JP2001041379A - チューブの締結構造体 - Google Patents
チューブの締結構造体Info
- Publication number
- JP2001041379A JP2001041379A JP2000140833A JP2000140833A JP2001041379A JP 2001041379 A JP2001041379 A JP 2001041379A JP 2000140833 A JP2000140833 A JP 2000140833A JP 2000140833 A JP2000140833 A JP 2000140833A JP 2001041379 A JP2001041379 A JP 2001041379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- peripheral surface
- fastening structure
- annular
- elastic seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/08—Joints with sleeve or socket with additional locking means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チューブと管状の相手部材とのシール性を容
易に高めることができ、あらゆる所で容易に接続でき、
締め付けの際に発生するシワによる流体漏れを防止する
チューブ接続体を提供する。 【構成】 チューブ１は、一端に形成された係合端部１
１と、係合端部上に端面から軸方向に距離を隔てた位置
に環状凹部１ｂを備え、チューブの内周面１３に嵌着さ
れる外周面１２を持つ内筒部２１と、内筒部一端側に係
合端部端面を覆うと共に係合端部１１の外周面を覆うよ
うに外側に曲げ返されている外筒部２２が一体に形成さ
れ、さらに、内筒部の内周面には環状凹部２ｂ、外周面
には、チューブの環状凹部に適合した環状突部２ａを備
えた弾性シール部材２がチューブに挿着される。しかる
後、相手部材３と弾性シール部材が挿着されたチューブ
を相手部材の環状突部３ａが弾性シール部材の環状凹部
２ｂに嵌合されるまで挿入し、外筒部外周に締結部材４
で締結を行う。
易に高めることができ、あらゆる所で容易に接続でき、
締め付けの際に発生するシワによる流体漏れを防止する
チューブ接続体を提供する。 【構成】 チューブ１は、一端に形成された係合端部１
１と、係合端部上に端面から軸方向に距離を隔てた位置
に環状凹部１ｂを備え、チューブの内周面１３に嵌着さ
れる外周面１２を持つ内筒部２１と、内筒部一端側に係
合端部端面を覆うと共に係合端部１１の外周面を覆うよ
うに外側に曲げ返されている外筒部２２が一体に形成さ
れ、さらに、内筒部の内周面には環状凹部２ｂ、外周面
には、チューブの環状凹部に適合した環状突部２ａを備
えた弾性シール部材２がチューブに挿着される。しかる
後、相手部材３と弾性シール部材が挿着されたチューブ
を相手部材の環状突部３ａが弾性シール部材の環状凹部
２ｂに嵌合されるまで挿入し、外筒部外周に締結部材４
で締結を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブと樹脂及
び金属等からなる剛性のパイプ等の菅状の相手部材とを
流体密に接続したチューブの締結構造に係わる。例えば
耐ガソリン性が要求される自動車用のチューブと金属製
パイプの締結構造に好適に用いられる。
び金属等からなる剛性のパイプ等の菅状の相手部材とを
流体密に接続したチューブの締結構造に係わる。例えば
耐ガソリン性が要求される自動車用のチューブと金属製
パイプの締結構造に好適に用いられる。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の締結構造としては、特開
平４−１７１３９１号に記載されたものが知られてい
る。即ち、図１０に示すように、金属チューブ５の接続
部外周部に薄肉チューブ７の接続部をはめ合わせ、この
薄肉チューブ７の接続部外周部に、この薄肉チューブ７
と同材質の保護スリーブ６をはめ合わせ、この保護スリ
ーブ６の接続部外周部を互いに間隔を空けた２カ所以上
で金属製スリーブ８により、加締め付ける薄肉チューブ
７と金属チューブ５との接続構造であり、また、前記金
属チューブ５の外周部に２カ所以上の加締め部のうちの
いずれかの加締め部の位置の少なくとも１カ所に溝５ａ
を設け、さらにまた、前記溝５ａの寸法が、薄肉チュー
ブの肉厚の１／２よりも小さい寸法の深さで、金属製ス
リーブ８の１カ所の加締め部の幅寸法よりも小さい幅寸
法であることにより構成されている。
平４−１７１３９１号に記載されたものが知られてい
る。即ち、図１０に示すように、金属チューブ５の接続
部外周部に薄肉チューブ７の接続部をはめ合わせ、この
薄肉チューブ７の接続部外周部に、この薄肉チューブ７
と同材質の保護スリーブ６をはめ合わせ、この保護スリ
ーブ６の接続部外周部を互いに間隔を空けた２カ所以上
で金属製スリーブ８により、加締め付ける薄肉チューブ
７と金属チューブ５との接続構造であり、また、前記金
属チューブ５の外周部に２カ所以上の加締め部のうちの
いずれかの加締め部の位置の少なくとも１カ所に溝５ａ
を設け、さらにまた、前記溝５ａの寸法が、薄肉チュー
ブの肉厚の１／２よりも小さい寸法の深さで、金属製ス
リーブ８の１カ所の加締め部の幅寸法よりも小さい幅寸
法であることにより構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記薄
肉チューブ７は比較的硬質の樹脂が採用されるため、チ
ューブの内周面と金属チューブ５の外周面とのシール性
が劣るという問題を有していた。従って、シール性を高
めるために外周からスリーブで強く加締める構造が採用
されるが、このような加締め作業は、加締装置を必要と
するため、自動車等の組み立て現場では採用することは
困難である。また、締め付けの際に発生するシワによ
り、流体漏れが起こるという問題を有していた。
肉チューブ７は比較的硬質の樹脂が採用されるため、チ
ューブの内周面と金属チューブ５の外周面とのシール性
が劣るという問題を有していた。従って、シール性を高
めるために外周からスリーブで強く加締める構造が採用
されるが、このような加締め作業は、加締装置を必要と
するため、自動車等の組み立て現場では採用することは
困難である。また、締め付けの際に発生するシワによ
り、流体漏れが起こるという問題を有していた。
【０００４】本発明は、かかる事情に鑑み、チューブと
管状の相手部材とのシール性を容易に高めることがで
き、しかも、自動車の組み立て現場等、あらゆる所で容
易に接続できるチューブ接続体を提供することを第１の
目的とする。
管状の相手部材とのシール性を容易に高めることがで
き、しかも、自動車の組み立て現場等、あらゆる所で容
易に接続できるチューブ接続体を提供することを第１の
目的とする。
【０００５】本発明の他の目的は、締め付けの際に発生
するシワによる、流体漏れを防止するチューブ接続体を
提供することを目的とする。
するシワによる、流体漏れを防止するチューブ接続体を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために、本発明の第１の構成上の特徴（請求
項１に対応）は、チューブの一端に相手部材を接続する
ためのチューブの締結構造体であって、 一端から他端
に延びるチューブと、内周面に一端面から軸方向に距離
を隔てた位置に形成された環状凹部を有するチューブの
一端に形成された係合端部と、チューブの係合端部に挿
着された筒状の弾性シール部材と、先端から距離を隔て
た位置に、その外周面から軸方向外方に突出した環状突
起部を有し、弾性シール部材の内周に挿入可能な挿入端
部を備えた管状の相手部材と、チューブの外周に環状に
配置された締結部材とを備え、弾性シール部材はチュー
ブの係合端部の内周面に嵌着された外周面をもつ内筒部
と、内筒部一端側に係合端部の一端面を覆うと共に係合
端部の外周面を覆うように外側に曲げ返されている外筒
部とを備え、且つ、内筒部の外周面にチューブの環状凹
部に適合した環状の嵌合凸部と内周面に相手部材の環状
突起部が嵌合する環状の嵌合凹部を備え、相手部材の挿
入端部が、筒状の弾性シール部材の内周面に挿着された
状態で、外筒部の外周に、締結部材が締結されているこ
とを特徴とするチューブの締結構造体を構成したもので
