JP2001042959A - ボルテージリファレンス回路 - Google Patents

ボルテージリファレンス回路

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JP2001042959A
JP2001042959A JP11219374A JP21937499A JP2001042959A JP 2001042959 A JP2001042959 A JP 2001042959A JP 11219374 A JP11219374 A JP 11219374A JP 21937499 A JP21937499 A JP 21937499A JP 2001042959 A JP2001042959 A JP 2001042959A
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transistor
voltage
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transistors
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Mamoru Ugajin
守 宇賀神
Tsuneo Tsukahara
恒夫 束原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、電流供給回路に演算増幅器を用いて
いるため、電力を大幅に低減することが困難であった。 【解決手段】 トランジスタMP1のドレイン電極とM
N2のゲート電極及びドレイン電極を接続し、トランジ
スタMP1のソース電極及びゲート電極を電源電圧VDD
に接続し、トランジスタMN2のソース電極を接地電位
に接続している。従ってトランジスタMP1は、そのし
きい値電圧及び利得定数によって電流値が決定される定
電流源として動作し、トランジスタMN2のドレインお
よびゲート電位は上記電流値とトランジスタMN2のし
きい値電圧及び利得定数により決定される。このとき2
つのトランジスタMP1,MN2の利得定数が等しくな
るようにしてリファレンス電圧出力をトランジスタMP
1とMN2のしきい値電圧の和となるようする。従っ
て、1V以下の低い電源電圧でも良好な温度特性のリフ
ァレンス電圧出力が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ信号処理
LSI等において、温度変動及び電源電圧変動に依存せ
ず一定のリファレンス電圧を供給できるボルテージリフ
ァレンス回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に特願平11−099874に記載
の従来技術によるボルテージリファレンス回路を示す。
MP1,MN2はそれぞれPchMOSトランジスタ及
びNchMOSトランジスタであり、この2つのトラン
ジスタはチャネル不純物の導電型及び濃度が等しく、か
つゲートポリ電極の不純物の導電型が正反対である。
【0003】図7にSOI技術を用いた場合のトランジ
スタMP1及びMN2の構造を示す。SOI技術では本
発明に使用されるチャネル不純物の導電型及び濃度が等
しいPchMOSトランジスタ及びNchMOSトラン
ジスタの製造が容易に実現できる。
【0004】図6の回路の他の要素は、トランジスタ構
造がお互いに等しいトランジスタMN3とMN4、およ
び演算増幅器OP1であり、トランジスタMP1および
MN2それぞれに同じ電流値の電流を供給する電流供給
回路を構成している。このボルテージリファレンス回路
では、トランジスタMP1のソース電極とMN2のゲー
ト電極を接続し、トランジスタMP1のドレイン電極と
トランジスタMN2のソース電極を接続し、2つのトラ
ンジスタMP1,MN2に大きさの等しい電流を供給す
る電流供給回路を接続している。このとき2つのトラン
ジスタMP1,MN2の利得定数が等しくなるように設
計することでリファレンス電圧出力はトランジスタMP
1とMN2のしきい値電圧の和となり、電源電圧および
温度特性が良好なリファレンス電圧が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでアナログ信号
処理LSIま今後、携帯無線端末等に用いられ、端末の
小型軽量化のために低電力動作が望まれている。しかし
ながら従来技術では、電流供給回路に演算増幅器を用い
ているため、電力を大幅に低減することが困難であっ
た。
【0006】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、電流供給回路に演算増幅器を
用いることなく、回路構成を簡略化することで消費電力
の小さいボルテージリファレンス回路を提供することで
