JP2001036670A - 発呼機能を有する情報端末及びその制御プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents
発呼機能を有する情報端末及びその制御プログラムが記録された記録媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信料金節約のため発呼を抑制している場合
でも、特定の相手にだけは発呼できるようにし、また、
通信料金の表示が正確に行われるようにする。 【解決手段】 発呼時、主制御部3は、課金情報メモリ
9に記載されている総通信料(総通信度数)が、予め定
められた上限額(規制対象度数)を越えているか否かを
課金情報監視及び発呼抑制部10に判定させる。上限額
を越えていた場合、主制御部3は発呼制御部6に発呼を
禁止させる。但し、主制御部3は電話帳メモリ8におい
て例外設定がなされている相手については、この判定を
行うことなく発呼制御部6に発呼を許可させる。また、
発呼抑制/解除制御部11は、積算期間の開始日に、課
金情報監視及び発呼抑制部10に指示を送り課金情報メ
モリ9に記憶されている総通信料をリセットさせる。
でも、特定の相手にだけは発呼できるようにし、また、
通信料金の表示が正確に行われるようにする。 【解決手段】 発呼時、主制御部3は、課金情報メモリ
9に記載されている総通信料(総通信度数)が、予め定
められた上限額(規制対象度数)を越えているか否かを
課金情報監視及び発呼抑制部10に判定させる。上限額
を越えていた場合、主制御部3は発呼制御部6に発呼を
禁止させる。但し、主制御部3は電話帳メモリ8におい
て例外設定がなされている相手については、この判定を
行うことなく発呼制御部6に発呼を許可させる。また、
発呼抑制/解除制御部11は、積算期間の開始日に、課
金情報監視及び発呼抑制部10に指示を送り課金情報メ
モリ9に記憶されている総通信料をリセットさせる。
Description
【0001】この発明は、発呼機能を有する情報端末及
びその制御プログラムが記録された記録媒体に係り、特
に、発呼者課金機能を有する情報端末及びその制御プロ
グラムが記録された記録媒体に関する。
びその制御プログラムが記録された記録媒体に係り、特
に、発呼者課金機能を有する情報端末及びその制御プロ
グラムが記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、PHS、携帯電話等のメッセージ
発信機能を有する情報端末が爆発的な勢いで普及してい
る。このような情報端末では、便利さのあまり通信頻度
及び通信時間が長くなりがちであり、また、使用料自体
も通常の電話に比べて高めに設定されているため、料金
が過剰に増大しすぎることがある。このため、このよう
な弊害を防止するべく通信料金が過剰に増大することを
抑制する機能を備えた情報端末が開発されている(例え
ば、特開平09−200339号公報等参照)。この通
信料金抑制機能は、例えば、以下のようにして実現され
ている。
発信機能を有する情報端末が爆発的な勢いで普及してい
る。このような情報端末では、便利さのあまり通信頻度
及び通信時間が長くなりがちであり、また、使用料自体
も通常の電話に比べて高めに設定されているため、料金
が過剰に増大しすぎることがある。このため、このよう
な弊害を防止するべく通信料金が過剰に増大することを
抑制する機能を備えた情報端末が開発されている(例え
ば、特開平09−200339号公報等参照)。この通
信料金抑制機能は、例えば、以下のようにして実現され
ている。
【0003】情報端末には携帯電話システムの基地局か
ら課金情報が送られてくるようになっている。情報端末
は、この送られてきた課金情報を利用して、対象単位期
間内のダイヤル発信時の度数を積算する。そして、この
積算値を予め設定された上限度数と比較する。この比較
の結果、積算値が上限度数を超過していた場合には、当
該期間内においてはそれ以上の発信を規制するようにな
っている。なお、対象単位期間とは、通信料金の高低を
評価する単位期間である。上限度数とは、対象単位期間
内における通信料金の上限に対応する度数である。ま
た、積算値に応じた通信料金(積算通信料金)の表示に
おいては、利用者が意識的に積算値をリセットしない限
り、度数の積算がそのまま継続されるようになってい
た。
ら課金情報が送られてくるようになっている。情報端末
は、この送られてきた課金情報を利用して、対象単位期
間内のダイヤル発信時の度数を積算する。そして、この
積算値を予め設定された上限度数と比較する。この比較
の結果、積算値が上限度数を超過していた場合には、当
該期間内においてはそれ以上の発信を規制するようにな
っている。なお、対象単位期間とは、通信料金の高低を
評価する単位期間である。上限度数とは、対象単位期間
内における通信料金の上限に対応する度数である。ま
た、積算値に応じた通信料金(積算通信料金)の表示に
おいては、利用者が意識的に積算値をリセットしない限
り、度数の積算がそのまま継続されるようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には、次のような問題があった。 (1)第1の問題点 上記従来技術は、柔軟性に欠け不便な面があった。ま
た、多様化するサービスニーズに対応出来ないという問
題があった。つまり、上記従来技術では、それまでの積
算値が予め設定された上限度数を超過した場合には、発
信機能全体を抑制し当該期間内にはいかなる発信もでき
ないようになっている。ところが、情報端末の実際の使
用においては、通信料金の増大を無視してでも発信した
い場合(例えば、重要な顧客への発信、緊急用件での発
信)がある。しかし、上記従来技術は一律にすべての発
信を抑制しているためこのような要望に応えることがで
きず、不便であった。また、特定者への通信料金を割り
引くサービス(特定者割引サービス)等の契約サービス
へのアクセスも規制されるため、その契約サービスの利
用拡大を妨げとなることもあった。
来技術には、次のような問題があった。 (1)第1の問題点 上記従来技術は、柔軟性に欠け不便な面があった。ま
た、多様化するサービスニーズに対応出来ないという問
題があった。つまり、上記従来技術では、それまでの積
算値が予め設定された上限度数を超過した場合には、発
信機能全体を抑制し当該期間内にはいかなる発信もでき
ないようになっている。ところが、情報端末の実際の使
用においては、通信料金の増大を無視してでも発信した
い場合(例えば、重要な顧客への発信、緊急用件での発
信)がある。しかし、上記従来技術は一律にすべての発
信を抑制しているためこのような要望に応えることがで
きず、不便であった。また、特定者への通信料金を割り
引くサービス(特定者割引サービス)等の契約サービス
へのアクセスも規制されるため、その契約サービスの利
用拡大を妨げとなることもあった。
【0005】(2)第2の問題点 上記従来技術では、不正確な積算通信料金が表示される
場合があった。ある対象単位期間内の通信料金を正確に
算出するためには、その対象単位期間の開始時に積算値
を初期化しておく必要がある。そして、上記従来技術で
はこの積算値の初期化を利用者によるキー操作に応じて
行うようになっていた。このため、利用者がこの初期化
をし忘れた場合には、その対象単位期間における新たな
度数が前の対象単位期間の積算値にそのまま積算され、
積算通信料金が実際よりも高く表示されてしまってい
た。逆に、対象単位期間の途中に初期化を行った場合に
は、その対象単位期間内のそれまでの積算値が反映され
ず、積算通信料金が実際よりも低く表示されてしまって
いた。
場合があった。ある対象単位期間内の通信料金を正確に
算出するためには、その対象単位期間の開始時に積算値
を初期化しておく必要がある。そして、上記従来技術で
はこの積算値の初期化を利用者によるキー操作に応じて
行うようになっていた。このため、利用者がこの初期化
をし忘れた場合には、その対象単位期間における新たな
度数が前の対象単位期間の積算値にそのまま積算され、
積算通信料金が実際よりも高く表示されてしまってい
た。逆に、対象単位期間の途中に初期化を行った場合に
は、その対象単位期間内のそれまでの積算値が反映され
ず、積算通信料金が実際よりも低く表示されてしまって
いた。
【0006】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
ので、柔軟性の高い通信料金の超過抑制機能を備え、利
便性の高い情報端末装置及びその制御プログラムが記録
された記録媒体を提供することを目的としている。
ので、柔軟性の高い通信料金の超過抑制機能を備え、利
便性の高い情報端末装置及びその制御プログラムが記録
された記録媒体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、発呼機能を有する情報端末
に係り、通信相手の端末を特定した宛先コードの指定を
受け付けるコード指定手段と、前記コード指定手段が指
定を受け付けた宛先コードで特定される相手方の端末と
通信する通信手段と、単数又は複数の例外コードを記憶
する例外コード記憶手段と、予め選定された監視項目の
値を求める検出手段と、抑制条件を備え、前記検出手段
の求めた値が前記抑制条件を満たしているか否かを判定
する抑制条件判定手段と、前記コード指定手段が指定を
受け付けた宛先コードが、前記例外コード記憶手段に記
憶された例外コードのうちのいずれかと一致しているか
否かを判定する例外判定手段と、前記抑制条件判定手段
による判定の結果前記抑制条件が満たされており、且
つ、前記例外判定手段による判定の結果いずれとも一致
していなかった場合には、前記通信手段による発呼を禁
止する禁止手段とを有してなることを特徴としている。
に、請求項1記載の発明は、発呼機能を有する情報端末
に係り、通信相手の端末を特定した宛先コードの指定を
受け付けるコード指定手段と、前記コード指定手段が指
定を受け付けた宛先コードで特定される相手方の端末と
通信する通信手段と、単数又は複数の例外コードを記憶
する例外コード記憶手段と、予め選定された監視項目の
値を求める検出手段と、抑制条件を備え、前記検出手段
の求めた値が前記抑制条件を満たしているか否かを判定
する抑制条件判定手段と、前記コード指定手段が指定を
受け付けた宛先コードが、前記例外コード記憶手段に記
憶された例外コードのうちのいずれかと一致しているか
否かを判定する例外判定手段と、前記抑制条件判定手段
による判定の結果前記抑制条件が満たされており、且
つ、前記例外判定手段による判定の結果いずれとも一致
していなかった場合には、前記通信手段による発呼を禁
止する禁止手段とを有してなることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の情報端末に係り、前記例外コード記憶手段に所望の
例外コードを記憶させる例外コード設定手段を有してな
ることを特徴としている。
載の情報端末に係り、前記例外コード記憶手段に所望の
例外コードを記憶させる例外コード設定手段を有してな
ることを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の情報端末に係り、解除条件を備え、この解除
条件が満たされているか否かを判定し、この判定の結
果、満たされた場合には前記監視項目の値をリセットす
る解除手段を有してなることを特徴としている。
は2記載の情報端末に係り、解除条件を備え、この解除
条件が満たされているか否かを判定し、この判定の結
果、満たされた場合には前記監視項目の値をリセットす
る解除手段を有してなることを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の情
報端末に係り、前記解除条件を指定する解除条件指定手
段を有してなることを特徴としている。
報端末に係り、前記解除条件を指定する解除条件指定手
段を有してなることを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1,2,
3,又は4記載の情報端末に係り、前記検出手段は、前
記監視項目として、通信料に応じた値となる料金指数を
求めるものであり、前記抑制条件判定手段は、予め定め
られた指数上限値を備え、前記検出手段が求めた料金指
数がこの指数上限値を超えたか否かを判定し、この判定
の結果、指数上限値を越えていた場合には前記抑制条件
が満たされていると判定するものであることを特徴とし
ている。
3,又は4記載の情報端末に係り、前記検出手段は、前
記監視項目として、通信料に応じた値となる料金指数を
求めるものであり、前記抑制条件判定手段は、予め定め
られた指数上限値を備え、前記検出手段が求めた料金指
