JP2001043060A - 画像処理装置および方法、並びに媒体 - Google Patents

画像処理装置および方法、並びに媒体

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JP2001043060A
JP2001043060A JP11213850A JP21385099A JP2001043060A JP 2001043060 A JP2001043060 A JP 2001043060A JP 11213850 A JP11213850 A JP 11213850A JP 21385099 A JP21385099 A JP 21385099A JP 2001043060 A JP2001043060 A JP 2001043060A
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JP11213850A
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Yoshio Kitamura
義男 北村
Makoto Araoka
真 新阜
Yuji Kawamura
祐二 河村
Masayuki Sato
正幸 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信した画像データを印刷する際、その印刷
までに要する時間を短くする。 【解決手段】 描画エンジン部13は、入力された画像
データを基に、ビデオRAM部14に、プリンタ50の解
像度に合った描画を行う。印刷が指示された際、ビデオ
RAM部14に記憶されている1画面分の画像データは、
印刷画像I/F部18を介して、プリンタ50に供給され
る。プリンタ50は、供給された画像データに基づく画
像を印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
方法、並びに媒体に関し、特に、画像データを受信した
装置内のビデオRAMに画像を描画する際、プリンタに適
合した解像度で描画し、その画像データをプリンタに供
給し印刷させる画像処理装置および方法、並びに媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】放送衛星などを介してSTB(セットトッ
プボックス)に受信された画像データをテレビジョン受
像機などの表示デバイスに表示するとともに、その表示
された画面をプリンタにより、紙などの媒体に印刷して
出力させる場合、STBに内蔵されている描画エンジンに
より、ビデオRAM(Random Access Memory)に、一旦、
表示デバイスに適合した解像度で描画される。そして、
ビデオRAMに描画された画像データは、プリンタに供給
され、そのプリンタ内の処理部により、プリンタに適合
した解像度に変換されることにより、印刷が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、STBのビデオRAMに描画された画像データを、
プリンタ内の処理部により、そのプリンタに適合した解
像度に変換してから印刷処理を実行するようにすると、
印刷処理を実行するまでに時間を要するといった課題が
あった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、STBなどのビデオRAMに画像を描画する際、
プリンタにあった解像度で描画し、その画像データをプ
リンタに供給し印刷させることにより、印刷までに要す
る時間を短くすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像処
理装置は、画像データを受信する受信手段と、受信手段
により受信された画像データを、印刷する解像度に適合
した画像データに変換する変換手段と、変換手段により
変換された画像データを記憶する記憶手段とを含むこと
を特徴とする。
【0006】前記記憶手段に記憶されている画像データ
を、表示デバイスの画素数に適合した画像データに変換
する第2の変換手段をさらに含むようにすることができ
る。
【0007】請求項3に記載の画像処理方法は、画像デ
ータを受信する受信ステップと、受信ステップの処理で
受信された画像データを、印刷する解像度に適合した画
像データに変換する変換ステップと、変換ステップの処
理で変換された画像データを記憶する記憶ステップとを
含むことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の媒体のプログラムは、画
像データを受信する受信ステップと、受信ステップの処
理で受信された画像データを、印刷する解像度に適合し
た画像データに変換する変換ステップと、変換ステップ
の処理で変換された画像データを記憶する記憶ステップ
とからなることを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の画像処理装置、請求項3
