JPH09213812A - Dramセル及びdram - Google Patents

Dramセル及びdram

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Publication number
JPH09213812A
JPH09213812A JP8015408A JP1540896A JPH09213812A JP H09213812 A JPH09213812 A JP H09213812A JP 8015408 A JP8015408 A JP 8015408A JP 1540896 A JP1540896 A JP 1540896A JP H09213812 A JPH09213812 A JP H09213812A
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JP
Japan
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write
bit line
mis transistor
memory
region
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Withdrawn
Application number
JP8015408A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Saito
美寿 斎藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来よりもリーク電流を少なくし、書込みを短
時間で行えるようにし、メモリセルを高密度にする。 【解決手段】メモリMISトランジスタMと書込みMI
SトランジスタQとがSiO2膜161と261とを対
向させて基板に垂直な方向に張り付けられている。メモ
リMISトランジスタMは、n/p/n型Si半導体膜
11のチャンネル領域12の上方に、ゲート酸化膜を介
し準フローティングゲート14及びワード線Wrが形成
されている。準フローティングゲート14は、コンタク
トホールを通って下方のn型電極領域23Bに接続され
ている。n型電極領域13A及び13Bはそれぞれ上方
の読出しビット線Br及びグランドプレートBrXに接
続されている。書込みMISトランジスタQ1は、n/
p/n型Si半導体膜21のチャンネル領域22の下方
にゲート酸化膜を介して書込みワード線Wwが形成さ
れ、n型電極領域23Aが下方の書込みビット線Bwに
接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲイン型のDRA
Mセル及びDRAMに関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMは、大容量化の要求に応じて、
パターン縮小等により約3年に4倍のペースで容量が増
大している。DRAMの読出し時には、ビット線とメモ
リセル容量とを導通させてビット線の電位変化を検出し
ているが、メモリセル容量がビット線容量よりも充分小
さいので、電位変化が0.1〜0.2Vと微小であり、
サイズを縮小するとこの変動がさらに小さくなって誤読
出しが生じたり読出し速度が低下する。また、ソフトエ
ラーに対する耐力が低下する。このような問題を解決す
るために、フィン型やトレンチ型のメモリセル容量が用
いられている。
【0003】しかし、メモリセル容量の大きさを維持し
つつメモリセルサイズを縮小化するためには、メモリの
世代を追う毎に容量のデザイン及びプロセスを変えて行
かなければならないので、開発費の増大を招く。そこ
で、図21(A)に示すようなゲイン型DRAMセルが
提案されている(特開昭60−100465号公報)。
【0004】メモリMISトランジスタ1は、チャンネ
ル領域2と、その両側のn型電極領域3A及び3Bと、
チャンネル領域2の上方のポリシリコン4の準フローテ
ィングゲート4a及び制御ゲート5とからなり、書込み
MISトランジスタ6は、ポリシリコン4の一部である
チャンネル領域7と、その両側のn型電極領域4b及び
4cと、チャンネル領域7の上方の制御ゲート5とから
なる。ポリシリコン4は、チャンネル領域7を除く部分
がn型不純物で飽和濃度にドープされている。n型電極
領域3Bは高レベル(5V)にされている。
【0005】図21(B)は、図21(A)の回路図で
ある。図21(C)は、この回路の動作を示す波形図で
ある。メモリMISトランジスタ1に‘1’を書き込む
場合には、制御ゲート(ワード線)5及びn型電極領域
(書込みビット線)4bを高レベルにして、書込みMI
Sトランジスタ6をオンにし準フローティングゲート4
aに正電荷を蓄積させ、制御ゲート5を低レベルに戻し
て書込みMISトランジスタ6をオフにする。メモリM
ISトランジスタ1に‘0’を書き込む場合には、制御
ゲート5のみを高レベルにして、書込みMISトランジ
スタ6をオンにし準フローティングゲート4aの正電荷
を排出させ、制御ゲート5を低レベルに戻して書込みM
ISトランジスタ6をオフにする。読出し時には、n型
電極領域4bをフローティング状態にさせ、制御ゲート
5を高レベルにさせる。これにより、準フローティング
ゲート4aに保持されていた電荷が流出するが、ポリシ
リコンチャンネル領域7での電子移動度はチャンネル領
域2での電子移動度よりも遥かに小さいので、n型電極
領域4bに電圧パルスが生ずる。読み出しは、準フロー
ティングゲート4aに保持されていた電荷が流出するの
で、破壊読出しとなる。
【0006】破壊読出しを防止するために、図21
(A)において、制御ゲート5をメモリMISトランジ
スタ1用と書込みMISトランジスタ6用とに分離して
