JP2001042613A - 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置

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JP2001042613A
JP2001042613A JP11213046A JP21304699A JP2001042613A JP 2001042613 A JP2001042613 A JP 2001042613A JP 11213046 A JP11213046 A JP 11213046A JP 21304699 A JP21304699 A JP 21304699A JP 2001042613 A JP2001042613 A JP 2001042613A
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敦彦 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、特別な回路構成を必要とせず、画
像形成動作の中断をすることなく、適切に画像濃度制御
を行うことのできる現像装置及びこの現像装置を備える
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 トナー帯電量演算部207が、T/C比
検出センサ21によって検知される現像器11内の現像
剤量に対するトナー量の比率に基づくトナー消費量と印
字枚数カウント手段205による印字回数、印字率積算
手段15による印字率、及び高圧出力部22によるバイ
アス値に基づき算出される算出トナー消費量との差分に
応じて現像器11内のトナーの帯電量を予測し、現像バ
イアス設定手段210が、トナー帯電量演算部207に
よる予測トナー帯電量に基づき感光ドラム6上のトナー
像の濃度が所定値となるよう高圧出力部22の印加バイ
アス電圧の大きさを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー及びキャリ
アを含有する現像剤を、画像情報に応じて形成された潜
像を担持する潜像担持体に付与することにより該潜像を
トナー像として可視化して現像処理を行う現像装置及び
この現像装置を備える画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例たる多色画像
形成装置について、図6乃至図15に基づき説明する。
【0003】かかる画像形成装置にあっては、図6に示
すように、光学ユニット101によって潜像担持体10
0上に各色毎のために形成された潜像は、各色のための
現像装置たる現像器Dy,Dm,Dc,Dkから供給さ
れるY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),
K(ブラック)の各色の現像剤たるトナーによりトナー
像として現像、顕像化され、該トナー像が転写ベルト1
02の外周上に各色毎に複数回転写されて、多色画像が
形成される。
【0004】ここで、転写ベルト102上には高圧が印
加され、トナー像が転写ベルト102上に転写される。
【0005】次に、給紙部103又は給紙トレー104
から給紙された記録媒体たる記録紙105は紙搬送路に
より搬送され、転写ベルト102から多色画像を再転写
される。
【0006】その後、多色画像を転写された記録紙10
5は、搬送ローラ106により定着ユニット107へと
搬送され、定着ユニット107で定着され、排紙トレー
部108又は排紙部109に排出される。
【0007】ここで、各色現像器Dy,Dm,Dc,D
kは、その両端に回転支軸を有し、各々が該回転支軸を
中心に回転可能に現像器機構部110に保持され、現像
器機構部110が回転することにより各現像器が選択的
に潜像担持体100に対向するようになっている。
【0008】又、かかる画像形成装置は、図6に示すよ
うに、転写ベルト102上のトナーを清掃するクリーニ
ングユニット111と、潜像担持体100からの廃トナ
ーを保持するための廃トナーユニット112と、濃度セ
ンサ113とを有している。
【0009】かかる画像形成装置にあっては、図7に示
すように潜像担持体100上に形成されたトナー濃度検
知用のトナー画像(以下、パッチと称す)20に、潜像
担持体100の表面に対して垂直方向に配置された濃度
センサ113内部に構成される発光素子113aから光
を照射し、その反射光を受光素子113bにより検出
し、予め決められた検出レベルとの差異を現像バイアス
に対応した変化量として補正をすることで画像濃度を安
定化させるという構成をとっていた。
【0010】ここで、画像濃度を安定化させるための制
