JP3101535B2 - 携帯電話システム制御装置及び基地局 - Google Patents

携帯電話システム制御装置及び基地局

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JP3101535B2
JP3101535B2 JP07127226A JP12722695A JP3101535B2 JP 3101535 B2 JP3101535 B2 JP 3101535B2 JP 07127226 A JP07127226 A JP 07127226A JP 12722695 A JP12722695 A JP 12722695A JP 3101535 B2 JP3101535 B2 JP 3101535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話システムに関
するものであり、特に、事業所向けの携帯電話システム
を構成する基地局と、携帯電話システムを制御するシス
テム制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1台の携帯電話機を使用して、家庭、事
業所、野外の全ての状況で電話が掛けられる携帯電話シ
ステムとして、第2世代コードレス電話システム(パー
ソナルハンディホンシステム:PHS)の実用化が進め
られている。ここで、PHSにおいて事業所用の携帯電
話システムの開発が進められているが、このPHSにお
ける事業所用携帯電話システムは公衆網に接続される構
内交換機と、該構内交換機に接続される1又は複数の事
業所用基地局とを有し、この事業所用基地局に各携帯電
話機が無線接続される構成になっている。ここで、携帯
電話機により発呼要求をした場合には、受信レベル等に
応じて所定の基地局に対してリンクチャネル要求が行わ
れ、これに応じて交換機側から該基地局を介してリンク
チャネル割当てが行われる。
【0003】また、家庭基地局や公衆基地局が公衆網に
接続され、上記家庭基地局や公衆基地局を介して携帯電
話機により通話を行う携帯電話システムにおいても、携
帯電話機から発呼要求をした場合には、受信レベル等に
応じて所定の基地局を介してリンクチャネル要求が行わ
れ、これに応じて公衆網側からその基地局を介してリン
クチャネル割当てが行われる。
【0004】また、従来技術として、特開平5−161
176号に示すように、移動局が通話中チャネルの切替
えが必要になった時、基地局から送られる無線通話チャ
ネルの使用可否情報によって、通話チャネル使用不可の
場合には、その基地局に対しては通話チャネル切替え要
求を行わないとするものや、特開平2−44931号に
示すように、無線ゾーンを一般ゾーンとトラヒック規制
を行う特定加入者優先ゾーンとに分け、該一般ゾーンで
は、基地局から通常の無線ゾーンであることを報知し、
該特定加入者優先ゾーンでは、トラヒック規制を行って
いるか否かを報知するものが開示されている。さらに、
特開平5−63641号に示すように、無線電話機の移
動先ゾーンの通話チャネルがすべて使用中の場合に、該
無線電話機に全通話チャネルが使用中である旨を表示す
るゾーン移動方式が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、事業所用基地
局等の基地局には通話チャネルの回線数に限りがあり、
ある基地局を介して発呼要求をしても基地局の通話チャ
ネルがすべて使用されている場合には通話回線を接続す
ることができない。このような事態は、発呼側の基地局
の通話チャネルが塞がっている場合のみならず、着呼側
の基地局の通話チャネルが塞がっている場合にも生じ
る。そこで、本発明は、ある基地局の通話回線が塞がっ
ていても、携帯電話機の使用者に通話機会を与えること
ができる携帯電話システム及びこれに含まれる携帯電話
システム制御装置や基地局や携帯端末を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、 携帯
端末と無線接続する複数の基地局に接続された携帯電話
システム制御装置であって、上記複数の基地局における
各基地局の通話チャネルが使用可能か否かについての情
報を記憶する空きチャネル情報記憶部22と、各基地局
のエリアの最寄りのエリアを複数記憶するエリア記憶部
26と、上記各基地局のエリアの位置を示す通知用情報
を記憶する通知用情報記憶部20と、上記携帯端末に対
して回線接続要求があった場合に、着呼側の基地局の通
話チャネルが使用可能か否かを上記空きチャネル情報記
憶部によって判定する着呼可否判定手段16と、上記着
呼可否判定手段によって着呼が不可能である場合に、上
記エリア記憶部に該基地局の最寄りのエリアが記憶され
ているか否かを判定する最寄りエリア判定手段24と、
上記最寄りエリア判定手段によって、最寄りエリアが記
憶されていると判定された場合に、該最寄りエリアの基
地局の通話チャネルが使用可能か否かを上記空きチャネ
ル情報記憶部によって判定する最寄りエリア発呼可否判
定手段16と、上記最寄りエリア発呼可否判定手段によ
って、発呼が可能と判定された場合に、該最寄りエリア
の位置を示す通知用情報を通知用情報記憶部により検索
する通知用情報検索手段16と、上記通知用情報検索手
段により検索された通知用情報を前記回線接続要求があ
った携帯端末に対して送信する通知用情報送信手段1
6、14、12と、を有することを特徴とする。
【0009】また、第2には、上記携帯電話システム制
御装置が、さらに、最寄りエリアに対応する通知用情報