それぞれ読出しワード線及び書込みワード線とした構成
が提案されている(特昭和60−84867号公報)。
【0007】
【発明が解決使用とする課題】しかし、上記いずれのD
RAMセルも、書込みMISトランジスタ6がポリシコ
ンチャンネルを用いたTFTであるので、書込みMIS
トランジスタ6をオフにしてもリーク電流が多く、たと
え非破壊読出しであっても頻繁にリフレッシュ動作を行
う必要がある。また、ポリシリコンチャンネル領域7の
電子移動度がチャンネル領域2のそれに比し遥かに小さ
いので、書込み時間が長くなる。TFTの替わりにメモ
リMISトランジスタ1と同一構成のものを用いると、
メモリセル占有面積が広くなるので、メモリセル密度が
低下する。
【0008】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、従来よりもリーク電流が少なく、書込みを短時間で
行うことができ、しかも高密度であるゲイン型のDRA
Mセル及びDRAMを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】本発明
に係るDRAMセルでは、例えば図1に示す如く、分離
絶縁膜161及び261の一方側の面上にメモリMIS
トランジスタMが形成され、該分離絶縁膜161及び2
61の他方側の面上の該メモリMISトランジスタMと
対応した位置に書込みMISトランジスタQが形成さ
れ、該メモリMISトランジスタMは、該分離絶縁膜1
61及び261の一方側の面上に該分離絶縁膜161及
び261の面に沿って連続し隣合う領域の伝導型が異な
る第1電極領域13A/チャンネル領域12/第2電極
領域13Bが半導体単結晶膜11で形成され、該チャン
ネル領域12上に絶縁膜を介して制御ゲートWrが読出
しワード線として形成され、該制御ゲートWrと該チャ
ンネル領域12との間に絶縁膜を介して準フローティン
グゲート14が形成され、該第1電極領域13Aが読出
しビット線Brに接続され、該書込みMISトランジス
タQは、該分離絶縁膜161及び261の他方側の面上
に該分離絶縁膜161及び261の面に沿って連続し隣
合う領域の伝導型が異なる第3電極領域23A/チャン
ネル領域22/第4電極領域23Bが半導体単結晶膜2
1で形成され、該チャンネル領域22上に絶縁膜を介し
てゲートWwが書込みワード線として形成され、該第3
電極領域に書込みビット線Bwが接続され、該書込みM
ISトランジスタQの該第4電極領域23Bが、該分離
絶縁膜161及び261を貫通する孔を通って該メモリ
MISトランジスタMの該準フローティングゲート14
に接続されている。
【0010】上記構成において、図2に示す如く、書込
みビット線Bwを‘1’の電位にし書込みワード線Ww
をアクティブにしてメモリMISトランジスタMに
‘1’を書き込み、次に読出しワード線Wrをアクティ
ブにすると、読出しビット線Brに電流I1が流れる。
書込みビット線Bwを‘0’の電位にし書込みワード線
WwをアクティブにしてメモリMISトランジスタMに
‘0’を書き込み、次に読出しワード線Wrをアクティ
ブにすると、読出しビット線Brに電流I0が流れる。
【0011】本発明によれば、書込みトランジスタが通
常のMISトランジスタであるのでTFTを用いた従来
構成よりもリーク電流が少なく、書込みMISトランジ
スタQ11のチャンネル領域の多数キャリヤ移動度がT
FTのそれよりも大きいので書込みを短時間で行うこと
ができ、しかも、分離絶縁膜の一方側及び他方側にそれ
ぞれメモリMISトランジスタM及び書込みMISトラ
ンジスタQが対応して形成されているので、すなわちセ
ルアレイ面に垂直な方向にメモリMISトランジスタM
及び書込みMISトランジスタQが形成されているの
で、DRAMセルが高密度であるという効果を奏する。
【0012】本発明の第1態様では、例えば図7に示す
如く、上記メモリMISトランジスタ及び上記書込みM
ISトランジスタをそれぞれ2個(M1、M2、Q1、
Q2)有して2メモリセルが構成され、上記第1電極領
域/チャンネル領域/第2電極領域は連続して2つ形成
され、2つのチャンネル領域間の領域13Aが同一伝導
型であって2つの該メモリMISトランジスタで共通に
なっており、上記第3電極領域/チャンネル領域/第4
電極領域は連続して2つ形成され、2つのチャンネル領
域間の領域23Aが同一伝導型であって2つの該書込み
MISトランジスタで共通になっている。
【0013】この第1態様によれば、共通領域を有する
のでメモリセル密度をより高めることができるという効
果を奏する。本発明の第2態様では、例えば図7に示す
如く、上記第1電極領域13A/チャンネル領域12/
第2電極領域13Bはn形領域/p形領域/n形領域で
あり、上記制御ゲートWrと該チャンネル領域12との
間に上記準フローティングゲート14が存在しない部分
15が有り、該部分15において該制御ゲートWrが該
チャンネル領域12に接近する方向へ延びている。
【0014】この第2態様によれば、準フローティング
ゲート14に正電荷が保持され且つメモリMISトラン
ジスタM1が非選択のときに、該部分15によりメモリ
MISトランジスタM1に電流が流れるのを防止するこ
とができるという効果を奏する。この防止のために該部
分15を形成せずにしきい値電圧が適当な値になるよう
にメモリMISトランジスタM1を作成することも可能
であるが、この場合、DRAMセルアレイとその周辺回
路とで異なる製造プロセスになるので、製造工程数が増
えてコスト高になる。換言すれば、第2態様により製造
工程数を低減できるという効果を奏する。
【0015】本発明の第3態様では、例えば図18に示
す如く、上記第3電極領域23C/チャンネル領域22
A/第4電極領域23Dはp形領域/n形領域/p形領