数がこの指数上限値を超えたか否かを判定し、この判定
の結果、指数上限値を越えていた場合には前記抑制条件
が満たされていると判定するものであることを特徴とし
ている。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の情
報端末に係り、前記検出手段は、通信時に送られてくる
所定の指数信号に基づいて料金指数を求めるものである
ことを特徴としている。
報端末に係り、前記検出手段は、通信時に送られてくる
所定の指数信号に基づいて料金指数を求めるものである
ことを特徴としている。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載の情報端末に係り、前記解除条件は、予め定められた
特定の期日に達したことであることを特徴としている。
載の情報端末に係り、前記解除条件は、予め定められた
特定の期日に達したことであることを特徴としている。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項3又は4記
載の情報端末に係り、前記解除条件は、前記通信手段に
よる通信の際に予め指定された特定のデータが送られて
きたことであることを特徴としている。
載の情報端末に係り、前記解除条件は、前記通信手段に
よる通信の際に予め指定された特定のデータが送られて
きたことであることを特徴としている。
【0015】また、請求項9記載の発明は、発呼機能を
有する情報端末に係り、相手の端末と通信する通信手段
と、前記通信手段による通信料を反映した料金指数を求
め、この料金指数を積算することでそれまでの総料金指
数を求める総料金指数算定手段と、初期化条件を備え、
この初期化条件が満たされている否かを判定し、判定の
結果、初期化条件が満たされていた場合には、前記総料
金指数を初期化する初期化手段とを有してなることを特
徴としている。
有する情報端末に係り、相手の端末と通信する通信手段
と、前記通信手段による通信料を反映した料金指数を求
め、この料金指数を積算することでそれまでの総料金指
数を求める総料金指数算定手段と、初期化条件を備え、
この初期化条件が満たされている否かを判定し、判定の
結果、初期化条件が満たされていた場合には、前記総料
金指数を初期化する初期化手段とを有してなることを特
徴としている。
【0016】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の情報端末に係り、前記初期化手段は、日時を刻む
カレンダ手段又は時間を計測するタイマ手段を含んで構
成されたものであり、前記初期化条件は、予め定められ
た期日に達したことであることを特徴としている。
記載の情報端末に係り、前記初期化手段は、日時を刻む
カレンダ手段又は時間を計測するタイマ手段を含んで構
成されたものであり、前記初期化条件は、予め定められ
た期日に達したことであることを特徴としている。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
情報端末に係り、前記初期化手段は、予め定められた認
識データを備えたものであり、前記初期化条件は、前記
通信手段が前記認識データを受信したことであることを
特徴としている。
情報端末に係り、前記初期化手段は、予め定められた認
識データを備えたものであり、前記初期化条件は、前記
通信手段が前記認識データを受信したことであることを
特徴としている。
【0018】また、請求項12記載の発明は、請求項1
1記載の情報端末に係り、前記認識データの設定あるい
は変更を行う認識データ設定手段を有してなることを特
徴としている。
1記載の情報端末に係り、前記認識データの設定あるい
は変更を行う認識データ設定手段を有してなることを特
徴としている。
【0019】請求項13記載の記録媒体は、コンピュー
タに、発呼機能を有する情報端末を制御させる制御プロ
グラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に係り、前記コンピュータに、通信相手の端末を特定
した宛先コードの指定を受け付けるコード指定処理と、
前記コード指定処理が指定を受け付けた宛先コードで特
定される相手方の端末と通信する通信処理と、予め選定
された監視項目の値を求める検出処理と、前記検出処理
の求めた監視項目の値が、予め定められた抑制条件を満
たしているか否かを判定する抑制条件判定処理と、前記
コード指定処理が指定を受け付けた宛先コードが、予め
指定された例外コードと一致しているか否かを判定する
例外判定処理と、前記抑制条件判定処理による判定の結
果前記抑制条件が満たされており、且つ、前記例外判定
処理による判定の結果が不一致であった場合には、前記
通信処理による発呼を禁止する禁止処理とを実行させる
ためのプログラムが記録されたことを特徴としている。
タに、発呼機能を有する情報端末を制御させる制御プロ
グラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に係り、前記コンピュータに、通信相手の端末を特定
した宛先コードの指定を受け付けるコード指定処理と、
前記コード指定処理が指定を受け付けた宛先コードで特
定される相手方の端末と通信する通信処理と、予め選定
された監視項目の値を求める検出処理と、前記検出処理
の求めた監視項目の値が、予め定められた抑制条件を満
たしているか否かを判定する抑制条件判定処理と、前記
コード指定処理が指定を受け付けた宛先コードが、予め
指定された例外コードと一致しているか否かを判定する
例外判定処理と、前記抑制条件判定処理による判定の結
果前記抑制条件が満たされており、且つ、前記例外判定
処理による判定の結果が不一致であった場合には、前記
通信処理による発呼を禁止する禁止処理とを実行させる
ためのプログラムが記録されたことを特徴としている。
【0020】また、請求項14記載の記録媒体は、コン
ピュータに、発呼機能を有する情報端末を制御させる制
御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に係り、前記コンピュータに、相手の端末と通
信する通信処理と、前記通信手段による通信料を反映し
た料金指数を求め、この料金指数を積算することでそれ
までの総料金指数を求める総料金指数算定処理と、初期
化条件が満たされた場合には、前記総料金指数を初期化
する初期化処理とを実行させるためのプログラムが記録
されたことを特徴としている。
ピュータに、発呼機能を有する情報端末を制御させる制
御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に係り、前記コンピュータに、相手の端末と通
信する通信処理と、前記通信手段による通信料を反映し
た料金指数を求め、この料金指数を積算することでそれ
までの総料金指数を求める総料金指数算定処理と、初期
化条件が満たされた場合には、前記総料金指数を初期化
する初期化処理とを実行させるためのプログラムが記録
されたことを特徴としている。
【0021】この発明の作用について説明する。まず、
請求項1乃至8記載の情報端末及び請求項13記載の記
録媒体の作用について述べる。コード指定手段(コード
指定処理)が宛先コードを受け付けた場合、以下の処理
が行われる。検出手段(検出処理)は、監視項目の値を
求める。例えば、通信料に応じた値となる料金指数を、
監視項目としても良い。この場合、料金指数は通信時に
送られてくる所定の指数信号に基づいて求めることがで
きる。
請求項1乃至8記載の情報端末及び請求項13記載の記
録媒体の作用について述べる。コード指定手段(コード
指定処理)が宛先コードを受け付けた場合、以下の処理
が行われる。検出手段(検出処理)は、監視項目の値を
求める。例えば、通信料に応じた値となる料金指数を、
監視項目としても良い。この場合、料金指数は通信時に
送られてくる所定の指数信号に基づいて求めることがで
きる。
【0022】続いて、抑制条件判定手段(抑制条件判定
処理)が、検出手段の求めた値が抑制条件を満たしてい
るか否かを判定する。例えば、検出手段が料金指数を求
めるものである場合には、抑制条件はこの料金指数の上
限値(指数上限値)とすることが考えられる。この場合
には、抑制条件判定手段は、検出手段が求めた料金指数
が指数上限値を超えたか否かを判定することになる。こ
の判定の結果、指数上限値を越えていた場合には抑制条
件が満たされていると判定する。一方、例外判定手段
(例外判定処理)は、コード指定手段が指定を受け付け
た宛先コードが、例外コードのうちのいずれかと一致し
ているか否かを判定する。なお、例外コード設定手段に
よって、所望の例外コードを例外コード記憶手段に記憶
させることができる。
処理)が、検出手段の求めた値が抑制条件を満たしてい
るか否かを判定する。例えば、検出手段が料金指数を求
めるものである場合には、抑制条件はこの料金指数の上
限値(指数上限値)とすることが考えられる。この場合
には、抑制条件判定手段は、検出手段が求めた料金指数
が指数上限値を超えたか否かを判定することになる。こ
の判定の結果、指数上限値を越えていた場合には抑制条
件が満たされていると判定する。一方、例外判定手段
(例外判定処理)は、コード指定手段が指定を受け付け
た宛先コードが、例外コードのうちのいずれかと一致し
ているか否かを判定する。なお、例外コード設定手段に
よって、所望の例外コードを例外コード記憶手段に記憶
させることができる。
【0023】以上の結果、抑制条件が満たされており、
且つ、宛先コードがいずれの例外コードとも一致してい
なかった場合、禁止手段(禁止処理)は通信手段(通信
処理)による発呼を禁止する。
且つ、宛先コードがいずれの例外コードとも一致してい
なかった場合、禁止手段(禁止処理)は通信手段(通信
処理)による発呼を禁止する。
【0024】ところで、解除手段は、解除条件が満たさ
れているか否かを所定のタイミングで判定している。判
定の結果、この解除条件が満たされた場合には監視項目
の値をリセットする。なお、この解除条件は解除条件指
定手段によって指定できるようにしても良い。解除条件
は、例えば、予め定められた特定の期日に達したことで
あってもよい。また、通信手段による通信の際に予め指
定された特定のデータが送られてきたことであってもよ
い。
れているか否かを所定のタイミングで判定している。判
定の結果、この解除条件が満たされた場合には監視項目
の値をリセットする。なお、この解除条件は解除条件指
定手段によって指定できるようにしても良い。解除条件
は、例えば、予め定められた特定の期日に達したことで
あってもよい。また、通信手段による通信の際に予め指
定された特定のデータが送られてきたことであってもよ
い。
【0025】次に請求項9乃至12記載の情報端末及び
請求項14記載の記録媒体の作用について述べる。総料
金指数算定手段(総料金指数算定処理)は、通信手段
(通信処理)による通信料を反映した料金指数を求め
る。さらに、この料金指数を積算することでそれまでの
総料金指数を求める。一方、初期化手段(初期化処理)
は、初期化条件が満たされているか否かを所定のタイミ
ングで判定している。この判定の結果、満たされていた
場合には、総料金指数を初期化する。
請求項14記載の記録媒体の作用について述べる。総料
金指数算定手段(総料金指数算定処理)は、通信手段
(通信処理)による通信料を反映した料金指数を求め
る。さらに、この料金指数を積算することでそれまでの
総料金指数を求める。一方、初期化手段(初期化処理)
は、初期化条件が満たされているか否かを所定のタイミ
ングで判定している。この判定の結果、満たされていた
場合には、総料金指数を初期化する。
【0026】初期化条件は、例えば、予め定められた期
日に達したことであってもよい。この場合には、初期化
手段は、カレンダ手段又はタイマ手段を含んで構成され
ることになる。
日に達したことであってもよい。この場合には、初期化
手段は、カレンダ手段又はタイマ手段を含んで構成され
ることになる。
【0027】また、初期化条件は、通信手段が前記認識
データを受信したことであってもよい。この場合には、
初期化手段は、予め定められた認識データを備えて構成
されることになる。この場合には、認識データの設定あ
るいは変更を行う認識データ設定手段をさらに備えるよ
うにしても良い。
データを受信したことであってもよい。この場合には、
初期化手段は、予め定められた認識データを備えて構成
されることになる。この場合には、認識データの設定あ
るいは変更を行う認識データ設定手段をさらに備えるよ
うにしても良い。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施の形態について説明する。図1は、この発明の
一実施の形態である情報端末の電気的構成を示すブロッ
