JP2002149521A - 情報端末装置及びプロバイダ選択方法 - Google Patents

情報端末装置及びプロバイダ選択方法

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JP2002149521A
JP2002149521A JP2000339489A JP2000339489A JP2002149521A JP 2002149521 A JP2002149521 A JP 2002149521A JP 2000339489 A JP2000339489 A JP 2000339489A JP 2000339489 A JP2000339489 A JP 2000339489A JP 2002149521 A JP2002149521 A JP 2002149521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】家庭内ネットワークに接続された情報端末装置
で利用可能な複数のプロバイダ中から利用状況に対応し
て最適なものを選択する。 【解決手段】複数のプロバイダを利用可能な情報端末装
置で、その時点で利用可能なプロバイダをサーチし(ス
テップA01〜A04)、サーチしたプロバイダの中から1
つを選択し(ステップAステップA05〜A10)、選択し
たプロバイダを用いてインターネットとの接続処理を実
行する(ステップA11,A12)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
接続するための複数のインターネットサービスプロバイ
ダを利用可能な情報端末装置及びこの情報端末装置で使
用されるプロバイダ選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、据え置きで使用するパーソナルコ
ンピュータのみならず、携帯使用を前提とした小型のコ
ンピュータを携帯電話機と接続し、あるいは携帯電話機
単体でインターネットに接続して各種デジタルデータの
送受を行なうことが広く一般的に行なわれている。
【0003】このように、一人のユーザが複数の機器で
インターネットに接続できるような環境下にあっても、
通常、インターネットへの接続で利用するインターネッ
トサービスプロバイダ(以下「プロバイダ」と略称す
る)は、各機器毎に契約して予め設定したものとなる。
【0004】例えば、パーソナルコンピュータで利用す
るプロバイダがA社であり、そのダイヤルアップ接続の
ための電話番号がaaa‥‥、携帯電話機で利用するプ
ロバイダがB社であり、その電話番号がbbb‥‥であ
ったとすると、パーソナルコンピュータでプロバイダの
B社を利用してインターネット接続することはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、近い将来、
IEEE802.11標準使用を基本使用として定めた
Bluetooth(以下「ブルートゥース」と称す
る)やHomeRFと呼称される何らかの家庭内ネット
ワークが普及するものと考えられており、各種の機器が
家庭内で簡単に相互に無線接続されるような環境が実現
した場合には、無線接続されたすべての機器でインター
ネットを利用することができるようになる。
【0006】したがって、そのような環境下では、どの
ようなコンテンツを必要としているのか、ユーザが利用
したいサービスに応じてプロバイダを自由に選択できる
ようにするのが望ましい。
【0007】加えて、かかる環境においては、利用する
サービスの種類やその他の要因に応じて、利用可能な各
プロバイダ毎に適/不適をユーザに明示することが必要
と思われるが、そのような情報を提供する機器は現存し
ていない。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、家庭内ネットワー
クに接続された情報端末装置で利用可能な複数のプロバ
イダ中から利用状況に対応して最適なものを選択するこ
とが可能な情報端末装置及びこの情報端末装置で使用さ
れるプロバイダ選択方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のインターネット接続手段を利用可能な情報端末装
置であって、その時点で利用可能な上記インターネット
接続手段をサーチするサーチ手段と、このサーチ手段で
サーチしたインターネット接続手段の中から1つを選択
する選択手段と、この選択手段で選択したインターネッ
ト接続手段を用いてインターネットとの接続処理を実行
する接続制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】このような構成とすれば、その時点で利用
可能なインターネット接続手段としての複数のプロバイ
ダの中から一つを選択して接続処理を実行することによ
り、複数のプロバイダを自由に扱うことができる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記複数のインターネット接続手段を
無線通信により利用可能な情報端末装置であって、上記
サーチ手段は、上記複数のインターネット接続手段との
無線通信範囲内にある場合に自動的にサーチすることを
特徴とする。
【0012】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、無線通信範囲内に存在する状
態であればいつでも複数のプロバイダの中から一つを即
座に選択することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記サーチ手段のサーチ結果を表示す
る表示手段をさらに具備し、上記選択手段は、上記表示
手段で表示されるサーチ結果としての複数のインターネ
ット接続手段の中から任意の1つを選択操作することを
特徴とする。
【0014】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、その装置のユーザが任意のプ
ロバイダを選択することがでる。
【0015】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の発明において、上記複数のインターネット接続手段そ
れぞれの接続情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、
上記表示手段は、上記サーチ手段のサーチ結果としての
複数のインターネット接続手段とそれに係る上記記憶手
段に記憶された接続情報とを表示することを特徴とす
る。
【0016】このような構成とすれば、上記請求項3記
載の発明の作用に加えて、利用可能な複数のプロバイダ
