JP2001041072A - At車のエンジン自動停止装置 - Google Patents

At車のエンジン自動停止装置

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JP2001041072A
JP2001041072A JP11213803A JP21380399A JP2001041072A JP 2001041072 A JP2001041072 A JP 2001041072A JP 11213803 A JP11213803 A JP 11213803A JP 21380399 A JP21380399 A JP 21380399A JP 2001041072 A JP2001041072 A JP 2001041072A
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engine speed
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intake air
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Dレンジでのエンジンの自動停止時における
ショックを効果的に低減できる、AT車のエンジン自動
停止装置を提供する。 【解決手段】 本発明のエンジン自動停止装置では、エ
ンジンの自動停止条件が成立してエンジン停止指令が発
せられると、燃料噴射量の制御によりエンジントルクが
徐々に低減され、エンジン回転数が徐々に低下する。そ
して、エンジン回転数がドライブラインの共振周波数域
の上限よりわずかに大きい回転数になると、燃料噴射の
中止とISCの制御による吸入空気量の低減とにより、
エンジントルクが急激に低減され、エンジン回転数が速
やかに下降する。このように、エンジン回転数が段階的
に制御されることにより、エンジン回転数の急変に起因
する車両の前後G、及び共振周波数域通過に起因する車
両の前後G、上下G、あるいは左右Gが効果的に抑制さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交差点等でAT車
のエンジンの自動停止を実行することにより、排気ガス
の減少、燃料節約等を実現する自動停止装置に関し、特
に、自動停止時のショックを低減できるエンジン自動停
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、AT車(オートマチック車)のエ
ンジン停止は、パーキングレンジ(Pレンジ)又はニュ
ートラルレンジ(Nレンジ)での、ドライバのイグニッ
ションキースイッチのオフにより、エンジンへの燃料供
給を遮断することにより行われている。このとき、エン
ジンの出力トルクは急速に減少し、それと共にエンジン
回転数が急激に下降してゼロとなる。その後、次回のエ
ンジン始動の際に吸入空気をスムーズに導入できるよう
に、アイドル時空気量制御装置(ISC)を全開にし、
エンジンECUに電源電圧を供給するリレーがオフにさ
れる。
【0003】ところで、近年では、排気ガスの減少・燃
料節約等を図るものとして、交差点等でAT車が停車し
た場合、所定の停止条件下でエンジンを自動停止させ、
その後、所定の始動条件下でエンジンを再始動させる自
動停止始動装置が知られている。このようなAT車は、
ドライブレンジ(Dレンジ)にて自動停止・始動を行う
ため、その停止頻度はPレンジやNレンジにおける停止
頻度よりも高い。このため、その停止時における車両の
乗り心地の良さはドライバーにとって一層重要な問題と
なってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Dレン
ジではエンジンの回転軸が車軸に連結された状態である
ため、Dレンジにおけるエンジンの停止時に、エンジン
トルクが車軸に伝わることとなる。すなわち、エンジン
トルクの急変は、気筒毎の出力トルクに大きなアンバラ
ンスを生じさせてクランク軸の回転数を不安定にする
が、この急変はトルクコンバータ、自動変速機を通じて
車軸に伝わる。このことは、車軸トルクにも変動を生じ
させショック(前後G)となってドライバーに伝わる。
【0005】さらに、燃焼が終了した後にエンジン回転
数が自然に下降していく際に、エンジン回転数はドライ
ブラインの共振周波数域を通過するが、この際、エンジ
ンはその出力軸周りに振動し、その振動がエンジンマウ
ントを通じて車体を振動させる。この振動は、図9
(a)に示す横置きエンジンにおいてはピッチ方向の振
動となって現れ、前後G、上下Gのショックを生じさせ
る。同様に、図9(b)に示す縦置きエンジンにおいて
はロール方向の振動となって現れ、上下G及び左右Gの
ショックを生じさせる。
【0006】このため、交差点等で頻繁に行われるエン
ジンの自動停止において、上述のようなショックがドラ