御(以下、濃度制御という)に関する一例を説明する。
【0011】濃度制御は、画像のトナー濃度の最大値と
される現像バイアス値を求める現像バイアス制御と、現
像バイアス制御によって定められた現像バイアス値を固
定して画像データを可変させて画像の中間濃度の制御を
行う中間調濃度制御とに分けることができ、ここでは現
像バイアス制御について説明する。
【0012】図8に現像バイアス制御に関する構成のブ
ロック図を示す。
【0013】かかる画像形成装置は、画像形成装置本体
内に設置されるDCコントローラ(図示せず)内に配設さ
れるCPU50を有している。
【0014】CPU50にあっては、図8に示すよう
に、A/D変換器803が、濃度センサ113からのア
ナログ検出信号をデジタル変換する。
【0015】又、データ比較手段804が、潜像担持体
100の表面下地の濃度センサ113出力値が所定の値
に入っているかどうかを判定する。
【0016】更に、LED光量設定部805が、数種類
のパッチ測定の場合に出力レンジの確保のためにLED
光量を可変させる。
【0017】又、データ格納手段806が、データ比較
手段804から出力された検出データを保管する。
【0018】更に、濃度演算部807が、測定したパッ
チのセンサ出力値を濃度値に換算する。
【0019】又、濃度−現像バイアス比較部808が、
濃度演算部807で換算された濃度値とその濃度値に対
応した現像バイアス値の値を決定する。
【0020】更に、現像バイアス制御部809が、濃度
−現像バイアス比較部808で決定された現像バイアス
の値を出力させるように高圧出力部122に命令を出
す。
【0021】高圧出力部122は現像バイアス制御部8
09から指定された現像バイアスの値にて現像器Dy,
Dm,Dc,Dkに電圧を出力する。
【0022】尚、CPU50内部の各ブロック803〜
809は構成によってはDCコントローラ又は濃度セン
サ113内部に配置される場合もある。
【0023】図9に現像バイアス制御の動作フローチャ
ートを示す。
【0024】図9において、S101で潜像担持体10
0の下地測定を行う。
【0025】S102に進み潜像担持体100の下地の
読み取り値が所定の値を示していればS104に進む。
【0026】濃度センサ113の汚れや経年劣化などに
より潜像担持体100の下地の読み取り値に変化が見ら
れる場合にはS103で濃度センサ113の出力校正が
行われる。
【0027】濃度センサ113の出力校正は図8におけ
るA/D変換器803、データ比較手段804、LED
光量設定部805、データ格納手段806の各ブロック
によって行われる。
【0028】S104では潜像担持体100上のパッチ
の印字されるべき位置の下地表面の濃度を測定する。
【0029】そして、S105で潜像担持体100上の
パッチの濃度を測定する。
【0030】ここで、S104で濃度センサ113が潜
像担持体100の下地の濃度を測定することによって、
上記下地からのパッチの濃度をコントラストして測定で
きることになる。
【0031】S106で濃度センサ113の読み取り値
を濃度値に変換してから、S107にて最適現像バイア
ス値を決定する。
【0032】ここで、S107の最適現像バイアス値の
決定の仕方について説明する。
【0033】図10に測定パッチの一例を示す。
【0034】尚、パッチの数はこの例の限りではなく潜
像担持体の径の大きさや濃度制御にかける時間などによ
って変わるものである。
【0035】図10に示すパッチ20−a,20−b,
20−c,20−d,20−eの濃度センサ113によ
る測定結果である濃度値とパッチ形成時の現像バイアス
値との関係を図11に示す。
【0036】図11において、5つのパッチの測定濃度
の中から求めたい目標濃度値がそのどこかの2点間に存
在する場合、その2点の直線補間により目標濃度に対す
る最適現像バイアスを求めることができる。
【0037】図12は、濃度センサ113によって測定
したパッチすべてが目標濃度に満たなかった場合を示
す。
【0038】この場合、目標濃度に一番近い2つの濃度
のパッチについて直線補間を行い、目標濃度に対する最
適現像バイアス値の予想を立てる。
【0039】図13は、濃度センサ113によって測定
したパッチすべてが目標濃度に満たなく、20−b〜2
0−dまでの間に濃度値のピークをむかえる場合を示
す。
【0040】この場合、目標濃度に一番近い濃度のパッ
チ(濃度値のピークをむかえているパッチ)の現像バイ
アスの値が最適現像バイアスの値となる。
【0041】現像バイアス制御によって、最大濃度を示
す最適現像バイアスが決められた後に中間調濃度制御を
行う。
【0042】中間調濃度制御の場合も現像バイアス制御