に関する接続情報を参照した上で必要なサービスに最も
適したものを任意に選択することができる。
【0017】請求項5記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、上記接続情報は、係るインターネット
接続手段のサービス種別に関する適性情報であることを
特徴とする。
【0018】このような構成とすれば、上記請求項4記
載の発明の作用に加えて、得ようとしているコンテンツ
の種類や課金内容など必要なサービスに適したプロバイ
ダをより簡単に選択することができる。
【0019】請求項6記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、現在時刻を計時する計時手段をさらに
具備し、上記接続情報は係るインターネット接続手段の
時刻に対応して変化する接続条件でなり、上記選択手段
は上記計時手段から得る現在時刻と上記接続情報に基づ
いて複数のインターネット接続手段の中から1つを選択
することを特徴とする。
【0020】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、その時刻に最も適したプロバ
イダの1つを選択して接続することができる。
【0021】請求項7記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、上記接続情報をインターネットから定
期的に取得する取得手段をさらに具備したことを特徴と
する。
【0022】このような構成とすれば、上記請求項4記
載の発明の作用に加えて、その時点での各トラフィック
状態など現状に即したプロバイダを選択することができ
る。
【0023】請求項8記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、上記接続情報は、当該インターネット
接続手段の使用時間と、料金契約上で規定されている定
額接続料金分の使用時間とを含むことを特徴とする。
【0024】このような構成とすれば、上記請求項4記
載の発明の作用に加えて、ユーザがインターネットに接
続するために利用可能な複数のプロバイダの中で、その
時点で使用している接続料金が定額制で規定されている
基本料金以内である場合には併せてこの点をユーザに明
示するようにしたため、各プロバイダとの料金契約で規
定されている基本料金を有効に活用して、基本料金内で
まだ接続時間が残っているプロバイダを用いたインター
ネットへの接続を積極的に選択することで、無駄に特定
のプロバイダとの接続料金が高額化してしまうのを確実
に回避することができる。
【0025】請求項9記載の発明は、上記請求項4記載
の発明において、インターネット上のWebサイトのU
RLとこのURLに対応したコンテンツの配信状況を含
む履歴情報を複数保存する保存手段と、この保存手段で
複数保存したURLの中から1つを選定する選定手段
と、この選定したURLに対応して保存されているコン
テンツの配信状況を基に、上記サーチ手段でサーチした
複数のインターネット接続手段毎にその接続情報からコ
ンテンツ配信に係る評価情報を算出する算出手段とをさ
らに具備し、上記表示手段は、この算出手段で算出した
評価情報を併せて表示することを特徴とする。
【0026】このような構成とすれば、上記請求項4記
載の発明の作用に加えて、具体的にそのURLに接続す
ることでどの程度課金されるのかを予想する評価情報を
接続可能なプロバイダ毎に表示するため、きわめて選択
が容易となる。
【0027】請求項10記載の発明は、上記請求項9記
載の発明において、上記接続制御手段によるインターネ
ットとの接続処理の実行に際して、上記保存手段が保存
する該当するURLに対応したコンテンツの配信状況を
更新設定する更新設定手段をさらに具備したことを特徴
とする。
【0028】このような構成とすれば、上記請求項9記
載の発明の作用に加えて、実際の接続に際して上記評価
情報を更新設定することで、次回のインターネット接続
時により実測値に高い正確な予想をたてることができ
る。
【0029】請求項11記載の発明は、上記請求項9記
載の発明において、上記コンテンツの配信状況はコンテ
ンツのデータ量であることを特徴とする。
【0030】このような構成とすれば、上記請求項9記
載の発明の作用に加えて、概ねどの程度のデータ量のコ
ンテンツが得られるのかを予想でき、1回のインターネ
ット接続で課金される料金を予想することができる。
【0031】請求項12記載の発明は、上記請求項9記
載の発明において、上記コンテンツの配信状況は実通信
速度であることを特徴とする。
【0032】このような構成とすれば、上記請求項9記
載の発明の作用に加えて、概ねどの程度の通信速度でコ
ンテンツが得られるのかを予想でき、インターネット接
続で単位時間当たりに課金される料金を予想することが
できる。
【0033】請求項13記載の発明は、インターネット
に接続する複数のプロバイダを利用可能な情報端末装置
のプロバイダ選択方法であって、その時点で利用可能な
プロバイダをサーチするサーチステップと、このサーチ
ステップでサーチしたインターネット接続手段の中から
1つを選択する選択ステップと、この選択ステップで選
択したプロバイダを用いてインターネットとの接続処理
を実行する接続制御ステップとを有したことを特徴とす
る。
【0034】このような方法とすれば、その時点で利用
可能なインターネット接続手段としての複数のプロバイ
ダの中から一つを選択して接続処理を実行することによ
り、複数のプロバイダを自由に扱うことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下本発明
をペン入力タイプのPDA(Personal Dig
italAssistants)を中心としたブルート
ゥースに対応した家庭内ネットワークシステムに適用し
た場合の第1の実施の形態について説明する。
【0036】図1はシステム全体の構成を示すもので、
1がPDAである。このPDA1は、スタイラスペン1
aを表示部上に一体形成したタブレット入力部で筆記操
作あるいはポインティング操作するか、または最小限度
に設けられたキー入力部のキー操作により動作する。
【0037】しかるに、このPDA1は、家庭内にあっ
ては、それぞれ予め所定のプロバイダと契約することで
インターネットと接続可能なCATVデコーダ2、有線
モデム3、及び携帯電話機4とブルートゥースにより一
定の無線通信範囲、例えば10[m]以内で相互にデー
タ通信可能となる。
【0038】また、家庭外にあっては、PDA1は共に
携帯される携帯電話機4とブルートゥースにより無線通
信することで、携帯電話機4を介してインターネットに
