JP2001039472A - 輸送用緩衝材およびそれを用いた輸送方法 - Google Patents

輸送用緩衝材およびそれを用いた輸送方法

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JP2001039472A
JP2001039472A JP11212795A JP21279599A JP2001039472A JP 2001039472 A JP2001039472 A JP 2001039472A JP 11212795 A JP11212795 A JP 11212795A JP 21279599 A JP21279599 A JP 21279599A JP 2001039472 A JP2001039472 A JP 2001039472A
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Mitsuru Yamada
満 山田
Akira Matsumoto
曄 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷台に積層した物品同士が当たることを確実
に防止して積載効率を向上させ、かつ、不使用時に邪魔
になることもない輸送用緩衝材およびそれを用いた輸送
方法を提供する。 【解決手段】 車両の荷台に積層されて積まれた山(積
み山)18が複数並んだ状態になっている状態で、一対
の板状体26を帯状体28で繋いだ実施形態にかかる緩
衝体を準備し、積み山18になった物品14の上方から
この積み山18と一方の隣の積み山18同士の隙間20
に前記板状体26を挿入する。さらに、積層物品14に
その上から帯状体28を跨がらせ、他方の隣の積み山1
8同士の隙間20に他の板状体26を挿入し、このよう
にして、緩衝体を一つの積み山18の上方から被せるよ
うに設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送用緩衝材およ
びそれを用いた輸送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製品の車両による輸送に際しては、製品
を収容した箱等の物品を車両の荷台に積付けるが、荷台
の空間を有効に利用して積載効率を上げかつ荷崩れしな
いように積む必要がある。一般に、図3に示すように、
車両10の荷台12には物品14を直接積み上げのでは
なく、荷揚げ・荷下ろしの便利・容易さを目的として、
パレット16上に予め物品14を多数積み上げて積み山
18を作っておき、この積み山18の乗った状態のパレ
ット16をフォークリフト等の搬送機器で荷台12上に
積み込み・積み降ろしするようにしている。
【0003】荷台12にこの積み山18を複数積付ける
ときには、積載効率を上げて輸送コストを低減させたい
ので、できるだけ積み山18,18同士を密着させる要
請があるが、フォークリフトで荷台12上に積み込み・
積み降ろし作業する際には、物品14同士が当たらない
ように、積み山18,18間に隙間20を空ける。そし
て、輸送中に、積み山18の物品14が揺れ動いて、物
品同士がぶつかったり落下したりするのを防止するた
め、従来は、積み山18,18間の隙間20に発泡スチ
ロールや毛布などの緩衝体22を適宜に挿入し緩衝して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
板状緩衝体22は、前記の隙間20に差し込んでおくだ
けなので下方に位置し、隙間20の上部については緩衝
体22はなく、しかも、輸送中に揺れて当たり易いのは
積み山18上部の物品である。したがって、積み山18
をあまり高くすると積み山18上部の物品14同士がぶ
つかったり落下したりする問題が残り、積み山18を緩
衝体22を超えてあまり高く積めず、積載効率が上がら
ないという問題点が生じる。一方、隙間20の上部に至
るまで緩衝体22を大きくすると緩衝体22自体がかさ
張り不使用時に邪魔になる問題点が生じる。
【0005】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、荷台に積層した物品同士が当たるこ
とを確実に防止して積載効率を向上させ、かつ、不使用
時に邪魔になることもない輸送用緩衝材およびそれを用
いた輸送方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次の構成を有する。本発明は、弾性材料か
らなる複数の板状体の一端部を互いにテープ状体または
紐体などからなる帯状体で連結したことを特徴とする輸
送用緩衝材である。また、本発明において、荷台で物品
が積層状態になって積まれた山が複数並んだ状態であ
り、帯状体は、この山の配列方向の物品の幅以上の長さ
を有していることを特徴とする請求項1に記載の輸送用
緩衝材である。また、本発明は、弾性材料からなる複数
の板状体の一端部を互いにテープ状体または紐体などか
らなる帯状体で連結した輸送用緩衝材を用いた輸送方法
であって、積層された物品の上部から物品同士の隙間に
前記板状体を挿入し、さらに積載物品にその上から帯状
体を跨がらせて近隣の物品同士の隙間に他の板状体を挿
入することを特徴とする輸送用緩衝材を用いた輸送方法
である。
【0007】本発明の輸送用緩衝材においては、物品を
積載して輸送するに際し、積層された物品の上部から物
品同士の隙間に前記板状体を挿入し、さらに積層物品に
その上から帯状体を跨がらせて近隣の物品同士の隙間に
他の板状体を挿入するので、帯状体により板状体は積載
物品の隙間の上部に留まり下がることがない。一般に、
積層状態の物品積み山は輸送時の揺れで下側部よりも上
側部がよく揺れてそのままでは上側部同士が当たり易い
が、本発明によれば、この積み山上部同士の隙間に板状
体が留まるので、物品同士の当たりおよび荷崩れが確実
になくなる。したがって、物品の破損などの不具合が生
じない。また、積み山の上部には従来よりもさらに2〜
4段の物品を上乗せして積層できるので、積載効率の向
上が図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。実施形態は、輸送用車両に物
品を積むのに、荷台で物品が積層状態になって積まれた
積み山が複数並んだ状態であるときに、積み山の隙間に
介装する輸送用緩衝体に係るものである。輸送用車両の