と同様に、複数のパッチを潜像担持体100上に印字し
このパッチ濃度を濃度センサ113によって測定する。
【0043】中間調濃度制御パッチの画像データと濃度
値との関係を図14に示す。
【0044】図14に示すように、画像データ−濃度特
性曲線では画像データの中心付近での濃度の立ち上がり
が顕著であるために図15に示すように中間調補正曲線
を演算により導き出して特性曲線をリニアに補正する処
理を行う。
【0045】これにより画像の色再現性が大きく変わる
中間濃度の再現精度を上げることができる。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
画像形成装置にあっては、画像濃度調整の為の特別な回
路の構成が必要となり、且つ特殊なシーケンスを設けな
ければならないために、電源投入時から印刷開始までの
時間が長くかかってしまったり、印字途中にこの濃度制
御シーケンスの為に印刷動作を一時中断してしまうとい
うユーザにとっては好ましくない動作を発生させる虞が
あった。
【0047】そこで、本発明は、特別な回路構成を必要
とせず、画像形成動作の中断をすることなく、適切に画
像濃度制御を行うことのできる現像装置及びこの現像装
置を備える画像形成装置の提供を目的とする。
【0048】
【課題を解決するための手段】主たる本出願にかかる発
明は、トナー及びキャリアを含有する現像剤を、画像情
報に応じて形成された潜像を担持する潜像担持体に付与
することにより該潜像をトナー像として可視化して現像
処理を行う現像装置であって、現像剤を収容する現像剤
容器と、潜像担持体と対向して配設され現像剤容器から
供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担
持体上の現像剤が潜像担持体上に転移するよう現像剤担
持体と潜像担持体との間にバイアスを印加するバイアス
印加手段とを備える現像装置において、現像処理回数を
カウントするカウント手段と、画像情報の情報量を積算
する積算手段と、現像剤容器内の現像剤量に対するトナ
ー量の比率を検知するトナー比検知手段と、トナー比検
知手段による検知トナー比に基づくトナー消費量とカウ
ント手段による現像処理回数、積算手段による積算画像
情報量、及びバイアス印加手段によるバイアス値に基づ
き算出される算出トナー消費量との差分に応じて現像剤
容器内のトナーの帯電量を予測する予測手段と、予測手
段による予測トナー帯電量に基づき上記トナー像の濃度
が所定値となるようバイアス印加手段の印加バイアス電
圧の大きさを調整する調整手段とを備えることを特徴と
する現像装置である。
【0049】又、他の主たる本出願にかかる発明は、一
連の画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒
体に記録する画像形成装置であって、上記現像装置を備
えることを特徴とする画像形成装置である。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0051】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
【0052】図1は、本発明を適用した画像形成装置の
全体構成を示している。
【0053】かかる画像形成装置にあっては、画像コン
トローラ1が、ホストコンピュータ等(以下、PCとい
う)によってある特定の記述言語で記述された画像情報
の電気信号を受信し、画像形成装置本体のレーザードラ
イバ(以下、LDドライバという)2により潜像を作成
する為の信号処理を行い、LDドライバ2に信号を送信
する。
【0054】LDドライバ2では、上記電気信号を光信
号に変換し、高速度で回転するポリゴンモータ(図示せ
ず)に取り付けられたポリゴンミラー3に上記光信号を
照射し、ポリゴンミラー3により反射された光信号は反
射ミラー4によって潜像担持体たる感光ドラム6表面に
照射される。
【0055】感光ドラム6は、高電圧電源であるバイア
ス印加手段たる高圧出力部22により制御された電圧値
にて帯電器5により一定電位に均一に帯電されており、
光照射を受けることでこの光照射部位のみ電位が変化す
ることで感光ドラム6上に静電潜像が形成される。
【0056】現像装置たる現像器11は、トナー及びキ
ャリアを含有する現像剤12を収容する現像剤容器(図
示せず)と、現像剤12を担持する現像剤担持体たる現
像ローラ10を備えており、現像ローラ10によって現
像剤12中のトナーのみを感光ドラム6に付着させ、感
光ドラム6上に形成された静電潜像をトナー画像として
具現化する。
【0057】現像ローラ10は、高圧出力部22によっ
て制御された現像バイアスが印加されている。