ある。
を達成するために、本発明の第１の構成上の特徴（請求
項１に対応）は、チューブの一端に相手部材を接続する
ためのチューブの締結構造体であって、 一端から他端
に延びるチューブと、内周面に一端面から軸方向に距離
を隔てた位置に形成された環状凹部を有するチューブの
一端に形成された係合端部と、チューブの係合端部に挿
着された筒状の弾性シール部材と、先端から距離を隔て
た位置に、その外周面から軸方向外方に突出した環状突
起部を有し、弾性シール部材の内周に挿入可能な挿入端
部を備えた管状の相手部材と、チューブの外周に環状に
配置された締結部材とを備え、弾性シール部材はチュー
ブの係合端部の内周面に嵌着された外周面をもつ内筒部
と、内筒部一端側に係合端部の一端面を覆うと共に係合
端部の外周面を覆うように外側に曲げ返されている外筒
部とを備え、且つ、内筒部の外周面にチューブの環状凹
部に適合した環状の嵌合凸部と内周面に相手部材の環状
突起部が嵌合する環状の嵌合凹部を備え、相手部材の挿
入端部が、筒状の弾性シール部材の内周面に挿着された
状態で、外筒部の外周に、締結部材が締結されているこ
とを特徴とするチューブの締結構造体を構成したもので
ある。
【０００７】本発明は上述したように、チューブが一端
面から軸方向に距離を隔てた位置に形成された環状凹部
を有する係合端部を備え、筒状の弾性シール部材がチュ
ーブの係合端部の内周面に挿着された外周面をもつ内筒
部と、内筒部一端側に係合端部の端面を覆うと共に係合
端部の外周面を覆うように外側に曲がった外筒部とを備
え、且つ、内筒部の外周面にチューブの環状凹部に適合
した環状突部と内周面に相手部材の環状突起部が嵌合す
る環状凹部を備えているので、相手部材は筒状の弾性シ
ール部材に対して軸方向に移動しないように保持されて
いる。そしてこの筒状の弾性シール部材はチューブに対
して軸方向に移動しないように保持されている。また、
チューブの一端は弾性シール部材の内筒部と外筒部間に
挟持され、外筒部の外周から締結部材で締結されてい
る。従って、相手部材はチューブから抜けるのを防止で
きる。
面から軸方向に距離を隔てた位置に形成された環状凹部
を有する係合端部を備え、筒状の弾性シール部材がチュ
ーブの係合端部の内周面に挿着された外周面をもつ内筒
部と、内筒部一端側に係合端部の端面を覆うと共に係合
端部の外周面を覆うように外側に曲がった外筒部とを備
え、且つ、内筒部の外周面にチューブの環状凹部に適合
した環状突部と内周面に相手部材の環状突起部が嵌合す
る環状凹部を備えているので、相手部材は筒状の弾性シ
ール部材に対して軸方向に移動しないように保持されて
いる。そしてこの筒状の弾性シール部材はチューブに対
して軸方向に移動しないように保持されている。また、
チューブの一端は弾性シール部材の内筒部と外筒部間に
挟持され、外筒部の外周から締結部材で締結されてい
る。従って、相手部材はチューブから抜けるのを防止で
きる。
【０００８】また、本発明の第２の構成上の特徴（請求
項２に対応）は、前記第１の特徴において、係合端部の
中間に、係合端部の外周面から径方向外方に突出した環
状凸部を備えていることにある。これにより、締結の際
に係合端部に発生するシワを環状凸部で留めることがで
きるため、チューブの係合端部と弾性シール部材の内筒
部と相手部材の挿入端部間のシール性を高めることがで
きる。
項２に対応）は、前記第１の特徴において、係合端部の
中間に、係合端部の外周面から径方向外方に突出した環
状凸部を備えていることにある。これにより、締結の際
に係合端部に発生するシワを環状凸部で留めることがで
きるため、チューブの係合端部と弾性シール部材の内筒
部と相手部材の挿入端部間のシール性を高めることがで
きる。
【０００９】また、本発明の第３の構成上の特徴（請求
項３に対応）は、前記第１又は第２の特徴において、係
合端部の内周面に形成された環状凹部が、係合端部の中
間部に形成され、締結部材が環状凸部より一端側位置に
配置され、弾性シール部材の内筒部が内筒部の環状の嵌
合凸部から、軸方向内方に伸びた延長部を備えているこ
とにある。このように、弾性シール部材の内筒部が延長
部を備えたことにより、延長部は締結部材が締結される
部分から離れた部分にあるため、締結の影響を受けるこ
となく係合端部間のシールが確実に行われる。
項３に対応）は、前記第１又は第２の特徴において、係
合端部の内周面に形成された環状凹部が、係合端部の中
間部に形成され、締結部材が環状凸部より一端側位置に
配置され、弾性シール部材の内筒部が内筒部の環状の嵌
合凸部から、軸方向内方に伸びた延長部を備えているこ
とにある。このように、弾性シール部材の内筒部が延長
部を備えたことにより、延長部は締結部材が締結される
部分から離れた部分にあるため、締結の影響を受けるこ
となく係合端部間のシールが確実に行われる。
【００１０】また、本発明の第４の構成上の特徴（請求
項４に対応）は、前記第１、第２又は第３の特徴におい
て、チューブの係合端部の環状凹部と一端面間が周方向
に波形を有する波形筒状部に形成されていることにあ
る。これにより、締結部材が締結される部分において波
形筒状部によりしわの発生を吸収できるため、締結部分
におけるシール性が確保され、流体洩れを確実に防止で
きる。
項４に対応）は、前記第１、第２又は第３の特徴におい
て、チューブの係合端部の環状凹部と一端面間が周方向
に波形を有する波形筒状部に形成されていることにあ
る。これにより、締結部材が締結される部分において波
形筒状部によりしわの発生を吸収できるため、締結部分
におけるシール性が確保され、流体洩れを確実に防止で
きる。
【００１１】また、本発明の第５の構成上の特徴（請求
項５に対応）は、前記第１、第２又は第３の特徴におい
て、チューブの係合端部の周方向の少なくとも一ヶ所に
て、一端面から環状凹部方向に延びるスリットを設けた
ことにある。これにより、締結部材が締結される部分に
おいてスリットによりしわの発生を吸収できるため、締
結部分におけるシール性が確保され、流体洩れを確実に
防止できる。また、波形筒状部よりスリットの形成は容
易である。
項５に対応）は、前記第１、第２又は第３の特徴におい
て、チューブの係合端部の周方向の少なくとも一ヶ所に
て、一端面から環状凹部方向に延びるスリットを設けた
ことにある。これにより、締結部材が締結される部分に
おいてスリットによりしわの発生を吸収できるため、締
結部分におけるシール性が確保され、流体洩れを確実に
防止できる。また、波形筒状部よりスリットの形成は容
易である。
【００１２】また、本発明の第６の構成上の特徴（請求
項６に対応）は、前記第１、第２、第３、第４又は第５
の特徴において、内筒部の軸方向内端部が、厚さ方向の
中間位置にて分岐して互いに径方向外方及び内方に向け
て傾斜して延びる環状の外分岐部及び内分岐部になって
いることにある。これにより、内筒部は外分岐部におい
て係合端部と緊密に接触してシール性が良好に確保さ
れ、内分岐部においては相手部材と緊密に接触してシー
ル性が良好に確保される。
項６に対応）は、前記第１、第２、第３、第４又は第５
の特徴において、内筒部の軸方向内端部が、厚さ方向の
中間位置にて分岐して互いに径方向外方及び内方に向け
て傾斜して延びる環状の外分岐部及び内分岐部になって
いることにある。これにより、内筒部は外分岐部におい
て係合端部と緊密に接触してシール性が良好に確保さ
れ、内分岐部においては相手部材と緊密に接触してシー
ル性が良好に確保される。
【００１３】また、本発明の第７の構成上の特徴（請求
項７に対応）は、前記第１、第２、第３、第４、第５又
は第６の特徴において、内筒部は、環状の嵌合凹部から
軸方向外方に延びる基部と嵌合凹部から軸方向内方に延
びる延長部を備え、基部が相手部材の挿入端部の外径よ
りもやや大きい内径を有する一方、延長部が相手部材の
挿入端部の外径よりもやや小さい内径を有することにあ
る。これにより、挿入端部の基部への挿入を容易にする
ことができ、一方、延長部においては弾性シール部材と
挿入端部とのシール性を高めることができる。
項７に対応）は、前記第１、第２、第３、第４、第５又
は第６の特徴において、内筒部は、環状の嵌合凹部から
軸方向外方に延びる基部と嵌合凹部から軸方向内方に延
びる延長部を備え、基部が相手部材の挿入端部の外径よ
りもやや大きい内径を有する一方、延長部が相手部材の
挿入端部の外径よりもやや小さい内径を有することにあ
る。これにより、挿入端部の基部への挿入を容易にする