荷台12、パレット16および物品14などは前記図3
に示したものと同一符号を付している。
【0009】図1、図2は、実施形態に係る輸送用緩衝
材であり、弾性材料からなる複数の板状体26の一端部
を互いにテープ状体または紐体などからなる帯状体28
で連結したものである。
【0010】板状体26は、発泡スチロールを布袋に入
れたものが好適である。発泡スチロールは緩衝効果が大
きく、かつ、布袋は発泡スチロールに外力が加わっても
発泡スチロールが割れたりするのを防止でき、かつ、仮
に発泡スチロールが一部割れるなどしても袋内に収容し
て周囲に散らかることを防止できる。
【0011】帯状体28は、少なくとも2条(2本)が
対向する板状体26,26の各一端部(上部に位置する
辺)に間隔をおいて取り付けられ、この取付けは、板状
体26の一端部(図で上端部)の2箇所の取付け面26
a,26aと各帯状体28の両端部28a,28aの取
付け面に面ファスナーを設けて、互いに着脱可能に付着
させるものである。この面ファスナーにより自由な着脱
が可能なので、不要のときは板状体26と帯状体28を
バラして収容でき、便利である。なお、帯状体28の面
ファスナーには雄型を、板状体26の面ファスナーには
雌型を用いることができる。また、帯状体28の長さ
は、荷台で物品14が積層状態になって積まれた山が複
数並んだ状態で、この山の配列方向の物品の幅以上の長
さを有している。また、帯状体28は布などからなるリ
ボンで形成できる。
【0012】実施形態の輸送用緩衝体による輸送方法に
ついて説明する。パレット16上に直方体形状箱の物品
が積層されて積まれた山(積み山)18が、輸送用車両
の荷台に複数並んだ状態になっている(前記図3参
照)。この状態で、図1、図2に示すように、一対の板
状体26を帯状体28で繋いだ実施形態にかかる緩衝体
を準備し、積み山18になった物品14の上方からこの
積み山18と一方の隣の積み山18同士の隙間20に前
記板状体26を挿入する。さらに、積層物品14にその
上から帯状体28を跨がらせ、他方の隣の積み山18同
士の隙間20に他の板状体26を挿入する。このように
して、緩衝体を一つの積み山18の上方から被せるよう
に設置する。そして、隣の積み山18に対しても既に板
状体26の差し込まれた隙間20内の余った空間内にそ
の板状体26に隣接して新たに一の板状体26を差し込
み、かつ、帯状体28を物品上にまたがらせて、さら
に、隣の積み山18同士の隙間20に他の板状体26を
挿入する。
【0013】実施形態の輸送用緩衝材においては、車両
などで物品14を積載して輸送するに際し、積層された
物品14の積み山18の上部から物品14同士の隙間2
0に板状体26を挿入し、さらに積層物品14にその上
から帯状体28を跨がらせて近隣の物品同士の隙間20
に他の板状体26を挿入するので、帯状体28により板
状体26は積載物品14の積み山18同士の隙間20の
上部に留まり下がることがない。したがって、積層状態
の物品は輸送時の揺れで下側部よりも上側部がよく揺れ
てそのままでは上側部同士が当たり易いが、実施形態の
輸送用緩衝材によれば、この上部同士の隙間20に板状
体26が留まるので、物品14同士の当たりおよび荷崩
れが確実になくなる。また、前記隙間20上部に板状体
26が止まるので、輸送中に最も揺れる積み山18の上
部はこの板状体26で安定する。したがって、図1に
「○」を付した物品のように、従来よりもさらに2〜4
段の物品を上乗せして積層できるので、積載効率の向上
(積載効率は10%以上の向上)を図れる。
【0014】なお、実施形態では、物品の積み山毎に輸
送用緩衝材を上から被せるようにして設置することによ
り各隙間に板状体が2枚ずつ位置するようにしていた
が、一つおきの積み山に被せるように輸送用緩衝材を設
置することにより各隙間に板状体が一枚ずつ位置するよ
うにしてもよい。また、板状体は、一対ずつ帯状体で繋
ぐことに限定されず、図2の二点鎖線で示すように、3
以上の板状体を帯状体で連続して繋ぐようにしてもよ
い。また、帯状体は、1条では積み山に跨がらせたとき
に、一点支持であるので板状体がフラつくおそれがある
が、本発明は、帯状体を2条以上で板状体を安定して隙
間上部で保持することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、荷台
に積層した物品同士が当たることを確実に防止して積載
効率を向上させ、かつ、不使用時に邪魔になることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る輸送用緩衝材の設置の
説明図である。
【図2】図1の輸送用緩衝材の詳細説明図である。
【図3】従来の輸送用緩衝材の説明図である。
【符号の説明】
14 物品 18 物品の積み山 20 間隙 26 板状体 28 帯状体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料からなる複数の板状体の一端部
    を互いにテープ状体または紐体などからなる帯状体で連
    結したことを特徴とする輸送用緩衝材。
  2. 【請求項2】 荷台で物品が積層状態になって積まれた
    山が複数並んだ状態であり、帯状体は、この山の配列方
    向の物品の幅以上の長さを有していることを特徴とする
    請求項1に記載の輸送用緩衝材。
  3. 【請求項3】 弾性材料からなる複数の板状体の一端部
    を互いにテープ状体または紐体などからなる帯状体で連
    結した輸送用緩衝材を用いた輸送方法であって、 積層された物品の上部から物品同士の隙間に前記板状体
    を挿入し、さらに積載物品にその上から帯状体を跨がら
    せて近隣の物品同士の隙間に他の板状体を挿入すること
    を特徴とする輸送用緩衝材を用いた輸送方法。
JP11212795A 1999-07-27 1999-07-27 輸送用緩衝材およびそれを用いた輸送方法 Pending JP2001039472A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020138850A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 善一 大渕 緩衝板材保持具

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