JP2001041543A - 空気調和機の遠隔監視システム - Google Patents

空気調和機の遠隔監視システム

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JP2001041543A
JP2001041543A JP11214461A JP21446199A JP2001041543A JP 2001041543 A JP2001041543 A JP 2001041543A JP 11214461 A JP11214461 A JP 11214461A JP 21446199 A JP21446199 A JP 21446199A JP 2001041543 A JP2001041543 A JP 2001041543A
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Noriyuki Bunkou
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Takaharu Sato
敬治 佐藤
Masamichi Mochizuki
正道 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の運転を監視する現地側監視装置
がもつ監視プログラムを、遠く離れた中央監視装置から
書き替えできる遠隔監視システムを提供する。 【解決手段】 記憶手段14内の監視プログラムに従い空
気調和機18の運転を監視する現地側監視装置12と、現地
側監視装置12からの監視情報を現地側で記憶手段9に収
集する中継器6と、中継器6からの監視情報により空気調
和機18を監視する中央監視装置1とからなる空気調和機
の遠隔監視システムにおいて、中央監視装置1に、新し
い監視プログラム及び書き替え指令を入力する入力手段
2を設け、中継器6には新監視プログラム、書き替え指令
を記憶手段9に一時記憶させ、書き替え指令の後に新監
視プログラムを送信する制御手段10を設け、現地側監視
装置12には、書き替え指令により現地側監視装置12の記
憶手段14に既存の監視プログラムを削除し、新プログラ
ムを書き込む制御手段15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の遠隔
監視システムに係り、特に空気調和機が設置された現地
から遠く離れた地に設置された中央監視装置から、空気
調和機の運転を監視する現地側監視装置内の監視プログ
ラムや空気調和機内の運転制御プログラムの書き替えを
行い、あるいは監視プログラムの異状動作時に異常から
の復帰を行なう遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地に設置されている機器の制
御プログラムを変更・修正する必要が有る場合には、サ
ービスマンが現地に赴き、プログラムを内蔵する機器の
交換、あるいは機器内のプログラムの書替えを行なって
いた。このプログラム変更・修正は新機種投入の際など
に必要に応じて既存の機器に対して実施される。現地に
おいて制御プログラムの書き替えを通信手段を介して外
部から行なう方法として特開平4−359741号に記
載されたものがある。
【0003】また、現地に設置されている機器内のプロ
グラムが異常動作(プログラムの暴走して、そこから復
帰しなくなった場合には、やはりサービスマンが現地に
赴き、機器の電源リセットにより、またはプログラムの
終了および再実行により、プログラムをリセットして正
常に復帰させていた。また必要に応じて機器の修理また
は交換を実施していた。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】上記のように従来
は、遠隔地に設置されている空気調和機のプログラムや
監視装置のプログラムの変更・修正が必要な場合、ある
いは遠隔地に設置されている機器の電源リセットあるい
は制御プログラムの終了および再実行が必要な場合には
サービスマンが現地に赴く必要があり、時間的、費用的
負担が大きいという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
めに、空気調和機が内蔵する制御プログラムや空気調和
機の運転状況を監視する現地側監視装置が内蔵する監視
プログラム等のプログラムの変更、あるいはプログラム
の再立ち上げを、現地から遠く離れたところにある中央
監視装置から、遠隔操作で行なうことができる空気調和
機の遠隔監視システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の空気調和機の遠隔監視システムは、