を上記回線接続要求があった携帯端末に送信する際に、
発呼側に、上記回線接続要求があった携帯端末が移動す
るまで待機する旨の指示信号を送信することを特徴とす
る。
【0010】また、第3には、携帯端末と無線接続する
複数の基地局に接続された携帯電話システム制御装置で
あって、上記複数の基地局におけるいずれかの基地局の
通話チャネルが使用不能で、該基地局と携帯端末との回
線接続ができない場合に、携帯端末の近くに位置する公
衆電話の位置情報を携帯端末に送信することを特徴とす
る。
【0011】また、第4には、携帯端末と無線接続する
複数の基地局に接続された携帯電話システム制御装置で
あって、上記複数の基地局における各基地局の通話チャ
ネルが使用可能か否かについての情報を記憶する空きチ
ャネル情報記憶部126と、上記複数の基地局における
各基地局について、チャネル割当ての情報を記憶するチ
ャネル情報記憶部と120と、上記複数の基地局におけ
る各基地局について、基地局周辺の受信電圧分布情報を
記憶する電圧分布情報記憶部122と、上記複数の基地
局における各基地局について、基地局周辺に設けられた
公衆電話の位置情報を記憶する位置情報記憶部124
と、を有することを特徴とする。
【0012】また、第5には、携帯電話システム制御装
置が、さらに、上記携帯端末から送信されたチャネルご
との受信電圧情報とチャネル情報記憶部に記憶されたチ
ャネル割当ての情報とによって、各基地局からの信号の
受信電圧を算出する受信電圧算出手段116と、該受信
電圧算出部によって算出された受信電圧と電圧分布情報
記憶部に記憶された基地局周辺の受信電圧分布情報とに
よって、携帯端末の現在位置を特定する現在位置特定手
段116と、該現在位置特定手段によって特定された携
帯端末の位置の近くに設けられた公衆電話の位置を検索
する公衆電話検索手段116と、該公衆電話検索手段に
よって検索された公衆電話の位置情報を送信する位置情
報送信手段116、114、112と、を有することを
特徴とする。
【0013】また、第6には、携帯端末と無線接続する
基地局であって、上記携帯端末により回線接続要求操作
がなされリンクチャネル確立要求信号が送信された場
合、上記基地局にて、該基地局の通話チャネルが使用不
能で、該基地局と携帯端末との回線接続ができない場合
に他の回線接続可能な基地局のエリア位置情報を上記回
線接続要求操作がなされ携帯端末に送信することを特徴
とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】 本発明における上記第1 の構成の携帯電話シス
テム制御装置では、着呼側の基地局の通話チャネルが使
用可能か否かを判定し、該基地局が使用不能ならば通話
チャネルが使用可能な最寄りのエリアを検索してそのエ
リア情報を着呼側の携帯端末に送信する。よって、着呼
側の基地局の通話チャネルが使用不能の場合でも、携帯
端末の所持者が移動することによって着呼することがで
きる。
【0017】特に、上記第2の構成のように、発呼側に
着呼側の携帯端末が移動するまで待機するように指示す
る場合には、発呼側が回線切断操作をするのを待つの
で、回線接続機会が確保される。
【0018】また、上記第3の構成の携帯電話システム
制御装置では、基地局の通話チャネルが使用不能で、該
基地局と携帯端末との回線接続を行うことができない場
合に、該携帯端末の近くに位置する公衆電話の位置情報
を携帯端末に送信するので、携帯端末の所持者は近くの
公衆電話の位置を知ることができ、該公衆電話によって
呼出しを行うことができる。
【0019】また、上記第4の構成の携帯電話システム
制御装置では、空きチャネル情報記憶部とチャネル情報
記憶部と電圧分布情報記憶部と位置情報記憶部とを有し
ているので、携帯端末から発呼操作等があった場合に
は、この空きチャネル情報記憶部で携帯端末と回線接続
しようとする基地局の通話チャネルが空いているか否か
を判断し、空いていなければ、携帯端末からチャネルご
との受信電圧情報を受信して、このチャネルごとの受信
電圧情報とチャネル情報記憶部のチャネル割当ての情報
とによって各基地局からの受信電圧を算出する。そし
て、この基地局からの受信電圧と上記受信電圧分布情報
記憶部に記憶された受信電圧分布情報とによって、携帯
端末の現在位置を特定し、この現在位置と位置情報記憶
部に記憶された公衆電話の位置情報とによって、携帯端
末の近くの公衆電話を検索してこの公衆電話の位置情報
を携帯端末に送信する。よって、携帯端末の所持者は近
くの公衆電話の位置を知ることができ、該公衆電話によ
って呼出しを行うことができる。
【0020】また、上記第5の構成の携帯電話システム
制御装置では、受信電圧算出部が、携帯端末から受信し
たチャネルごとの受信電圧情報とチャネル情報記部に記
憶されたチャネル割当ての情報とによって各基地局から
の受信電圧を算出する。そして、現在位置特定手段が、
算出された受信電圧と受信電圧分布情報記憶部に記憶さ
れた受信電圧分布情報とによって、携帯端末の現在位置
を特定し、公衆電話検索手段が、位置情報記憶部に記憶
された公衆電話の位置情報により、現在位置が特定され
た携帯端末の位置の近くの公衆電話を検索して、この公
衆電話位置情報を位置情報送信手段が携帯端末に対して
送信する。これにより、携帯端末の所持者は近くの公衆
電話の位置を知ることができ、該公衆電話を介して呼出
しを行うことができる。
【0021】また、上記第6の構成の基地局では、上記
携帯端末により回線接続要求操作がなされリンクチャネ
ル確立要求信号が送信された場合、該基地局の通話チャ