ことができ、一方、延長部においては弾性シール部材と
挿入端部とのシール性を高めることができる。
【００１４】また、本発明の第８の構成上の特徴（請求
項８に対応）は、前記第１、第２、第３、第４、第５、
第６又は第７の特徴において、内筒部の延長部の外周面
及び内周面にて軸方向の複数箇所に、径方向外方及び内
方に向けて同軸的に突出した環状の突出シール部を設け
たことにある。これにより、内筒部は外方に突出した突
出シール部により係合端部と緊密に接触してシール性が
良好に確保され、また内方に突出した突出シール部によ
り相手部材と緊密に接触してシール性が良好に確保され
る。
項８に対応）は、前記第１、第２、第３、第４、第５、
第６又は第７の特徴において、内筒部の延長部の外周面
及び内周面にて軸方向の複数箇所に、径方向外方及び内
方に向けて同軸的に突出した環状の突出シール部を設け
たことにある。これにより、内筒部は外方に突出した突
出シール部により係合端部と緊密に接触してシール性が
良好に確保され、また内方に突出した突出シール部によ
り相手部材と緊密に接触してシール性が良好に確保され
る。
【００１５】また、本発明の第９の構成上の特徴（請求
項９に対応）は、前記第１、第２、第３、第４、第５、
第６、第７又は第８の特徴において、チューブの構造
が、樹脂の単層構造、内層が樹脂，導電性樹脂あるいは
金属膜であり外層が樹脂である２層構造、あるいは内層
及び外層の中間に接着剤層を設けた３層構造の内のいず
れかであることにある。これにより、チューブの構造
が、用途に応じて種々選択可能になる。
項９に対応）は、前記第１、第２、第３、第４、第５、
第６、第７又は第８の特徴において、チューブの構造
が、樹脂の単層構造、内層が樹脂，導電性樹脂あるいは
金属膜であり外層が樹脂である２層構造、あるいは内層
及び外層の中間に接着剤層を設けた３層構造の内のいず
れかであることにある。これにより、チューブの構造
が、用途に応じて種々選択可能になる。
【００１６】また、本発明の第１０の構成上の特徴（請
求項１０に対応）は、チューブの一端に相手部材を接続
するためのチューブの締結構造体であって、一端から他
端に延びるチューブと、内周面に一端面から軸方向に距
離を隔てた位置に形成された環状凹部を有するチューブ
の一端に形成された、軸方向に延びている係合端部と、
チューブの係合端部に挿着された筒状の弾性シール部材
と、先端から距離を隔てた位置に、その外周面から軸方
向外方に突出した環状突起部を有し、弾性シール部材の
内周に挿入可能な挿入端部を備えた管状の相手部材と、
チューブの外周に環状に配置された締結部材とを備え、
弾性シール部材はチューブの係合端部の一端面のみを覆
うと共に係合端部の内周面に嵌着された外周面をもつ内
筒部を備え、且つ、内筒部の外周面にチューブの環状凹
部に適合した環状の嵌合凸部と内周面に相手部材の環状
突起部が嵌合する環状の嵌合凹部を備え、相手部材の挿
入端部が、筒状の弾性シール部材の内周面に挿着された
状態で、係合端部の外周に、締結部材が締結されている
ことにある。本発明は、上記第１の構成において、弾性
シール部材の外筒部を無くしたものであり、これによ
り、第１の構成の効果に加えて、弾性シール部材のチュ
ーブへの挿入を容易に行うことができる。
求項１０に対応）は、チューブの一端に相手部材を接続
するためのチューブの締結構造体であって、一端から他
端に延びるチューブと、内周面に一端面から軸方向に距
離を隔てた位置に形成された環状凹部を有するチューブ
の一端に形成された、軸方向に延びている係合端部と、
チューブの係合端部に挿着された筒状の弾性シール部材
と、先端から距離を隔てた位置に、その外周面から軸方
向外方に突出した環状突起部を有し、弾性シール部材の
内周に挿入可能な挿入端部を備えた管状の相手部材と、
チューブの外周に環状に配置された締結部材とを備え、
弾性シール部材はチューブの係合端部の一端面のみを覆
うと共に係合端部の内周面に嵌着された外周面をもつ内
筒部を備え、且つ、内筒部の外周面にチューブの環状凹
部に適合した環状の嵌合凸部と内周面に相手部材の環状
突起部が嵌合する環状の嵌合凹部を備え、相手部材の挿
入端部が、筒状の弾性シール部材の内周面に挿着された
状態で、係合端部の外周に、締結部材が締結されている
ことにある。本発明は、上記第１の構成において、弾性
シール部材の外筒部を無くしたものであり、これによ
り、第１の構成の効果に加えて、弾性シール部材のチュ
ーブへの挿入を容易に行うことができる。
【００１７】また、本発明の第１１の構成上の特徴（請
求項１１に対応）は、前記第１０の特徴において、係合
端部の中間に、係合端部の外周面から径方向外方に突出
した環状凸部を備えていることにある。これにより、締
結の際に係合端部に発生するシワを環状凸部で留めるこ
とができるため、チューブの係合端部と弾性シール部材
の内筒部と相手部材の挿入端部間のシール性を高めるこ
とができる。
求項１１に対応）は、前記第１０の特徴において、係合
端部の中間に、係合端部の外周面から径方向外方に突出
した環状凸部を備えていることにある。これにより、締
結の際に係合端部に発生するシワを環状凸部で留めるこ
とができるため、チューブの係合端部と弾性シール部材
の内筒部と相手部材の挿入端部間のシール性を高めるこ
とができる。
【００１８】また、本発明の第１２の構成上の特徴（請
求項１２に対応）は、前記第１０又は第１１の特徴にお
いて、係合端部の内周面に形成された環状凹部が、係合
端部の中間部に形成され、締結部材が環状凸部より一端
側位置に配置され、弾性シール部材の内筒部が内筒部の
環状の嵌合凸部から、軸方向内方に伸びた延長部を備え
ていることにある。このように、弾性シール部材の内筒
部が延長部を備えたことにより、延長部は締結部材が締
結される部分から離れた部分にあるため、締結の影響を
受けることなく係合端部間のシールが確実に行われる。
求項１２に対応）は、前記第１０又は第１１の特徴にお
いて、係合端部の内周面に形成された環状凹部が、係合
端部の中間部に形成され、締結部材が環状凸部より一端
側位置に配置され、弾性シール部材の内筒部が内筒部の
環状の嵌合凸部から、軸方向内方に伸びた延長部を備え
ていることにある。このように、弾性シール部材の内筒
部が延長部を備えたことにより、延長部は締結部材が締
結される部分から離れた部分にあるため、締結の影響を
受けることなく係合端部間のシールが確実に行われる。
【００１９】また、本発明の第１３の構成上の特徴（請
求項１３に対応）は、前記第１０、第１１又は第１２の
特徴において、チューブの係合端部の環状凹部と一端面
間が周方向に波形を有する波形筒状部に形成されている
ことにある。これにより、締結部材が締結される部分に
おいて波形筒状部によりしわの発生を吸収できるため、
締結部分におけるシール性が確保され、流体洩れを確実
に防止できる。
求項１３に対応）は、前記第１０、第１１又は第１２の
特徴において、チューブの係合端部の環状凹部と一端面
間が周方向に波形を有する波形筒状部に形成されている
ことにある。これにより、締結部材が締結される部分に
おいて波形筒状部によりしわの発生を吸収できるため、
締結部分におけるシール性が確保され、流体洩れを確実
に防止できる。
【００２０】また、本発明の第１４の構成上の特徴（請
求項１４に対応）は、前記第１０、第１１又は第１２の
特徴において、チューブの係合端部の周方向の少なくと
も一ヶ所にて、一端面から環状凹部方向に延びるスリッ
トを設けたことにある。これにより、締結部材が締結さ
れる部分においてスリットによりしわの発生を吸収でき
るため、締結部分におけるシール性が確保され、流体洩
れを確実に防止できる。また、係合端部にスリットを形
成することは容易である。
求項１４に対応）は、前記第１０、第１１又は第１２の
特徴において、チューブの係合端部の周方向の少なくと
も一ヶ所にて、一端面から環状凹部方向に延びるスリッ
トを設けたことにある。これにより、締結部材が締結さ
れる部分においてスリットによりしわの発生を吸収でき
るため、締結部分におけるシール性が確保され、流体洩
れを確実に防止できる。また、係合端部にスリットを形
成することは容易である。
【００２１】また、本発明の第１５の構成上の特徴（請
求項１５に対応）は、前記第１０、第１１、第１２、第
１３又は第１４の特徴において、内筒部の軸方向内端部
が、厚さ方向の中間位置にて分岐して互いに径方向外方
及び内方に向けて傾斜して延びる環状の外分岐部及び内
分岐部になっていることにある。これにより、内筒部は
