JP2001044386A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP2001044386A
JP2001044386A JP11211799A JP21179999A JP2001044386A JP 2001044386 A JP2001044386 A JP 2001044386A JP 11211799 A JP11211799 A JP 11211799A JP 21179999 A JP21179999 A JP 21179999A JP 2001044386 A JP2001044386 A JP 2001044386A
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memory
electrode
memory cell
capacitor
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Takashi Ichikawa
敬 市川
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/48Data lines or contacts therefor
    • H10B12/482Bit lines
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減化が可能な構造の半導体記
憶装置及びその製造方法を得る。 【解決手段】 ストレージノード14上にキャパシタ誘
電体膜15が選択的に形成され、キャパシタ誘電体膜1
5を含む半導体基板10上にビット線兼用セルプレート
16がビット線単位に形成される。そして、ビット線兼
用セルプレート16の一部がソース/ドレイン領域27
上に直接形成され、ビット線兼用セルプレート16とソ
ース/ドレイン領域27とが接する領域がビット線コン
タクトとなる。すなわち、同一配線層であるビット線兼
用セルプレート16によりビット線とメモリセルキャパ
シタのセルプレートが一体形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はDRAM等の半導
体記憶装置のメモリセル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のDRAMのメモリセル構成
を示す回路図である。同図に示すように、メモリセル1
はNMOSトランジスタであるメモリトランジスタ2と
メモリセルキャパシタ3とから構成され、メモリトラン
ジスタ2のゲートがワード線WLに接続され、ドレイン
(ソース)がビット線BLに接続され、ソース(ドレイ
ン)がメモリセルキャパシタ3の一方電極であるストレ
ージノードに接続される。メモリセルキャパシタ3の他
方電極であるセルプレートに固定電位Vcpが付与され
る。
【0003】ビット線対BL,バーBL間にセンスアン
プ回路4が設けられ、センスアンプ回路4は読出し時等
にビット線対BL,バーBL間の電位差を検知して増幅
する。
【0004】図8は従来のDRAMのメモリセル領域の
断面構造を示す断面図である。図9は従来のDRAMの
メモリセル領域の平面配置を示す平面図である。なお、
図9のB−B断面が図8となる。
【0005】これらの図に示すように、半導体基板10
にゲート電極11、ゲート酸化膜12、サイドウォール
13、ソース/ドレイン領域27、ソース/ドレイン領
域28及びチャネル領域29からなるMOSトランジス
タ30が形成される。これらのMOSトランジスタ30
はそれぞれ図7のメモリトランジスタ2に相当する。な
お、ゲート電極11は図9のように直線状に選択的に形
成されており、図7ワード線WLとしても機能する。
【0006】ソース/ドレイン領域は拡散領域50に形
成され、ゲート電極11を挟んで拡散領域50の一方側
がソース/ドレイン領域27、他方側が図8では図示し
ない他方のソース/ドレイン領域となる。なお、「ソー
ス/ドレイン」という表現にしているのは、情報の読み
出しもしくは書き込みによって、当該電極がキャリアの
供給源(ソース)として機能したり、キャリアを外に取
り出す(ドレイン)という機能を果たすためである。
【0007】MOSトランジスタ30を覆って層間絶縁
膜18が形成され、層間絶縁膜18上及び他方のソース
/ドレイン領域にストレージノード14が形成される。
図9に示すように、ストレージノード14と他方のソー
ス/ドレイン領域とが接する領域がストレージノードコ
ンタクト52となる。
【0008】ストレージノード14上にキャパシタ誘電
体膜15が形成され、ソース/ドレイン領域27の表面