接続してのデータ通信が可能となる。
【0039】CATVデコーダ2は、例えば双方向CA
TVシステムに適応し、住居のCATVジャックとテレ
ビ受像機の間に介在させるもので、ここでは図示しない
専用のリモートコントローラにより電源のオン/オフ、
チャンネル選択、及びインターネット接続時のコマンド
入力等を行なうものとする。
【0040】有線モデム3は、住居の電話回線のモジュ
ラージャックと電話機及びパーソナルコンピュータ(P
C)との間に介在させる。
【0041】携帯電話機4は、例えばCDMA(Cod
e Division Multiple Acces
s:符号分割多元接続)方式に対応したもので、インタ
ーネット接続サービスにも加入しているものとする。
【0042】しかして、上記CATVデコーダ2、有線
モデム3、及び携帯電話機4が加入契約しているプロバ
イダの名称、1分当たりの接続料金、及び概ねの実効値
としての時間帯毎の通信速度等の接続情報はそれぞれ図
示する通りであるものとする。
【0043】図2は上記PDA1の回路構成を示すもの
であり、11が全体の動作制御を司るCPUである。
【0044】このCPU11は、現在時刻を計時するた
めのRTC(Real TimeClock)を内蔵す
るもので、このCPU11に対し、バスBを介してRO
M12、RAM13、ハードディスク装置(HDD)1
4、入出力インタフェース(I/F)15、ブルートゥ
ース通信部16、表示制御部17、タブレット入力部1
8、及びキー入力部19が接続される。
【0045】ROM12は、BIOS(基本入出力シス
テム)その他を固定記憶するものであり、またRAM1
3はCPU11の処理データを一時的に記憶するワーク
メモリ等を有する。
【0046】ハードディスク装置14は、OS(オペレ
ーティングシステム)、ブルートゥース機器の相互接続
プログラム、携帯電話機4を用いてインターネット接続
するためのブラウザを含む各種ソフトウェアと、これら
各ソフトウェアで取り扱われる各種データとを記憶す
る。
【0047】また、特にこのハードディスク装置14に
は、上記図1で示したCATVデコーダ2、有線モデム
3、及び携帯電話機4の各接続情報やガイドメッセージ
を表示するためのアルゴリズムをそれぞれを予めテーブ
ル化したデータベースを記憶しているものとする。
【0048】入出力インタフェース15は、例えばPD
A1の側面に形成された入出力端子に有線接続される他
の情報機器とシリアルデータの入出力制御を行なう。
【0049】ブルートゥース通信部16は、アンテナ2
0を接続しており、他のブルートゥース通信機器と通信
をするもので、ブルートゥース規格に基づいてパケット
データ(ショートデータパッケージ)を周波数ホッピン
グさせて送受信するものである。
【0050】このブルートゥース通信部16は、高周波
部及びベースバンド部により構成される。高周波部は、
パケット毎に周波数ホッピングされた2.45GHz帯
(ISM帯)の信号をIF信号へ変換して、FM復調し
た後、パケットデータをベースバンド部へ出力し、また
ベースバンド部からのパケットデータをFM変調した
後、周波数ホッピングをする。ベースバンド部は、パケ
ットの組立て及びスイッチングを行なうもので、高周波
部から入力されたパケットを組立ててデータストリーム
にすると共に、入力されたデータストリームをスイッチ
ングしてパケットデータを生成して高周波部へ出力す
る。
【0051】表示制御部17は、バックライト付のTF
Tカラー液晶パネルで構成される表示部21を駆動制御
するべく、ビデオRAMを含んだ駆動回路から構成され
る。
【0052】タブレット入力部18は、上記表示部21
上に一体に構成した透明部材によるタブレット入力部2
2での入力座標位置に対応した信号を生成してCPU1
1に出力する。
【0053】キー入力部19は、PDA1の前面に配設
された最小限度のキーによる入力操作を受けてCPU1
1にキー入力信号を送出する。
【0054】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0055】図3はPDA1を用いてインターネット接
続を行なう場合に主としてCPU11が実行する処理内
容を示すものである。
【0056】その当初にはブルートゥースにより接続可
能な機器をサーチした上で(ステップA01)、その時
点で接続が確認されていない未登録の機器があるかどう
かを判断し(ステップA02)、あればその機器をID
情報等により登録すると共に(ステップA03)、他の
まだ接続が確認されていない機器をサーチするために、
登録した機器が次のサーチで反応しないように制御した
後(ステップA04)、再びステップA01に進む。
【0057】こうしてステップA01〜A04を繰返し
実行し、接続した機器の中でCATVデコーダ2、有線
モデム3、及び携帯電話機4をインターネット接続のた
めの機器として認識した後、ステップA02でもう未登
録の機器はないと判断すると、次に登録できた機器は複
数であるか否かを判断する(ステップA05)。
【0058】ここで、登録した機器が複数であると判断
すると、CPU11に内蔵したRTCにより現在の時刻
を取得した上で(ステップA06)、その現在時刻と上
記登録した機器のID情報を用いて上記ハードディスク
装置14のデータベースを参照し(ステップA07)、
さらに各接続情報のテーブルを参照して(ステップA0
8)、いずれの機器及びその機器で契約したプロバイダ
を利用してインターネット接続するのかを選択するため
のガイド表示を表示部21で行なわせ(ステップA0
9)、これと共に表示した内容の中からいずれが選択さ
れるのかタブレット入力部22で行なわれる操作を受付
ける。
【0059】図4は、現在時刻が昼間の「14時32
分」であった場合の表示部21での表示例を示すもの
で、ここではハードディスク装置14のデータベースの
テーブルから読出した接続料金と通信速度とをより理解
し易い形式に直して表示している。
【0060】例えば、有線モデム3を用いた電話回線を
経由したプロバイダでは、通信速度が40[Kbp
s]、料金が60[円/分]であるが、これを例えば1
ページ(30[Kバイト])の通信に要する時間 30[Kバイト]/4[Kバイト/秒]=約8[秒] と1ページ当たりの金額 60[円/分]/60[秒/分]×8[秒] に換算している。
【0061】さらに、CATVデコーダ2及び携帯電話
機4を用いた各プロバイダでの接続の場合にも同様に並
列して表示し、加えて「おすすめガイド」として利用用
途に応じたガイドメッセージを表示している。
【0062】この「おすすめガイド」は、ハードディス
ク装置14のデータベースにテーブル化して記憶してい
