JP2001055943A - At車のエンジン自動始動装置 - Google Patents
At車のエンジン自動始動装置Info
- Publication number
- JP2001055943A JP2001055943A JP11230552A JP23055299A JP2001055943A JP 2001055943 A JP2001055943 A JP 2001055943A JP 11230552 A JP11230552 A JP 11230552A JP 23055299 A JP23055299 A JP 23055299A JP 2001055943 A JP2001055943 A JP 2001055943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shock
- engine
- automatic
- vehicle
- starting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
らず、始動時に発生するショックを新車時と同様に保持
可能なエンジン自動始動装置を提供する。 【解決手段】 本発明の自動始動装置が備えるECU3
0は、所定のエンジン自動始動条件が満足されたか否か
を判定するエンジン自動始動判定部31、設定された所
望のショックを記憶するショック記憶部32、所望のシ
ョックと実際のショックとを比較するショック比較部3
3、及びこれらショックの比較値や各種検出信号から次
回以降のショックを所望のショックに近づけるための制
御条件を計算し、各種制御信号をエンジンへ出力する出
力トルク計算部34からなる。当該装置によれば、始動
時に車体に生じるショックは、ほぼ所望のショックに保
たれる。このため、エンジンコンポーネントの経時劣化
による始動時のショックの増大を回避でき、ドライバー
は不快感を持つことなく車両を長年使用することができ
る。
Description
のエンジンの自動停止と自動始動とを実行することによ
り、排気ガスの減少、燃料節約等を実現する装置に関
し、特に、自動始動時のショックを低減できるエンジン
自動始動装置に関する。
ンジン始動は、パーキングレンジ(Pレンジ)又はニュ
ートラルレンジ(Nレンジ)で、ドライバーがイグニッ
ションキースイッチをオンし、それに引き続いてスター
タを作動させることにより、エンジンへの点火燃料噴射
を開始することにより行われている。そして、このエン
ジン始動時にはエンジンを確実に始動させるために、ア
イドル時空気量制御装置(ISC)を全開にして空気を
吸入するとともに、アイドル運転時の2〜3倍の燃料を
噴射するように制御している。このため、エンジンの出
力トルク(エンジントルク)は、エンジン始動直後には
クリープトルク以上の大きさとなり、その後徐々にクリ
ープトルクまで減衰していく。
上記のように、AT車の始動を車軸が回転しないように
固定されているPレンジや、車軸とエンジンの出力軸が
接続されていないNレンジで行う場合には問題とならな
いが、交差点等での車両停止時にエンジンの自動停止・
自動始動を行うアイドルストップシステムを搭載したA
T車の場合には重大な問題となる。このようなAT車
は、ドライブレンジ(Dレンジ)にて自動停止・始動を
行うため、始動時のエンジントルクが車軸に伝わって車
体の前後Gとなり、車両の飛び出し等の原因となる可能
性があるためである。しかも、アイドルストップシステ
ムを搭載した車両は、エンジンの始動が頻繁であるた
め、ドライバーはその度毎に不快感を感ずるという問題
が生じるからである。
−47104号公報や特開平11−22520号公報に
は、アイドルストップシステムを搭載した車両におい
て、エンジン始動時のエンジントルクを低下させる技術
が開示されている。これらは、アイドルストップ状態か
らのエンジンの始動が、例えば一日の最初の始動のよう
にエンジンが冷えた状態で始動する場合に比べてエンジ
ンの始動性が良好であることから、始動時に燃料噴射量
の低減、吸入空気量の低減、あるいは点火時期の遅角制
御等を行うことにより、エンジントルクを意図的に低下
させるものである。
従来技術を用いてエンジントルクを低下させ、上記自動
始動時のショックを低下させたとしても、購入直後の新
品車両と何年か使用した後の車両との間で比較すると、
エンジンコンポーネントの経時変化、すなわち、 エンジン本体の機械的摩擦損失量の経時変化、イン
ジェクタの圧力や圧力−噴射量特性の経時変化、燃焼
効率(燃料のもつ化学エネルギーに対しクランク軸から
取り出せる機械エネルギーの比率)の経時変化、トル
クコンバータのトルク増幅特性の経時変化等からの影響
により、両者は異なったものとなる可能性がある。この
ため、新品車両ではドライバーにとって不快感のないシ
ョックであったとしても、車両を使用するにつれてショ
ックが大きくなり、ドライバーが不快感を持つ可能性が
ある。
載したAT車に適用されるエンジン自動始動装置におい
て、エンジンコンポーネントの経時変化にかかわらず、
始動時に発生するショックを新車時と同様のショックに
保持することができるエンジン自動始動装置を提供する
ことを目的とする。
1に記載のAT車のエンジン自動始動装置は、エンジン
始動条件が満たされたときに、Dレンジにてエンジンを
始動させるものであるが、始動時に車体に生じる所望の
ショックが予め設定されており、始動時に検出する実際
のショックがこの所望のショックに近づくように適宜制
御される。ここで、「所望のショック」としては、AT
車両の新車時に、Dレンジにおいてエンジンを始動させ
た場合に生じるショックとして設定する。この所望のシ
ョックであれば、ドライバーの感ずる不快感は許容され
得る範囲内であるからである。
検出手段と、ブレーキストローク量を検出するブレーキ
ストローク検出手段と、カレントドライブ(現在のレン
ジ)の設定を検出するシフトポジション検出手段とを備