域であり、上記制御ゲートWrAと該チャンネル領域2
2Aとの間隔が一定である。この第3態様によれば、書
込みMISトランジスタQ1Aがpチャンネル型である
ので準フローティングゲート14Aに負電荷を書込むこ
とができ、これにより読出し時にメモリMISトランジ
スタM1Aの選択、非選択によらずこれをオフにするこ
とができ、上記部分15を形成せずにその目的を達成す
ることができるという効果を奏する。また、該部分15
を形成していないので設計ルールが緩和され、歩留りが
向上するという効果を奏する。
【0016】本発明の第4態様に係るDRAMでは、例
えば図12に示す如く、上記いずれかのDRAMセル
と、書込みの場合には、上記書込みビット線Bw1を書
込み値‘0’又は‘1’に応じた電位にさせ、上記書込
みMISトランジスタQ11を所定時間オンにさせて書
込み値に応じた量の電荷を上記準フローティングゲート
14に保持させ、読出しの場合には、該書込みMISト
ランジスタQ11をオフにさせた状態で、上記メモリM
ISトランジスタM11の読出しワード線Wr1をアク
ティブにさせて上記読出しビット線Br1に流れる電流
に応じた記憶値を読み出させる周辺回路と、を有し、該
書込みMISトランジスタQ11の上記第4電極領域が
基準電位に維持されている。
【0017】この第4態様によれば、メモリMISトラ
ンジスタM11が読出し時に電流源として機能するの
で、サイズ縮小によるメモリセルの高密度化が可能とな
るという効果を奏する。本発明の第5態様では、例えば
図12及び図2に示す如く、上記読出しビット線Br2
に接続され、読出しの場合に記憶値‘0’のときに該読
出しビット線に流れる電流I0と記憶値‘1’のときに
該読出しビット線に流れる電流I1との略平均値Imが該
読出しビット線との間でアクティブ状態において流れる
ダミーセル30、31を有し、第1の上記読出しビット
線Br1に第1の上記メモリMISトランジスタM11
の上記第1電極及び第1の該ダミーセル30が接続さ
れ、第2の該読出しビット線Br2に第2の該メモリM
ISトランジスタM22の該第1電極及び第2の該ダミ
ーセル31が接続され、アクティブのときに該第1の読
出しビット線Br1と該第2の読出しビット線Br2と
の間の電位差を増幅させるセンスアンプ36を有し、上
記周辺回路は、該第1のメモリMISトランジスタM1
1から記憶内容を読み出す場合、該第1及び第2のメモ
リMISトランジスタM11、M22及びダミーセル3
0、31をインアクティブにさせた状態で該第1及び第
2の読出しビット線Br1及びBr2を互いに等電位に
プリチャージさせ、次に、該第1のメモリMISトラン
ジスタM11及び該第2のダミーセル31をアクティブ
にさせ、該センスアンプ36をアクティブにさせ、該第
1及び第2の読出しビット線間の電位差に基づいた記憶
値を読み出させる。
【0018】この第5態様によれば、読出しビット線と
の間でアクティブ状態において該略平均値Imが流れる
ダミーセル31を用いているので、同相ノイズが除去さ
れる差動増幅が可能となるという効果を奏する。本発明
の第6態様では、例えば図12に示す如く、上記第1の
メモリMISトランジスタM11に対応した第1の上記
書込みMISトランジスタQ11の上記第3電極が第1
の上記書込みビット線Bw1に接続され、上記第2のメ
モリMISトランジスタM22に対応した第2の該書込
みMISトランジスタQ22の該第3電極が第2の該書
込みビット線Bw2に接続され、上記第1の読出しビッ
ト線Br1と該第2の書込みビット線Bw2との間に接
続された第1のスイッチ素子38と、上記第2の読出し
ビット線Br2と該第1の書込みビット線Bw1との間
に接続された第2のスイッチ素子39とを有し、上記周
辺回路は、該第1のメモリMISトランジスタM11の
記憶内容をリフレシュさせる場合、該第1及び第2のス
イッチ素子38及び39をオフにさせた状態で上記読出
しの動作を行い、次に、該第1及び第2のスイッチ素子
38、39並びに該第1及び第2の書込みMISトラン
ジスタQ11、Q22をオンにさせて、該第1のメモリ
MISトランジスタM11に対する再書き込みを行う。
【0019】この第6態様によれば、リフレッシュ動作
が可能となる。読み出しが非破壊であり、かつ、書込み
MISトランジスタQ11のリーク電流がTFTのそれ
よりも遥かに小さいので、リフレッシュ周期は従来のゲ
イン型DRAMよりも長くなる。本発明の第7態様で
は、例えば図19に示す如く、上記メモリMISトラン
ジスタと上記書込みMISトランジスタとの対が千鳥格
子上に配列されて、折り返しビット線構造になってい
る。
【0020】この第7態様によれば、図19に示す如く
図6のオープンビット線構造の場合よりもメモリセル密
度が低いが、ワード線とビット線との容量結合によるワ
ード線から1対の相補ビット線へのノイズが同相にな
り、この同相ノイズは差動型センスアンプで増幅するこ
とにより相殺される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 [第1実施形態]図7は、2つのDRAMセルの断面構
成を示しており、読出し側10のSOIと書込み側20
のSOIとが絶縁層を対向させて基板に垂直な方向に張
り付けられている。メモリセル密度をより高めるため
に、読出し側10には、メモリMIS(例えばMOS)
トランジスタM1とM2とが互いに対称的に形成され、
書込み側20には書込みMISトランジスタQ1とQ2
とが互いに対称的に形成されている。また、メモリMI
SトランジスタM1と書込みMISトランジスタQ1と
で1つのDRAMセルが形成され、メモリMISトラン
ジスタM2と書込みMISトランジスタQ2とでもう1
つのDRAMセルが形成されている。図1と同一構成要
