JP2001042966A - 周辺機器の保守管理方法及び保守管理装置 - Google Patents

周辺機器の保守管理方法及び保守管理装置

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JP2001042966A
JP2001042966A JP11216104A JP21610499A JP2001042966A JP 2001042966 A JP2001042966 A JP 2001042966A JP 11216104 A JP11216104 A JP 11216104A JP 21610499 A JP21610499 A JP 21610499A JP 2001042966 A JP2001042966 A JP 2001042966A
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JP11216104A
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Tatsuya Adachi
達也 足立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理者が周辺機器の利用状態を逐一把握する
ことなく、保守作業を行ってもユーザの影響が少ない時
間帯を自動で割り出すことのできる周辺機器の保守管理
方法及びその装置を提供すること。 【解決手段】 端末装置3、周辺機器4、及び周辺機器
4の保守を管理する保守管理装置7とが接続されたとき
の保守管理において、端末装置4を介してユーザが周辺
機器4を使用した時刻、日、又は曜日の少なくとも何れ
か1つの使用時間情報を検出し、該使用時間情報を予め
設定された所定期間毎に集計し、集計結果に基づき、周
辺機器4の使用頻度が低い低頻度使用時間情報を抽出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザがパソコン
等の端末を介して使用するプリンタなどの周辺機器の保
守管理スケジュールを決定するための保守管理方法及び
保守管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、少なくとも1人のユーザがパソコ
ン等の端末(クライアント)、サーバ等によりネットワ
ークを介して使用するプリンタやデジタル複写機などの
周辺機器においては、故障や消耗品交換のために、保守
点検等を行うサービスステーション(保守会社)の作業
員によって保守管理が行われていた。
【0003】端末に接続された1台の周辺機器は、端末
を介して少なくとも1人で使用されるか、又は複数のユ
ーザ(使用者)により共用されるのが普通であり、定期
点検や定期交換(メンテナンス)の場合はまだしも、少
なくとも突発的な故障や不調等により点検修理等の保守
作業が行われる場合には、ユーザが複数の場合には、多
数のユーザが当該保守点検作業の行われる時期特に保守
点検作業が終了して周辺機器の使用が可能となる時期を
認識しておらず、ユーザが1人の場合でも保守作業が終
了して周辺機器の使用が可能となる時期を認識できない
場合もあり、周辺機器の使用に支障をきたしていた。
【0004】そこで、特開平6−68104号公報で
は、周辺機器とサービスステーションの管理サーバコン
ピュータとを、通信回線を介して相互通信可能な状態に
接続し、周辺機器から送信されたメンテナンスデータを
適宜、管理サーバコンピュータ側で受信し、受信したメ
ンテナンスデータに応じて、保守作業のスケジュール
(訪問時期と保守終了時期)を組み、周辺機器の表示手
段で当該スケジュールデータを表示することが開示され
ている。
【0005】また、特開平7−250155号公報にお
いては、交換機等のネットワークエレメントにおいて、
業務スケジュールを一元的に管理し、管理された情報を
元に種々の業務スケジュールを自動的に作成することを
目的として、他に業務予定が無い時間帯を抽出して、遠
隔保守を自動スケジュールする遠隔保守業務自動実行シ
ステムが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−68104号公報に記載のものによれば、ユー
ザの業務スケジュールを勘案せずに、複数のユーザで共
有している周辺機器の停止する時期(通常使用できない
時期)を、保守会社の都合で一方的に決定し、結果的に
周辺機器の稼動を強制的に停止させて保守作業を行うこ
ととなり、ユーザの業務遂行が著しく阻害されることと
なる。
【0007】一方、ユーザが保守会社へ周辺機器の保守
作業を委託している以上は、ユーザ側より保守する時期
を一方的に決定し、保守作業させることも保守会社にと
っては酷であり、ユーザと管理会社の利害を調整し、円
滑に周辺機器の保守作業を行うことを求められていた。
【0008】また、特開平7−250155号に記載の
ものは、交換機等のネットワークエレメントでの業務ス
ケジュール管理に根ざしたものであり、複数のユーザが
パソコン等の端末やネットワークを介して共有する周辺
機器にはそのまま適用できないものである。
【0009】即ち、周辺機器においては、ユーザが使用
予約を厳密に行うわけでなく、例えば印刷動作を行う場
合に、突発的に多量の印刷処理が必要となることや、一
度印刷処理を行ったものの、ファイルを修正して再度印
刷処理を行うことなどがあり、使用予定を予め設定する
ことは難しく、或いは使用予定を設定したとしても実際
の使用状況とは隔たりのあるものとなり、同号公報のよ
うに単純に空き時間を割り出すことは困難であるという
問題点があった。
【0010】従って従来は、周辺機器の概略的な利用状
況を管理者が把握し、利用が少ないと予想される時間帯
を適当に選んで保守作業のための時間を設定しているの