ク図、図2は、電話帳リストを示す図、図3は、積算テ
ーブルを示す図、図4は、発呼抑制の概要を示す図、図
5は、課金環境を設定する処理を示すフローチャート、
図6は発呼時の処理動作を示すフローチャート、図7
は、積算期間の切り替わり時に発呼抑制を解除する動作
を示すフローチャート、また、図8は、認識番号の受信
時に発呼抑制を解除する動作を示すフローチャートであ
る。
の一実施の形態について説明する。図1は、この発明の
一実施の形態である情報端末の電気的構成を示すブロッ
ク図、図2は、電話帳リストを示す図、図3は、積算テ
ーブルを示す図、図4は、発呼抑制の概要を示す図、図
5は、課金環境を設定する処理を示すフローチャート、
図6は発呼時の処理動作を示すフローチャート、図7
は、積算期間の切り替わり時に発呼抑制を解除する動作
を示すフローチャート、また、図8は、認識番号の受信
時に発呼抑制を解除する動作を示すフローチャートであ
る。
【0029】この実施の形態の情報端末は、通信料金が
予め定めた上限を越えたために発呼を抑制している状態
であっても、予め例外として設定した相手先については
発呼を可能にしたことを主な特徴としている。また、積
算した総通信料金(総通信度数)を予め定められた条件
に従って自動的にリセットすることを主な特徴としてい
る。以下、詳細に説明する。
予め定めた上限を越えたために発呼を抑制している状態
であっても、予め例外として設定した相手先については
発呼を可能にしたことを主な特徴としている。また、積
算した総通信料金(総通信度数)を予め定められた条件
に従って自動的にリセットすることを主な特徴としてい
る。以下、詳細に説明する。
【0030】この情報端末を使用する通信システムの概
要について簡単に説明する。この通信システムにおいて
は、通信中、通信量が1度数増えるごとに、度数が増え
たことを示す信号(度数信号)が基地局から情報端末に
向けて送信されてくるようになっている。また、着信時
には、相手(発呼元)の電話番号を示す情報が送信され
てくるようになっている。
要について簡単に説明する。この通信システムにおいて
は、通信中、通信量が1度数増えるごとに、度数が増え
たことを示す信号(度数信号)が基地局から情報端末に
向けて送信されてくるようになっている。また、着信時
には、相手(発呼元)の電話番号を示す情報が送信され
てくるようになっている。
【0031】度数とは、通信の量を算定するための通信
の単位量であり、通信料金と一意に対応づけられてい
る。この度数を積算することで当該通信に対する通信料
金を算出できる。単位時間当たりの通信料は、この度数
信号が送信されてくる頻度に反映される。つまり、単位
時間当たりの通信料が高い場合には、この度数信号が送
られてくる間隔が短く、逆に、単位時間当たりの通信料
が低い場合には、度数信号が送られてくる間隔が長くな
る。
の単位量であり、通信料金と一意に対応づけられてい
る。この度数を積算することで当該通信に対する通信料
金を算出できる。単位時間当たりの通信料は、この度数
信号が送信されてくる頻度に反映される。つまり、単位
時間当たりの通信料が高い場合には、この度数信号が送
られてくる間隔が短く、逆に、単位時間当たりの通信料
が低い場合には、度数信号が送られてくる間隔が長くな
る。
【0032】次に、図1を参照して、この実施の形態の
情報端末の構成を説明する。この実施の形態の情報端末
は、アンテナ部1、無線部2、主制御部3、キー入力部
4、課金情報制御部5、発呼制御部6、発呼部7、電話
帳メモリ8、課金情報メモリ9、課金情報監視及び発呼
制御部10、発呼抑制/解除制御部11、報知制御部1
2、報知部13及び表示部14を備えて構成されてい
る。
情報端末の構成を説明する。この実施の形態の情報端末
は、アンテナ部1、無線部2、主制御部3、キー入力部
4、課金情報制御部5、発呼制御部6、発呼部7、電話
帳メモリ8、課金情報メモリ9、課金情報監視及び発呼
制御部10、発呼抑制/解除制御部11、報知制御部1
2、報知部13及び表示部14を備えて構成されてい
る。
【0033】アンテナ部1は、無線信号の受信及び送信
を行うためのものである。無線部2は、受信信号の復
調、及び送信信号の変調を行うものである。この無線部
2は、主制御部3からの指示に従って作動するように構
成されている。また、復調した結果を主制御部3へ出力
するように構成されている。
を行うためのものである。無線部2は、受信信号の復
調、及び送信信号の変調を行うものである。この無線部
2は、主制御部3からの指示に従って作動するように構
成されている。また、復調した結果を主制御部3へ出力
するように構成されている。
【0034】キー入力部4は、使用者による操作を受け
付けるためのものであり、テンキー等の各種操作キーを
備えて構成されている。キー入力部4は受け付けた操作
内容を主制御部3へ出力するように構成されている。使
用者はこのキー入力部4を操作することで様々な条件設
定等を行うことができる。この実施の形態では、例え
ば、後述する電話帳リスト80への登録、課金の積算期
間、抑制条件、解除条件等を設定することができるよう
になっている。
付けるためのものであり、テンキー等の各種操作キーを
備えて構成されている。キー入力部4は受け付けた操作
内容を主制御部3へ出力するように構成されている。使
用者はこのキー入力部4を操作することで様々な条件設
定等を行うことができる。この実施の形態では、例え
ば、後述する電話帳リスト80への登録、課金の積算期
間、抑制条件、解除条件等を設定することができるよう
になっている。
【0035】主制御部3は、この情報端末全体を制御統
括するためのものであり、様々な機能、例えば、周辺デ
バイスとのインターフェース制御を行う機能、送受信デ
ータの制御管理を行う機能等を備えている。また、発呼
制御部6へ発呼の許可/禁止を通知する機能、後述する
積算テーブル90へ通信時間を書き込む機能、キー入力
部4から入力された操作に応じて様々な条件(例えば、
解除条件、規制対象度数、電話帳リスト80)を設定す
る機能、相手先番号を発呼部7へ指示する機能等を備え
ている。さらにはタイマ機能、カレンダ機能等も備えて
いる。なお各機能の詳細については後ほど動作説明にお
いて述べることにする。
括するためのものであり、様々な機能、例えば、周辺デ
バイスとのインターフェース制御を行う機能、送受信デ
ータの制御管理を行う機能等を備えている。また、発呼
制御部6へ発呼の許可/禁止を通知する機能、後述する
積算テーブル90へ通信時間を書き込む機能、キー入力
部4から入力された操作に応じて様々な条件(例えば、
解除条件、規制対象度数、電話帳リスト80)を設定す
る機能、相手先番号を発呼部7へ指示する機能等を備え
ている。さらにはタイマ機能、カレンダ機能等も備えて
いる。なお各機能の詳細については後ほど動作説明にお
いて述べることにする。
【0036】課金情報制御部5は、通信中、度数信号が
基地局から送られてきた回数を積算するためのものであ
る。この課金情報制御部5は、通信ごとの積算結果(つ
まり、その通信に対する料金)を課金情報メモリ9へ出
力することで、後述する積算テーブル90を更新するよ
うに構成されている。また、この課金情報制御部5は、
度数と、通信料金とを換算する機能を備えている。この
換算に必要な換算データは、この課金情報制御部5が内
部に有する書き換え可能な不揮発性のメモリ5aに格納
されている。
基地局から送られてきた回数を積算するためのものであ
る。この課金情報制御部5は、通信ごとの積算結果(つ
まり、その通信に対する料金)を課金情報メモリ9へ出
力することで、後述する積算テーブル90を更新するよ
うに構成されている。また、この課金情報制御部5は、
度数と、通信料金とを換算する機能を備えている。この
換算に必要な換算データは、この課金情報制御部5が内
部に有する書き換え可能な不揮発性のメモリ5aに格納
されている。
【0037】発呼部7は、主制御部3から指示された発
呼先の電話番号(発信先電話番号)に応じたトーン信号
を発生させるものである。発呼部7は、この発生させた
トーン信号を、発呼制御部6を介して無線部2へ出力す
るように構成されている。
呼先の電話番号(発信先電話番号)に応じたトーン信号
を発生させるものである。発呼部7は、この発生させた
トーン信号を、発呼制御部6を介して無線部2へ出力す
るように構成されている。
【0038】発呼制御部6は、主制御部3からの指示に
従って、発呼を許可あるいは禁止するものである。具体
的には、発呼を許可する場合には、発呼制御部6は、発
呼部7から入力されたトーン信号をそのまま無線部2へ
出力させるように構成されている。逆に、禁止する場合
には入力されたトーン信号を無線部2へは出力させない
ように構成されている。
従って、発呼を許可あるいは禁止するものである。具体
的には、発呼を許可する場合には、発呼制御部6は、発
呼部7から入力されたトーン信号をそのまま無線部2へ
出力させるように構成されている。逆に、禁止する場合
には入力されたトーン信号を無線部2へは出力させない
ように構成されている。
【0039】電話帳メモリ8は、電話帳リスト80を記
憶するためのものである。電話帳リスト80は、相手の
属性(ここでは、名前)、電話番号等を互いに対応づけ
て、相手先ごとに登録管理するためのものである。この
実施の形態における電話帳リスト80は、図2に示すと
おり、リスト番号欄81と、属性欄82と、電話番号欄
83と、例外設定欄84とを備えて構成されている。当
然ながら、各欄81,82,83,84の内容は、相手
先ごとに互いに対応づけられている。リスト番号欄81
は、リスト番号が格納される欄である。リスト番号と
は、この電話帳リスト80に登録されている電話番号及
び属性情報の組み合わせを特定するための識別コードで
あり登録順に付与されるようになっている。なお、この
リスト番号は、電話帳リスト80と後述する積算テーブ
ル90とを対応づけるために、積算テーブル90でも用
いられている。属性欄82は、この電話帳リストに登録
する相手先に関する属性情報(この図の例では、名前)
が格納される欄である。電話番号欄83は、電話番号が
格納される欄である。例外設定欄84は、例外設定の有
無を格納する欄である。例外設定とは、その積算期間の
度数(通話料金)が別途された上限(規制対象度数)を
越えた場合でも発呼を許可する設定である。図2の例で
は、リスト番号“2”の“星野”だけが例外として設定
されている。
憶するためのものである。電話帳リスト80は、相手の
属性(ここでは、名前)、電話番号等を互いに対応づけ
て、相手先ごとに登録管理するためのものである。この
実施の形態における電話帳リスト80は、図2に示すと
おり、リスト番号欄81と、属性欄82と、電話番号欄
83と、例外設定欄84とを備えて構成されている。当
然ながら、各欄81,82,83,84の内容は、相手
先ごとに互いに対応づけられている。リスト番号欄81
は、リスト番号が格納される欄である。リスト番号と
は、この電話帳リスト80に登録されている電話番号及
び属性情報の組み合わせを特定するための識別コードで
あり登録順に付与されるようになっている。なお、この
リスト番号は、電話帳リスト80と後述する積算テーブ
ル90とを対応づけるために、積算テーブル90でも用
いられている。属性欄82は、この電話帳リストに登録
する相手先に関する属性情報(この図の例では、名前)
が格納される欄である。電話番号欄83は、電話番号が
格納される欄である。例外設定欄84は、例外設定の有
無を格納する欄である。例外設定とは、その積算期間の
度数(通話料金)が別途された上限(規制対象度数)を
越えた場合でも発呼を許可する設定である。図2の例で
は、リスト番号“2”の“星野”だけが例外として設定
されている。
【0040】電話帳メモリ8は書き換え可能な不揮発性
のメモリで構成されており、使用者はキー入力部4を操
作することで電話帳リスト80の内容を必要に応じて表
示、更新することができる。この電話帳リスト80の内
容のうち電話番号欄83と属性欄82、例外設定欄84
とは、使用者がキー入力部4を操作することで、主制御
部3を介して使用者が自由に登録及び変更可能になって
いる。一方、リスト番号欄81については、主制御部3
によって自動的に付与されるように構成されている。こ
の実施の形態では、リスト番号が50まで、つまり50
人分の情報を登録管理できるようになっている。
のメモリで構成されており、使用者はキー入力部4を操
作することで電話帳リスト80の内容を必要に応じて表
示、更新することができる。この電話帳リスト80の内
容のうち電話番号欄83と属性欄82、例外設定欄84
とは、使用者がキー入力部4を操作することで、主制御
部3を介して使用者が自由に登録及び変更可能になって
いる。一方、リスト番号欄81については、主制御部3
によって自動的に付与されるように構成されている。こ
の実施の形態では、リスト番号が50まで、つまり50
人分の情報を登録管理できるようになっている。
【0041】課金情報メモリ9(図1)は、積算テーブ
ル90を記憶保持するためのものであり、主制御部3、
課金情報制御部5及び課金情報監視及び発呼抑制部10
によってアクセスされる構成となっている。この積算テ
ーブル90は、通信時間及び通信度数を記憶するための
ものである。この実施の形態における積算テーブル90
は、図3に示すとおり、互いに対応づけられた、リスト
番号欄91と、通信時間欄92と、通信度数欄93とを
備えている。さらに、積算テーブル90は、総通信時間
欄94及び総通信度数欄95を備えている。リスト番号
欄91は、リスト番号を格納するための欄である。リス
ト番号については、先に電話帳リスト80の説明におい
て述べたとおりである。通信時間欄92は、対応するリ
スト番号で示される相手先との通信時間の積算値を格納
するための欄である。通信度数欄93は、対応するリス
ト番号で示される相手先と通信した度数の積算値を格納
するための欄である。通信度数等を相手先ごとに管理す
るため、欄91,92,93は、相手先ごとに互いに対
応づけられている。例えば、この積算テーブル90にお
けるリスト番号“1”に対応して記憶された通信時間
(例えば、142分)及び通信度数(160)は、電話
帳リスト80におけるリスト番号“1”に対応して記載
されている“飯田”についてのものである。
ル90を記憶保持するためのものであり、主制御部3、
課金情報制御部5及び課金情報監視及び発呼抑制部10
によってアクセスされる構成となっている。この積算テ
ーブル90は、通信時間及び通信度数を記憶するための
ものである。この実施の形態における積算テーブル90
は、図3に示すとおり、互いに対応づけられた、リスト
番号欄91と、通信時間欄92と、通信度数欄93とを
備えている。さらに、積算テーブル90は、総通信時間
欄94及び総通信度数欄95を備えている。リスト番号
欄91は、リスト番号を格納するための欄である。リス
ト番号については、先に電話帳リスト80の説明におい
て述べたとおりである。通信時間欄92は、対応するリ
スト番号で示される相手先との通信時間の積算値を格納
するための欄である。通信度数欄93は、対応するリス
ト番号で示される相手先と通信した度数の積算値を格納
するための欄である。通信度数等を相手先ごとに管理す
るため、欄91,92,93は、相手先ごとに互いに対
応づけられている。例えば、この積算テーブル90にお
けるリスト番号“1”に対応して記憶された通信時間
(例えば、142分)及び通信度数(160)は、電話
帳リスト80におけるリスト番号“1”に対応して記載
されている“飯田”についてのものである。
【0042】欄91,92,93は電話帳リスト80よ
りも1人分多く(例えば、51人分)用意されている。
電話帳リスト80を利用することなく電話番号を、直
接、手動で入力して行った発呼についての通信時間及び
通信度数は、このリスト番号“51”に対応づけて格納
されるように構成されている。
りも1人分多く(例えば、51人分)用意されている。
電話帳リスト80を利用することなく電話番号を、直
接、手動で入力して行った発呼についての通信時間及び
通信度数は、このリスト番号“51”に対応づけて格納
されるように構成されている。
【0043】この積算テーブル90における総通信時間
欄94は、各通信時間欄92の合計値(総通信時間)が
格納される欄である。総通信度数欄95は、各通信度数
欄93の合計値(総通信度数)が格納される欄である。
この実施の形態では、この総通信度数欄95の値が規制
対象度数を越えたか否かに基づいて発呼を抑制するか否
かが判定されている。また、この積算テーブル90(特
に、総通信度数欄95)は、所定の解除条件を満たした
ときに課金情報監視及び発呼制御部10によってリセッ
トされるように構成されている。
欄94は、各通信時間欄92の合計値(総通信時間)が
格納される欄である。総通信度数欄95は、各通信度数
欄93の合計値(総通信度数)が格納される欄である。
この実施の形態では、この総通信度数欄95の値が規制
対象度数を越えたか否かに基づいて発呼を抑制するか否
かが判定されている。また、この積算テーブル90(特
に、総通信度数欄95)は、所定の解除条件を満たした
ときに課金情報監視及び発呼制御部10によってリセッ
トされるように構成されている。
【0044】課金情報監視及び発呼制御部10は、それ
までの総通信度数が、予め設定された規制対象度数を越
えている否かを判定するためのものである。規制対象度
数とは、一積算期間における通信料金の上限値に相当す
る度数である。この規制対象度数は、課金情報監視及び
発呼制御部10は内部に備えられた書き換え可能な不揮
発性のメモリ10に格納される構成となっている。この
規制対象度数は、使用者がキー入力部4を操作すること
で、主制御部3及び課金情報制御部5を介して使用者が
自由に設定、変更可能になっている。一方、判定対象と
なる総通信度数は、この課金情報監視及び発呼制御部1
0が、積算テーブル90の総通信度数欄95を参照する
ことで得るようになっている。この他、この課金情報監
視及び発呼制御部10は、積算テーブル90の内容をリ
セットする機能も備えている。
までの総通信度数が、予め設定された規制対象度数を越
えている否かを判定するためのものである。規制対象度
数とは、一積算期間における通信料金の上限値に相当す
る度数である。この規制対象度数は、課金情報監視及び
発呼制御部10は内部に備えられた書き換え可能な不揮
発性のメモリ10に格納される構成となっている。この
規制対象度数は、使用者がキー入力部4を操作すること
で、主制御部3及び課金情報制御部5を介して使用者が
自由に設定、変更可能になっている。一方、判定対象と
なる総通信度数は、この課金情報監視及び発呼制御部1
0が、積算テーブル90の総通信度数欄95を参照する
ことで得るようになっている。この他、この課金情報監
視及び発呼制御部10は、積算テーブル90の内容をリ
セットする機能も備えている。
【0045】発呼抑制/解除制御部11は、発呼抑制を
解除するか否かを判定するためのものである。発呼抑制
/解除制御部11は、書き換え可能な不揮発性のメモリ
11aを含んで構成されており、このメモリ11aに、
別途設定された解除条件が記憶されるように構成されて
いる。解除条件とは、発呼抑制を解除する条件である。
この実施の形態では、解除条件として、特定の期日(こ
の実施の形態では、積算期間の開始日)、あるいは、所
望の番号(認識番号)を設定可能に構成されている。ま
た、このメモリ11aには、そのときの発呼抑制の状態
を記憶するフラグ等も用意されている。
解除するか否かを判定するためのものである。発呼抑制
/解除制御部11は、書き換え可能な不揮発性のメモリ
11aを含んで構成されており、このメモリ11aに、
別途設定された解除条件が記憶されるように構成されて
いる。解除条件とは、発呼抑制を解除する条件である。
この実施の形態では、解除条件として、特定の期日(こ
の実施の形態では、積算期間の開始日)、あるいは、所
望の番号(認識番号)を設定可能に構成されている。ま
た、このメモリ11aには、そのときの発呼抑制の状態
を記憶するフラグ等も用意されている。
【0046】報知部13は、この情報端末の使用者に着
信を知らせるためのものである。この実施の形態では、
この報知部13として、ブザー、LED、バイブレータ
を備えている。報知制御部12は、主制御部3からの指
示に従って、報知部13の動作を制御するためのもので
ある。表示部14は、主制御部3からの指示に従って各
種情報を表示するためのものである。この実施の形態で
は、各種条件の設定等は、この表示部14に表示された
メニューを選択することで、また、表示されたメッセー
ジに従って入力を行うことで可能に構成されている。こ
の実施の形態では、メニューとして、例えば、“課金環
境設定”が設けられている。このメニュー“課金環境設
定”を選択することで、後述する課金環境を設定するた
めの処理動作(図5)が開始される。この表示部14へ
の表示は、主制御部3からの指示に従ってなされる構成
となっている。
信を知らせるためのものである。この実施の形態では、
この報知部13として、ブザー、LED、バイブレータ
を備えている。報知制御部12は、主制御部3からの指
示に従って、報知部13の動作を制御するためのもので
ある。表示部14は、主制御部3からの指示に従って各
種情報を表示するためのものである。この実施の形態で
は、各種条件の設定等は、この表示部14に表示された
メニューを選択することで、また、表示されたメッセー
ジに従って入力を行うことで可能に構成されている。こ
の実施の形態では、メニューとして、例えば、“課金環
境設定”が設けられている。このメニュー“課金環境設
定”を選択することで、後述する課金環境を設定するた
めの処理動作(図5)が開始される。この表示部14へ
の表示は、主制御部3からの指示に従ってなされる構成
となっている。
【0047】なお、上述した主制御部3、課金情報制御
部5、課金情報監視及び発呼制御部10、発呼抑制/解
除制御部11等は、所定のプログラム、データなどが格
納されたメモリと、このメモリに格納されたプログラム
を実行することで様々な機能を実現するプロセッサとを
含んで構成されている。また、この情報端末は、他の装
置と接続するための接続端子を備えている。これらのメ
モリに格納されたプログラム等は、この情報端末をパー
ソナルコンピュータ等に接続して書き換え可能に構成さ
れている。したがって、新たな制御プログラム及びこれ
を書き換えるためのプログラム等をCD−ROM等の媒
体に記憶して配布すれば、使用者は常に最新の制御プロ
グラム、あるいは、用途に応じた最適な制御プログラム
を用いてこの情報端末を作動させることができる。この
他、図面上明らかではないが、この情報端末は、スピー
カ、マイク等を備えている。
部5、課金情報監視及び発呼制御部10、発呼抑制/解
除制御部11等は、所定のプログラム、データなどが格
納されたメモリと、このメモリに格納されたプログラム
を実行することで様々な機能を実現するプロセッサとを
含んで構成されている。また、この情報端末は、他の装
置と接続するための接続端子を備えている。これらのメ
モリに格納されたプログラム等は、この情報端末をパー
ソナルコンピュータ等に接続して書き換え可能に構成さ
れている。したがって、新たな制御プログラム及びこれ
を書き換えるためのプログラム等をCD−ROM等の媒
体に記憶して配布すれば、使用者は常に最新の制御プロ
グラム、あるいは、用途に応じた最適な制御プログラム
を用いてこの情報端末を作動させることができる。この
他、図面上明らかではないが、この情報端末は、スピー
カ、マイク等を備えている。
【0048】次に、この実施の形態の情報端末の操作及
び動作について詳細に説明する。まず、図4を参照し
て、この実施の形態の情報端末による発呼抑制の概要を
説明する。図4の例では、積算期間の開始日が当月の2
1日、終了日が翌月20日に設定されているものとす
る。規制対象度数は50度に設定されているものとす
る。また、発呼抑制は、積算期間の切り替わり時に解除
されるものとする。
び動作について詳細に説明する。まず、図4を参照し
て、この実施の形態の情報端末による発呼抑制の概要を
説明する。図4の例では、積算期間の開始日が当月の2
1日、終了日が翌月20日に設定されているものとす
る。規制対象度数は50度に設定されているものとす
る。また、発呼抑制は、積算期間の切り替わり時に解除
されるものとする。
【0049】図4において積算テーブル90の内容が5
月21日に一旦リセットされたうえで、総通信度数等の
加算が新たに開始される。5月21日以降、通信を行う
度ごとに総通信度数が増大してゆく。そして、6月15
日に総通信度数が規制対象度数に達する。したがって、
これ以降は、電話帳リスト80において例外として設定
されている相手先を除き、発呼が抑制されることにな
る。新たな積算期間の開始日である6月21日に再び積
算テーブル90の内容が自動的にリセットされる。これ
により発呼の抑制が解除されて、再び、すべての相手先
への発呼が可能になる。
月21日に一旦リセットされたうえで、総通信度数等の
加算が新たに開始される。5月21日以降、通信を行う
度ごとに総通信度数が増大してゆく。そして、6月15
日に総通信度数が規制対象度数に達する。したがって、
これ以降は、電話帳リスト80において例外として設定
されている相手先を除き、発呼が抑制されることにな
る。新たな積算期間の開始日である6月21日に再び積
算テーブル90の内容が自動的にリセットされる。これ
により発呼の抑制が解除されて、再び、すべての相手先
への発呼が可能になる。
【0050】次に、図5を参照して、課金環境を設定す
る際の具体的な操作方法及び処理動作について説明す
る。課金環境を設定するための処理(課金環境設定処
理)は、表示部14に表示された各種メニューの中から
“課金環境設定”を選択することで開始される。この選
択は、使用者がキー入力部4を操作することで行われ
る。
る際の具体的な操作方法及び処理動作について説明す
る。課金環境を設定するための処理(課金環境設定処
理)は、表示部14に表示された各種メニューの中から
“課金環境設定”を選択することで開始される。この選
択は、使用者がキー入力部4を操作することで行われ
る。
【0051】以下、図4を参照して、この課金環境設定
処理について詳述する。課金環境設定処理が開始される
と、まず、積算期間の設定処理が行われる(ステップS
102)。具体的には、まず、主制御部3は、表示部1
4に、積算する期間に関する情報(開始日、締め日)の
入力を求める表示を行わせる。これに応じて、使用者
が、キー入力部4を操作することで所望の期間(開始
日、締め日)を指定する。すると、主制御部3は、この
入力された積算期間の情報を発呼抑制/解除制御部11
のメモリ11aへ登録する。例えば、開始日=15日、
締め日=14日というように設定した場合、当月の15
日から来月の14日締めの1ヶ月間単位で積算を行うこ
とになる。
処理について詳述する。課金環境設定処理が開始される
と、まず、積算期間の設定処理が行われる(ステップS
102)。具体的には、まず、主制御部3は、表示部1
4に、積算する期間に関する情報(開始日、締め日)の
入力を求める表示を行わせる。これに応じて、使用者
が、キー入力部4を操作することで所望の期間(開始
日、締め日)を指定する。すると、主制御部3は、この
入力された積算期間の情報を発呼抑制/解除制御部11
のメモリ11aへ登録する。例えば、開始日=15日、
締め日=14日というように設定した場合、当月の15
日から来月の14日締めの1ヶ月間単位で積算を行うこ
とになる。
【0052】この積算期間の設定処理(ステップS10
2)が終わると、主制御部3は、続いて、この後の設定
項目の選択を求める表示を表示部14に行わせる。これ
に応じて、使用者がいずれかを選択すると、主制御部3
は選択された項目の設定処理を実行する(ステップS1
04)。ここでは、発呼の抑制条件の設定と、解除条件
の設定と、キャンセルとのうちのいずれかを選択するよ
うになっている。抑制処理条件の設定が選択された場合
には、主制御部3は、ステップS106〜ステップS1
10の処理を実行する。一方、解除条件の設定が選択さ
れた場合には、ステップS112〜ステップS122の
処理を実行する。キャンセルが選択された場合には、そ
のまま課金環境設定処理を終了する。
2)が終わると、主制御部3は、続いて、この後の設定
項目の選択を求める表示を表示部14に行わせる。これ
に応じて、使用者がいずれかを選択すると、主制御部3
は選択された項目の設定処理を実行する(ステップS1
04)。ここでは、発呼の抑制条件の設定と、解除条件
の設定と、キャンセルとのうちのいずれかを選択するよ
うになっている。抑制処理条件の設定が選択された場合
には、主制御部3は、ステップS106〜ステップS1
10の処理を実行する。一方、解除条件の設定が選択さ
れた場合には、ステップS112〜ステップS122の
処理を実行する。キャンセルが選択された場合には、そ
のまま課金環境設定処理を終了する。
【0053】先に述べたとおり、ステップS104で発
呼の抑制条件の設定が選択された場合、主制御部3は、
通信料金の上限額の設定処理を行う(ステップS10
6)。この上限額の設定処理は、具体的には、以下のよ
うにして行われる。すなわち、主制御部3は、表示部1
4に、その積算期間における通信料金の上限の設定を求
める表示を行わせる。この求めに応じて、使用者がキー
入力部4を用いて所望の金額を入力する。すると、主制
御部3はこの金額を課金情報制御部5に通知する。課金
情報制御部5は、この金額を通信の度数に換算し、その
換算結果を規制対象度数として課金情報監視及び発呼抑
制部10に記憶させる。
呼の抑制条件の設定が選択された場合、主制御部3は、
通信料金の上限額の設定処理を行う(ステップS10
6)。この上限額の設定処理は、具体的には、以下のよ
うにして行われる。すなわち、主制御部3は、表示部1
4に、その積算期間における通信料金の上限の設定を求
める表示を行わせる。この求めに応じて、使用者がキー
入力部4を用いて所望の金額を入力する。すると、主制
御部3はこの金額を課金情報制御部5に通知する。課金
情報制御部5は、この金額を通信の度数に換算し、その
換算結果を規制対象度数として課金情報監視及び発呼抑
制部10に記憶させる。
【0054】上限額の設定処理(ステップS106)の
完了後、主制御部3は、続いて発呼抑制の例外設定を行
うか否かを使用者に確認する(ステップS108)。こ
の確認は、具体的には、以下のようにして行われる。す
なわち、主制御部3が、発呼抑制の例外設定を行うか否
かの選択を求めるメッセージを表示部14に表示させ
る。これに応じて使用者がいずれかを選択する入力操作
を行う。すると、主制御部3はこの入力操作の内容を判
定することで、発呼抑制の例外設定を行うか否かを判断
する。このステップS108における確認の結果、発呼
抑制の例外設定を行わない場合には、そのまま課金環境
設定処理を終了する。一方、発呼抑制の例外設定を行う
場合には、ステップS110へ進み発呼抑制の例外設定
処理を開始する。
完了後、主制御部3は、続いて発呼抑制の例外設定を行
うか否かを使用者に確認する(ステップS108)。こ
の確認は、具体的には、以下のようにして行われる。す
なわち、主制御部3が、発呼抑制の例外設定を行うか否
かの選択を求めるメッセージを表示部14に表示させ
る。これに応じて使用者がいずれかを選択する入力操作
を行う。すると、主制御部3はこの入力操作の内容を判
定することで、発呼抑制の例外設定を行うか否かを判断
する。このステップS108における確認の結果、発呼
抑制の例外設定を行わない場合には、そのまま課金環境
設定処理を終了する。一方、発呼抑制の例外設定を行う
場合には、ステップS110へ進み発呼抑制の例外設定
処理を開始する。
【0055】ステップS110において、主制御部3
は、発呼抑制の例外となる宛先を設定する処理を行う。
例外となる宛先は、電話帳リスト80に登録されている
相手先の中から選択することで行う。すなわち、主制御
部3は電話帳リスト80に登録されている電話番号及び
その属性情報を表示部14に表示させる。使用者はこの
表示を見ながら、例外として設定することを望む相手を
選択する。すると、主制御部3はこの選択内容に応じ
て、電話帳リスト80における例外設定欄84を設定す
る。図2の例では、リスト番号“4”の“星野”だけが
例外として設定されている。それまで発呼抑制の例外と
して設定されていた相手を、例外からはずして発呼抑制
の対象とすることもできる。このステップS110の後
は、課金環境設定の処理を終了する。
は、発呼抑制の例外となる宛先を設定する処理を行う。
例外となる宛先は、電話帳リスト80に登録されている
相手先の中から選択することで行う。すなわち、主制御
部3は電話帳リスト80に登録されている電話番号及び
その属性情報を表示部14に表示させる。使用者はこの
表示を見ながら、例外として設定することを望む相手を
選択する。すると、主制御部3はこの選択内容に応じ
て、電話帳リスト80における例外設定欄84を設定す
る。図2の例では、リスト番号“4”の“星野”だけが
例外として設定されている。それまで発呼抑制の例外と
して設定されていた相手を、例外からはずして発呼抑制
の対象とすることもできる。このステップS110の後
は、課金環境設定の処理を終了する。
【0056】先に述べたとおり、ステップS104にお
いて解除条件の設定が選択された場合には、ステップS
112〜ステップS124の処理を実行する。
いて解除条件の設定が選択された場合には、ステップS
112〜ステップS124の処理を実行する。
【0057】主制御部3は、使用者に発呼抑制を解除す
る方式(解除方式)を選択させるべく、表示部14に所
定の表示を行わせる。これに応じて、使用者がいずれか
を選択すると、主制御部3はその選択に応じた処理を実
行する(ステップS112)。この実施の形態では解除
方式として、期日方式と、認識番号方式とが用意されて
いる。期日方式とは、積算期間の開始日(積算期間の切
り替わり時)に積算テーブル90の内容をリセットする
ことで発呼の抑制を解除する方式である。認識番号方式
とは、着信時、予め設定された認識番号が基地から送ら
れてきた場合には積算テーブル90の内容をリセットす
ることで発呼の抑制を解除する方式である。
る方式(解除方式)を選択させるべく、表示部14に所
定の表示を行わせる。これに応じて、使用者がいずれか
を選択すると、主制御部3はその選択に応じた処理を実
行する(ステップS112)。この実施の形態では解除
方式として、期日方式と、認識番号方式とが用意されて
いる。期日方式とは、積算期間の開始日(積算期間の切
り替わり時)に積算テーブル90の内容をリセットする
ことで発呼の抑制を解除する方式である。認識番号方式
とは、着信時、予め設定された認識番号が基地から送ら
れてきた場合には積算テーブル90の内容をリセットす
ることで発呼の抑制を解除する方式である。
【0058】使用者が期日方式を選択していた場合、主
制御部3は、積算期間の開始日を解除条件として設定す
る(ステップS114)。この結果、これ以後、積算期
間の切り替わり時に、積算テーブル90の内容がリセッ
トされることになる。なお、この解除条件は、発呼抑制
/解除制御部11のメモリ11aに保持されている。こ
の後は、課金環境設定処理を終了する。
制御部3は、積算期間の開始日を解除条件として設定す
る(ステップS114)。この結果、これ以後、積算期
間の切り替わり時に、積算テーブル90の内容がリセッ
トされることになる。なお、この解除条件は、発呼抑制
/解除制御部11のメモリ11aに保持されている。こ
の後は、課金環境設定処理を終了する。
【0059】一方、ステップS112において使用者が
認識番号方式を選択していた場合、主制御部3は、着信
時、解除条件として設定されている番号(認識番号)が
送られてきた場合に積算テーブル90の内容をリセット
するように制御内容を設定する(ステップS116)。
認識番号方式を選択していた場合、主制御部3は、着信
時、解除条件として設定されている番号(認識番号)が
送られてきた場合に積算テーブル90の内容をリセット
するように制御内容を設定する(ステップS116)。
【0060】続いて、主制御部3は認識番号(解除条
件)がメモリ11aに既に登録されているか否かを判定
する(ステップS118)。
件)がメモリ11aに既に登録されているか否かを判定
する(ステップS118)。
【0061】判定の結果、登録されていない場合には、
認識番号の新規登録処理を行う(ステップS120)。
すなわち、主制御部3は、認識番号として登録すること
を望む番号の入力を促すメッセージを表示部14に表示
させるとともに、使用者による番号の入力を受け付け
る。番号の入力を受け付けた場合には、主制御部3はそ
の番号を認識番号(抑制条件)としてメモリ11aに登
録する。そして、その後、課金環境設定処理を終了す
る。
認識番号の新規登録処理を行う(ステップS120)。
すなわち、主制御部3は、認識番号として登録すること
を望む番号の入力を促すメッセージを表示部14に表示
させるとともに、使用者による番号の入力を受け付け
る。番号の入力を受け付けた場合には、主制御部3はそ
の番号を認識番号(抑制条件)としてメモリ11aに登
録する。そして、その後、課金環境設定処理を終了す
る。
【0062】ステップS118における判定の結果、既
に認識番号が登録されている場合には、認識番号の確認
及び変更処理を行う(ステップS122)。すなわち、
主制御部3は認識番号を変更するか否かを確認するメッ
セージを表示部14に表示させるとともに、使用者によ
る選択入力を受け付ける。変更する場合、主制御部3は
新たな認識番号の入力を促すメッセージを表示部14に
表示させるとともに、使用者による番号の入力を受け付
ける。番号の入力を受け付けた場合には、主制御部3は
その番号を新たな認識番号(抑制条件)としてメモリ1
1aに登録する。そして、その後、課金環境設定処理を
終了する。なお、認識番号を変更しない場合には、その
まま課金環境設定処理を終了する。
に認識番号が登録されている場合には、認識番号の確認