る、例えば図6に示すようなテーブルに従って導き出さ
れる。
【0063】図5は上記図4の内容に代えて、現在時刻
が夜間の「23時15分」であった場合の表示部21で
の表示例を示すもので、同じく接続料金と通信速度とを
より理解し易い形式に直して表示している。
【0064】このような表示を行ない、それに対応して
PDA1のユーザからスタイラスペン1aを用いたいず
れかを選択するための入力操作がなされると、上記ステ
ップA10でこの選択入力を受付け、次にその選択され
たプロバイダによるインターネットへの接続が可能であ
ることを確認した上で(ステップA11)、接続処理が
実行され(ステップA12)、以上でこの一連の処理を
終了して、接続したインターネットで任意のWebサイ
トの閲覧や電子メールの送受等、必要なデータ通信を実
行する。
【0065】また、上記ステップA05で登録した機器
が複数ではないと判断した場合、例えば登録した機器が
1台のみであった場合には、上記ステップA06〜A1
0の処理は実行せず、直接ステップA11でインターネ
ットへの接続が可能であることを確認した上で、ステッ
プA12で接続処理を実行する。
【0066】また、登録した機器が1台もない場合に
は、同じく上記ステップA06〜A10の処理は実行せ
ず、ステップA11でインターネットへの接続が不可能
であるものと判断して、そのままこの処理を終了する。
【0067】このように、ユーザがインターネットに接
続するために利用可能なプロバイダが複数存在する環境
にある場合に、自動的にそれをサーチして、任意の一つ
を選択することができ、その時点で得ようとしているサ
ービス、コンテンツの内容に最も適したプロバイダを選
択することができる。
【0068】その場合、特に複数のプロバイダ毎にガイ
ドメッセージにより特徴を明示するような表示を行なう
こととしたため、ユーザはより容易に所望しているデー
タ通信の内容に適したプロバイダを選択することができ
る。
【0069】なお、上記実施の形態では、ハードディス
ク装置14のデータベースに予めテーブル化して記憶し
ておく各プロバイダ毎の時間帯に対応した通信速度は、
概ねの実効値であるものとして説明したが、インターネ
ットにおける各プロバイダ毎のその時点での正確な混雑
の度合いを調査している企業が存在する。
【0070】したがって、そのような企業と予め契約し
ておき、その企業が運営しているコンテンツサーバから
任意タイミング、あるいは定期的に必要なプロバイダ毎
の正確な実効通信速度のデータをダウンロードするよう
にしてもよい。それにより、上記プロバイダ選択時に表
示される通信速度の予測精度をより向上させることがで
きるようになる。
【0071】(第2の実施の形態)以下本発明をペン入
力タイプのPDAを中心としたブルートゥースに対応し
た家庭内ネットワークシステムに適用した場合の第2の
実施の形態について説明する。
【0072】なお、システム全体の構成については上記
図1と、PDAの回路構成については上記図2とそれぞ
れ基本的に同様であるものとし、同一部分には同一符号
を用いて、その図示及び説明は省略する。
【0073】ところで、一般にプロバイダとの契約で
は、接続時間に対する料金体系は図7に示すように定額
料金制と従量料金制を複合した、一定時間、例えば10
時間までは定額で、それを超えると使用した量(時間)
に応じて料金が加算される方式を採っているところが多
い。
【0074】上記第1の実施の形態では、家庭外では、
PDA1は携帯電話機4を用いてインターネット接続に
利用する一方、PDA1を家庭内ではCATVデコーダ
2、有線モデム3、及び携帯電話機4のいずれかから通
信速度または料金の有利なものを選択してインターネッ
ト接続に利用するものとして説明した。
【0075】しかしながら、例えば図8に示すように家
庭内において、PDA1を有線モデム3と携帯電話機4
のいずれかと無線接続して、インターネット接続に利用
することが可能であるような環境にあり、且つその時点
で有線モデム3を用いてのインターネット接続時間が図
中に矢印6Aで示すようにすでに定額料金を越えるよう
な状態にある一方、携帯電話機4を用いてのインターネ
ット接続時間は図中に矢印6Bで示すようにまだ定額料
金に至っていない状態にある場合では、本来は有線モデ
ム3を用いてのインターネット接続の方が通信速度や料
金の点で有利な筈であるが、実際には携帯電話機4を用
いてインターネット接続した方が料金の点で明らかに有
利となる。
【0076】この第2の実施の形態はこのように定額料
金制の課金体系を考慮してなされたもので、以下その動
作について説明する。
【0077】図9はPDA1を用いてインターネット接
続を行なう場合に主としてCPU11が実行する処理内
容を示すものである。
【0078】その当初にはブルートゥースにより接続可
能な機器をサーチした上で(ステップB01)、その時
点で接続が確認されていない未登録の機器があるかどう
かを判断し(ステップB02)、あればその機器をID
情報等により登録すると共に(ステップB03)、他の
まだ接続が確認されていない機器をサーチするために、
登録した機器が次のサーチで反応しないように制御した
後(ステップB04)、再びステップB01に進む。
【0079】こうしてステップB01〜B04を繰返し
実行し、CATVデコーダ2、有線モデム3、及び携帯
電話機4をインターネット接続のための機器として認識
した後、ステップB02でもう未登録の機器はないと判
断すると、次に登録できた機器が複数であり、インター
ネットに接続するためのプロバイダを介する経路が複数
あるか否かを判断する(ステップB05)。
【0080】ここで、経路が複数あると判断すると、上
記登録した機器のID情報を用いて上記ハードディスク
装置14のデータベースを参照し、さらに各接続情報の
テーブルを参照して、いずれの機器及びその機器で契約
したプロバイダを利用してインターネット接続するのか
を選択するためのガイド表示を表示部21で行なわせ
(ステップB06)、これと共に表示した内容の中から
いずれが選択されるのかタブレット入力部22で行なわ
れる操作を受付ける(ステップB07)。
【0081】図10は、現在時刻が夜間の「23時15
分」であった場合の表示部21での表示例を示すもの
で、ここではハードディスク装置14のデータベースの
テーブルから読出した接続料金と通信速度とをより理解
し易い形式に直して表示している。
【0082】しかるに、表示画面中、携帯電話機4を用
いる「携帯回線」では、その時点で使用している料金が
まだ定額を越えていないことを、1ページ当たりの金
額、1分当たりの金額で共に「基本料金」なる表現で示
しており、併せてガイドメッセージ「おすすめガイド」
