JP2000083284A - 無線通信装置およびその制御方法 - Google Patents

無線通信装置およびその制御方法

Info

Publication number
JP2000083284A
JP2000083284A JP11152729A JP15272999A JP2000083284A JP 2000083284 A JP2000083284 A JP 2000083284A JP 11152729 A JP11152729 A JP 11152729A JP 15272999 A JP15272999 A JP 15272999A JP 2000083284 A JP2000083284 A JP 2000083284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
wireless
communication device
communication
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11152729A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironari Miura
裕也 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11152729A priority Critical patent/JP2000083284A/ja
Priority to EP99401578A priority patent/EP0967815A3/en
Priority to CN 99108831 priority patent/CN1126417C/zh
Publication of JP2000083284A publication Critical patent/JP2000083284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/24Accounting or billing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯可能な通信装置において、最適な接続先
に接続することができる無線通信装置を提供することを
目的とするものである。 【解決手段】 無線制御装置を介して通信網に接続可能
な無線通信装置において、上記無線通信装置が接続する
無線制御装置に関する情報に基づいて、上記無線制御装
置を介して接続する接続先を選択する選択手段と、上記
選択手段によって選択された接続先に接続する接続手段
とを有する無線通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置およ
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声/データ通信に関わら
ず、通信相手に対して発呼して回線接続するための発信
番号(電話番号)が使用され、ほとんどの場合、発信時
に発信側ユーザが、上記発信番号や短縮番号をダイヤル
またはプッシュしている。
【0003】また、通信機器に発信番号が登録可能な場
合でも、予め登録してある接続先の短縮番号を押すこと
によって発呼したり、単にあいうえお順(50音)やア
ルファベット順等で表示部に表示された登録リストか
ら、所望の接続先を選択し、発呼している。
【0004】一方、通信費は一般的に、時間帯や、発信
側と着信側との物理的な距離によって決められている場
合が多く、後者の場合、発着信者間の距離が離れると、
同じ通信時間でも通信費用は高くなる。
【0005】これに対して、近年のインターネットの普
及においては、インターネットへの接続をサービスする
各プロバイダが接続ポイントを各地に設け、ユーザがこ
の接続ポイントに電話網を介して接続し、インターネッ
トへ接続する。各地域に接続ポイントが設けられている
ので、各地域に属しているユーザは同―地域内の接続ポ
イントに接続可能となり、ユーザが負担する通信費を軽
減するための便宜が図られている。
【0006】ただし、各プロバイダによって、サービス
地域が異なり、必ずしも、ある地域から通信を行う際に
最も安い通信エリアに接続ポイントが存在するとは限ら
ない。加えて、各プロバイダ毎に、契約の有無や、月額
料金の有無、接続時間に対する課金方法等が異なってい
る。
【0007】さらに、近年では、移動体通信装置と携帯
型コンピュータ等の活用によるデータ通信も利用される
ようになり、特定の地域に縛られない通信形態が実現し
ている。
【0008】こうした背景の下、移動体通信を利用した
通信においても、複数の接続先の中から状況に対応した
接続先を選択する手法を提供することによって、無駄な
通信費用の増加を回避したり、通信時間をできるだけ短
くすること等が求められる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、携帯
可能な通信装置において、最適な接続先に接続できるよ
うにすることである。
【0010】また、本発明の他の目的は、任意のエリア
での通信において最適な接続先を自動的に、またはマニ
ュアルで選択できるようにすることである。
【0011】また、本発明の他の目的は、以下の明細書
および図面より明らかとなるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線制御装置
を介して通信網に接続可能な無線通信装置において、上
記無線通信装置が接続する無線制御装置に関する情報に
基づいて、上記無線制御装置を介して接続する接続先を
選択する選択手段と、上記選択手段によって選択された
接続先に接続する接続手段とを有することを特徴とする
無線通信装置である。
【0013】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の一実施例である携帯可能な通信装置とし
てのデジタル移動体通信装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0014】図1において、無線部102は、無線アン
テナ101が接続されるとともに、送受信アンプ、アッ
プ・ダウンコンバータ、直行変換器、シンセサイザ等を
含む無線送受信部である。
【0015】無線制御部103は、モデムやチャネルコ
ーデック、ADPCM音声コーデックを含むものであ
り、無線部102を制御して、送受信データの受け渡し
を行う。この他に、無線制御部103は、無線部102
や無線制御部103自身のパワーマネージメントの制御
も行う。
【0016】移動体通信装置でデータ通信が行われる現
在でも、使用形態は音声通信を主とした通信が多いの
で、データ通信に限って考えると特に必要ではないが、
本実施例では、送受話機能まで含めることとする。
【0017】レシーバ104は、無線部102を介して
受信されたデジタルデータが無線制御部103内部のA
DPCM音声コーデックでD/A変換されたアナログ信
号(音声信号)を再生するものである。
【0018】マイク105は、入力されたアナログ信号
(音声信号)が無線制御部103内部のADPCM音声
コーデックでA/D変換され、無線部102、無線アン
テナ101を通じて発信される。
【0019】制御部106は、本デジタル移動体通信装
置全体を制御するものであり、特に、上記実施例に係る
各制御手順を実行するためのものである。
【0020】汎用記憶部107は、以下で説明するよう
な本発明に係る各種制御手段を実現するためのプログラ
ムとデータとを収めるものである。
【0021】入力部108は、ユーザによる発信要求に
用いられるものである。本実施例では、発信スイッチの
操作によって発信要求が行われるものとする。
【0022】また、無線基地局100は、本移動体通信
装置と無線を通じて通信する任意の無線基地局である。
なお、無線基地局100は、ISDNや電話回線網等の
回線網に移動体通信装置を接続するためのものである。
【0023】また、上記回線網には、インターネットに
接続する接続ポイントが複数存在し、移動体通信装置
は、接続ポイントに接続することによってインターネッ
トに接続できる。