に記載の画像処理方法、および請求項4に記載の媒体に
おいては、受信された画像データが、印刷する解像度に
適合した画像データに変換され、記憶される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した画像処
理システムの一実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。図示されていないアンテナにより受信された画像デ
ータは、STB10の通信I/F(インタフェース)部11に
入力される。通信I/F部11は、入力された画像データ
に所定の処理を施し、符号化情報展開部12に出力す
る。符号化情報展開部12には、HTML(Hyper Text Mar
kup Language)形式のデータ、MPEG(Moving Picture E
xperts Group)形式のデータ、SGML(Standard General
ized Markup Language)形式のデータなどが供給され、
入力されたデータの形式にあった符号化情報の抽出処理
などを行う。
【0011】描画エンジン部13は、符号化情報展開部
12から供給された画像データを、ビデオRAM部14に
プリンタ50に適合した解像度で描画する(プリンタ5
0に適合した解像度の画像データに変換し、記憶させ
る)。表示画素数変換部15は、ビデオRAM部14に描
画された画像データをモニタ30に合う解像度(画素
数)に変換し、表示画像I/F部16に出力する。表示画
像I/F部16は、モニタ30との間で画像データをイン
タフェースし、表示制御I/F部17は、モニタ30との
間で制御データをインタフェースする。
【0012】ビデオRAM部14に描画された画像データ
は、必要に応じ、印刷画像I/F部18に出力される。印
刷画像I/F部18は、プリンタ50との間で画像データ
をインタフェースし、印刷制御I/F部19は、プリンタ
50との間で制御データをインタフェースする。処理制
御部20は、STB10内の各部を制御する。
【0013】モニタ30の表示画像I/F部31は、STB1
0の表示画像I/F部16からの画像データをインタフェ
ースし、表示画像処理部32に供給する。表示画像処理
部32は、入力された画像データに所定の処理を施し、
画像表示部33に供給する。画像表示部33は、CRT(C
thode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、P
DP(Plasma Display Panel)、プロジェクターなどの表
示デバイスであり、表示画像処理部32により処理され
た画像データに基づく画像を表示する。表示制御部34
は、表示制御I/F部35に入力された制御データに基づ
き、モニタ30内の各部を制御する。
【0014】プリンタ50の印刷画像I/F部51は、STB
10の印刷画像I/F部18から供給された画像データを
インタフェースし、印刷画像処理部52に供給する。印
刷画像処理部52は、入力された画像データに所定の処
理を施し、画像印刷部53が印刷できるデータに変換す
る。画像印刷部53は、所定の解像度(例えば、200
/300/400dpi)で、印刷画像処理部52から
の画像データに基づき画像を印刷する。その印刷方式
は、感熱式、熱転写、昇華型、インクジェットなどであ
る。印刷制御部54は、印刷制御I/F部55がインタフ
ェースした制御データに基づき、プリンタ50内の各部
を制御する。
【0015】なお、STB10、モニタ30、およびプリ
ンタ50は、IEEE1394バス、USBなどにより相互に接続
されており、それぞれの機器のI/F部は、接続されてい
るバスに適合した形式でデータをインタフェースする。
【0016】次に、図2のフローチャートを参照して、
STB10の動作について説明する。ステップS1におい
て、アンテナなどを介して入力された画像データは、描
画エンジン部13により、ビデオRAM部14に、プリン
タ50に適した解像度で描画する。描画エンジン部13
が描画している一方で、処理制御部20は、図示されて
いない印刷指示入力部からの入力を監視する。印刷指示
入力部は、STB10やプリンタ50に備えられるもの
や、システム内のパーソナルコンピュータ(不図示)な
ど、その形態はどのようなものでもよい。
【0017】ステップS2において、処理制御部20
は、印刷指示入力部からの入力(印刷指示)があったか
否かを判断する。印刷の指示はないと判断された場合、
ステップS3に進み、ビデオRAM部14に描画された画
像データが表示画素数変換部15に出力される。表示画
素数変換部15は、ビデオRAM部14に記憶されている
プリンタ50に適した解像度で描画された画像データ
を、モニタ30に合わせた解像度(画素数)の画像デー
タに変換する。例えば、プリンタ50の解像度が300
dpiであった場合、縦横の構成画素数を1/2.67