イバーに不快感を与えていた。
【0007】本発明は、Dレンジでの自動停止時におけ
るショックを効果的に低減できるエンジンの自動停止装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載のAT車のエンジン自動停止装置は、所定のエ
ンジン停止条件が満たされたときに、Dレンジにてエン
ジン回転数を下降させるのであるが、このエンジン回転
数の下降勾配において変化時点が設定されている。そし
て、この変化時点以前のエンジン回転数の下降勾配が、
変化時点以後のエンジン回転数の下降勾配よりも緩やか
なるように設定されている。
【0009】図1には、このようなエンジン回転数の制
御形態の概要が、従来技術との比較において示されてい
る。図中実線で示したものが請求項1に記載の制御形態
であり、2点鎖線で示したものが従来技術に相当する制
御形態である。
【0010】図から分かるように、従来技術において
は、エンジンの自動停止条件が満足されると、エンジン
回転数は、減速し始めてから停止に到るまでほぼ一定の
勾配をもって自然に下降する。
【0011】これに対し、請求項1記載の装置において
は、エンジン回転数が下降勾配の変化時点に到るまでは
緩やかに下降させる。このため、変化時点まではエンジ
ンの出力トルク(以下、「エンジントルク」と称す)の
変動を従来より小さく抑えることができる。このため、
エンジントルクの急変による車体の前後Gを小さくする
ことができる。また、この場合、変化時点以降はエンジ
ン回転数の下降勾配が急になるが、エンジン回転数は変
化時点までにある程度小さくなっているため、変化時点
からのエンジン回転数の落差は従来に比べて小さくな
る。このため、従来に比べてエンジントルクの急変によ
る車体の前後Gを小さく抑えることができる。
【0012】このように、請求項1記載の装置によれ
ば、エンジン停止時のエンジン回転数の下降状態を段階
的に制御することにより、全体として車体に生じる前後
Gが抑制され、これに起因するドライバーの不快感を解
消することができるのである。
【0013】具体的構成としては、請求項2に記載され
たように、変化時点まではエンジントルクを出すべく燃
焼を継続し、変化時点以後はエンジントルクをゼロにす
べく燃焼を中止するものが考えられる。
【0014】つまり、従来においては、エンジン停止条
件が満足されると燃焼を完全に中止し、これによりエン
ジン回転数が急激に下降していた。このため、上記のよ
うにエンジントルクの急変が生じ、車体の前後Gが発生
していた。
【0015】これに対し、請求項2記載の装置では、エ
ンジン停止条件が満足されてから変化時点に到るまでは
燃焼の程度を徐々に小さくし、変化時点に達したときに
燃焼を完全に中止させる。このように制御することによ
り、変化時点に到るまではエンジン回転数を徐々に低下
させ、変化時点以降はエンジン回転数を急激に変化させ
る制御を行うことができる。この結果、上記のように全
体としてトルクの変動を小さくし、前後Gを抑制するこ
とができるのである。
【0016】さらに、上記エンジン自動停止装置の具体
的構成としては、請求項3に記載のように、エンジンの
回転数を検出するエンジン回転数検出手段が設けられ、
上記変化時点は、エンジン回転数検出手段により検出さ
れたエンジン回転数が、その下降過程において所定値以
下に達した時点であるように設定することが考えられ
る。
【0017】この構成は、例えばドライブラインの共振
周波数がエンジンのアイドル回転数以下に存在すること
を考慮したものである。すなわち、エンジン回転数が下
降する際にはドライブラインの共振周波数域を通過する
ことになるが、通過している間中、エンジン振動が増幅
され車両の前後G、上下G、あるいは左右Gを発生させ
ることになり、ドライバーに不快感を与えることにな
る。この共振周波数域を通過する時間が長ければ長い程
ドライバーに大きな不快感を与えることになる。
【0018】そこで、請求項3記載のエンジン自動停止
装置においては、エンジン回転数検出手段により検出さ
れるエンジン回転数が、下降過程において所定値、例え
ば共振周波数域の上限よりわずかに大きい回転数に達し
た時点に変化時点を設定し、この変化時点以降のエンジ
ン回転数の下降勾配を急にして共振周波数域の通過時間
を短くするようにしたのである。
【0019】このような構成をとれば、エンジン停止時
のエンジン回転数の下降過程において、エンジン回転数
が変化時点に到るまではその下降勾配を緩やかにして、
車体の前後Gを抑制できるとともに、変化時点以後の下
降勾配を急にすることにより例えば共振周波数域を通過
する時間を従来よりも短くすることができる。この結
果、エンジン回転数の急変に起因する車両の前後G、及
び共振周波数域通過に起因する車両の前後G、上下G
(横置きエンジンの場合)、あるいは左右G(縦置きエ