ネルが使用不能で、該基地局と携帯端末との回線接続を
行うことができない場合に、他の回線接続可能な基地局
のエリア位置情報を携帯端末に送信する。よって、携帯
端末の所持者は携帯端末で出力されたエリア位置情報を
見て、そのエリア位置に移動することによって発着呼が
可能となる。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を図面を利用して説明する。
本実施例の携帯電話システム制御装置としての交換機1
0は、図1に示されるように、回線制御部(FIU)1
2と、タイムスイッチ(TSW)14と、CPU16
と、記憶部18と、最適エリア検索部24と、公衆網イ
ンターフェース28とを有している。
【0023】ここで、上記回線制御部12は、上記タイ
ムスイッチ14と基地局30−1、30−2との間に設
けられ、基地局30−1、30−2と交換機10とのイ
ンターフェースとしての役割を果たすものであり、タイ
ムスイッチ14は、上記公衆網インターフェース28を
介して時分割多重方式による変換処理を行い、アナログ
回線やデジタル回線の制御を行うものであり、回線制御
部12やタイムスイッチ14は通知用情報送信手段とし
て機能する。また、CPU16は、上記交換機10の各
部の動作を制御し、発呼可否判定手段、着呼可否判定手
段、最寄りエリア発呼可否判定手段、最寄りエリア着呼
可否判定手段、通知用情報検索手段としても機能する。
【0024】また、上記記憶部18は、通知用情報記憶
部20と空きチャネル情報記憶部22とを有し、上記通
知用情報記憶部20には、図2に示すように、無線ゾー
ンのエリア番号と該エリア番号に対応する表示内容とを
記憶したテーブルが設けられている。ここで表示内容と
は、携帯端末に設けられた表示部に具体的に表示する内
容である。また、空きチャネル情報記憶部22には、無
線ゾーンのエリア番号と該それぞれのエリアの基地局に
おける使用可能な通話チャネルの数とを記憶したテーブ
ルを有している。つまり、このテーブルには、各基地局
におけるその時の空き通話チャネル数が記憶されてい
る。
【0025】また、上記最適エリア検索部24は最寄り
エリア判定手段として機能し、図1に示すように、エリ
ア記憶部としての最適エリア記憶部26を有し、この最
適エリア記憶部26には、図3に示すような、無線ゾー
ンのエリア番号と各エリア番号における最適エリア番号
が優先順位を付して格納されている。例えば、図3に示
すエリア番号「1」では、エリア番号2が第1優先順位
であり、エリア番号3が第2優先順位である。つまり、
この最適エリア記憶部26には、各エリアにおいて通話
チャネルの空きがない場合に、携帯端末に通知する移動
すべきエリアが優先順位を付けて格納されている。
【0026】次に、上記交換機10に接続される基地局
30の構成について説明する。基地局30は、図4に示
すように、回線インターフェース部32と、ハイウエイ
制御部34と、制御信号変調部36と、送信部38と、
制御信号復調部40と、受信部42と、基地局制御部4
4と、シンセサイザ部46とを有している。
【0027】ここで、上記回線インターフェース部32
は、上記交換機10側とのインターフェースとしての役
割を果たすものである。ハイウエイ制御部34は、携帯
端末との間で信号の送受信を行う送信部38と受信部4
2の動作を制御するものである。また、制御信号変調部
36はハイウエイ制御部34から送信部38に送られる
送信信号の変調を行い、一方、制御信号復調部40は、
受信部42で受信された受信信号の復調を行う。また、
基地局制御部44は、上記基地局30における各部の動
作を制御するためのものであり、出力用信号生成部48
を有している。この出力用信号生成部48は、携帯端末
において、携帯端末に設けられた表示部等に出力を行う
ための信号が生成される。さらに、シンセサイザ部46
は、送信部38の送信周波数や受信部42の受信周波数
を規定するためのものである。
【0028】上記構成の交換機10と基地局30とを有
する携帯電話システムについて説明すると、図1に示す
ように、交換機10には、基地局30−1と基地局30
−2とが接続され、基地局30−1、30−2には携帯
端末50−1、50−2が無線接続するように構成され
ている。ここで、基地局30−1、30−2は上記基地
局30(図4参照)と同様の構成である。
【0029】上記構成の交換機10と基地局30−1、
30−2、30−3とを有する携帯電話システムの動作
について説明する。ここでは、図5に示すように、基地
局30−1は西実験室に設けられ、この西実験室に無線
ゾーンを有している。また、基地局30−2は事務室に
設けられ、この事務室に無線ゾーンを有している。さら
に、基地局30−3は東実験室に設けられ、この東実験
室に無線ゾーンを有している。基地局30−1の無線ゾ
ーンをエリア1、基地局30−2の無線ゾーンをエリア
2、基地局30−3の無線ゾーンをエリア3とする。
【0030】ここで、本実施例の基地局の無線ゾーンに
おいて携帯端末から発呼する場合について図6を使用し
て説明する。例えば、エリア1内にいる携帯端末50−
1から発呼動作するものとし、携帯端末50−1からリ
ンクチャネル要求は基地局30−1から行われるものと
する。すると、リンクチャネル要求を受けとった交換機
10では、発呼が可能か否かを判定する。つまり、空き
チャネル情報記憶部22において、基地局30−1の通
話チャネルに空きがあるか否かを判定する(ステップ
1)。通話チャネルに空きがある場合には、通常の発呼