5倍に密度変換(縮小)することにより、デジタルテレ
ビジョン放送の規格の1つである720p:1280
(H)×720(V)で表示される画像データになる。
【0018】変換された画像データは、ステップS4に
おいて、表示画像I/F部16を介してモニタ30に供給
される。モニタ30の各部は、入力された画像データを
基に所定の処理を行うことにより画像を表示する。STB
10に入力された画像データは、印刷の指示がない限
り、ステップS1乃至S4の処理が繰り返されることに
より、モニタ10に画像が表示され続ける。一方、印刷
が指示されると、すなわち、ステップS2において、処
理制御部20が、印刷が指示されたと判断した場合、ス
テップS5に進む。
【0019】ステップS5において、処理制御部20
は、描画エンジン部13が、新たな描画を行わないよう
に制御する。換言すれば、処理制御部20は、ビデオRA
M部14に描画された画像データが更新されないように
各部を制御する。このような処理が行われる一方で、ビ
デオRAM部14に描画された画像データは、ステップS
6において、印刷画像I/F部18を介してプリンタ50
に供給される。そして、ステップS7において、1画像
分の画像データが供給されたか否かが判断され、1画像
分の画像データが供給されたと判断されるまで、すなわ
ち、プリンタ50において、1画像の印刷が終了される
まで、ステップS6の処理、およびステップS7の処理
が繰り返される。
【0020】プリンタ50は、供給された画像データを
基に、画像を印刷する。印刷が終了されると、換言する
と、ステップS7において、1画面分の画像データが供
給されたと判断されると、STB10においては、ステッ
プS1以下の処理が繰り返される。
【0021】ステップS5において、印刷が指示された
場合、ビデオRAM部14への画像データの書き込みを停
止させるのは、ビデオRAM部14内の1画面分のデータ
を更新し、新たな画面を表示させるだけの画像データを
描画するのに要する時間よりも、ビデオRAM部14内の
1画面分の画像データをプリンタ50が印刷終了するま
でにかかる時間の方が長い場合に、プリンタ50による
印刷中に、ビデオRAM部14内の画像データが更新され
てしまうといった不都合をなくすためである。
【0022】上述したように、ビデオRAM部14には、
プリンタ50にあった解像度で描画されているので、プ
リンタ50における処理にかかる時間を短縮することが
可能となる。
【0023】プリンタ50の印刷画像処理部52に供給
される画像データは、プリンタ50にあった解像度のデ
ータなため、解像度に関する処理を行う必要はない。そ
こで、印刷画像処理部52が行う処理としては、例え
ば、供給された画像データを輝度値のデータに変換する
といった処理である。これは、モニタ30に供給される
画像データは、輝度信号Yと、色差信号U,Vとからな
るYUV信号で構成されているので、プリンタ50が白黒
(モノクロ)で印刷を行う場合、元のYUV信号のうちの
輝度信号Yをそのまま用いるか、または、YUV信号をRGB
信号に変換してから、モノクログレースケール画像に変
換するために、次式により求められる輝度信号Yを用い
るようにしなければならないからである。
【0024】 Y=0.2126R+0.7152G+0.0722B 画像印刷部53は、上述したような処理が施された画像
データから、画像を印刷するために、表現可能な階調数
に合わせてハーフトーニング処理を行う。これは、25
6段階に量子化されたY信号を、例えば、2値階調しか
表現できないプリンタ50に対しては、組織的ディザ方
や誤差拡散法などにより、データを変換する必要があ
り、そのような方法により、疑似階調を表現することが
可能である。
【0025】画像印刷部53がカラー印刷を行う機器の
場合、印刷画像処理部52は、YUV信号をRGB信号に変換
し、プリンタデバイススインク(Cyan,Magenta,Yello
w)に対応したCMY信号に変換する。そして、モノクロの
場合と同様に、ハーフトーニング処理を行う。
【0026】次に第2の実施の形態を説明する。図3
は、第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
なお、第1の実施の形態(図1)に示した装置と同様の
処理を行う部分には、同一の符号を付し、その説明は適
宜省略する。また、以下の説明における他の実施の形態
においても同様とする。
【0027】図3に示した第2の実施の形態における画
像処理システムの構成においては、プリンタ50の印刷
画像I/F部51から出力された画像データは、印刷RAM部
61を介して印刷画像処理部52に供給されるように構
成されており、その他の構成は、図1に示した画像処理
システムと同様の構成である。
【0028】このような構成におけるSTB10の動作
は、図2のフローチャートを参照して説明した場合と同
様である。ただし、ステップS6において行われる処理