外分岐部において係合端部と緊密に接触してシール性が
良好に確保され、内分岐部においては相手部材と緊密に
接触してシール性が良好に確保される。
求項１５に対応）は、前記第１０、第１１、第１２、第
１３又は第１４の特徴において、内筒部の軸方向内端部
が、厚さ方向の中間位置にて分岐して互いに径方向外方
及び内方に向けて傾斜して延びる環状の外分岐部及び内
分岐部になっていることにある。これにより、内筒部は
外分岐部において係合端部と緊密に接触してシール性が
良好に確保され、内分岐部においては相手部材と緊密に
接触してシール性が良好に確保される。
【００２２】また、本発明の第１６の構成上の特徴（請
求項１６に対応）は、前記第１０、第１１、第１２、第
１３、第１４又は第１５の特徴において、内筒部は、環
状の嵌合凹部から軸方向外方に延びる基部と嵌合凹部か
ら軸方向内方に延びる延長部を備え、基部が相手部材の
挿入端部の外径よりもやや大きい内径を有する一方、延
長部が相手部材の挿入端部の外径よりもやや小さい内径
を有することにある。これにより、挿入端部の基部への
挿入を容易にすることができ、一方延長部において弾性
シール部材と挿入端部とのシール性を高めることができ
る。
求項１６に対応）は、前記第１０、第１１、第１２、第
１３、第１４又は第１５の特徴において、内筒部は、環
状の嵌合凹部から軸方向外方に延びる基部と嵌合凹部か
ら軸方向内方に延びる延長部を備え、基部が相手部材の
挿入端部の外径よりもやや大きい内径を有する一方、延
長部が相手部材の挿入端部の外径よりもやや小さい内径
を有することにある。これにより、挿入端部の基部への
挿入を容易にすることができ、一方延長部において弾性
シール部材と挿入端部とのシール性を高めることができ
る。
【００２３】また、本発明の第１７の構成上の特徴（請
求項１７に対応）は、前記第１０、第１１、第１２、第
１３、第１４、第１５又は第１６の特徴において、内筒
部の延長部の外周面及び内周面にて軸方向の複数箇所
に、径方向外方及び内方に向けて同軸的に突出した環状
の突出シール部を設けたことにある。これにより、内筒
部は外方に突出した突出シール部により係合端部と緊密
に接触してシール性が良好に確保され、また内方に突出
した突出シール部により相手部材と緊密に接触してシー
ル性が良好に確保される。
求項１７に対応）は、前記第１０、第１１、第１２、第
１３、第１４、第１５又は第１６の特徴において、内筒
部の延長部の外周面及び内周面にて軸方向の複数箇所
に、径方向外方及び内方に向けて同軸的に突出した環状
の突出シール部を設けたことにある。これにより、内筒
部は外方に突出した突出シール部により係合端部と緊密
に接触してシール性が良好に確保され、また内方に突出
した突出シール部により相手部材と緊密に接触してシー
ル性が良好に確保される。
【００２４】また、本発明の第１８の構成上の特徴（請
求項１８に対応）は、前記第１０、第１１、第１２、第
１３、第１４、第１５、第１６又は第１７の特徴におい
て、チューブの構造が、樹脂の単層構造、内層が樹脂，
導電性樹脂あるいは金属膜であり外層が樹脂である２層
構造、あるいは内層及び外層の中間に接着剤層を設けた
３層構造の内のいずれかであることにある。これによ
り、チューブの構造が、用途に応じて種々選択可能にな
る。
求項１８に対応）は、前記第１０、第１１、第１２、第
１３、第１４、第１５、第１６又は第１７の特徴におい
て、チューブの構造が、樹脂の単層構造、内層が樹脂，
導電性樹脂あるいは金属膜であり外層が樹脂である２層
構造、あるいは内層及び外層の中間に接着剤層を設けた
３層構造の内のいずれかであることにある。これによ
り、チューブの構造が、用途に応じて種々選択可能にな
る。
【００２５】
【発明の実施の形態】図２において、チューブ１の一端
に、内筒部２１と外筒部２２を備えた弾性シール部材２
が嵌着されている係合端部１１に相手部材３を挿入した
後、その外周をクランプ等の締結部材４で締め付けるこ
とにより、チューブと相手部材を流体密に接続したもの
である。チューブ１の構造は、（１）ＰＡ６，ＰＡ１
２，ＰＡ１１からなる単層構造、（２）内層材がＥＴＦ
Ｅ、ＴＨＶ（ＴＦＥ，ＨＦＰ，ＶＤＦの共重合体）ＰＢ
Ｎ、ＰＢＴ、ＥＶＯＨ、ＰＶＤＦ等、及びこれらに導電
性を付与したもの、及び鉄、ステンレス、アルミニウム
等の金属箔、外層材がＰＡ６，ＰＡ１２，ＰＡ１１、Ｐ
Ｅ、ＰＰ等の樹脂からなる２層構造、あるいは（３）上
記（２）の２層構造の中間に接着剤層を設けた３層構
造、の内のいずれかである。
に、内筒部２１と外筒部２２を備えた弾性シール部材２
が嵌着されている係合端部１１に相手部材３を挿入した
後、その外周をクランプ等の締結部材４で締め付けるこ
とにより、チューブと相手部材を流体密に接続したもの
である。チューブ１の構造は、（１）ＰＡ６，ＰＡ１
２，ＰＡ１１からなる単層構造、（２）内層材がＥＴＦ
Ｅ、ＴＨＶ（ＴＦＥ，ＨＦＰ，ＶＤＦの共重合体）ＰＢ
Ｎ、ＰＢＴ、ＥＶＯＨ、ＰＶＤＦ等、及びこれらに導電
性を付与したもの、及び鉄、ステンレス、アルミニウム
等の金属箔、外層材がＰＡ６，ＰＡ１２，ＰＡ１１、Ｐ
Ｅ、ＰＰ等の樹脂からなる２層構造、あるいは（３）上
記（２）の２層構造の中間に接着剤層を設けた３層構
造、の内のいずれかである。
【００２６】以下、本発明のチューブの締結構造体を具
体的に説明する。チューブは、ブロー成形又はコルゲー
ト成形したものであって、一端に弾性シール部材を装着
可能な係合端部を備え、内周面に凹部、外周面に突部有
する環状膨出部が形成されている。弾性シール部材は、
相手部材を挿入させて嵌着可能になしたもので、前記係
合端部の外周面に嵌着する外筒部と係合端部の内周面に
嵌着する内筒部を備えている。内筒部は、その内周面に
環状の嵌合凹部、外周面に環状の嵌合凸部有する環状膨
出部を備え、環状膨出部を境に端面側に基部、反対側に
延長部で形成されている。相手部材は、弾性シール部材
へ挿入可能であり、一端に弾性シール部材の凹部に嵌合
する環状突起部を備える金属製管状物である。締結部材
としては、外筒部外周に環状締結され、金属製であるク
ランプ等が採用される。
体的に説明する。チューブは、ブロー成形又はコルゲー
ト成形したものであって、一端に弾性シール部材を装着
可能な係合端部を備え、内周面に凹部、外周面に突部有
する環状膨出部が形成されている。弾性シール部材は、
相手部材を挿入させて嵌着可能になしたもので、前記係
合端部の外周面に嵌着する外筒部と係合端部の内周面に
嵌着する内筒部を備えている。内筒部は、その内周面に
環状の嵌合凹部、外周面に環状の嵌合凸部有する環状膨
出部を備え、環状膨出部を境に端面側に基部、反対側に
延長部で形成されている。相手部材は、弾性シール部材
へ挿入可能であり、一端に弾性シール部材の凹部に嵌合
する環状突起部を備える金属製管状物である。締結部材
としては、外筒部外周に環状締結され、金属製であるク
ランプ等が採用される。
【００２７】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。本発明は、チューブ１の一端にパイプ等の
相手部材３を接続するためのチューブの締結構造体であ
って、本発明の好ましい具体例を図１〜図４に基づいて
説明する。図において、１がチューブであり、チューブ
１は、図３に示すように、後述する相手部材３の挿入端
部３１の長さに適合した軸方向に延びる係合端部１１を
一端に備え、係合端部１１は、その内周面１３に端面か
ら軸方向に距離を隔てた中間位置に環状凹部１ｂが施さ
れている。好ましくは、この環状凹部１ｂに対応して外
周面１２に環状凸部１ａがブロー成形により一体に形成
されている。
く説明する。本発明は、チューブ１の一端にパイプ等の
相手部材３を接続するためのチューブの締結構造体であ
って、本発明の好ましい具体例を図１〜図４に基づいて
説明する。図において、１がチューブであり、チューブ
１は、図３に示すように、後述する相手部材３の挿入端
部３１の長さに適合した軸方向に延びる係合端部１１を
一端に備え、係合端部１１は、その内周面１３に端面か
ら軸方向に距離を隔てた中間位置に環状凹部１ｂが施さ
れている。好ましくは、この環状凹部１ｂに対応して外
周面１２に環状凸部１ａがブロー成形により一体に形成
されている。
【００２８】そして、このチューブ１の係合端部１１に
筒状の弾性シール部材２が一端面から挿入されて、所定
の位置に軸方向に移動不能に装着されている。この弾性
シール部材２は、図２、図４に示すように、チューブ１