ある。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明は、第1のトラン
ジスタMP1を定電流源として動作させ、第2のトラン
ジスタMN2のドレインおよびゲート電位を定電流源の
電流値とトランジスタMN2のしきい値電圧及び利得定
数により決定している。このとき2つのトランジスタM
P1,MN2の利得定数が等しくなるように設計してリ
ファレンス電圧出力をトランジスタMP1とMN2のし
きい値電圧の和となるようにし、1V以下の低い電源電
圧でも良好な温度特性のリファレンス電圧出力が得られ
るようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】上記目的を達成するための第1の
発明であるボルテージリファレンス回路は、P型の導電
型をもつ第1のトランジスタMP1と、第1のトランジ
スタMP1とチャネル不純物の導電型が等しく、かつ第
1のトランジスタと利得定数が等しくゲートポリ電極の
不純物の導電型が正反対であり、かつN型の導電型をも
つ第2のトランジスタMN2とを具備し、第1のトラン
ジスタMP1のソース電極及びゲート電極が電源電圧V
DDに接続され、第2のトランジスタMN2のドレイン電
極及びゲート電極が第1のトランジスタMP1のドレイ
ン電極に接続され、第2のトランジスタMN2のソース
電極がグランド電位に接続され、第1のトランジスタM
P1のドレイン電位をリファレンス電圧出力として取り
出すことに特徴を有している。
【0009】第2の発明であるボルテージリファレンス
回路は、P型の導電型をもつ第1のトランジスタMP1
と、第1のトランジスタMP1とチャネル不純物の導電
型が等しく、かつ第1のトランジスタMP1と利得定数
が等しくゲートポリ電極の不純物の導電型が正反対であ
り、かつN型の導電型をもつ第2のトランジスタMN2
と、N型の導電型をもち、デバイス構造が相等しい第3
および第4のトランジスタMN3,MN4と、P型の導
電型をもち、デバイス構造が相等しい第5および第6の
トランジスタMP5,MP6とを具備し、第1のトラン
ジスタMP1のソース電極及びゲート電極が電源電圧V
DDに接続され、第1のトランジスタMP1のドレイン電
極と第3のトランジスタMN3のドレインおよびゲート
電極が接続され、第2および第3および第4のトランジ
スタMN2,MN3,MN4のソース電極が接地電位に
接続され、第4のトランジスタMN4のゲート電極が第
3のトランジスタMN3のゲート電極に接続され、第4
のトランジスタMN4のドレイン電極が第5のトランジ
スタMP5のドレイン電極およびゲート電極に接続さ
れ、第5および第6のトランジスタMP5,MP6のソ
ース電極が電源電圧V DDに接続され、第6のトランジス
タMP6のゲート電極が第5のトランジスタMP5のゲ
ート電極に接続され、第2のトランジスタMN2のドレ
イン電極及びゲート電極が第6のトランジスタのドレイ
ン電極に接続され、第2のトランジスタMP6のドレイ
ン電位をリファレンス電圧出力として取り出すことに特
徴を有している。
【0010】第2の発明である他のボルテージリファレ
ンス回路は、第1のトランジスタMP1と第2のトラン
ジスタMN2との利得定数よりも、N型の導電型をもち
デバイス構造が相等しい第3および第4のトランジスタ
MN3,MN4と、P型の導電型をもちデバイス構造が
相等しい第5および第6のトランジスタMP5,MP6
との利得定数をより大きくし、電源電圧のさらなる低減
を可能としたことに特徴を有している。
【0011】第3の発明であるボルテージリファレンス
回路は、すべてのトランジスタの導電型を反転させ、す
べてのトランジスタのチャネル領域の不純物の導電型を
反転させ、すべてのゲートポリシリコンの導電型を反転
させ、かつ電源と接地への接続を入れ替えることで、電
源電圧からの負のリファレンス電圧を出力することに特
徴を有している。
【0012】第4の発明であるボルテージリファレンス
回路は、第2のトランジスタとして第1のトランジスタ
とチャネル不純物の導電型が等しく、かつ第1のトラン
ジスタとゲートポリ電極の不純物の導電型が等しく、か
つ第1のトランジスタと反対の導電型をもつトランジス
タを用いることに特徴を有している。
【0013】第5の発明であるボルテージリファレンス
回路は、第1のトランジスタと第2のトランジスタのチ
ャネル不純物の濃度が等しいことに特徴を有している。
【0014】
【実施例】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1の
実施の形態のボルテージリファレンス回路である。図6
に示したものと同じものには同じ符号を付した。MP
1,MN2はそれぞれデプレッション型PchMOSト
ランジスタ及びエンハンスメント型NchMOSトラン
ジスタであり、この2つのトランジスタはチャネル不純