処理を行うことになる(ステップ7)。
【0031】一方、空きがない場合には発呼が不可能で
あるので、最寄りの発呼可能なエリアがあるか否かを判
定する(ステップ2)。つまり、最適エリア検索部24
は、最適エリア記憶部26のテーブルによってリンクチ
ャネル要求を受信した基地局30−1のエリア1につい
て、最適エリアが登録されているかを判定する。ここ
で、該テーブルが図3に示す内容の場合には、最適エリ
アとしてエリア2とエリア3とが登録されているので、
ステップ3に進み、最寄りのエリアを検索する。する
と、エリア1については最適エリアはまずエリア2とな
るので、エリア2を検索する。なお、上記ステップ2で
最寄りのエリアが登録されていない場合には、携帯端末
50−1からの発呼は不可能であるので、その旨をガイ
ダンスするか、ビジートーンを流す等して処理を終了す
る(ステップ6)。
【0032】次に、最寄りのエリアとしてエリア2が検
索されると、CPU16はこのエリア2において発呼が
可能か否かを判定する(ステップ4)。つまり、記憶部
18の空きチャネル情報記憶部22を見て、エリア2に
空き通話チャネルがあるかを判定する。そして、空きが
あり発呼可能な場合には、ステップ4に進み、通知用情
報記憶部の情報を検索する(ステップ5)。つまり、エ
リア2に対応する表示内容は図2に示すように「4F
事務室」であるので、この「4F 事務室」という情報
を検索する。そして、検索が終わったら、表示内容を携
帯端末50−1側に送信する(ステップ6)。
【0033】具体的には、該表示内容の情報は基地局3
0−1に送られ、これを受けた基地局30−1では、基
地局制御部44の出力用信号生成部48において、交換
機10から得た情報を基に携帯端末50−1で出力を行
うための出力用のデータが生成され、この出力用のデー
タが携帯端末50−1に送られる。携帯端末50−1は
図示しない受信手段を有し、この受信手段によりこの出
力用のデータを受信した携帯端末50−1においては、
携帯端末50−1に設けられた出力手段としての表示部
に「4F 事務室」と表示されることになる。すると、
携帯端末50−1の所持者は4階の事務室に行けば発呼
が可能であることを知ることができるので、4階の事務
室に移動して発呼操作をしなおせば、基地局30−1の
通話チャネルが塞がっていることによる発呼不能状態を
回避することができる。つまり、発呼できない場合に、
どこへ行けば発呼可能かを知ることができる。
【0034】上記ステップ4で、エリア2においても発
呼が不可能な場合には、再度ステップ3に戻り、最寄り
のエリアが登録されているか否かを検索する。図3に示
すテーブルの場合には、さらに、エリア3が登録されて
いるので、以下同様に、このエリア3において発呼が可
能か否かを判定して、可能ならば通知用情報記憶部20
のテーブルの表示内容を検索して携帯端末50−1で表
示させることになる。なお、上記ステップ1における発
呼可能か否かの判断は、発呼要求があった場合に行うも
のとして説明したが、この場合には限られない。つま
り、発呼したいができるか否かの情報を発呼時とは別個
に携帯端末に提供するサービスを行う場合には、携帯端
末における該サービス用の個別の操作を定めておき、そ
の操作があった場合に行うようにしてもよい。
【0035】次に、本実施例の構成の基地局の無線ゾー
ン内にいる携帯端末で着呼する場合について、図7を使
用して説明する。例えば、外部からエリア1にいる携帯
端末50−1に対して呼出しがあり、携帯端末50−1
は基地局30−1の無線ゾーンであるエリア1に位置登
録されているものとする。すると、交換機10では、基
地局30−1において着呼可能か否かが判定される(ス
テップ11)。ここで、基地局30−1の通話チャネル
に空きがあり、着呼が可能な場合には通常の着呼処理が
行われる(ステップ13)。一方、基地局30−1の通
話チャネルが塞がっており、着呼が不可能な場合には、
発呼側に回線接続が不能である旨のガイダンスをするか
ビジートーンを流す等して呼出し不可である旨を通知す
る(ステップ12)。これにより、発呼側では相手方の
呼出しができないことを知ることができる。
【0036】次に、携帯端末で着呼する場合の他の動作
について図8を使用して説明する。具体的には、外部か
らエリア1にいる携帯端末50−1に対して呼出しがあ
り、携帯端末50−1は基地局30−1の無線ゾーンで
あるエリア1に位置登録されているものとする。する
と、上記と同様に、交換機10では、基地局30−1に
おいて着呼可能か否かが判定され(ステップ21)。こ
こで、基地局30−1の通話チャネルに空きがあり、着
呼が可能な場合には通常の着呼処理が行われる(ステッ
プ29)。
【0037】一方、空きがなく着呼が不可能な場合に
は、最寄りの着呼可能なエリアがあるか否かを判定する
(ステップ22)。つまり、最適エリア検索部24が、
最適エリア記憶部26のテーブルによって携帯端末50
−1が位置登録されている基地局30−1のエリア1に
ついて、最適エリアが登録されているかを判定する。こ
こで、図3に示すテーブルの場合には、エリア2が検索
される(ステップ23)。なお、上記ステップ22で最
寄りのエリアが登録されていない場合には、携帯端末5
0−1での着呼は不可能であるので、その旨を発呼側に
ガイダンスするか、ビジートーンを流す等して処理を終
了する(ステップ28)。
【0038】次に、最寄りのエリアとしてエリア2が検
索されると、このエリア2において着呼が可能か否かが
判定され(ステップ24)、空きチャネル情報記憶部2