の内周面１３に嵌着される外周面を持つ内筒部２１と、
内筒部２１の一端側に係合端部１１の端面を覆うと共に
係合端部１１の外周面１２を覆うように外側に曲げ返さ
れているキャップ状の外筒部２２が一体に形成されてい
る。
筒状の弾性シール部材２が一端面から挿入されて、所定
の位置に軸方向に移動不能に装着されている。この弾性
シール部材２は、図２、図４に示すように、チューブ１
の内周面１３に嵌着される外周面を持つ内筒部２１と、
内筒部２１の一端側に係合端部１１の端面を覆うと共に
係合端部１１の外周面１２を覆うように外側に曲げ返さ
れているキャップ状の外筒部２２が一体に形成されてい
る。
【００２９】内筒部２１は、内周面には相手部材３の環
状突起部３ａが嵌まる環状の嵌合凹部２ｂが、また、外
周面には図２に示すように、チューブ１の環状凹部１ｂ
に適合した環状の嵌合凸部２ａが施され、この環状の嵌
合凸部２ａから、さらに軸方向内方に延びた延長部２３
と環状の嵌合凸部２ａから軸方向外方に延びた基部２４
とで構成されている。
状突起部３ａが嵌まる環状の嵌合凹部２ｂが、また、外
周面には図２に示すように、チューブ１の環状凹部１ｂ
に適合した環状の嵌合凸部２ａが施され、この環状の嵌
合凸部２ａから、さらに軸方向内方に延びた延長部２３
と環状の嵌合凸部２ａから軸方向外方に延びた基部２４
とで構成されている。
【００３０】延長部２３の軸方向内端部は、図４に示す
ように、厚さ方向の中間位置にて分岐して、互いに径方
向外方及び内方に向けてかつ軸線に対して所定角度傾斜
して延びる環状の外分岐部２３ａ及び内分岐部２３ｂに
なっている。これにより、内筒部２１は、外分岐部２３
ａにおいて係合端部１１と緊密に接触してシール性が良
好に確保され、内分岐部２３ｂにおいては相手部材３と
緊密に接触してシール性が良好に確保される。
ように、厚さ方向の中間位置にて分岐して、互いに径方
向外方及び内方に向けてかつ軸線に対して所定角度傾斜
して延びる環状の外分岐部２３ａ及び内分岐部２３ｂに
なっている。これにより、内筒部２１は、外分岐部２３
ａにおいて係合端部１１と緊密に接触してシール性が良
好に確保され、内分岐部２３ｂにおいては相手部材３と
緊密に接触してシール性が良好に確保される。
【００３１】そして、筒状の弾性シール部材２の内周面
に相手部材３の挿入端部３１が装着されている。この相
手部材３は、図２に示すように、挿入端部３１に弾性シ
ール部材２の環状の嵌合凹部２ｂに適合する環状突起部
３ａが先端から距離を隔てた位置に施されている。
に相手部材３の挿入端部３１が装着されている。この相
手部材３は、図２に示すように、挿入端部３１に弾性シ
ール部材２の環状の嵌合凹部２ｂに適合する環状突起部
３ａが先端から距離を隔てた位置に施されている。
【００３２】つぎに、このように構成されたチューブの
締結構造体の組立方法について説明する。先ず、チュー
ブ１の係合端部１１の端面側から筒状の弾性シール部材
２を係合端部１１が弾性シール部材の内筒部２１と外筒
部２２との間に嵌め込むように挿入し、弾性シール部材
２の環状の嵌合凸部２ａをチューブ１に形成された環状
凹部１ｂに嵌合させる。好ましくは、この時、係合端部
１１の外周を覆う外筒部２２の折り返し端面２２ａがチ
ューブ１の係合端部１１の一端面に当接される。
締結構造体の組立方法について説明する。先ず、チュー
ブ１の係合端部１１の端面側から筒状の弾性シール部材
２を係合端部１１が弾性シール部材の内筒部２１と外筒
部２２との間に嵌め込むように挿入し、弾性シール部材
２の環状の嵌合凸部２ａをチューブ１に形成された環状
凹部１ｂに嵌合させる。好ましくは、この時、係合端部
１１の外周を覆う外筒部２２の折り返し端面２２ａがチ
ューブ１の係合端部１１の一端面に当接される。
【００３３】しかる後、弾性シール部材２の外筒部２２
外周に弛んだ締結部材４を装着し、外筒部２２の折り返
し端面２２ａ側から管状の相手部材３を挿入し、相手部
材３の環状突起部３ａを弾性シール部材２の環状凹部２
ｂに嵌合させ、締結部材４で締め付けを行うことにより
チューブの締結構造体を構成することができる。
外周に弛んだ締結部材４を装着し、外筒部２２の折り返
し端面２２ａ側から管状の相手部材３を挿入し、相手部
材３の環状突起部３ａを弾性シール部材２の環状凹部２
ｂに嵌合させ、締結部材４で締め付けを行うことにより
チューブの締結構造体を構成することができる。
【００３４】また、好ましくは、弾性シール部材２の内
筒部２１の基部２４の内径を相手部材３の挿入端部３１
の外径より大きくすることにより、挿入端部３１の挿入
を容易にすることができる。他方、内筒部２１の延長部
２３の内径を挿入端部３１の外径より小さくすることに
より、弾性シール部材２と挿入端部３１とのシール性を
高めることができる。
筒部２１の基部２４の内径を相手部材３の挿入端部３１
の外径より大きくすることにより、挿入端部３１の挿入
を容易にすることができる。他方、内筒部２１の延長部
２３の内径を挿入端部３１の外径より小さくすることに
より、弾性シール部材２と挿入端部３１とのシール性を
高めることができる。
【００３５】また、本実施例の変形態様１として、図
５、６に示すチューブ１は、係合端部１１の環状凹部１
ｂと端面間が周方向に波形を有する波形筒状部１４に形
成されている以外は、図３に示す構造と同一である。こ
のような波形筒状部１４を形成することにより、相手部
材３の挿入を容易にできる。また、波形筒状部１４を設
けたことにより、締結部材４が締結される部分において
係合端部１１においてしわの発生を吸収できるため、締
結部分におけるシール性が確保され、流体洩れを防止で
きる。
５、６に示すチューブ１は、係合端部１１の環状凹部１
ｂと端面間が周方向に波形を有する波形筒状部１４に形
成されている以外は、図３に示す構造と同一である。こ
のような波形筒状部１４を形成することにより、相手部
材３の挿入を容易にできる。また、波形筒状部１４を設
けたことにより、締結部材４が締結される部分において
係合端部１１においてしわの発生を吸収できるため、締
結部分におけるシール性が確保され、流体洩れを防止で
きる。
【００３６】また、本実施例の変形態様２として、図７
に示すチューブ１は、係合端部１１の周方向の一ヶ所に
て、係合端部１１の一端面から環状凸部１ａに向けて軸
方向に延びるスリット１５を設けており、その他は図３
に示す構造と同一である。このようなスリット１５を設
けることにより、相手部材３の挿入を容易にできる。ま
た、スリット１５を設けたことにより、締結部材４が締
結される部分においてスリットによりしわの発生を吸収
できるため、締結部分におけるシール性が確保され、流
体洩れを防止できる。また、スリット１５の形成は、上
記波形筒状部１４の形成より容易である。なお、スリッ
ト１５については、周方向の１個所に限らず、複数箇所
に設けることもできる。
に示すチューブ１は、係合端部１１の周方向の一ヶ所に
て、係合端部１１の一端面から環状凸部１ａに向けて軸
方向に延びるスリット１５を設けており、その他は図３
に示す構造と同一である。このようなスリット１５を設
けることにより、相手部材３の挿入を容易にできる。ま
た、スリット１５を設けたことにより、締結部材４が締
結される部分においてスリットによりしわの発生を吸収
できるため、締結部分におけるシール性が確保され、流
体洩れを防止できる。また、スリット１５の形成は、上
記波形筒状部１４の形成より容易である。なお、スリッ
ト１５については、周方向の１個所に限らず、複数箇所
に設けることもできる。
【００３７】また、本実施例の変形態様３として、図８
に示す弾性シール部材２は、内筒部２１の延長部２３の
外周面及び内周面にて軸方向の複数箇所に、径方向外方
及び内方に向けて同軸的に突出した環状の突出シール部
２５を設けたものであり、その他は図４に示す構造と同
一である。これにより、内筒部２１は外方に突出した突
出シール部２５が、係合端部１１と緊密に接触してシー
ル性が良好に確保され、内方に突出した突出シール部２
５により相手部材３と緊密に接触してシール性が良好に
確保される。
に示す弾性シール部材２は、内筒部２１の延長部２３の
外周面及び内周面にて軸方向の複数箇所に、径方向外方
及び内方に向けて同軸的に突出した環状の突出シール部
２５を設けたものであり、その他は図４に示す構造と同
一である。これにより、内筒部２１は外方に突出した突
出シール部２５が、係合端部１１と緊密に接触してシー
ル性が良好に確保され、内方に突出した突出シール部２