近傍領域を除く、キャパシタ誘電体膜15を含む半導体
基板10上全面にセルプレート32が形成される。
【0009】セルプレート32上を含む半導体基板10
全面に層間絶縁膜21が形成され、層間絶縁膜21上に
ビット線33が図9に示すように選択的に直線状に形成
され、ビット線33の一部が層間絶縁膜21を貫通して
ソース/ドレイン領域27上に直接形成される。ビット
線33とソース/ドレイン領域27とが接する領域がビ
ット線コンタクト51となる。なお、ビット線33は図
7のビット線BLに相当する。
【0010】ビット線33上に層間絶縁膜22が形成さ
れ、層間絶縁膜22上に層間絶縁膜23が形成され、層
間絶縁膜23中にゲート電極11(ワード線WL)への
電位設定用のアルミ配線31が形成され、層間絶縁膜2
3上に層間絶縁膜24が形成される。層間絶縁膜24中
に別のアルミ配線(図示せず)が形成される。
【0011】このような構成において、読出しは、ビッ
ト線対BL,バーBLを同電位(例えば、電源電圧Vcc
の半分程度)にプリチャージした後、メモリトランジス
タ2をオン状態にしてメモリセルキャパシタ3をビット
線BLに電気的に接続し、メモリセルキャパシタ3に蓄
積された電荷に基づきビット線BLの電位を増減させ、
ビット線対BL,バーBL間の電位差をセンスアンプ回
路4で検知増幅することによって行われる。
【0012】図10〜図12は、図7〜図9で示した従
来のDRAMのメモリセルの製造方法を示す断面図であ
る。
【0013】同図を参照して、図10に示すように、半
導体基板10上にMOSトランジスタ30を選択的に形
成した後、MOSトランジスタ30のゲート電極11上
面を層間絶縁膜18で覆った後、選択的にストレージノ
ード14を形成する。
【0014】その後、図11に示すように、窒化膜を堆
積し酸化して窒化酸化膜を形成しパターニングしてキャ
パシタ誘電体膜15を形成した後、全面にドープドポリ
シリコンを堆積し、その後、ソース/ドレイン領域27
の表面が露出するようにドープドポリシリコンをパター
ニング(写真製版等を利用)して、セルプレート32を
形成する。
【0015】そして、図12に示すように、高温酸化膜
を全面に堆積して、ソース/ドレイン領域27の表面が
露出するように高温酸化膜をパターニング(写真製版等
を利用)して層間絶縁膜21を形成後、全面にポリシリ
コンコンを堆積し、さらにスパッタ法によりタングステ
ンシリサイド(WSi)をポリシリコン上に形成して、
その後、ポリシリコン及びタングステンシリサイドをパ
ターニングして、ソース/ドレイン領域27に直接接続
されるビット線33を形成する。
【0016】以降、既存の方法で、層間絶縁膜22〜2
4、アルミ配線31を形成して、図8で示した構造を得
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のDRAMは以上
のように構成されており、半導体基板上にMOSトラン
ジスタのゲート電極(ワード線)、メモリキャパシタの
ストレージノード及びセルプレート、並びにビット線と
いう4つの配線工程が少なくとも必要であり、製造コス
トが必要以上にかかるという問題点があった。
【0018】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、製造コストの低減化が可能な構造の半導
体記憶装置及びその製造方法を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の半導体記憶装置は、ビット線対と、前記ビット線対間
に設けられるメモリセルとを備え、前記メモリセルは、
一方電極と他方電極とを有するメモリセルキャパシタ
と、一方電極が前記ビット線対の一方のビット線に接続
され、他方電極が前記メモリキャパシタの他方電極に接
続され、制御電極に選択線が接続されるメモリトランジ
スタとを有し、前記メモリセルキャパシタの一方電極は
前記ビット線対の他方のビット線と同一配線層により一
体形成される。
【0020】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
半導体記憶装置であって、前記メモリセルは複数のメモ
リセルを含み、前記複数のメモリセルはすべて前記ビッ
ト線対間の領域に形成され、前記選択線は前記複数のメ
モリセルに対応した複数の選択線を含み、前記ビット線
対に接続され、読出し時に前記ビット線対間の電位差を
検知して増幅するセンスアンプ回路をさらに備える。
【0021】また、請求項3の発明は、請求項1記載の
半導体記憶装置であって、前記選択線は第1及び第2の
選択線を含み、前記メモリセルは第1及び第2のメモリ