2よりエリア2に空き通話チャネルがあると判定された
場合には、通知用情報記憶部の情報を検索する(ステッ
プ25)。そして、検索が終わったら、表示内容を携帯
端末50−1側に送信する(ステップ26)。具体的に
は、上記発呼の場合と同様に、該表示内容の情報は基地
局30−1に送られ、これを受けた基地局30−1で
は、出力用のデータが携帯端末50−1に送られる。こ
れを受信した携帯端末50−1においては、表示部に
「4F 事務室」と表示される。これにより、携帯端末
50−1の所持者は4階の事務室に行けば着呼が可能で
あることを知ることができるので、4階の事務室に移動
して相手方の呼出しを受けることができ、基地局30−
1の通話チャネルが塞がっていることによる着呼不能状
態を回避することができる。つまり、着呼側において
も、着呼可能な位置を知ることができる。なお、着呼側
に上記表示を行うと同時に、発呼側にも「相手方が着信
位置を変えるまでお待ちください」等のガイダンスを行
って、着呼位置を変えるための時間しばらく待つように
連絡する(ステップ27)。上記ステップ24で、エリ
ア2においても着呼が不可能な場合には、再度ステップ
23に戻り、最寄りのエリアの検索、着呼可能か否かの
判定等をすることになる。
【0039】なお、上記の着呼する場合においても、ス
テップ11及びステップ21における着呼可能か否かの
判断は、発呼時のみならず、着呼できるか否かの情報を
別個に携帯端末に提供するサービスにおける個別の操作
があった場合に行ってもよい。つまり、上記サービスを
行う場合に、携帯端末における該サービス要求用の個別
の操作を定めておき、その操作があった場合に行うよう
にしてもよい。
【0040】次に、上記構成の交換機10と基地局30
−1、30−2、30−3とを有する携帯電話システム
の他の動作例ついて、図9を使用して説明する。すなわ
ち、上記の例では、携帯端末から発呼動作やサービス要
求操作があった場合に携帯端末に最寄りのエリアを通知
するが、本動作例は、携帯端末が基地局の無線ゾーンの
エリア内にいるすべての携帯端末に対して行うものであ
る。
【0041】例えば、携帯端末50−1が基地局30−
1の無線ゾーンに入ってきた場合を考える。ここで、交
換機10は、定期的に基地局30−1において発着呼が
可能か否かを空きチャネル情報記憶部22により判定し
(ステップ31)、通話チャネルが塞がっていて発着呼
が不可能な場合には、最適エリア検索部24で最寄りの
エリアがあるか否かが検索される(ステップ32)。そ
して、最寄りのエリアがある場合には、そのエリアの基
地局の通話チャネルが空いているか否かが判定される
(ステップ34)。つまり、上記の場合、図3のテーブ
ルによればエリア1における最適エリアはエリア2であ
るので、エリア2の基地局30−2の通話チャネルが空
いているか否かが判定される。
【0042】そして、通話チャネルに空きがあり、発着
呼が可能な場合には、通知用情報記憶部20により表示
内容を検索して(ステップ35)、その内容を携帯端末
50−1に送信する(ステップ36)。つまり、エリア
2での発着呼が可能な場合には、携帯端末には、上記図
6、図8に示す動作例の場合と同様に「4F 事務室」
と表示されることになる。
【0043】なお、ステップ31で発着呼が可能である
場合には、そのまま処理を終了し、所定時間後に再度発
着呼可能か否かを判定する。また、ステップ32で最寄
りのエリアの登録がない場合には、全エリアが使用不能
であるとして携帯端末50−1に対して発着呼が不能で
あることをガイダンスする(ステップ37、38)。交
換機10は、基地局30−1について上記のような処理
を行うが、他の基地局についても同様の処理を行うこと
になる。以上のようにすれば、発呼動作がなくても、自
分が今いる位置において発着呼が可能か否かを知ること
ができ、また、どこへ行けば発着呼が可能であるのか知
ることができるので、発着呼の機会を確保することがで
きる。
【0044】なお、上記ステップ31における発着呼可
能か否かの判断は、所定時間ごとに行うものとして説明
したが、記憶部18における空きチャネル情報記憶部2
2の情報を常に監視し、通話チャネルの空きがなくなっ
たエリアの基地局について最寄りのエリアがあるか否か
の判定を行うステップ32の処理から始めるようにして
もよい。また、携帯端末の位置登録の情報を交換機10
で保持しておき、いずれかの基地局に新たに位置登録が
あった携帯端末に対して、その基地局から最寄りのエリ
アを通知するようにしてもよい。
【0045】さらに、上記の説明では交換機10がステ
ップ31〜ステップ38の処理を行うものとして説明し
たが、基地局30−1等が行うようにしてもよい。つま
り、各基地局も自身の通話チャネルが空いているか否か
の情報は保持しているので、該基地局について最寄りの
エリアを記憶した最適エリア記憶部と、該最適エリア記
憶部に記憶された最寄りのエリアの通話チャネルの空き
状態を記憶した空きチャネル情報記憶部と、最寄りのエ
リアについての表示内容を記憶する通知用情報記憶部と
を基地局に備えておけば、基地局においても処理を行う
ことができる。つまり、エリア1を担当する基地局30
−1を例にとれば、図3のテーブルのうちエリア1の部
分のみの情報を最適エリア記憶部に記憶させ、また、図
2のテーブルのうちエリア2とエリア3の部分のみの情
報を通知用情報記憶部に記憶させ、空きチャネル情報記
憶部においても自身の通話チャネルの空き状態を保持し
ておくのみでよい。
【0046】また、基地局が、自身の通話チャネルの空