素には、同一符号を付している。2つのDRAMセルが
対称的な構造であるので、メモリMISトランジスタM
2及び書込みMISトランジスタQ2の構成要素には符
号を省略している。
【0022】図3は書込み側20のパターン図であり、
図4は読出し側10のパターン図であり、図5は図3と
図4のパターンを重ね合わせたDRAMセルのパターン
図である。図7(A)は図5中のA−A線に沿った縦断
面図であり、図7(B)は図5中のB−B線に沿った縦
断面図である。以下、「上方」及び「下方」は、図7を
基準にしている。
【0023】図3において、Si半導体単結晶膜21の
半分はn型電極領域23A/チャンネル領域22/n型
電極領域23Bとなっており、チャンネル領域22の下
方には、ゲート酸化膜を介して書込みワード線Wwがチ
ャンネル領域22を横切る方向に形成され、n型電極領
域23Aがコンタクト部C1を介して下方の書込みビッ
ト線Bwに接続されている。Si半導体単結晶膜21
は、隣の不図示のSi半導体単結晶膜21とLOCOS
法により分離されている。
【0024】図4において、Si半導体単結晶膜11の
半分はn型電極領域13A/チャンネル領域12/n型
電極領域13Bとなっている。チャンネル領域12の上
方には、ゲート酸化膜を介して準フローティングゲート
14が形成され、さらにその上方にはゲート酸化膜を介
して読出しワード線Wrが形成されている。準フローテ
ィングゲート14は、コンタクト部C2を介して下方の
図3中のn型電極領域23Bに接続されている。n型電
極領域13Aはコンタクト部C3を介して上方の読出し
ビット線Brに接続され、n型電極領域13Bは、コン
タクト部C4を介して上方のグランドプレートBrXに
接続されている。
【0025】読出しワード線Wr上のハッチングを付し
た部分15は、図7(A)に示す如く、チャンネル領域
12との間に準フローティングゲート14が存在せず、
チャンネル領域12側に延びている。これは、準フロー
ティングゲート14に‘1’の正電荷が保持され且つメ
モリMISトランジスタM1が非選択のときに、メモリ
MISトランジスタM1に電流が流れるのを防止するた
めである。このために接近部分15を形成せずにしきい
値電圧が適当な値になるようにメモリMISトランジス
タM1を作成することも可能であるが、この場合、DR
AMセルアレイとその周辺回路とで異なる製造プロセス
になるので、製造工程数が増えてコスト高になる。
【0026】図5のパターンは、図6に示すように格子
状に配列されている。図7において、161及び261
はSOIの絶縁体としてのSiO2膜であり、162及
び262はフィールド酸化膜としてのSiO2であり、
163及び263は層間絶縁膜としてのSiO2であ
り、164は保護膜としてのSiO2又は窒化膜であ
り、264は基板27を張り付けるためのBSG(ボロ
・シリケイト・ガラス)又はSiO2である。基板27
は補強用であり、Si又はサファイヤである。図7
(B)に示す如く、コンタクト部C2はSiO2膜26
1、161及び162に形成されたスルーホールに充填
されている。
【0027】上記構成において、図2に示す如く、書込
みビット線Bwを0Vから‘1’の電位Vcc、例えば
3.3Vにし書込みワード線Wwを0Vから電位Vcc
にしてメモリMISトランジスタMに‘1’を書き込
み、これらの電位を0Vに戻し、次に読出しワード線W
rを電位Vccにすると、読出しビット線Brに電流I
1が流れる。書込みビット線Bwを‘0’の電位0Vに
し書込みワード線Wwを電位VccにしてメモリMIS
トランジスタMに‘0’を書き込み、これらの電位を0
Vに戻し、次に読出しワード線Wrを電位Vccにする
と、読出しビット線Brに電流I0が流れる。
【0028】次に、図7〜10に基づいてDRAMセル
の要部作成工程を説明する。通常のトランジスタ作成部
分は当業者に周知であるのでその説明を省略する。 (A1,B1)p型Si半導体基板11A上に通常の方
法で書込みMISトランジスタQ1及びQ2を作成し、
層間SiO2膜263の表面をMCP(メカノ・ケミカ
ル・ポリッシュ)で平坦化する。
【0029】(A2,B2)層間SiO2膜263上に
BSG264を積層し、その表面に、平坦化した基板2
7を張り付ける(圧接しアニーリングする)。これを上
下逆にし、フィールド酸化膜262の表面をストッパー
としてp型Si半導体基板11AをMCPで削り、(A
3,B3)のようにする。 (A4,B4)上面に分離SiO2膜261を被着し、
一方、もう一枚のp型Si半導体基板11A上を酸化さ
せて分離SiO2膜161を形成し、これらを張り付け
る。p型Si半導体基板11AをMCPにより削り、
(A5,B5)のように半導体単結晶膜にする。p型S
i半導体単結晶膜11B上に対し熱酸化と酸化膜エッチ
ングとを繰り返し行って結晶欠陥が比較的少ない面を出
す。
【0030】(A6,B6)LOCOS法によりフィー
ルド酸化膜162を形成し、エッチングによりSiO2
162、161及び261にコンタクトホールを形成
し、n型不純物を高濃度にドープしたポリシリコンでこ
れを埋めてコンタクト部C2を形成する。p型Si半導
体単結晶膜11C上を酸化してゲート酸化膜を形成し、
その上に、コンタクト部C2と同様にドープしたポリシ
リコンで準フローティングゲート14を形成する。
【0031】その後は、通常のトランジスタ形成プロセ
スによりメモリMISトランジスタM1及びM2を完成
させて図7に示ようにする。図11は、図6のDRAM
セルアレイの一部の回路図である。この回路図では、メ
モリMISトランジスタMの制御ゲートの屈曲形状及び
準フローティングゲート14のメモリMISトランジス
タM内での長さが表されている。図12は、図6のDR
AMセルアレイの一部に対する周辺回路を示す図であ