える。そして、まず、始動条件判定手段が、この車速検
出手段及びブレーキストローク検出手段により検出され
た情報により、エンジン始動条件が満たされたか否かを
判断する。この始動条件としては、例えば車速検出手
段により検出された車速がゼロであり、ブレーキスト
ローク検出手段によりブレーキストロークが所定値以下
であることを条件とすることができる。この条件は、車
両を停止状態から発進させようとするドライバーの意志
を、車速とブレーキストロークの状態からとらえたもの
である。そして、この始動条件が満たされ、シフトポジ
ション検出手段によりカレントドライブがDでレンジに
設定されていることが検出されると、Dドライブにてク
ランキングが開始される。
ック検出手段により所定の時間間隔で検出される。この
所定の時間間隔は、クランキング開始からの経過時間を
計時する計時手段により計時される。一方、上記所望の
ショックも、クランキング開始からの経過時間に応じた
ものとしてショック記憶手段に記憶されており、上記実
際のショックと所望のショックとは、クランキング後の
同一経過時点どうしのショックがショック比較手段によ
り比較され、実際のショックが所望のショックより大き
いと判断された場合には、エンジントルク制御手段が、
次回以降に測定される実際のショックを所望のショック
に近づけるようエンジントルクを制御するのである。
クは、常にほぼ所望のショックの値に保持される。この
ため、アイドルストップシステムを搭載した車両が長年
使用され、実際にはエンジンコンポーネントの経時劣化
が進んでいたとしても、始動時に生じるショックは新車
時と同様とすることができる。このようなエンジン自動
始動装置によれば、始動時に生じるショックによりドラ
イバーに特に不快感を与えることがなく、また、不意に
車両が飛び出す等の危険性もない。
に記載のように、ショック検出手段により検出されたシ
ョックと、ショック記憶手段に記憶された所望のショッ
クとを、それぞれの大きさを表す所定の比較量を用いて
比較する。この所定の比較量としては、例えば、クラ
ンキング開始時から所定時間経過した時点における各々
のショックの値、クランキング開始後所定時間が経過
する迄の各々のショックの最大値、クランキング開始
後所定時間が経過する迄の時間間隔における各々のショ
ックの勾配、あるいは、クランキング開始後所定時間
が経過する迄の時間間隔におけるショックの積分値(面
積)等を採用することができる。そして、上記エンジン
トルク制御手段が、このような所定の比較量で比較され
た比較値の差がゼロに近づくようにエンジントルクを制
御し、次回以降の始動時に反映させるのである。なお、
この場合の経過時間及び時間間隔は上記計時手段により
計時される。
のエンジンコンポーネントの経時変化に対処する技術で
あるので、今回の自動始動時に車体に生じるショックが
所望のショックに対してかなり大きかったとしても、今
回のショックの大きさのみから次回の自動始動時の実際
のショックと所望のショックとを一致させることを狙っ
てエンジントルクを決定するのは合理的ではない。ま
た、特にエンジンコンポーネントの経時劣化がそれほど
進行していない車両については、上記のような制御を頻
繁に行う必要がない。このため、請求項3記載の装置で
は、上記エンジントルク制御手段として、ショック検出
手段により検出したショックと所望のショックとの差を
自動始動毎に徐々にゼロに近づけるべくエンジントルク
を制御するものを採用する。
に、実際のショックが所望のショックより大きい状態が
100回、あるいは1000回以上検出された時をもっ
て、エンジントルク制御を行うように設定してもよい。
また、上記エンジントルク制御手段による制御は、実際
のショックが所望のショックよりも大きい場合にこの差
を小さくするために行われるものであり、基本的に、エ
ンジンコンポーネントの経時劣化に対応してエンジント
ルクが小さくなるような制御がなされる。このため、制
御の設定によっては始動に最低限必要な出力トルクが得
られず、エンジンの始動自体が困難となる場合も起こり
うる。
ントルク制御手段が、予め定める条件下において、エン
ジントルクの制御を初期化するようにしている。この
「予め定める条件」は、上記のように、「エンジンが始
動しなくなった場合」等とすることができる。ショック
の低減よりもエンジンの始動を優先する観点からであ
る。
ては、例えば、請求項5に記載のように、上記ショック
記憶手段が、所望のショックを車体の前後Gの形式で記
憶し、上記ショック検出手段が、車体の前後Gを検出す
るGセンサであるような態様をとることができる。この
場合は、ショック記憶手段から読み込まれた所望の前後
Gと、Gセンサにより検出された実際の前後Gとが、上
記所定の比較量で比較される。なお、Gセンサにより検
出された加速度を積分することにより速度が得られるた
め、当該Gセンサは車速検出手段として使用することが
できる。
ショック記憶手段が所望のショックを車体の前後Gの形
式で記憶し、上記ショック検出手段として車速検出手段
としての車速センサを使用し、この車速センサが検出す
る車速の微分値(加速度)を実際のショックとして検出
する態様をとってもよい。このようにすれば、ショック
検出手段として使用する計器は、車両に通常設けられる
車速センサのみで足り、あえてGセンサを設ける必要が
なくなる。
ョック記憶手段として、所望のショックを車体の速度の
形式で記憶するものを採用することもできる。この場
合、上記のように、ショック検出手段が、車速センサが
検出した車速を実際のショックとして検出するようにす
れば、車速センサからの出力値をそのまま利用すること
ができる。
ショック記憶手段が、所望のショックを車体の移動距離
の形式で記憶し、上記ショック検出手段が、車速センサ
が検出する車速の積分値(距離)を実際のショックとし
て検出するものでもよい。また、エンジン回転数の吹き
上がり度合いが大きい程、車体の前後Gも大きくなる傾