でも「基本料金内です」なる表現で示している。
【0083】この「おすすめガイド」は、ハードディス
ク装置14のデータベースにテーブル化して記憶してい
る、上記図6に示した内容に加えて、定額料金の制限時
間内であれば、上記のような内容のガイドメッセージを
出力するように定義することで容易に実現できる。
【0084】このような表示を行ない、それに対応して
PDA1のユーザからスタイラスペン1aを用いたいず
れかを選択するための入力操作がなされると、上記ステ
ップB07でこの選択入力を受付け、次にその選択され
たプロバイダによるインターネットへの接続処理を実行
する(ステップB08)。
【0085】これと共にCPU11は、選択したプロバ
イダのそれまでの使用時間の更新記録を開始させ(ステ
ップB09)、以後インターネットを利用したユーザの
要求に応えて、任意のWebサイトの閲覧や電子メール
の送受等、必要なデータ通信作業を実行する(ステップ
B10)。
【0086】その後、インターネットを利用した作業が
終了して契約しているプロバイダとの接続が断たれる
と、それに対応して回線を切断すると共に(ステップB
11)、それまで更新設定していたプロバイダの使用時
間の更新記録を終了させ(ステップB12)、以上でこ
の一連の処理を終了する。
【0087】このように、上記第1の実施の形態の効果
に加えて、ユーザがインターネットに接続するために利
用可能な複数のプロバイダの中で、その時点で使用して
いる接続料金が定額制で規定されている基本料金以内で
ある場合には併せてこの点をユーザに明示するようにし
た。
【0088】そのため、各プロバイダとの料金契約で規
定されている基本料金を有効に活用して、基本料金内で
まだ接続時間が残っているプロバイダを用いたインター
ネットへの接続を積極的に選択することで、無駄に特定
のプロバイダとの接続料金が高額化してしまうのを確実
に回避することができる。
【0089】なお、上記実施の形態では、PDA1が家
庭内にある状態で、PDA1をマスター、CATVデコ
ーダ2、有線モデム3、携帯電話機4をスレーブとし
て、該スレーブ中のいずれかを選択し、その選択した機
器が契約しているプロバイダを利用したインターネット
接続を行なうものとして説明した。
【0090】そのため、上記図9の処理でも示した如
く、例えば有線モデム3のその時点でインターネットに
接続に使用した時間をPDA1が管理するものとして説
明した。
【0091】しかしながら、このような家庭内ネットワ
ークシステムでは、最低2台の機器が一定距離、例えば
10[m]以内に位置しており、無線接続が可能であれ
ば、互いの機能を共用することができるようになる。
【0092】したがって、例えばPDA1及び携帯電話
機4が家庭内にはない状態であっても、CATVデコー
ダ2から有線モデム3を介してインターネットに接続す
るようなことも考えられる。
【0093】この場合、PDA1の認識し得ない範囲で
有線モデム3のインターネットへの接続が行なわれるた
め、PDA1は有線モデム3を用いたインターネットへ
の接続時間を管理することができなくなってしまう。
【0094】そこで、使用するプロバイダの側で契約し
た端末機器のインターネットへの接続時間を管理させる
ことも考えられるが、そうすると、そのプロバイダを実
際のインターネットの接続に使用する以前に接続時間を
読出すためにダイヤルアップ接続を行なわなくてはなら
ず、利用料金を無駄に消費してしまうこととなる。
【0095】したがって、インターネット接続が可能な
各端末機器においては、いずれも自機器が契約したプロ
バイダを用いてインターネットへ接続した時間を自機器
内に確実に更新記録しておくものとすれば、ネットワー
クシステム内の機器を複数のユーザが共用するような場
合であっても、各端末機器のインターネットへの接続時
間を常に正確に把握しておくことが可能となる。
【0096】(第3の実施の形態)以下本発明をペン入
力タイプのPDAを中心としたブルートゥースに対応し
た家庭内ネットワークシステムに適用した場合の第3の
実施の形態について説明する。
【0097】なお、システム全体の構成については上記
図1と、PDAの回路構成については上記図2とそれぞ
れ基本的に同様であるものとし、同一部分には同一符号
を用いて、その図示及び説明は省略する。
【0098】しかして、PDA1のハードディスク装置
14内には、図11に示すようにアドレス帳エリア14
Aと通信履歴エリア14Bとを設けるものとする。
【0099】アドレス帳エリア14Aは、対象とするW
ebサイトの名称とURL(Uniform Reso
urce Locator)とを含んで記憶するものと
している。
【0100】また、通信履歴エリア14Bは、URLと
通信速度、最後にそのWebサイトを利用した日時等を
含んで記憶するものである。
【0101】図12は上記通信履歴エリア14Bに記憶
されるWebサイトでコンテンツ配信を受ける際の1秒
単位での通信データ量を時間の経過と共に例示するもの
で、図12(A)は「パソコン情報掲示板」、図12
(B)は「週末映画情報」、図12(C)は「書籍通信
販売」での通信内容を示す。
【0102】図12(A)に示す「パソコン情報掲示
板」の場合、取扱うコンテンツは文字情報が主であり、
1回に配信されるコンテンツデータ量は少ないため、図
示する如く細い(時間が短い)「山」が不連続に並んだ
ような波形となる。
【0103】この場合、「山」がない部分はユーザが掲
示板の内容を読んでいる状態を示すもので、結果として
図中に破線で示す平均のデータ転送速度は低いものとな
る。
【0104】図12(B)に示す「週末映画情報」の場
合、映画に関する画像情報が多く、画像情報、特に動画
像情報はデータ量が大きいため、コンテンツデータを転
送するのに多くの時間を費やす反面、表示される画像情
報を人間が見る場合は瞬間的にその内容を視認すること
ができるため、配信を受けたデータを理解する時間は短
く、結果として平均のデータ転送速度は高くなる。
【0105】図12(C)に示す「書籍通信販売」の場
合、配信された文字情報の中からユーザが所望する書籍
を選択するまでに時間を要するだけでなく、選択した書
籍を購入するするための必要事項を入力するのにも多く
の時間を要するため、結果として平均のデータ転送速度
は著しく低いものとなる。
【0106】このように、例えば携帯電話機4を用いた
プロバイダは接続時間に応じて課金されるのではなく、
一定のデータ量毎に課金されるパケット課金タイプであ
り、反対に屋内の有線電話回線を用いたプロバイダが時
間課金タイプであった場合、コンテンツの種類によって
どちらのタイプのプロバイダを利用するかによって料金
の点で大きな有利/不利が発生する。