る。図6のDRAMセルアレイはオープンビット線構造
であるが、図12では形式的に折り返しビット線構造に
なっている。
【0032】メモリMISトランジスタM11と書込み
MISトランジスタQ11とからなるDRAMセルMC
1には、読出しビット線Br1、書込みビット線Bw
1、読出しワード線Wr1及び書込みワード線Ww1が
図7と同様に接続されており、メモリMISトランジス
タM22と書込みMISトランジスタQ22とからなる
DRAMセルMC2には、読出しビット線Br2、書込
みビット線Bw2、読出しワード線Wr2及び書込みワ
ード線Ww2が図7と同様に接続されている。
【0033】読出しビット線Br1に接続されたダミー
セル30は、ダミー読出しワード線WrD1がアクティ
ブのときのみ読出しビット線Br1からダミーセル30
へ図2に示す電流Imを流れ込ませるためのものであ
り、電流Imは、‘1’が書き込まれたDRAMセルに
流れ込む電流I1と‘0’が書き込まれたDRAMセル
に流れ込む電流I0との略平均値である。このようなダ
ミーセル31を用いているので、差動増幅が可能とな
る。読出しビット線Br2にも同様にダミーセル31が
接続されている。ダミーセル30、31は、上記構成の
DRAMセルにおいて、メモリMISトランジスタのゲ
ート長を約2倍にし‘1’を書き込んだもの又は設計パ
ラメータを変えて動作がこれと実質的に略同一にしたも
のを用いることができる。
【0034】pMISトランジスタ32及び33はそれ
ぞれ読出しビット線Br1及びBr2を電位Vcc/2
にプリチャージするためのものであり、pMISトラン
ジスタ34及び35はそれぞれ書込みビット線Bw1及
びBw2を電位Vcc/2にプリチャージするためのも
のである。センスアンプ36は読出しビット線Br1と
読出しビット線Br2との電位差を増幅するためのもの
であり、センスアンプ37は書込みビット線Bw1と書
込みビット線Bw2との電位差を増幅するためのもので
ある。センスアンプ36は、インアクティブのときφp
1及びφn1がフローティング状態又はVcc/2(以
下、フローティング状態等と言う)にされ、同様にセン
スアンプ37は、インアクティブのときφp2及びφn
2がフローティング状態等にされる。
【0035】nMISトランジスタ38及び39はそれ
ぞれリフレッシュ動作時に、読出しビット線Br1と書
込みビット線Bw2とを導通させ読出しビット線Br2
と書込みビット線Bw1とを導通させるためのものであ
る。読出しビット線Br1と書込みビット線Bw2とを
導通させ読出しビット線Br2と書込みビット線Bw1
とを導通させるのは、I1>Im>I0であるからであ
る。pMISトランジスタ40及び41は、読出しコラ
ムが選択されたときに、読出しビット線Br1と入出力
データ線*Dとを導通させ書込みビット線Bw2と入出
力データ線Dとを導通させるためのものである。読出し
ビット線Br1を入出力データ線*Dと導通させ書込み
ビット線Bw2と入出力データ線*Dと導通させるの
は、I1>Im>I0であるからである。pMISトラン
ジスタ42及び43は、書込みコラムが選択されたとき
に、書込みビット線Bw1と入出力データ線Dとを導通
させ書込みビット線Bw2と入出力データ線*Dとを導
通させるためのものである。pMISトランジスタ44
は、入出力データ線Dと入出力データ線*Dとの電位差
を等しくさせるためのイコライザである。
【0036】次に、DRAMセルMC1に対する読出
し、書込み及びリフレッシュの動作をそれぞれ図13、
図14及び図15に基づいて説明する。この動作におい
ては、DRAMセルMC2及びダミーセル30は選択さ
れず、DRAMセルMC1及びダミーセル31のみを考
慮すればよい。以下、メモリMISトランジスタM11
には、‘1’が書き込まれているとする。図13〜15
中、ハッチングを付した部分は、レベルの遷移をその範
囲内の任意の時点にずらすことが許容されることを意味
している。
【0037】(1)読出し動作 最初、プリチャージ信号*φ1が低レベルでpMISト
ランジスタ32及び33がオンになっており、読出しビ
ット線Br1及びBr2が電位Vcc/2にプリチャー
ジされている。次に、読出しワード線Wr1及びダミー
読出しワード線WrD2が高レベルになってメモリMI
SトランジスタM11に電流I1が流れ込み、ダミーセ
ル31に電流Imが流れ込む。プリチャージ信号*φ1
が高レベルに遷移してpMISトランジスタ32及び3
3がオフになり、電流I1及び電流Imにより読出しビッ
ト線Br1及びBr2の電位が低下する。I1>Imであ
るので読出しビット線Br1の電位低下の方が読出しビ
ット線Br2のそれよりも大きい。
【0038】メモリMISトランジスタM11及びダミ
ーセル31が読出し時に電流源として機能するので、サ
イズ縮小によるメモリセルの高密度化が可能となる。次
に読出しワード線Wr1及びダミー読出しワード線Wr
D2が低レベルに遷移してメモリMISトランジスタM
11及びダミーセル31に流れ込む電流が停止する。次
に、φn1がフローティング状態等から0Vになり、φ
p1がフローティング状態等から電位Vccになって、
読出しビット線Br1と読出しビット線Br2との電位
差がセンスアンプ36で増幅され、読出しビット線Br
1が0V、読出しビット線Br2が電位Vccとなる。
【0039】読出しコラム選択信号*CSrが低レベル
に遷移してpMISトランジスタ40及び41がオンに
なり、読出しビット線Br1及びBr2の電位がそれぞ
れ入出力データ線*D及びDに伝達され、不図示のI/
Oバッファ回路を介して外部に取り出される。読出しコ
ラム選択信号*CSrが高レベルに遷移してpMISト
ランジスタ40及び41がオフになり、また、φn1及
びφp1がフローティング状態等になる。