監視視プログラムを記憶する記憶手段を内蔵し、その監
視プログラムにしたがい1台以上の空気調和機の運転/
停止を監視する現地側監視装置と、現地側監視装置から
送信される監視情報を一時的に記憶する記憶手段を内蔵
し、現地側で監視情報を収集する中継器と、中継器から
送信される監視情報により空気調和機を監視する中央監
視装置とからなる空気調和機の遠隔監視システムにおい
て、中央監視装置に、既存の監視プログラムに代える新
監視プログラム及びプログラム書き替え指令を入力する
入力手段を設け、中継器には中央監視装置の入力手段か
ら入力される新監視プログラム及びプログラム書き替え
指令を中継器の記憶手段に一時記憶させ、プログラム書
き替え指令の後に新監視プログラムを送信する制御手段
を設け、また現地側監視装置には、中継器から送信され
るプログラム書き替え指令により現地側監視装置の記憶
手段に既存する監視プログラムを削除し、そして中継器
から送信される新プログラムを書き込む制御手段を設け
たことを特徴とする。
【0007】上記第1の空気調和機の遠隔監視システム
において、監視プログラムを書き替える際、新しい監視
プログラムとプログラム書き替え指令が中央監視装置の
入力手段により入力され、中継器に送信され、中継器の
記憶手段に一旦保持される。それから中継器の制御手段
は記憶手段内のプログラム書き替え指令を、続いて新し
い監視プログラムを現地側監視装置に送信する。現地側
監視装置は、その制御手段により、中継器から書き替え
指令を受信したときに現地側監視装置の記憶手段に既存
する監視プログラムを削除し、続いて中継器から送信さ
れた新しい監視プログラムを書きこむ。かくして、空気
調和機を監視する現地側監視装置に内蔵する監視プログ
ラムを、現地から遠く離れたところにある中央監視装置
から遠隔操作で変更することができる。
【0008】また、本発明の第2の空気調和機の遠隔監
視システムは、監視プログラムを記憶する記憶手段を内
蔵し、その監視プログラムに従い1台以上の空気調和機
の運転/停止を監視する現地側監視装置と、現地側監視
装置から送信される監視情報により空気調和機を監視す
る中央監視装置とからなる空気調和機の遠隔監視システ
ムにおいて、中央監視装置に既存の監視プログラムに代
える新監視プログラム及びプログラム書き替え指令を入
力する入力手段を設け、現地側監視装置には、中央監視
装置から送信されるプログラム書き替え指令及び新監視
プログラムにより、現地側監視装置の記憶手段に既存す
る監視プログラムを削除し、新プログラムを書き込む制
御手段を設けたことを特徴とする。
【0009】上記第2の空気調和機の遠隔監視システム
において、監視プログラムを書き替える際、プログラム
書き替え指令と新しい監視プログラムが順に中央監視装
置の入力手段により入力され、現地側監視装置に送信さ
れる。現地側監視装置は、その制御手段により、書き替
え指令を受信したときに現地側監視装置の記憶手段に既
存する監視プログラムを削除し、続いて中央監視装置か
ら送信された新しい監視プログラムを書きこむ。かくし
て、空気調和機を監視する現地側監視装置に内蔵する監
視プログラムを、現地から遠く離れたところにある中央
監視装置から遠隔操作で変更することができる。
【0010】本発明の第3の空気調和機の遠隔監視シス
テムは、監視プログラムを記憶する記憶手段を内蔵し、
その監視プログラムに従い1台以上の空気調和機の運転
/停止を監視する現地側監視装置と、現地側監視装置か
ら送信される監視情報を一時的に記憶する記憶手段を内
蔵し、現地側で監視情報を収集する中継器と、該中継器
から送信される監視情報により空気調和機を監視する中
央監視装置とからなり、現地側監視装置は監視プログラ
ムが正常動作時に生死確認データを周期的に発信し、監
視プログラムが異常動作時に生死確認データを停止し、
中継器は現地側監視装置から送信される生死確認データ
が所定時間途絶えたときに、中央監視装置に異常警報を
送信する空気調和機の遠隔監視システムにおいて、中央
監視装置には、異常警報に対応してリセット指令を入力
する入力手段を設け、現地側監視装置には、中央監視装
置の入力手段から入力され中継器を通過して送信された
リセット指令を受信したときに、監視プログラムを強制
終了、再実行する、あるいは現地側監視装置の電源をリ
セットすることにより、監視プログラムを正常動作に復
帰させる制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】上記第3の空気調和機の遠隔監視システム