向があることから、ショックを定量的に計るその他の態
様として、請求項9に記載の装置のように、エンジン回
転数を検出するエンジン回転数検出手段が設けられ、上
記ショック記憶手段が、所望のショックをエンジン回転
数の吹き上がり度合いの形式で記憶し、上記ショック検
出手段が、上記エンジン回転数検出手段により検出され
たエンジン回転数の吹き上がり度合いを実際のショック
として検出するものを採用することもできる。
に、エンジントルクを、ポンプ、ステータ、及びタービ
ンを介して自動変速機に伝達するトルクコンバータと、
このタービンの回転数を検出するタービン回転数検出手
段とを備え、上記ショック記憶手段が、所望のショック
をタービン回転数の吹き上がり度合いの形式で記憶し、
上記ショック検出手段が、上記タービン回転数検出手段
により検出されるタービン回転数の吹き上がり度合いを
実際のショックとして検出するものを採用することもで
きる。
としては、例えば吸入空気量を調整することが考えられ
る。周知のように、車両にはこの吸入空気量を調整する
構成として、スロットルとアイドル時空気量制御装置
(以下、「ISC」とも称す)とによる構成、電子ス
ロットルとISCとによる構成、電子スロットルのみ
の構成等が設けられている。ここで、単に「スロット
ル」とあるのは、アクセルペダルからワイヤでつながれ
たスロットルであり、ドライバーのアクセル操作がその
ままスロットル開度に反映されるものである。これに対
し、「電子スロットル」は、アクセルペダルとスロット
ルとの間に制御装置を介したものであり、ドライバーの
アクセル操作以外にも、所定の設定条件(例えば、車輪
のスリップ量に対応したスロットル開度の設定条件等)
に応じてスロットル開度を調整できるものである。ま
た、「ISC」は、上記「スロットル」、「電子スロッ
トル」を迂回する吸気経路に設けられたバルブ開閉装置
である。
制御手段としてISCを採用する。これは、上記(ス
ロットルとISCとによる構成)を想定したものであ
る。この場合、AT車のDレンジでの車両停止状態にお
いては、「スロットル」は全閉状態となっているため、
吸入空気は「スロットル」を迂回したバイパス経路を流
れてエンジンに流入する。このため、当該経路に設けら
れたISCの開度を調整することにより吸入空気量を調
整し、エンジントルクを制御するようにしたものであ
る。
ンジントルク制御手段として電子スロットルを採用して
もよい。これは、特に、上記(電子スロットルのみの
構成)を想定したものである。この場合は、上記のよう
なバイパス経路は設けられていない。このため、エンジ
ンアイドル時には電子スロットルは全閉状態とはなら
ず、所定量開いた状態となっている。請求項12記載の
構成では、この電子スロットルの開度を調整することに
より吸入空気量を調整し、エンジントルクを制御するよ
うにしたものである。
による構成)については、上記請求項11及び12の組
み合わせを採用することができる。また、このエンジン
トルクの制御としては、上述のように吸入空気量を調整
すること以外にも考えられる。つまり、請求項13記載
のように、エンジントルク制御手段を燃料噴射装置とす
ることもできる。この場合、エンジントルクの制御は、
燃料噴射量を調整することにより行われる。
ントルク制御手段を点火装置とすることもできる。この
場合、エンジントルクの制御は、点火時期をエンジント
ルクが増大する方向である進角方向、あるいはエンジン
トルクが減少する方向である遅角方向に制御することに
より行われる。
面に基づいて説明する。本実施例は、本発明にかかるエ
ンジンの自動始動装置を、6気筒エンジンを搭載したA
T車に適用したものである。
は、空気を取り込むための吸気管2が接続されており、
この吸気管2には、吸入空気流量を調節する電子スロッ
トル3、電子スロットル3を迂回してアイドル時に空気
を取り込むバイパス経路4、バイパス経路4に設けられ
吸入空気量を調節するISC5、電子スロットル3及び
ISC5の上流側に設けられ、吸入空気量を検出する吸
入空気量検出センサ6、及び燃料噴射装置7等が設けら
れている。電子スロットル3は、図示しないアクチュエ
ータでスロットルバルブ3aを駆動し、その開度により
吸入空気量を制御するものである。また、ISC5は、
図示しないアクチュエータで制御バルブ5aの開度を調
節し、アイドル時の吸入空気量を調整するものである。
また、エンジン1には点火装置9が設けられており、こ
の点火装置9は、エンジンの気筒数に対応した点火プラ
グ9aを備えている。
クランク軸11の回転数、すなわち、エンジン回転数を
検出するエンジン回転数検出センサ13が取り付けられ
ている。また、このクランク軸11に直結されたトルク
コンバータ14は、ポンプ15、タービン16及びステ
ータ17からなり、タービン16の出力軸18には自動
変速機20が接続されている。自動変速機20は、複数
のソレノイドバルブを有し、各ソレノイドバルブがオン
・オフされることにより、各変速ギア位置に応じた油圧
回路が形成されて所定のギア位置が選択される。また、
自動変速機20は出力軸24に接続されており、この出
力軸24の回転数を車速として検出するために車速セン
サ25が設けられている。また、AT車両には始動時の
ショックを検出するためのGセンサ26が設けられてい
る。
子制御装置30(以下、「ECU30」と称す)に入力
され、エンジン1、各制御バルブ、及び自動変速機20
等を駆動するためのアクチュエータが、このECU30
により駆動制御される。ECU30は、図示しないが、
各種機器を制御するCPU、予め各種の数値やプログラ
ムが書き込まれたROM、演算過程の数値やフラグが所
定の領域に書き込まれるRAM、アナログ入力信号をデ
ィジタル信号に変換するA/Dコンバータ、各種ディジ
タル信号が入力され、各種ディジタル信号が出力される
入出力インターフェース(I/O)、クランキング開始
からの経過時間等を計時するタイマ、及びこれら各機器