【0040】次の読出し動作に備えるために、プリチャ
ージ信号*φ1が低レベルに遷移してpMISトランジ
スタ32及び33がオンになり、読出しビット線Br1
及びBr2が電位Vcc/2にプリチャージされる。本
実施形態のDRAMは非破壊読出しであるので、通常の
DRAMのように1ビットを読み出すのに全コラムを選
択して1行分のメモリセルからデータを読出しこれを再
書込みする必要がなく、読出しコラムのみを選択すれば
よいので、消費電力を低減できる。
【0041】(2)書込み動作 最初、入出力データ線D及び*Dが不図示の回路で電位
Vcc/2にプリチャージされ、これと同時に、*EQ
が低レベルでpMISトランジスタ44がオンになって
入出力データ線Dと*Dとが等電位にされている。ま
た、プリチャージ信号*φ2が低レベルでpMISトラ
ンジスタ34及び35がオンになって書込みビット線B
w1及びBw2が電位Vcc/2にプリチャージされて
いる。ライトイネーブル信号*WEが低レベルに遷移し
て書込み動作が開始される。
【0042】*EQが高レベルに遷移してpMISトラ
ンジスタ44がオフになり、入出力データ線D、*Dに
‘1’のデータが供給されて入出力データ線Dが電位V
cc、入出力データ線*Dが0Vになる。また、プリチ
ャージ信号*φ2が高レベルに遷移してpMISトラン
ジスタ34及び35がオフになる。書込みワード線Ww
1が高レベルに遷移して書込みMISトランジスタQ1
1がオンになり、メモリMISトランジスタM11に
‘1’が書き込まれている時には準フローティングゲー
ト14に保持された正電荷が書込みビット線Bw1に排
出されて書込みビット線Bw1の電位が実線で示すよう
に上昇し、逆にメモリMISトランジスタM11に
‘0’が書き込まれている時には書込みビット線Bw1
上の正電荷が準フローティングゲート14に流れ込んで
書込みビット線Bw1の電位が点線で示すように低下す
る。次に、書込みコラム選択信号*CSwが低レベルに
遷移してpMISトランジスタ42及び43がオンにな
り、書込みビット線Bw1の電位が入出力データ線Dの
電位に近づき、書込みビット線Bw2の電位が入出力デ
ータ線*Dの電位に近づく。書込みコラム選択信号*C
Swが高レベルに遷移してpMISトランジスタ42及
び43がオフになる。φn2がフローティング状態等か
ら0Vになり、φp2がフローティング状態等から電位
Vccになって、書込みビット線Bw1とBw2との電
位差がセンスアンプ37で増幅される。
【0043】書込みワード線Ww1が低レベルに遷移し
て準フローティングゲート14に‘1’の正電荷が保持
される。ライトイネーブル信号*WEが高レベルに遷移
する。次の書込み動作に備えて、入出力データ線D及び
*Dが電位Vcc/2にプリチャージされ、これと同時
に*EQが低レベルに遷移してpMISトランジスタ4
4がオンになり入出力データ線Dと*Dの電位が等しく
される。プリチャージ信号*φ2が低レベルに遷移して
pMISトランジスタ34及び35がオンになり、書込
みビット線Bw1及びBw2が電位Vcc/2にプリチ
ャージされる。また、φn2及びφp2がフローティン
グ状態等になる。
【0044】書込みMISトランジスタQ11のチャン
ネル領域の多数キャリヤ移動度がTFTのそれよりも大
きいので、書き込み速度が従来よりも速くなる。 (3)リフレッシュ動作 リフレッシュ動作では、メモリMISトランジスタM1
1の記憶値が読み出され、これが書込みMISトランジ
スタQ11を通って準フローティングゲート14に再書
込みされる。すなわち、図15に示すように、図13の
読出し動作が行われた後、図14の書込み動作が行われ
る。ただし、pMISトランジスタ40〜43はオフに
なっており、リフレッシュ信号RefによりnMISト
ランジスタ38及び39がオンになって読出しビット線
Br1及びBr2上の読出し電位がそれぞれ書込みビッ
ト線Bw2及びBw1に伝達され、次に書込み動作が行
われる。
【0045】読み出しが非破壊であり、かつ、書込みM
ISトランジスタQ11のリーク電流がTFTのそれよ
りも遥かに小さいので、リフレッシュ周期は従来のゲイ
ン型DRAMよりも長くなる。 [第2実施形態]図16〜18は本発明の第2実施形態
に係り、図16はDRAMセルの読出し側パターン図、
図17はDRAMセルのパターン図であり、図18
(A)は図17のA−A線に沿った縦断面図であり、図
18(B)は図17のB−B線に沿った縦断面図であ
る。DRAMセルの書込み側パターンは、半導体単結晶
膜の伝導型が第1実施形態の場合と逆である点を除き図
3と同一である。
【0046】この第2実施形態では、図7(A)の接近
部分15を形成せずにその目的を達成するために、図7
の書込みnチャンネル型のMISトランジスタQ1の代
わりにpチャンネル型の書込みMISトランジスタQ1
Aを用い、且つ、メモリMISトランジスタM1Aに
‘1’を書き込む場合に準フローティングゲート14A
に負電荷を保持させている。メモリMISトランジスタ
M1Aに‘0’を書き込む場合には準フローティングゲ
ート14Aの電荷をゼロクリアする。このようにすれ
ば、‘1’が書込まれたメモリMISトランジスタM1
Aを、選択、非選択によらずオフにすることができ、
‘0’が書込まれたメモリMISトランジスタM1Aが
選択されたときのみメモリMISトランジスタM1Aに
電流が流れるようにすることができる。
【0047】本第2実施形態によれば、接近部分15を
形成していないので設計ルールが緩和され、歩留りが向
上する。他の点は上記第1実施形態と同様である。図
6、8〜15に対応した構成及び動作は、第1実施形態
の説明から容易に理解できるので、その説明を省略す
る。 [第3実施形態]上記第1及び第2実施形態ではオープ