において、現地側監視装置の監視プログラムが異常動作
していることを示す警報が中央監視装置にもたらされた
とき、中央間装置の入力手段によりリセット指令が入力
され、中継器を通過して現地側監視装置に送信される。
現地側監視装置がリセット指令を受信したとときに、そ
の制御手段が、監視プログラムを強制終了、再実行す
る、あるいは現地側監視装置の電源をリセットすること
により、監視プログラムを正常動作に復帰させる。かく
して、空気調和機を監視する現地側監視装置内の監視プ
ログラムが異常動作したときに、現地から遠く離れたと
ころにある中央監視装置から遠隔操作で監視プログラム
を正常復帰させることができる。
【0012】また、本発明の第4の空気調和機の遠隔監
視システムは、監視プログラムを記憶する記憶手段を内
蔵し、該監視プログラムに従い1台以上の空気調和機の
運転/停止を監視する現地側監視装置と、該現地側監視
装置から送信される監視情報を一時的に記憶する記憶手
段を内蔵し、現地側で該監視情報を収集する中継器と、
該中継器から送信される監視情報により空気調和機を監
視する中央監視装置とからなり、中継器の制御プログラ
ムが正常動作時に生死確認データを周期的に発信し、該
制御プログラムが異常動作時に生死確認データを停止
し、中央監視装置は中継器から送信される生死確認デー
タが所定時間途絶えたときに異常警報を出す空気調和機
の遠隔監視システムにおいて、中央監視装置には、異常
警報に対応してリセット指令を入力する入力手段を設
け、中継器には、中央監視装置の入力手段から入力され
たリセット指令を受信したときに、中継器の制御プログ
ラムを強制終了、再実行する、あるいは該中継器の電源
をリセットすることにより、制御プログラムを正常動作
に復帰させる制御手段を設けたことを特徴とする。
【0013】上記第4の空気調和機の遠隔監視システム
において、中継器の制御プログラムの異常動作を示す警
報が中央監視装置から発生したとき、中央間装置の入力
手段によりリセット指令が入力され、中継器に送信され
る。中継器がリセット指令を受信したときに、その制御
手段が、制御プログラムを強制終了、再実行する、ある
いは中継器の電源をリセットすることにより、制御プロ
グラムを正常動作に復帰させる。かくして、中継器内の
制御プログラムが異常動作したときに、現地から遠く離
れたところにある中央監視装置から遠隔操作で制御プロ
グラムを正常復帰させることができる。
【0014】本発明の第5の空気調和機の遠隔監視シス
テムは、制御プログラムを記憶する記憶手段を内蔵する
空気調和機と、該空気調和機を監視する監視プログラム
を記憶する記憶手段を内蔵し、該監視プログラムに従い
空気調和機の運転/停止を監視する現地側監視装置と、
該現地側監視装置から送信される監視情報を一時的に記
憶する記憶手段を内蔵し、現地側で該監視情報を収集す
る中継器と、該中継器から送信される監視情報により空
気調和機を監視する中央監視装置とからなる空気調和機
の遠隔監視システムにおいて、中央監視装置に既存の制
御プログラムに代える新制御プログラム及びプログラム
書き替え指令を入力する入力手段を設け、現地側監視装
置には中央監視装置の入力手段から入力され中継器を通
過して送信された新制御プログラム及びプログラム書き
替え指令を一時記憶する記憶手段と該記憶手段中のプロ
グラム書き替え指令を送信した後に新制御プログラムを
送信する制御手段とを設け、空気調和機には、現地側監
視装置から送信されるプログラム書き替え指令により空
気調和機の記憶手段に既存する制御プログラムを削除
し、現地側監視装置から送信される新制御プログラムを
書き込む制御手段を設けたことを特徴とする。
【0015】上記第5の空気調和機の遠隔監視システム
において、空気調和機の制御プログラムを書き替える
際、新しい制御プログラムとプログラム書き替え指令が
中央監視装置の入力手段により入力され、中継器を通過
して、現地側監視装置の記憶手段に一旦保持される。そ
れから現地側監視装置の制御手段は、その記憶手段内の
プログラム書き替え指令を、続いて新しい監視プログラ
ムを空気調和機に送信する。空気調和機は、その制御手
段により、現地側監視装置から書き替え指令を受信した
ときに空気調和機の記憶手段に既存する制御プログラム
を削除し、続いて送信された新しい制御プログラムを書
きこむ。かくして、空気調和機に内蔵する制御プログラ
ムを、現地から遠く離れたところにある中央監視装置か
ら遠隔操作で変更することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態であ