がそれぞれ接続されるバスラインから構成されている。
後述するフローチャートに示す制御プログラムは、上記
ROMに予め書き込まれている。
ロックの概略構成を示す。図2に示すように、ECU3
0は、所定のエンジン自動始動条件が満足されたか否か
を判定するエンジン自動始動判定部31、設定された所
望のショックを記憶するショック記憶部32、所望のシ
ョックと実際のショックとを比較するショック比較部3
3、ショックの比較値及び各種検出信号から次回以降の
ショックを所望のショックに近づけるための制御条件を
計算し、各種制御信号をエンジンへ出力する出力トルク
計算部34等からなる。
記車速センサ25、現在の設定レンジを検出するシフト
ポジションセンサ、及び、ブレーキペダルの踏み込み量
を検出するブレーキストローク検出センサからの各出力
信号が入力される。そして、エンジン始動条件判定部3
1は、これらの信号から、車速検出手段により検出さ
れた車速がゼロであり、ブレーキストローク検出手段
によりブレーキストロークが15〜20%以下であるこ
とを条件に、エンジン始動条件が満たされたと判断す
る。そして、さらにシフトポジション検出手段によりカ
レントドライブがDでレンジに設定されていると判断さ
れると、ECU30からエンジン1にクランキング信号
が出力され、Dドライブにてクランキングが開始され
る。
始動時に生じたショックが所望のショックとして記憶さ
れている。具体的には、所望のショックは図3(a)に
示すようなタイムチャートで記憶されている。図中実線
にて示したものが所望のショック(前後G)であり、そ
の参考として2点鎖線で示されたものは、Dレンジにて
停止中のアイドル状態においてブレーキを解除したとき
に車両に生じるショック(前後G)である。この場合、
前者を、後者と同一曲線を描くように制御することが好
ましいところではあるが、Dレンジでエンジンを始動さ
せるためには、ある量の前後Gの発生は避けられないた
め、前者は図中実線にて示されるような態様で変化する
ことになる。なお、図中、一定値となっている部分はク
リープ域を示す。
段から読み込まれた所望のショックを表す信号と、Gセ
ンサ等のショック検出手段により検出された実際のショ
ックを表す信号とが入力され、後述する所定の比較量を
用いて比較される。出力トルク計算部34には、ショッ
ク比較部33から出力された比較値を表す信号、電子ス
ロットルやISCの現在の開度についての検出信号、及
び吸入空気量検出センサ6により検出された検出信号等
が入力される。そして、これらの信号に基づいて、CP
Uにより所定の制御プログラムに従った演算処理が行わ
れ、始動時のショックを所望のショックに近づけるため
の各種制御信号、すなわち、ISC開度制御信号、電子
スロットル開度制御信号、噴射量制御信号、点火時期制
御信号等がエンジン側に出力される。
れる自動始動装置のエンジン始動制御方法について、図
3及び図4に沿って詳細に説明する。本実施例の自動始
動装置は、上記制御プログラムに沿ったエンジントルク
制御により、Dレンジでのエンジン始動時に生じるショ
ックを所望のショック、すなわち、新車時と同様のショ
ックに保持するものである。
御を、燃料噴射量の調整により制御する態様が示されて
いる。図3(b)に示すように、クランキングが開始さ
れるとECU30内のタイマが起動され、クランキング
開始時からの時間が計時される。そして、このクランキ
ング開始から所定の時間間隔毎(図では5ms毎)にシ
ョック検出信号の示す実際のショック値がサンプリング
されるとともに、サンプリングされた各時点に相当する
所望のショック値との比較が行われる。
として、クランキング開始時からの所定時間内(例え
ば、クランキング開始から50ms)における所望のシ
ョックのピーク値Aと、検出された実際のショックのピ
ーク値A’とが用いられる例が示されている。
も大きい状態が続いた場合に、燃料噴射量を低減する制
御が行われる。ところで、一般に燃料噴射量とエンジン
トルクとの間には、図8(a)に示されるような関係が
あり、理論空燃比となる燃料噴射量を基準に、燃料噴射
量を増加させるとエンジントルクは徐々に大きくなり、
燃料噴射量を低減するとエンジントルクは比較的大きく
減少し、ある値を下回ると燃焼不能となる。本実施例の
ように、エンジントルクを燃料噴射量制御により調整す
る場合には、このような燃料噴射量とエンジントルクと
の関係を表すマップを参照しながら、所望のエンジント
ルクが得られるように燃料噴射量を制御する。
量)の大小を規定する制御係数λが予め設定されてい
る。この制御係数λとしては、新車における始動時と同
等の燃料噴射量でエンジン始動する場合に初期値1が与
えられる。そして、エンジンコンポーネントの経時劣化
により始動時のショックが大きくなった場合に、この制
御係数λを小さくすることにより燃料噴射量を減少さ
せ、エンジントルクを低減できるようになっている。
実際には1ヶ月、あるいは数ヶ月といった長いスパンで
行われ、具体的には、ピーク値Aがピーク値A’よりも
大きい状態が100回、あるいは1000回続いた場合
に、λをλ−δ(δ=0.001、あるいは0.000
1等)として新たな制御係数が設定され、次回の燃料噴
射制御に反映される。
4(a)には、始動時に生じるショックを所望のショッ
クに近づけるための噴射量制御の一例が示されている。
図中、実線で示されたものがλ=1に設定された場合の
燃料噴射制御を表し、一点鎖線で示されたものがλ=
0.5に設定された場合の燃焼噴射制御を表している。
実際のショックと所望のショックとの関係が示されてい
る。図中下段に示すように、当該燃料噴射制御の制御係
数λは、エンジンコンポーネントが経時劣化の影響を受
けていない期間においてはλ=1のままに設定され、経
時劣化が進むにつれてλの値を徐々に低減するように制
御される。図中上段には、λ=1とλ=0.5の場合の
噴射量制御の様子が示され、図中中段には、このように