【0107】そこで、複数のプロバイダが利用できるよ
うな環境では、ビットレートが低い掲示板の閲覧や書籍
の通信販売申込み等のサービスにはパケット課金タイプ
のプロバイダを選択し、映画情報などデータ量の大きな
画像データを高い頻度でコンテンツとして配信するサー
ビスでは時間課金タイプのプロバイダを選択するものと
すれば、プロバイダを合理的に利用することができる。
【0108】したがって、アドレス帳エリア14Aでは
サービス毎に分類した上でURLに対応させて、使用す
るプロバイダを記憶設定しておくようにすれば、アドレ
ス帳エリア14Aで所望するサービスのURLを選択す
るだけで、必要に応じてパケット課金タイプのプロバイ
ダと時間課金タイプのプロバイダを使い分けることがで
きる。
【0109】しかしながら、コンテンツ毎にどの程度の
通信速度か要求されるのかは、コンテンツの内容だけで
なく、ユーザの気質も関係するため、そのコンテンツを
利用すると共に必要により正確な通信速度を計測した上
で、ユーザに選択を委ねるのが望ましい。
【0110】図13はそのような通信速度の計測を適宜
行なうようにした場合のPDA1によるインターネット
接続時の処理内容を示すもので、その当初には、配信を
希望するデータコンテンツの選択画面を表示部21で表
示した上で(ステップC01)、その表示された内容に
対応してタブレット入力部22でスタイラスペン1aの
ポインティング操作等により選択操作がなされるのを受
付ける(ステップC02)。
【0111】このとき、今まで利用したコンテンツの一
覧表示から選択するのではなく、新たにURLを入力す
ることにより新しいコンテンツの配信を設定することも
可能であるものとする。
【0112】しかして、選択操作がなされると、次にそ
の選択されたデータコンテンツに対応する通信履歴のデ
ータがあるか否かをハードディスク装置14の通信履歴
エリア14Bを参照して判断する(ステップC03)。
【0113】ここで、通信履歴のデータがあると判断し
た場合には、通信履歴エリア14Bに記録されているそ
のコンテンツの通信速度から各プロバイダの利用料金を
対応させることでそれぞれの単位時間、例えば1分当た
りの予測料金を計算した上でそれぞれ表示部21に表示
し(ステップC04)、その中からタブレット入力部2
2でスタイラスペン1aのポインティング操作等により
選択操作がなされることでインターネット接続に利用す
るプロバイダを決定する(ステップC05)。
【0114】このとき表示部21で表示される各プロバ
イダ毎の予測料金は、例えば次式によって算出されるも
のとする。すなわち、時間課金タイプでは、 評価額=課金単位[円/分] …(1) (但し、例えば基本が60分までの定額範囲内であれば 評価額=課金単位[円/分]/60[分] …(1) ′) パケット課金タイプでは、 評価額=課金単位[円/ビット]×通信速度の履歴[ビット/分] …(2) となる。
【0115】また、上記ステップC03で通信履歴エリ
ア14Bに通信履歴のデータがないと判断した場合に
は、今まで利用したコンテンツの一覧表示からの選択で
はなく新たにURLが入力されたものとして、そのUR
Lを用いた通信履歴エリア14Bの通信履歴のデータ項
目を追加設定した上で(ステップC06)、例えば上記
第1の実施の形態で示したその時点での時間帯に対応し
て最も有利と思われるプロバイダを用いたデフォルト接
続設定を行なう(ステップC07)。
【0116】しかして、上記ステップC05またはC0
7において利用するプロバイダを決定した上で、実際に
回線を接続する(ステップC08)。
【0117】図14はこの回線接続時のサブルーチンを
示すものであり、決定したプロバイダとの間の回線を接
続する一方(ステップD01)、接続を開始した時刻を
記録しておき(ステップD02)、併せて配信を受ける
データコンテンツのデータ量(ビット数)のカウント値
をクリアする(ステップD03)。
【0118】その後、接続を希望したURLのWebサ
イトと接続された時点で配信を受けるコンテンツのデー
タ量をカウントする計測を開始し(ステップC09)、
接続した回線を利用して選択したURLからのコンテン
ツ配信を受けるサービスを実施する一方、その配信した
コンテンツに対応した履歴情報をサンプリングする(ス
テップC10)。
【0119】図15はこの履歴サンプリング時のサブル
ーチンを示すものであり、コンテンツを構成するデータ
パケットを受信すると(ステップE01)、そのデータ
量(ビット数)分だけ上記カウント値を加算設定する
(ステップE02)。
【0120】なお、上記回線接続の処理以降、その時点
で閲覧しているWebページのURLがハードディスク
装置14のアドレス帳エリア14Aにまだ登録されてい
ない際には、任意のタイミングで登録を行なうことが可
能となるものとする。
【0121】こうして必要な分だけデータコンテンツの
配信を受ける処理を続行した後、所望するデータコンテ
ンツの受信をすべて終了した時点で、回線を切断する
(ステップC11)。
【0122】図16はこの回線切断時のサブルーチンを
示すものであり、それまで接続していた回線を切断する
一方(ステップF01)、接続を切断した時刻を記録し
ておく(ステップF02)。
【0123】その後、受信したデータ量のカウントを停
止することで通信速度の計測を終了し(ステップC1
2)、次いで配信を受けたコンテンツ全体のデータ量、
回線接続時と同終了時の時刻、接続先のURLを基にコ
ンテンツ配信を受けた履歴をハードディスク装置14の
通信履歴エリア14Bに更新保存させ(ステップC1
3)、以上でコンテンツ配信を受けるための一連の処理
を終了する。
【0124】図17は上記履歴保存時のサブルーチンを
示すものであり、まず上記回線切断時の時刻から回線接
続時の時刻を減算することで、その差として回線を接続
していた時間を算出する(ステップG01)。
【0125】次いで、その算出した時間を除数として、
カウントしていた、配信を受けたデータコンテンツの全
データ量(ビット数)を除算することで、平均の通信速
度を算出し(ステップG02)、算出した通信速度をハ
ードディスク装置14の通信履歴エリア14Bでそのサ
ービスを受けたURLに対応するものとして日時等のデ
ータと共に更新保存するものである。
【0126】このように、各プロバイダ毎に予想される
利用料金の評価額を提示した上で、コンテンツの配信を
受けるためのプロバイダの選択をユーザに委ねるように
したので、必要に応じてパケット課金タイプのプロバイ
ダと時間課金タイプのプロバイダを使い分けることがで
きる上、課金された結果に対してユーザも納得できるも
のとなる。
【0127】また特に、コンテンツの配信を受ける際に