ンジンの場合)を効果的に抑制することができるのであ
る。
【0020】また、上記においては、変化時点を規定す
るエンジン回転数に達したことを、エンジン回転数検出
手段により監視することにより検知することとしたが、
このエンジン回転数検出手段を設けない構成とすること
も可能である。
【0021】例えば、請求項4に記載のように、上記変
化時点を、エンジン停止条件が満たされ、エンジンの停
止指令がなされた時点から所定時間経過後であると考
え、上記と同様の制御を行う自動停止装置が考えられ
る。
【0022】これは、エンジン停止指令がなされてから
所定時間経過すると、エンジン回転数が所定の下降直線
(あるいは下降曲線)を描きながら下降する点に注目し
たものである。例えば、所定時間を0.1秒に設定した
場合には、エンジン停止指令がなされて停止モードに入
ってから0.1秒を経過するまではエンジン回転数を徐
々に低減し、0.1秒を経過した後は急激に下降させる
ように制御するのである。この所定時間は、停止指令が
あった時点から変化時点までの時間(例えば停止指令が
あった時点から、エンジン回転数が共振周波数域の上限
よりわずかに大きい回転数に達するまでの時間)を予め
実験等により求めておき、その時間を設定することが考
えられる。この時間の計測にはタイマ等を使用すること
ができる。
【0023】また、請求項5に記載された本発明のAT
車のエンジン自動停止装置は、エンジン停止条件が満た
されたときに、Dレンジにてエンジンを停止させるもの
であって、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数
検出手段と、エンジンへの吸入空気量を制御する吸入空
気量制御手段と、エンジンの出力トルクを制御するエン
ジントルク制御手段とを備える。そして、当該自動停止
装置では、図2に示されるように、エンジン回転数の下
降勾配の制御が、エンジントルク制御手段によるエンジ
ントルクの制御により実現される。これは、エンジン回
転数がエンジントルクにほぼ比例して変化することに着
目したものである。
【0024】すなわち、Dレンジにてエンジンを停止さ
せる際には、上記エンジン回転数検出手段により検出さ
れたエンジン回転数が、ドライブラインの共振周波数よ
り大きい回転数域にある場合には、エンジントルク制御
手段がエンジンの出力トルクを徐々に低下させることに
より、エンジン回転数の下降勾配が緩やかにされる。
【0025】一方、エンジン回転数検出手段により検出
されたエンジン回転数が、ドライブラインの共振周波数
域の上限以下の回転数域にある場合には、前記エンジン
トルク制御手段がエンジンの出力トルクをゼロにすると
ともに、前記吸入空気量制御手段がエンジンの吸入空気
量をすばやく低減することにより、エンジン回転数の下
降勾配が急にされる。
【0026】つまり、共振周波数域を通過する時間を短
くするためには、エンジン回転数を急速に低減する必要
があるため、このエンジン回転数の急速な低減を実現す
るためにエンジントルクをゼロとする。しかし、エンジ
ンのシリンダ内に依然として吸入空気が導入された状態
ではピストンの上下運動が促されるため、ここでは、吸
入空気量制御手段により、シリンダ内に導入される吸入
空気量を低減してポンピングロスを増加させる。このよ
うにして、ピストンの上下動に対する抵抗を増加させて
機械的に回転エネルギーを吸収させ、エンジン回転数を
下げるのである。
【0027】ただし、このように吸入空気量を低減した
状態で放置すると、次回のエンジン始動時に所望の空気
量が得られないため、円滑な始動が行えない。そこで、
請求項6記載のエンジン自動停止装置では、上記におい
てエンジン回転数検出手段により検出されたエンジン回
転数がゼロになった後に、吸入空気量制御手段により、
吸入空気量の設定を再び初期設定に戻すことにしてい
る。このように構成することにより、例えば車両が交差
点の信号待ちにおいてエンジンを停止しても、ドライバ
ーがブレーキから足を放すことにより速やかにエンジン
が始動するため、車両の円滑な発進を促すことができ
る。
【0028】ところで、エンジントルク制御としては、
吸入空気量を調整することが考えられる。周知のよう
に、車両にはこの吸入空気量を調整する構成として、
スロットルとアイドル時空気量制御装置(以下、「IS
C」とも称す)とによる構成、電子スロットルとIS
Cとによる構成、電子スロットルのみの構成等が設け
られている。ここで、単に「スロットル」とあるのは、
アクセルペダルからワイヤでつながれたスロットルであ
り、ドライバーのアクセル操作がそのままスロットル開
度に反映されるものである。これに対し、「電子スロッ
トル」は、アクセルペダルとスロットルとの間に制御装
置を介したものであり、ドライバーのアクセル操作以外
にも、所定の設定条件(例えば、車輪のスリップ量に対