制御することにより、実際のショック(点線)が所望の
ショック(実線)に沿って制御される様子が示されてい
る。
車体に生じるショックは、常にほぼ所望のショックと同
等に保たれる。このため、アイドルストップシステムを
搭載した車両が長年使用され、実際にはエンジンコンポ
ーネントの経時劣化が進んでいたとしても、始動時に生
じるショックは新車と同様であり、ドライバーが特に不
快感を覚えることがなく、また、不意に車両が飛び出す
等の危険性もない。
があり、ある値を下回ると燃料噴射量不足によりエンジ
ンの始動自体が困難になることがある。このような場合
には、ショックの低減よりも始動性を優先するため、λ
の値を初期値1に戻すようにする。
連の動作について説明する。図5は、ECU30で実行
されるエンジンの自動始動処理のフローチャートを表し
ている。まず、AT車両のエンジンが停止された状態に
おいて、エンジン始動条件が満足されているか否かが判
定される(S110)。この判定は、車速センサ25
により検出された車速がゼロであり、ブレーキストロ
ーク検出センサによりブレーキストロークが15〜20
%以下であることを条件に、エンジン始動条件が満たさ
れたとされる。そして、シフトポジション検出センサに
よりカレントドライブがDレンジに設定されているか否
かが判断され(S120)、Dレンジに設定されている
と判断されると(S120:YES)、エンジントルク
の低減制御フラグがオンにされ(S130)、トルク低
減パラメータ(制御係数)λが読み込まれる(S15
0)。そして、ECU30からエンジン1にクランキン
グ信号が出力され、クランキングが開始される(S16
0)。
がDレンジに設定されていないと判断された場合(S1
20:NO)、すなわち、PレンジやNレンジで自動始
動を行う場合にはエンジントルクの低減制御を行う必要
はないため、エンジントルクの低減制御フラグはオフに
され(S140)。クランキングが開始される(S16
0)。
がオンに設定されているか否かが判断され(S17
0)、エンジントルクの低減制御フラグがオンに設定さ
れていると判断された場合には(S170:YES)、
前回設定された制御係数λをもってエンジントルクの制
御が行われる(S180)。そして、Gセンサにより実
際のショックが検出されるとともに、実際のショックと
所望のショックとの比較が行われる(S190)。この
とき、アクセルが踏み込まれているか否かが判断され
(S200)、踏み込まれていないと判断された場合に
は(S200:NO)、エンジン回転数の安定判別がな
される(S210)。そして、エンジン回転数が安定し
たと判断された場合には(S210:YES)、エンジ
ントルクの低減制御フラグがオフにされる。これは、ク
リープトルクを発生させるために、始動後はトルク低減
制御を行わないようにするためである。一方、S210
において、エンジン回転数が安定でないと判断された場
合には(S210:NO)、S180及びS190の処
理が繰り返される。この「安定でない」とは、始動後エ
ンジン回転数はまず上昇し、その後ゆっくりと下降して
いき、その後一定回転数にて安定するが、この安定する
前の状態のことである。
まれていると判断された場合には(S200:YE
S)、エンジントルクの低減制御フラグがオフにされ、
上述の制御は中断される。これは、ドライバーがアクセ
ルを踏み込むことは、車両を加速させたいというドライ
バーの意志の表れであるため、始動時のショック低減よ
りも加速を重視するためである。
実際のショック(前後G)の値から制御係数λの調整を
行い(S230)、通常のエンジン制御に移行する(S
240)。また、S170において、エンジントルクの
低減制御フラグがオフに設定されていると判断された場
合には(S170:NO)、ショック低減制御は行われ
ず、そのまま通常のエンジン制御が行われる。
ンジにて安定して始動する。なお、本実施例において、
ECU30が始動条件判定手段、計時手段、ショック記
憶手段、ショック比較手段、及びエンジントルク制御手
段に該当する。また、エンジン回転数検出センサ13が
エンジン回転数検出手段、車速センサ25が車速検出手
段、シフトポジション検出センサがシフトポジション検
出手段、ブレーキストローク検出センサがブレーキスト
ローク検出手段、Gセンサがショック検出手段に、それ
ぞれ該当する。
図5のフローチャートに示したS110及びS120の
処理が始動条件判定手段としての処理に該当し、S15
0、S180、S190、及びS230の処理がショッ
ク比較手段及びエンジントルク制御手段としての処理に
該当する。
が、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態をとり得ることはいうまでもない。例えば、上記実施
例においては、図3(c)に示すように、予め定めた時
間内における所望のショック及び実際のショックの各々
のピーク値を比較する態様をとったが、所定の比較量と
して必ずしもこのようなピーク値を用いる必要はない。
例えば、図6(a)に示すように、所定の時間間隔にお
ける各ショックの勾配を比較量として採用することもで
きる。この場合、実際のショックの勾配B’が所望のシ
ョックの勾配Bよりも大きい状態が所定回数続いた場合
に、上記実施例で示したようなエンジントルク低減制御
がなされる。あるいは、図6(c)に示すように、所定
の時間間隔における各ショックが時間軸との間に形成す
る面積を比較量として採用することもできる。この場
合、実際のショックの面積C’が所望のショックの面積
Cよりも大きい状態が所定回数続いた場合に、上記実施
例で示したようなトルク低減制御がなされる。
ョックを、図7(a)に示すような車体の前後Gにて比
較、制御する態様をとったが、この他にも、図7(b)
に示す車速、図7(c)に示す移動距離、又は、図7
(d)に示すエンジン回転数の吹き上がり度合い等を始
動時のショックとして制御する態様をとってもよい。こ