５により相手部材３と緊密に接触してシール性が良好に
確保される。
【００３８】また、本実施例の変形態様４として、図９
に示す弾性シール部材２は、上記実施形態において示し
た外筒部２２が無い以外は、図４に示す構造と同一であ
る。このように弾性シール部材２の外筒部２２を無くす
ことにより、弾性シール部材２のチューブ１への挿入を
容易にすることができる。以上本発明の実施例を詳述し
たがこれらはあくまで一例示であり、本発明はその主旨
を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成
可能である。
に示す弾性シール部材２は、上記実施形態において示し
た外筒部２２が無い以外は、図４に示す構造と同一であ
る。このように弾性シール部材２の外筒部２２を無くす
ことにより、弾性シール部材２のチューブ１への挿入を
容易にすることができる。以上本発明の実施例を詳述し
たがこれらはあくまで一例示であり、本発明はその主旨
を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成
可能である。
【図１】本発明のチューブ締結構造体の一実施例の下半
分を省略した要部断面図である。
分を省略した要部断面図である。
【図２】図１の締結方法を説明する、下半分を省略した
要部断面図である。
要部断面図である。
【図３】図１に用いられるチューブの下半分を省略した
要部断面図である。
要部断面図である。
【図４】図１に用いられる弾性シール部材の下半分を省
略した断面図である。
略した断面図である。
【図５】本発明の他の実施例（変形態様１）を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図６】図５の左から見た下半分を省略した正面図であ
る。
る。
【図７】本発明の他の実施例（変形態様２）を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図８】本発明の他の実施例（変形態様３）を説明する
下半分を省略した要部断面図である。
下半分を省略した要部断面図である。
【図９】さらに、本発明の他の実施例（変形態様４）を
説明する下半分を省略した要部断面図である。
説明する下半分を省略した要部断面図である。
【図１０】従来技術の締結構造体を説明する要部断面図
である。
である。
１ チューブ １１ 係合端部 １２ 外周面 １３ 内周面 １４ 波形筒状部 １５ スリット １ａ 環状凸部 １ｂ 環状凹部 ２ 弾性シール部材 ２１ 内筒部 ２２ 外筒部 ２３ 延長部 ２４ 基部 ２５ 突出シール部 ２ａ 環状の嵌合凸部 ２ｂ 環状の嵌合凹部 ３ 相手部材 ３ａ 環状突部 ４ 締結部材 ５ 金属チューブ ５ａ 溝 ６ 保護スリーブ ７ 薄肉チューブ ８ 金属製スリーブ
Claims (18)
- 【請求項１】 チューブの一端に相手部材を接続するた
めのチューブの締結構造体であって、 一端から他端に延びる該チューブと、 内周面に一端面から軸方向に距離を隔てた位置に形成さ
れた環状凹部を有する該チューブの該一端に形成され
た、軸方向に延びている係合端部と、 該チューブの該係合端部に挿着された筒状の弾性シール
部材と、 先端から距離を隔てた位置に、その外周面から軸方向外
方に突出した環状突起部を有し、該弾性シール部材の内
周に挿入可能な挿入端部を備えた管状の相手部材と、 該チューブの外周に環状に配置された締結部材とを備
え、 前記弾性シール部材は前記チューブの該係合端部の内周
面に嵌着された外周面をもつ内筒部と、該内筒部一端側
に該係合端部の前記一端面を覆うと共に該係合端部の外
周面を覆うように外側に曲げ返されている外筒部とを備
え、且つ、該内筒部の外周面に前記チューブの環状凹部
に適合した環状の嵌合凸部と該内周面に前記相手部材の
環状突起部が嵌合する環状の嵌合凹部を備え、 前記相手部材の挿入端部が、前記筒状の弾性シール部材
の内周面に挿着された状態で、 前記外筒部の外周に、前記締結部材が締結されているこ
とを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項２】 前記請求項１に記載の前記チューブの締
結構造体において、前記係合端部の中間に、該係合端部
の外周面から径方向外方に突出した環状凸部を備えてい
ることを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項３】 前記請求項１又は請求項２に記載の前記
チューブの締結構造体において、前記係合端部の内周面
に形成された前記環状凹部が、該係合端部の中間部に形
成され、前記締結部材が前記環状凸部より一端側位置に
配置され、前記弾性シール部材の前記内筒部が該内筒部
の前記環状の嵌合凸部から、軸方向内方に伸びた延長部
を備えていることを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項４】 前記請求項１又は請求項２又は請求項３
に記載のチューブの締結構造体において、前記チューブ
の前記係合端部の前記環状凹部と前記一端面間が周方向
に波形を有する波形筒状部に形成されていることを特徴
とするチューブの締結構造体。 - 【請求項５】 前記請求項１又は請求項２又は請求項３
に記載のチューブの締結構造体において、前記チューブ
の前記係合端部の周方向の少なくとも一ヶ所にて、前記
一端面から前記環状凹部方向に延びるスリットを設けた
ことを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項６】 前記請求項１又は請求項２又は請求項３
又は請求項４又は請求項５に記載のチューブの締結構造
体において、前記内筒部の軸方向内端部が、厚さ方向の
中間位置にて分岐して互いに径方向外方及び内方に向け
て傾斜して延びる環状の外分岐部及び内分岐部になって
いることを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項７】 前記請求項１又は請求項２又は請求項３
又は請求項４又は請求項５又は請求項６に記載のチュー
ブの締結構造体において、前記内筒部は、前記環状の嵌
合凹部から軸方向外方に延びる基部と該嵌合凹部から軸
方向内方に延びる前記延長部を備え、該基部が前記相手
部材の前記挿入端部の外径よりもやや大きい内径を有す
る一方、該延長部が該相手部材の該挿入端部の外径より
もやや小さい内径を有することを特徴とするチューブの
締結構造体。 - 【請求項８】 前記請求項１又は請求項２又は請求項３
又は請求項４又は請求項５又は請求項６又は請求項７に
記載のチューブの締結構造体において、前記内筒部の前
記延長部の外周面及び内周面にて軸方向の複数箇所に、
径方向外方及び内方に向けて同軸的に突出した環状の突
出シール部を設けたことを特徴とするチューブの締結構
造体。 - 【請求項９】 前記請求項１又は請求項２又は請求項３
又は請求項４又は請求項５又は請求項６又は請求項７又
は請求項８に記載のチューブの締結構造体において、前
記チューブの構造が、樹脂の単層構造、内層が樹脂，導
電性樹脂あるいは金属膜であり外層が樹脂である２層構
造、あるいは前記内層及び外層の中間に接着剤層を設け
た３層構造の内のいずれかであることを特徴とするチュ
ーブの締結構造体。 - 【請求項１０】 チューブの一端に相手部材を接続する
ためのチューブの締結構造体であって、 一端から他端に延びる該チューブと、 内周面に一端面から軸方向に距離を隔てた位置に形成さ
れた環状凹部を有する該チューブの該一端に形成され
た、軸方向に延びている係合端部と、 該チューブの該係合端部に挿着された筒状の弾性シール
部材と、 先端から距離を隔てた位置に、その外周面から軸方向外
方に突出した環状突起部を有し、該弾性シール部材の内
周に挿入可能な挿入端部を備えた管状の相手部材と、 該チューブの外周に環状に配置された締結部材とを備
え、 前記弾性シール部材は前記チューブの該係合端部の前記
一端面のみを覆うと共に該係合端部の内周面に嵌着され
た外周面をもつ内筒部を備え、且つ、該内筒部の外周面
に前記チューブの環状凹部に適合した環状の嵌合凸部と
該内周面に前記相手部材の環状突起部が嵌合する環状の
嵌合凹部を備え、 前記相手部材の挿入端部が、前記筒状の弾性シール部材
の内周面に挿着された状態で、 前記係合端部の外周に、前記締結部材が締結されている
ことを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項１１】 前記請求項１０に記載の前記チューブ
