JP2001044822A - Cmosインバータ回路 - Google Patents

Cmosインバータ回路

Info

Publication number
JP2001044822A
JP2001044822A JP11219492A JP21949299A JP2001044822A JP 2001044822 A JP2001044822 A JP 2001044822A JP 11219492 A JP11219492 A JP 11219492A JP 21949299 A JP21949299 A JP 21949299A JP 2001044822 A JP2001044822 A JP 2001044822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mos transistor
inverter circuit
stage
circuit
cmos inverter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11219492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Saito
茂樹 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP11219492A priority Critical patent/JP2001044822A/ja
Publication of JP2001044822A publication Critical patent/JP2001044822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積化回路の大規模化、高速化に伴い集積化
回路全体の消費電力が増大しており、消費電力の大部分
を占める貫通電流の抑制が望まれている。 【解決手段】 図のようなCMOSインバータ回路を縦
続接続した回路において、後段のインバータ回路2を構
成するP−ch MOSトランジスタ6と電源との間に
N−ch MOSトランジスタ5を接続して、そのN−
ch MOSトランジスタ5のゲート入力端子に前段の
インバータ回路1のゲート入力信号を接続する。また、
後段のインバータ回路2を構成するN−ch MOSト
ランジスタ7とGNDの間にP−ch MOSトランジ
スタ8を接続して、そのP−chMOSトランジスタ8
のゲート入力端子に前段のインバータ回路1のゲート入
力信号を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、とくに回路の消費電力の低減を図ることを目的とし
た貫通電流防止回路を付加したCMOSインバータ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からよく知られているCMOSイン
バータ回路においては、図5に示すようにP−ch M
OSトランジスタとN−ch MOSトランジスタとで
構成され、入力信号をローレベルからハイレベルへ、ま
たはハイレベルからローレベルへと変化させると、その
変化点で図6のタイミングチャートにあるように、ある
一定期間P−ch MOSトランジスタとN−ch M
OSトランジスタの双方が共にオン状態となり、図5に
示すように電源線からGND線に貫通電流が流れてしま
う。この貫通電流がCMOS回路の消費電力の大部分を
占めている。最近の集積化回路の大規模化、高速化に伴
い集積化回路全体の消費電力が増大しており、消費電力
の大部分を占める貫通電流の抑制が望まれている。
【0003】貫通電流を抑制する先行技術としては、図
7に示す実開平03−003849で開示されている手
法のように、CMOSインバータ回路を構成するP−c
hMOSトランジスタとN−ch MOSトランジスタ
のゲート入力信号に遅延差回路を通してばらつきをもた
せて入力することにより同時オン状態をなくし貫通電流
を抑える技術がある。しかしながら遅延差回路を付加し
なければならないため、回路のオーバーヘッドが大きく
なり、また、遅延差回路自体で貫通電流を流してしまう
という欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のCMOS回路における問題に鑑み、回路のオー
バーヘッドを抑え、また回路構成が単純な貫通電流抑制
回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るCMOSインバータ回路は、CMOSインバータ回路
を多段に接続した回路であって、2段目以降の全てのC
MOSインバータ回路に貫通電流抑制用MOSトランジ
スタを付加したことを特徴とする。また、本発明の請求
項2に係わるCMOSインバータ回路は、前記2段目以
降の全てのCMOSインバータ回路に付加する貫通電流
抑制用MOSトランジスタは、前記2段目以降のCMO
Sインバータ回路を構成するP−ch MOSトランジ
スタと電源との間に接続するN−ch MOSトランジ
スタと、前記2段目以降のインバータ回路を構成するN
−ch MOSトランジスタとGNDの間に接続するP
−ch MOSトランジスタであることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係わるCMOSインバータ回
路は、CMOSインバータ回路を2段縦続に接続した回
路であって、P−ch MOSトランジスタとN−ch
MOSトランジスタからなる初段のインバータ回路
と、P−ch MOSトランジスタとN−ch MOS
トランジスタからなる2段目のインバータ回路と、前記