の場合、上記車速は車速センサ25の出力から、移動距
離は車速センサ25から得られる車速の積分値から、エ
ンジン回転数の吹き上がり度合いはエンジン回転数検出
センサ13の出力から、それぞれ得ることができる。
ービン16の回転数の吹き上がり度合いをショックとし
て制御する態様をとることもできる。この場合は、ター
ビン回転数検出手段としてのタービン回転数検出センサ
が設けられる。図7(b)、(c)及び(d)には、図
7(a)に示すような所望のショック(前後G)を発生
させるための所望の車速、移動距離、及びエンジン回転
数の制御曲線が、対応する形式で描かれている。また、
参考例として、図7(d)には、PレンジやNレンジに
てエンジンを始動させたときのエンジン回転数の吹き上
がり度合いが一点鎖線にて示されている。この図からも
分かるように、Dレンジにて始動する所望のエンジン回
転数の吹き上がり度合い(実線)は、PレンジやNレン
ジにて始動させるときのエンジン回転数の吹き上がり度
合い(一点鎖線)よりも小さい度合いとなっている。こ
れは、本技術によるDレンジでの再始動が、イグニッシ
ョンキーによるPレンジやNレンジでの始動よりも低い
エンジントルクで始動するものであることを表す。
トルクを低減する手段として燃料噴射量を制御する態様
を示したが、この他にも、ISC開度や電子スロットル
開度、あるいは、点火時期を制御する態様を採用するこ
とも可能である。この場合、ISC開度や電子スロット
ル開度の制御態様は、燃料噴射量制御と同様の制御態様
となり(図4参照)、点火時期を制御する場合には、点
火時期を遅角側に制御する度合いを制御係数λにより調
整する態様となる。また、これらの場合は、図8
(b)、(c)及び(d)に示される各々の制御対象と
エンジントルクとの関係を示したマップを参照して制御
曲線が設定される。
置の概要図である。
御を実現する制御回路の概略構成図である。
御の説明図である。
御の説明図である。
理を示すフローチャートである。
図である。
図である。
図である。
スロットル、3a・・・スロットルバルブ、 4・・・
バイパス経路、5・・・アイドル時空気量制御装置(I
SC)、 5a・・・制御バルブ、6・・・吸入空気量
検出センサ、 7・・・燃料噴射装置、9・・・点火装
置、 9a・・・点火プラグ、11・・・クランク軸、
13・・・エンジン回転数検出センサ、14・・・ト
ルクコンバータ、 20・・・自動変速機、25・・・
車速センサ、 30・・・電子制御回路(ECU)
Claims (14)
- 【請求項1】 エンジン始動条件が満たされたときに、
ドライブレンジにてエンジンを始動させるAT車のエン
ジン自動始動装置において、 車両の走行速度を検出する車速検出手段と、 ブレーキストローク量を検出するブレーキストローク検
出手段と、 カレントドライブの設定を検出するシフトポジション検
出手段と、 前記車速検出手段及びシフトポジション検出手段により
検出された情報に基づいて、前記エンジン始動条件が満
たされたか否かを判断し、前記シフトポジション検出手
段により検出された情報に基づいて、ドライブレンジに
て始動するか否かを判断する始動条件判定手段と、 クランキング開始からの経過時間を計時する計時手段
と、 エンジン始動時に車体に生じさせる所望のショックを記
憶するショック記憶手段と、 前記計時手段に基づき所定の時間間隔で、エンジン始動
時に生じた実際のショックを検出するショック検出手段
と、 前記所望のショックと前記実際のショックとを比較する
ショック比較手段と、 エンジンの出力トルクを制御するエンジントルク制御手
段と、を備え、 該エンジントルク制御手段は、前記ショック比較手段に
より、前記実際のショックが前記所望のショックより大
きいと判断された場合に、前記実際のショックを前記所
望のショックに近づけるようエンジントルクを制御する
ことを特徴とするエンジン自動始動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のエンジン自動始動装置に
おいて、 前記ショック比較手段は、ショックの大きさを表す所定
の比較量を用いて、前記ショック検出手段により検出さ
れたショックと、前記ショック記憶手段に記憶された所
望のショックの両者を比較し、 前記エンジントルク制御手段は、該所定の比較量で比較
した比較値の差がゼロに近づくように、次回以降の始動
時のエンジントルクを制御することを特徴とするエンジ
ン自動始動装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のエンジン自動始動装置に
おいて、 前記エンジントルク制御手段は、前記比較値の差をゼロ
に近づけるべく、自動始動毎に徐々にエンジントルクを
制御することを特徴とするエンジン自動始動装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のエンジン自動始動装置に
おいて、 前記エンジントルク制御手段は、予め定める条件下にお
いて、前記エンジントルクの制御を初期化することを特
徴とするエンジン自動始動装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のエンジン自動始動装置に
おいて、 前記ショック記憶手段は、前記所望のショックを車体の
前後Gの形式で記憶し、 前記ショック検出手段は、車体の前後Gを検出するGセ
ンサであることを特徴とするエンジン自動始動装置。 - 【請求項6】 請求項1記載のエンジン自動始動装置に
おいて、 前記ショック記憶手段は、前記所望のショックを車体の
前後Gの形式で記憶し、 前記ショック検出手段は、前記車速検出手段としての車
速センサが検出する車速の微分値を、前記実際のショッ
クとして検出することを特徴とするエンジン自動始動装
置。 - 【請求項7】 請求項1記載のエンジン自動始動装置に
おいて、 前記ショック記憶手段は、前記所望のショックを車体の