ンビット線構造を説明したが、折り返しビット線構造も
可能であり、これを第3実施形態として説明する。
【0048】図19は、折り返しビット線構造のDRA
Mセルアレイパターン図であり、図6に対応している。
図20は、図19のDRAMセルアレイ中の2セルのパ
ターン図であり、(A)は図5に対応し、(B)は図3
に対応し、(C)は図4に対応している。第1実施形態
とパターン形状が異なっていても、簡単化のために、対
応する構成要素には同一符号を付している。
【0049】図19に示すようにDRAMセルは、2セ
ル単位で千鳥格子状に配列されている。例えば、読出し
ビット線Br1とBr2の対を選択し読出しワード線W
r1を選択することにより図13と同様にしてDRAM
セルMC1からの読出しが可能となる。図19の折り返
しビット線構造は、図6のオープンビット線構造の場合
よりもメモリセル密度が低いが、ワード線とビット線と
の容量結合によるワード線から1対の相補ビット線への
ノイズが同相になり、この同相ノイズは差動型センスア
ンプで増幅することにより相殺される。
【0050】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、メモリMISトランジスタはpチャン
ネル型であってもよい。また、センスアンプは、差動型
でなくてもよく、電流増幅型であってもよい。読出し時
にメモリMISトランジスタに電流が連続的に流れるの
で、センスアンプを用いない構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDRAMセルの原理構成図であ
る。
【図2】図1のDRAMセルの動作を示す波形図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態のDRAMセルの書込み
側パターン図である。
【図4】本発明の第1実施形態のDRAMセルの読出し
側パターン図である。
【図5】本発明の第1実施形態のDRAMセルのパター
ン図である。
【図6】本発明の第1実施形態のDRAMセルアレイの
パターン図である。
【図7】(A)は図5のA−Aに沿った縦線断面図、
(B)は図5のB−B線に沿った縦断面図である。
【図8】図7のDRAMセルの要部作成工程を示す断面
図(その1)である。
【図9】図7のDRAMセルの要部作成工程を示す断面
図(その2)である。
【図10】図7のDRAMセルの要部作成工程を示す断
面図(その3)である。
【図11】図6のDRAMセルアレイの一部の回路図で
ある。
【図12】図6のDRAMセルアレイの一部に対する周
辺回路を示す図である。
【図13】図12の回路の読出し動作を示すタイミング
チャートである。
【図14】図12の回路の書込み動作を示すタイミング
チャートである。
【図15】図12の回路のリフレッシュ動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図16】本発明の第2実施形態のDRAMセルの読出
し側パターン図である。
【図17】本発明の第2実施形態のDRAMセルのパタ
ーン図である。
【図18】(A)は図17のA−A線に沿った縦断面
図、(B)は図17のB−B線に沿った縦断面図であ
る。
【図19】本発明の第3実施形態のDRAMセルアレイ
のパターン図である。
【図20】図19のDRAMセルアレイ中のセルのパタ
ーン図である。
【図21】従来のゲイン型DRAMセルの構成及び動作
を示す図である。
【符号の説明】
10 読出し側 11、21、21A Si半導体単結晶膜 11A p型Si半導体基板 11B、11C p型Si半導体単結晶膜 12、22、22A チャンネル領域 13A、13B、23A、23B n型電極領域 14、14A 準フローティングゲート 161、261 分離SiO2膜 162、262 フィールド酸化膜 163、263 層間SiO2膜 164 保護膜 20 書込み側 23C、23D p型電極領域 264 BSG 27 基板 30、31 ダミーセル M、M1、M2、M1A、M2A、M11、M22 メ
モリMISトランジスタ Q、Q1、Q2、Q1A、Q2A、Q11、Q22 書
込みMISトランジスタ C1〜C4 コンタクト部 Wr、WrA、Wr1、Wr2 読出しワード線 Br、Br1、Br2、BrX 読出しビット線 Bw、Bw1、Bw2 書込みビット線 Ww、Ww1、Ww2 書込みワード線 WrD1、WrD2 ダミー読出しワード線 MC1、MC2、MC61 DRAMセル D、*D 入出力データ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8247 H01L 27/10 681B 29/788 681G 29/792 29/78 371 29/786 613B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離絶縁膜の一方側の面上にメモリMI
    Sトランジスタが形成され、該分離絶縁膜の他方側の面
    上の該メモリMISトランジスタと対応した位置に書込
    みMISトランジスタが形成され、 該メモリMISトランジスタは、該分離絶縁膜の一方側
    の面上に該分離絶縁膜の面に沿って連続し隣合う領域の
    伝導型が異なる第1電極領域/チャンネル領域/第2電
    極領域が半導体単結晶膜で形成され、該チャンネル領域
    上に絶縁膜を介して制御ゲートが読出しワード線として
    形成され、該制御ゲートと該チャンネル領域との間に絶
    縁膜を介して準フローティングゲートが形成され、該第
    1電極領域が読出しビット線に接続され、 該書込みMISトランジスタは、該分離絶縁膜の他方側
    の面上に該分離絶縁膜の面に沿って連続し隣合う領域の