【0058】上記トナー画像は、転写器8によって紙、
OHTフィルム等に代表される記録媒体たる記録部材2
0に転写される。
【0059】記録部材20は記録部材搬送ローラ7,9
により搬送される。
【0060】転写器8によりトナー画像を転写された記
録部材20は、搬送ローラ9により定着装置23へと搬
送され、定着装置23により上記トナー画像が記録部材
20に永久定着され、画像形成装置外に搬送される。
【0061】図2は、本発明の第一の実施形態における
制御系を示す図である。
【0062】現像器11は、画像形成装置本体内に、ト
ナー比検知手段たるT/C比検出センサ21と、カウン
ト手段たる印字枚数カウント手段205と、積算手段た
る印字率積算手段15と、予測手段たるトナー帯電量演
算部207と、調整手段たる現像バイアス設定手段21
0とを有している。
【0063】現像器11内(現像剤容器内)の現像剤1
2のトナーとキャリアの混合比を検出するT/C比検出
センサ21の出力信号は、A/D変換器202に接続さ
れていてT/C比検出センサ21のアナログ出力電圧を
複数ビットのデジタル値に変換される。
【0064】デジタル値に変換された値はタイミング発
生手段204により発生されたある任意タイミングにて
データ格納手段203に順次格納される。
【0065】T/C比検出センサ21からのアナログ出
力電圧と現像剤中のトナー濃度との関係についての一例
を図3に示す。
【0066】本実施形態では、トナー濃度が高いほどT
/C比検出センサ21の出力電圧は低くなるものを使用
する。
【0067】又、この両者の関係は図3のごとく、おお
よそ比例関係が保たれている。
【0068】タイミング発生手段204では、印字枚数
カウント手段205及び印字率積算手段15からの各情
報出力タイミング生成も行っている。
【0069】トナー帯電量演算部207では、印字枚数
カウント手段205、印字率積算手段15、現像バイア
ス設定手段からの現在のバイアス設定値、データ格納手
段203に格納されているA/D変換されたT/C比検
出センサ出力、及びこれらの各条件でのT/C比変化量
の標準値が入力されているトナー消費量データ格納部と
接続されており、ある一定期間(例えば1枚印字)の際
のそれぞれの情報とトナー消費データ格納部208の標
準的トナー消費量から、トナーの帯電量を予測算出す
る。
【0070】この予測算出されたトナー帯電量と標準ト
ナー帯電量との差分を算出して、その差分に相当する現
像バイアス値を設定し現像バイアス設定手段210に告
知して高電圧電源により現像器11の現像ローラ10に
印加される現像バイアスを適正化し最適な濃度が得られ
るよう制御する。
【0071】これらの制御についてさらに説明すると、
実際の印字動作(現像処理)を実行した場合には、印字
枚数カウント手段205及び印字率積算手段15により
予測されるトナー消費量とT/C比検出センサ21の出
力電圧との関係は図4中実線で示す値となるはずである
が、画像形成装置の使用環境等の影響によりトナー帯電
量が変化してしまう為、破線Aと一点鎖線Bとの間の任
意点をとる。
【0072】又、印字率とトナー消費量についての関係
は図5に示す通りC〜Dの範囲でばらついてしまうこと
になる。
【0073】これらバラツキの主要因はトナー自体の帯
電量の差によるものである。
【0074】本発明では、印字枚数(現像処理回数)、
印字率(画像情報量)、現像バイアス(バイアス値)に
より決定される標準的トナー消費率と、T/C比検出セ
ンサから算出したトナー消費率とを比較演算しトナー帯
電量を算出して、現像バイアス値を可変することによ
り、画像濃度を一定とするものである。
【0075】この時に、T/C比検出センサ21の出力
から算出したトナー消費量がある一定基準値を超えてい
る場合には、CPU16、ドライバ部17、モータ1
8、ギヤ19、トナー補給容器14、トナー補給用スク
リュー13から構成されるトナー補給手段209により
一定量トナー補給を実行する。
【0076】トナー補給実行後にさらに、上記転出演算
動作を連続で実行することで、連続して制御が可能とな
る。
【0077】本実施形態の説明は、単色印刷の画像形成
装置について説明したが、カラー画像形成装置について
も同様な構成とすることで実現化可能であり、更に、こ
の単色の構成を3若しくは4又はそれ以上ならべた構成
をとる多色画像形成装置にも適用できる。
【0078】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関して、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0079】本実施形態では補給トナー量とT/C比検