セルを含み、前記第1のメモリセルの前記メモリトラン
ジスタである第1のメモリトランジスタの制御電極が前
記第1の選択線に接続され、前記第2のメモリセルの前
記メモリトランジスタである第2のメモリトランジスタ
の制御電極が前記第2の選択線に接続され、前記第1及
び第2のメモリトランジスタの一方電極が同一のビット
線コンタクトによって前記一方のビット線に共通接続さ
れる。
【0022】この発明に係る請求項4記載の半導体記憶
装置は、(a)半導体基板の表面に一方電極、他方電極及
び制御電極を有するメモリトランジスタを形成するステ
ップと、(b)前記半導体基板上に、前記メモリトランジ
スタの制御電極及び一方電極とは独立し、他方電極に電
気的に接続して第1の導電層を形成するステップと、
(c)前記第1の導電層上に絶縁膜を挟んで第2の導電層
を形成するステップとを備え、前記第2の導電層は同一
配線層によってビット線と一体形成されるともに、前記
第1の導電層及び前記絶縁膜とともにメモリキャパシタ
構成する。
【0023】
【発明の実施の形態】<実施の形態>図1はこの発明の
実施の形態であるのDRAMのメモリセル構成を示す回
路図である。同図に示すように、メモリセル1はNMO
Sトランジスタであるメモリトランジスタ2とメモリセ
ルキャパシタ3とから構成され、メモリトランジスタ2
のゲートがワード線WLに接続され、ドレイン(ソー
ス)がビット線BLに接続され、ソース(ドレイン)が
メモリセルキャパシタ3の一方電極であるストレージノ
ードに接続される。メモリセルキャパシタ3の他方電極
であるセルプレートは反転ビット線バーBLと同一配線
層により一体形成される。
【0024】ビット線対BL,バーBL間にセンスアン
プ回路4が設けられ、センスアンプ回路4は読出し時等
にビット線対BL,バーBL間の電位差を検知して増幅
する。
【0025】図2は実施の形態のDRAMのメモリセル
領域の断面構造を示す断面図である。図3は実施の形態
のDRAMのメモリセル領域の平面配置を模式的に示す
平面図である。なお、図3のA−A断面が図2の構造と
なる。
【0026】これらの図に示すように、半導体基板10
にゲート電極11、ゲート酸化膜12、サイドウォール
13、一方のソース/ドレイン領域27、他方のソース
/ドレイン領域28及びチャネル領域29からなるMO
Sトランジスタ30が形成される。これらのMOSトラ
ンジスタ30はそれぞれ図1のメモリトランジスタ2に
相当する。なお、ゲート電極11は図3のように直線状
に選択的に形成されており、図1ワード線WLとしても
機能する。すなわち、メモリトランジスタ2のゲート電
極とワード線WLとが同一配線層により一体形成されて
いる。
【0027】図3に示すように、ソース/ドレイン領域
27,28は拡散領域35に形成され、ワード線WL
(WL1〜WL4)としても機能するゲート電極11を
挟んで拡散領域35の一方側がソース/ドレイン領域2
7、他方側がソース/ドレイン領域28となる。
【0028】MOSトランジスタ30を覆って層間絶縁
膜18が形成され、層間絶縁膜18上及びソース/ドレ
イン領域28上にストレージノード14が形成される。
図3に示すように、ストレージノード14とソース/ド
レイン領域28とが接する領域がストレージノードコン
タクトSN(SN1〜SN12)となる。
【0029】ストレージノード14上にキャパシタ誘電
体膜15が選択的に形成され、キャパシタ誘電体膜15
を含む半導体基板10上にビット線兼用セルプレート1
6が直線状にビット線単位に形成される。そして、ビッ
ト線兼用セルプレート16の一部がソース/ドレイン領
域27上に直接形成される。ビット線兼用セルプレート
16とソース/ドレイン領域27とが接する領域がビッ
ト線コンタクトBC(BC1〜BC4)となる。すなわ
ち、同一配線層であるビット線兼用セルプレート16に
よりビット線BLとメモリセルキャパシタ3のセルプレ
ートが一体形成される。なお、ビット線兼用セルプレー
ト16は図1のビット線BL及びメモリセルキャパシタ
3のセルプレートに相当する。
【0030】ビット線兼用セルプレート16上に層間絶
縁膜22が形成され、層間絶縁膜22上に層間絶縁膜2
3が形成され、層間絶縁膜23中にゲート電極11(ワ
ード線WL)への電位設定用のアルミ配線31が形成さ
れ、層間絶縁膜23上に層間絶縁膜24が形成される。
層間絶縁膜24中に別のアルミ配線(図示せず)が形成
される。
【0031】以下、拡散領域35の平面形状について詳
述する。図3に示すように、拡散領域35はビット線対
BL,バーBL(BL1,バーBL1、BL2,バーB
L2)間をVの字状(反転Vの字状を含む)に形成され