が実情であり、この方法では、管理者1人のみが使用者
である場合を除き、管理者が常に周辺機器の利用状況を
把握する必要があるとともに、管理者の判断ミス等によ
り、利用が少ないと予想した時間帯に周辺機器の動作を
行わせる必要が生じ、業務遂行上問題となる等の種々の
問題点を有していた。
【0011】本発明は、上述した従来技術の問題点を解
決するためになされたものであり、その目的とするとこ
ろは、管理者が周辺機器の利用状態を逐一把握すること
なく、保守作業を行ってもユーザの影響が少ない時間帯
を自動で割り出すことのできる周辺機器の保守管理方法
及び保守管理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザが使用
する少なくとも1台の端末装置と、端末装置から制御可
能な周辺機器と、周辺機器の保守を管理する保守管理装
置とがネットワークを介して接続された周辺機器の保守
管理方法において、端末装置を介してユーザが周辺機器
を使用した時刻、日、又は曜日の少なくとも何れか1つ
の使用時間情報を検出する検出ステップと、使用時間情
報を予め設定された所定期間毎に集計する集計ステップ
と、集計ステップの集計結果に基づき、周辺機器の使用
頻度が低い低頻度使用時間情報を抽出する抽出ステップ
とからなる周辺機器の保守管理方法である。
【0013】また本発明は、端末装置を介して周辺機器
を使用するユーザ毎で日、曜日、又は時刻の少なくとも
何れか1つの時間帯情報を含むスケジュール情報を収集
する収集ステップと、スケジュール情報に対応した周辺
機器の使用時間に関する使用時間情報を予め格納する予
約状況格納ステップと、スケジュール情報と、使用時間
情報に基づき、周辺機器の使用状況を予測する使用状況
予測ステップと、使用状況予測ステップによる予測結果
から、周辺機器の使用頻度が低い低頻度使用時間情報を
抽出する抽出ステップとからなる周辺機器の保守管理方
法である。
【0014】さらに本発明は、ユーザが使用する少なく
とも1台の端末装置と、端末装置から制御可能な周辺機
器とに対し、ネットワークを介してそれぞれ接続され、
周辺機器の保守を管理する保守管理装置において、端末
装置を介してユーザが周辺機器を使用した時刻、日、又
は曜日の少なくとも何れか1つの使用時間情報を検出す
る検出手段と、使用時間情報を予め設定された所定期間
毎に集計する集計手段と、集計手段の集計結果に基づ
き、周辺機器の使用頻度が低い低頻度使用時間情報を抽
出する抽出手段とからなる保守管理装置である。
【0015】またさらに本発明は、端末装置を介して周
辺機器を使用するユーザ毎で日、曜日、又は時刻の少な
くとも何れか1つの時間帯情報を含むスケジュール情報
を収集するスケジュール情報収集手段と、スケジュール
情報に対応した周辺機器の使用時間に関する使用時間情
報を予め格納する予約状況テーブルと、スケジュール情
報と、使用時間情報に基づき、周辺機器の使用状況を予
測し、周辺機器の使用頻度が低い低頻度使用時間情報を
抽出する周辺機器利用想定手段とからなる保守管理装置
である。
【0016】またさらに本発明は、保守会社のホスト装
置からアクセス可能に記憶された保守スケジュール情報
を通信手段を介して取得する保守情報取得手段と、保守
スケジュール情報と、低頻度使用時間情報とを比較対照
し、保守スケジュール情報のうち空いている空き時間帯
情報を抽出する時間情報比較対象手段と、抽出された空
き時間帯情報に基づき、ホスト装置に対し、空き時間帯
情報に対応した時間帯に保守作業を依頼する旨の予約情
報を送信する保守予約手段とを備えるように構成しても
良い。
【0017】またさらに本発明は、抽出した空き時間帯
情報を、告知するための空き時間帯告知手段と、告知さ
れた空き時間帯情報に対応する保守作業を承認、選択、
又は修正して特定するための特定手段とを備え、保守予
約手段は、特定手段で特定された保守作業をホスト装置
に対し予約するように構成しても良い。
【0018】またさらに本発明は、予約した保守作業に
関連する情報を端末装置に通知する保守作業通知手段を
備えても良いし、周辺機器が使用可能か否かを検出する
動作状況検出手段を備え、保守作業通知手段が、さらに
動作状況検出手段の検出結果に基づき、予約済みの保守
作業の終了予定時に周辺機器が使用可能にないことを検
出すると、保守作業が継続中である旨の情報を端末装置
に通知するように構成しても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
ネットワークシステム1の概略的構成を示すブロック図
であり、ネットワークシステム1においては、内部ネッ
トワーク2に通信線や通信回線により接続されている複
数のユーザ端末であるクライアントシステム3(3a〜
3f)が、1台のプリンタ等の周辺機器(画像形成装
置)4をネットワーク上で共有しており、またプリンタ
4が通信回線を経由し外部ネットワークを介して、プリ
ンタ4の製造元、サービス会社等に設置されている管理
サーバコンピュータを含むスケジュール管理システム5
に接続され、周辺機器4の消耗品等の状況などが管理サ
ーバコンピュータにより管理されている。
【0020】各クライアントシステム3は、会議や出張
等のユーザのスケジュール情報を管理するスケジュール
管理機能19を有しており、周辺機器4を制御する保守
管理装置たるサーバシステム7は、後述するスケジュー
ル管理機能7a及びメンテナンス管理機能7bとを有す
ると共に、それらの機能に使用される記憶領域7cを備
えている。尚、本実施形態においては、周辺機器がプリ
ンタ(画像形成装置)である場合につき説明を行う。ま
た、クライアントシステム3としてパーソナルコンピュ
ータ、ワークステーション、ワードプロセッサ、ファク
