームの乗
り換え処理等が行われる。
【0006】セレクタSEL14の目的は、外部クロッ
ク源15,16を2重化することで装置の信頼性を向上
することにあり、PLL0(12)はそこで選択された
基準クロックREF−CLKに同期した、装置内部つま
り回路ブロック部SW10、回路ブロックINF11の
動作で、必要となる周波数のクロックを生成すると同時
に、セレクタSEL14の切り替え時にも、連続したク
ロックを供給することを目的としている。このクロック
PCLK0の周波数は、他装置との回線インタフェース
で使用される伝送周波数と等しくない場合がある。
【0007】たとえば、回路ブロックINF11から基
準クロックを供給する交換機では、回路ブロック部SW
10では、PCLK0=32.768MHzを使用し、
回線インタフェースINF11ではSDH(Synchronou
s Digital Hierarchy)準拠のPCLK1=155.52
MHzを使用することが一般的に行われている。このよ
うな場合、回路ブロックINF11には、お互いに同期
がとれた装置内部用クロックPCLK0と、他装置回線
インタフェース用のクロックPCLK1が必要となり、
PLL1においてクロックPCLK0に同期したPCL
K1の生成が行われる。
【0008】図2は、図9のクロック分配回路で使われ
るPLL0,PLL1のブロック構成図の1例を示す。
位相比較器21、ループフィルタ22、電圧制御発振器
(VCO)23、分周回路24から構成される。位相比
較器21は、基準クロック入力CIとVCO出力COを
分周回路24で分周した周波数との位相を比較し、位相
差に比例した電圧に変換する。ループフィルタ22は高
周波成分を除去するローパスフィルタである。VCO2
3は入力電圧に比例した周波数で発振するVCOであ
る。分周回路24はVCO23の発振周波数を分周して
入力の基準クロック周波数とほぼ同様な周波数にまで分
周する。
【0009】この構成によって、基準クロックに同期し
たVCOの出力クロックが得られることは当業者に広く
知られており、交換機等で広く使われている技術であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクロッ
ク分配回路では、クロック源0(15)、クロック源1
(16)からのクロックCLK0、CLK1の切り替え
をセレクタSEL14にて実施した場合に、回路ブロッ
クINF11において、導通エラー等の不具合が発生す
る場合があるという課題がある。
【0011】その理由は、PLL0(12)とPLL1
(13)の入力クロック位相に対する追従特性が異なる
場合に、セレクタSEL14の切り替え後に一時的に両
PLL12,13の出力に位相差が生じ、結果として回
路ブロックINF11内のクロック、フレーム乗り換え
処理で許容されるPCLK0、PCLK1間の位相差を
超える場合があるためである。
【0012】本課題を図を用いて説明する。図5は時間
TaにおいてクロックセレクタSEL14が切り替わっ
て、基準クロックREF−CLKの位相がCLK0の位
相からCLK1の位相に変化するタイムチャートを示
す。図8はその時のPLL0、PLL1の出力クロック
PCLK0、PCLK1の位相変動のタイムチャートで
ある。PLL1の位相追従特性がPLL0の特性より遅
い場合、図8のようにPCLK0、PCLK1間にPC
LK1が時間Taから安定するTbまで位相差が生じ
る。この位相差が回路ブロックINF11で許容される
程度を越える場合に不具合が発生する可能性がある。
【0013】一般的に、クロック源切り替え時にこのよ
うな事象が発生するのを防ぐためには、PLL0の時定
数をPLL1の時定数より大きくすることが行われる。
しかし、一般的にPLLの時定数(動特性)は入力クロ
ックの位相変動が微少の範囲で設定可能なものであり、
クロック源0、1間の位相差が180度程度の場合には
時定数で制御することが難しいか、DPLL(ディジタ
ルPLL)などの複雑・高価なハードウェアが必要とな
る。
【0014】本発明は、上記不具合を解消するもので、
複数段のPLLを有するクロック分配回路において、複
数の入力基準周波数信号を選択する場合における、選択
時の複数段のPLLによる変化位相を少なくして位相変
化時間を短くすることを課題とする。
【0015】また、本発明の課題は、2重化されたクロ
ック源からのクロック入力を切り替えた場合にも、安定
した交換・導通動作を保証できる装置内クロック分配回
路を提供することにある。特に、2重化されたクロック
源の位相差が大きい場合にも動作保証ができる、簡易な
手段を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるクロック分
配回路は、多段に接続されたPLL(Phase-Locked Loo
ps)によって構成されるクロック分配回路において、該
クロック分配回路の各段のPLLを構成する電圧制御発
信器の最大位相変動速度を制限する手段(図3VCO入
力電圧制限回路)を有し、該最大位相変動速度を制限す
る手段により、各段のPLLの最大位相変動速度が前段
のPLLの最大位相変動速度よりも大きいことを特徴と
する。
【0017】また、本発明は、SDHシステムの交換機
に用いるクロック分配回路において、複数の基準クロッ
クを発生する複数のクロック源と、前記複数の基準クロ
ックから一つを選択する選択回路と、前記選択回路から
の基準クロックを入力とする第1のPLL回路と、該第
1のPLL回路の出力に基いて他の装置からのBHWを
FHWに切り替える回路ブロックSWと、前記第1のP
LL回路の出力を入力とする第2のPLL回路と、前記
第1のPLL回路及び前記第2のPLL回路の出力と前
記FHWに基いて前記他の装置とのインターフェース機
能を有するインターフェースINFとを備え、前記第1
のPLL回路の入力部に最大位相変動速度を制限する手
段を設けたことを特徴とする。
【0018】このクロック分配回路の各段のPLLを構
成する電圧制御発信器の最大位相変動速度を制限する手
段は、VCO入力電圧の範囲を制限し、クロック源の切
り替えが生じても、各VCOの位相変動速度が前段のV
COの位相変動速度よりも大きく各PLLは最前段のP
LLの位相変動に追従するという動作(作用)を実行す
る。
【0019】従って、クロック源の切り替えが生じて
も、装置内部において交換・導通動作に異常が生じない
という効果が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0021】(1)構成の説明 本発明の一実施形態の全体構成は、図1に示される。従
来例で説明した図9において、スイッチSW10とイン
ターフェース11の内容を追加している。簡単に説明す
れば、図1において、基準クロックPCLKOに基いて
多重ハイウェイ下りFHW、上りBHWの交換処理を行
う回路ブロックのスイッチSW10と、外部のSDHシ
ステムで動作している他装置との回線インタフェース機
能を提供する回路ブロックのインターフェースINF1
1と、スイッチSW10および、インターフェースIN
F11にクロックPCLK0を供給するPLL0(1
2)と、インターフェースINF11にクロックPCL
K1を供給するPLL1(13)と、クロック源0(1
5),1(16)の何れかを選択するセレクタSEL1
4と、セレンやセシウム原子発振器等により基準クロッ
クCLK0,CLK1を発生するクロック源0(1
5),1(16)とから構成されている。
【0022】また、スイッチSW10は、インターフェ
ースINF11からの上りハイウエイ信号BHWをフレ
ーム毎に削除・追加・位置変更等を行うマルチフレーム
変換回路111と、マルチフレーム変換回路111から
の上りハイウエイ信号BHWをタイミングをPLLO
(12)の出力クロックPCLK0か又は上りハイウエ
イ信号BHW中のクロックとの切り換えを行う時計スイ
ッチ112と、時計スイッチ112の出力を下りハイウ
ェイFHWとして元のフレーム順にフレームを変換した
り、又は変換したフレーム順の通りに出力するマルチフ
レーム逆変換回路113とから構成され、それぞれ他の
装置の回線インターフェースと整合をとれるように動作
する。
【0023】また、インターフェースINF11は、他
の装置とのインターフェースのため、他の装置からのク
ロックを抽出すると共に、上りハイウェイBHWとして
スイッチSW10に出力し、スイッチSW10の出力の
下りハイウェイFHWについてPCLK0によってサン
プリングして、PCLK0と同期しているか否かを判断
し、クロック源0,1の切り換えが必要か否かを判断
し、PLL1の出力PCLK1に同期した出力とする
か、他の装置のクロックのままとするかの切り換え等を
クロック切換・クロック抽出回路11で行う。
【0024】ここで、本発明の特徴となるPLLのブロ
ック構成を、図3に示す。位相比較器21、ループフィ
ルタ22、VCO23、分周回路24の構成・作用につ
いては、従来例に示す図2と同じである。ただし、PL
L1(13)には従来の構成と同じ図2のブロック構成
を用いる。
【0025】PLL0(12)においては、図3に示す
ように、ループフィルタ22とVCO23の入力間にV
CO入力電圧制限回路25を配備する。VCO入力電圧
制限回路25の一実施形態を図4に示す。VCO入力電
圧制限回路25の入力端子I1と出力端子O1は抵抗R
1によって接続される。出力端子O1は互いに逆方向接
続されたダイオードD1、D2を介し、さらに抵抗R2
を介して正電源VCCに、抵抗R3を介して負電源GN
Dに接続される。
【0026】本構成により、入力端子I1に印加された
電圧は、抵抗R2、R3で電源電圧を分圧された基準電
圧から、ダイオードの順方向電圧ドロップ(通常約0.
8V)程度の範囲に制限されて出力端子O1に出力され
る。
【0027】以上の構成より、PLL0(12)とPL
L1(13)で使用するVCO23の電圧−周波数特性
がほぼ同等であれば、PLL0(12)のVCO入力電
圧範囲が入力電圧制限回路25で制限されているため、
クロック源15,16が切り替わって、大きくVCO入
力電圧が振れる場合にも、PLL1(13)の位相変動
の方がPLL0(12)の位相変動よりも早いことが保
証される。
【0028】すなわち、PLL1(13)は、常にPL
L0(12)の位相変動に追従できる。図7にVCOの
入力電圧に対する発振周波数特性を示す。また図7にお
いて、VCO入力電圧を制限した場合のVCOの動作特
性を示す。定常時は、VCOの入力電圧はV0、対応す
る出力周波数はf0である。VCO入力電圧が制限され
ていない場合には、入力電圧のVCO許容範囲Vmin
からVmaxまでが入力範囲となり、それに応じて出力
周波数はfminからfmaxまで変動する。VCO入
力電圧がV0−ΔVからV0+ΔVまでに制限されてい
る場合には、出力周波数もf0−Δfからf0+Δfに
制限される。
【0029】(2)動作の説明 次に上述のクロック分配回路の動作を図を参照して説明
する。図6に横軸に時間経過を、縦軸にCLK0からC
LK1へ切り替えたときのクロック位相を示す。図6に
よれば、図5に示したクロック切り替え時の、本発明の
実施形態におけるPLL0(12)、PLL1(13)
の出力位相変動のタイムチャートを示す。PLL0(1
2)の位相追従速度は、PLL1(13)のものより遅
いため、PCLK0(12)、PCLK1(13)は同
等の位相変動を経て時間Tbに安定する。その間、PC
LK0(12)、PCLK1(13)間に位相差が生じ
ないため、回路ブロックINF11の動作正常性が保証
される。
【0030】このように、上記実施形態では、PLLを
構成するVCO23の入力段に入力電圧制限回路25を
有しているので、クロック源15,16の切り替え時、
多段PLL構成において、前段のPLLのクロックの位
相追従速度と本入力電圧制限回路25を設けたPLLの
クロックの位相変動速度をほぼ同一としたので、後段の
PLLが前段のPLLに追従可能となっている。この入
力電圧制限回路25は、図4に示すように、DCオフセ
ット電圧を供給する抵抗R2,R3、導通電位を双方向
とするダイオードD1,D2による簡易な回路網で実現
可能である。
【0031】特に、PLL0(12)においてループフ
ィルタ22とVCO23の入力間にVCO入力電圧制限
回路25を配備し、後段のPLL1(13)については
VCO入力電圧制限回路25を設けずループフィルタ2
2とVCO23とを直結した場合に、複数のクロック源
を切り替えたときに両PLLの位相変動速度を一致させ
るので、装置内部の動作を保証でき、また、各段のPL
L間の位相差が一定に保たれる。
【0032】なお、上記実施形態では、多段PLL構成
として2段の例を記述したが、3段以上として、2段以
降のPLLにVCO入力制限回路を付加することでもよ
い。また、その時に各PLLの入力にセレクタを配備し
て装置内でクロックの冗長構成をとることも可能であ
る。いずれの場合でも、各段のPLLの最大位相変動速
度が前段のPLLの最大位相変動速度よりも大きいこと
を、VCO入力電圧制限回路で保証することで、本実施
形態と同等の効果が得られる。
【0033】また、上記実施形態によれば、複数段のP
LLをシリーズに接続して、複数段のPLL回路の各出
力を切り替える場合に、位相差の変動を小さくできるの
で、無瞬断切り替えによる周波数切り替え方式としても
適用できる。また、主にSDHシステムに遂説明した
が、ATMシステムにおいても、多段のPLL回路によ
り、外部装置との同期を考慮して、複数のクロックによ
って切り換える場合には、本発明を適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各段のPLLのVCOに入力電圧制限回路を有し、各段
のPLLの位相変動速度が前段のPLLの位相変動速度
よりも速く、各段のPLL間の位相差が一定に保たれる
ので、多段PLLで構成されるクロック分配回路を有す
る装置において、外部からの基準クロックの切り替え指
示時にも装置内部の動作が保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック分配回路の全体構成図であ
る。
【図2】本発明及び従来のPLLのブロック構成図であ
る。
【図3】本発明のPLLのブロック構成図である。
【図4】本発明のVCO入力制限回路である。
【図5】本発明及び従来のクロック源切り替えのタイム
チャートである。
【図6】本発明のPLL出力位相変動のタイムチャート
である。
【図7】本発明のVCO動作説明図である。
【図8】従来例のPLL出力位相変動のタイムチャート
である。
【図9】本発明及び従来例のクロック分配回路の全体構
成図である。
【符号の説明】
10 回路ブロックSW 11 回路ブロックINF 12,13 PLL 14 クロック選択回路SEL 15,16 クロック源 21 位相比較器 22 ループフィルタ 23 可変電圧制御発振器 24 分周回路 25 VCO入力電圧制限回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 3/00 H03K 5/00 X 3/06 H03L 7/08 E Fターム(参考) 5B079 BA02 BB04 BC03 CC14 DD03 DD20 5J106 AA04 BB02 CC20 CC30 CC38 CC41 DD04 EE10 FF06 FF09 GG01 HH03 KK05 KK18 5K028 AA15 EE05 KK12 NN02 NN58 5K047 AA02 AA12 HH02 MM33 MM48 MM50 MM55 MM63

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段に接続されたPLL(Phase-Locked
    Loops)回路によって構成されるクロック分配回路にお
    いて、 前記各PLL回路は、各段の前記PLL回路を構成する
    電圧制御発振器の最大位相変動速度を制限する制限手段
    を有し、 該最大位相変動速度を制限する前記制限手段により、前
    記各段のPLL回路の最大位相変動速度が前段の前記P
    LL回路の最大位相変動速度よりも大きいことを特徴と
    するクロック分配回路。
  2. 【請求項2】 前記最大位相変動速度を制限する制限手
    段は、前記電圧制御発振器の入力部に設け、所定の電圧
    にバイアスされた双方向接続のダイオードの一端を前記
    入力部に接続し、他端には所定電位を供給することを特
    徴とする請求項1に記載のクロック分配回路。
  3. 【請求項3】 同期デジタルハイアラーキ(SDH)シ
    ステムの交換機に用いるクロック分配回路において、複
    数の基準クロックを発生する複数のクロック源と、前記
    複数の基準クロックから一つを選択する選択回路と、前
    記選択回路からの基準クロックを入力して第1のPLL
    周波数信号を出力する第1のPLL回路と、該第1のP
    LL回路の出力に基いて外部の装置からのバックフレー
    ム信号を同期を設定して前記外部の装置へフォワードフ
    レーム信号として切換送出する回路スイッチ部と、前記
    第1のPLL回路の第1のPLL周波数信号を入力して
    第2のPLL周波数信号を出力する第2のPLL回路
    と、前記第1のPLL回路の出力によって前記フォワー
    ドフレーム信号と同期を取り前記第2のPLL回路の第
    2のPLL周波数信号か又は前記外部からの同期信号か
    を選択出力するインターフェース機能を有するインター
    フェースINFとを備え、前記第1のPLL回路の入力
    部に最大位相変動速度を制限する手段を設けたことを特
    徴とするクロック分配回路。
  4. 【請求項4】 前記最大位相変動速度を制限する手段は
    前記選択回路によって前記複数の基準クロックの一つに
    切り替えたときに前記第1のPLL回路の入力レベルを
    制限することを特徴とする請求項3に記載のクロック分
    配回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003091864A1 (fr) * 2002-04-25 2003-11-06 Nippon Sogo Seisaku Co., Ltd. Traitement de calcul de donnees faisant appel a un oscillateur de reference pour un dispositif numerique et procede de transmission/enregistrement/reproduction
US8536911B1 (en) 2012-03-19 2013-09-17 Fujitsu Limited PLL circuit, method of controlling PLL circuit, and digital circuit

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