【0024】図2は、上記移動体通信装置における制御
手順を示すフローチャートである。
【0025】図3は、本実施例で用いる各通信エリアに
よる位置情報を示す説明図である。
【0026】図4は、本実施例で用いる接続先名(接続
ポイント名)、接続先の接続番号(電話番号)、通信速
度と位置登録情報(エリア、隣接エリア)との対応リス
トを示す説明図である。
【0027】まず、S201において制御が開始される
と、S202で、無線基地局100と本移動体通信装置
との間で、無線アンテナ101から送受信される無線を
通じて位置登録情報を得る。
【0028】たとえば、日本におけるPHS(Personal
Handy-phone System )等で―般的に用いられる手法
は、ISDN等の(公衆)回線網に接続されている無線
基地局を介して、ネットワーク管理の交換機システム内
のデータベースに対して、制御用の周波数チャネルを用
いて位置情報を登録する。すなわち、交信可能な任意の
無線基地局のIDを用いて、どのエリアに位置している
かをデータベースに登録する。このときの無線基地局の
IDからの位置を求めることができる。
【0029】また、中には無線基地局自身が位置情報を
持ち、移動体通信装置からの要求によって位置情報を送
信するシステムもある。
【0030】そして、本移動体通信装置では、このよう
な位置情報を元に、接続先を選ぶ。すなわち、図3に示
すようなエリア分けがあったとして、それぞれのエリア
に割り当てられた位置情報A、B、C、D、Eを用いて
考えると、今、本移動体通信装置が、エリアAに位置す
る任意の無線基地局との間で位置情報の交信をしている
場合、本移動体通信装置の位置は、エリアAにあると定
義する。
【0031】つまり、本実施例における移動体通信装置
の位置とは、移動体通信装置が実際に存在する位置とい
うよりも、移動体通信装置が通信している無線基地局の
存在する位置のことである。
【0032】したがって、移動体通信装置がエリアBに
存在している場合でも、その移動体通信装置がエリアA
の無線基地局と接続しているのであれば、移動体通信装
置はエリアAに位置すると定義される。
【0033】S203では、入力部108の発信要求ス
イッチをユーザが押すことによって、発信要求があった
ことを制御部106が認識し、S202で直前に得た位
置登録情報を保持し、S204に進む。
【0034】S204では、記憶部107に収められ
た、図4に示すような、接続先名、接続先の接続番号
(電話番号)、通信速度と、位置登録情報(エリア、隣
接エリア)との対応リストを用い、上記S202で得ら
れた位置登録情報(エリア)と照合する。
【0035】ただし、本実施例においては、時間当たり
の通信料金については、回線使用料金のみとし、各接続
先毎に対する利用料金は考えないものとする。そして、
―般的な回線使用料金の考え方として、無線基地局が存
在するエリアから、同―エリア内への回線使用料金が最
も安く、隣接エリアへの通信料金はどの隣接エリアに対
しても同―料金で、かつ上記同―エリア内の回線使用料
金よりも高いものとする。
【0036】ここで、位置情報と―致するエリアに接続
先が存在する場合は、同―エリア内同士の通信が最も安
価となるので、S207に進み、通信を行う。なお、便
宜上、図3に示すような課金上のエリア分けと、各エリ
アに対応した接続先情報とが、図4で示すようなもので
あった場合を考える。
【0037】S203で、発信要求のキー入力があった
ときに得ていた位置情報がエリアAであったとすると、
S204で、図4に示すリストと照合し、エリアAに対
応する接続先名「a1アクセスポイント」が存在するの
で、S207に進む。同様に、位置情報がエリアBであ
ったとすると、S204で図4に示すリストと照合し
て、エリアBに対応する接続先名「b1アクセスポイン
ト」が存在するので、S207に進む。
【0038】これに対し、位置情報に―致するエリアに
接続先が存在しない場合は、S206に進み、通信を行
う。すなわち、ここではたとえば、S203で発信要求
のキー入力があったときに得ていた位置情報がエリアD
であった場合に相当する。この場合は、本装置が存在す
ると定義したエリア内に接続先が存在しないので、S2
06に進み、隣接エリアB、C、Eの内のアクセスポイ
ントのどれかを接続先に選ぶ。
【0039】また、複数の隣接エリアが存在する場合、
どの接続先を選ぶかの選び方は、任意の方法でよいが、
ここでは、どの隣接エリアに対しても時間当たりの回線
使用料金は同―であると考えているので、通信速度が―
番速くて料金的に有利な、エリアCの接続先名「c1ア
クセスポイント」に接続するものとする。
【0040】S207では、S204においてS202
で得た位置登録情報に対して―致した接続先、または、
S206で選択した隣接エリアに対して、通信を行う。
通信するデータは、汎用記憶部107から制御部106
が読み出し、無線制御部103を通じて伝送するものと
する。そして、S208で、通信終了とする。
【0041】ここで、―般的には、移動体通信装置で
は、その携帯性のために電源として乾電池やバッテリ
(2次電池)を用いることがほとんどである。そのた
め、本移動体通信装置と図1の無線基地局100との間
で、無線を通じて常に図2の位置検出(S202)を行
っていると、本装置のバッテリ消費を早めてしまう。そ
こで、―般的には消費電力の節減のために、間欠的に基
地局との間で位置情報の交信を行うようにしている。
【0042】第1の実施例によれば、無線通信機器が位
置する移動先毎に、登録位置情報と複数の接続先リスト
とに応じて、現在位置から考えて最も金銭的に有利な接
続先を選び、通信を行うことが可能となる。
【0043】[第2の実施例]次に、本発明の移動体通
信装置の第2の実施例について説明する。この第2実施
例の移動体通信装置は、第1実施例と同様に、図1に示
すようなデジタル移動体通信装置の構成を有するものと
する。
【0044】図5は、本発明の第2実施例における制御
手順を示すフローチャートである。
【0045】図6は、第2実施例で用いる接続先名、接
続先の接続番号(電話番号)、通信速度と、位置登録情
報(エリア、隣接エリア)との対応リストを示す説明図
である。
【0046】まず、S501において制御が開始される
と、S502で、無線基地局100と本移動体通信装置
との間で、無線アンテナ101から送受信される無線を
通じて位置登録情報を得る。
【0047】ここで、位置登録情報を得る方法として
は、たとえば第1実施例で説明した方法と同様であり、
このような位置情報を元に、接続先を選ぶことも第1実
施例と同様である。すなわち、図3に示すようなエリア
分けがあったとして、それぞれのエリアに割り当てられ
た位置情報A、B、C、D、Eを用いて考えると、今、
本移動体通信装置が、エリアAに位置する任意の無線基
地局と位置情報の交信をしている場合には、本移動体通
信装置の位置は、エリアAにあると定義する。
【0048】S503では、入力部108の発信要求ス
イッチをユーザが押すことによって、発信要求があった
ことを制御部106が認識し、S502で直前に得た位
置登録情報を保持し、S504に進む。
【0049】S504では、記憶部107に収められ
た、図6に示すような、接続先名、接続先の接続番号
(電話番号)、通信速度、接続先の利用料金と、位置登
録情報(エリア、隣接エリア)との対応リストを用い
て、上記S502で得られた位置登録情報と照合する。
【0050】ここでは、やはり第1実施例と同様に、便
宜上、図3に示すような課金上のエリア分けにおいて、
各エリアに対応した接続先情報が、図6で示すようなも
のであった場合を考える。S503で発信要求のキー入
力があったときに得ていた位置情報がエリアCであった
とすると、S504で図6に示すリストと照合し、エリ
アCに対応する接続先群を選ぶ。
【0051】もしエリアに対応する接続先が存在しなけ
れば、第1実施例で説明したように、隣接エリアの接続
先群から選択することとするが、詳細は省略する。
【0052】次に、S505では、S504で選択され
たエリアCに属する接続先を対象に、通信する情報のデ
ータ量と通信速度とからデータ通信時間を算出する。
【0053】S506では、図6にあるように、各接続
先が規定する時間当たりの接続料金とデータ通信時間と
から、各接続先に支払う利用料金を算出する。
【0054】S507で、実際の通信では、通信開始と
終了とにオーバーヘッドがかかるので、データ通信時間
とこのオーバーヘッドを合わせた通信時間を算出する。
【0055】S508では、利用料金と回線使用料金と
を合計して通信料金を算出し、その通信料金から接続先
を選択する。
【0056】以下、S505〜S508までの処理内容
を演算式によってまとめて説明する。ただし、以下の説
明で、演算子≪≫に囲まれた中の値の小数点以下を切り
上げるものと定義する。(例:≪4/3≫=≪1.33
3333…≫=2) また、ここでは通信するデータ量を2048kbit、
(同―エリア内での)時間当たりの回線使用料を10円
/分とする。そして、接続と切断とにかかる時間(オー
バーヘッド)を計算の便宜上、―律、合わせて10秒と
仮定する。
【0057】順次、エリアCに属する接続先毎に通信料
金を計算する。
【0058】 ・c1アクセスポイント 通信速度:28.8Kbps データ通信時間:(通信データ量)/(通信速度) =2048kbit/28.8Kbps=71.1秒 通信時間:(データ通信時間)+(オーバーヘッド) =71.1秒+10秒=81.1秒 利用料金:(時間当たりの接続料金)×≪(データ通信時間)/60秒≫ =10円×≪71.1秒/60秒≫=20円 回線使用料金:(時間当たりの回線使用料)×≪(通信時間)/60秒≫ =10円×≪81.1秒/60秒≫=20円 通信料金:(利用料金)+(回線使用料金)=20円+20円=40円 となる。
【0059】以下、同様に、 ・c2アクセスポイント 通信速度:32Kbps データ通信時間:2048kbit/32Kbps=6
4秒 通信時間:64秒+10秒=74秒 利用料金:15円×≪64秒/60秒≫=30円 回線使用料金:10円×≪74秒/60秒≫=20円 通信料金:30円+20円=50円 となる。
【0060】・c3アクセスポイント 通信速度:64Kbps データ通信時間:2048kbit/64Kbps=3
2秒 通信時間:32秒+10秒=42秒 利用料金:25円×≪32秒/60秒≫=25円 回線使用料金:10円×≪42秒/60秒≫=10円 通信料金:25円+10円=35円 となる。
【0061】よって、S508では、利用料金と回線使
用料金とから通信料金を算出して比較し、ここでは、c
3アクセスポイントが―番安いので、次のS509で
は、c3アクセスポイントに対して通信を行うこととす
る。通信するデータは、汎用記憶部107から、制御部
106が読み出し、無線制御部103を通じて伝送する
ものとする。この後、S510で通信終了とする。
【0062】なお、c3アクセスポイントは、たまた
ま、通信速度が最も速い接続先であったが、各接続先の
料金設定および通信データ量によって、必ずしも通信速
度が速いところとの通信が通信料金の面で有利になると
は限らない。たとえば、上記演算結果を見て分かるよう
に、c1アクセスポイントとc2アクセスポイントでは
c2アクセスポイントの方が通信速度が速いが、通信料
金はc1アクセスポイントの方が安い。したがって、通
信速度が遅いアクセスポイントを選ぶ場合もあり得るこ
ととなる。
【0063】以上によって、移動体通信装置が位置する
移動先毎に、登録位置情報と複数の接続先リストとか
ら、通信料金の上で安価な接続先を選び、通信を行うこ
とが可能となる。
【0064】もちろん、ここでは、エリア内の接続先の
みで、通信料金の比較を行ったが、回線使用料金が割高
となる隣接エリアに接続しても、通信速度の関係でトー
タルで通信料金が安くなる場合も考えられるので、その
手法を接続先の選択に取り入れることもできる。
【0065】さらに、―度選択して通信を始めようとし
た接続先と、回線混雑等の何らかの理由で接続できなか
った場合は、次の接続先を選択して、通信を行うことも
できる。
【0066】[第3の実施例]次に、本発明の第3の実
施例である移動体通信装置について説明する。
【0067】第3の実施例は、第1の実施例と一部異な
り、接続先がシステムによって自動的に決められるので
はなく、接続先の候補リストを表示し、その候補リスト
から使用者が接続先を選択できる点に特徴がある。
【0068】さらに、表示される接続先候補リストの表
示方法も、ここでは、通信料金として重み付けを行い、
お勧めの接続先を使用者に示すとともに、その他の接続
先も使用者の希望に応じて選択可能としている点も特徴
である。
【0069】図7は、実施例に関わるデジタル移動体通
信装置を示すブロック図である。
【0070】図7において、図1と異なるのは、表示部
709を備える点と、入力部708の機能が図1の入力
部108から拡張している点である。図1および図7の
符号については、共通なものについては、あえて変えて
いない。
【0071】入力部708は、ユーザが発信要求するこ
とに用いたり、表示部709に表示されたものを選択し
たり、接続先等の各種情報等を入力する入力部である。
一般的には、オフフックボタン、オンフックボタン、カ
ーソルキーや決定キー、キャンセルキー、10キー、発
信要求スイッチ等で構成される。
【0072】表示部709は、接続先リストや、各種情
報等を表示する表示部である。ここでは、表示デバイス
として、フルマトリクスの白黒LCDを用いるものとす
る。このLCDがカラーであっても白黒であっても、本
発明を実施するにあたっての実現可能な手法・方法を提
供することに問題はない。
【0073】図8は、本実施例における移動体通信装置
の制御手順を示すフローチャートである。
【0074】S801〜S805は、第1の実施例のS
201〜S205に準拠している。
【0075】まず、S801において制御が開始される
と、S802で、第1、第2の実施例と同様に、図7の
無線基地局100と本移動体通信装置との間で、無線ア
ンテナ101から送受信される無線を通じて位置登録情
報を得る。本装置では、この位置情報に応じて、接続先
を選ぶための接続先の候補リストを表示し、その候補リ
ストから接続先を選択する。
【0076】ここで、第1、第2の実施例と同様に、図
3に示すようなエリア分けがあったとし、それぞれのエ
リアに割り当てられた位置情報A、B、C、D、Eを用
いて考える。
【0077】今、本移動体通信装置が、エリアAに位置
する任意の無線基地局との間で位置情報の交信をしてい
る場合には、本移動体通信装置の位置は、エリアAにあ
ると定義する。
【0078】S803では、図7の入力部708に含ま
れる発信要求スイッチをユーザが押すことによって、発
信要求があったことを制御部106が認識し、S802
で直前に得た位置登録情報を保持し、S804に進む。
【0079】S804では、記憶部107に収められ
た、図4に示すような、接続先名、接続先の接続番号
(電話番号)、通信速度と、位置登録情報(エリア、隣
接エリア)との対応リストを用い、上記S802で得ら
れた位置登録情報(エリア)と照合する。
【0080】ただし、時間あたりの通信料金について
は、回線使用料金のみとし、各接続先毎に対する利用料
金は考えないものとする。そして一般的な回線使用料金
の考え方として、無線基地局が存在するエリアから、同
一エリア内への回線使用料金が最も安く、隣接エリアへ
の通信料金はどの隣接エリアに対しても同一料金でかつ
上記同一エリア内の回線使用料金よりも高いものとす
る。更に、隣接しないエリアへの回線使用料金は、隣接
エリアへの回線使用料金よりも更に割高であるとする。
【0081】図9は、位置情報に対応した接続先の候補
リストを示す図である。
【0082】S805で、位置情報と一致するエリアに
接続先が存在する場合には、S807に進み、図9に示
すような位置情報に対応した接続先の候補リストを、表
示部709に表示する。ここで、白抜きにしてあるエリ
アAの行が現在位置に対応するアクセスポイントを示し
ている。
【0083】一般的には、同一エリア内同士の通信が最
も安価となるが、本実施例においては、自動的に接続は
行わず、ユーザにアクセスポイントを選択させる。した
がって、S808に進んで使用者の希望によって任意
に、表示部709に表示された図9に示すようなリスト
表示から、お勧め接続先としての同一エリア内のa1ア
クセスポイントを選択することも、網掛になっている他
のアクセスポイントを選択することも可能である。
【0084】すなわち、回線使用料金として単位時間あ
たりの通信コストが安価と考えられる、同一エリア内の
a1アクセスポイントを選択しても構わないし、通信の
速さ・レスポンスを重視して、a1アクセスポイントの
通信速度28.8kbpsよりも速度的に速いc1アク
セスポイントを選択すること等も可能となる。
【0085】ここで、表示部709の白黒LCDに表示
する際の説明のため図9のように網掛を利用している
が、視認性が悪い場合には、お勧めのアクセスポイント
とその他のものとを識別するために、太枠で囲んだり、
別の表にするようにしてもよい。また、表示部709に
カラー表示を採用すれば、色分けによる区別を行うこと
も可能である。
【0086】一方、S805で同一エリアに対応アクセ
スポイントがなかった場合、S806に進む。
【0087】S806では、図10のように隣接エリア
に対応するアクセスポイントの候補リストを表示する。
移動体通信装置がエリアDに位置する場合には、隣接エ
リアB、C、Eをどの順番で表示しても構わないが、こ
こでは、通信速度によって重み付けを行い、通信速度が
速い順に上から表示するものとする。更に、どの隣接エ
リアに対しても時間あたりの回線使用料金は同一である
と考えているので、通信速度が一番速くて料金的に有利
なエリアCの接続先名「c1アクセスポイント」を使用
者に目立たせるために、その他のアクセスポイントに対
しては表示に網掛を行っている。
【0088】図10は、位置情報に対応した接続先の候
補リストを示す図である。
【0089】候補リスト図10の視認性については、先
の図9における説明と同様である。
【0090】次いで、S808に進み、使用者が希望に
よって任意に、表示部709に表示された図10に示す
ような候補リスト表示から、同一通信料金で最も通信速
度が速いエリアCのc1アクセスポイントを選択するこ
とも、網掛になっている他のアクセスポイントを選択す
ることも可能である。
【0091】同一エリアにアクセスポイントがあった場
合でもなかった場合でも、表示部709に表示された候
補リストから使用者がS808で選択した接続先に対し
て、S809で通信を開始する。通信するデータは、汎
用記億部107から、制御部106が読み出し、無線制
御部103を通じて伝送するものとする。
【0092】また、隣接エリアに登録済みのアクセスポ
イントが存在する場合を取り扱ったが、隣接エリアに登
録済みのアクセスポイントが存在しない場合の制御を考
えても、既登録のアクセスポイントの内から近いものを
候補リストとして表示することもできる。
【0093】そして、S810で、通信終了とする。
【0094】以上のように、本実施例によれば、無線通
信機器が位置する移動先毎に、登録位置情報と関連した
複数の接続先の候補リストを表示させ、その表示された
接続先候補リストから、現在位置から考えて最も金銭的
に有利な接続先を選択して通信することも、使用者の希
望によって任意の接続先を選択して通信することも可能
となる。また、候補リストを表示する場合に、料金的に
または通信速度的に有利であるアクセスポイントを使用
者に判別させるように表示することによって、使用者が
接続先を選択するためのアシストを行うことが可能とな
る。
【0095】[第4の実施例]次に、本発明の第4の実
施例である移動体通信装置について説明する。
【0096】第4の実施例が他の実施例と異なるのは、
接続先の候補リストを表示する点と、その候補リストの
表示方法とである。これによって、移動体通信装置の位
置毎に、どのようなデータ通信(電子メールの送信等、
ある決まったデータ量のデータを送信するだけとか、ど
こかのホームページを見るために任意の時間接続すると
か)を行うつもりで、そのときの予想通信コストや通信
時間、または、通信レスポンスを左右する通信速度等、
それぞれ相対する条件を使用者が認識した上で、接続先
を選択できる環境を提供する点が大きな特徴である。
【0097】図11は、移動体通信装置における制御手
順を示すフローチャートである。
【0098】S1101〜S1108は、基本的に第2
の実施例のS501〜S508に準拠している。
【0099】まず、S1101において制御が開始され
ると、S1102で、図7の無線基地局100と本移動
体通信装置との間で、無線アンテナ101から送受信さ
れる無線を通じて位置登録情報を得る。
【0100】S1103では、図7の入力部708の発
信要求スイッチをユーザが押すことによって、発信要求
があったことを制御部106が認識し、S1102で直
前に得た位置登録情報を持って、S1104に進む。
【0101】S1104では、記憶部107に収められ
た、図6に示すような、接続先名、接続先の接続番号
(電話番号)、通信速度、接続先の利用料金と、位置登
録情報(エリア、隣接エリア)との対応リストを用い
て、上記S1102で得られた位置登録情報と照合す
る。
【0102】上記実施例と同様に、便宜上、図3に示す
ような課金上のエリア分けにおいて、各エリアに対応す
る接続先情報が図6で示すようであった場合を考える。
【0103】S1103で、発信要求のキー入力があっ
たときに得ていた位置情報がエリアCであったとする。
この位置情報を元に、S1105では、データ通信する
データが準備されていたと仮定すると、通信する情報の
データ量と通信速度とから、データ通信時間を算出す
る。
【0104】S1106では、図6にあるように各接続
先が規定する時間あたりの接続料金とデータ通信時間と
から、各接続先に支払う利用料金を算出する。
【0105】S1107で、実際の通信では通信開始と
終了とにオーバーヘッドがかかるので、データ通信時間
とこのオーバーヘッドとを合わせた通信時間を算出す
る。
【0106】S1108では、利用料金と回線使用料金
とを合計して通信料金を算出し、その通信料金から接続
先を選択する。
【0107】S1105〜S1108までの処理内容
は、基本的に第2の実施例のS505〜S508までの
説明と同様であるので、詳細は省略する。また、ここで
は通信するデータ量を2048kbit、また、時間あ
たりの回線使用料金を図12の回線使用料金(円/分)
と仮定して各種データを算出する。そして、接続と切断
にかかる時間(オーバーヘッド)を計算の便宜上、一
律、合わせて10秒と仮定する。
【0108】順次、位置検出した位置を元に、すべての
アクセスポイントに対して、通信回線の回線使用料金
(円)、アクセスポイントの利用料金と通信回線の回線
利用料金とを合わせたデータ送信料金(円)を算出す
る。
【0109】S1109では、S1108のように決ま
ったデータを送るためのデータ送信料金ではなく、単
に、単位時間あたりにいくらかかるかの単位時間費用
(円/分)を算出する。
【0110】ここで、算出方法の一例として、b1アク
セスポイントでの計算をあげる。
【0111】 ・b1アクセスポイント 通信速度:14.4kbps データ通信時間:(送信データ量)/(通信速度) =2048kbit/14.4kbps=142.2秒 通信時間:(データ通信時間)/(オーバーヘッド) =142.2秒+10秒=152.2秒 利用料金:アクセスポイントを経由してのサービスプロバイダの接続サービス 料金等 =(時間あたりの利用料金)≪(データ通信時間)/60秒≫ =8円/分×≪142.2秒/60秒≫分=24円 回線使用料金計:(時間あたりの回線使用料)×≪(通信時間)/60秒≫ =11円/分×≪152.2秒/60秒≫分=33円 2048kbit送信料金:(利用料金)+(回線使用料金)=24円+33 円=57円 単位時間費用:(利用料金)+(回線使用料金) =8円/分+11円/分=19円/分 S1110では、ここまでに算出した位置情報に対応す
る各アクセスポイントの算出結果を表示部709に表示
する。
【0112】図12は、位置情報に対応した接続先の候
補リストを示す図である。
【0113】図13は、接続先の候補リストを示す図で
ある。
【0114】上記表示の一例が、図13に示す接続先の
候補リストである。ここでは、図12から接続先を選択
するための必要な情報として、各アクセスポイントに対
応した通信速度と、データ送信する料金として2048
kbit送信料金と、単位時間あたりにかかる費用と
を、図13のような接続先候補リストとして表示する。
【0115】S1111では、使用者が希望によって任
意に、表示部709に表示された図13に示すような候
補リスト表示から、通信速度が最も速くここでのデータ
2048kbitを送るのに最も安い料金で送ることの
できるc3アクセスポイントを選択することも可能であ
る。
【0116】または、たとえばメールの送受信等アクセ
スポイントを経由してサーバに接続してみてからでない
と、通信するデータ量が分からない場合等に適している
と思われる単位時間あたりの通信費用が最も安価なb1
アクセスポイントを選択することも可能である。さら
に、b1アクセスポイントとc1、c2アクセスポイン
トとでの単位時間あたりの費用は、それぞれ19円/
分、20円/分、21円/分と大差ないと考え、この中
で通信速度の最も速いc2アクセスポイントを選択して
もかまわない。
【0117】すなわち、どのようなデータ通信を行うつ
もりで、そのときの予想通信コストや通信時間、また
は、通信レスポンスを左右する通信速度等、それぞれ相
対する条件を使用者が認識した上で、接続先を選択でき
る環境が実現される。
【0118】図13は、接続先候補リストを示す図であ
る。
【0119】ここで、表示部709の白黒LCDに、図
13に示すような接続先候補リストを表示する際に、説
明のために、速度や料金等で有利な部分を図13では太
枠で囲んでいるが、視認性が悪い等は別の方法で目立た
せても構わない。また、表示部709にカラー表示を採
用すれば、色分けによる区別を行うことも可能であり、
使用者にはより一層識別しやすい環境を提供できる可能
性がある。
【0120】S1112では、S1111で選択したア
クセスポイントに対して通信を行うこととする。通信す
るデータは、汎用記億部107から、制御部106が読
み出して無線制御部103を通じて伝送するものとす
る。
【0121】そして、S1113で、通信終了とする。
【0122】以上のように、本実施例によれば、移動体
通信装置が位置する移動先毎に、登録位置情報と複数の
接続先リストとから、決まったデータ量を送るのに通信
料金の上で安価な接続先、または、単位時間の費用が最
も安価な接続先や、単に、通信速度が速い接続先等、ユ
ーザの希望に応じて接続先を選べる情報を提供し、通信
を行うことが可能となる。
【0123】ここでも、一度選択して通信を始めようと
した接続先と、回線混雑等何らかの理由で接続が行えな
かった場合は、次の接続先を表示、選択し、通信を行う
こともできる。
【0124】図14は、自動モードと手動モードとをユ
ーザに選択させ、選択されたモードに応じて上記第1の
方法と第2の方法とを切り換える動作を示すフローチャ
ートである。
【0125】また、上記実施例では、接続先を自動的に
選択し、接続する第1の方法と、接続先の候補を表示
し、オペレータによって選択された接続先に接続する第
2の方法とについて説明したが、図14に示すように、
自動モードと手動モードとをユーザに選択させ、選択さ
れたモードに応じて上記第1の方法と第2の方法を切り
換えるようにしてもよい。
【0126】図14において、入力部108の操作によ
って、自動モードが選択されると(S1401)、上述
の第1の方法、すなわち、第1または第2の実施例の動
作を行い(S1402、S1407)、手動モードが選
択されると(S1403)、上述の第2の方法、すなわ
ち第3または第4の実施例の動作(S1404、S14
05、S1406、S1407)を行う。
【0127】このようにすることによって、ユーザの好
みに合わせた動作を行うようにすることもできる。
【0128】なお、以上説明した各実施例の動作は、汎
用記憶部107に格納されたプログラムに基づいて制御
部106によって実行されるものとしたが、同様のプロ
グラムをフロッピディスク、ハードディスク、CD−R
OM、メモリカード等の記憶媒体に記憶しておき、これ
を装置内に取り込んで制御部106によって実行するよ
うなシステムを構成してもよい。
【0129】更に、単に料金的に有利な接続先を自動的
に選ぶばかりでなく、接続先の候補リストを表示して使
用者に知らせ、接続先条件を比較可能とした場合には、
使用者が任意に、たとえば速度優先、料金優先等によっ
て接続先を選択可能となる。
【0130】
【発明の効果】本発明によれば、任意の移動先において
も、最適な接続先に接続することができ、たとえば、移
動先の現在位置、接続可能な接続先、接続先の通信速
度、通信時間、通信データ量、接続先の課金形態、通信
に用いる回線使用料金等を考慮して、無駄な通信費用の
増加を回避したり、通信時間をできるだけ短くする等、
通信を行う上でユーザにとって有利な接続先を自動的に
選び出し、通信を行うことが可能となるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である携帯可能な通信装置と
してのデジタル移動体通信装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】上記移動体通信装置における制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】本実施例で用いる各通信エリアによる位置情報
を示す説明図である。
【図4】本実施例で用いる接続先名(接続ポイント
名)、接続先の接続番号(電話番号)、通信速度と位置
登録情報(エリア、隣接エリア)との対応リストを示す
説明図である。
【図5】本発明の第2実施例における制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】第2実施例で用いる接続先名、接続先の接続番
号(電話番号)、通信速度と、位置登録情報(エリア、
隣接エリア)との対応リストを示す説明図である。
【図7】実施例に関わるデジタル移動体通信装置を示す
ブロック図である。
【図8】本実施例における移動体通信装置の制御手順を
示すフローチャートである。
【図9】位置情報に対応した接続先の候補リストを示す
図である。
【図10】位置情報に対応した接続先の候補リストを示
す図である。
【図11】移動体通信装置における制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】位置情報に対応した接続先の候補リストを示
す図である。
【図13】接続先の候補リストを示す図である。
【図14】自動モードと手動モードとをユーザに選択さ
せ、選択されたモードに応じて上記第1の方法と第2の
方法とを切り換える動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…基地局、 101…無線アンテナ、 102…無線部、 103…無線制御部、 104…レシーバ、 105…マイク、 106…制御部、 107…汎用記憶部、 108…入力部、 709…表示部、 708…入力部。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線制御装置を介して通信網に接続可能
    な無線通信装置において、 上記無線通信装置が接続する無線制御装置に関する情報
    に基づいて、上記無線制御装置を介して接続する接続先
    を選択する選択手段と;上記選択手段によって選択され
    た接続先に接続する接続手段と;を有することを特徴と
    する無線通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記無線制御装置に関する情報は、上記無線制御装置の
    位置に関する情報であることを特徴とする無線通信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記無線制御装置に関する情報は、上記無線制御装置の
    識別情報に基づく情報であることを特徴とする無線通信