き状態を保持する空きチャネル情報記憶部を有し、通話
チャネルが塞がっている場合には、発着呼不能である旨
の表示用の情報を出力用信号生成部48(図4参照)で
生成して、自局の無線ゾーン内の携帯端末に対して送信
し、携帯端末側で発着呼不能である旨を出力して携帯端
末の所持者を移動させるようにしてもよい。また、上記
の各例では、基地局の通話チャネルがすべて使用中であ
る場合に、最寄りエリアを通知するものとして説明した
が、使用チャネルがある割合を越えた場合に、最寄りエ
リアを通知するようにしてもよい。
【0047】また、携帯端末50−1における出力の方
法としては、表示部への表示でも、スピーカからの音声
による出力であってもよい。なお、上記のように携帯端
末に最寄りのエリアを通知することは、PHSにおいて
は特に有効である。すなわち、PHSに使用される基地
局は無線ゾーンのエリアが狭いため、最寄りのエリアを
通知されてもエリアの移動が容易であるからである。
【0048】続いて、第2実施例について説明する。第
2実施例における交換機110は、図10に示すよう
に、回線制御部(FIU)112と、タイムスイッチ
(TSW)114と、CPU116と、記憶部118
と、公衆網インターフェース128とを有している。こ
こで、上記回線制御部112、タイムスイッチ114、
公衆網インターフェース128は、それぞれ上記第1実
施例における回線制御部12、タイムスイッチ114、
公衆網インターフェースと同様の構成である。また、C
PU116は、交換機110における各部の動作を制御
するためのものであり、受信電圧算出手段と現在位置特
定手段と公衆電話検索手段の機能を有する。さらに、上
記回線制御部112とタイムスイッチ114とCPU1
16とは位置情報送信手段として機能する。
【0049】また、上記記憶部118は、チャネル情報
記憶部120と、電圧分布情報記憶部122と、位置情
報記憶部124と、空きチャネル情報記憶部126とを
有し、上記チャネル情報記憶部120は、図11に示す
ように、各基地局における割当てチャネルの情報を格納
している。また、上記電圧分布情報記憶部122には、
図12に示すように、各基地局について基地局周辺の受
信電圧分布情報が格納されている。また、上記位置情報
記憶部124は、該交換機10に接続された基地局周辺
に設けられた公衆電話の位置情報を記憶している。ま
た、空きチャネル情報記憶部126には、上記第1実施
例の場合と同様に、無線ゾーンのエリア番号と該それぞ
れのエリアの基地局における使用可能な通話チャネルの
数とを記憶したテーブルを有している。つまり、このテ
ーブルには、各基地局におけるその時の空きチャネル数
が記憶されている。
【0050】また、上記交換機110を含めた携帯電話
システムの構成について説明すると、交換機110は回
線制御部112を介して基地局130−1等と接続さ
れ、携帯端末150−1等は上記基地局130−1等を
介して無線接続するように構成されている。なお、基地
局130−1等は図4に示す基地局30と同様の構成で
あり、また、携帯端末150−1等には、複数の基地局
からの送信波(合成波)を計測して、その合成波のチャ
ネルごとの受信電圧(電圧スペクトル)(図13参照)
を導出する電圧スペクトル導出部(図示せず)が設けら
れている。
【0051】上記構成の交換機110と基地局130−
1等と、携帯端末150−1等を有する携帯電話システ
ムの動作について説明する。ここで、本実施例の基地局
の無線ゾーンにおいて携帯端末から発呼する場合につい
て説明する。例えば、携帯端末150−1から発呼動作
するものとし、携帯端末150−1からリンクチャネル
要求は基地局130−1から行われるものとする。ここ
で、携帯端末150−1は、常に上記電圧スペクトル導
出部によって、チャネルごとの受信電圧(電圧スペクト
ル)を導出しているものとする。すると、リンクチャネ
ル要求を受けとった交換機110では、発呼が可能か否
かを判定する。つまり、空きチャネル情報記憶部126
において、基地局130−1の通話チャネルに空きがあ
るか否かを判定する。通話チャネルに空きがある場合に
は、通常の発呼処理を行うことになるが、通話チャネル
に空きがない場合には、基地局130−1を介して携帯
端末150−1に対して電圧スペクトルの送信を指示
し、携帯端末150−1から電圧スペクトルを取得す
る。
【0052】交換機10では、携帯端末150−1から
取得した電圧スペクトルとチャネル情報記憶部120に
記憶されたチャネル情報から、それぞれの基地局からの
受信電圧を求め、測定誤差を考慮して、図14に示すよ
うなテーブルが作成される。次に、上記で求めた各基地
局からの受信電圧と電圧分布情報記憶部122に記憶さ
れている電圧分布情報から、発呼要求をした携帯端末の
現在位置を特定する。つまり、基地局130−1を基地
局A、基地局130−2を基地局Bとし、各基地局から
の受信電圧が図14に示すようであったとすると、携帯
端末150−1の位置は図15に示す斜線で囲まれる部
分であることが分かる。
【0053】携帯端末150−1の位置が特定できた
ら、位置情報記憶部124によって携帯端末150−1
の位置に最も近い公衆電話を特定し、その公衆電話の位
置情報を携帯端末150−1に送信する。ここで、公衆
電話の位置の表し方としては、公衆電話の住所を表示す
る方法や公衆電話の方角と距離とを表示する方法等があ
る。なお、図15の斜線に入る公衆電話が複数ある場合
には、そのすべての公衆電話の位置情報を送信する。以