得られる通信速度の実測値をハードディスク装置14の
通信履歴エリア14Bに更新保存するようにしているた
め、次に同様の接続を行なう場合の評価額としてより正
確な値を提供することができる。
【0128】なお、上記第3の実施の形態では、コンテ
ンツ配信時の実質的な通信速度を計測し、履歴として保
存しておくものとして説明したが、このような通信速度
に代えて、1つのサービスを受ける際の総データ数を保
存しておくことでも、より適したプロバイダを選択する
ことができる。
【0129】こうすることで、概ねどの程度のデータ量
のコンテンツが得られるのかを予想することができ、1
回のインターネット接続で課金される料金を予想するこ
とができるので、総データ数の少ないコンテンツの場合
はパケット課金タイプ、総データ数の多いコンテンツの
場合は時間課金タイプのプロバイダを利用する回線系統
を選択すればよい。
【0130】また、上記第1乃至第3の実施の形態は、
いずれも対象としてペン入力タイプのPDAを中心と
し、無線接続手段としてブルートゥースを用いた家庭内
ネットワークシステムに対応したものとして説明した
が、本発明は対象となるシステム、装置及び接続手段等
をいずれも限定するものではない。
【0131】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0132】例えば、上記実施形態では、携帯端末側で
通信時間、通信データ量等をカウントしたが、プロバイ
ダのサービスとして、回線切断時に使用時間、通信デー
タ量等を通知するようにしてもよい。これにより、カウ
ント処理をしなくても履歴の保存が可能となる。
【0133】また、上記実施形態では、インターネット
接続手段を、携帯電話、CATV、電話回線としたが、
これに限定されるものではなく、インターネット接続可
能な通信回線(例えば、衛星回線等)であればよい。
【0134】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0135】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、その時点
で利用可能なインターネット接続手段としての複数のプ
ロバイダの中から一つを選択して接続処理を実行するこ
とにより、複数のプロバイダを自由に扱うことができ
る。
【0136】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、無線通信範囲内に存在す
る状態であればいつでも複数のプロバイダの中から一つ
を即座に選択することができる。
【0137】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、その装置のユーザが任意
のプロバイダを選択することがでる。
【0138】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
3記載の発明の効果に加えて、利用可能な複数のプロバ
イダに関する接続情報を参照した上で必要なサービスに
最も適したものを任意に選択することができる。
【0139】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
4記載の発明の効果に加えて、得ようとしているコンテ
ンツの種類や課金内容など必要なサービスに適したプロ
バイダをより簡単に選択することができる。
【0140】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、その時刻に最も適したプ
ロバイダの1つを選択して接続することができる。
【0141】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
4記載の発明の効果に加えて、その時点での各トラフィ
ック状態など現状に即したプロバイダを選択することが
できる。
【0142】請求項8記載の発明によれば、上記請求項
4記載の発明の効果に加えて、ユーザがインターネット
に接続するために利用可能な複数のプロバイダの中で、
その時点で使用している接続料金が定額制で規定されて
いる基本料金以内である場合には併せてこの点をユーザ
に明示するようにしたため、各プロバイダとの料金契約
で規定されている基本料金を有効に活用して、基本料金
内でまだ接続時間が残っているプロバイダを用いたイン
ターネットへの接続を積極的に選択することで、無駄に
特定のプロバイダとの接続料金が高額化してしまうのを
確実に回避することができる。
【0143】請求項9記載の発明によれば、上記請求項
4記載の発明の効果に加えて、具体的にそのURLに接
続することでどの程度課金されるのかを予想する評価情
報を接続可能なプロバイダ毎に表示するため、きわめて
選択が容易となる。
【0144】請求項10記載の発明によれば、上記請求
項9記載の発明の効果に加えて、実際の接続に際して上
記評価情報を更新設定することで、次回のインターネッ
ト接続時により実測値に高い正確な予想をたてることが
できる。
【0145】請求項11記載の発明によれば、上記請求
項9記載の発明の効果に加えて、概ねどの程度のデータ
量のコンテンツが得られるのかを予想でき、1回のイン
ターネット接続で課金される料金を予想することができ
る。
【0146】請求項12記載の発明によれば、上記請求
項9記載の発明の効果に加えて、概ねどの程度の通信速
度でコンテンツが得られるのかを予想でき、インターネ
ット接続で単位時間当たりに課金される料金を予想する
ことができる。
【0147】請求項13記載の発明によれば、その時点
で利用可能なインターネット接続手段としての複数のプ
ロバイダの中から一つを選択して接続処理を実行するこ
とにより、複数のプロバイダを自由に扱うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシステム全体
の構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係るPDAの回路構成を示すブ
ロック図。
【図3】同実施の形態に係るインターネット接続時のP
DAでの処理内容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係るPDAでの画面表示内容を
例示する図。
【図5】同実施の形態に係るPDAでの画面表示内容を
例示する図。
【図6】同実施の形態に係るガイドメッセージの表示ア
ルゴリズムの内容を例示する図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るプロバイダの
インターネットへの接続料金の設定内容を例示する図。