物の導電型が等しく、かつゲートポリ電極の不純物の導
電型が正反対である。トランジスタMP1及びMN2
は、図7に示したSOI技術を用いたトランジスタと同
じ構造である。ただし本発明はSOI技術に限ったもの
ではない。
【0015】本実施の形態では、トランジスタMP1の
ドレイン電極とMN2のゲート電極及びドレイン電極を
接続し、トランジスタMP1のソース電極及びゲート電
極を電源電圧VDDに接続し、トランジスタMN2のソー
ス電極を接地電位に接続している。従ってトランジスタ
MP1は、そのしきい値電圧及び利得定数によって電流
値が決定される定電流源として動作し、トランジスタM
N2のドレインおよびゲート電位は上記電流値とトラン
ジスタMN2のしきい値電圧及び利得定数により決定さ
れる。
【0016】このとき2つのトランジスタMP1,MN
2の利得定数が等しくなるようにμ pMP1/LMP1=:
μnMN2/LMN2となるように設計すれば(μp:ホール
の移動度、WMP1:トランジスタMP1のゲート幅、L
MP1:トランジスタMP1のゲート長、μn:電子の移動
度、WMN2:トランジスタMN2のゲート幅、LMN2:トラ
ンジスタMN2のゲート長)、リファレンス電圧出力は
トランジスタMP1とMN2のしきい値電圧の和となり VREF =VT_MP1 +VT_MN2 ≒−φp-poly−φn-poly−QD/COX+(kT/q)・In(NMP1/NMN2 ) ≒−QD/COX+(kT/q)・In(NMP1/NMN2 ) (1) となる。ここでφp-poly,φn-polyはそれぞれP型ポリ
シリコン及びN型ポリシリコンのフエルミ準位、QD
トランジスタMP1及びMN2の反転層の固定電荷の和
(QD はP型の不純物ならばマイナスの値)、NMP1
MN2 はそれぞれトランジスタMP1及びMN2のチャ
ネル不純物濃度である。したがって各トランジスタのし
きい値電圧及び、リファレンス電圧出力はチャネル領域
の不純物濃度で制御できる。
【0017】また本ボルテージリファレンス回路が電源
電圧に依らず、一定の電圧を出力するためには、トラン
ジスタMP1による電流源の電源電圧依存性が極めて小
さく、かつ2つのトランジスタが飽和領域で動作してい
る必要がある。従って |dVREF/dVDD|=|gD_MP1/2KMN2REF|<<1 (2) VDD≧2・|VT_MP1|+|VT_MN2| (3) の条件が満たされる必要がある。ただし、VREF
DD、gD_MP1、KMN2、VT_MP1、VT_MN2はそれぞれリ
ファレンス出力電圧、電源電圧、MP1のドレインコン
ダクタンス、MN2の利得定数、MP1のしきい値電
圧、MN2のしきい値電圧である。
【0018】(2)式の条件はトランジスタMP1のゲ
ート長を十分大きくすることで満たすことができる。ま
た(3)式の条件はトランジスタMP1およびMN2の
チャネル領域の不純物濃度を制御することで満たすこと
ができる。更に(1)式より、リファレンス電圧の温度
特性は近似的に dVREF/dT≒(k/q)・In(NMP1/NMN2) (4) となり、MP1とMN2のチャネル濃度比を数倍以内に
することで良好な温度特性が得られる。またMP1とM
N2のチャネル濃度を等しくすることによりリファレン
ス電圧の温度依存性は近似的に0になり、非常に良好な
特性となる。
【0019】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態のボルテージリファレンス回路である。本
実施の形態は、トランジスタMP1のしきい値電圧及び
利得定数で決定される定電流源と等しい電流を4つのト
ランジスタMN3,MN4,MP5,MP6により構成
されるカレントミラー回路によりトランジスタMN2に
流すことで、第1の実施の形態と同様にしてトランジス
タMN2のゲートおよびドレイン電極にトランジスタM
P1とMN2のしきい値電圧の和であるリファレンス電
圧を出力する。ここでトランジスタMN3およびMN4
の利得定数をトランジスタMP1およびMN2の利得定
数よりも充分大きくすれば、(3)式の電源電圧に対す
る必要条件は、 VDD≧(1+√KMN2/√KMP6)・|VT_MP1|+|VT_MN2| (5) と変更されるので、トランジスタMP5およびMP6の
利得定数をトランジスタMP1およびMN2の利得定数
よりも充分大きくすれば電源電圧のさらなる低減が可能
となる。
【0020】(第3の実施の形態)図3は本発明の第3
の実施の形態のボルテージリファレンス回路である。本
実施の形態は、第1の実施の形態に記載のボルテージリ
ファレンス回路において、すべてのトランジスタの導電
型を反転させ、すべてのトランジスタのチャネル領域の
不純物の導電型を反転させ、すべてのゲートポリシリコ
ンの導電型を反転させ、かつ電源と接地への接続を入れ