速度の形式で記憶し、 前記ショック検出手段は、前記車速検出手段としての車
速センサが検出する車速を、前記実際のショックとして
検出することを特徴とするエンジン自動始動装置。 - 【請求項8】 請求項1記載のエンジン自動始動装置に
おいて、 前記ショック記憶手段は、前記所望のショックを車体の
移動距離の形式で記憶し、 前記ショック検出手段は、前記車速検出手段としての車
速センサが検出する車速の積分値を、前記実際のショッ
クとして検出することを特徴とするエンジン自動始動装
置。 - 【請求項9】 請求項1記載のエンジン自動始動装置に
おいて、 エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段が設
けられ、 前記ショック記憶手段は、前記所望のショックをエンジ
ン回転数の吹き上がり度合いの形式で記憶し、 前記ショック検出手段は、前記エンジン回転数検出手段
により検出されたエンジン回転数の吹き上がり度合い
を、実際のショックとして検出することを特徴とするエ
ンジン自動始動装置。 - 【請求項10】 請求項1記載のエンジン自動始動装置
において、 前記エンジントルクを、ポンプ、ステータ、及びタービ
ンを介して自動変速機に伝達するトルクコンバータと、 前記タービンの回転数を検出するタービン回転数検出手
段と、を備え、 前記ショック記憶手段は、前記所望のショックを前記タ
ービン回転数の吹き上がり度合いの形式で記憶し、 前記ショック検出手段は、前記タービン回転数検出手段
により検出されるタービン回転数の吹き上がり度合い
を、実際のショックとして検出することを特徴とするエ
ンジン自動始動装置。 - 【請求項11】 請求項1記載のエンジン自動始動装置
において、 前記エンジントルク制御手段が、アイドル時空気量制御
装置であることを特徴とするエンジン自動始動装置。 - 【請求項12】 請求項1記載のエンジン自動始動装置
において、 前記エンジントルク制御手段が、ドライバーのアクセル
操作以外にもスロットル開度を電子的に調整できる電子
スロットルであることを特徴とするエンジン自動始動装
置。 - 【請求項13】 請求項1記載のエンジン自動始動装置
において、 前記エンジントルク制御手段が、燃料噴射装置であるこ
とを特徴とするエンジン自動始動装置。 - 【請求項14】 請求項1記載のエンジン自動始動装置
において、 前記エンジントルク制御手段が、点火装置であることを
特徴とするエンジン自動始動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23055299A JP3709749B2 (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | At車のエンジン自動始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23055299A JP3709749B2 (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | At車のエンジン自動始動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001055943A true JP2001055943A (ja) | 2001-02-27 |
JP3709749B2 JP3709749B2 (ja) | 2005-10-26 |
Family
ID=16909558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23055299A Expired - Fee Related JP3709749B2 (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | At車のエンジン自動始動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3709749B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003884A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Denso Corp | 内燃機関のスロットル制御装置 |
DE102005016067A1 (de) * | 2005-04-07 | 2006-10-19 | Siemens Ag | Verfahren zur Erhöhung der Start-Reproduzierbarkeit bei Start-Stopp-Betrieb einer Brennkraftmachine |
JP2007051599A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
DE102010000613A1 (de) | 2009-03-04 | 2010-11-04 | Denso Corporation, Kariya-City | Fahrzeugsystem zur Minimierung eines Beschleunigungsstoßes |
JP2012021425A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Toyota Motor Corp | 車載内燃機関制御装置 |
-
1999
- 1999-08-17 JP JP23055299A patent/JP3709749B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003884A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Denso Corp | 内燃機関のスロットル制御装置 |