は、ビデオRAM部14に記憶されている1画像分の画像
データが、印刷画像I/F部18と印刷画像I/F部51を介
して、印刷RAM部61へコピーされる処理である。この
ように、印刷RAM部61を設けることにより、STB10に
おいては、プリンタ50の印刷の処理(印刷画像処理部
52と画像印刷部53における処理)を待たずに、ビデ
オRAM部14の画像データを更新することが可能とな
る。
【0029】図4は、第3の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。図4に示した画像処理システムにおい
ては、STB10のビデオRAM部14から出力された画像デ
ータは、プリントRAM部71を介して印刷画像I/F部18
に供給されるように構成されおり、その他の構成は、図
1に示した画像処理システムと同様の構成である。
【0030】図4に示したSTB10の動作ついて、図5
のフローチャートを参照して説明する。図5のフローチ
ャートにおいて、ステップS11乃至S14の処理は、
図2のステップS1乃至S4の処理と同様の処理なの
で、その説明は省略する。ステップS12において、印
刷が指示されたと判断されると、ステップS15に進
む。ステップS15において、ビデオRAM部14に記憶
されている画像データのうち、印刷が指示された1画像
分の画像データが、プリントRAM部71にコピーされ
る。このようにしてプリンタRAM部71にコピーされた
画像データは、順次、印刷画像I/F部18を介して、プ
リンタ50の印刷画像I/F部51に出力される。
【0031】このように、STB10内に、プリントRAM部
71を設けることにより、ビデオRAM部14に記憶され
ている画像データを、プリンタ50の印刷処理が終了す
ることを待たずに、更新することが可能となる。換言す
れば、ビデオRAM部14に記憶されている画像データ
は、印刷が指示されていなときは表示画素数変換部15
にのみ供給され、印刷が指示されたときは、表示画素数
変換部15とプリンタRAM部71に同時に供給されるの
で、プリンタ50の処理(処理速度)に依存せずに、ビ
デオRAM部14の画像データを更新することが可能とな
る。
【0032】図6は、第4の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。図6に示した画像処理システムにおい
ては、STB10のビデオRAM部14から出力された画像デ
ータは、プリントRAM部71を介して印刷画像I/F部18
に供給されるように構成され、プリンタ50の印刷画像
I/F部51から出力された画像データは、印刷RAM部61
を介して印刷画像処理部52に供給されるように構成さ
れており、その他の構成は、図1に示した画像処理シス
テムと同様の構成である。
【0033】図6に示したSTB10の動作は、図5のフ
ローチャートを参照して説明した場合と同様なので、そ
の説明は省略する。ただし、ステップS15における処
理は、ビデオRAM部14の画像データは、プリントRAM部
71にコピーされ、さらに、そのコピーされた画像デー
タは、印刷画像I/F部18とプリンタ50の印刷画像I/F
部51を介して印刷RAM部61にコピーされる。
【0034】上述した説明においては、印刷が指示され
た場合に、ビデオRAM部14に記憶されている画像デー
タが、プリントRAM部71にコピーされるようにした
が、常に、ビデオRAM部14に記憶されている画像デー
タがプリントRAM部71にコピーされるようにしても良
い。このような構成にした場合、印刷の指示されたとき
のみ、プリントRAM部71にコピーされている画像デー
タが印刷画像I/F部18に出力されるように制御されれ
ばよい。または、図7に第5の実施の形態として示すよ
うにしても良い。
【0035】すなわち、図7に示した画像処理システム
の構成は、図4に示した画像処理システムの構成と同様
だが(ただし、プリンタ50内に印刷RAM部61は備え
られていない。備える構成にしても良い)、図7に示し
たSTB10における描画エンジン部13は、ビデオRAM部
14とプリントRAM部61に、描画した同一の画像デー
タを供給するように構成されている。このような構成に
することで、ビデオRAM部14に記憶されている画像デ
ータをプリントRAM部61にコピーするといった処理を
行う必要がなくなる。
【0036】図8は、第6の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。図8に示した画像処理システムの構成
においては、プリンタ50も描画エンジン部81を備え
た構成とされており、STB10の符号化情報展開部12
からの出力は、STB10内の描画エンジン部13に供給
されるとともに、プリンタ50の描画エンジン部81に
も供給される。また、描画エンジン部81からの出力
は、印刷RAM部61に供給されるように構成されてい
る。
【0037】図9のフローチャートを参照して図8に示