及び変更処理を行う(ステップS122)。すなわち、
主制御部3は認識番号を変更するか否かを確認するメッ
セージを表示部14に表示させるとともに、使用者によ
る選択入力を受け付ける。変更する場合、主制御部3は
新たな認識番号の入力を促すメッセージを表示部14に
表示させるとともに、使用者による番号の入力を受け付
ける。番号の入力を受け付けた場合には、主制御部3は
その番号を新たな認識番号(抑制条件)としてメモリ1
1aに登録する。そして、その後、課金環境設定処理を
終了する。なお、認識番号を変更しない場合には、その
まま課金環境設定処理を終了する。
【0063】次に、図6を参照して発呼時の処理動作に
ついて説明する。主制御部3は、通常、使用者からの操
作入力あるいは着信を待って待機状態となっている。電
話をかけたい場合、まず、使用者はキー入力部4を操作
することで、電話番号の指定方式を選択する。この電話
番号の指定方式の選択がなされた場合、主制御部3はそ
の選択内容を確認する(ステップS202)。ここで
は、電話番号の指定方法としては、電話帳リスト80に
記載されている名前(あるいは電話番号)のなかから相
手を選択する方式(リスト方式)と、相手の電話番号を
直接入力する方式(手動方式)との2種類がある。
ついて説明する。主制御部3は、通常、使用者からの操
作入力あるいは着信を待って待機状態となっている。電
話をかけたい場合、まず、使用者はキー入力部4を操作
することで、電話番号の指定方式を選択する。この電話
番号の指定方式の選択がなされた場合、主制御部3はそ
の選択内容を確認する(ステップS202)。ここで
は、電話番号の指定方法としては、電話帳リスト80に
記載されている名前(あるいは電話番号)のなかから相
手を選択する方式(リスト方式)と、相手の電話番号を
直接入力する方式(手動方式)との2種類がある。
【0064】ステップS202における確認の結果、手
動方式が選択されていた場合には、電話番号の手動入力
を受け付ける(ステップS204)。具体的には、表示
部14に電話番号の入力を促す表示を行わせる。これに
応じて使用者によって電話番号が入力されると、これを
受け付けて発信先番号として設定する。この後は、ステ
ップS208へ進む。
動方式が選択されていた場合には、電話番号の手動入力
を受け付ける(ステップS204)。具体的には、表示
部14に電話番号の入力を促す表示を行わせる。これに
応じて使用者によって電話番号が入力されると、これを
受け付けて発信先番号として設定する。この後は、ステ
ップS208へ進む。
【0065】一方、ステップS202における確認の結
果、リスト方式が選択されていた場合には、電話帳リス
ト80上での電話番号の指定を受け付ける(ステップS
206)。具体的には、主制御部3は電話帳リスト80
に記載されている情報のうち名前(属性欄82)を表示
部14に表示させる。これに応じて使用者は、この表示
されている名前のうちのいずれかを選択する。すると、
主制御部3はこの選択された名前に対応して登録されて
いる電話番号を、発信先番号として設定する。この後
は、ステップS208へ進む。
果、リスト方式が選択されていた場合には、電話帳リス
ト80上での電話番号の指定を受け付ける(ステップS
206)。具体的には、主制御部3は電話帳リスト80
に記載されている情報のうち名前(属性欄82)を表示
部14に表示させる。これに応じて使用者は、この表示
されている名前のうちのいずれかを選択する。すると、
主制御部3はこの選択された名前に対応して登録されて
いる電話番号を、発信先番号として設定する。この後
は、ステップS208へ進む。
【0066】ステップS208において主制御部3は、
ステップS204あるいはステップS206で指定され
た発信先番号が、発呼抑制の例外として設定されている
か否かを判定する。この判定は具体的には、このときの
発信先番号が、電話帳リスト80において例外として設
定されている電話番号のいずれかと一致するか否かを判
定することで行う。
ステップS204あるいはステップS206で指定され
た発信先番号が、発呼抑制の例外として設定されている
か否かを判定する。この判定は具体的には、このときの
発信先番号が、電話帳リスト80において例外として設
定されている電話番号のいずれかと一致するか否かを判
定することで行う。
【0067】ステップS208における判定の結果、例
外として設定されていた場合には、ステップS210へ
進む。ステップS210において主制御部3は発呼する
べく各部を作動させる。すなわち、主制御部3は発呼制
御部6に対して発呼を許可する通知をした上で、発呼部
7を作動させる。すると、発呼部7は、このときの発信
先番号に応じたトーン信号を生成させる。発呼制御部6
は、このトーン信号を遮断することなくそのまま無線部
2へと出力させる。無線部2はこのトーン信号を変調し
た上で、アンテナ部1を通じて基地局へ向けて発呼す
る。図2の例では、例外として設定されているリスト番
号“4”の“星野”だけがこのようにして発呼されるこ
とになる。
外として設定されていた場合には、ステップS210へ
進む。ステップS210において主制御部3は発呼する
べく各部を作動させる。すなわち、主制御部3は発呼制
御部6に対して発呼を許可する通知をした上で、発呼部
7を作動させる。すると、発呼部7は、このときの発信
先番号に応じたトーン信号を生成させる。発呼制御部6
は、このトーン信号を遮断することなくそのまま無線部
2へと出力させる。無線部2はこのトーン信号を変調し
た上で、アンテナ部1を通じて基地局へ向けて発呼す
る。図2の例では、例外として設定されているリスト番
号“4”の“星野”だけがこのようにして発呼されるこ
とになる。
【0068】この後、相手先と回線が繋がると、課金情
報制御部5は度数積算処理を開始する(ステップS21
2)。すなわち、課金情報制御部5は基地局から順次送
られてくる度数信号を積算してゆく。通信中、主制御部
3は通信が終了したか否かを常に監視している(ステッ
プS214)。そして、通信終了後は、課金情報制御部
5に、その積算結果に基づいて積算テーブル90を更新
させる(ステップS216)。同様に、通信中、主制御
部3も通信時間を計測しており、その計測結果に基づい
て、積算テーブル90を更新する。なお、積算テーブル
90の更新は、個別の相手先ごとの通信時間欄92、通
信度数欄93のみならず、総通信時間欄94、総通信度
数欄95についても行われる。この後は、処理動作を終
了する。そして、再びなんらかの操作入力あるいは着信
を待つ待機状態へと戻る。
報制御部5は度数積算処理を開始する(ステップS21
2)。すなわち、課金情報制御部5は基地局から順次送
られてくる度数信号を積算してゆく。通信中、主制御部
3は通信が終了したか否かを常に監視している(ステッ
プS214)。そして、通信終了後は、課金情報制御部
5に、その積算結果に基づいて積算テーブル90を更新
させる(ステップS216)。同様に、通信中、主制御
部3も通信時間を計測しており、その計測結果に基づい
て、積算テーブル90を更新する。なお、積算テーブル
90の更新は、個別の相手先ごとの通信時間欄92、通
信度数欄93のみならず、総通信時間欄94、総通信度
数欄95についても行われる。この後は、処理動作を終
了する。そして、再びなんらかの操作入力あるいは着信
を待つ待機状態へと戻る。
【0069】一方、ステップS208における判定の結
果、この時の発信先番号が例外として設定されていなか
った場合は、ステップS218へ進む。ステップS21
8において、課金情報監視及び発呼抑制制御部10はそ
の時点での総通信度数が規制対象度数を越えているか否
かを判定する。そして、その判定結果を、発呼抑制/解
除制御部11のメモリ11aに書き込む。なお、この判
定に必要な総通信度数は、積算テーブル90の総通信度
数欄95を参照することで得ている。主制御部3は、こ
のメモリ11aのフラグを参照することで、総通信度数
が規制対象度数を超えているか否か、すなわち発呼を抑
制すべきか否かを確認する。
果、この時の発信先番号が例外として設定されていなか
った場合は、ステップS218へ進む。ステップS21
8において、課金情報監視及び発呼抑制制御部10はそ
の時点での総通信度数が規制対象度数を越えているか否
かを判定する。そして、その判定結果を、発呼抑制/解
除制御部11のメモリ11aに書き込む。なお、この判
定に必要な総通信度数は、積算テーブル90の総通信度
数欄95を参照することで得ている。主制御部3は、こ
のメモリ11aのフラグを参照することで、総通信度数
が規制対象度数を超えているか否か、すなわち発呼を抑
制すべきか否かを確認する。
【0070】ステップS218における確認の結果、そ
の時点での総通信度数が規制対象度数を超えていなかっ
た場合には、ステップS210〜ステップS216の処
理を行う。これらについては既に述べたとおりである。
の時点での総通信度数が規制対象度数を超えていなかっ
た場合には、ステップS210〜ステップS216の処
理を行う。これらについては既に述べたとおりである。
【0071】一方、ステップS218における確認の結
果、その時点での総通信度数が規制対象度数を超えてい
た場合(すなわち、発呼を抑制すべき場合)には、ステ
ップS220へ進む。ステップS220において、主制
御部3は各部を制御して発呼を抑制させる。この場合の
基本的な処理動作は、ステップS210における動作と
同様である。但し、この場合には、主制御部3は発呼制
御部6に対して発呼を禁止する通知を行う。これを受け
た発呼制御部6は、発呼部7から入力されたトーン信号
を遮断する。この結果、発呼は抑制されることになる。
この後は、処理動作を終了する。そして、なんらかの操
作入力あるいは着信を待つ待機状態へと戻る。
果、その時点での総通信度数が規制対象度数を超えてい
た場合(すなわち、発呼を抑制すべき場合)には、ステ
ップS220へ進む。ステップS220において、主制
御部3は各部を制御して発呼を抑制させる。この場合の
基本的な処理動作は、ステップS210における動作と
同様である。但し、この場合には、主制御部3は発呼制
御部6に対して発呼を禁止する通知を行う。これを受け
た発呼制御部6は、発呼部7から入力されたトーン信号
を遮断する。この結果、発呼は抑制されることになる。
この後は、処理動作を終了する。そして、なんらかの操
作入力あるいは着信を待つ待機状態へと戻る。
【0072】次に、図7及び図8を参照して、発呼抑制
を解除する処理動作について説明する。発呼抑制の解除
は、基本的には積算テーブル90の内容をリセットする
ことで行われる。しかし、このリセットが行われるタイ
ミングは、解除条件としてどのような条件が設定されて
いるかによって異なる。したがって、ここでは、積算期
間に基づいた解除条件(積算期間の開始日)が設定がさ
れている場合と、認識番号に基づいた解除条件が設定さ
れている場合とに分けて説明を行う。なお、この解除条
件は、上記したように、図5のステップS112〜ステ
ップS122によって設定されたものである。
を解除する処理動作について説明する。発呼抑制の解除
は、基本的には積算テーブル90の内容をリセットする
ことで行われる。しかし、このリセットが行われるタイ
ミングは、解除条件としてどのような条件が設定されて
いるかによって異なる。したがって、ここでは、積算期
間に基づいた解除条件(積算期間の開始日)が設定がさ
れている場合と、認識番号に基づいた解除条件が設定さ
れている場合とに分けて説明を行う。なお、この解除条
件は、上記したように、図5のステップS112〜ステ
ップS122によって設定されたものである。
【0073】まず、積算期間に基づいた解除条件(積算
期間の開始日)が設定がされている場合における、発呼
抑制を解除する動作を図7を用いて説明する。
期間の開始日)が設定がされている場合における、発呼
抑制を解除する動作を図7を用いて説明する。
【0074】発呼抑制/解除制御部11は、メモリ11
aに格納されている解除条件(ここでは、積算期間の開
始日)を確認する(ステップS302)。また、主制御
部3が内部に有するカレンダ機能を利用してその時点で
の日付を確認する(ステップS304)。そして、発呼
抑制/解除制御部11は、その時点での日付が、この解
除条件(積算期間の開始日)と一致しているか否か、す
なわち新たな積算期間に切り替わったか否かを判定する
(ステップS306)。この判定の結果、過ぎていた場
合には、課金情報監視及び発呼抑制部10に指示を出し
て積算テーブル90をリセットする(ステップS30
8)。これにより発呼抑制が解除されることとなる。し
たがって、再び総通信度数(総通信度数欄95)が規制
対象度数を超えるまではすべての相手先に対して発呼が
許可される。
aに格納されている解除条件(ここでは、積算期間の開
始日)を確認する(ステップS302)。また、主制御
部3が内部に有するカレンダ機能を利用してその時点で
の日付を確認する(ステップS304)。そして、発呼
抑制/解除制御部11は、その時点での日付が、この解
除条件(積算期間の開始日)と一致しているか否か、す
なわち新たな積算期間に切り替わったか否かを判定する
(ステップS306)。この判定の結果、過ぎていた場
合には、課金情報監視及び発呼抑制部10に指示を出し
て積算テーブル90をリセットする(ステップS30
8)。これにより発呼抑制が解除されることとなる。し
たがって、再び総通信度数(総通信度数欄95)が規制
対象度数を超えるまではすべての相手先に対して発呼が
許可される。
【0075】なお、この図7に示した処理は、この情報
端末の電源が投入されてから常に十分に短いサイクルで
実行されている。したがって、ステップS306におい
て、Yesと判定されることなく開始日が過ぎてしまう
ことはない。
端末の電源が投入されてから常に十分に短いサイクルで
実行されている。したがって、ステップS306におい
て、Yesと判定されることなく開始日が過ぎてしまう
ことはない。
【0076】次に、認識番号に基づいた解除条件が設定
がされている場合における、発呼抑制を解除する動作を
図8を用いて説明する。主制御部3は、通常、使用者か
らの操作入力あるいは着信を待って待機状態となってい
る。この状態において着信が検出された場合、主制御部
3は何らかの情報(ここでは、発信元の電話番号)が送
られてきているか否かを確認する(ステップS40
2)。この確認の結果、何らの情報も送られてきていな
ければ、そのまま、主制御部3は着信の発生を使用者に
報せるべく報知部13を作動させる(ステップS40
4)。
がされている場合における、発呼抑制を解除する動作を
図8を用いて説明する。主制御部3は、通常、使用者か
らの操作入力あるいは着信を待って待機状態となってい
る。この状態において着信が検出された場合、主制御部
3は何らかの情報(ここでは、発信元の電話番号)が送
られてきているか否かを確認する(ステップS40
2)。この確認の結果、何らの情報も送られてきていな
ければ、そのまま、主制御部3は着信の発生を使用者に
報せるべく報知部13を作動させる(ステップS40
4)。
【0077】一方、何らかの情報が送られてきていた場
合、主制御部3は送られてきた情報を発呼抑制/解除制
御部11に通知する。すると、この発呼抑制/解除制御
部11は、この情報と、解除条件(ここでは、メモリ1
1aに設定されている認識番号)とが一致するか否かを
判定する(ステップS406)。判定の結果、両者が一
致していなければ、ステップS404へ進み、報知部1
3を作動させる。一方、判定の結果、両者が一致してい
た場合には、発呼抑制/解除制御部11は課金情報監視
及び発呼抑制部10に指示を出して積算テーブル90を
リセットする。これにより発呼抑制が解除されることと
なる。したがって、再び総通信度数(総通信度数欄9
5)が規制対象度数を超えるまではすべての相手先に対
して発呼が許可される。なお、この図8に示した処理は
着信が検出されたときにだけ実行される。
合、主制御部3は送られてきた情報を発呼抑制/解除制
御部11に通知する。すると、この発呼抑制/解除制御
部11は、この情報と、解除条件(ここでは、メモリ1
1aに設定されている認識番号)とが一致するか否かを
判定する(ステップS406)。判定の結果、両者が一
致していなければ、ステップS404へ進み、報知部1
3を作動させる。一方、判定の結果、両者が一致してい
た場合には、発呼抑制/解除制御部11は課金情報監視
及び発呼抑制部10に指示を出して積算テーブル90を
リセットする。これにより発呼抑制が解除されることと
なる。したがって、再び総通信度数(総通信度数欄9
5)が規制対象度数を超えるまではすべての相手先に対
して発呼が許可される。なお、この図8に示した処理は
着信が検出されたときにだけ実行される。
【0078】次に、通信料金の確認方法について説明す
る。使用者がキー入力部4を操作することで、その積算
期間における総通信料の表示を指示する。すると、この
指示を受けた主制御部3は、課金情報制御部5に総通信
料を計算させる。具体的には、課金情報制御部5は、積
算テーブル90の総通信度数欄95を参照しその値(総
通信度数)を得る。そして、この総通信度数と、メモリ
5aに格納された換算データとを用いて、例えば、総通
信度数に換算データを掛けることで、総通信料金を求め
る。そして、この総通信料金を主制御部3に出力する。
主制御部3は、この課金情報制御部5が求めた総通信料
金を表示部14に表示させる。
る。使用者がキー入力部4を操作することで、その積算
期間における総通信料の表示を指示する。すると、この
指示を受けた主制御部3は、課金情報制御部5に総通信
料を計算させる。具体的には、課金情報制御部5は、積
算テーブル90の総通信度数欄95を参照しその値(総
通信度数)を得る。そして、この総通信度数と、メモリ
5aに格納された換算データとを用いて、例えば、総通
信度数に換算データを掛けることで、総通信料金を求め
る。そして、この総通信料金を主制御部3に出力する。
主制御部3は、この課金情報制御部5が求めた総通信料
金を表示部14に表示させる。
【0079】このように、この形態の情報端末によれ
ば、通信料金が上限額を超えて発呼を抑制している場合
でも、予め例外として設定した必要最小限の相手先に対
しては発呼することができる。これにより通信料金の抑
制と、利便性の向上とを両立させることができる。例え
ば、発呼抑制の例外として自宅の電話番号を登録してお
けば、自宅へは常に発呼できる。また、発呼抑制の機能
が、通信料割引サービス等の利用を妨げることがない。
ば、通信料金が上限額を超えて発呼を抑制している場合
でも、予め例外として設定した必要最小限の相手先に対
しては発呼することができる。これにより通信料金の抑
制と、利便性の向上とを両立させることができる。例え
ば、発呼抑制の例外として自宅の電話番号を登録してお
けば、自宅へは常に発呼できる。また、発呼抑制の機能
が、通信料割引サービス等の利用を妨げることがない。
【0080】また、この情報端末では、予め定められた
条件(解除条件)に従って、通信料金の積算値(総通信
度数)が自動的にリセットされる。したがって、利用者
に煩わしい操作を要求することなく、常に正確な通信料
金を表示する事ができる。以上この発明の実施の形態を
図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の
形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更などがあってもこの発明に含まれ
る。
条件(解除条件)に従って、通信料金の積算値(総通信
度数)が自動的にリセットされる。したがって、利用者
に煩わしい操作を要求することなく、常に正確な通信料
金を表示する事ができる。以上この発明の実施の形態を
図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の
形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更などがあってもこの発明に含まれ
る。
【0081】例えば、上述した実施の形態にでは、電話
帳リスト80と積算テーブル90とを別個に構成してい
たが、これに限らず両者を一体に構成しても構わない。
帳リスト80と積算テーブル90とを別個に構成してい
たが、これに限らず両者を一体に構成しても構わない。
【0082】上述した実施の形態では、例外として設定
された相手に対しては、総通信度数が規制対象度数を超
えたか否かを判定することなく発呼するようにしていた
が、制御内容はこれに限定されるものではない。例え
ば、例外として設定された相手に対してもこの判定を行
うが、その判定結果に関わらず発呼するようにする事で
も同様の効果が得られる。
された相手に対しては、総通信度数が規制対象度数を超
えたか否かを判定することなく発呼するようにしていた
が、制御内容はこれに限定されるものではない。例え
ば、例外として設定された相手に対してもこの判定を行
うが、その判定結果に関わらず発呼するようにする事で
も同様の効果が得られる。
【0083】上述した実施の形態では、発呼抑制の例外
とする相手先を、電話帳リスト80上において指定する
構成となっていた。しかし、発呼抑制の例外とする相手
先の電話番号(あるいはその属性情報)の管理の仕方は
これに限定されるものではない。発呼抑制の例外とする
相手先の電話番号だけを別途登録するようにしても構わ
ない。このような構成を採用した場合には、図6のステ
ップS208では、この別途登録された発呼抑制の例外
とする相手先の電話番号を参照することになる。相手先
の名前と電話番号とを対応づけて登録したリストは、発
呼抑制に例外を設けるというこの発明の目的にとって必
須ではない。
とする相手先を、電話帳リスト80上において指定する
構成となっていた。しかし、発呼抑制の例外とする相手
先の電話番号(あるいはその属性情報)の管理の仕方は
これに限定されるものではない。発呼抑制の例外とする
相手先の電話番号だけを別途登録するようにしても構わ
ない。このような構成を採用した場合には、図6のステ
ップS208では、この別途登録された発呼抑制の例外
とする相手先の電話番号を参照することになる。相手先
の名前と電話番号とを対応づけて登録したリストは、発
呼抑制に例外を設けるというこの発明の目的にとって必
須ではない。
【0084】上述した実施の形態では、積算テーブル9
0において通信度数(通信料)を相手先ごとに管理して
いた。しかし、通信度数(通信料)の管理の仕方はこれ
に限定されるものではない。少なくとも、総通信度数が
保持されるようになっていれば足りる。
0において通信度数(通信料)を相手先ごとに管理して
いた。しかし、通信度数(通信料)の管理の仕方はこれ
に限定されるものではない。少なくとも、総通信度数が
保持されるようになっていれば足りる。
【0085】上述した実施の形態では、総通信度数に基
づいて発呼抑制を行っていたが、発呼の抑制はこれ以外
の条件(例えば、時間等)に基づいて行うようにしても
構わない。この場合であっても、発呼抑制の例外を設け
る構成は上述した実施の形態と同様で構わない。
づいて発呼抑制を行っていたが、発呼の抑制はこれ以外
の条件(例えば、時間等)に基づいて行うようにしても
構わない。この場合であっても、発呼抑制の例外を設け
る構成は上述した実施の形態と同様で構わない。
【0086】上述した実施の形態では、基地局から送ら
れてくる度数信号に基づいて通信度数を求めていた。し
かし、情報端末自身に通信度数に関する情報を備え、こ
の情報に基づいて自律的に通信度数(あるいは、これに
相当する何らかの指数)を求めるようにしても構わな
い。
れてくる度数信号に基づいて通信度数を求めていた。し
かし、情報端末自身に通信度数に関する情報を備え、こ
の情報に基づいて自律的に通信度数(あるいは、これに
相当する何らかの指数)を求めるようにしても構わな
い。
【0087】上述した実施の形態では、例外番号を使用
者自身が設定していたが、緊急性の高い番号(例えば、
消防署の電話番号)については、当初から情報端末自体
に例外番号として記憶しておくようにしても構わない。
者自身が設定していたが、緊急性の高い番号(例えば、
消防署の電話番号)については、当初から情報端末自体
に例外番号として記憶しておくようにしても構わない。
【0088】上述した実施の形態では主制御部3等が実
行するプログラム等の更新は、この情報端末を他の装置
に接続し、メモリの内容を書き換えることで行う構成と
なっていた。しかし、制御プログラム等の更新方法はこ
れに限定されるものではない。制御プログラム、データ
等を格納した記憶媒体を、記憶媒体ごと交換可能に構成
してもよい。このようにすれば、プログラム等が格納さ
れた記憶媒体を単に新たなものに差し替えるだけで、プ
ログラム等の更新が可能である。交換可能な記憶媒体と
しては、例えば、半導体メモリを用いたメモリカード、
超小型の磁気記録装置等が考えられる。
行するプログラム等の更新は、この情報端末を他の装置
に接続し、メモリの内容を書き換えることで行う構成と
なっていた。しかし、制御プログラム等の更新方法はこ
れに限定されるものではない。制御プログラム、データ
等を格納した記憶媒体を、記憶媒体ごと交換可能に構成
してもよい。このようにすれば、プログラム等が格納さ
れた記憶媒体を単に新たなものに差し替えるだけで、プ
ログラム等の更新が可能である。交換可能な記憶媒体と
しては、例えば、半導体メモリを用いたメモリカード、
超小型の磁気記録装置等が考えられる。