る。例えば、ストレージノードコンタクトSN1及びS
N2とビット線コンタクトBC2とが形成される拡散領
域35に着目すると、この拡散領域35は、ビット線B
L1から反転ビット線バーBL1にかかてワード線WL
1を横断しながら図中右下がりに形成される第1の領域
35aと、第1の領域35aに連続し反転ビット線バー
BL1からビット線BL1にかけてワード線WL2を横
断しながら図中右上がりで形成される第2の領域35b
とから形成される。
【0032】そして、拡散領域の第1の領域35aとビ
ット線BL1(ビット線兼用セルプレート16)とが平
面的に重なる領域にストレージノードコンタクトSN1
が設けられ、第1の領域35a及び第2の領域35bと
が交わる領域と反転ビット線バーBL1とが平面的に重
なる領域にビット線コンタクトBC2が設けられ、拡散
領域の第2の領域35bとビット線BL1とが平面的に
重なる領域にストレージノードコンタクトSN2が設け
られる。
【0033】このように、1つのビット線コンタクトに
よって2つのソース/ドレイン領域(第1の領域35a
側と第2の領域35b側のソース/ドレイン領域)と対
応ビット線とを電気的に接続することにより、集積度の
向上を図ることができる。
【0034】図4はビット線対間に形成される複数のメ
モリセル構成例を示す回路図である。同図に示すよう
に、ビット線対BL1,バーBL1にn個のメモリセル
MC1〜MCnが設けられる。メモリセルMC1〜MC
nはそれぞれ図1のメモリセル1と同様、メモリトラン
ジスタ2及びメモリセルキャパシタ3から構成される。
【0035】メモリセルMC1,MC2,MC5,MC
6は、ビット線BL1側にメモリセルキャパシタ3が設
けられ、反転ビット線バーBL1側にメモリトランジス
タ2が設けられる。すなわち、メモリトランジスタ2の
ドレイン(ソース)が反転ビット線バーBL1に接続さ
れ、ゲートが対応のワード線WL(WL1,WL2,W
L5,WL6)に接続され、ソース(ドレイン)がメモ
リセルキャパシタ3のストレージノードN3に接続さ
れ、メモリセルキャパシタ3のセルプレートがビット線
BL1と電気的に接続(同一配線層により一体形成)さ
れる。
【0036】一方、MC2,MC3は、ビット線BL1
側にメモリトランジスタ2が設けられ、反転ビット線バ
ーBL1側にメモリセルキャパシタ3が設けられる。す
なわち、メモリトランジスタ2のドレイン(ソース)が
ビット線BL1に接続され、ゲートが対応のワード線W
L(WL3,WL4)に接続され、ソース(ドレイン)
がメモリセルキャパシタ3のストレージノードN3に接
続され、メモリセルキャパシタ3のセルプレートが反転
ビット線バーBL1と電気的に接続(同一配線層により
一体形成)される。
【0037】図3と図4とを比較すると、図4のメモリ
セルMC1のメモリセルキャパシタ3のストレージノー
ドN3が図3のストレージノードコンタクトSN1対応
し、同様にして、メモリセルMC2,MC3,MC4,
及びMC5それぞれのメモリセルキャパシタ3のストレ
ージノードN3が、図3のストレージノードコンタクト
SN2,SN5,SN6,及びSN3に対応する。
【0038】以下、実施の形態のDRAMの読出し動作
について図4のメモリセルMC3を読出し対象として説
明する。まず、ビット線対BL1,バーBL1を同電位
(例えば、Vcc(電源電圧)/2にプリチャージしたす
る。このとき、全てのワード線WLが“L”で全てのメ
モリトランジスタ2がオフ状態であるため、全てのメモ
リセルキャパシタ3はフローティング状態となり、何ら
影響を受けない。
【0039】その後、ワード線WL3を選択的に“H”
にしメモリセルMC3のメモリトランジスタ2をオン状
態にして、メモリセルMC3のメモリセルキャパシタ3
をビット線BL1に電気的に接続する。そして、メモリ
セルMC3のメモリセルキャパシタ3に蓄積された電荷
に基づきビット線BL1の電位が増減することによって
生じたビット線対BL1,バーBL1間の電位差をセン
スアンプ回路4で検知増幅することに読出しを行う。
【0040】この際、メモリセルMC3のメモリセルキ
ャパシタ3が“1”の情報(ストレージノード電位がプ
リチャージ時のビット線対BL1,バーBL1より高い
状態)を蓄えていた場合、メモリセルMC3のメモリセ
ルキャパシタ3によってビット線BL1の電位が上昇
し、ビット線対BL1,バーBL1間の電位差をセンス
アンプ回路4で検知してビット線BL1を電源電圧Vc
c、反転ビット線バーBL1を接地電位GNDに増幅す
る。一方、メモリセルMC3のメモリセルキャパシタ3
が“0”の情報(ストレージノード電位がプリチャージ