したSTB10の動作について説明する。ステップS21
乃至S24の処理は、図2に示したフローチャートのス
テップS1乃至S4と同様の処理なので、その説明は省
略する。ステップS22において、印刷が指示されたと
判断された場合、その指示は、モニタ30に出力(表
示)されている画像の印刷が指示されたのか否かが、ス
テップS25において判断される。ステップS25にお
いて、モニタ30に出力されている画像の印刷が指示さ
れたのではないと判断された場合、ステップS26に進
む。
【0038】ステップS26において、合成画像の印刷
が指示されたのか否かが判断される。合成画像とは、モ
ニタ30上に表示されている画像、すなわち、ビデオRA
M部114に記憶されている画像データに基づく画像
と、プリンタ50の印刷RAM部61に記憶されている画
像データに基づく画像とを合成した画像である。そのよ
うな合成画像の印刷が指示されたとステップS26にお
いて判断された場合、ステップS27に進む。ステップ
S25において、モニタに出力されている画像の印刷が
指示されたと判断された場合も、ステップS26の処理
が省略されて、ステップS27に進む。
【0039】ステップS27において、ビデオRAM部1
4への画像データの書き込みが停止されるとともに、ス
テップS28において、ビデオRAM部14に記憶されて
いる1画像分の画像データが、印刷画像I/F部18を介
してプリンタ50に供給される。1画像分の画像データ
が、プリンタ50に供給されると、ステップS21に戻
り、それ以降の処理が繰り返される。
【0040】一方、ステップS26において、合成画像
の印刷が指示されたのではないと判断された場合、ステ
ップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ス
テップS25においてモニタ50に出力されている画像
の印刷が指示されたのではなく、かつ、ステップS26
において、合成画像の印刷が指示されたのではない場
合、プリンタ50の印刷RAM部61に記憶されている画
像データに基づく画像の印刷が指示されたことになるの
で、処理制御部20は、印刷制御I/F部19を介して、
プリンタ50に、そのような印刷が実行されるような制
御データを出力するだけで良く、ビデオRAM部14への
画像データの書き込みの停止などの処理を行う必要はな
い。従って、ステップS26において、合成画像の印刷
が指示されたのではないと判断された場合、ステップS
21に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0041】上述したような処理がSTB10において行
われる場合のプリンタ50の動作について、図10のフ
ローチャートを参照して説明する。ステップS31にお
いて、プリンタ50の印刷制御部54は、STB10の印
刷制御I/F部19とプリンタ50の印刷制御I/F部55と
を介して入力された制御データが、モニタ30に出力さ
れている画像の印刷が指示されたことを示しているか否
かを判断する。
【0042】ステップS31において、制御データがモ
ニタ30に出力されている画像の印刷が指示されたこと
を示している場合、ステップS32に進む。ステップS
32において、プリンタ50の印刷RAM部61に記憶さ
れている画像データが、STB10のビデオRAM部14から
供給される画像データに更新される。そして、その更新
された画像データに基づき、印刷画像処理部52と画像
印刷部53は、ステップS33において、印刷を実行す
る。
【0043】一方、ステップS31において、制御デー
タがモニタ30に出力されている画像の印刷を指示した
ことを示してはいないと判断された場合、ステップS3
4に進む。ステップS34において、制御データは、合
成画像の印刷が指示されたことを示しているか否かが判
断される。ステップS34において、制御データが、合
成画像の印刷が指示されたことを示してはいないと判断
された場合、ステップS35に進み、印刷RAM部61に
記憶されている画像データに基づく画像の印刷が実行さ
れる。
【0044】ステップS34において、制御データが、
合成画像の印刷が指示されたことを示していると判断さ
れた場合、ステップS36に進む。ステップS36にお
いて、印刷画像処理部52は、印刷RAM部61に記憶さ
れている画像データと、STB10のビデオRAM部14から
供給される画像データとが合成された合成画像が、画像
印刷部53により印刷されるように所定の処理を実行す
る。
【0045】図11は、第7の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。図11における画像処理システム
は、図8に示した画像処理システムのSTB10に、プリ
ントRAM部81を追加した構成とされている。図11に
示したSTB10の動作は、基本的に図9のフローチャー
トを参照して説明した場合と同様であるので、その詳細