応したスロットル開度の設定条件等)に応じてスロット
ル開度を調整するものである。また、「ISC」は、上
記「スロットル」、「電子スロットル」を迂回する吸気
経路に設けられたバルブ開閉装置である。
【0029】そして、請求項7では、エンジントルク制
御手段としてISCを採用する。これは、上記(スロ
ットルとISCとによる構成)を想定したものである。
この場合、AT車のDレンジでの車両停止状態において
は、「スロットル」は全閉状態となっているため、吸入
空気は「スロットル」を迂回したバイパス経路を流れて
エンジンに流入する。このため、当該経路に設けられた
ISCの開度を調整することにより吸入空気量を調整
し、エンジントルクを制御するようにしたものである。
【0030】あるいは、請求項8に記載のように、エン
ジントルク制御手段として電子スロットルを採用しても
よい。これは、特に、上記(電子スロットルのみの構
成)を想定したものである。この場合は、上記のような
バイパス経路は設けられていない。このため、エンジン
アイドル時には電子スロットルは全閉状態とはならず、
所定量開いた状態となっている。請求項8記載の構成で
は、この所定量開いた状態から全閉状態に到るまで電子
スロットルを徐々に閉じていくことにより、エンジント
ルクを徐々に変化させるものである。
【0031】なお、上記(電子スロットルとISCと
による構成)については、上記請求項7及び8の組み合
わせを採用することができる。
【0032】また、このエンジントルクの制御として
は、上述のように吸入空気量を調整すること以外にも考
えられる。つまり、請求項9記載のように、エンジント
ルク制御手段を燃料噴射装置とすることもできる。この
場合、エンジントルクを徐々に低減する制御は、燃料噴
射量を徐々に低減することにより行われる。
【0033】さらに、請求項10記載のように、エンジ
ントルク制御手段を点火装置とすることもできる。この
場合は、エンジントルクを徐々に低減する制御は、点火
時期を徐々に遅角方向に制御することにより行われる。
【0034】また、上記と同様の考えから、エンジント
ルクを急激に減少させる手段としての吸入空気量制御手
段については、請求項11に記載のISC、あるいは、
請求項12に記載の電子スロットルとすることができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0036】本実施例は、本発明にかかるエンジンの自
動停止装置を、6気筒エンジンを搭載したAT車に適用
したものである。
【0037】図3に示すように、エンジン1の各気筒に
は、空気を取り込むための吸気管2が接続されており、
この吸気管2には、吸入空気流量を調節する電子スロッ
トル3、電子スロットル3を迂回してアイドル時に空気
を取り込むバイパス経路4、バイパス経路4に設けられ
吸入空気量を調節するISC5、電子スロットル3及び
ISC5の上流側に設けられ、吸入空気量を検出する吸
入空気量検出センサ6、及び燃料噴射装置7等が設けら
れている。電子スロットル3は、図示しないアクチュエ
ータでスロットルバルブ3aを駆動し、その開度により
吸入空気量を制御するものである。また、ISC5は、
図示しないアクチュエータで制御バルブ5aの開度を調
節し、アイドル時の吸入空気量を調整するものである。
また、エンジン1には点火装置9が設けられており、こ
の点火装置9は、エンジンの気筒数に対応した点火プラ
グ9aを備えている。
【0038】また、エンジン1のクランク軸11、クラ
ンク軸11の回転数、すなわち、エンジン回転数を検出
するエンジン回転数検出センサ13が取り付けられてい
る。また、このクランク軸11に直結されたトルクコン
バータ14は、ポンプ15、タービン16及びステータ
17からなり、タービン16の出力軸18には自動変速
機20が接続されている。自動変速機20は、複数のソ
レノイドバルブを有し、各ソレノイドバルブがオン・オ
フされることにより、各変速ギア位置に応じた油圧回路
が形成されて所定のギア位置が選択される。また、自動
変速機20は出力軸24に接続されており、この出力軸
24の回転数を車速として検出するために車速センサ2
5が設けられている。
【0039】そして、上記各センサ等からの信号は、電
子制御装置30(以下、「ECU30」と称す)に送信
され、エンジン1、各制御バルブ、及び自動変速機20
等を駆動するためのアクチュエータが、このECU30
により駆動制御される。
【0040】図4に、本実施例の自動停止装置の制御回
路の構成を示す。
【0041】ECU30は、図示しないが、各種機器を
制御するCPU、予め各種の数値やプログラムが書き込
まれたROM、演算過程の数値やフラグが所定の領域に
書き込まれるRAM、アナログ入力信号をディジタル信
号に変換するA/Dコンバータ、各種ディジタル信号が
入力され、各種ディジタル信号が出力される入出力イン