る空気調和機の遠隔監視システム(以下、単に遠隔監視
システムという)を図面に基づいて詳細に説明する。図
1は一実施の形態の遠隔監視システムのブロック図であ
る。
【0017】図1に示すように、この遠隔監視システム
は、空気調和機18の運転状況を監視プログラムにした
がって現地で監視する現地側監視装置12と、現地側監
視装置12から伝送線11を通じて監視情報を現地側で
収集する中継器6と、該中継器6から公衆回線あるいは
専用線からなる回線5を通じて送信された監視情報を基
に遠隔地にある空気調和機18の運転を監視する中央監
視装置1とから構成されている。中継器6は、一ないし
複数の現地側監視装置12に接続し、各現地側監視装置
12に接続する一または複数の空気調和機18(例えば
マルチ形空気調和機)の運転/停止等の運転情報を収集
し、中央監視装置1に送信する。
【0018】中央監視装置1は、遠隔地にある中継器6
または現地側監視装置12に送信したい監視プログラム
を入力するための入力手段2と、入力されたプログラム
を一時的に記憶するための記憶手段3と、記憶手段3内
のプログラムを回線5を通じて遠隔地にある中継器6に
送信するための伝送手段4と、入出力データを表示する
表示手段21とを有する。回線5としては、大量データ
を一度に送信可能な公衆回線または専用線を用いる。
【0019】中継器6は、中央監視装置1から回線5を
介して送信された監視プログラムを受信するための伝送
手段7と、受信したプログラムを一時的に記憶する記憶
手段9と、記憶手段9内のプログラムを伝送線11を介
して現地側監視装置12へ送信するための別の伝送手段
8と、中継器6を制御する(制御プログラムを有する)
制御手段10と、中継器6の制御プログラムをリセッ
ト、再起動するためのリセット手段20とを有しいる。
また、中継器6は、一ないし複数台現地側監視装置12
から送信されたデータをまとめて回線5を通じて中央監
視装置1に送信する機能を有する。
【0020】また、現地側監視装置12は、中継器6か
ら送信される監視プログラムを受信するための伝送手段
13と、現地側監視装置12の監視プログラムを記憶し
ておく記憶手段14と、現地側監視装置12を制御する
制御手段15、および空気調和機18の運転を監視する
監視手段16と、現地側監視装置12の監視プログラム
をリセット、再起動するためのリセット手段19とを有
し、監視手段16はデータ取得手段17(伝送線)を介
して接続する空気調和機18を監視する。
【0021】以上のように構成された遠隔監視システム
の動作を説明する。中央監視装置1において、入力手段
2 を使って、現地側監視装置12に書き込みたい監視
プログラムを入力し、記憶手段3 に一時格納し、それ
から記憶手段3内の監視プログラムを伝送手段4により
回線5を介して現地側の中継器6に送信する。
【0022】中継器6は、中央監視装置1から送信され
てきた監視プログラムを伝送手段7により受信し、一時
的に記憶手段9に記憶する。中央監視装置1からの監視
プログラム受信が終了した後、中継器6は別の伝送手段
8によりプログラム書き替え指令を、それにつづいて記
憶手段9に記憶された監視プログラムをあらかじめ決め
られた大きさのブロックに分割して、伝送線11を通じ
て現地側監視装置12に送信する。
【0023】現地側監視装置12では、図3の動作フロ
ーチャートに示すように、中継器6からプログラム書き
替え指令を受信したら、制御手段15が記憶手段14に
記録されている監視プログラムを消去し、中継器6から
送信される新しい監視プログラムをブロック毎に記憶手
段14に書き込んでいく。すべてのブロックの書込みが
終了したら制御手段15は現地側監視装置12をリセッ
トし、再立ち上がり後は新しく記憶手段14に書き込ま
れた監視制御プログラムに従って動作する。なお、ここ
では回線5は一度に大量のデータを送信する容量を有す
るのに対して、伝送線11は一度に少量のデータしか送
信できないように構成されているので、中継機6から現
地側監視装置12へ送信されるデータはブロックに分割
される。
【0024】上記の様に動作することにより、中央監視
装置1により、遠隔地に設置された現地側監視装置12
内の監視プログラムを変更することが可能となる。
【0025】図2により、別の遠隔監視システムについ
て説明する。別の遠隔監視システムは、図1に示す遠隔
監視システムから中継器6及び伝送線11を除き、中央
監視装置1の伝送手段4と現地側監視装置12の伝送手
段13とを公衆回線あるいは専用線からなる回線5で直
接接続したものである。別の遠隔監視システムにおいて