出センサ21の変化量によりトナー帯電量を予想して現
像バイアス値を変更することが特徴となる。
【0080】画像形成装置が印字動作を開始して、印字
率積算手段15にて検知された印字率(画像情報量)に
従いCPU16はドライバ部17に命令を出力して、モ
ータ18を駆動する。
【0081】モータ18を駆動することによりギヤ19
を介してトナー補給用スクリュー13が駆動され、モー
タ18の回転数に応じた量のトナーが現像器11に補給
される。
【0082】現像器11内にトナーが補給されると現像
剤中のトナー濃度が増加してT/C比検出センサ21の
検出電圧は図3に示す通りに低下する。
【0083】印字率積算手段15での検出結果から想定
したトナー消費量をトナー補給系にて補給した場合に
は、補給前と補給後ではT/C比検出センサの出力電圧
は理想的には同一となるはずである。
【0084】しかし実際には、補給量に対してT/C比
検出センサ21の出力が、変動している。
【0085】これはトナーの帯電量が一定では無いこと
が原因である。
【0086】本実施形態では、この補給量に対するT/
C比検出センサ21の出力の理想値に対するずれを演算
して、トナー帯電量を予測してこの予測されたトナー帯
電量に対して適切な現像バイアス値を可変することを特
徴としている。
【0087】図3のトナー漫度対センサ出力電圧を用い
て説明を進めると、印字動作前の基準T/C比検出セン
サ21の電圧をvtとして画像形成装置が印字動作(現
像処理)を実行して現像剤中のトナー濃度が減少してT
/C比検出センサ21の電圧が補給動作開始設定電圧v
3となった時点に於いて画像形成装置はトナー補給動作
を開始する。
【0088】この時の補給量は、印字率積算手段15に
より予測されたトナー消費量により決定される。
【0089】補給動作終了時点に於いてCPU16は、
T/C比検出センサ21の電圧を検出する。
【0090】この時の電圧がv1とすると、補給動作開
始以前のセンサ出力電圧vtとの差分vt−v1が生ず
る。
【0091】この値がトナー帯電量に起因するものであ
る。
【0092】本実施形態ではv1≦vtであるため、現
像器11内の現像剤中のトナー濃度は高いことになる。
【0093】これは、トナーの帯電量が少ないこの差が
生ずることになる。
【0094】又、補給後のセンサ出力電圧がv2となっ
た場合には、V2≧vtであるため、現像器11内の現
像剤中のトナー濃度は低いことになる。
【0095】これは、トナー帯電量が大きく印字率積算
手段15での予想トナー消費量よりも実際のトナー消費
量が多いためである。
【0096】この様にトナー補給後のT/C比検出セン
サ21出力電圧を検出して印字前のセンサ出力電圧値と
比較することでトナー帯電量の算出が可能となる。
【0097】この算出されたトナー帯電量に応じて現像
バイアスを可変することで濃度ムラの少ない印字が可能
となる。
【0098】本実施形態においては、単色印刷の画像形
成装置について説明したが、カラー画像形成装置につい
ても同様な構成とすることで実現化可能であり、更に、
この単色の構成を3若しくは4又はそれ以上ならべた構
成をとる多色画像形成装置にも適用できる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる発
明によれば、特別な回路構成を必要とせず、画像形成動
作の中断をすることなく、適切に画像濃度制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成図である。
【図2】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の制御系の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一の実施形態における現像剤容器内
のトナー濃度とトナー比検知手段の出力電圧値との関係
を示す図である。
【図4】本発明の第一の実施形態におけるバイアス印加
手段による予想トナー消費量とトナー比検知手段の出力
電圧値との関係を示す図である。
【図5】本発明の第一の実施形態における画像印字率
(画像情報量)とトナー消費量との関係を示す図であ
る。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成を示す断面図で
ある。
【図7】図6の画像形成装置に備えられた潜像担持体上
に形成されたトナー濃度検知のためのトナーパッチの計
測を説明するための図である。
【図8】従来における現像バイアス制御を説明するため
のブロック図である。
【図9】従来における現像バイアス制御を説明するため
のフローチャートである。
【図10】従来の現像バイアス制御で計測されるパッチ