ターフェース(I/O)、タイマ及びこれら各機器がそ
れぞれ接続されるバスラインから構成されている。後述
するフローチャートに示す制御プログラムは、上記RO
Mに予め書き込まれている。
【0042】そして、図4に示すように、ECU30に
は、上記エンジン回転数検出センサ13、車速センサ2
5、現在の設定レンジを検出するシフトポジションセン
サ、スロットル開度を検出するスロットル位置検出セン
サ、ブレーキペダルの踏み込み量を検出するためのブレ
ーキストローク検出センサ、吸入空気量検出センサ6等
からの出力信号がI/Oを介して入力される。
【0043】そして、これら各センサからの情報をもと
に、CPUが所定の制御プログラムに従った演算処理を
行い、この演算結果より得られた制御信号、すなわち、
噴射量制御信号、電子スロットル開度設定信号、点火時
期制御信号、ISC開度設定信号、及びVVT(可変バ
ルブタイミング制御)信号等がエンジン側に出力され
る。
【0044】次に、上記制御プログラムによって実行さ
れる自動停止装置のエンジン停止制御方法について、図
5及び図6に沿って詳細に説明する。
【0045】本実施例の自動停止装置は、上記制御プロ
グラムに沿ったエンジン回転数の制御により、Dレンジ
でのエンジン停止時に生じるショックを低減するもので
ある。
【0046】図5には、本発明におけるエンジントルク
制御の一例が実線で示されている。当該制御は、エンジ
ントルクを燃料噴射量の調整により制御するものであ
る。なお、比較例として、従来の制御態様が2点鎖線で
示されている。
【0047】具体的には、エンジン回転数の下降過程に
おいて、予め設定したエンジン回転数、つまり、ドライ
ブラインの共振周波数域の上限よりわずかに大きい回転
数となった時点を下降勾配の変化時点として設定し、当
該変化時点まではエンジン回転数を徐々に降下させ、変
化時点を経過した時点でエンジン回転数を急激に降下さ
せるように制御する。このため、変化時点以前のエンジ
ン回転数の下降勾配は従来よりも緩やかになっており、
変化時点以後のエンジン回転数の下降勾配は従来よりも
急になっている。
【0048】すなわち、図5上段に示されるように、エ
ンジン回転数は、車両停止直後は一定のアイドリング回
転数で回転している。そして、後述するエンジンの自動
停止条件が成立してエンジン停止指令が発せられると、
図5中段に示されるように、燃料噴射装置7による燃料
噴射量が徐々に低減されることにより、エンジントルク
が徐々に低減される。このとき、エンジン回転数はエン
ジントルクの減少にほぼ比例して徐々に低下する。そし
て、エンジン回転数が上記予め設定した回転数まで低下
すると、燃料噴射が中止されエンジントルクが急激に低
減される。このとき、エンジン回転数はエンジントルク
の減少にほぼ比例して急激に低下する。
【0049】また、エンジン回転数が上記予め設定した
時点で、上記のように燃料噴射を中止してエンジントル
クを急激に下降させると同時に、図5下段に示されるよ
うに、ISC開度を調整して吸入空気量を低減し、ポン
ピングロスを増加させる。これは、燃料噴射制御による
エンジントルクの低減(下降勾配)には限度があるた
め、吸入空気量の低減によりポンピングロスを増加させ
て機械的抵抗を増し、エンジン回転数の低減を助長する
ためである。
【0050】このように、変化時点後はエンジントルク
の減少と吸入空気量の低減との相乗効果によりエンジン
回転数を急激に低減し、共振周波数域の通過時間を短く
している。
【0051】このように、図5に示された制御態様で
は、エンジン回転数が変化時点に到るまでは緩やかに降
下する。このため、変化時点まではエンジントルクの変
動を小さく抑えることができ、エンジントルクの急変に
よる車体の前後Gを小さくすることができる。また、こ
の場合、変化時点以降はエンジン回転数の下降勾配が急
になるよう制御しているが、エンジン回転数は変化時点
までにある程度小さくなっているため、変化時点からの
エンジン回転数の落差は小さい。このため、エンジント
ルクの急変による車体の前後Gを小さく抑えることがで
きる。
【0052】また、エンジン回転数の下降過程におい
て、共振周波数域よりわずかに大きい回転数に達した時
点に変化時点を設定し、この変化時点以降のエンジン回
転数の下降勾配が急となるよう制御して共振周波数域の
通過時間を短くしているため、エンジン回転数の急変に
起因する車両の前後G、及び共振周波数域通過に起因す
る車両の前後G、上下G、あるいは左右Gを効果的に抑
制することができる。
【0053】なお、エンジン回転数がゼロとなった後
は、全閉状態となったISC開度を全開状態に設定す
る。これは、従来のように、次回のエンジン始動に際し
て円滑な空気の吸入を促すためである。
【0054】図6には、縦置きエンジンについて、図5
のように制御された場合のショックの大きさを測定した