2段目のインバータ回路のP−ch MOSトランジス
タのソース端子と電源線との間に接続される貫通電流抑
制用N−ch MOSトランジスタと、前記2段目のイ
ンバータ回路のN−ch MOSトランジスタのソース
端子とGND線との間に接続される貫通電流抑制用P−
ch MOSトランジスタを有し、前記2段目のインバ
ータ回路のP−ch MOSトランジスタのソース端子
と電源線との間に接続される貫通電流抑制用N−ch
MOSトランジスタのゲート入力端子に初段のインバー
タ回路のゲート入力信号を接続し、前記2段目のインバ
ータ回路のN−ch MOSトランジスタのソース端子
とGND線との間に接続される貫通電流抑制用P−ch
MOSトランジスタのゲート入力端子に初段のインバ
ータ回路のゲート入力信号を接続する、ことを特徴とす
る。また、本発明の請求項4に係わるCMOSインバー
タ回路は、CMOSインバータ回路を2段縦続に接続し
た回路であって、P−ch MOSトランジスタとN−
ch MOSトランジスタからなる初段のインバータ回
路と、P−ch MOSトランジスタとN−ch MO
Sトランジスタからなるインバータ回路を並列に2組有
する2段目のインバータ回路と、前記2段目の並列2組
のインバータ回路の全てのP−ch MOSトランジス
タのソース端子と電源線との間に接続される貫通電流抑
制用N−ch MOSトランジスタと、前記2段目の並
列2組のインバータ回路の全てのN−ch MOSトラ
ンジスタのソース端子とGND線との間に接続される貫
通電流抑制用P−ch MOSトランジスタを有し、前
記2段目の並列2組のインバータ回路のP−ch MO
Sトランジスタのソース端子と電源線との間に接続され
る貫通電流抑制用N−ch MOSトランジスタのゲー
ト入力端子に初段のインバータ回路のゲート入力信号を
接続し、前記2段目の並列2組のインバータ回路のN−
ch MOSトランジスタのソース端子とGND線との
間に接続される貫通電流抑制用P−ch MOSトラン
ジスタのゲート入力端子に初段のインバータ回路のゲー
ト入力信号を接続し、前記2段目の並列2組のインバー
タ回路からそれぞれの出力を取り出す、ことを特徴とす
る。
【0006】また、本発明の請求項5に係わるCMOS
インバータ回路は、CMOSインバータ回路を3段以上
縦続に接続した回路であって、P−ch MOSトラン
ジスタとN−ch MOSトランジスタからなる初段の
インバータ回路と、前記請求項2記載の貫通電流抑制用
MOSトランジスタを付加したP−ch MOSトラン
ジスタとN−ch MOSトランジスタからなる2段目
以降のインバータ回路を有し、前記請求項2記載の貫通
電流抑制用MOSトランジスタのゲート入力端子に前段
のインバータ回路のゲート入力信号を接続したことを特
徴とする。また、本発明の請求項6に係わるCMOSイ
ンバータ回路は、CMOSインバータ回路を3段以上接
続し前段の出力を後段の2つのCMOSインバータ回路
の入力に並列に接続するツリー状に接続したCMOSイ
ンバータ回路であって、P−ch MOSトランジスタ
とN−ch MOSトランジスタからなる初段のインバ
ータ回路と、前記請求項2記載の貫通電流抑制用MOS
トランジスタを付加したP−ch MOSトランジスタ
とN−ch MOSトランジスタからなる2段目以降の
インバータ回路を有し、前記請求項2記載の貫通電流抑
制用MOSトランジスタのゲート入力端子に前段のイン
バータ回路のゲート入力信号を接続したことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】この半導体集積回路は、前段のイ
ンバータ回路の出力信号より時間的に早く変化する前段
のインバータ回路の入力信号を使用して後段のインバー
タ回路の上下に接続した貫通電流抑制用MOSトランジ
スタを制御することにより、後段のインバータ回路を構
成するP−ch MOSトランジスタとN−ch MO
Sトランジスタが同時にオンになる時刻に電源パスまた
はGNDパスを遮断することができる。同時オン時刻に
電源からGNDへのパスを遮断できるということはCM
OSインバータ回路の状態変化時における貫通電流が流
れないということになり、回路の消費電力を低減できる
という効果が得られる。
【0008】本発明の実施の形態について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の第一の実施の形態を示す。
図1を参照すると、本半導体集積回路は、P−ch M
OSトランジスタ3とN−ch MOSトランジスタ4
からなる前段のインバータ回路1およびP−ch MO
Sトランジスタ6とN−chMOSトランジスタ7から
なる後段のインバータ回路2と後段のインバータ回路2
のP−ch MOSトランジスタ6のソース端子と電源
線の間に接続されるN−ch MOSトランジスタ5と
後段のインバータ回路2のN−ch MOSトランジス
タ7のソース端子とGND線の間に接続されるP−ch
MOSトランジスタ8を有する。
【0010】入力信号11は入力端子9から前段のイン
バータ回路1を構成するP−chMOSトランジスタ3
とN−ch MOSトランジスタ4のそれぞれのゲート
端子に接続される。また、入力信号11は後段のインバ
ータ回路2を構成するP−ch MOSトランジスタ6
と電源線との間に接続された貫通電流抑制用N−ch
MOSトランジスタ5のゲート端子と後段のインバータ
回路2を構成するN−ch MOSトランジスタ6とG
ND線との間に接続された貫通電流抑制用P−ch M
OSトランジスタ8のゲート端子にも接続される。