【図8】同実施の形態に係る接続料金に対応したインタ
ーネットへの接続状態を例示する図。
【図9】同実施の形態に係るインターネット接続時のP
DAでの処理内容を示すフローチャート。
【図10】同実施の形態に係るPDAでの画面表示内容
を例示する図。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るPDAのハ
ードディスク装置内に設けられたアドレス帳エリアと通
信履歴エリアの記憶内容を例示する図。
【図12】同実施の形態に係る各種Webサイトでの経
過時間に対応したコンテンツデータの通信速度の関係を
例示する図。
【図13】同実施の形態に係るインターネット接続時の
PDAでの処理内容を示すフローチャート。
【図14】同実施の形態に係る図13の回線接続時の詳
細な処理内容を示すサブルーチンのフローチャート。
【図15】同実施の形態に係る図13の履歴サンプリン
グ時の詳細な処理内容を示すサブルーチンのフローチャ
ート。
【図16】同実施の形態に係る図13の回線切断時の詳
細な処理内容を示すサブルーチンのフローチャート。
【図17】同実施の形態に係る図13の履歴保存時の詳
細な処理内容を示すサブルーチンのフローチャート。
【符号の説明】
1…PDA 1a…スタイラスペン 2…CATVデコーダ 3…有線モデム 4…携帯電話機 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…ハードディスク装置(HDD) 14A…アドレス帳エリア 14B…通信履歴エリア 15…入出力インタフェース(I/F) 16…ブルートゥース通信部 17…表示制御部 18…タブレット入力部 19…キー入力部 20…アンテナ 21…表示部 22…タブレット入力部 B…バス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のインターネット接続手段を利用可能
    な情報端末装置であって、 その時点で利用可能な上記インターネット接続手段をサ
    ーチするサーチ手段と、 このサーチ手段でサーチしたインターネット接続手段の
    中から1つを選択する選択手段と、 この選択手段で選択したインターネット接続手段を用い
    てインターネットとの接続処理を実行する接続制御手段
    とを具備したことを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】上記複数のインターネット接続手段を無線
    通信により利用可能な情報端末装置であって、上記サー
    チ手段は、上記複数のインターネット接続手段との無線
    通信範囲内にある場合に自動的にサーチすることを特徴
    とする請求項1記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】上記サーチ手段のサーチ結果を表示する表
    示手段をさらに具備し、 上記選択手段は、上記表示手段で表示されるサーチ結果
    としての複数のインターネット接続手段の中から任意の
    1つを選択操作することを特徴とする請求項1記載の情
    報端末装置。
  4. 【請求項4】上記複数のインターネット接続手段それぞ
    れの接続情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、 上記表示手段は、上記サーチ手段のサーチ結果としての
    複数のインターネット接続手段とそれに係る上記記憶手
    段に記憶された接続情報とを表示することを特徴とする
    請求項3記載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】上記接続情報は、係るインターネット接続
    手段のサービス種別に関する適性情報であることを特徴
    とする請求項4記載の情報端末装置。
  6. 【請求項6】現在時刻を計時する計時手段をさらに具備
    し、 上記接続情報は係るインターネット接続手段の時刻に対
    応して変化する接続条件でなり、 上記選択手段は上記計時手段から得る現在時刻と上記接
    続情報に基づいて複数のインターネット接続手段の中か
    ら1つを選択することを特徴とする請求項1記載の情報
    端末装置。
  7. 【請求項7】上記接続情報をインターネットから定期的
    に取得する取得手段をさらに具備したことを特徴とする
    請求項4記載の情報端末装置。
  8. 【請求項8】上記接続情報は、当該インターネット接続
    手段の使用時間と、料金契約上で規定されている定額接
    続料金分の使用時間とを含むことを特徴とする請求項4
    記載の情報端末装置。
  9. 【請求項9】インターネット上のWebサイトのURL
    とこのURLに対応したコンテンツの配信状況を含む履
    歴情報を複数保存する保存手段と、 この保存手段で複数保存したURLの中から1つを選定
    する選定手段と、 この選定したURLに対応して保存されているコンテン
    ツの配信状況を基に、上記サーチ手段でサーチした複数
    のインターネット接続手段毎にその接続情報からコンテ
    ンツ配信に係る評価情報を算出する算出手段とをさらに
    具備し、 上記表示手段は、この算出手段で算出した評価情報を併
    せて表示することを特徴とする請求項4記載の情報端末
    装置。
  10. 【請求項10】上記接続制御手段によるインターネット
    との接続処理の実行に際して、上記保存手段が保存する
    該当するURLに対応したコンテンツの配信状況を更新
    設定する更新設定手段をさらに具備したことを特徴とす
    る請求項9記載の情報端末装置。
  11. 【請求項11】上記コンテンツの配信状況はコンテンツ
    のデータ量であることを特徴とする請求項9記載の情報
    端末装置。
  12. 【請求項12】上記コンテンツの配信状況は実通信速度
    であることを特徴とする請求項9記載の情報端末装置。
  13. 【請求項13】インターネットに接続する複数のプロバ
    イダを利用可能な情報端末装置のプロバイダ選択方法で
    あって、 その時点で利用可能なプロバイダをサーチするサーチス
    テップと、 このサーチステップでサーチしたインターネット接続手
    段の中から1つを選択する選択ステップと、 この選択ステップで選択したプロバイダを用いてインタ
    ーネットとの接続処理を実行する接続制御ステップとを
    有したことを特徴とするプロバイダ選択方法。
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