実験結果が、従来技術との比較で示されている。本実験
は、共振周波数域通過前にみられる前後Gと、共振周波
数通過時にみられる左右G及び上下Gとを測定したもの
である。図中、実線で示されたものが本実施例の装置を
搭載した車両での実験結果であり、2点鎖線で示したも
のが従来の装置を使用した車両での実験結果である。な
お、振幅の大きさが車両に生じるショックの大きさを表
している。
【0055】図6上段から、本実施例の装置を搭載した
車両において、共振周波数通過前のエンジン回転数の徐
変時に生じる前後Gは、従来の装置を搭載した車両に生
じる前後Gよりも大幅に低減されていることが分かる。
また、図6中段及び下段から、本実施例の装置を搭載し
た車両において、共振周波数通過時のエンジン回転数の
急変時に生じる左右G及び上下Gも、従来の装置を搭載
した車両において生じる左右G及び上下Gよりも大幅に
低減されていることが分かる。
【0056】このように、エンジン停止時のエンジン回
転数の下降状態を段階的に制御することにより、全体と
して車体に生じるショックが抑制され、これに起因する
ドライバーの不快感を解消されることが分かる。
【0057】一方、図7には、エンジントルクの制御を
点火時期制御により行う態様が実線で示されている。な
お、比較例として、従来の制御態様が図中2点鎖線で示
されている。
【0058】図7に示す例では、エンジン回転数を徐々
に低減する制御を、点火装置9による点火時期を徐々に
遅角側にずらすことにより行っている。
【0059】すなわち、図7上段に示されるように、エ
ンジン回転数は、車両停止直後は一定のアイドリング回
転数で回転している。そして、後述するエンジンの自動
停止条件が成立してエンジン停止指令が発せられると、
図7中段に示されるように、点火時期が進角側から徐々
に遅角側にずらされることにより、エンジントルクが徐
々に低減される。このとき、エンジン回転数はエンジン
トルクの減少に比例して徐々に低下する。
【0060】そして、エンジン回転数が予め設定したエ
ンジン回転数、つまり、ドライブラインの共振周波数域
の上限よりわずかに大きい回転数となった時点(変化時
点)まで低下すると、点火時期は固定される。
【0061】また、図7下段に示されるように、エンジ
ン回転数が共振周波数域に達した時点で、ISC開度を
調整して吸入空気量を低減し、ポンピングロスを増加さ
せる。この吸入空気量の低減により、エンジン回転数を
急激に低減し、共振周波数域の通過時間が短くなる。
【0062】このように、図7に示される例では、エン
ジン回転数の下降過程において、その緩やかな下降を点
火時期制御により行い、急激な下降を吸入空気量の制御
により行っている。このように制御することにより、上
記燃料噴射量制御のときと同様、エンジン回転数の急変
に起因する車両の前後G、及び共振周波数域通過に起因
する車両の前後G、上下G、あるいは左右Gを効果的に
抑制することができる。そして、エンジン停止時のエン
ジン回転数の下降状態を段階的に制御することにより、
全体として車体に生じる前後Gが抑制され、これに起因
するドライバーの不快感を解消される。
【0063】なお、上記図5に示された例と同様に、エ
ンジン回転数がゼロとなった後は、全閉状態となったI
SC開度が全開状態に設定される。次回のエンジン始動
に際して円滑な空気の吸入を促すためである。
【0064】また、図7に示す実施例による効果は、図
5に示す実施例による効果(図6)と同様であるため、
その説明については省略する。
【0065】次に、本実施例にかかる自動停止始動装置
の一連の動作について説明する。
【0066】図8はECU30で実行されるエンジンの
自動停止処理のフローチャートを表している。
【0067】まず、交差点等で車両が停止すると、エン
ジン停止条件が満足されているか否かが判定される(S
110)。この判定は、シフトポジション検出センサ
により、カレントドライブがDレンジに設定されたこと
が検出されたこと、ブレーキストローク検出センサに
よりブレーキが完全に踏み込まれていることが検知され
たこと、及び、車速センサ25により検出された車速
がゼロであることが検出されたことを条件に、エンジン
停止条件が満足されたとされる。
【0068】そして、エンジン停止条件が満足されたと
判断されると(S110:YES)、上記図5又は図7
に示した制御方法に従って、エンジントルクが徐々に低
減される(S120)。
【0069】そして、エンジン回転数検出センサ13に
より、エンジン回転数が、予め設定された回転数、つま
り、共振周波数域の上限よりわずかに大きい回転数に達
したか否かが判定される(S130)。そして、エンジ
ン回転数が当該回転数に達したと判断されると(S13
0:YES)、エンジントルクが急激に低減されるとと
もに、吸入空気量が低減される(S140)。そして、
エンジン回転数検出センサ13により、エンジン回転数