も、中央監視装置1からプログラム書き替え指令および
新しい監視プログラムを現地側監視装置12に直接送信
する。かくして、上記例と同様に、中央監視装置1によ
り、現地側監視装置12内の監視プログラムの変更が可
能となる。
【0026】次に空気調和機の遠隔監視システムにおい
て、現地側監視装置12の監視プログラムが異常動作を
したときに正常動作に復帰する方法について説明する。
現地側監視装置12には、該装置12の制御手段15か
らの要求により現地側監視装置12の電源リセットを行
うリセット手段19を内蔵し、また、記憶手段14に
は、リセット信号を受信すると他の処理よりも優先度の
高いリセット処理タスクを起動させる制御プログラムが
書き込まれている。この制御プログラムのタスク構造例
を図4に示す。現地側監視装置12は、現地側監視装置
12自身が正常に動作していることを中継器6に知らせ
るために、制御手段15から周期的に生死確認データを
送信している。現地側監視装置12の監視プログラムに
不具合(監視プログラムの暴走)が発生して異常状態か
ら復帰できなくなった場合、生死確認データが送信され
なくなる。中継器6は生死確認データが一定時間受信で
きないことにより現地側監視装置12での異常発生を検
知し、制御手段10から回線5を通じて中央監視装置1
に異常警報を送信する。中央監視装置1では、異常警報
を受信したとき、表示手段21に現地側装置の異常発生
を表示する。中央監視装置1の監視要員は、この異常発
生に対応して、入力手段2から現地側監視装置12のリ
セット信号を入力すると、中央監視装置1から回線5、
中継器6、伝送線11を介して現地側監視装置12にリ
セット指令を送信する。現地側監視装置12の制御装置
15はリセット指令を受信すると、現在実行中のタスク
よりも優先度の高いリセット処理タスクを起動し、リセ
ット回路19に電源リセット実行指令を出力する。これ
により、現地側監視装置12がリセットされ、あらかじ
め定められたイニシャル処理を実行後、通常状態に復帰
することが可能となる。なお、上記のリセット処理タス
クを、プログラムの強制終了および再立上げを行うリブ
ート処理タスクに置き替えることもできる。
【0027】中継器6の制御プログラムが異常動作をし
たときにも、上記と同様の過程を経て正常動作に復帰さ
せる。すなわち、中継器6は、中継器6の制御手段10
からの要求により中継器 6の電源リセットを行うリセ
ット手段20を有し、また、記憶手段9には、リセット
信号を受信すると、図4に示すように、優先的にリセッ
ト処理タスクを起動させる制御プログラムが書き込まれ
ている。中継器6は、自身が正常に動作していることを
中央監視装置1に知らせるために周期的に生死確認デー
タを制御手段10から送信している。中継器6の制御プ
ログラムが暴走して異常状態から復帰できなくなった場
合に、生死確認データが送信されなくなる。中央監視装
置1は、中継器6の生死確認データが一定時間受信しな
いことにより中継器6での異常発生を検知する。このと
き、中央監視装置1は、表示手段21に中継器6の異常
警報を表示する。中央監視装置1の監視要員は、入力手
段2から中継器6のリセット信号を入力すると、中央監
視装置1から回線5を介して中継器6にリセット指令を
送信する。中継器6の制御装置10はリセット指令を受
信すると、現在実行中のタスクより優先的にリセット処
理タスクを起動して、リセット回路20に電源リセット
実行指令を出力する。これにより、中継器6がリセット
され、あらかじめ定められたイニシャル処理を実行後、
通常状態に復帰する。
【0028】次に、本発明の空気調和機の遠隔監視シス
テムによる、空気調和機の制御プログラムの書き替えに
ついて、図1及び図5により説明する。空気調和機18
の制御プログラム書き替えが必要になった場合、中央監
視装置1の入力手段2により新しい制御プログラム及び
書き替え指令を入力し、回線5、中継器6、伝送線11
を介して現地側監視装置12に送信する。現地側監視装
置12では空気調和機の制御プログラムの書き替え指令
を受信したら、新しい制御プログラムを記憶手段14に
保持し、空気調和機18に制御プログラム書き替え指令
を発信した後、記憶手段14に保持されている新しい制
御プログラムを適当な大きさに分割し、空気調和機18
に送信する。
【0029】制御プログラム書き替え指令を受信した空
気調和機18は、記憶手段24に記憶されているプログ
ラムのうち、新プログラム受信処理と記憶手段へのプロ
グラム書き込み処理に関するものを残し、新プログラム
により書き替えるべき制御プログラムを消去し、その後