替えることで、電源電圧からの負のリファレンス電圧を
出力している。すなわちMN1,MP2はそれぞれデプ
レッション型NchMOSトランジスタ及びエンハンス
メント型PchMOSトランジスタであり、MN1が定
電流源として動作し、MP2のゲートおよびドレイン電
極と電源電圧間に2つのトランジスタMN1およびMP
2のしきい値電圧の和であるリファレンス電圧を出力す
る。
【0021】また本実施の形態と同様にして、第2の実
施の形態においても、すべてのトランジスタの導電型を
反転させ、すべてのトランジスタのチャネル領域の不純
物の導電型を反転させ、すべてのゲートポリシリコンの
導電型を反転させ、かつ電源と接地への接続を入れ替え
ることで、電源電圧からの負のリファレンス電圧を出力
するボルテージリファレンス回路を構成できる。
【0022】(第4の実施の形態)図4は本発明の第4
の実施の形態のボルテージリファレンス回路である。本
実施の形態は、第1の実施の形態におけるトランジスタ
MN2のゲート材料をP型ポリシリコンに変更したもの
である。図5にSOI技術を用いた場合のトランジスタ
MP1及びMN2の構造を示す。SOI技術では本発明
に使用されるゲートポリシリコンの導電型が等しく、か
つチャネル不純物の導電型及び濃度が等しいPchMO
Sトランジスタ及びNchMOSトランジスタの製造が
容易に実現できる。ただし本発明はSOI技術に限った
ものではない。
【0023】本実施形態におけるリファレンス電圧出力
は、 VREF=VT_MP1+VT_MN2 ≒−φp-poly−φn-poly−QD/COX+(kT/q)・In(NMP1/NMN2) ≒−EG−QD/COX+(kT/q)・In(NMP1/NMN2) (6) となる。ここでEG はシリコンのバンドギャップであ
り、リファレンス電圧出力はチャネル領域の不純物濃度
で制御されている(QD はチャネル不純物の導電型がN
型ならばプラスの値)。したがって各トランジスタのし
きい値電圧及び、リファレンス電圧出力はチャネル領域
の不純物濃度で制御できる。またその温度特性は近似的
に、 dVREF/dT≒dEG/dT+(k/q)・In(NMP1/NMN2) (7) となり、MP1とMN2のチャネル濃度比を数倍以内に
することで良好な温度特性が得られる。
【0024】またMP1とMN2のチャネル濃度を等し
くすることによりリファレンス電圧の温度依存性はシリ
コンのバンドギャップの温度変動レべルの良好な特性と
なる。さらに式(7)よりバンドギャップの温度変動と
MP1とMN2のチャネル濃度比によるしきい値電圧の
温度変動をキャンセルさせることで、リファレンス電圧
の温度特性をさらに向上させることができる。また本実
施の形態と同様にして、第2および第3の実施の形態に
おいても、エンハンスメント型トランジスタのゲート材
料の導電型を反転させることでボルテージリファレンス
回路を構成できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、第1及び第2及び
第3及び第4及び第5の発明によれば、回路構成を簡略
化することで消費電力の小さいボルテージリファレンス
回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のボルテージリファ
レンス回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のボルテージリファ
レンス回路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のボルテージリファ
レンス回路図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態のボルテージリファ
レンス回路図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態のボルテージリファ
レンス回路に用いられるトランジスタ構造例である。
(a)はMP1、(b)はMN2の構造図である。
【図6】従来技術によるボルテージリファレンス回路図
である。
【図7】従来技術によるボルテージリファレンス回路に
用いられるトランジスタ構造例である。(a)はMP
1、(b)はMN2の構造図である。
【符号の説明】
DD 電源電圧 VREF リファレンス電圧 OPI 演算増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H420 NA17 NA28 NB02 NB25 NE23 NE26 5J090 AA03 AA58 CA02 CA04 CA36 CA92 CN02 FA01 FA05 FA07 FN01 FN05 FN06 HA10 HA16 HA17 KA09 KA10 KA11 KA12 QA02 TA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P型の導電型をもつ第1のトランジスタ