がゼロになったか否かが判定され(S150)、エンジ
ン回転数がゼロになったと判断されると(S150:Y
ES)、次回のエンジン始動のため、吸入空気量の設定
が初期値に設定される(S160)。
【0070】以上の一連の動作により、エンジンはDレ
ンジにて安定して停止する。
【0071】なお、本実施例において、ECU30がエ
ンジン回転数制御手段、吸入空気量制御手段、及びエン
ジントルク制御手段に該当し、エンジン回転数検出セン
サ13がエンジン回転数検出手段に該当する。
【0072】そして、ECU30が実行する処理の内、
図8のフローチャートに示したS120及びS140の
処理がエンジントルク制御手段及びエンジン回転数制御
手段としての処理に該当し、S130の処理がエンジン
回転数検出手段としての処理に該当し、S140の処理
が吸入空気量制御手段としての処理に該当する。
【0073】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態をとり得ることはいうまでもない。
【0074】例えば、上記実施例においては、エンジン
トルクを低減する手段として燃料噴射量を制御する形態
と点火時期を制御する形態とを示したが、この他にも、
ISC開度や電子スロットル開度を制御する形態を採用
することも可能である。なお、この場合は、燃料噴射量
制御と同様の制御態様となる(図5及び7参照)。
【0075】また、本実施例では「変化時点」を、エン
ジン回転数が共振周波数域の上限よりわずかに大きくな
った時点に設定したが、これ以外の条件が満たされれた
時点としてもよい。
【0076】さらに、上記実施例では、エンジントルク
を低減する時点と、吸入空気量を低減する時点とを同時
に行う態様をとったが、これらが多少前後してもよいこ
とはもちろんである
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンジン自動停止装置に適用される
エンジン回転数の制御態様を表す説明図である。
【図2】 本発明のエンジン自動停止装置に適用される
エンジンの自動停止制御方法の説明図である。
【図3】 本発明の実施例にかかるエンジン自動停止装
置の概要図である。
【図4】 本発明の実施例にかかるエンジン自動停止制
御を実現する制御回路の概略構成図である。
【図5】 本発明の実施例にかかるエンジン自動停止制
御の説明図である。
【図6】 本発明の実施例にかかるエンジン自動停止制
御による効果を示した図である(縦置きエンジン)。
【図7】 本発明の実施例にかかる更なるエンジン自動
停止制御の説明図である。
【図8】 本発明の実施例にかかるエンジン自動停止処
理を示すフローチャートである。
【図9】 従来技術の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
1・・・エンジン、 2・・・吸気管、 3・・・電子
スロットル、3a・・・スロットルバルブ、 4・・・
バイパス経路、5・・・アイドル時空気量制御装置(I
SC)、 5a・・・制御バルブ、6・・・吸入空気量
検出センサ、 7・・・燃料噴射装置、9・・・点火装
置、 9a・・・点火プラグ、11・・・クランク軸、
13・・・エンジン回転数検出センサ、14・・・ト
ルクコンバータ、20・・・自動変速機、25・・・車
速センサ、 30・・・電子制御回路(ECU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/04 315 F02D 41/04 315 330 330H 330G 45/00 312 45/00 312G Fターム(参考) 3G084 BA05 BA06 BA13 BA17 CA07 DA39 EA11 EC01 EC03 FA05 FA06 FA07 FA10 FA33 3G092 AA11 AC03 BA01 BA09 BB01 BB10 CA01 DC03 DC04 EA02 EA04 EA08 EA17 EA21 EA22 EB08 FA04 FA05 GA10 HA01Z HA06X HA06Z HA10X HB01X HC09X HE02X HE02Z HE06X HF12Z HF21Z HF26Z 3G093 AA05 BA21 BA22 CB01 DA01 DA14 DB05 DB23 EA05 EA06 EA09 EA12 FA11 FB02 FB03 3G301 HA01 HA06 JA02 JA25 JA26 JA27 KA07 LA03 MA11 NE08 PE02Z PF07Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン停止条件が満足されたときに、
    ドライブレンジにてエンジン回転数を下降させるAT車
    のエンジン自動停止装置において、 前記エンジン回転数の下降勾配の変化時点が設定され、 該変化時点以前のエンジン回転数の下降勾配が、該変化