    伝導型が異なる第3電極領域/チャンネル領域/第4電
    極領域が半導体単結晶膜で形成され、該チャンネル領域
    上に絶縁膜を介してゲートが書込みワード線として形成
    され、該第3電極領域に書込みビット線が接続され、 該書込みMISトランジスタの該第4電極領域が、該分
    離絶縁膜を貫通する孔を通って該メモリMISトランジ
    スタの該準フローティングゲートに接続されている、 ことを特徴とするDRAMセル。
  2. 【請求項2】 上記メモリMISトランジスタ及び上記
    書込みMISトランジスタをそれぞれ2個有して2メモ
    リセルが構成され、 上記第1電極領域/チャンネル領域/第2電極領域は連
    続して2つ形成され、2つのチャンネル領域間の領域が
    同一伝導型であって2つの該メモリMISトランジスタ
    で共通になっており、 上記第3電極領域/チャンネル領域/第4電極領域は連
    続して2つ形成され、2つのチャンネル領域間の領域が
    同一伝導型であって2つの該書込みMISトランジスタ
    で共通になっている、 ことを特徴とする請求項1記載のDRAMセル。
  3. 【請求項3】 上記第1電極領域/チャンネル領域/第
    2電極領域はn形領域/p形領域/n形領域であり、 上記制御ゲートと該チャンネル領域との間に上記準フロ
    ーティングゲートが存在しない部分が有り、該部分にお
    いて該制御ゲートが該チャンネル領域に接近する方向へ
    延びている、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のDRAMセル。
  4. 【請求項4】 上記第1電極領域/チャンネル領域/第
    2電極領域はp形領域/n形領域/p形領域であり、 上記制御ゲートと該チャンネル領域との間隔が一定であ
    る、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のDRAMセル。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    DRAMセルと、 書込みの場合には、上記書込みビット線を書込み値
    ‘0’又は‘1’に応じた電位にさせ、上記書込みMI
    Sトランジスタを所定時間オンにさせて書込み値に応じ
    た量の電荷を上記準フローティングゲートに保持させ、
    読出しの場合には、該書込みMISトランジスタをオフ
    にさせた状態で、上記メモリMISトランジスタの読出
    しワード線をアクティブにさせて上記読出しビット線に
    流れる電流に応じた記憶値を読み出させる周辺回路と、 を有し、該書込みMISトランジスタの上記第2電極領
    域が基準電位に維持されていることを特徴とするDRA
    M。
  6. 【請求項6】 上記読出しビット線に接続され、読出し
    の場合に記憶値‘0’のときに該読出しビット線に流れ
    る電流と記憶値‘1’のときに該読出しビット線に流れ
    る電流との略平均値が該読出しビット線との間でアクテ
    ィブ状態において流れるダミーセルを有し、 第1の上記読出しビット線に第1の上記メモリMISト
    ランジスタの上記第1電極及び第1の該ダミーセルが接
    続され、第2の該読出しビット線に第2の該メモリMI
    Sトランジスタの該第1電極及び第2の該ダミーセルが
    接続され、 アクティブのときに該第1の読出しビット線と該第2の
    読出しビット線との間の電位差を増幅させるセンスアン
    プを有し、 上記周辺回路は、該第1のメモリMISトランジスタか
    ら記憶内容を読み出す場合、該第1及び第2のメモリM
    ISトランジスタ及びダミーセルをインアクティブにさ
    せた状態で該第1及び第2の読出しビット線を互いに等
    電位にプリチャージさせ、次に、該第1のメモリMIS
    トランジスタ及び該第2のダミーセルをアクティブにさ
    せ、該センスアンプをアクティブにさせ、該第1及び第
    2の読出しビット線間の電位差に基づいた記憶値を読み
    出させる、 ことを特徴とする請求項5記載のDRAM。
  7. 【請求項7】 上記第1のメモリMISトランジスタに
    対応した第1の上記書込みMISトランジスタの上記第
    3電極が第1の上記書込みビット線に接続され、上記第
    2のメモリMISトランジスタに対応した第2の該書込
    みMISトランジスタの該第3電極が第2の該書込みビ
    ット線に接続され、 上記第1の読出しビット線と該第2の書込みビット線と
    の間に接続された第1のスイッチ素子と、 上記第2の読出しビット線と該第1の書込みビット線と
    の間に接続された第2のスイッチ素子とを有し、 上記周辺回路は、該第1のメモリMISトランジスタの
    記憶内容をリフレシュさせる場合、該第1及び第2のス
    イッチ素子をオフにさせた状態で上記読出しの動作を行
    い、次に、該第1及び第2のスイッチ素子並びに該第1
    及び第2の書込みMISトランジスタをオンにさせて、
    該第1のメモリMISトランジスタに対する再書き込み
    を行う、 ことを特徴とする請求項6記載のDRAM。
  8. 【請求項8】 上記メモリMISトランジスタと上記書
    込みMISトランジスタとの対が千鳥格子上に配列され
    て、折り返しビット線構造になっている、 ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1つに記載
    のDRAMセル及びDRAM。
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