な説明は省略する。ただし、図11に示したSTB10に
おいては、プリンタRAM部81が備えられることによ
り、印刷が指示された際に、ビデオRAM部14への画像
データの書き込みを停止させる必要がない。すなわち、
図9のフローチャートにおいて、ステップS27の処理
を省略することが可能となる。従って、モニタ30に供
給される画像データが絶たれることがない。
【0046】また、図11における画像処理システムの
プリンタ50の動作は、図10のフローチャートを参照
して説明した場合と同様なので、その説明は省略する。
【0047】図12は、第8の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。図12における画像処理システム
は、図11に示した画像処理システムと同様の構成であ
るが、図12におけるSTB10の描画エンジン部13
は、ビデオRAM部14とプリントRAM部81に、同時刻に
同一の画像データを描画するように構成されている。こ
のような構成にすることで、ビデオRAM部14に記憶さ
れている画像データをプリントRAM部81にコピーする
といった処理を行う必要がなくなる。
【0048】上述したように、印画対象とする画像デー
タをプリンタ50の解像度でビデオRAM部14に描画さ
せることにより、印刷に要する時間を短縮することが可
能となる。
【0049】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアとしてのSTB10やプリ
ンタ50に組み込まれているコンピュータ、または、各
種のプログラムをインストールすることで、各種の機能
を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコ
ンピュータなどにインストールされる。
【0050】次に、図13を参照して、上述した一連の
処理を実行するプログラムをコンピュータにインストー
ルし、コンピュータによって実行可能な状態とするため
に用いられる媒体について、そのコンピュータが汎用の
パーソナルコンピュータである場合を例として説明す
る。
【0051】プログラムは、図13(A)に示すよう
に、パーソナルコンピュータ101に内蔵されている記
録媒体としてのハードディスク102や半導体メモリ1
03に予めインストールした状態でユーザに提供するこ
とができる。
【0052】あるいはまた、プログラムは、図13
(B)に示すように、フロッピーディスク111、CD-R
OM(Compact Disk-Read Only Memory)112、MO(M
agneto-Optical)113、DVD(Digital Versatile Dis
k)114、磁気ディスク115、半導体メモリ116
などの記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納し、パ
ッケージソフトウェアとして提供することができる。
【0053】さらに、プログラムは、図13(C)に示
すように、ダウンロードサイト121から、デジタル衛
星放送用の人工衛星122を介してパーソナルコンピュ
ータ101に無線で転送したり、ローカルエリアネット
ワーク、インターネットといったネットワーク131を
介して、パーソナルコンピュータ101に有線で転送
し、パーソナルコンピュータ101において、内蔵する
ハードディスクなどに格納させることができる。
【0054】本明細書における媒体とは、これら全ての
媒体を含む広義の概念を有するものである。
【0055】パーソナルコンピュータ101は、例え
ば、図14に示しように、CPU(Central Processing Un
it)142を内蔵している。CPU142にはバス141
を介して入出力インタフェース145が接続されてお
り、CPU142は、入出力インタフェース145を介し
て、ユーザから、キーボード、マウスなどよりなる入力
部147から指令が入力されると、それに対応して、図
13(A)の半導体メモリ103に対応するROM(Read
Only Memory)143に格納されているプログラムを実
行する。あるいはまた、CPU142は、ハードディスク
102に予め格納されているプログラム、衛星122も
しくはネットワーク131から転送され、通信部148
により受信され、さらに、ハードディスク142にイン
ストールされたプログラム、またはドライブ149に装
着されたフロッピーディスク111、CD-ROM112、MO
ディスク113、DVD114、もしくは磁気ディスク1
15から読み出され、ハードディスク102にインスト
ールされたプログラムをRAM(Random Access Memory)
144にロードして実行する。さらに、CPU142は、
その処理結果を、例えば、入出力インタフェース145
を介して、LCD(Liquid Crystal Display)などよりな
る表示部146に必要に応じて出力する。