    時点以後のエンジン回転数の下降勾配よりも緩やかに設
    定されたことを特徴とするエンジン自動停止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジン自動停止装置に
    おいて、 前記変化時点まではエンジンの出力トルクを出すべく燃
    焼を継続し、 前記変化時点以後はエンジンの出力トルクをゼロにすべ
    く燃焼を中止することを特徴とするエンジン自動停止装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエンジン自動停止装置に
    おいて、 エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段が
    設けられ、 前記変化時点は、該エンジン回転数検出手段により検出
    されたエンジン回転数が、その下降過程において所定値
    以下に達した時点であることを特徴とするエンジン自動
    停止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のエンジン自動停止装置に
    おいて、 前記エンジン停止条件が満たされたときにエンジンの停
    止指令がなされ、 前記変化時点は、前記停止指令がなされた時点から所定
    時間経過後であることを特徴とするエンジン自動停止装
    置。
  5. 【請求項5】 エンジン停止条件が満たされたときに、
    ドライブレンジにてエンジンを停止させるAT車のエン
    ジン自動停止装置において、 エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段
    と、 エンジンへの吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段
    と、 エンジンの出力トルクを制御するエンジントルク制御手
    段と、を備え、 ドライブレンジにてエンジンを停止させる際に、 前記エンジン回転数検出手段により検出されたエンジン
    回転数が、ドライブラインの共振周波数域の上限より大
    きい回転数域にある場合には、前記エンジントルク制御
    手段がエンジンの出力トルクを徐々に低下させることに
    より、エンジン回転数の下降勾配が緩やかにされ、 前記エンジン回転数検出手段により検出されたエンジン
    回転数が、ドライブラインの共振周波数域の上限以下の
    回転数域にある場合には、前記エンジントルク制御手段
    がエンジンの出力トルクをゼロにするとともに、前記吸
    入空気量制御手段がエンジンの吸入空気量をすばやく低
    減することにより、エンジン回転数の下降勾配が急にさ
    れることを特徴とするエンジン自動停止装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のエンジン自動停止装置に
    おいて、 前記エンジン回転数検出手段により検出されたエンジン
    回転数がゼロになった後に、前記吸入空気量制御手段に
    より、吸入空気量の設定を初期設定に戻すことを特徴と
    するエンジン自動停止装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のエンジン自動停止装置に
    おいて、 前記エンジントルク制御手段が、アイドル時空気量制御
    装置であることを特徴とするエンジン自動停止装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のエンジン自動停止装置に
    おいて、 前記エンジントルク制御手段が、電子スロットルである
    ことを特徴とするエンジン自動停止装置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載のエンジン自動停止装置に
    おいて、 前記エンジントルク制御手段が、燃料噴射装置であるこ
    とを特徴とするエンジン自動停止装置。
  10. 【請求項10】 請求項5記載のエンジン自動停止装置
    において、 前記エンジントルク制御手段が、点火装置であることを
    特徴とするエンジン自動停止装置。
  11. 【請求項11】 請求項5記載のエンジン自動停止装置
    において、 前記吸入空気量制御手段が、アイドル時空気量制御装置
    であることを特徴とするエンジン自動停止装置。
  12. 【請求項12】 請求項5記載のエンジン自動停止装置
    において、 前記吸入空気量制御手段が、電子スロットルであること
    を特徴とするエンジン自動停止装置。
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