シミリ、又は携帯情報端末などが好適に使用できる。
【0021】次に上述したスケジュール管理機能7a及
びメンテナンス管理機能7bについて、図2及び図3を
用いて以下に説明する。まず図2は、周辺機器4の実際
の使用状況を蓄積するためのメンテナンス管理機能7b
とメンテナンス管理機能7bが利用する記憶領域7cの
構成を示したものである。
【0022】イベント検出機能7eは、周辺機器4の利
用開始時刻と利用終了時刻を検出し、それぞれの時刻情
報に関連した情報を利用開始時間記憶部7hと利用終了
時間記憶7gに一時的に格納する。尚、時刻情報として
は、時刻そのものの情報を記憶しても良いし、所定のタ
イミングからの相対的な時間情報として記憶しておいて
も良い。尚、本実施形態では、利用時間時刻と終了時間
時刻が使用時間情報に対応している。
【0023】第1の利用時間カウンタ7iは所定時間帯
毎に周辺機器4が使用されていたか否かを示すための時
間情報を記憶するテーブルであり、上記の利用開始時間
記憶部7hに記憶されている時刻情報から利用終了時間
記憶部7gに記憶された時刻情報までが、周辺機器4が
使用されていた時間としてカウント(集計)される。
【0024】また空き時間算出機能部7dは、この第1
利用時間カウンタ7iで集計され記憶された集計結果を
参照することによって、周辺機器4が使用されなかった
時間情報即ち低頻度使用時間情報を抽出し、抽出された
時間情報を空き時間記憶部7fへ格納する。尚、記憶部
への読み出し、書きこみ等の動作は、サーバシステム7
内の図示しない情報処理部や記憶部のコントローラ等を
用いて周知の汎用回路構成で実現可能であり、以降でも
説明を省略する。
【0025】図3は、クライアントシステム3のスケジ
ュール管理機能部19と連携して、クライアントのスケ
ジュール情報を収集参照し、これにより周辺機器4の空
き時間を予測し、予測された周辺機器4の空き時間と保
守会社のスケジュールとを照合して、保守作業のスケジ
ュールを設定するためのスケジュール管理機能部7a
と、スケジュール管理機能7aが利用する記憶領域7c
の構成を示している。尚、本実施形態では、図2と図3
での記憶領域7cが恰も同一のように記載しているが、
これらの機能毎にメモリ手段やメモリ領域を分けても良
い。
【0026】スケジュール送受信機能7kは、スケジュ
ール管理機能19とスケジュール管理システム5と連携
して、クライアント3と保守会社のスケジュールを収集
し、あるいはそれらのスケジュールに保守スケジュール
を書き込む機能を有している。
【0027】予測状況テーブル7mには、クライアント
システム3のスケジュールに記載された事項と周辺機器
4の使用状況の関係(使用時間情報)が記述されてい
る。周辺機器利用想定機能7jは予測状況テーブル7m
を用いて、収集したクライアントシステム3のスケジュ
ールから周辺機器4の利用時間帯を予測し、その結果を
第2利用時間カウンタ7pに書き込む。第2利用時間カ
ウンタ7pは、第1利用時間カウンタ7iと同様にし
て、所定時間帯毎に周辺機器4が使用されていたか否か
を示すように構成されている。
【0028】保守会社から収集したスケジュールの内容
は、第2利用時間カウンタ7pと対応する構造を有する
図示しない保守会社のスケジュールカウンタに格納され
る。空き時間記憶部7fは第2利用時間カウンタ7pと
保守会社のスケジュールカウンタとを突き合わせて抽出
した保守可能な時間帯(空き時間情報、低頻度使用時間
情報)を格納するものである。
【0029】保守スケジュール表示機能7nは、サーバ
に接続された表示部により、保守可能な時間帯を表示
し、保守スケジュール編集機能7oは、例えば表示部と
操作入力部(特定手段)を用いて、表示された保守可能
な時間帯を管理者の指示に従って変更することができ、
保守作業通知手段を構成する情報通知機能7lは保守ス
ケジュールをクライアントシステム3に通知(告知)す
ることができる。
【0030】以上が本発明に係る保守管理装置の概要構
成であり、以下に詳細な複数の実施形態について説明す
る。
【0031】(本発明の第1の実施形態)図4は、本発
明の第1の実施形態に係るサーバシステム7のメンテナ
ンス管理機能部7bを説明するためのブロック図であ
り、図5はそのフローチャートである。このメンテナン
ス管理機能部7bで使用される記憶領域7cは、周辺機
器4を利用した時間を登録するための利用時間記憶領域
7rを備えており、利用時間記憶領域7rは、利用時間
をカウントする第1利用時間カウンタ7i、利用を開始
した時間を記憶する利用開始時間記憶部7h、利用を終
了した時間を記憶する利用終了時間記憶部7g、及び空
き時間を記憶する空き時間記憶部7fとから構成されて
いる。
【0032】まず、図5(a)において、クライアント
システム3から周辺機器4を利用しようとすると、図4
に示すように、サーバシステム7に対して周辺機器利用
通知9が届き、サーバシステム7と周辺機器4との間
で、利用開始イベント10と利用終了イベント11が発
生する(S11、S12)。
【0033】これらイベント10・11を検出するイベ
ント検出機能7eが、サーバシステム7に設けられてお
り、利用開始時間と利用終了時間とを、利用開始時間記
憶部7hと利用終了時間記憶部7gとにそれぞれ一時的
に記憶格納するとともに、第1利用カウンタ7iによっ
て利用時間を算出する(S13)。このようにして収集
された時間情報を基にして、所定時間毎或いは所定期間
毎の利用状態を第1利用時間カウンタ7iによりカウン
トする(S14)。
【0034】メンテナンス管理機能7bには、空き時間
算出機能7dが備えられており、図5(b)において、
記憶領域7cのカウント値を読み出し(S21)、その
読み出した結果中に、カウントされていない時間帯があ
るのか否かが判断され(S22)、時間帯がない場合に