時のビット線対BL1,バーBL1より低い状態)を蓄
えていた場合、メモリセルキャパシタ3によってビット
線BL1の電位が下降し、ビット線対BL1,バーBL
1間の電位差をセンスアンプ回路4で検知してビット線
BL1を接地電位GND、反転ビット線バーBL1を電
源電圧Vccに増幅する。
【0041】電源電圧Vccに近い電位を論理的に“H”
レベル、接地電位GNDに近い電位を論理的に“L”レ
ベルとすると、読み出し時におけるセンスアンプ回路4
による増幅の間、メモリセルMC3のメモリセルキャパ
シタ3のストレージノードN3と反転ビット線バーBL
との関係は常に論理的に反対の関係が維持されるため、
読出し動作を支障なく行うことができる。また、ビット
線対BL1,バーBL1間の他のメモリセルMC1,M
C2,MC4〜MCnは対応のワード線WLを“L”に
設定されており、各メモリセルMCのメモリセルキャパ
シタ3はフローティング状態となるため、メモリセルM
C3以外のメモリセルMCに悪影響を与えることもな
い。
【0042】書込み動作は、ビット線対BL1,バーB
L1の一方を電源電圧Vcc、他方を接地電位GNDにし
て、“H”に設定された一のワード線WLに対応する選
択されたメモリセルMCのメモリセルキャパシタ3のみ
に対して行うことができ、選択されたメモリセルMC以
外のメモリセルは対応のワード線WLが“L”に設定さ
れているため、悪影響を受けることはない。
【0043】図5及び図6は、図1〜図4で示した実施
の形態のDRAMのメモリセルの製造方法を示す断面図
である。
【0044】同図を参照して、図5に示すように、半導
体基板10上にMOSトランジスタ30を選択的に形成
した後、MOSトランジスタ30のゲート電極11上面
を層間絶縁膜18で覆った後、選択的にソース/ドレイ
ン領域28と接するストレージノード14を形成する。
【0045】その後、図6に示すように、ストレージノ
ード14上に窒化膜を堆積し酸化して窒化酸化膜をパタ
ーニングしてキャパシタ誘電体膜15を形成した後、全
面にドープドポリシリコンを堆積し、その後、ソース/
ドレイン領域27上にドープドポリシリコンが残存し、
ビット線単位に分割されるにように、ドープドポリシリ
コンをパターニング(写真製版等を利用)して、ビット
線兼用セルプレート16を形成する。
【0046】以降、既存の方法で、層間絶縁膜22〜2
4、アルミ配線31を形成して、図2及び図3で示した
構造を得る。
【0047】このように、本発明の実施の形態では、メ
モリセル領域の製造において、配線(導電層形成)工程
がMOSトランジスタ30のゲート電極11を形成する
工程、ストレージノード14を形成する工程及びビット
線兼用セルプレート16を形成する工程の3つで済ます
ことができる。
【0048】その結果、配線工程数を従来より減少させ
ることにより、工期短縮、原価低減等の製造コストの低
減を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載の半導体記憶装置のメモリセルキャパシタ
の一方電極はビット線対の他方のビット線と同一配線層
により一体形成されるため、ビット線とメモリセルキャ
パシタの一方電極を一度の配線(導電層形成)工程で行
うことにより、配線工程数の削減を図ることができ、そ
の結果、製造コストの低下を図ることができる。
【0050】請求項2記載の半導体記憶装置は、複数の
メモリセルはすべてビット線対間に形成され、複数のメ
モリセルそれぞれのメモリセルキャパシタにおいて、一
方電極が他方のビット線として機能するとともに、他方
電極がメモリトランジスタを介して一方のビット線に接
続されている。
【0051】したがって、ビット線対を同電位に設定し
た後に一の選択線によって一のメモリセルのメモリトラ
ンジスタをオンさせメモリセルキャパシタの他方電極を
一方のビット線に電気的に接続して読出し動作を行う
と、選択したメモリセルキャパシタの記憶内容に反映し
た電位差がビット線対に現れる。
【0052】この際、非選択のメモリセルのメモリトラ
ンジスタは全てオフ状態でメモリセルキャパシタがフロ
ーティング状態となるため、非選択のメモリセルがビッ
ト線対の電位に影響を与えることはないため、ビット線
対に現れる電位差をセンスアンプ回路によって増幅する
ことにより、読出し動作を支障無く行うことができる。
【0053】請求項3記載の半導体記憶装置において、
第1及び第2のメモリトランジスタの一方電極が同一の
ビット線コンタクトによって一方のビット線に共通接続
されるため、集積度の向上が図れる。
【0054】この発明に係る請求項4記載の半導体記憶
装置の製造方法のステップ(c)で形成される第2の導電