の締結構造体において、前記係合端部の中間に、該係合
端部の外周面から径方向外方に突出した環状凸部を備え
ていることを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項１２】 前記請求項１０又は請求項１１に記載
の前記チューブの締結構造体において、前記係合端部の
内周面に形成された環状凹部が、該係合端部の中間部に
形成され、前記締結部材が前記環状凸部より一端側位置
に配置され、前記弾性シール部材の前記内筒部が該内筒
部の前記環状の嵌合凸部から、軸方向内方に伸びた延長
部を備えていることを特徴とするチューブの締結構造
体。 - 【請求項１３】 前記請求項１０又は請求項１１又は請
求項１２に記載のチューブの締結部構造において、前記
チューブの前記係合端部の前記環状凹部と前記一端面間
が周方向に波形を有する波形筒状部に形成されているこ
とを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項１４】 前記請求項１０又は請求項１１又は請
求項１２に記載のチューブの締結構造体において、前記
チューブの前記係合端部の周方向の少なくとも一ヶ所に
て、前記一端面から前記環状凹部方向に延びるスリット
を設けたことを特徴とするチューブの締結構造体。 - 【請求項１５】 前記請求項１０又は請求項１１又は請
求項１２又は請求項１３又は請求項１４に記載のチュー
ブの締結構造体において、前記内筒部の軸方向内端部
が、厚さ方向の中間位置にて分岐して互いに径方向外方
及び内方に向けて傾斜して延びる環状の外分岐部及び内
分岐部になっていることを特徴とするチューブの締結構
造体。 - 【請求項１６】 前記請求項１０又は請求項１１又は請
求項１２又は請求項１３又は請求項１４又は請求項１５
に記載のチューブの締結構造体において、前記内筒部
は、前記環状の嵌合凹部から軸方向外方に延びる基部と
該嵌合凹部から軸方向内方に延びる前記延長部を備え、
該基部が前記相手部材の前記挿入端部の外径よりもやや
大きい内径を有する一方、該延長部が該相手部材の該挿
入端部の外径よりもやや小さい内径を有することを特徴
とするチューブの締結構造体。 - 【請求項１７】 前記請求項１０又は請求項１１又は請
求項１２又は請求項１３又は請求項１４又は請求項１５
又は請求項１６に記載のチューブの締結構造体におい
て、前記内筒部の前記延長部の外周面及び内周面にて軸
方向の複数箇所に、径方向外方及び内方に向けて同軸的
に突出した環状の突出シール部を設けたことを特徴とす
るチューブの締結構造体。 - 【請求項１８】 前記請求項１０又は請求項１１又は請
求項１２又は請求項１３又は請求項１４又は請求項１５
又は請求項１６又は請求項１７に記載のチューブの締結
構造体において、前記チューブの構造が、樹脂の単層構
造、内層が樹脂，導電性樹脂あるいは金属膜であり外層
が樹脂である２層構造、あるいは前記内層及び外層の中
間に接着剤層を設けた３層構造の内のいずれかであるこ
とを特徴とするチューブの締結構造体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000140833A JP3899780B2 (ja) | 1999-05-27 | 2000-05-12 | チューブの締結構造体 |
| EP00304513A EP1055859B1 (en) | 1999-05-27 | 2000-05-26 | Tube clamping structure |
| US09/578,449 US6478341B1 (en) | 1999-05-27 | 2000-05-26 | Tube clamping structure |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-148040 | 1999-05-27 | ||
| JP14804099 | 1999-05-27 | ||
| JP2000140833A JP3899780B2 (ja) | 1999-05-27 | 2000-05-12 | チューブの締結構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001041379A true JP2001041379A (ja) | 2001-02-13 |
| JP3899780B2 JP3899780B2 (ja) | 2007-03-28 |
Family
ID=26478400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000140833A Expired - Fee Related JP3899780B2 (ja) | 1999-05-27 | 2000-05-12 | チューブの締結構造体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6478341B1 (ja) |
| EP (1) | EP1055859B1 (ja) |
| JP (1) | JP3899780B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017172745A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 住友電装株式会社 | グロメットの取付構造およびグロメット |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2373303B (en) * | 2001-01-23 | 2004-07-21 | Smiths Group Plc | A pipe coupling having inner and outer layers of deformable material |
| US7393018B2 (en) | 2001-02-06 | 2008-07-01 | Swagelok Company | Tube fitting for stainless steel tubing |
| US7416225B2 (en) | 2001-02-06 | 2008-08-26 | Swagelok Company | Fitting for metal pipe and tubing |
| US7407196B2 (en) | 2003-08-06 | 2008-08-05 | Swagelok Company | Tube fitting with separable tube gripping device |
| KR20060113929A (ko) | 2003-11-03 | 2006-11-03 | 스와겔로크 컴패니 | 금속 파이프 및 배관용 이음쇠 |
| US7150365B2 (en) * | 2004-02-03 | 2006-12-19 | Rtc Industries, Inc. | Product securement and management system |
| TW200602577A (en) | 2004-04-22 | 2006-01-16 | Swagelok Co | Fitting for tube and pipe |
| US7497483B2 (en) | 2004-04-22 | 2009-03-03 | Swagelok Company | Fitting for tube and pipe with cartridge |
| US7431344B2 (en) * | 2005-08-16 | 2008-10-07 | Cascade Engineering, Inc. | Connection assembly and related method |
| US10215315B2 (en) | 2008-09-05 | 2019-02-26 | Parker-Hannifin Corporation | Tube compression fitting and flared fitting used with connection body and method of making same |
| GB2521479A (en) * | 2013-12-20 | 2015-06-24 | Gm Global Tech Operations Inc | Joining means and method for joining at least two piping elements |