は、保守作業に適した時間帯が無いものとして動作を終
了する。
【0035】一方、カウントされていない時間帯がある
場合には、カウントされていない時間帯を抽出し(S2
3)、所定範囲内の時間帯であると判断されると(S2
4)、空き時間記憶部7fにその時間帯に関する情報が
登録される(S25)。
【0036】このようにして、ある期日まで遡って周辺
機器4に関しユーザの実際の利用実績を自動的に集計
し、その集計結果から一定時間帯の空き時間を抽出する
ので、管理者が周辺機器4の利用状態を逐一把握するこ
となく、保守作業を行っても影響の少ない時間帯を自動
的に割り出すことができる。
【0037】尚、上述した時間帯は、1日における特定
の時刻から特定の時刻までに限らず、例えば1ヶ月の中
の特定日であっても良く、さらに1週間の中での特定の
曜日であっても良い。これらの場合には、上述したS2
2での判断は、所定の利用頻度、利用回数、又は通算利
用時間で行われる。
【0038】また上記実施形態では、周辺機器4、クラ
イアントシステム3、サーバシステム7が夫々1台づつ
である場合かのように記載したが、本発明はそれのみに
限定されるものではなく、クライアントシステム3が複
数ある場合は勿論のこと、周辺機器4やサーバシステム
7が複数ある場合にも適用できることはいうまでもな
い。
【0039】(本発明の第2の実施形態)図6は、本発
明の第2の実施形態に係るサーバシステム7のスケジュ
ール管理機能7aを説明するためのブロック図であり、
図7はそのときのフローチャートを示している。
【0040】このスケジュール管理機能7aで使用され
る記憶領域7cは、周辺機器4を利用する可能性のある
時間を登録するための利用時間記憶領域7rを備えて構
成されており、利用時間記憶領域7rには第2利用時間
カウンタ7pと空き時間記憶部7fとが備えられてい
る。
【0041】一方、スケジュール管理機能7aには、ク
ライアントシステム3にスケジュール情報の送信を要求
し、送信されてきたスケジュール情報を受信(スケジュ
ール受信12)するスケジュール送受信機能7k、受信
されたスケジュールデータに表されている仕事内容など
から予測状況テーブル7mの内容を用いて、周辺機器の
利用状況を予測する抽出手段たる周辺機器利用想定機能
7j、及び複数の各クライアントシステム3のスケジュ
ールに記載された事項と周辺機器4の使用状況の関係が
記述されている予測状況テーブルとから構成されてい
る。
【0042】図7(a)と(b)において、まず予測す
べき期間を設定すると(S31)、スケジュール送受信
機能はユーザリストを参照して(S32)、各ユーザに
設定された期間のスケジュール情報を順次収集する(S
33)。
【0043】収集されたスケジュール情報から、周辺機
器利用想定機能7jは周辺機器4の利用される可能性の
ある利用開始時間と利用終了時間とを抽出し(S3
4)、各ユーザ毎の予測状況テーブル7mの内容を用い
て周辺機器4の利用時間帯を想定抽出し(S35)、第
2利用時間カウンタ7pでカウントしてゆく(S3
6)。このようにして、図5の場合と同様に、所定時間
毎の利用予測が求められる。求められた利用予測から、
S21〜S25により空き時間が算出されて空き時間記
憶部7fに登録されることとなる。
【0044】以上のようにして、所定の期日まで先の利
用者のスケジュールと予め記憶された周辺機器の使用状
況のデータとから、利用予測を自動的に集計し、その集
計結果から一定時間帯の空き時間を抽出するので、周辺
機器の使用状況と利用者のスケジュールを勘案しなが
ら、保守作業を実施しても影響の少ない適切な時間帯を
自動的に割り出すことができる。
【0045】(本発明の第3の実施形態)図8は本発明
の第3の実施形態に係るサーバシステム7のスケジュー
ル管理機能7aを説明するためのブロック図であり、図
9はそのときのフローチャートである。尚、本実施形態
は、上述の第2実施形態に適用可能であるが、上述の第
1実施形態に適用されても良いことはいうまでもない。
【0046】本実施形態のスケジュール管理機能7aに
は、周辺機器利用想定機能7j、予測状況テーブル7
m、保守スケジュール表示機能7n、及び保守スケジュ
ール編集機能7oを備えている。また、スケジュール送
受信機能7kは、クライアントシステム3のスケジュー
ル13とともに、通信回線等による通信手段を用いて、
管理会社から保守作業のスケジュール15(14)を取
得し、保守スケジュール予約情報(保守スケジュール情
報)16を送信する。
【0047】このサーバシステム7で使用される利用時
間記憶領域7rには、利用時間カウンタ7p、空き時間
記憶部7f、保守会社のスケジュールカウンタ7q、及
び保守予約時間記憶部7sを備えている。また、ユーザ
のスケジュールと管理会社のスケジュールとを比較対照
して、双方の空き時間を算出する時間情報比較手段tる
空き時間算出機能7dからなるメンテナンス管理機能7
bを備えている。
【0048】上述した保守スケジュール表示機能7n
は、ユーザのスケジュール情報と管理会社のスケジュー
ル情報とを比較対照して得られた保守作業の候補時間
を、例えば図10で示すような画面で表示する機能であ
る。
【0049】図10において、8a〜8cの部分は、第
1候補8aの保守開始時間8bと保守終了時間8cにつ
いての表示、8d〜8eには同様にして第2候補8dの
保守開始時間8eと保守終了時間8fの表示をそれぞれ
行い、第1候補8aと第2候補8dとを並べて表示させ
て見やすくするよう工夫している。そして、8gには保
守会社を特定するための名称等の情報が表示され、8h
には該保守会社の保守内容の概要が表示される。尚、8
iと8jはそれぞれ情報を送信するボタン、送信を取消
するボタン(オブジェクト)を表している。