【0011】前段のインバータ回路1を構成するP−c
h MOSトランジスタ3とN−ch MOSトランジ
スタ4のそれぞれのドレイン端子間を接続した線から中
間信号12をとり、その中間信号12を後段のインバー
タ回路2を構成するP−chMOSトランジスタ6とN
−ch MOSトランジスタ7のそれぞれのゲート端子
を結ぶ線に接続する。
【0012】貫通電流抑制用N−ch MOSトランジ
スタ5のソース端子は後段のインバータ回路2を構成す
るP−ch MOSトランジスタ6のソース端子に、ド
レイン端子は電源線に接続し、後段のインバータ回路2
の電源線から流れ込む電流のタイミングを変更させる。
【0013】貫通電流抑制用P−ch MOSトランジ
スタ8のソース端子は後段のインバータ回路2を構成す
るN−ch MOSトランジスタ7のソース端子に、ド
レイン端子はGND線にそれぞれ接続し、後段のインバ
ータ回路2のGND線へ流れ出す電流のタイミングを変
更させる。
【0014】後段のインバータ回路2を構成するP−C
h MOSトランジスタ6とN−ch MOSトランジ
スタ7のドレイン端子同士を接続した線から出力信号1
3を出力端子10から出力する。
【0015】次に、図1に示す本発明の第一の実施の形
態の回路の動作を、図2のタイミングチャートを参照し
て説明する。
【0016】入力信号11を、図2に示す入力信号11
のタイミングチャートにあるように、ローレベル→ハイ
レベル→ローレベルと変化させた場合の回路の動作全体
を図2のタイミングチャートに示す。入力信号11は前
段のインバータ回路1で極性反転され、後段のインバー
タ回路2の入力信号となる。ただし、インバータ回路1
の動作遅延があるのでインバータ回路2には入力信号1
1に対して動作遅延時間dtだけ遅延した信号(中間信
号12)が入力される。
【0017】ローレベル→ハイレベル→ローレベルと変
化する入力信号が極性反転され、時間dtだけ遅延した
信号12が後段のインバータ回路2に入力されると、後
段のインバータ回路2を構成するP−ch MOSトラ
ンジスタ6は図2のP−chMOSTr6のタイミング
チャートにあるようにオフ状態→オン状態→オフ状態と
変化し、P−ch MOSトランジスタのスレッシュホ
ールドレベルVtp以下にある領域でオン状態となる。同
様に後段のインバータ回路2を構成するN−ch MO
Sトランジスタ7は図2のN−ch MOSTr7のタ
イミングチャートにあるようにオン状態→オフ状態→オ
ン状態と変化し、N−ch MOSトランジスタのスレ
ッシュホールドレベルVtn以上にある領域でオン状態と
なる。
【0018】また入力信号11は後段のインバータ回路
2の上下に接続された貫通電流抑制用N−ch MOS
トランジスタ5およびP−ch MOSトランジスタ8
のゲート入力端子にも接続されており、先に述べたよう
に入力信号11をローレベル→ハイレベル→ローレベル
と変化させた場合、入力信号の変化とほぼ同時にN−c
h MOSトランジスタ5は図2のN−ch MOST
r5のタイミングチャートにあるようにオフ状態→オン
状態→オフ状態と変化し、N−ch MOSトランジス
タのスレッシュホールドレベルVtn以上にある領域でオ
ン状態となる。同様にP−ch MOSトランジスタ8
も図2のP−ch MOSTr8のタイミングチャート
にあるように入力信号11の変化とほぼ同時にオン状態
→オフ状態→オン状態と変化し、P−ch MOSトラ
ンジスタのスレッシュホールドレベルVtp以下にある領
域でオン状態となる。以上が入力信号11をローレベル
→ハイレベル→ローレベルと変化させた場合の各トラン
ジスタの状態(オン・オフ)変化である。
【0019】ここで電源側トランジスタ5、6が共にオ
ン状態を電源側導通状態、5、6のどちらか一方でもオ
フ状態のとき電源側遮断状態とする。同様にGND側ト
ランジスタ7、8が共にオン状態をGND側導通状態、
7、8のどちらか一方でもオフ状態のときGND側遮断
状態とすると、電源側の導通・遮断とGND側の導通・
遮断のタイミング関係は図2の電源側Tr(導通−遮
断)状態およびGND側Tr(導通−遮断)状態に示す
ようになる。このタイミング関係からもわかるように電
源側、GND側が共に導通状態となる時間区間が存在し
ないため、電源からGNDへの貫通電流は流れないこと
になる。
【0020】出力信号13は図1の電源側が導通状態か
つGND側が遮断状態のときにハイレベルとなり、電源
側が遮断状態かつGND側が導通状態のときにローレベ
ルとなるので入力信号11をローレベル→ハイレベル→
ローレベルと変化させた場合、出力信号13は図2の出
力信号13のタイミングチャートにあるように、前段の
インバータ回路1と後段のインバータ回路2による遅延
時間分だけ遅れてローレベル→ハイレベル→ローレベル
と変化することになる。
【0021】本発明の第二の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0022】本発明の第二の実施の形態の構成を図3に
示す。その基本的構成は上記の第一の実施の形態の通り
であるが、CMOSインバータ回路の接続段数について
さらに工夫している。ここではインバータ回路はn段縦
続接続され、貫通電流抑制用MOSトランジスタは2段
目以降n段目までの全てのインバータ回路に付加され、
各段の貫通電流抑制用MOSトランジスタのゲート入力
にはその前段のインバータ回路の入力信号が入力され
る。
【0023】このようにCMOSインバータ回路が複数
段縦続に接続された回路に本発明を適用することによ
り、2段目以降の全てのCMOSインバータ回路の貫通
電流を抑制させることができ、LSIの消費電力を大幅
に低減させることができる。
【0024】次に、本発明の第三の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0025】本発明の第二の実施の形態の構成を図4に
示す。その基本的構成は前述の第一の実施の形態の通り
であるが、CMOSインバータ回路の接続構成について
さらに工夫している。ここでは1段目のインバータ回路
の出力は2段目の2つのインバータ回路に並列に入力
し、2段目の2つのインバータ回路のそれぞれの出力は
3段目の2並列2組で構成したインバータ回路のそれぞ
れの組の2つのインバータ回路へ並列に入力する。そし
て、貫通電流抑制用MOSトランジスタは2段目以降全
てのインバータ回路に付加されている。
【0026】すなわち本第三の実施形態の構成は、P−
ch MOSトランジスタとN−ch MOSトランジ
スタからなるインバータ1段目の入力段のインバータ回
路と、同じくP−ch MOSトランジスタとN−ch
MOSトランジスタからなるインバータ回路を並列に
2組持ち、各組のインバータ回路のP−ch MOSト
ランジスタのソース端子と電源線の間に貫通電流抑制用
N−ch MOSトランジスタを接続し、各組のN−c
h MOSトランジスタのソース端子とGND線の間に
貫通電流抑制用P−ch MOSトランジスタを接続し
たインバータ2段目と、インバータ2段目の構成を2組
並列に擁し、それぞれの組の入力はインバータ2段目の
2つのインバータの出力のそれぞれを接続し、2並列2
組の4つのインバータ回路からそれぞれの出力を取り出
すインバータ3段目からなる。そして、各段の貫通電流
抑制用MOSトランジスタのゲート入力にはその前段の
インバータ回路の入力信号が入力される。
【0027】このようにCMOSインバータ回路がツリ
ー構成に接続された回路に本発明を適用することによ
り、初段のインバータ以外の全てのCMOSインバータ
回路の貫通電流を抑制することができる。
【0028】本第三の実施の形態は3段のツリー構成で
説明したが、勿論2段構成でも、また必要に応じて4段
以上に構成しても、本発明の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CMOS
インバータ回路に貫通電流抑制用MOSトランジスタを
付加することにより、図2のタイミングチャートのよう
に電源側トランジスタとGND側トランジスタが同時に
導通状態となることがなくなるため、CMOSインバー
タ回路の貫通電流をなくすことが可能となる。
【0030】また、本発明はCMOSインバータ回路1
つにつき2つの貫通電流抑制用MOSトランジスタの追
加で実現できるため通常のCMOSインバータ回路に対
してのオーバーヘッド(素子数の増加、面積の増加)を
抑えることができる。また回路構成も単純であるため製
造プロセスへ与える影響も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第一の実施の形態の動作を示す図であ
る。
【図3】本発明の第二の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第三の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図5】従来のCMOSインバータ回路の構成を示す図
である。
【図6】図4の従来のCMOSインバータ回路の動作を
示す図である。
【図7】改良が施された別なる従来のCMOSインバー
タ回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 前段のインバータ回路 2 後段のインバータ回路 3 P−ch MOSトランジスタ 4 N−ch MOSトランジスタ 5 N−ch MOSトランジスタ 6 P−ch MOSトランジスタ 7 N−ch MOSトランジスタ 8 P−ch MOSトランジスタ 9 入力端子 10 出力端子 11 入力信号 12 中間信号 13 出力信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CMOSインバータ回路を多段に接続し
    た回路であって、2段目以降の全てのCMOSインバー
    タ回路に貫通電流抑制用MOSトランジスタを付加した
    ことを特徴とするCMOSインバータ回路。
  2. 【請求項2】 前記2段目以降の全てのCMOSインバ
    ータ回路に付加する貫通電流抑制用MOSトランジスタ
    は、前記2段目以降のCMOSインバータ回路を構成す
    るP−ch MOSトランジスタと電源との間に接続す
    るN−chMOSトランジスタと、前記2段目以降のイ
    ンバータ回路を構成するN−chMOSトランジスタと
    GNDの間に接続するP−ch MOSトランジスタで
    あることを特徴とする前記請求項1記載のCMOSイン
    バータ回路。
  3. 【請求項3】 CMOSインバータ回路を2段縦続に接
    続した回路であって、P−ch MOSトランジスタと
    N−ch MOSトランジスタからなる初段のインバー
    タ回路と、P−ch MOSトランジスタとN−ch
    MOSトランジスタからなる2段目のインバータ回路
    と、前記2段目のインバータ回路のP−ch MOSト
    ランジスタのソース端子と電源線との間に接続される貫
    通電流抑制用N−ch MOSトランジスタと、前記2
    段目のインバータ回路のN−ch MOSトランジスタ
    のソース端子とGND線との間に接続される貫通電流抑
    制用P−ch MOSトランジスタを有し、前記2段目
    のインバータ回路のP−ch MOSトランジスタのソ
    ース端子と電源線との間に接続される貫通電流抑制用N
    −ch MOSトランジスタのゲート入力端子に初段の
    インバータ回路のゲート入力信号を接続し、前記2段目
    のインバータ回路のN−ch MOSトランジスタのソ
    ース端子とGND線との間に接続される貫通電流抑制用
    P−ch MOSトランジスタのゲート入力端子に初段
    のインバータ回路のゲート入力信号を接続する、ことを
    特徴とするCMOSインバータ回路。
  4. 【請求項4】 CMOSインバータ回路を2段縦続に接
    続した回路であって、P−ch MOSトランジスタと
    N−ch MOSトランジスタからなる初段のインバー
    タ回路と、P−ch MOSトランジスタとN−ch
    MOSトランジスタからなるインバータ回路を並列に2
    組有する2段目のインバータ回路と、前記2段目の並列
    2組のインバータ回路の全てのP−ch MOSトラン
    ジスタのソース端子と電源線との間に接続される貫通電
    流抑制用N−ch MOSトランジスタと、前記2段目
    の並列2組のインバータ回路の全てのN−ch MOS
    トランジスタのソース端子とGND線との間に接続され
    る貫通電流抑制用P−ch MOSトランジスタを有
    し、前記2段目の並列2組のインバータ回路のP−ch
    MOSトランジスタのソース端子と電源線との間に接
    続される貫通電流抑制用N−ch MOSトランジスタ
    のゲート入力端子に初段のインバータ回路のゲート入力
    信号を接続し、前記2段目の並列2組のインバータ回路
    のN−ch MOSトランジスタのソース端子とGND
    線との間に接続される貫通電流抑制用P−ch MOS
    トランジスタのゲート入力端子に初段のインバータ回路
    のゲート入力信号を接続し、前記2段目の並列2組のイ
    ンバータ回路からそれぞれの出力を取り出す、ことを特
    徴とするCMOSインバータ回路。
  5. 【請求項5】 CMOSインバータ回路を3段以上縦続
    に接続した回路であって、P−ch MOSトランジス
    タとN−ch MOSトランジスタからなる初段のイン
    バータ回路と、前記請求項2記載の貫通電流抑制用MO
    Sトランジスタを付加したP−ch MOSトランジス
    タとN−ch MOSトランジスタからなる2段目以降
    のインバータ回路を有し、前記請求項2記載の貫通電流
    抑制用MOSトランジスタのゲート入力端子に前段のイ
    ンバータ回路のゲート入力信号を接続したことを特徴と
    するCMOSインバータ回路。
  6. 【請求項6】 CMOSインバータ回路を3段以上接続
    し前段の出力を後段の2つのCMOSインバータ回路の
    入力に並列に接続するツリー状に接続したCMOSイン
    バータ回路であって、P−ch MOSトランジスタと
    N−ch MOSトランジスタからなる初段のインバー
    タ回路と、前記請求項2記載の貫通電流抑制用MOSト
    ランジスタを付加したP−ch MOSトランジスタと
    N−ch MOSトランジスタからなる2段目以降のイ
    ンバータ回路を有し、前記請求項2記載の貫通電流抑制
    用MOSトランジスタのゲート入力端子に前段のインバ
    ータ回路のゲート入力信号を接続したことを特徴とする
    CMOSインバータ回路。
JP11219492A 1999-08-03 1999-08-03 Cmosインバータ回路 Pending JP2001044822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11219492A JP2001044822A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 Cmosインバータ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11219492A JP2001044822A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 Cmosインバータ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001044822A true JP2001044822A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16736306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11219492A Pending JP2001044822A (ja) 1999-08-03 1999-08-03 Cmosインバータ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001044822A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8258829B2 (en) * 2007-03-16 2012-09-04 Fujitsu Semiconductor Limited Power switch circuit and semiconductor integrated circuit device