層は、同一配線層によってビット線と一体形成されると
もに、第1の導電層及び絶縁膜とともにメモリキャパシ
タ構成するため、メモリセルキャパシタの一方電極とビ
ット線との機能を併せもっている。
【0055】すなわち、ビット線とメモリセルキャパシ
タの一方電極とを、一度の配線工程であるステップ(c)
で形成することになるため、配線工程数の削減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態であるのDRAMのメ
モリセル構成を示す回路図である。
【図2】 実施の形態のDRAMのメモリセル領域の断
面構造を示す断面図である。
【図3】 実施の形態のDRAMのメモリセル領域の平
面配置を示す平面図である。
【図4】 ビット線対間に形成される複数のメモリセル
構成例を示す回路図である。
【図5】 実施の形態のDRAMのメモリセルの製造方
法を示す断面図である。
【図6】 実施の形態のDRAMのメモリセルの製造方
法を示す断面図である。
【図7】 従来のDRAMのメモリセル構成を示す回路
図である。
【図8】 従来のDRAMのメモリセル領域の断面構造
を示す断面図である。
【図9】 従来のDRAMのメモリセル領域の平面配置
を示す平面図である。
【図10】 従来のDRAMのメモリセルの製造方法を
示す断面図である。
【図11】 従来のDRAMのメモリセルの製造方法を
示す断面図である。
【図12】 従来のDRAMのメモリセルの製造方法を
示す断面図である。
【符号の説明】
1,MC1〜MCn メモリセル、2 メモリトランジ
スタ、3 メモリセルキャパシタ、27,28 ソース
/ドレイン領域、35 拡散領域、BC1〜BC4 ビ
ット線コンタクト、(BL,バーBL),(BL1,バ
ーBL1),(BL2,バーBL2) ビット線対、N
3,SN1〜SN12 ストレージノードコンタクト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット線対と、 前記ビット線対間に設けられるメモリセルとを備え、 前記メモリセルは、 一方電極と他方電極とを有するメモリセルキャパシタ
    と、 一方電極が前記ビット線対の一方のビット線に接続さ
    れ、他方電極が前記メモリキャパシタの他方電極に接続
    され、制御電極に選択線が接続されるメモリトランジス
    タとを有し、 前記メモリセルキャパシタの一方電極は前記ビット線対
    の他方のビット線と同一配線層により一体形成されるこ
    とを特徴とする、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
    て、 前記メモリセルは複数のメモリセルを含み、前記複数の
    メモリセルはすべて前記ビット線対間の領域に形成さ
    れ、前記選択線は前記複数のメモリセルに対応した複数
    の選択線を含み、 前記ビット線対に接続され、読出し時に前記ビット線対
    間の電位差を検知して増幅するセンスアンプ回路をさら
    に備える、半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
    て、 前記選択線は第1及び第2の選択線を含み、 前記メモリセルは第1及び第2のメモリセルを含み、 前記第1のメモリセルの前記メモリトランジスタである
    第1のメモリトランジスタの制御電極が前記第1の選択
    線に接続され、前記第2のメモリセルの前記メモリトラ
    ンジスタである第2のメモリトランジスタの制御電極が
    前記第2の選択線に接続され、 前記第1及び第2のメモリトランジスタの一方電極が同
    一のビット線コンタクトによって前記一方のビット線に
    共通接続される、 半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 (a) 半導体基板の表面に一方電極、他方
    電極及び制御電極を有するメモリトランジスタを形成す
    るステップと、 (b) 前記半導体基板上に、前記メモリトランジスタの制
    御電極及び一方電極とは独立し、他方電極に電気的に接
    続して第1の導電層を形成するステップと、 (c) 前記第1の導電層上に絶縁膜を挟んで第2の導電層
    を形成するステップとを備え、前記第2の導電層は同一
    配線層によってビット線と一体形成されるともに、前記
    第1の導電層及び前記絶縁膜とともにメモリキャパシタ
    構成する、半導体記憶装置の製造方法。
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