JP4480300B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2010-06-16 | 株式会社デンソー | 内燃機関のスロットル制御装置 |
DE102005016067A1 (de) * | 2005-04-07 | 2006-10-19 | Siemens Ag | Verfahren zur Erhöhung der Start-Reproduzierbarkeit bei Start-Stopp-Betrieb einer Brennkraftmachine |
US7134412B2 (en) | 2005-04-07 | 2006-11-14 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for increasing the reproducibility of the start-up during start-stop operation of an internal combustion engine |
DE102005016067B4 (de) * | 2005-04-07 | 2007-06-21 | Siemens Ag | Verfahren zur Erhöhung der Start-Reproduzierbarkeit bei Start-Stopp-Betrieb einer Brennkraftmachine |
JP2007051599A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
DE102010000613A1 (de) | 2009-03-04 | 2010-11-04 | Denso Corporation, Kariya-City | Fahrzeugsystem zur Minimierung eines Beschleunigungsstoßes |
US8352136B2 (en) | 2009-03-04 | 2013-01-08 | Denso Corporation | Vehicle control system designed to minimize acceleration shock |
JP2012021425A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Toyota Motor Corp | 車載内燃機関制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3709749B2 (ja) | 2005-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070213176A1 (en) | Vehicle power train control apparatus | |
US20080216787A1 (en) | Method for starting an internal combustion engine | |
JP5098921B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4238438B2 (ja) | エンジンの自動停止始動装置 | |
JP2001055943A (ja) | At車のエンジン自動始動装置 | |
JPS6336410B2 (ja) | ||
JPH0530981B2 (ja) | ||
EP0962640B1 (en) | Control apparatus for controlling internal combustion engine | |
JPH10115237A (ja) | エンジンのアイドル回転数制御装置 | |
JP2012087733A (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御方法 | |
JPH08232696A (ja) | 車両用燃料噴射量制御装置 | |
JP2581033B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御方法 | |
JP2001003790A (ja) | 自動車用内燃機関の制御装置 | |
JP2510877B2 (ja) | 内燃機関の補助空気制御装置 | |
JP5122834B2 (ja) | 燃料噴射量補正装置 | |
JP4305266B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP3355679B2 (ja) | 車両用内燃機関の回転速度制御装置 | |
WO2023181224A1 (ja) | エンジンの停止制御方法および装置 | |
JPS58150049A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射方法 | |
JP2006029194A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JPH10159627A (ja) | 内燃機関の減速制御装置 | |
JP4643127B2 (ja) | 内燃機関出力制御装置 | |
JPH07117023B2 (ja) | エンジン制御装置 | |
JP3457122B2 (ja) | 降坂走行の検出方法 | |
JP2604809B2 (ja) | エンジン始動後燃料制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050512 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050623 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080819 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |