JP2015061312A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アクセスしたいデバイスを容易に選択することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】複数のデバイスから発信された信号を受信して、複数のデバイスの関連情報を表示する情報処理装置100に於いて、信号の強度変化量に基づき、複数のデバイスの関連情報の表示形態を決定する決定部203、を備える情報処理装置。【選択図】図2

Description

開示の技術は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラムに関する。
近年、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などの無線デバイスの普及に付随して、スキャンにより検出される無線デバイスが増加してきている。例えば、Wi−FiのアクセスポイントやBluetoothのデバイスなどの無線デバイスのスキャンを行うと、数十個の無線デバイスが検出されることがある。しかも、無線デバイスのMACアドレス等がそのまま表示されることもある。
このため、検出された複数の無線デバイスから、ユーザがアクセスしたい無線デバイスを間違いなく選択することは、大変になりつつある。
無線デバイスの提示方法としては、例えば無線デバイスから発信される信号の電界強度を表示する方法が提案されている。
特開2012−44679号公報
ところが、無線信号の電界強度は、無線デバイスの出力電力の影響を受ける為、無線信号の電界強度が強くても、無線デバイスがユーザの近くにあるとは限らない。又、ユーザの後ろに無線デバイスが存在していても、無線デバイスがユーザに近ければ、無線信号の電界強度が強くなる為、アクセスしたい無線デバイスに絞り込むことはできない。以上のように、無線信号の電界強度に基づき、アクセスしたい無線デバイスを絞り込むことは困難である。
開示の技術によれば、アクセスしたいデバイスを容易に特定することができる情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラムを提供する。
開示の技術の一観点によれば、複数のデバイスから発信された信号を受信して、前記複数のデバイスの関連情報を表示する情報処理装置に於いて、前記信号の強度変化量に基づき、前記複数のデバイスの関連情報の表示形態を決定する決定部、を備える情報処理装置が提供される。
本開示の技術の一観点によれば、アクセスしたいデバイスを容易に選択することができる。
第1の実施形態にかかる携帯端末のハードウェア構成の概略図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末の機能ブロックの概略図である。 第1の実施形態にかかる無線デバイスリストの模式図である。 第1の実施形態にかかる表示優先度更新処理のフローチャートである。 第1の実施形態にかかるスキャン情報表示処理のフローチャートである。 第1の実施形態にかかる携帯端末の位置関係の概略図である。 第1の実施形態にかかる無線デバイスリストの概略図である。 第1の実施形態にかかるデバイス選択リストの概略図である。 第1の実施形態の変形例1にかかるデバイス選択リストの概略図である。 第1の実施形態の変形例2にかかるデバイス選択リストの概略図である。 第1の実施形態の変形例3にかかるデバイス選択リストの概略図である。 第1の実施形態の変形例4にかかるデバイス選択リストの概略図である。 第2の実施形態にかかる携帯端末の機能ブロックの概略図である。 第2の実施形態にかかる表示優先度更新処理のフローチャートである。 第3の実施形態にかかる携帯端末の機能ブロックの概略図である。 第3の実施形態にかかる表示優先度更新処理のフローチャートである。 第4の実施形態にかかる携帯端末の機能ブロックの概略図である。 第4の実施形態にかかるメンバーリストの模式図である。 第4実施形態にかかるスキャン情報表示処理のフローチャートである。 第5の実施形態にかかる携帯端末のハードウェア構成の概略図である。 第5の実施形態にかかる携帯端末の機能ブロックの概略図である。 第5の実施形態にかかる無線デバイスリストの模式図である。 第5の実施形態にかかる表示優先度更新処理のフローチャートである。
以下の実施形態では、携帯端末(情報処理装置)を無線デバイスに接近させたときの、無線デバイスから発信された信号(無線信号)の電界強度の変化量に基づき、ユーザがアクセスしたい無線デバイスを特定する。
即ち、携帯端末を無線デバイスに接近させると、無線デバイスから発信された無線信号の電界強度の、携帯端末による受信強度が変化する。このため、電界強度の変化量に着目すれば、ユーザがどの無線デバイスに携帯端末に接近させたのか、即ちユーザがどの無線デバイスにアクセスしたいのかを特定することができる。従って、以下の実施形態では、電界強度の変化量が最大となる無線信号の発信元の無線デバイスを、携帯端末を接近させた無線デバイス、即ちユーザがアクセスしたい無線デバイスとする。なお、ここでは、電界強度の変化量を使用しているが、変化量は、変化前の電界強度を基準とする変化後の電界強度、即ち変化率を含むものとする。
実施形態の根拠となる理論を説明する。
携帯端末から無線デバイスまでの距離が小さく、無線デバイスから発信された無線信号の反射波の影響を無視できる場合、例えば等方アンテナに電力Pを与えたときの、該アンテナ中心から距離Dだけ離間した位置での電界強度Pは、以下の数式(1)で表される。
Figure 2015061312
なお、数式(1)に於いて、Aは、波長及び利得からなる係数である。利得を変化しないと仮定すると、同じ周波数で通信している場合は、Aが定数となる。このとき、電界強度Pは、アンテナ中心からの距離Dの二乗に反比例する。
ここで、携帯端末から所定方向に距離D1、D2(>D1)だけ離間した位置に、それぞれ無線デバイス1、2が存在することを想定する。このとき、ユーザが携帯端末を無線デバイス1、2に距離α(<D1、D2)だけ接近させると、携帯端末から無線デバイス1、2までの距離が、それぞれD1−α、D2−αとなる為、数式(1)から以下の数式(2)を導き出すことができる。
Figure 2015061312
数式(2)によれば、携帯端末を無線デバイスに接近させる場合、無線デバイスが携帯端末から近いほど、そして、携帯端末を無線デバイスに接近させるほど、無線信号の電界強度の変化量が大きくなることがわかる。従って、携帯端末の周りに複数の無線デバイスが存在していても、アクセスしたい無線デバイスに携帯端末を接近させることで、携帯端末は、電界強度の変化量に基づき、携帯端末を接近させた無線デバイスを、複数の無線デバイスから特定することができる。
なお、以下の実施形態では、無線信号の電界強度を用いているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば光デバイスから発信された光信号の強度に基づき、アクセスしたい光デバイスを特定しても良い。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図8を参照して、第1の実施形態を説明する。
[携帯端末100のハードウェア]
図1は、第1の実施形態にかかる携帯端末100のハードウェア構成の概略図である。本実施形態では、携帯端末100として、例えばスマートフォンやタブレットPCなどの携帯型の携帯端末を想定する。
図1に示すように、携帯端末100は、CPU(Central Processing Unit)101、メインメモリ102、補助メモリ103、ディスプレイ104、タッチパネル105、無線デバイス106、をハードウェアモジュールとして備える。これらのハードウェアモジュールは、バス107により相互接続されている。
CPU101は、補助メモリ103に格納された各種プログラムをメインメモリ102に読み出すとともに、該メインメモリ102に読み出した各種プログラムを実行することで、各種機能を実現する。各種機能の詳細は、後述することとする。
メインメモリ102は、CPU101により実行される各種プログラムを格納する。さらに、メインメモリ102は、CPU101のワークエリアとして使用され、CPU101による処理に必要な各種データを記憶する。メインメモリ102としては、例えばRAM(Random Access Memory)などを用いても良い。
補助メモリ103は、携帯端末100を動作させる各種プログラムを格納している。各種プログラムとしては、例えば、携帯端末100により実行されるアプリケーションプログラムのほか、アプリケーションプログラムの実行環境であるOS(Operating System)などがある。本実施形態にかかる制御プログラムも補助メモリ103に格納されている。補助メモリ103としては、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発メモリを用いても良い。
ディスプレイ104は、CPU101により制御され、携帯端末100のユーザに視覚情報を提示する。タッチパネル105は、ディスプレイ104に貼り付けられる。タッチパネル105は、CPU101により制御され、例えば指先やペン先の接触位置を検出する。
無線デバイス106は、CPU101により制御され、例えばBluetoothやWi−Fiによる各種情報の送受信を実行する。
[携帯端末100の機能ブロック]
図2は、第1の実施形態にかかる携帯端末100の機能ブロックの概略図である。
図2に示すように、携帯端末100は、入力部201、スキャン情報表示部202、表示優先度更新部(決定部)203、無線部204、デバイス情報格納部205、を備える。
入力部201、スキャン情報表示部202、表示優先度更新部203、無線部204、デバイス情報格納部205は、何れもCPU101がメインメモリ102に制御プログラムを読み込むとともに、該メインメモリ102に読み込んだ制御プログラムを実行することで実現される。
入力部201は、例えばタッチパネル105への入力操作に基づき、表示更新指示を認識して、スキャン情報表示部202に通知する。
スキャン情報表示部202は、例えば入力部201からの表示更新指示をトリガとして、表示優先度更新部203からのデバイス表示優先度に基づき、無線デバイスの関連情報を、デバイス選択リストとして、ディスプレイ104に表示する。なお、デバイス選択リストは、携帯端末100にアクセスさせる無線デバイスを、ユーザに指定する為の無線デバイスの一覧である。なお、スキャン情報表示部202は、表示優先度更新部203と共に、決定部を構成する。
表示優先度更新部203は、無線部204からの無線信号の電界強度の変化量に基づき、無線デバイスの表示優先度を決定する。具体的には、表示優先度更新部203は、無線デバイス毎に、無線デバイスリストLdに記録された電界強度と、無線部204から取得された電界強度と、に基づき、前回スキャンにより取得された無線信号の電界強度を基準とする、今回スキャンにより取得された無線信号の電界強度の変化量を算出する。続いて、表示優先度更新部203は、無線信号の電界強度の変化量に基づき、複数の無線デバイスの表示優先度を決定する。本実施形態では、電界強度の変化量が大きいほど、無線デバイスの表示優先度を上げ、電界強度の変化量が小さいほど、無線デバイスの表示優先度を下げる。
無線部204は、無線デバイス106からの無線信号に基づき、無線デバイスの関連情報と、無線信号の電界強度(信号強度)と、を取得する。関連情報としては、無線デバイスの識別情報などを含む。
デバイス情報格納部205は、無線デバイスリストLdを格納する。無線デバイスリストLdの詳細は、後述することとする。
[無線デバイスリストLd]
図3は、第1の実施形態にかかる無線デバイスリストLdの模式図である。
図3に示すように、無線デバイスリストLdは、無線デバイス毎に、電界強度を記録する。電界強度は、無線デバイスから発信され、スキャンにより取得された無線信号の電界強度である。具体的には、本実施形態にかかる無線デバイスリストLdの1行目のレコードでは、無線デバイスAからの無線信号の電界強度として、0.1[μW]を記録している。
[表示優先度更新処理]
図4は、第1の実施形態にかかる表示優先度更新処理のフローチャートである。
図4に示すように、表示優先度更新部203は、スキャン情報表示部202からの表示優先度更新指示をトリガとして、表示優先度更新処理を開始する。
表示優先度更新部203は、表示優先度更新処理の開始後、検出中の無線デバイスの関連情報を無線デバイスリストLdに記録する(ステップS001)。無線デバイスの関連情報としては、無線デバイスの識別情報と、無線デバイスから発信された無線信号の電界強度と、を含む。例えば、本実施形態にかかる制御プログラムの起動後、最初に表示優先度更新処理が開始された場合、制御プログラムの起動直後に開始される最初のスキャンにより取得された無線デバイスの関連情報を、検出中の無線デバイスの関連情報として、無線デバイスリストLdに記録することとなる。
次に、表示優先度更新部203は、無線デバイスのスキャンを開始する(ステップS002)。スキャンとは、無線デバイスから発信される無線信号を受信して、無線デバイスの識別情報及び無線信号の電界強度を取得することである。
次に、表示優先度更新部203は、無線デバイスのスキャン終了のタイミングかどうかを判断する(ステップS003)。例えば、表示優先度更新部203は、無線デバイスのスキャン開始からの経過時間が、事前に決められた更新情報取得時間を超えた場合、もしくは、スキャン情報表示部202から表示優先度更新停止指示を受け付けた場合に、無線デバイスのスキャン終了のタイミングと判断しても良い。
ここで、スキャン終了のタイミングと判断された場合(ステップS003のYes)、表示優先度更新部203は、無線デバイスのスキャンを終了して(ステップS007)、表示優先度更新処理を終了させる。
一方、スキャン終了のタイミングと判断されない場合(ステップS003のNo)、表示優先度更新部203は、無線デバイスからの無線信号を受信したかどうかを判断する(ステップS004)。
ここで、無線信号を受信したと判断されない場合(ステップS004のNo)、表示優先度更新部203は、再度、無線デバイスのスキャン終了のタイミングかどうかを判断する(ステップS003)。
一方、無線信号を受信したと判断された場合(ステップS004のYes)、表示優先度更新部203は、前回のスキャンにより取得された無線信号の電界強度、即ち無線デバイスリストLdに保存された無線信号の電界強度と、今回のスキャンにより取得された無線信号の電界強度、との比率、即ち電界強度の変化量を算出する(ステップS005)。
次に、表示優先度更新部203は、無線信号の電界強度の変化量をスキャン情報表示部202に通知する(ステップS006)。スキャン情報表示部202は、表示優先度更新部203からの電界強度の変化量に基づき、デバイス選択リストを更新することとなる。
次に、表示優先度更新部203は、再度、無線デバイスのスキャン終了のタイミングかどうかを判断する(ステップS003)。
以上のように、本実施形態にかかる表示優先度更新部203は、無線デバイスからの無線信号の受信毎に、無線信号の電界強度の変化量を算出して、電界強度の変化量をスキャン情報表示部202に通知する。
[スキャン情報表示処理]
図5は、第1の実施形態にかかるスキャン情報表示処理のフローチャートである。
図5に示すように、スキャン情報表示部202は、スキャン情報表示更新指示をトリガとして、スキャン情報表示処理を開始する。スキャン情報表示更新指示は、例えばユーザの入力操作やタイマの満了をトリガとして、生成される。
なお、スキャン情報表示部202は、スキャン情報表示処理の開始前に無線デバイスからの無線信号を受信している場合、検出中の無線デバイスを、デバイス選択リストとして、ディスプレイ104に表示する。このとき、デバイス選択リストは、無線デバイスからの無線信号の電界強度に基づき、検出中のデバイスの識別情報を表示しても良い。例えば、無線信号の電界強度が最大となる無線デバイスの識別情報を、デバイス選択リストの最上位として、以下、電界強度が小さくなる順に無線デバイスの識別情報をソートしても良い。
スキャン情報表示部202は、スキャン情報表示処理の開始後、表示優先度更新部203に表示優先度更新指示を通知する(ステップS011)。こうして、表示優先度更新部203は、スキャン情報表示部202からの表示優先度更新指示をトリガとして、表示優先度更新処理を開始することとなる。
次に、スキャン情報表示部202は、表示優先度更新処理終了のタイミングかどうかを判断する(ステップS012)。例えば、スキャン情報表示部202は、無線デバイスのスキャン開始からの経過時間が、事前に決められた更新情報取得時間を超えた場合、もしくは、ユーザによる表示優先度更新停止指示を受け付けた場合に、表示優先度更新処理終了のタイミングと判断しても良い。
ここで、表示優先度更新処理終了のタイミングと判断された場合(ステップS012のYes)、スキャン情報表示部202は、表示優先度更新停止指示を表示優先度更新部203に通知して(ステップS016)、スキャン情報表示処理を終了する。
一方、表示優先度更新処理終了のタイミングと判断されない場合(ステップS012のNo)、スキャン情報表示部202は、複数の無線デバイスの内、何れかの無線デバイスから発信された無線信号の電界強度の変化量が更新されたかどうかを判断する(ステップS013)。
ここで、無線信号の電界強度の変化量が更新されたと判断されない場合(ステップS013のNo)、スキャン情報表示部202は、再度、無線デバイス表示優先度更新処理終了のタイミングかどうかを判断する(ステップS012)。
一方、無線信号の電界強度の変化量が更新されたと判断された場合(ステップS013のYes)、スキャン情報表示部202は、更新後の電界強度の変化量、即ち表示優先度更新部203からの電界強度の変化量に基づき、無線デバイスの識別情報の表示優先度を決定する(ステップS014)。例えば、スキャン情報表示部202は、更新後の電界強度の変化量の大きい順に表示優先度「1」、「2」、「3」、「4」・・・を割り振る。例えば、電界強度の変化量が最大となる無線デバイスの識別情報には、最高の優先度である表示優先度を割り振り、電界強度の変化量が最小となる無線デバイスの識別情報には、最低の優先度である表示優先度を割り振る。なお、本実施形態では、電界強度の変化量から表示優先度を求めているが、本発明は、これに限定されるものではなく、電界強度の変化量そのものを、表示優先度としても良い。
次に、スキャン情報表示部202は、無線デバイスの表示優先度に基づき、デバイス選択リストを更新する(ステップS015)。このため、スキャン情報表示更新の指示前まで、無線信号の電界強度に基づき、無線デバイスの識別情報が表示されていたとしても、スキャン情報表示更新の実行後、電界強度の変化量に基づき、無線デバイスの識別情報が再表示されることとなる。携帯端末100のユーザは、ディスプレイ104に表示されたデバイス選択リストからアクセスしたい無線デバイスを選択(指定)することとなる。
次に、スキャン情報表示部202は、再度、無線デバイス表示優先度更新処理終了のタイミングかどうかを判断する(ステップS012)。
[無線デバイスのスキャンの操作の流れ]
図6は、第1の実施形態にかかる携帯端末U及び無線デバイスA、B、C、Dの位置関係の概略図である。図7は、第1の実施形態にかかる無線デバイスリストLdの概略図である。図8は、第1の実施形態にかかるデバイス選択リストの概略図である。
なお、図6中の符号A、B、C、Dは、無線デバイスの識別符号、符号Uは、ユーザが操作する携帯端末の識別符号である。携帯端末Uは、本実施形態にかかる携帯端末100と同等の構成及び機能を有する。
先ず、ユーザは、図6に示すように、自身の携帯端末Uを矢印方向に移動させる。これにより、無線デバイスA、Cは、携帯端末Uからの距離が小さくなり、無線デバイスBは、携帯端末Uからの距離が大きくなる。一方、無線デバイスDは、携帯端末Uの移動方向からはずれている為、携帯端末Uからの距離は、ほとんど変化しない。
次に、ユーザは、携帯端末Uの移動先でタッチパネル105を操作して、スキャン情報表示更新指示を実行する。これにより、携帯端末Uの表示優先度更新部203は、表示優先度更新処理を開始して、図7に示すように、携帯端末Uの無線デバイスリストLdを更新するとともに、それぞれの無線デバイスから発信された無線信号の電界強度の変化量を算出する。
ここで、無線信号の電界強度の変化量に着目すると、携帯端末Uからの距離が小さくなる無線デバイスA、Cの内、携帯端末Uに近いところにある無線デバイスAからの無線信号の電界強度の変化量は最大となり、携帯端末Uから遠いところにある無線デバイスCからの無線信号の電界強度の変化量は2番目に大きくなっている。一方、携帯端末Uからの距離がほとんど変化しない無線デバイスDからの無線信号の電界強度の変化量は、ほとんど変化していない。又、携帯端末Uからの距離が大きくなる無線デバイスBからの無線信号の電界強度の変化量は、最小となっている。即ち、電界強度の変化量が大きい方から順に、無線デバイスA、無線デバイスC、無線デバイスD、無線デバイスBの無線デバイスとなる。
このため、携帯情報端末Uのスキャン情報表示部202は、表示優先度更新部203からの電界強度の変化量に基づき、無線デバイスAの表示優先度を1位(最高優先度)、無線デバイスCの表示優先度を2位、無線デバイスDの表示優先度を3位、無線デバイスBの表示優先度を4位(最低優先度)とする。
これにより、携帯情報端末Uのスキャン情報表示部202は、図8に示すように、表示優先度が上位の携帯端末を、ユーザが探索しやすい位置、本実施形態では、デバイス選択リストの上側に表示する。
よって、携帯端末Uのユーザは、複数の無線デバイスの識別情報が表示されたデバイス選択リストから、ユーザがアクセスしたい無線デバイスの識別情報、即ちユーザが携帯端末Uを近づけた無線デバイスの識別情報を簡単に見つけることができる。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザがアクセスしたい無線デバイスに、自身の携帯端末100を接近させるだけで、アクセスしたい無線デバイスの識別情報を優先的に、携帯端末100に表示させることができる。このため、ユーザ周辺に複数の無線デバイスが存在していても、所望の無線デバイスを簡単に選択することができる。
なお、本実施形態にかかるスキャン情報表示部202は、無線デバイスの表示優先度に基づき、デバイス選択リストに表示される無線デバイスの識別情報の順番を変えることで、アクセスしたい無線デバイスの識別情報を、ユーザが選択しやすくしていた。しかし、本実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、以下の変形例1〜3にかかるデバイス選択リストのように、種々の表示形態を使用することができる。
(変形例1)
図9は、第1の実施形態の変形例1にかかるデバイス選択リストの概略図である。
本変形例1にかかるスキャン情報表示部202は、アクセスしたい無線デバイスではないと推測される無線デバイスの識別情報の、デバイス選択リストへの表示を省略する。例えば、無線信号の電界強度の変化量が1[dB]以下の無線デバイスは、アクセスしたい無線デバイスでないと推測される為、本変形例1にかかるスキャン情報表示部202は、デバイス選択リストへの表示を省略する。このため、本変形例1では、図9に示すように、無線デバイスA、Cだけがデバイス選択リストに表示される。これにより、ユーザは、アクセスしたい無線デバイスを、より簡単に選択することができる。
(変形例2)
図10は、第1の実施形態の変形例2にかかるデバイス選択リストの概略図である。
本変形例2にかかるスキャン情報表示部202は、変形例1にかかる無線デバイスの選択表示だけでなく、さらに、アクセスしたい無線デバイスと推測される無線デバイスの識別情報の表示サイズを、無線信号の電界強度の変化量に基づき、拡大する。本変形例2では、図10に示すように、無線信号の電界強度の変化量が最大である無線デバイスAの識別情報の表示サイズを、無線デバイスCの識別情報の表示サイズよりも大きくしている。これにより、ユーザは、アクセスしたい無線デバイスを、より簡単に選択することができる。
(変形例3)
図11は、第1の実施形態の変形例3にかかるデバイス選択リストの概略図である。
本変形例3にかかるスキャン情報表示部202は、アクセスしたい無線デバイスと推測される無線デバイスの識別番号の表示色と、アクセスしたい無線デバイスではないと推測される無線デバイスの識別番号の表示色と、を切り替えている。本変形例3では、図11に示すように、電界強度の変化量が1[dB]を超える無線デバイスを、アクセスしたい無線デバイスとする為、無線デバイスA、Cの識別情報の表示色と、電界強度の変化量1[dB]以下の無線デバイスB、Dの表示色と、を切り替えている。なお、ここでは、ハッチングの違いで表示色の違いを表現している。表示色の違いの代わりに、表示の濃淡(コントラスト)を用いても良い。
(変形例4)
図12は、第1の実施形態の変形例4にかかるデバイス選択リストの概略図である。
本変形例4にかかるスキャン情報表示部202は、アクセスしたい無線デバイスと推測される無線デバイスの識別番号の文字サイズを拡大・強調表示する。一方、アクセスしたい無線デバイスではないと推測される無線デバイスの識別番号の文字サイズを縮小・細線表示する。本変形例4では、図12に示すように、電界強度の変化量が1[dB]を超える無線デバイスを、アクセスしたい無線デバイスとする為、無線デバイスA、Cの識別情報の文字列を拡大・強調表示し、電界強度の変化量1[dB]以下の無線デバイスB、Dの識別情報の文字列を縮小・細線表示している。
(第2の実施形態)
以下、図13、図14を参照して、第2の実施形態を説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成、機能、作用については、説明を省略することとする。
第1の実施形態では、無線信号の電界強度の変化量に基づき、デバイス選択リストの表示形態を決定していた。しかし、表示優先度更新処理の最中に、ユーザが携帯端末100を動かさない場合、無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量は、何れも非常に小さくなる。このため、例えば変形例2を適用する場合、即ち電界強度の変化量がしきい値以上である無線デバイスだけを選択的にデバイス選択リストの表示させる場合、無線デバイスの識別情報すべてがデバイス選択リストから消失してしまい、ユーザを混乱させることになる。
これに対し、第2の実施形態では、無線信号の電界強度の変化量が、事前に決められたしきい値以上となったときに、無線信号の電界強度の変化量をスキャン情報表示部202に通知する。このため、スキャン情報表示部202は、無線信号の電界強度の変化量がしきい値以上とならない限り、それ以前のデバイス選択リストを表示する為、ユーザを混乱させることがない。
[携帯端末100Aの機能ブロック]
図13は、第2の実施形態にかかる携帯端末100Aの機能ブロックの概略図である。
図13に示すように、本実施形態にかかる携帯端末100Aは、第1の実施形態にかかる表示優先度更新部203の代わりに、表示優先度更新部206を備える。
表示優先度更新部206は、何れもCPU101がメインメモリ102に制御プログラムを読み込むとともに、該メインメモリ102に読み込んだ制御プログラムを実行することで実現される。
表示優先度更新部206は、無線信号の電界強度の変化量が、事前に決められたしきい値以上であるときだけ、電界強度の変化量をスキャン情報表示部202に通知する。表示優先度更新部206は、スキャン情報表示部202と共に、決定部を構成する。
[表示優先度更新処理]
図14は、第2の実施形態にかかる表示優先度更新処理のフローチャートである。
図14に示すように、表示優先度更新部206は、無線信号の電界強度の変化量の算出後(ステップS005)、無線信号の電界強度の変化量が、事前に決められたしきい値以上であるかどうかを判断する(ステップS021)。
ここで、電界強度の変化量がしきい値以上であると判断されない場合(ステップS021のNo)、表示優先度更新部206は、無線デバイスのスキャン終了のタイミングかどうかを判断する(ステップS003)。
一方、電界強度の変化量がしきい値以上であると判断された場合(ステップS021のYes)、表示優先度更新部206は、無線信号の電界強度の変化量をスキャン情報表示部202に通知する(ステップS006)。スキャン情報表示部202は、表示優先度更新部206からの電界強度の変化量に基づき、デバイス選択リストの表示形態を更新することとなる。
以上のように、本実施形態によれば、電界強度の変化量がしきい値以上であると判断された場合だけ、デバイス選択リストを更新する。このため、表示優先度更新処理の最中に、ユーザが携帯端末100Aを動かさなくても、無線デバイスの識別情報すべてがデバイス選択リストから消失することがない。
(第3の実施形態)
以下、図15、図16を参照して、第3の実施形態を説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成、機能、作用については、説明を省略することとする。
第3の実施形態では、複数の無線信号の電界強度の変化量の内、最大の電界強度の変化量を基準とする、それぞれの無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量の比率に基づき、デバイス選択リストの更新の可否を決定する。
[携帯端末100Bの機能ブロック]
図15は、第3の実施形態にかかる携帯端末100Bの機能ブロックの概略図である。
図15に示すように、本実施形態にかかる携帯端末100Bは、第1の実施形態にかかる表示優先度更新部203及びスキャン情報表示部202の代わりに、表示優先度更新部212及びスキャン情報表示部213を備え、第1の実施形態にかかる携帯端末100に対して、さらに変化量情報保存部207を備える。
表示優先度更新部212、スキャン情報表示部213、変化量情報保存部207は、何れもCPU101がメインメモリ102に制御プログラムを読み込むとともに、該メインメモリ102に読み込んだ制御プログラムを実行することで実現される。
表示優先度更新部212は、無線信号の電界強度の変化量が、事前に決められたしきい値以上であるときだけ、電界強度の変化量をスキャン情報表示部202に通知する。表示優先度更新処理の開始後に検出された無線デバイスの内、無線信号の電界強度の変化量が最大となる無線デバイスを特定して、最大の電界強度の変化量を変化量情報保存部207に保存する。さらに、表示優先度更新部212は、変化量情報保存部207に保存された無線信号の電界強度の変化量と、それぞれの無線デバイスから発信された無線信号の電界強度の変化量と、の比率を算出する。表示優先度更新部212は、スキャン情報表示部202と共に、決定部を構成する。
スキャン情報表示部213は、表示優先度更新部212からの無線信号の電界強度の変化量の比率に基づき、デバイス選択リストを更新するかどうかを判断する。電界強度の変化量の比率が、事前に決められたしきい値未満である場合、表示優先度更新部212から電界強度の変化量を受信しても、デバイス選択リストを更新することはない。
変化量情報保存部207は、表示優先度更新処理の開始後に検出された無線信号の電界強度の変化量の内、最大の電界強度の変化量を保存する。
[表示優先度更新処理]
図16は、第3の実施形態にかかる表示優先度更新処理のフローチャートである。
図16に示すように、表示優先度更新部212は、無線信号の電界強度の変化量の算出後(ステップS005)、表示優先度更新処理の開始後に検出された無線デバイスの内、無線信号の電界強度の変化量が最大となる無線デバイスを特定して、最大の電界強度の変化量を変化量情報保存部207に保存する(ステップS051)。
次に、表示優先度更新部212は、変化量情報保存部207に保存された、最大の電界強度の変化量を基準とする、それぞれの無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量の比率を算出する(ステップS052)。具体的には、表示優先度更新部212は、以下の数式(3)を使用して、電界強度の変化量の比率を算出する。
Figure 2015061312
なお、数式(3)に於いて、Pmaxは、最大の電界強度の変化量、Pdevは、それぞれの無線デバイスの電界強度の変化量である。
表示優先度更新処理の最中に、ユーザが携帯端末100Bを動かさない場合、数式(3)の分母となる、最大の電界強度の変化量が小さくなる。このため、数式(3)の分子となる、それぞれの無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量が小さくても、電界強度の変化量の比率が極端に小さくなることはない。ユーザが携帯端末100Bを無線デバイスに接近させる場合、携帯端末100Bを接近させた無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量が大きくなるが、携帯端末100Bを接近させていない無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量は、小さいままである為、電界強度の変化量の比率は、小さくなる。
次に、表示優先度更新部212は、電界強度の変化量の比率をスキャン情報表示部213に通知する(ステップS053)。スキャン情報表示部213は、表示優先度更新部212からの電界強度の変化量の比率を受信したときのみ、デバイス選択リストを更新することとなる。
次に、表示優先度更新部212は、それぞれの無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量と最大の電界強度の変化量の比率が、事前に決められたしきい値以上であるかどうか判断する(ステップS054)。
ここで、電界強度の変化量の比率がしきい値以上であると判断されない場合(ステップS054のNo)表示優先度更新部212は、無線デバイスのスキャン終了のタイミングかどうかを判断する(ステップS003)。
一方、電界強度の変化量の比率がしきい値以上であると判断された場合(ステップS054のYes)、表示優先度更新部212は、電界強度の変化量の比率がしきい値以上であると判断された無線デバイスの識別情報の表示優先度をスキャン情報表示部202に通知する(ステップS006)。スキャン情報表示部213は、表示優先度更新部212からの電界強度の変化量の比率を既に受信している場合、表示優先度更新部212からの無線デバイスの識別情報の表示優先度に基づき、デバイス選択リストを更新することとなる。
以上のように、本実施形態によれば、最大の無線信号の電界強度の変化量を基準とする、それぞれの無線信号の電界強度の変化量の比率がしきい値未満とならない限り、無線デバイスの識別情報の表示を維持することとする。このため、ユーザが携帯端末100Bを動かさないことで、全ての無線デバイスの識別情報が表示されない事態を回避することができる。
(第4の実施形態)
以下、図17−図19を参照して、第4の実施形態を説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成、機能、作用については、説明を省略することとする。
第1の実施形態では、無線デバイスの識別情報だけをデバイス選択リストに表示していた。これに対し、第4の実施形態では、無線デバイスが所属するグループの識別情報もデバイス選択リストに表示する。
[携帯端末100Cの機能ブロック]
図17は、第4の実施形態にかかる携帯端末100Cの機能ブロックの概略図である。
図17に示すように、本実施形態にかかる携帯端末100Cは、第1の実施形態にかかるスキャン情報表示部202の代わりに、スキャン情報表示部208を備え、第1の実施形態にかかる携帯端末100に対して、さらにグループ情報格納部209を備える。
スキャン情報表示部208、グループ情報格納部209は、何れもCPU101がメインメモリ102に制御プログラムを読み込むとともに、該メインメモリ102に読み込んだ制御プログラムを実行することで実現される。スキャン情報表示部208は、表示優先度更新部203と共に、決定部を構成する。
スキャン情報表示部208は、電界強度の変化量が更新された無線デバイスのグループ情報を取得して、グループ毎に無線信号の電界強度の変化量のメンバー平均を算出する。さらに、スキャン情報表示部208は、表示優先度更新部203からの電界強度の変化量と、グループ毎に算出された電界強度の変化量のメンバー平均と、に基づき、デバイス選択リストに表示する無線デバイス及びグループの表示形態を決定する。
グループ情報格納部209は、メンバーリストLmを格納する。メンバーリストLmの詳細は、後述することとする。
[メンバーリストLm]
図18は、第4の実施形態にかかるメンバーリストLmの模式図である。
図18に示すように、メンバーリストLmは、グループ毎に、該グループに所属するメンバーを記憶する。具体的には、本実施形態にかかるメンバーリストLmの1行目には、グループ1のメンバーとして、無線デバイスA、Bが記録されている。なお、無線デバイスは、複数のグループに所属することもある。例えば無線デバイスAは、グループ1、24に所属している。
[スキャン情報表示処理]
図19は、第4実施形態にかかるスキャン情報表示処理のフローチャートである。
図19に示すように、電界強度の変化量が更新されたと判断された場合(ステップS013のYes)、スキャン情報表示部208は、グループ情報格納部209からメンバーリストLmを取得する(ステップS031)。
次に、スキャン情報表示部208は、メンバーリストLmに基づき、電界強度の変化量が更新された無線信号の発信元の無線デバイスが、何れかのグループに所属しているかどうかを判断する(ステップS032)。
ここで、無線デバイスが何れかのグループに所属していると判断されない場合(ステップS032のNo)、スキャン情報表示部208は、表示優先度更新部203からの電界強度の変化量に基づき、無線デバイスの識別情報の表示優先度を決定する(ステップS036)
一方、無線デバイスが何れかのグループに所属していると判断された場合(ステップS032のYes)、スキャン情報表示部208は、電界強度の変化量が更新された無線信号の発信元の無線デバイスが所属するグループ毎に、電界強度の変化量のメンバー平均、即ちグループに所属する無線デバイスの電界強度の変化量の平均値を算出する(ステップS033)。
次に、電界強度の変化量のメンバー平均が、事前に決められたしきい値以上であるかどうかを判断する(ステップS034)。
ここで、電界強度の変化量のメンバー平均がしきい値以上であると判断されない場合(ステップS034のNo)、スキャン情報表示部208は、表示優先度更新部203からの電界強度の変化量に基づき、無線デバイスの識別情報の表示優先度を決定する(ステップS036)。
一方、電界強度の変化量のメンバー平均がしきい値以上であると判断された場合(ステップS034のYes)、スキャン情報表示部208は、電界強度の変化量のメンバー平均に基づき、グループの表示優先度を決定する(ステップS035)。例えば、アクセスしたい無線デバイスが複数のグループに所属している場合、電界強度の変化量のメンバー平均が大きいグループの表示優先度を高める。電界強度の変化量のメンバー平均が大きいグループほど、ユーザがアクセスしたいグループと推測されるからである。
次に、スキャン情報表示部208は、表示優先度更新部203からの電界強度の変化量に基づき、無線デバイスの表示優先度を決定する(ステップS036)。
次に、スキャン情報表示部208は、無線デバイスの表示優先度と、グループの表示優先度と、に基づき、デバイス選択リストを更新する(ステップS037)。但し、グループの表示優先度が決定されていない場合、スキャン情報表示部208は、無線デバイスの表示優先度に基づき、デバイス選択リストを更新することとなる。
以上のように、本実施形態によれば、無線デバイスが所属するグループのメンバーである無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量のメンバー平均がしきい値以上である場合、無線デバイスの識別情報だけでなく、グループの識別情報もデバイス選択リストに表示する。このため、グループのメンバーである無線デバイスすべてを一括で選択することができる。
さらに、本実施形態によれば、グループ毎の無線信号の電界強度の変化量のメンバー平均に基づき、グループの表示形態を決定する。このため、無線デバイスが複数のグループに所属していても、電界強度の変化量のメンバー平均が最大となるグループ、即ち本当にユーザがアクセスしたいグループをユーザに知らせることができる。
(第5の実施形態)
以下、図20−図23を参照して、第5の実施形態を説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成、機能、作用については、説明を省略することとする。
第1の実施形態では、前回のスキャンにより検出された無線信号の電界強度と、今回のスキャンにより検出された無線信号の電界強度と、に基づき、無線信号の電界強度の変化量を算出していた。これに対し、第5の実施形態では、スキャン中に何度も無線信号を受信する場合を想定して、例えば直近の所定時間内に検出された無線信号の電界強度と、最新(現在)の無線信号の電界強度と、に基づき、無線信号の電界強度の変化量を計算する。
[携帯端末100Dのハードウェア]
図20は、第5の実施形態にかかる携帯端末100Dのハードウェア構成の概略図である。
図20に示すように、第5の実施形態にかかる携帯端末100Dは、第1の実施形態に対して、さらにタイマ108を備える。タイマ108は、他のハードウェアモジュールにバス107により相互接続されている。
[携帯端末100Dの機能ブロック]
図21は、第5の実施形態にかかる携帯端末100Dの機能ブロックの概略図である。
図21に示すように、第5の実施形態にかかる携帯端末100Dは、第1の実施形態にかかる表示優先度更新部203の代わりに、表示優先度更新部210を備え、デバイス情報格納部209の代わりに、デバイス情報格納部211を備える。
表示優先度更新部210、デバイス情報格納部211は、CPU101がメインメモリ102に制御プログラムを読み込むとともに、該メインメモリ102に読み込んだ制御プログラムを実行することで実現される。
表示優先度更新部210は、デバイス情報格納部211に格納された無線デバイスリストLdmと、タイマ108からの時刻情報と、に基づき、無線デバイスの表示優先度を決定する。表示優先度更新部210は、スキャン情報表示部202と共に、決定部を構成する。
デバイス情報格納部211は、無線デバイスリストLdmを格納する。無線デバイスリストLdmの詳細は、後述することとする。
[無線デバイスリストLdm]
図22は、第5の実施形態にかかる無線デバイスリストLdmの模式図である。
図22に示すように、本実施形態にかかる無線デバイスリストLdmは、無線デバイス毎に、取得時刻の異なる複数の電界強度を記録している。例えば、本実施形態にかかる無線デバイスリストLdmの1行目のレコードでは、無線デバイスAからの無線信号の電界強度として、取得時刻1[sec]、2[sec]、3[sec]、4[sec]、5[sec]毎に、電界強度0.2[μW]、0.21[μW]、0.21[μW]、0.21[μW]、0.25[μW]が記録されている。
[表示優先度更新処理]
図23は、第5の実施形態にかかる表示優先度更新処理のフローチャートである。
図23に示すように、無線信号を受信したと判断した場合(ステップS004のYes)、表示優先度更新部210は、無線デバイスリストLdmに記録されている直近5秒以内の無線信号の電界強度の内、最小の電界強度と、最新の電界強度と、に基づき、無線信号の電界強度の変化量を算出する(ステップS041)。
次に、表示優先度更新部210は、無線信号の電界強度の変化量をスキャン情報表示部202に通知する(ステップS006)。
以上のように、本実施形態によれば、前回のスキャンにより取得された無線信号の電界強度の代わりに、過去5秒以内の無線信号の電界強度の内、最小の電界強度に基づき、無線信号の電界強度の変化量を算出している。このため、アクセスしたい無線デバイス、即ち携帯端末100Dを接近させた無線デバイスを、ユーザ動作のブレなどの影響を受けることなく、より確実に特定することができる。
以上の実施形態では、無線デバイスからの無線信号の電界強度の変化量に着目していたが、無線デバイスとして、例えば、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイント、もしくはBluetoothデバイスなどを使用しても良い。
無線デバイスをアクセスポイントとする場合、携帯端末100に搭載される無線デバイス106をWi−Fiモジュールとし、無線デバイスリストLdに、アクセスポイント毎のSSID(Service Set Identifier)及びRSSI(Received Signal Strength Indication)を記録することとなる。なお、SSIDは、無線デバイスの識別情報に、RSSIは、無線信号の電界強度の変化量に、それぞれ相当する。
無線デバイスをBluetoothデバイスとする場合、携帯端末100に搭載される無線デバイス106もBluetoothデバイスとし、無線デバイスリストLdに、Bluetoothデバイス毎のSSID及びRSSIを記録することとなる。
100:携帯端末
100A: 携帯端末
100B:携帯端末
100C:携帯端末
100D:携帯端末
202:スキャン情報表示部
203:表示優先度更新部
206:表示優先度更新部
207:変化量情報保存部
208:スキャン情報表示部
210:表示優先度更新部
212:表示優先度更新部
213:スキャン情報表示部

Claims (8)

  1. 複数のデバイスから発信された信号を受信して、前記複数のデバイスの関連情報を表示する情報処理装置に於いて、
    前記信号の強度変化量に基づき、前記複数のデバイスの関連情報の表示形態を決定する決定部、を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置に於いて、
    前記決定部は、前記複数のデバイスから発信された複数の信号の強度変化量の比較結果に基づき、前記複数のデバイスの関連情報の表示形態を決定する、情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置に於いて、
    前記決定部は、前記複数の信号の強度を基に決定された前記複数のデバイスの関連情報の表示形態を、前記複数の信号の強度変化量の取得後、前記複数の信号の強度変化量を基に決定された前記複数のデバイスの関連情報の表示形態に変更する、情報処理装置。
  4. 請求項1に記載の情報処理装置に於いて、
    前記決定部は、前記複数のデバイスの内、何れかのデバイスから送信され、相互に異なる時刻に取得した複数の信号の強度の差分を、前記信号の強度変化量とする、情報処理装置。
  5. 請求項1に記載の情報処理装置に於いて、
    前記決定部は、前記強度変化量に基づき、前記デバイス毎に前記関連情報の表示の有無、表示位置、表示順序、表示サイズ、表示色、表示コントラスト、文字サイズ、文字太さの何れかを決定する、情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の情報処理装置に於いて、
    前記デバイスは、無線信号を発信する無線デバイスであり、
    前記決定部は、前記無線信号の強度変化量に基づき、前記複数のデバイスの関連情報の表示形態を決定する、情報処理装置。
  7. 複数のデバイスから発信された信号を受信して、前記複数のデバイスの関連情報を表示する情報処理装置の制御方法に於いて、
    前記信号の強度変化量に基づき、前記複数のデバイスの関連情報の表示形態を決定する、制御方法。
  8. 複数のデバイスから発信された信号を受信して、前記複数のデバイスの関連情報を表示する情報処理装置の制御プログラムに於いて、
    前記制御プログラムは、前記情報処理装置に、
    前記信号の強度変化量に基づき、前記複数のデバイスの関連情報の表示形態を決定させる、制御プログラム。
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