の一例を示す図である。
【図11】従来の最適現像バイアス値を求めるための概
略値を示す図である。
【図12】従来の最適現像バイアス値を求めるための概
略値を示す図である。
【図13】従来の最適現像バイアス値を求めるための概
略値を示す図である。
【図14】従来の中間調濃度制御における画像データー
濃度特性曲線を示す図である。
【図15】従来の中間調補正曲線を求めるための概略値
を示す図である。
【符号の説明】
6 感光ドラム(潜像担持体) 10 現像ローラ(現像剤担持体) 11 現像器(現像装置) 12 現像剤 15 印字率積算手段(積算手段) 20 記録部材(記録媒体) 21 T/C比検出センサ(トナー比検知手段) 22 高圧出力部(バイアス印加手段) 205 印字枚数カウント手段(カウント手段) 207 トナー帯電量演算部(予測手段) 210 現像バイアス設定手段(調整手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA04 DA10 DA38 DA44 DD07 DD08 DE02 EA05 EB04 EC03 EC06 EC18 EC20 ED09 EE02 EE07 EF01 EF09 EF12 2H030 AD01 AD12 BB02 BB24 BB34 BB36 2H073 AA02 BA01 BA25 BA28 CA03 CA13 CA22 2H077 AD02 AD06 AD35 BA10 DA04 DA05 DA10 DA22 DA24 DA47 DA63 DA82 DA83 DB08 DB14 EA03 EA24 GA03 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー及びキャリアを含有する現像剤
    を、画像情報に応じて形成された潜像を担持する潜像担
    持体に付与することにより該潜像をトナー像として可視
    化して現像処理を行う現像装置であって、現像剤を収容
    する現像剤容器と、潜像担持体と対向して配設され現像
    剤容器から供給された現像剤を担持する現像剤担持体
    と、現像剤担持体上の現像剤が潜像担持体上に転移する
    よう現像剤担持体と潜像担持体との間にバイアスを印加
    するバイアス印加手段とを備える現像装置において、現
    像処理回数をカウントするカウント手段と、画像情報の
    情報量を積算する積算手段と、現像剤容器内の現像剤量
    に対するトナー量の比率を検知するトナー比検知手段
    と、トナー比検知手段による検知トナー比に基づくトナ
    ー消費量とカウント手段による現像処理回数、積算手段
    による積算画像情報量、及びバイアス印加手段によるバ
    イアス値に基づき算出される算出トナー消費量との差分
    に応じて現像剤容器内のトナーの帯電量を予測する予測
    手段と、予測手段による予測トナー帯電量に基づき上記
    トナー像の濃度が所定値となるようバイアス印加手段の
    印加バイアス電圧の大きさを調整する調整手段とを備え
    ることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 調整手段は、現像処理動作中にバイアス
    印加手段の印加バイアス電圧の調整が可能となっている
    こととする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 調整手段は、連続現像処理動作中の現像
    処理動作間にバイアス印加手段の印加バイアス電圧の調
    整が可能となっていることとする請求項1に記載の現像
    装置。
  4. 【請求項4】 調整手段は、現像装置の電源投入直後に
    バイアス印加手段の印加バイアス電圧の調整が可能とな
    っていることとする請求項1に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 調整手段は、所定時間以上現像処理動作
    を中断した場合、バイアス印加手段が予め設定された初
    期設定バイアス値にてバイアスを印加するよう設定され
    ていることとする請求項1に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
    請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の現像装置
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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