現地側監視装置12から送信されてくる新プログラムを
記憶手段24に順次書き込んでいく。新しい制御プログ
ラムの受信および書きこみが全て終了したら、リセット
手段25により、空気調和機18の制御プログラムを再
起動する。このようにして、中央監視装置1から空気調
和機18の制御プログラムの書き込みが可能となる。
【0030】以上のように、空気調和機、現地側監視装
置等の機器内のプログラムの変更・修正が必要な場合、
および遠隔地に設置されている機器の電源リセットまた
はプログラム再立ち上げが必要な場合にサービスマンが
現地に赴く必要がなくなり、時間的、費用的負担を低減
する事ができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、空気調和機内蔵の制御
プログラムや空気調和機の運転状況を監視する現地側監
視装置内蔵の監視プログラム等のプログラムの変更、あ
るいはプログラムの再立ち上げを、現地から遠く離れた
ところにある中央監視装置から遠隔操作で行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態となる空気調和機の遠隔
監視システムのブロック図である。
【図2】本発明の別の実施の形態となる空気調和機の遠
隔監視システムのブロック図である。
【図3】現地側監視装置の監視プログラムを書き替え処
理するフローチャートである。
【図4】現地側監視装置の監視プログラムをリセット処
理するタスク構造を示す図である。
【図5】空気調和機の制御機能を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 中央監視装置 2 入力手段 3 記憶手段 5 回線 6 中継器 9 記憶手段 10 制御手段 11 伝送線 12 現地側監視装置 14 記憶手段 15 制御手段 16 監視手段 17 データ取得手段 18 空気調和機 19、20 リセット手段 21 表示手段 23 制御手段 24 記憶手段 25 リセット手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 正道 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 Fターム(参考) 3L061 BA05 BB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視プログラムを記憶する記憶手段を内
    蔵し、該監視プログラムに従い1台以上の空気調和機の
    運転/停止を監視する現地側監視装置と、該現地側監視
    装置から送信される監視情報を一時的に記憶する記憶手
    段を内蔵し、現地側で該監視情報を収集する中継器と、
    該中継器から送信される監視情報により前記空気調和機
    を監視する中央監視装置とからなる空気調和機の遠隔監
    視システムにおいて、前記中央監視装置に前記監視プロ
    グラムに代える新監視プログラム及びプログラム書き替
    え指令を入力する入力手段を設け、前記中継器には前記
    入力手段から入力される新監視プログラム及びプログラ
    ム書き替え指令を該中継器の記憶手段に一時記憶させ、
    プログラム書き替え指令の後に新監視プログラムを送信
    する制御手段を設け、前記現地側監視装置には、前記中
    継器から送信されるプログラム書き替え指令により該現
    地側監視装置の記憶手段に既存する監視プログラムを削
    除し、前記中継器から送信される新プログラムを書き込
    む制御手段を設けたことを特徴とする空気調和機の遠隔
    監視システム。
  2. 【請求項2】 監視プログラムを記憶する記憶手段を内
    蔵し、該監視プログラムに従い1台以上の空気調和機の
    運転/停止を監視する現地側監視装置と、該現地側監視
    装置から送信される監視情報により前記空気調和機を監
    視する中央監視装置とからなる空気調和機の遠隔監視シ
    ステムにおいて、前記中央監視装置に前記監視プログラ
    ムに代える新監視プログラム及びプログラム書き替え指
    令を入力する入力手段を設け、前記現地側監視装置に
    は、前記中央監視装置から送信されるプログラム書き替
    え指令及び新監視プログラムにより、該現地側監視装置
    の記憶手段に既存する監視プログラムを削除し、新プロ
    グラムを書き込む制御手段を設けたことを特徴とする空
    気調和機の遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 監視プログラムを記憶する記憶手段を内