【0050】保守スケジュール編集機能7oは、その表
示画面を参照して実際のスケジュールを作成編集する機
能(特定手段)である。編集にあたっては、管理者が不
在の時間帯は予め登録可能となっており、登録すること
によって、前記候補時間帯として抽出しないように設定
することができる。さらに、抽出した時間帯に、周辺機
器を使用する確率や管理者の不在等により、保守スケジ
ュールについて優先順位を付加することも可能である。
【0051】これにより、保守を受ける機器に詳しい管
理者が不在のときに、周辺機器4の保守サービスを受け
る場合、保守会社のエンジニアに機器の状況やユーザの
意向等の情報を伝達することが困難になったり、ユーザ
の意向を取りまとめるのに手間取るといった不具合が発
生するのを防止でき、また管理者が選択する確率の高い
有望な時間帯から検討することができるので、検討に要
する時間を短縮することもできる。
【0052】図7のS31〜S36と同様にして、S4
1〜S46において、ユーザの利用予測が求められる
と、S33に対応するS47において、保守会社のスケ
ジュール15が受信され(14)、受信されたスケジュ
ール15から保守作業の開始時間と利用終了時間とを抽
出し(S48)、保守会社のスケジュールカウンタ7q
に、所定時間毎のユーザの利用予測と保守会社の作業ス
ケジュールが蓄積される。
【0053】この場合、メンテナンス管理機能7b内の
空き時間算出機能7dは、記憶領域の2つのカウンタの
値を読み出し(S51)、第2利用カウンタ7pに利用
予定がカウントされておらず、且つ保守会社のスケジュ
ールカウンタ7qで保守会社の作業能力限度まで作業予
定がカウントされていない時間帯があるのか否かが判断
され(S52)、カウントされていない部分があればカ
ウントされていない時間帯を抽出する(S53)。
【0054】抽出した時間帯のうち、所定範囲内の時間
帯が1つであると判定されると(S54)、空き時間記
憶部7fに登録される(S55)。共にカウントされて
いない時間帯がないか、又は所定範囲内の時間帯が0ま
たは複数であれば、スケジュール管理機能7aの保守ス
ケジュール表示7n及び又は編集機能7oを用いて、管
理者が2つのカウンタを参照して時間帯の設定(選択)
を行い(S56)、空き時間記憶部7fに登録される
(S57)。
【0055】スケジュール管理機能7aは、空き時間記
憶部7fに登録された時間帯に基づいて、予約情報を作
成して保守予約時間記憶部7sに登録し(S58)、保
守会社へ予約を入れる(S59)。さらに後述する図1
1のように予約情報を利用者へ通知するとともにスケジ
ュール登録を行う(S60)。
【0056】(本発明の第4の実施形態)図11は、本
発明の第4の実施形態に係るサーバシステム7のスケジ
ュール管理機能7aの特徴部分のみを説明するためのブ
ロック図であり、本実施形態は、上述した各実施形態に
適用可能である。
【0057】本実施形態におけるスケジュール管理機能
7aには、保守作業通知手段を構成する利用者リスト7
tと保守情報通知機能7lとが備えられており、保守予
約時間記憶部7sに保守作業のスケジュールが登録され
ると、予め登録されている通知すべき利用者リスト7t
を読み出し、順次又は一斉に、例えば図12で示すよう
な保守時間帯の通知画面を送信する。かくして利用者の
スケジュールシステムが持つスケジュール管理機能19
を利用して自動登録することができる。
【0058】尚、図12について補足説明すると、画面
8において、メッセージ欄8kには「以下の時間に周辺
機器の保守が開始されます」とのメッセージが表示さ
れ、その他、8b、8c、8g、8hには図10と同様
にして、それぞれ保守開始時間、保守終了時間、保守会
社名、及び保守概要が表示されており、画面右下部には
了解ボタン8lが設けられている。
【0059】(本発明の第5の実施形態)図13は、本
発明の第5の実施形態に係るサーバシステムのスケジュ
ール管理機能7aの特徴部分のみを説明するためのブロ
ック図であり、図14がそのフローチャートである。
尚、本実施形態は、上述した各実施形態にそれぞれ適用
することが可能である。
【0060】本実施形態におけるスケジュール管理機能
7aには、利用者リスト7tと情報通知機能7lが備え
られており、またメンテナンス管理機能7bにはイベン
ト検出機能7eが備えられ、保守予約時間記憶部7sに
は、前述のようにして保守作業のスケジュールが登録さ
れている。
【0061】図14(a)、(b)のフローチャートに
おいて、保守予約時間記憶部7sより登録されている予
約時間が読み出され(S61)、その登録されている保
守時間内のユーザスケジュール情報が各ユーザから受信
される(14、S62)。
【0062】一方、保守予約時間記憶部7sから登録さ
れている予約時間が読み出され(S71)、現時刻が保
守終了時刻を過ぎているか否かを判定し(S72)、現
在時刻が保守終了時刻を過ぎていると、動作状況検出手
段たるイベント検出機能7eにより周辺機器4に対し
て、既に利用可能となったか否かが問い合わせされ(S
73)、S74にて未だ保守作業が終了しておらず利用
可能な状態になっていないと判断すると、S62で収集
されたユーザスケジュールより、利用予定のあるユーザ
を抽出し(S75)、例えば図15で示すような保守時
間帯の延長通知画面を送信する(S76)。
【0063】ここで、図15について補足説明すると、
画面8においては、8mにて「周辺機器の保守時間が延
長しています」とのメッセージを表示させ、8bには保
守開始時間、8gには保守会社、8hには保守概要、8
lには了解ボタンを設けている。
【0064】このようにして、周辺機器の故障発生時
に、その故障内容の状況などが、ユーザ側から知ること
ができるのと同様に、保守作業の延長の影響を受けるユ