    (MP1)と、 第1のトランジスタ(MP1)とチャネル不純物の導電
    型が等しく、かつ第1のトランジスタと利得定数が等し
    くゲートポリ電極の不純物の導電型が正反対であり、か
    つN型の導電型をもつ第2のトランジスタ(MN2)と
    を具備し、 第1のトランジスタ(MP1)のソース電極及びゲート
    電極が電源電圧(VDD)に接続され、 第2のトランジスタ(MN2)のドレイン電極及びゲー
    ト電極が第1のトランジスタ(MP1)のドレイン電極
    に接続され、 第2のトランジスタ(MN2)のソース電極がグランド
    電位に接続され、 第1のトランジスタ(MP1)のドレイン電位をリファ
    レンス電圧出力として取り出すことを特徴とするボルテ
    ージリファレンス回路。
  2. 【請求項2】 P型の導電型をもつ第1のトランジスタ
    (MP1)と、 第1のトランジスタ(MP1)とチャネル不純物の導電
    型が等しく、かつ第1のトランジスタ(MP1)と利得
    定数が等しくゲートポリ電極の不純物の導電型が正反対
    であり、かつN型の導電型をもつ第2のトランジスタ
    (MN2)と、 N型の導電型をもち、デバイス構造が相等しい第3およ
    び第4のトランジスタ(MN3,MN4)と、 P型の導電型をもち、デバイス構造が相等しい第5およ
    び第6のトランジスタ(MP5,MP6)とを具備し、 第1のトランジスタ(MP1)のソース電極及びゲート
    電極が電源電圧(VDD)に接続され、 第1のトランジスタ(MP1)のドレイン電極と第3の
    トランジスタ(MN3)のドレインおよびゲート電極が
    接続され、 第2および第3および第4のトランジスタ(MN2,M
    N3,MN4)のソース電極が接地電位に接続され、 第4のトランジスタ(MN4)のゲート電極が第3のト
    ランジスタ(MN3)のゲート電極に接続され、 第4のトランジスタ(MN4)のドレイン電極が第5の
    トランジスタ(MP5)のドレイン電極およびゲート電
    極に接続され、 第5および第6のトランジスタ(MP5,MP6)のソ
    ース電極が電源電圧(VDD)に接続され、 第6のトランジスタ(MP6)のゲート電極が第5のト
    ランジスタ(MP5)のゲート電極に接続され、 第2のトランジスタ(MN2)のドレイン電極及びゲー
    ト電極が第6のトランジスタのドレイン電極に接続さ
    れ、 第2のトランジスタ(MP6)のドレイン電位をリファ
    レンス電圧出力として取り出すことを特徴とするボルテ
    ージリファレンス回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のボルテージリファレン
    ス回路において、 第1のトランジスタ(MP1)と第2のトランジスタ
    (MN2)との利得定数よりも、 N型の導電型をもちデバイス構造が相等しい第3および
    第4のトランジスタ(MN3,MN4)と、 P型の導電型をもちデバイス構造が相等しい第5および
    第6のトランジスタ(MP5,MP6)との利得定数を
    より大きくし、 電源電圧のさらなる低減を可能としたことを特徴とする
    ボルテージリファレンス回路。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3に記載のボル
    テージリファレンス回路において、 すべてのトランジスタの導電型を反転させ、すべてのト
    ランジスタのチャネル領域の不純物の導電型を反転さ
    せ、すべてのゲートポリシリコンの導電型を反転させ、
    かつ電源と接地への接続を入れ替えることで、電源電圧
    からの負のリファレンス電圧を出力することを特徴とす
    るボルテージリファレンス回路。
  5. 【請求項5】 請求項1または2または3または4に記
    載のボルテージリファレンス回路において、 第2のトランジスタとして第1のトランジスタとチャネ
    ル不純物の導電型が等しく、かつ第1のトランジスタと
    ゲートポリ電極の不純物の導電型が等しく、 かつ第1のトランジスタと反対の導電型をもつトランジ
    スタを用いることを特徴とするボルテージリファレンス
    回路。
  6. 【請求項6】 請求項1または2または3または4また
    は5に記載のボルテージリファレンス回路において、 第1のトランジスタと第2のトランジスタのチャネル不
    純物の濃度が等しいことを特徴とするボルテージリファ
    レンス回路。
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