US8610381B2 (en) 2011-01-28 2013-12-17 Lapis Semiconductor Co., Ltd. Voltage determination device and clock control device
US8878574B2 (en) 2012-08-10 2014-11-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for driving semiconductor device
US8947138B2 (en) 2011-09-02 2015-02-03 Fujitsu Limited Phase adjustment circuit and interface circuit
US8975930B2 (en) 2012-08-10 2015-03-10 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method for driving semiconductor device
US9093988B2 (en) 2012-08-10 2015-07-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method for driving semiconductor device
CN105991126A (zh) * 2015-02-06 2016-10-05 中国科学院微电子研究所 一种反相器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8258829B2 (en) * 2007-03-16 2012-09-04 Fujitsu Semiconductor Limited Power switch circuit and semiconductor integrated circuit device
US8610381B2 (en) 2011-01-28 2013-12-17 Lapis Semiconductor Co., Ltd. Voltage determination device and clock control device
US9223335B2 (en) 2011-01-28 2015-12-29 Lapis Semiconductor Co., Ltd. Semiconductor device
US8947138B2 (en) 2011-09-02 2015-02-03 Fujitsu Limited Phase adjustment circuit and interface circuit
US8878574B2 (en) 2012-08-10 2014-11-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for driving semiconductor device
US8975930B2 (en) 2012-08-10 2015-03-10 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method for driving semiconductor device
US9093988B2 (en) 2012-08-10 2015-07-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method for driving semiconductor device
CN105991126A (zh) * 2015-02-06 2016-10-05 中国科学院微电子研究所 一种反相器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5103116A (en) CMOS single phase registers
JPH09261031A (ja) 半導体集積回路の出力バッファ回路
US6661274B1 (en) Level converter circuit
JP2001044822A (ja) Cmosインバータ回路
KR100263785B1 (ko) 상보형 금속 산화막 반도체 회로
JP2002026718A (ja) インバータ回路
JPH0389624A (ja) 半導体集積回路
JPS63246925A (ja) Cmos論理回路
US4649290A (en) Pulse generating circuit
JPH09214324A (ja) Cmos論理回路
JP3037177B2 (ja) 遅延回路
JPS62142417A (ja) 論理回路
JPH03179814A (ja) レベルシフト回路
JP2864494B2 (ja) 半導体集積回路
JPH05166380A (ja) 出力バッファ回路
JP3038891B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH04371021A (ja) 出力回路
JP2546398B2 (ja) レベル変換回路
JPH0254690B2 (ja)
KR0117109Y1 (ko) 글리치 제거회로
JPH05304464A (ja) 入力バッファ回路
JPH05206832A (ja) 出力バッファ回路
JPH03207118A (ja) 半導体集積回路
JPH0786896A (ja) 電界効果トランジスタ
KR960003220B1 (ko) 다입력 낸드회로

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030603