上のようにして、携帯端末150−1で発呼操作をした
者は、最も近い位置にある最寄りの公衆電話の位置を知
ることができるので、基地局の通話チャネルが塞がって
いてもより少ない移動距離で公衆電話から呼出しを行う
ことができる。
【0054】なお、交換機110で各基地局の周辺に配
置された公衆電話位置を示した地図情報を保持してお
き、特定された携帯端末の位置に該当する部分の地図情
報を該地図情報に携帯端末の位置情報を含めて携帯端末
に送信するようにしてもよい。また、上記の例では、携
帯端末からの発呼があった場合に、基地局の通話チャネ
ルの空き状態を見て近くの公衆電話の位置情報を送信す
るものとして説明したが、これには限られず、例えば、
上記第1実施例のように、発呼したいができるか否かの
情報を発呼時とは別個に携帯端末に提供するサービスを
行う場合には、携帯端末における該サービス用の個別の
操作を定めておき、その操作があった場合に公衆電話の
位置を通知するようにしてもよい。また、通話チャネル
が塞がった基地局を監視して、該基地局の無線ゾーン内
にいるすべての携帯端末に対して、各携帯端末から受信
電圧情報を受け取った上で、該携帯端末に対して最寄り
の公衆電話の位置を通知するようにしてもよい。
【0055】また、上記実施例では、交換機110が記
憶部118を有して最寄りの公衆電話の位置についての
情報を提供するものとして説明したが、これには限られ
ず、基地局が上記記憶部118を有する構成として、基
地局で最寄りの公衆電話の位置を判定してその情報を提
供するようにしてもよい。なお、移動端末側で複数の基
地局からの信号の受信感度を検出し、その検出されたデ
ータをセンターに送ってセンターにおいて移動端末の位
置を決定する方法としては、特開平2−44929号に
開示されている。
【0056】なお、上記の例では、基地局の通話チャネ
ルがすべて使用中である場合に、最寄りの公衆電話の位
置を通知するものとして説明したが、使用チャネルがあ
る割合を越えた場合に、最寄りエリアを通知するように
してもよい。また、携帯端末150−1における出力の
方法としては、表示部への表示でも、スピーカからの音
声による出力であってもよい。
【0057】
【0058】
【発明の効果】 本発明に基づく請求項1 に記載の携帯電
話システム制御装置によれば、着呼側の基地局の通話チ
ャネルが使用不能の場合でも、携帯端末の所持者が移動
することによって着呼することができる。特に、請求項
に記載の場合のように、発呼側に着呼側の携帯端末が
移動するまで待機するように指示する場合には、発呼側
が回線切断操作をするのを待つので、回線接続機会が確
保される。
【0059】また、請求項3から請求項5に記載の携帯
電話システム制御装置によれば、該携帯端末の近くに位
置する公衆電話の位置情報を携帯端末に送信するので、
携帯端末の所持者は近くの公衆電話の位置を知ることが
でき、該公衆電話によって呼出しを行うことができる。
【0060】また、請求項6に記載の基地局によれば、
他の回線接続可能な基地局のエリア位置情報を携帯端末
に送信するので、携帯端末の所持者は携帯端末で出力さ
れたエリア位置情報を見て、そのエリア位置に移動する
ことによって発着呼が可能となる。
【0061】
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における交換機と交換機を
含む携帯電話システムの構成を示すブロック図である。
【図2】通知用情報記憶部に設けられたテーブルの構成
を示す説明図である。
【図3】最適エリア記憶部に設けられたテーブルの構成
を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例における基地局の構成を示
すブロック図である。
【図5】第1実施例の具体的な使用状態を示す説明図で
ある。
【図6】第1実施例における発呼時の動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】第1実施例における着呼時の動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図8】第1実施例における着呼時の他の動作例を示す
フローチャートである。
【図9】第1実施例における他の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の第2実施例における交換機と交換機
を含む携帯電話システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図11】チャネル情報記憶部に設けられたテーブルの
構成を示す説明図である。
【図12】電圧分布情報記憶部に記憶された電圧分布の
内容を示す説明図である。
【図13】チャネルごとの受信電圧の具体例を示す説明
図である。
【図14】基地局ごとの受信電圧の情報を記憶したテー
ブルの構成を示す説明図である。
【図15】携帯端末の位置を特定する方法を説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
10、110 交換機 16、116 CPU 18、118 記憶部 20 通知用情報記憶部 22 空きチャネル情報記憶部 24 最適エリア検索部 26 最適エリア記憶部 30、30−1、30−2、30−3、130−1、1