ーザはその終了を知ることができるので、利用者は作業
が終わったものだと思って周辺機器を使用しようとする
といった不具合を防止し、また管理者までに問い合わせ
を行う手間も無く、業務効率を向上させることができ
る。
【0065】尚、上記実施形態においては、周辺機器と
してプリンタである場合について例示しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、複数のユーザによ
り端末等を介して共有可能な周辺機器であれば適用する
ことができ、特にメンテナンスを行ったり、消耗品を用
いる周辺機器であれば好適に適用できることはいうまで
もない。
【0066】さらに、上記実施形態では、クライアント
3、サーバシステム7、周辺機器4が恰も別体の如く説
明しているが、例えば周辺機器4にパソコン等の情報処
理装置を接続し、前記情報処理装置にサーバ機能を持た
せたり、逆に周辺機器4にインテリジェンス機能を持た
せる意味でサーバ機能を持たせ、クライアントのスケジ
ュールを収集して自ら管理するようにしても良い。この
ようにすれば、高価なサーバーシステムやサーバープロ
グラムを必要とせず、省スペース化も図れ、小規模のネ
ットワークシステムで好適に実施できる。
【0067】またさらに上記機能の一部又は全部をソフ
トウェアやソフトウェアを記録した媒体として実現して
も良く、この場合には修正、変更、及び配布が容易とな
り、可搬性に優れる管理システムを構築することができ
る。
【0068】
【発明の効果】本発明は、ユーザが使用する少なくとも
1台の端末装置と、端末装置から制御可能な周辺機器
と、周辺機器の保守を管理する保守管理装置とがネット
ワークを介して接続された周辺機器の保守管理方法にお
いて、端末装置を介してユーザが周辺機器を使用した時
刻、日、又は曜日の少なくとも何れか1つの使用時間情
報を検出する検出ステップと、使用時間情報を予め設定
された所定期間毎に集計する集計ステップと、集計ステ
ップの集計結果に基づき、周辺機器の使用頻度が低い低
頻度使用時間情報を抽出する抽出ステップとからなる周
辺機器の保守管理方法である。
【0069】また本発明は、ユーザが使用する少なくと
も1台の端末装置と、端末装置から制御可能な周辺機器
とに対し、ネットワークを介してそれぞれ接続され、周
辺機器の保守を管理する保守管理装置において、端末装
置を介してユーザが周辺機器を使用した時刻、日、又は
曜日の少なくとも何れか1つの使用時間情報を検出する
検出手段と、使用時間情報を予め設定された所定期間毎
に集計する集計手段と、集計手段の集計結果に基づき、
周辺機器の使用頻度が低い低頻度使用時間情報を抽出す
る抽出手段とからなる保守管理装置である。
【0070】周辺機器の時間帯における使用頻度は、業
務形態が大きく変わらない限り一定と見なしてさしつか
えない。そこで、上記構成により、ユーザ(グループ)
の過去の周辺機器の使用実績を自動で履歴として残して
おき、その履歴に基づいて保守作業の可能な時間帯を割
り出すことによって、管理者が周辺機器の利用状態を逐
一把握することなく、保守作業を行ってもユーザの影響
が少ない時間帯を自動で割り出すことができる。
【0071】さらに本発明は、端末装置を介して周辺機
器を使用するユーザ毎で日、曜日、又は時刻の少なくと
も何れか1つの時間帯情報を含むスケジュール情報を収
集する収集ステップと、スケジュール情報に対応した周
辺機器の使用時間に関する使用時間情報を予め格納する
予約状況格納ステップと、スケジュール情報と、使用時
間情報に基づき、周辺機器の使用状況を予測する使用状
況予測ステップと、使用状況予測ステップによる予測結
果から、周辺機器の使用頻度が低い低頻度使用時間情報
を抽出する抽出ステップとからなる周辺機器の保守管理
方法である。
【0072】またさらに本発明は、端末装置を介して周
辺機器を使用するユーザ毎で日、曜日、又は時刻の少な
くとも何れか1つの時間帯情報を含むスケジュール情報
を収集するスケジュール情報収集手段と、スケジュール
情報に対応した周辺機器の使用時間に関する使用時間情
報を予め格納する予約状況テーブルと、スケジュール情
報と、使用時間情報に基づき、周辺機器の使用状況を予
測し、周辺機器の使用頻度が低い低頻度使用時間情報を
抽出する周辺機器利用想定手段とからなる保守管理装置
である。
【0073】従って、ユーザ(グループ)のスケジュー
ルを参照し、業務の内容に応じて周辺機器の使用可能性
を考慮して、保守作業の可能な時間帯を割り出すことに
より、管理者が周辺機器の利用状態を逐一把握すること
なく、またユーザのスケジュールを考慮しながら、保守
作業を行ってもユーザの影響が少ない時間帯を自動で割
り出すことができるという効果がある。
【0074】またさらに本発明は、保守会社のホスト装
置からアクセス可能に記憶された保守スケジュール情報
を通信手段を介して取得する保守情報取得手段と、保守
スケジュール情報と、低頻度使用時間情報とを比較対照
し、保守スケジュール情報のうち空いている空き時間帯
情報を抽出する時間情報比較対象手段と、抽出された空
き時間帯情報に基づき、ホスト装置に対し、空き時間帯
情報に対応した時間帯に保守作業を依頼する旨の予約情
報を送信する保守予約手段とを備える構成である。
【0075】複数のユーザが使用又は共用している周辺
機器を停止する時期を、保守会社の方で一方的に決定さ
れることは、ユーザの業務遂行上望ましくない。逆に、
ユーザが保守作業を委託する以上は、保守会社側のスケ
ジュールにも合わせる必要があり、ユーザの都合ばかり
を押しつけるのも酷である。
【0076】そこで、上記構成のように利用者のスケジ
ュールと保守会社のスケジュールとを対比して保守予約
を行うことで、両者の利害をたくみに調整することがで