    蔵し、該監視プログラムに従い1台以上の空気調和機の
    運転/停止を監視する現地側監視装置と、該現地側監視
    装置から送信される監視情報を一時的に記憶する記憶手
    段を内蔵し、現地側で該監視情報を収集する中継器と、
    該中継器から送信される監視情報により前記空気調和機
    を監視する中央監視装置とからなり、前記現地側監視装
    置は監視プログラムが正常動作時に生死確認データを周
    期的に発信し、該監視プログラムが異常動作時に生死確
    認データを停止し、前記中継器は前現地側監視装置から
    送信される生死確認データが所定時間途絶えたときに、
    前記中央監視装置に異常警報を送信する空気調和機の遠
    隔監視システムにおいて、前記中央監視装置には、前記
    異常警報に対応してリセット指令を入力する入力手段を
    設け、前記現地側監視装置には、前記入力手段から入力
    され前記中継器を通過して送信されたリセット指令を受
    信したときに、前記監視プログラムを強制終了、再実行
    する、あるいは該現地側監視装置の電源をリセットする
    ことにより、前記監視プログラムを正常動作に復帰させ
    る制御手段を設けたことを特徴とする空気調和機の遠隔
    監視システム。
  4. 【請求項4】 監視プログラムを記憶する記憶手段を内
    蔵し、該監視プログラムに従い1台以上の空気調和機の
    運転/停止を監視する現地側監視装置と、該現地側監視
    装置から送信される監視情報を一時的に記憶する記憶手
    段を内蔵し、現地側で該監視情報を収集する中継器と、
    該中継器から送信される監視情報により前記空気調和機
    を監視する中央監視装置とからなり、前記中継器の制御
    プログラムが正常動作時に生死確認データを周期的に発
    信し、該制御プログラムが異常動作時に生死確認データ
    を停止し、前記中央監視装置は前記中継器から送信され
    る生死確認データが所定時間途絶えたときに異常警報を
    出す空気調和機の遠隔監視システムにおいて、前記中央
    監視装置には、前記異常警報に対応してリセット指令を
    入力する入力手段を設け、前記中継器には、前記入力手
    段から入力されたリセット指令を受信したときに前記制
    御プログラムを強制終了、再実行する、あるいは該中継
    器の電源をリセットすることにより、前記制御プログラ
    ムを正常動作に復帰させる制御手段を設けたことを特徴
    とする空気調和機の遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】 制御プログラムを記憶する記憶手段を内
    蔵する空気調和機と、該空気調和機を監視する監視プロ
    グラムを記憶する記憶手段を内蔵し、該監視プログラム
    に従い前記空気調和機の運転/停止を監視する現地側監
    視装置と、該現地側監視装置から送信される監視情報を
    一時的に記憶する記憶手段を内蔵し、現地側で該監視情
    報を収集する中継器と、該中継器から送信される監視情
    報により前記空気調和機を監視する中央監視装置とから
    なる空気調和機の遠隔監視システムにおいて、前記中央
    監視装置に前記制御プログラムに代える新制御プログラ
    ム及びプログラム書き替え指令を入力する入力手段を設
    け、前記現地側監視装置には前記入力手段から入力され
    前記中継器を通過して送信された新制御プログラム及び
    プログラム書き替え指令を一時記憶する記憶手段と該記
    憶手段中のプログラム書き替え指令を送信した後に新制
    御プログラムを送信する制御手段とを設け、前記空気調
    和機には、前記現地側監視装置から送信されるプログラ
    ム書き替え指令により前記空気調和機の記憶手段に既存
    する制御プログラムを削除し、前記現地側監視装置から
    送信される新制御プログラムを書き込む制御手段を設け
    たことを特徴とする空気調和機の遠隔監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017199331A1 (ja) * 2016-05-17 2017-11-23 三菱電機株式会社 空気調和機システム、書き換え制御方法及び書き換え制御プログラム
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