【0056】なお、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも
時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実
行される処理をも含むものである。
【0057】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0058】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の画像処理装
置、請求項3に記載の画像処理方法、および請求項4に
記載の媒体によれば、受信された画像データを、印刷す
る解像度に適合した画像データに変換し、記憶するよう
にしたので、印刷に要する時間を短縮することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理システムの一実施の
形態の構成を示す図である。
【図2】図1のSTB10の動作を説明するフローチャー
トである。
【図3】画像処理システムの第2の実施の形態の構成を
示す図である。
【図4】画像処理システムの第3の実施の形態の構成を
示す図である。
【図5】図4のSTB10の動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】画像処理システムの第4の実施の形態の構成を
示す図である。
【図7】画像処理システムの第5の実施の形態の構成を
示す図である。
【図8】画像処理システムの第6の実施の形態の構成を
示す図である。
【図9】図8のSTB10の動作を説明するフローチャー
トである。
【図10】図8のプリンタ50の動作を説明するフロー
チャートである。
【図11】画像処理システムの第7の実施の形態の構成
を示す図である。
【図12】画像処理システムの第8の実施の形態の構成
を示す図である。
【図13】媒体を説明する図である。
【図14】図13のパーソナルコンピュータの内部構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 STB, 12 符号化情報展開部, 13 描画
エンジン部, 14ビデオRAM部, 15 表示画素数
変換部, 30 モニタ, 50 プリンタ, 52
印刷画像処理部, 53 画像印刷部, 61 印刷RA
M部, 71プリントRAM部, 81 描画エンジン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 祐二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 正幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B021 BB02 CC05 DD07 LG08 PP04 5C073 AA03 CC01 CD22 CE06 CE10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記画像データを、印刷
    する解像度に適合した画像データに変換する変換手段
    と、 前記変換手段により変換された画像データを記憶する記
    憶手段とを含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されている画像デー
    タを、表示デバイスの画素数に適合した画像データに変
    換する第2の変換手段をさらに含むことを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 画像データを受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理で受信された前記画像データ
    を、印刷する解像度に適合した画像データに変換する変
    換ステップと、 前記変換ステップの処理で変換された画像データを記憶
    する記憶ステップとを含むことを特徴とする画像処理方
    法。
  4. 【請求項4】 画像データを受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理で受信された前記画像データ
    を、印刷する解像度に適合した画像データに変換する変
    換ステップと、 前記変換ステップの処理で変換された画像データを記憶
    する記憶ステップとからなることを特徴とするプログラ
    ムをコンピュータに実行させる媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318682A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Canon Inc 情報処理装置および情報処理方法および記憶媒体

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