き、自動的に都合の良い時期に予約することができると
いう効果がある。
【0077】またさらに本発明は、抽出した空き時間帯
情報を、告知するための空き時間帯告知手段と、告知さ
れた空き時間帯情報に対応する保守作業を承認、選択、
又は修正して特定するための特定手段とを備え、保守予
約手段は、特定手段で特定された保守作業をホスト装置
に対し予約する構成である。
【0078】これにより、保守作業を予約する時間帯を
前もって管理者がチェックすることができ、さらに例え
ば管理者が不在になる場合には、他の時期に順延した
り、複数候補の中から最も都合の良い時期を選択すると
いったことが可能となり、周辺機器に対し、より柔軟な
管理運営を行うことができるという効果を奏する。
【0079】尚、保守を受ける機器に詳しい管理者が不
在のおりに、保守サービスを受けることになると、保守
会社のエンジニアに機器の状況やユーザの意向を伝達す
るのが困難になったり、ユーザの意向を取りまとめるの
に手間取ったりすることから、予め休業日等の管理者不
在の時間帯を、保守を実施する候補の時間帯から自動的
に除くようにする収集した管理者のスケジュールを相互
に対照し、管理者が全員不在の時間帯には、候補時間帯
として抽出しないようにしても良い。
【0080】また、抽出した時間帯から、管理者が保守
を実施する時間帯を選択する場合に、候補の中で使用確
率の高い時間帯や管理者の不在の時間帯は却下される可
能性が高く、検討の時間が無駄になるので、複数の候補
時間帯がある場合に、管理者が選択する確率の高い有望
な時間帯から検討できるようにしても良い。
【0081】また従来、周辺機器の故障発生時に、故障
の状況などは、利用者の方から知ることができたもの
の、その故障の復旧時期が不明であるために、周辺機器
を利用する必要がある業務のスケジュールが立て難い問
題があったが、本発明によれば、予約した保守作業に関
連する情報を端末装置に通知する保守作業通知手段を備
えので、予約された保守の為の時間即ち周辺機器を使用
できない期間を利用者に対して自動的に通知することが
でき、周辺機器の復旧時期を勘案してスケジュール設定
ができると共に、管理者や保守会社の連絡業務を削減で
きる。
【0082】またさらに本発明は、周辺機器が使用可能
か否かを検出する動作状況検出手段を備え、保守作業通
知手段が、さらに動作状況検出手段の検出結果に基づ
き、予約済みの保守作業の終了予定時に周辺機器が使用
可能にないことを検出すると、保守作業が継続中である
旨の情報を端末装置に通知する構成である。
【0083】従来、周辺機器の保守は、その故障内容に
よっては、予定していた復旧時間を超過してしまう場合
があり、この場合に利用者は、復旧済みと判断して周辺
機器を利用を試み、復旧が未完であることを認識し、管
理者などに問い合わせるという不具合を生じた。
【0084】しかし、本発明によれば、自動的に保守終
了時刻に周辺機器の状況を検証し、利用するであろう可
能性のあるユーザに対して通知を行うことにより、利用
者及び管理者の手間の軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るネットワークシステム
の概略的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るメンテナンス機能の概
略的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るスケジュール管理機能
の概略的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るサーバシステム
の構成を説明するためのブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る処理フローチャ
ートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るサーバシステム
の構成を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る処理フローチャ
ートである。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るサーバシステム
の構成を説明するためのブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る処理フローチャ
ートである。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る表示画面を説
明するための図である。
【図11】本発明の第4の実施形態に係るサーバシステ
ムの構成を説明するためのブロック図である。
【図12】本発明の第4の実施形態に係る表示画面を説
明するための図である。
【図13】本発明の第5の実施形態に係るサーバシステ
ムの構成を説明するためのブロック図である。
【図14】本発明の第5の実施形態に係る処理フローチ
ャートである。
【図15】本発明の第5の実施形態に係る表示画面を説
明するための図である。
【符号の説明】
1 ネットワークシステム 2 内部ネットワーク 3 クライアントシステム 4 周辺機器 5 外部ネットワーク 6 保守会社のスケジュール管理システム 7 サーバシステム 7a スケジュール管理機能 7b メンテナンス管理機能 7c 記憶領域 7d 空き時間算出機能 7e イベント検出機能 7f 空き時間記憶部 7g 利用終了時間記憶部 7h 利用開始時間記憶部 7i 第1利用時間カウンタ 7j 周辺機器利用想定機能 7k スケジュール送受信機能 7l 情報通知機能 7m 予測状況テーブル 7n 保守スケジュール表示機能 7o 保守スケジュール編集機能 7p 第2利用時間カウンタ 7q 保守会社のスケジュールカウンタ 7r 利用時間記憶領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが使用する少なくとも1台の端末