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記無線制御装置に関する情報を収得する収得手段と;
    複数の接続先に関する情報を記憶する記憶手段と;を有
    し、 上記選択手段は、上記収得手段によって収得された情報
    と上記記憶手段に記憶されている情報とに応じて、上記
    選択を行う手段であることを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記選択手段は、自動的に選択を行う手段であることを
    特徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記接続先の候補を通知する通知手段と;上記通知手段
    によって通知された接続先の候補をオペレータに選出さ
    せる操作手段と;を有し、 上記選択手段は、上記操作手段による操作に応じて、上
    記選択を行う手段であることを特徴とする無線通信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 上記記憶手段は、上記複数の接続先との通信速度を記憶
    する手段であり、 上記選択手段は、上記通信速度と、上記無線通信装置が
    接続する無線制御装置に関する情報とに応じて、上記選
    択を行う手段であることを特徴とする無線通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 複数の接続先のそれぞれに接続した場合における通信料
    金を算出する通信料金算出手段を有し、 上記選択手段は、上記通信料金算出手段による算出結果
    に応じて、上記選択を行う手段であることを特徴とする
    無線通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 上記選択手段が上記選択を自動的に行う自動モードと、
    オペレータの操作に基づいて上記選択を行う手動モード
    とを切り換える切換手段を有し、 上記選択手段は、上記切換手段によって切り換えられた
    モードに応じて上記選択を行う手段であることを特徴と
    する無線通信装置。
  10. 【請求項10】 第1の通信網に接続される複数の無線
    基地局と、上記第1の通信網と第2の通信網を接続する
    複数の接続手段とを有する通信システムに収容され、上
    記無線基地局と上記接続手段とを介して、上記第2の通
    信網に接続可能な無線通信装置において、 上記無線通信装置が接続する無線基地局に応じて、上記
    無線通信装置の位置を判別する判別手段と;上記判別手
    段による判別に応じて、上記複数の接続手段のうちの少
    なくとも1つを選択する選択手段と;上記選択手段によ
    って選択された接続手段に接続し、上記第2の通信網を
    介して通信を行う通信手段と;を有することを特徴とす
    る無線通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 上記第1の通信網は、回線網を含む網であることを特徴
    とする無線通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 上記第2の通信網は、インターネットを含む網であるこ
    とを特徴とする無線通信装置。
  13. 【請求項13】 無線通信装置を通信網に接続させる無
    線制御装置を有する通信システムにおいて、 上記無線通信装置が接続する無線制御装置に関する情報
    に応じて、上記無線通信装置が接続する接続先を選択す
    る選択手段と;上記選択手段によって選択された接続先
    に上記無線通信装置を接続する接続手段と;を有するこ
    とを特徴とする通信システム。
  14. 【請求項14】 無線通信装置を第1の通信網に接続さ
    れる複数の無線基地局と、上記第1の通信網と第2の通
    信網とを接続する複数の接続手段とを有する通信システ
    ムにおいて、 上記無線通信装置が接続する無線基地局に応じて、上記
    無線通信装置の位置を判別する判別手段と;上記判別手
    段による判別に基づいて、上記複数の接続手段のうちの
    少なくとも1つを選択する選択手段と;を有することを
    特徴とする通信システム。
  15. 【請求項15】 無線通信装置を介して通信網に接続可
    能な無線通信装置の制御方法において、 上記無線通信装置が接続する無線制御装置に関する情報
    に応じて、上記無線制御装置を介して接続する接続先を
    選択する選択工程と;上記選択工程において選択された
    接続先に接続させる接続工程と;を有することを特徴と
    する無線通信装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 第1の通信網に接続される複数の無線
    基地局と、上記第1の通信網と第2の通信網とを接続す
    る複数の接続手段を有する通信システムに収容され、上
    記無線基地局と上記接続手段とを介して上記第2の通信
    網に接続可能な無線通信装置の制御方法において、 上記無線通信装置が接続する無線基地局に応じて、上記
    無線通信装置の位置を判別する判別工程と;上記判別工
    程における判別に応じて、上記複数の接続手段のうちの
    少なくとも1つを選択する選択工程と;上記選択工程に
    おいて選択された接続手段に接続し、上記第2の通信網
    を介して通信を行わせる通信工程と;を有することを特
    徴とする無線通信装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 無線通信装置を通信網に接続させる無
    線制御装置を有する通信システムの制御方法において、 上記無線通信装置が接続する無線制御装置に関する情報
    に応じて、上記無線通信装置が接続する接続先を選択す
    る選択工程と;上記選択工程において選択された接続先
    に上記無線通信装置を接続する接続工程と;を有するこ
    とを特徴とする通信システムの制御方法。
  18. 【請求項18】 無線通信装置を第1の通信網に接続さ
    せる複数の無線基地局と、上記第1の通信網と第2の通
    信網とを接続する複数の接続手段とを有する通信システ
    ムの制御方法において、 上記無線通信装置が接続する無線基地局に応じて、上記
    無線通信装置の位置を判別する判別工程と;上記判別工
    程による判別に応じて、上記複数の接続手段のうちの少
    なくとも1つを選択する選択工程と;を有することを特
    徴とする通信システムの制御方法。
  19. 【請求項19】 無線通信機能を備えた無線通信装置を
    制御するプログラムを記憶したコンピュータに読取可能
    な記憶媒体において、 上記無線通信装置が接続する無線制御装置に関する情報
    に応じて、上記無線制御装置を介して接続する接続先を
    選択する選択手順と;上記選択工程において選択された
    接続先に接続させる接続手順と;をコンピュータに実行
    させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  20. 【請求項20】 第1の通信網に接続される複数の無線
    基地局と、上記第1の通信網と第2の通信網を接続する
    複数の接続手段とを有する通信システムに収容され、上
    記無線基地局と上記接続手段とを介して、上記第2の通
    信網に接続可能な無線通信装置を制御するためのプログ
    ラムを記憶したコンピュータに読取可能な記憶媒体にお
    いて、 上記無線通信装置が接続する無線基地局に応じて、上記
    無線通信装置の位置を判別する判別手順と;上記判別手
    順における判別に応じて、上記複数の接続手段のうちの
    少なくとも1つを選択する選択手順と;上記選択手順に
    おいて選択された接続手段に接続し、上記第2の通信網
    を介して通信を行わせる通信手順と;をコンピュータに
    実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
JP11152729A 1998-06-25 1999-05-31 無線通信装置およびその制御方法 Pending JP2000083284A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152729A JP2000083284A (ja) 1998-06-25 1999-05-31 無線通信装置およびその制御方法
EP99401578A EP0967815A3 (en) 1998-06-25 1999-06-24 Access method with selection criteria
CN 99108831 CN1126417C (zh) 1998-06-25 1999-06-25 无线电通信设备和它的控制方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-195096 1998-06-25
JP19509698 1998-06-25
JP11152729A JP2000083284A (ja) 1998-06-25 1999-05-31 無線通信装置およびその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000083284A true JP2000083284A (ja) 2000-03-21

Family

ID=26481573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11152729A Pending JP2000083284A (ja) 1998-06-25 1999-05-31 無線通信装置およびその制御方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0967815A3 (ja)
JP (1) JP2000083284A (ja)
CN (1) CN1126417C (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149521A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Casio Comput Co Ltd 情報端末装置及びプロバイダ選択方法
JP2004193753A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Canon Inc 無線ネットワーク構築方法
WO2004088526A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Fujitsu Limited 無線lanアクセスサービスシステム及び無線lanアクセスサービスシステムにおける課金方法
US7203481B2 (en) 2002-02-07 2007-04-10 Sharp Kabushiki Kaisha Radio communication system with high security level, and communication unit and portable terminal used therefor
JP2007124711A (ja) * 2007-01-29 2007-05-17 Kyocera Corp 無線通信方法
WO2008013291A1 (fr) * 2006-07-26 2008-01-31 Nec Corporation Système de communication mobile, terminal de communication mobile, et procédé de sélection d'un réseau utilisé pour ceux-ci
WO2011136145A1 (ja) * 2010-04-26 2011-11-03 日本電気株式会社 通信端末、接続先表示方法、及びコンピュータプログラム
JP2015061312A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム
US9131066B2 (en) 2007-12-26 2015-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI109163B (fi) 2000-02-24 2002-05-31 Nokia Corp Menetelmä ja laitteisto liikkuvuuden tukemiseksi tietoliikennejärjestelmässä
SE514928C2 (sv) * 2000-05-02 2001-05-21 Gatespace Ab System och metod för hantering av förbindelser mellan anslutningspunkter
EP1246488A1 (de) * 2001-03-26 2002-10-02 Siemens Schweiz AG Verfahren zur automatischen Bestimmung einer ortsabhängigen Kommunikationsadresse
US7646710B2 (en) 2003-07-28 2010-01-12 Nortel Networks Limited Mobility in a multi-access communication network
US9723520B1 (en) 2005-12-20 2017-08-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Location based mode switching for dual mode mobile terminals
US9264126B2 (en) 2007-10-19 2016-02-16 Honeywell International Inc. Method to establish and maintain an aircraft ad-hoc communication network
US9467221B2 (en) * 2008-02-04 2016-10-11 Honeywell International Inc. Use of alternate communication networks to complement an ad-hoc mobile node to mobile node communication network
GB201211568D0 (en) 2012-06-29 2012-08-15 Microsoft Corp Determining network availability based on geographical location
GB201211580D0 (en) 2012-06-29 2012-08-15 Microsoft Corp Determining suitablity of an access network
GB201211565D0 (en) 2012-06-29 2012-08-15 Microsoft Corp Determining availability of an acess network
GB201211567D0 (en) * 2012-06-29 2012-08-15 Microsoft Corp Determining suitability of an access network

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9223586D0 (en) * 1992-11-11 1992-12-23 Vodafone Ltd Radio telecommunication systems and methods
FI103701B1 (fi) * 1996-10-30 1999-08-13 Nokia Telecommunications Oy Matkaviestinjärjestelmä ja menetelmä paikkatiedon tuottamiseksi sovellukselle
JPH1141643A (ja) * 1997-07-04 1999-02-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 無線情報処理端末及びその制御方法
US6205126B1 (en) * 1997-09-30 2001-03-20 Ericsson Inc. Method and apparatus for automatically determining an ISP local access number based on device location

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149521A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Casio Comput Co Ltd 情報端末装置及びプロバイダ選択方法
JP4505974B2 (ja) * 2000-11-07 2010-07-21 カシオ計算機株式会社 情報端末装置及びプロバイダ選択方法
US7203481B2 (en) 2002-02-07 2007-04-10 Sharp Kabushiki Kaisha Radio communication system with high security level, and communication unit and portable terminal used therefor
US8181228B2 (en) 2002-12-09 2012-05-15 Canon Kabushiki Kaisha Network constructing method and communication apparatus
JP2004193753A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Canon Inc 無線ネットワーク構築方法
US7451480B2 (en) 2002-12-09 2008-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Network constructing method and communication apparatus
WO2004088526A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Fujitsu Limited 無線lanアクセスサービスシステム及び無線lanアクセスサービスシステムにおける課金方法
WO2008013291A1 (fr) * 2006-07-26 2008-01-31 Nec Corporation Système de communication mobile, terminal de communication mobile, et procédé de sélection d'un réseau utilisé pour ceux-ci
JP5472965B2 (ja) * 2006-07-26 2014-04-16 日本電気株式会社 移動通信システムおよび移動通信端末ならびにこれらに用いられるネットワーク選択方法
JP2007124711A (ja) * 2007-01-29 2007-05-17 Kyocera Corp 無線通信方法
US9131066B2 (en) 2007-12-26 2015-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus
CN102870493A (zh) * 2010-04-26 2013-01-09 日本电气株式会社 通信终端、连接目的地显示方法及计算机程序
US8666412B2 (en) 2010-04-26 2014-03-04 Nec Corporation Communications terminal, connection destination display method, and computer program
WO2011136145A1 (ja) * 2010-04-26 2011-11-03 日本電気株式会社 通信端末、接続先表示方法、及びコンピュータプログラム
JP5840603B2 (ja) * 2010-04-26 2016-01-06 レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) 通信端末、接続先表示方法、及びコンピュータプログラム
JP2016028535A (ja) * 2010-04-26 2016-02-25 レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) 通信端末、接続先表示方法、及びコンピュータプログラム
JP2015061312A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN1241888A (zh) 2000-01-19
CN1126417C (zh) 2003-10-29
EP0967815A2 (en) 1999-12-29
EP0967815A3 (en) 2000-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000083284A (ja) 無線通信装置およびその制御方法
JP3937752B2 (ja) 携帯電話機および基地局
JP3036696B1 (ja) ナビゲーションシステム、方法、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2002117067A (ja) 電話通信システム及び方法並びに広告情報提供サーバ
JP3189790B2 (ja) 順番待ち呼出し装置
JP3300320B2 (ja) ナビゲーションシステム、および、電話サービスシステム
US6314296B1 (en) Wireless communication system and method of controlling same
US6829472B2 (en) Method for selecting mobile telephone operator
EP0707429A1 (en) Electronic exchange system for portable stations
KR100222781B1 (ko) 발신자번호를 이용한 착신호 검색 통화방법
GB2408427A (en) Communication accounting system within a mobile communication network
JPH09200346A (ja) 情報検索システム、情報検索システム用端末及び端末用記憶媒体並びに情報検索方法
JP2001036670A (ja) 発呼機能を有する情報端末及びその制御プログラムが記録された記録媒体
JP2000261545A (ja) 複数のidを持つ移動局の発着信制御方法ならびに装置
KR20030034029A (ko) 정보 취득시스템 및 정보 취득방법
KR20060024263A (ko) 로밍시 전화번호 자동 변환 기능을 갖는 이동통신단말기
JP3920239B2 (ja) 電話装置
US20100202600A1 (en) Communication system, communication control device, communication method, communication control method and recording medium
JPS6150457A (ja) 情報処理システム
JP2001331562A (ja) タクシー送迎サービスシステムおよび方法
JPH10285304A (ja) 電話システム、電話回線網のセンタ装置、端末装置及び通話料金分計方法
KR20040015640A (ko) 단문메시지서비스를 이용한 전화번호 안내장치 및 그 방법
JP3101535B2 (ja) 携帯電話システム制御装置及び基地局
JP3299393B2 (ja) 情報通信カードシステム
JP2000261571A (ja) データ通信装置及び記録媒体