【0089】この発明は、音声、画像、データ等、通信
によって授受されるデータの内容が何であるかにに関わ
らず適用可能である。
によって授受されるデータの内容が何であるかにに関わ
らず適用可能である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の構成によ
れば、通信料金の抑制と、利便性の向上とを両立した情
報端末が実現できる。また、使用者による複雑な操作を
必要とすることなく、通信料金を常に正確に表示するこ
とができる。
れば、通信料金の抑制と、利便性の向上とを両立した情
報端末が実現できる。また、使用者による複雑な操作を
必要とすることなく、通信料金を常に正確に表示するこ
とができる。
【図1】この発明の実施の形態である情報端末の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】電話帳リストの一例を示す図である。
【図3】積算テーブルの一例を示す図である。
【図4】発呼抑制の概要を示す図である。
【図5】課金環境設定処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図6】発呼時の処理動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】積算期間の切り替わり時に発呼抑制を解除する
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図8】認識番号の受信時に発呼抑制を解除する動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1 アンテナ部(通信手段の一部) 2 無線部(通信手段の一部) 3 主制御部(コード指定手段の一部、通信手段の
一部、検出手段の一部、例外判定手段、禁止手段の一
部、例外コード設定手段の一部、解除条件指定手段の一
部、総料金指数算定手段の一部、初期化手段の一部、認
識データ設定手段の一部) 4 キー入力部(コード指定手段の一部、例外コー
ド設定手段の一部、解除条件指定手段の一部、認識デー
タ設定手段の一部) 5 課金情報制御部(検出手段の一部、総料金指数
算定手段の一部) 5a メモリ 6 発呼制御部(禁止手段の一部) 7 発呼部(通信手段の一部) 8 電話帳メモリ(例外コード記憶手段) 9 課金情報メモリ(検出手段の一部) 10 課金情報監視及び発呼制御部(抑制条件判定
手段の一部、解除手段の一部、初期化手段、初期化手段
の一部) 10a メモリ 11 発呼抑制/解除制御部(解除手段の一部、初
期化手段の一部) 11a メモリ 12 報知制御部 13 報知部 14 表示部 80 電話帳リスト 81 リスト番号欄 82 属性欄 83 電話番号欄 84 例外設定欄 90 積算テーブル 91 リスト番号欄 92 通信時間欄 93 通信度数欄 94 総通信時間欄 95 総通信度数欄
一部、検出手段の一部、例外判定手段、禁止手段の一
部、例外コード設定手段の一部、解除条件指定手段の一
部、総料金指数算定手段の一部、初期化手段の一部、認
識データ設定手段の一部) 4 キー入力部(コード指定手段の一部、例外コー
ド設定手段の一部、解除条件指定手段の一部、認識デー
タ設定手段の一部) 5 課金情報制御部(検出手段の一部、総料金指数
算定手段の一部) 5a メモリ 6 発呼制御部(禁止手段の一部) 7 発呼部(通信手段の一部) 8 電話帳メモリ(例外コード記憶手段) 9 課金情報メモリ(検出手段の一部) 10 課金情報監視及び発呼制御部(抑制条件判定
手段の一部、解除手段の一部、初期化手段、初期化手段
の一部) 10a メモリ 11 発呼抑制/解除制御部(解除手段の一部、初
期化手段の一部) 11a メモリ 12 報知制御部 13 報知部 14 表示部 80 電話帳リスト 81 リスト番号欄 82 属性欄 83 電話番号欄 84 例外設定欄 90 積算テーブル 91 リスト番号欄 92 通信時間欄 93 通信度数欄 94 総通信時間欄 95 総通信度数欄
Claims (14)
- 【請求項1】 発呼機能を有する情報端末であって、 通信相手の端末を特定した宛先コードの指定を受け付け
るコード指定手段と、 前記コード指定手段が指定を受け付けた宛先コードで特
定される相手方の端末と通信する通信手段と、 単数又は複数の例外コードを記憶する例外コード記憶手
段と、 予め選定された監視項目の値を求める検出手段と、 抑制条件を備え、前記検出手段の求めた値が前記抑制条
件を満たしているか否かを判定する抑制条件判定手段
と、 前記コード指定手段が指定を受け付けた宛先コードが、
前記例外コード記憶手段に記憶された例外コードのうち
のいずれかと一致しているか否かを判定する例外判定手
段と、 前記抑制条件判定手段による判定の結果前記抑制条件が
満たされており、且つ、前記例外判定手段による判定の
結果いずれとも一致していなかった場合には、前記通信
手段による発呼を禁止する禁止手段とを有してなること
を特徴とする情報端末。 - 【請求項2】 前記例外コード記憶手段に所望の例外コ
ードを記憶させる例外コード設定手段を有してなること
を特徴とする請求項1記載の情報端末。 - 【請求項3】 解除条件を備え、この解除条件が満たさ
れているか否かを判定し、この判定の結果、満たされた
場合には前記監視項目の値をリセットする解除手段を有
してなることを特徴とする請求項1又は2記載の情報端
末。 - 【請求項4】 前記解除条件を指定する解除条件指定手
段を有してなることを特徴とする請求項3記載の情報端
末。 - 【請求項5】 前記検出手段は、前記監視項目として、
通信料に応じた値となる料金指数を求めるものであり、 前記抑制条件判定手段は、予め定められた指数上限値を
備え、前記検出手段が求めた料金指数がこの指数上限値
を超えたか否かを判定し、この判定の結果、指数上限値
を越えていた場合には前記抑制条件が満たされていると
判定するものであることを特徴とする請求項1,2,
3,又は4記載の情報端末。 - 【請求項6】 前記検出手段は、通信時に送られてくる
所定の指数信号に基づいて、前記料金指数を求めるもの
であることを特徴とする請求項5記載の情報端末。 - 【請求項7】 前記解除条件は、予め定められた特定の
期日に達したことであることを特徴とする請求項5又は
6記載の情報端末。 - 【請求項8】 前記解除条件は、前記通信手段による通
信の際に予め指定された特定のデータが送られてきたこ
とであることを特徴とする請求項3又は4記載の情報端
末。 - 【請求項9】 発呼機能を有する情報端末であって、 相手の端末と通信する通信手段と、 前記通信手段による通信料を反映した料金指数を求め、
この料金指数を積算することでそれまでの総料金指数を
求める総料金指数算定手段と、 初期化条件を備え、この初期化条件が満たされている否
かを判定し、判定の結果、初期化条件が満たされていた
場合には、前記総料金指数を初期化する初期化手段とを
有してなることを特徴とする情報端末。 - 【請求項10】 前記初期化手段は、日時を刻むカレン
ダ手段又は時間を計測するタイマ手段を含んで構成され
たものであり、 前記初期化条件は、予め定められた期日に達したことで
あることを特徴とする請求項9記載の情報端末。 - 【請求項11】 前記初期化手段は、予め定められた認
識データを備えたものであり、 前記初期化条件は、前記通信手段が前記認識データを受
信したことであることを特徴とする請求項9記載の情報
端末。 - 【請求項12】 前記認識データの設定あるいは変更を
行う認識データ設定手段を有してなることを特徴とする
請求項11記載の情報端末。 - 【請求項13】 コンピュータに、発呼機能を有する情
報端末を制御させる制御プログラムが記録されたコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記コンピュータに、 通信相手の端末を特定した宛先コードの指定を受け付け
るコード指定処理と、 前記コード指定処理が指定を受け付けた宛先コードで特
定される相手方の端末と通信する通信処理と、 予め選定された監視項目の値を求める検出処理と、 前記検出処理の求めた監視項目の値が、予め定められた
抑制条件を満たしているか否かを判定する抑制条件判定
処理と、 前記コード指定処理が指定を受け付けた宛先コードが、
予め指定された例外コードと一致しているか否かを判定
する例外判定処理と、 前記抑制条件判定処理による判定の結果前記抑制条件が
満たされており、且つ、前記例外判定処理による判定の
結果が不一致であった場合には、前記通信処理による発
呼を禁止する禁止処理とを実行させるためのプログラム
が記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項14】 コンピュータに、発呼機能を有する情
報端末を制御させる制御プログラムが記録されたコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記コンピュータに、 相手の端末と通信する通信処理と、 前記通信手段による通信料を反映した料金指数を求め、
この料金指数を積算することでそれまでの総料金指数を
求める総料金指数算定処理と、 初期化条件が満たされた場合には、前記総料金指数を初
期化する初期化処理とを実行させるためのプログラムが
記録されたことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206461A JP2001036670A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 発呼機能を有する情報端末及びその制御プログラムが記録された記録媒体 |
US10/832,323 US20040198317A1 (en) | 1999-07-21 | 2004-04-27 | Terminal device having calling function and method of making communication through the terminal device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206461A JP2001036670A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 発呼機能を有する情報端末及びその制御プログラムが記録された記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001036670A true JP2001036670A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16523773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206461A Pending JP2001036670A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 発呼機能を有する情報端末及びその制御プログラムが記録された記録媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040198317A1 (ja) |
JP (1) | JP2001036670A (ja) |
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KR100948549B1 (ko) * | 2007-01-22 | 2010-03-19 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 단말기에서 셀 재선택 과정을 통한 서비스 등록장치 및 방법 |
Family Cites Families (4)
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KR0156175B1 (ko) * | 1995-07-11 | 1998-11-16 | 문정환 | 전화기의 통화요금 디스플레이장치 및 방법 |
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-
1999
- 1999-07-21 JP JP11206461A patent/JP2001036670A/ja active Pending
-
2004
- 2004-04-27 US US10/832,323 patent/US20040198317A1/en not_active Abandoned
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