30−2、130−3基地局 120 チャネル情報記憶部 122 電圧分布情報記憶部 124 位置情報記憶部 126 空きチャネル情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍬田 海平 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 雅英 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−46319(JP,A) 特開 平7−46645(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 3/42 - 3/58 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末と無線接続する複数の基地局に
    接続された携帯電話システム制御装置であって、 上記複数の基地局における各基地局の通話チャネルが使
    用可能か否かについての情報を記憶する空きチャネル情
    報記憶部(22)と、 各基地局のエリアの最寄りのエリアを複数記憶するエリ
    ア記憶部(26)と、 上記各基地局のエリアの位置を示す通知用情報を記憶す
    る通知用情報記憶部(20)と、 上記携帯端末に対して回線接続要求があった場合に、着
    呼側の基地局の通話チャネルが使用可能か否かを上記空
    きチャネル情報記憶部によって判定する着呼可否判定手
    段(16)と、 上記着呼可否判定手段によって着呼が不可能である場合
    に、上記エリア記憶部に該基地局の最寄りのエリアが記
    憶されているか否かを判定する最寄りエリア判定手段
    (24)と、 上記最寄りエリア判定手段によって、最寄りエリアが記
    憶されていると判定された場合に、該最寄りエリアの基
    地局の通話チャネルが使用可能か否かを上記空きチャネ
    ル情報記憶部によって判定する最寄りエリア発呼可否判
    定手段(16)と、 上記最寄りエリア発呼可否判定手段によって、発呼が可
    能と判定された場合に、該最寄りエリアの位置を示す通
    知用情報を通知用情報記憶部により検索する通知用情報
    検索手段(16)と、 上記通知用情報検索手段により検索された通知用情報を
    前記回線接続要求があった携帯端末に対して送信する通
    知用情報送信手段(16、14、12)と、 を有することを特徴とする携帯電話システム制御装置。
  2. 【請求項2】 上記携帯電話システム制御装置が、さら
    に、 最寄りエリアに対応する通知用情報を上記回線接続要求
    があった携帯端末に送信する際に、発呼側に、上記回線
    接続要求があった携帯端末が移動するまで待機する旨の
    指示信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の
    携帯電話システム制御装置。
  3. 【請求項3】 携帯端末と無線接続する複数の基地局に
    接続された携帯電話システム制御装置であって、 上記複数の基地局におけるいずれかの基地局の通話チャ
    ネルが使用不能で、該基地局と携帯端末との回線接続が
    できない場合に、携帯端末の近くに位置する公衆電話の
    位置情報を携帯端末に送信することを特徴とする携帯電
    話システム制御装置。
  4. 【請求項4】 携帯端末と無線接続する複数の基地局に
    接続された携帯電話システム制御装置であって、 上記複数の基地局における各基地局の通話チャネルが使
    用可能か否かについての情報を記憶する空きチャネル情
    報記憶部(126)と、 上記複数の基地局における各基地局について、チャネル
    割当ての情報を記憶するチャネル情報記憶部と(12
    0)と、 上記複数の基地局における各基地局について、基地局周
    辺の受信電圧分布情報を記憶する電圧分布情報記憶部
    (122)と、 上記複数の基地局における各基地局について、基地局周
    辺に設けられた公衆電話の位置情報を記憶する位置情報
    記憶部(124)と、 を有することを特徴とする携帯電話システム制御装置。
  5. 【請求項5】 携帯電話システム制御装置が、さらに、 上記携帯端末から送信されたチャネルごとの受信電圧情
    報とチャネル情報記憶部に記憶されたチャネル割当ての
    情報とによって、各基地局からの信号の受信電圧を算出
    する受信電圧算出手段(116)と、 該受信電圧算出部によって算出された受信電圧と電圧分
    布情報記憶部に記憶された基地局周辺の受信電圧分布情
    報とによって、携帯端末の現在位置を特定する現在位置
    特定手段(116)と、 該現在位置特定手段によって特定された携帯端末の位置
    の近くに設けられた公衆電話の位置を検索する公衆電話
    検索手段(116)と、 該公衆電話検索手段によって検索された公衆電話の位置
    情報を送信する位置情報送信手段(116、114、1
    12)と、 を有することを特徴とする請求項4に記載の携帯電話シ
    ステム制御装置。
  6. 【請求項6】 携帯端末と無線接続する基地局であっ
    て、 上記携帯端末により回線接続要求操作がなされリンクチ
    ャネル確立要求信号が送信された場合、上記基地局に
    て、該基地局の通話チャネルが使用不能で、該基地局と
    携帯端末との回線接続ができない場合に他の回線接続可
    能な基地局のエリアの位置情報を上記回線接続要求操作
    がなされ携帯端末に送信することを特徴とする基地局。
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