    装置と、該端末装置から制御可能な周辺機器と、該周辺
    機器の保守を管理する保守管理装置とがネットワークを
    介して接続された周辺機器の保守管理方法において、 上記端末装置を介してユーザが上記周辺機器を使用した
    時刻、日、又は曜日の少なくとも何れか1つの使用時間
    情報を検出する検出ステップと、 上記使用時間情報を予め設定された所定期間毎に集計す
    る集計ステップと、 上記集計ステップの集計結果に基づき、上記周辺機器の
    使用頻度が低い低頻度使用時間情報を抽出する抽出ステ
    ップとからなる周辺機器の保守管理方法。
  2. 【請求項2】 ユーザが使用する少なくとも1台の端末
    装置と、該端末装置から制御可能な周辺機器と、該周辺
    機器の保守を管理する保守管理装置とがネットワークを
    介して接続された周辺機器の保守管理方法において、 上記端末装置を介して上記周辺機器を使用するユーザ毎
    で日、曜日、又は時刻の少なくとも何れか1つの時間帯
    情報を含むスケジュール情報を収集する収集ステップ
    と、 上記スケジュール情報に対応した上記周辺機器の使用時
    間に関する使用時間情報を予め格納する予約状況格納ス
    テップと、 上記スケジュール情報と、上記使用時間情報に基づき、
    上記周辺機器の使用状況を予測する使用状況予測ステッ
    プと、 上記使用状況予測ステップによる予測結果から、上記周
    辺機器の使用頻度が低い低頻度使用時間情報を抽出する
    抽出ステップとからなる周辺機器の保守管理方法。
  3. 【請求項3】 ユーザが使用する少なくとも1台の端末
    装置と、該端末装置から制御可能な周辺機器とに対し、
    ネットワークを介してそれぞれ接続され、周辺機器の保
    守を管理する保守管理装置において、 上記端末装置を介してユーザが上記周辺機器を使用した
    時刻、日、又は曜日の少なくとも何れか1つの使用時間
    情報を検出する検出手段と、 上記使用時間情報を予め設定された所定期間毎に集計す
    る集計手段と、 上記集計手段の集計結果に基づき、上記周辺機器の使用
    頻度が低い低頻度使用時間情報を抽出する抽出手段とか
    らなる保守管理装置。
  4. 【請求項4】 ユーザが使用する少なくとも1台の端末
    装置と、該端末装置から制御可能な周辺機器とに対し、
    ネットワークを介してそれぞれ接続され、周辺機器の保
    守を管理する保守管理装置において、 上記端末装置を介して上記周辺機器を使用するユーザ毎
    で日、曜日、又は時刻の少なくとも何れか1つの時間帯
    情報を含むスケジュール情報を収集するスケジュール情
    報収集手段と、 上記スケジュール情報に対応した上記周辺機器の使用時
    間に関する使用時間情報を予め格納する予約状況テーブ
    ルと、 上記スケジュール情報と、上記使用時間情報に基づき、
    上記周辺機器の使用状況を予測し、上記周辺機器の使用
    頻度が低い低頻度使用時間情報を抽出する周辺機器利用
    想定手段とからなる保守管理装置。
  5. 【請求項5】 保守会社のホスト装置からアクセス可能
    に記憶された保守スケジュール情報を通信手段を介して
    取得する保守情報取得手段と、 上記保守スケジュール情報と、上記低頻度使用時間情報
    とを比較対照し、上記保守スケジュール情報のうち空い
    ている空き時間帯情報を抽出する時間情報比較対象手段
    と、 抽出された上記空き時間帯情報に基づき、上記ホスト装
    置に対し、上記空き時間帯情報に対応した時間帯に保守
    作業を依頼する旨の予約情報を送信する保守予約手段と
    を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の保守
    管理装置。
  6. 【請求項6】 抽出した上記空き時間帯情報を、告知す
    るための空き時間帯告知手段と、 告知された上記空き時間帯情報に対応する保守作業を承
    認、選択、又は修正して特定するための特定手段とを備
    え、 上記保守予約手段は、上記特定手段で特定された保守作
    業を上記ホスト装置に対し予約することを特徴とする請
    求項5に記載の保守管理装置。
  7. 【請求項7】 予約した上記保守作業に関連する情報を
    上記端末装置に通知する保守作業通知手段を備えたこと
    を特徴とする請求項5又は6に記載の保守管理装置。
  8. 【請求項8】 上記周辺機器が使用可能か否かを検出す
    る動作状況検出手段を備え、上記保守作業通知手段は、
    さらに上記動作状況検出手段の検出結果に基づき、予約
    済みの保守作業の終了予定時に上記周辺機器が使用可能
    にないことを検出すると、保守作業が継続中である旨の
    情報を上記端末装置に通知することを特徴とする請求項
    5乃至請求項7の何れか一項に記載の保守管理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005033940A1 (ja) * 2003-09-30 2007-11-15 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Maschines Corporation 情報処理装置における管理プログラムの実行管理
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