| KR102398921B1 (ko) | 2014-05-09 | 2022-05-16 | 스와겔로크 컴패니 | 조립을 촉진시키도록 적응된 부품을 구비한 도관 피팅 |
| CN105042074A (zh) * | 2015-06-27 | 2015-11-11 | 奇瑞商用车（安徽）有限公司 | 塑料加油管和燃油箱密封连接结构及其密封连接方法 |
| KR102351742B1 (ko) | 2016-03-23 | 2022-01-14 | 스웨이지락 캄파니 | 스트로크 저항 특징부를 갖는 도관 피팅 |
| US10794524B2 (en) * | 2016-09-06 | 2020-10-06 | Keith R. Bunn, SR. | Pipe coupling assembly |
| JP6763346B2 (ja) * | 2017-01-23 | 2020-09-30 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電磁シールド部品及びワイヤハーネス |
| US20230113653A1 (en) * | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Little Chief Industries, Inc. | Coupling seal for pipe liners |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE369924C (de) * | 1923-02-24 | Rudolf Hoeing | Muffenverbindung fuer Rohre | |
| US3633947A (en) * | 1970-02-20 | 1972-01-11 | Corning Glass Works | Coupling |
| GB1432471A (en) * | 1973-05-14 | 1976-04-14 | Broomhead F | Flexible pipe joints and sealing rings therefor |
| CH664814A5 (de) * | 1984-09-17 | 1988-03-31 | Von Roll Ag | Muffenverbindung. |
| GB2245944B (en) * | 1990-07-09 | 1993-12-15 | Thermopol Limited | Hose and hollow member arrangements |
| JP2677009B2 (ja) * | 1990-11-01 | 1997-11-17 | 富士電機株式会社 | 薄肉チューブと金属チューブとの接続構造 |
| JPH06307583A (ja) | 1993-04-23 | 1994-11-01 | Toyoda Gosei Co Ltd | ホース |
| JP2850700B2 (ja) | 1993-04-27 | 1999-01-27 | 豊田合成株式会社 | ホース |
| JPH06221481A (ja) | 1993-01-22 | 1994-08-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | ホース |
| JPH06307585A (ja) | 1993-04-27 | 1994-11-01 | Toyoda Gosei Co Ltd | ホース |
| JP3431630B2 (ja) * | 1993-06-14 | 2003-07-28 | 東海ゴム工業株式会社 | プロテクタ付ホース |
| JP3683006B2 (ja) | 1995-04-26 | 2005-08-17 | 丸五ゴム工業株式会社 | 燃料ホース |
| JP3690053B2 (ja) | 1997-03-29 | 2005-08-31 | 東海ゴム工業株式会社 | 樹脂−ゴム複合ホース及びこのホースと相手パイプの接続構造体 |
-
2000
- 2000-05-12 JP JP2000140833A patent/JP3899780B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-26 EP EP00304513A patent/EP1055859B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-26 US US09/578,449 patent/US6478341B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017172745A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 住友電装株式会社 | グロメットの取付構造およびグロメット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3899780B2 (ja) | 2007-03-28 |
| EP1055859A3 (en) | 2003-01-08 |
| EP1055859A2 (en) | 2000-11-29 |
| EP1055859B1 (en) | 2004-07-28 |
| US6478341B1 (en) | 2002-11-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001041379A (ja) | チューブの締結構造体 | |
| US5791696A (en) | Hose with a protector | |
| JP2003314759A (ja) | 燃料ホース、燃料ホース接続方法及び燃料ホース接続構造体 | |
| JP3431630B2 (ja) | プロテクタ付ホース | |
| EP1180633B1 (en) | Fuel hose connection structure and fuel hose | |
| US7559581B2 (en) | Coupling structure for pipe end | |
| KR100532555B1 (ko) | 배관 연결장치 | |
| JP3733848B2 (ja) | 燃料ホース接続構造体及び燃料ホース | |
| JP3568067B2 (ja) | 管体の接続構造 | |
| JP3690053B2 (ja) | 樹脂−ゴム複合ホース及びこのホースと相手パイプの接続構造体 | |
| JP2836418B2 (ja) | ホース構造 | |
| JP7413923B2 (ja) | グロメット | |
| JP2003176881A (ja) | プロテクタ付ホース | |
| JP2002071065A (ja) | 耐圧配管施工に於ける接合方法。 | |
| JP3896931B2 (ja) | プロテクタ付ホース | |
| JPH07198082A (ja) | 低透過性ホース及び低透過性ホースと相手部材との連結構造 | |
| JP3767354B2 (ja) | 燃料ホース接続構造体及び燃料ホース | |
| JP3947787B2 (ja) | ステンレス製フレキシブル継手装置 | |
| JPH0234538Y2 (ja) | ||
| JP4448985B2 (ja) | 硬質相手パイプ・ホースと樹脂ホースのシール接続構造 | |
| JPH07301379A (ja) | フレキシブル管継手 | |
| JPH0229351Y2 (ja) | ||
| JP2004108174A (ja) | 排気管可撓継手 | |
| JPH0488285A (ja) | ホース継手構造 | |
| JPH0891064A (ja) | ホース |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040127 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060417 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061205 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061218 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |