JPH05336219A - 電話端末装置 - Google Patents

電話端末装置

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JPH05336219A
JPH05336219A JP14308192A JP14308192A JPH05336219A JP H05336219 A JPH05336219 A JP H05336219A JP 14308192 A JP14308192 A JP 14308192A JP 14308192 A JP14308192 A JP 14308192A JP H05336219 A JPH05336219 A JP H05336219A
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call
telephone
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telephone number
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JP14308192A
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Takeshi Kanai
剛 金井
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実際の通話時間により近い予測通話時間を得て
予測通話時間から最も安価な電話回線を正確に選択する
ことのできる電話端末装置を提供する。 【構成】 通話履歴情報テーブル9に入力回路5で発信
時の電話番号または着信時に着信検出回路3で電話回線
20から検出した電話番号と通話時間測定装置6で測定
した通話時間とを記憶し、電話料金情報テーブル8に通
話時間毎に各電話回線20の通話料金を記憶する。制御
装置1は、発信時にダイヤルした電話番号を通話履歴情
報テーブル9から検索しその電話番号に対応する通話時
間を求めこの通話時間を電話料金情報テーブル8から検
索しその通話時間における各電話回線20の通話料金を
比較して最も安価な電話回線を選択し選択された電話回
線にダイヤル送出回路4から電話番号を送出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用者がダイヤルした
電話番号を分析し料金の最も安価な電話会社の回線を自
動的に選択して発信するLCR(Least Cost Rooting)
機構を備えたLCR機構付電話端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、わが国においても複数の公衆電話
会社(NCC)が設立され、電話利用者は通話の度に電
話回線を自由に選択することができるようになってき
た。このような電話環境の下では、電話利用者は、より
安価な電話回線を選択しようとするが、各電話会社の通
話料金の規定が異なるため、簡単に電話回線を選択でき
ない。そこで、各電話会社の通話利用金規定に基づいて
最も安価な電話会社を自動的に選択するLCR機構が注
目されてきた。
【0003】通常、通話料金は通話相手までの距離と通
話時間との関係によって決定される。距離に関しては利
用者がダイヤルした電話番号を分析することで、発信時
に決定される。しかし、通話時間は発信時には決定でき
ないため、予測通話時間を用いて通話料金を推定してい
る。すなわち、従来のLCR機構では、予測通話時間を
ある一定の値に固定して通話料金を計算していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
通話時間は予測通話時間とは異なることが多く、このた
め、最も安価な電話会社を容易に選択できなかった。
【0005】また、選択した電話会社と他の電話会社と
の通話料金との比較を利用者に通知していなかったた
め、利用者が自ら通話時間を調節することができないと
いう問題があった。
【0006】よって、より現実に近い通話時間を予測
し、結果として安価な電話会社を確実に選択できるLC
R機構が望まれていた。本発明は、このような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、実際の通
話時間により近い予測通話時間を得て、この予測通話時
間から最も安価な電話回線を正確に選択することのでき
る電話端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために下記の構成とした。図1は本
発明の原理図である。図1に示すように本発明は、発信
する時に入力回路5から入力された電話番号をいずれか
の電話回線20にダイヤル送出するダイヤル送出回路
4、電話回線20に接続された通話回路2を切断した時
に通話時間を測定する通話時間測定装置6を有してい
る。
【0008】通話履歴情報テーブル9は、入力回路5で
発信した時の電話番号または着信する時に着信検出回路
3で電話回線20から検出した電話番号と通話時間測定
装置6で測定した通話時間とを記憶し、電話料金情報テ
ーブル8は通話時間毎に各電話回線20の通話料金を記
憶している。
【0009】制御装置1は、発信する時にダイヤルした
電話番号を前記通話履歴情報テーブル9から検索してそ
の電話番号に対応する通話時間を求め、この通話時間を
前記電話料金情報テーブル8から検索してその通話時間
における各電話回線20の通話料金を比較することで、
各電話回線20の中から最も安価な電話回線を選択し選
択された電話回線にダイヤル送出回路4から電話番号を
送出させるよう構成される。
【0010】より好ましくは以下のようにするのが、望
ましい。すなわち、入力回路5から入力された電話番号
または前記着信検出回路3で検出された電話番号と前記
通話時間測定装置6で測定した通話時間とを表示するこ
とにより、電話番号と通話時間とを前記通話履歴情報テ
ーブル9に記憶するか否かの確認入力を利用者に促すた
めの通話履歴記憶確認表示部11を設けるよう構成す
る。
【0011】また、発信する前に、予測通話時間の入力
を利用者に促すための表示を行なう予測通話時間入力表
示部12を設け、その表示に従って利用者が前記入力回
路5から予測通話時間を入力すると、前記制御装置1
は、予測通話時間に基づき前記最も安価な電話回線を選
択するよう構成する。
【0012】さらに、発信する前に、前記電話料金情報
テーブル8に記憶された各電話回線の通話料金を比較し
て表示する通話料金比較表示部13を設けるよう構成す
る。また、通話中に、通話時間測定装置6で測定された
通話時間と電話料金情報テーブル8の情報とに基づき通
話料金が高くなるまでの残り時間または使用中の電話回
線の通話料金が他の電話回線の通話料金よりも高くなる
までの残り時間を表示する残り時間表示部14を設ける
よう構成する。
【0013】さらに、通話中に、通話時間測定装置6で
測定している通話時間と電話料金情報テーブル8の情報
とに基づき各電話回線の通話料金の比較表示を行なう通
話料金比較表示部13aを設けるよう構成する。
【0014】
【作用】本発明によれば、次のような作用を呈する。 (1)発信する時に入力回路5から入力される電話番号
あるいは着信する時に着信検出回路3で検出した電話番
号と、通話回路2を切断した時に通話時間測定装置6で
測定した通話時間とを通話履歴情報テーブル9に記憶す
る。
【0015】そして、制御装置1は、発信する時にダイ
ヤルした電話番号を通話履歴情報テーブル9から検索し
てその電話番号に対応する通話時間を求める。さらに、
制御装置1は、この通話時間を電話料金情報テーブル8
から検索してその通話時間における各電話回線の通話料
金を比較することで、最も安価な電話回線を選択し、選
択された電話回線にダイヤル送出回路4から発信する。
【0016】すなわち、実際の通話時間により近い予測
通話時間が得られ、この予測通話時間における最も安価
な電話回線を選択するので、従来よりも正確に最も安価
な電話回線を選択できる。
【0017】好ましくは、電話番号から相手までの距離
が決定されるので、距離を通話時間と併せて用いるよう
にしてもよい。入力回路5は、例えばキーボード、プッ
シュボタンなどである。 (2)また、通話履歴記憶確認表示部11は、入力回路
5から入力された電話番号または前記着信検出回路3で
検出された電話番号と前記通話時間測定装置6で測定し
た通話時間とを表示し、電話番号と通話時間とを前記通
話履歴情報テーブル9に記憶するか否かの確認入力を利
用者に促すので、必要な場合にのみ電話番号と通話時間
とを記憶することができる。 (3)発信する前に、予測通話時間の入力を利用者に促
すための表示を行なう予測通話時間入力表示部12を設
け、その表示に従って利用者が前記入力回路5から予測
通話時間を入力すると、前記制御装置1は、予測通話時
間に基づき電話料金情報テーブル8で各電話回線20で
の通話料金を比較し、最も安価な電話回線20を選択し
てダイヤル送出回路4から発信する。
【0018】すなわち、実際の通話時間に近い予測通話
時間が得られ、この予測通話時間における最も安価な電
話回線を選択するので、従来よりも正確に最も安価な電
話回線を選択できる。ことができる。なお、電話番号か
ら相手までの距離が決定できるので、この距離を通話時
間に併せて用いてもよい。 (4)発信する前に、電話料金情報テーブル8に記憶さ
れた各電話回線の通話料金を比較して表示する通話料金
比較表示部13を設けたので、最も安価な電話回回線を
選択することができる。 (5)残り時間表示部14は通話中に、通話時間測定装
置6で測定された通話時間と電話料金情報テーブル8の
情報とに基づき通話料金が高くなるまでの残り時間また
は使用中の電話回線の通話料金が他の電話回線の通話料
金よりも高くなるまでの残り時間を表示するので、利用
者はその表示に従って通話時間を調整できるから、通話
料金を節約できる。 (6)通話料金比較表示部13aは、通話中に、通話時
間測定装置6で測定している通話時間と電話料金情報テ
ーブル8の情報とに基づき各電話回線の通話料金の比較
表示を行なうので、利用者はその表示に従って通話時間
を調整できるから、通話料金を節約できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を説明する。
図2は本発明の実施例1の構成ブロック図である。
【0020】<実施例1>制御装置1には、通話回路
2、着信検出回路3、ダイヤル送出回路4、キーボード
5、通話時間測定装置6、記憶装置7が接続されてお
り、制御装置1はこれらの装置または回路を制御するよ
うになっている。キーボード5は、発信する時に利用者
が電話番号を入力するもので、電話番号を制御装置1に
出力する。
【0021】前記通話回路2、着信検出回路3、ダイヤ
ル送出回路4には、複数の電話回線20が接続されてお
り、ダイヤル送出回路4は、制御装置1を介してキーボ
ード5から入力される電話番号を複数の電話回線20の
中のいずれかの電話回線にダイヤル送出する。着信検出
回路3は、着信する時に電話回線20から電話番号を検
出するもので、この電話番号を制御装置1に出力する。
【0022】前記通話回路2には、ハンドセット21が
接続されており、通話回路2はハンドセット21が押下
されたときに通話を切断するようになっている。通話時
間測定装置6は、通話回路2による通話が切断された時
に通話時間を測定するもので、その通話時間を制御装置
1に出力する。
【0023】記憶装置7は、通話時間毎に各電話回線2
0に対応する各電話会社の通話料金を登録した公衆電話
会社別電話料金規定情報テーブル8と、前記キーボード
5で過去に発信した時の電話番号または前記着信検出回
路3で過去に着信した時の電話番号と前記通話時間測定
装置6で測定した通話時間とを対応して格納した通話履
歴情報テーブル9とを有している。
【0024】また、前記制御装置1は、前記各装置また
は各回路を制御するとともに、前記複数の電話回線20
の中から最も安価な電話回線を選択し選択された電話回
線に前記ダイヤル送出回路4から電話番号を送出させる
ようになっている。
【0025】すなわち、制御装置1は、発信する時に利
用者がダイヤルした電話番号を前記通話履歴情報テーブ
ル9から検索してその電話番号に対応する通話時間を求
め、この通話時間を前記公衆電話会社別電話料金規定情
報テーブル8から検索してその通話時間における各電話
回線の通話料金を比較することで、前記最も安価な電話
回線を選択するよう構成されている。
【0026】図3は実施例1の通話履歴情報テーブル9
の一例を示す図である。通話履歴情報テーブル9は、図
3に示すように発信または着信した各々の相手電話番号
と、各相手電話番号に対応する平均通話時間を格納して
いる。ここで、平均通話時間とは、同一の相手電話番号
における複数の通話時間を平均した時間をいう。なお、
平均通話時間以外の情報として、予測通話時間を類推で
きる情報を用いるようにしてもよい。
【0027】図4は実施例1の通話切断時における通話
履歴情報テーブル9の記憶処理を示すフロチャートであ
る。図4を参照して通話回路2を切断した時における通
話履歴情報テーブル9の記憶処理を説明する。まず、ス
テップ41で、発信した時にキーボード5から入力した
相手電話番号または着信した時に着信検出回路3で検出
した相手電話番号を通話履歴情報テーブル9から検索す
る。そして、ステップ42で、同一相手電話番号が存在
するか否かを判断する。
【0028】ここで、同一相手電話番号がある場合に
は、ステップ44で、通話時間実測値と過去の平均通話
時間の値との平均値を求め、この平均値を新たな過去の
平均通話時間として通話履歴情報テーブル9に登録す
る。
【0029】一方、同一電話番号がない場合には、ステ
ップ43で、通話履歴情報テーブル9上に新たな領域を
確保し、その相手電話番号を設定する。さらにステップ
44の処理を行なう。なお、この場合には、過去の平均
通話時間がテーブル9にないから、通話時間実測値その
ものが登録される。
【0030】図5は実施例1の発信する時の処理を示す
フロチャートである。図5を参照して制御装置1が発信
する時に行なう処理を説明する。まず、ステップ51
で、キーボード5から相手電話番号を入力する。次にス
テップ52で、この相手電話番号を通話履歴情報テーブ
ル9から検索する。そして、ステップ53で、同一電話
番号が存在するか否かを判断する。
【0031】ここで、同一電話番号がある場合には、ス
テップ54で、予測通話時間として、同一電話番号での
過去の通話時間の平均値を得て、ステップ56に進む。
一方、同一電話番号がない場合には、ステップ55で、
全ての電話番号での過去の通話時間の平均値を得て、ス
テップ56に進む。
【0032】ステップ56では、距離を相手電話番号か
ら決定する。さらに、ステップ57で、予測通話時間と
距離とを用いて公衆電話会社別電話料金規定情報テーブ
ル8からその予測通話時間における各社の通話料金を読
み出しこれらの料金の比較を行なう。
【0033】最後に、ステップ58で、最も安価な電話
会社の回線20を選択し、ダイヤル送出回路4から電話
番号を送出させる。このように実施例1によれば、実際
の通話時間により近い予測通話時間が得られ、この予測
通話時間における最も安価な電話回線を選択するので、
従来よりも正確に最も安価な電話回線を選択できる。
【0034】<実施例2>図6は本発明の実施例2の構
成ブロック図である。実施例2は実施例1の構成にさら
に、制御装置1に接続されかつ情報の表示を行なう表示
装置10を備えたものである。
【0035】表示装置10は、例えばモニター、ディス
プレイ装置などであり、キーボード5から入力された電
話番号または着信検出回路3で検出された電話番号と通
話時間測定装置6で測定した通話時間とを表示し電話番
号と通話時間とを通話履歴情報テーブル9に記憶するか
否かの確認入力を利用者に促す通話履歴記憶確認表示部
11が設けられている。
【0036】図7は実施例2の通話履歴情報テーブル9
への情報の記憶の確認のための表示例を示す図である。
図7に示す例では、通話履歴記憶確認表示部11が、
「今の通話に関する情報を登録しますか?」,登録しな
い;0,登録する;1と表示し、利用者に0または1を
キーボード5から入力するよう促す。
【0037】図8は実施例2の通話切断時の通話履歴情
報記憶処理を示すフロチャートである。図8において、
ステップ81で、通話履歴情報テーブル9の記憶の確認
を通話履歴記憶確認表示部11に表示する。そして、ス
テップ82で、キーボード5から指示を入力し、ステッ
プ83で、情報を登録する必要があるか否か判断する。
【0038】ここで、登録が必要でない場合には、処理
を終了する。次に、情報の登録が必要である場合には、
ステップ84で、発信または着信時に収集した相手電話
番号を通話履歴情報テーブル9上で検索する。そして、
ステップ85で、同一の相手電話番号があるか否かを判
断する。
【0039】ここで、同一の相手電話番号がない場合に
は、ステップ86で、通話履歴情報テーブル9上に新た
な領域を確保し、電話番号を設定する。そして、ステッ
プ87で、通話時間実測値と過去の平均通話時間との平
均を求めてこの平均通話時間を通話履歴情報テーブル9
に登録する。
【0040】一方、ステップ85で、同一の相手電話番
号がある場合には、ステップ87の処理を行なう。な
お、発信時の処理は前記実施例1の発信時の処理と同様
である。
【0041】このように実施例2によれば、発信または
着信毎にに通話履歴情報を記憶するか否かを利用者に確
認させ、相手が不在の通話や必要以上に長時間の通話と
いった無意味な通話時間の記憶を取りやめ、必要な情報
のみを記憶できる。 <実施例3>図9は本発明の実施例3の構成ブロック図
である。実施例3は実施例2の構成にさらに、発信する
前に、予測通話時間の入力を利用者に促すための表示を
行なう予測通話時間入力表示部12を設けている。
【0042】前記制御装置1は、その表示に従って利用
者が前記入力回路5から予測通話時間を入力すると、予
測通話時間に基づき電話料金情報テーブル8で各電話回
線20での通話料金を比較し、最も安価な電話回線20
を選択してダイヤル送出回路4から発信する。
【0043】図10は実施例3の発信時における予測通
話時間入力のための表示例を示す図である。実施例3で
は、表示装置に文字を表示してキーボードから入力する
ようにしているが、例えば専用に割り当てたボタンを用
いるようにしてもよい。
【0044】例えば図10に示すように予測通話時間入
力表示部12の画面上に会話形式で「これから電話する
相手とは、何分くらい通話しますか?」が表示されるの
で、利用者はキーボード5から予測通話時間を入力す
る。
【0045】図11は実施例3の発信時の処理を示すフ
ロチャートである。ステップ111で、予測通話時間の
入力を促すための表示を表示部12に表示する。そし
て、ステップ112で、キーボード5からデータを入力
する。ステップ113で、キーボードから入力されたデ
ータが予測通話時間となる。さらに、キーボード5から
ダイヤル(相手電話番号)を入力すると、ステップ11
5で、この相手電話番号から距離が決定される。
【0046】そして、予測通話時間と距離とを用いて公
衆電話会社別電話料金規定情報テーブル8から各社の通
話料金を読み出し、これらを比較する。ステップ117
で、最も安価な会社の電話回線20を選択して電話番号
をダイヤル送出回路4から送出する。
【0047】すなわち、実際の通話時間に近い予測通話
時間が得られ、この予測通話時間における最も安価な電
話回線を選択するので、従来よりも正確に最も安価な電
話回線を選択できる。 <実施例4>図12は本発明の実施例4の構成ブロック
図である。実施例4は実施例3の構成にさらに、発信す
る前に、電話料金情報テーブル8に記憶された各電話回
線の通話料金を比較して表示する通話料金比較表示部1
3を設けている。
【0048】図13は実施例4の発信時における各社の
通話料金比較の表示例を示す図である。図14は実施例
4の発信時の処理を示すフローチャートである。図14
において、ステップ141で、各社の通話料金比較を通
話料金比較表示部13に表示させる。例えば図13に示
すように通話時間毎にA社;1,B社;2,C社;3の
通話料金が比較して表示される。次に、ステップ142
で、キーボード5から表示部13に表示された電話会社
の番号として1,2,3のいずれかを選択入力する。
【0049】さらに、ステップ143で、キーボード5
からダイヤルを入力すると、ステップ144で、利用者
の選択した会社の電話回線に電話番号を送出する。この
ように実施例4によれば、通話料金比較表示部13の表
示に従って、最も安価な電話回線を選択することができ
る。 <実施例5>図15は本発明の実施例5の構成ブロック
図である。実施例5は実施例4の構成にさらに、通話中
に、通話時間測定装置6で測定された通話時間と電話料
金情報テーブル8の情報とに基づき通話料金が高くなる
までの残り時間または使用中の電話回線の通話料金が他
の電話回線の通話料金よりも高くなるまでの残り時間を
表示する残り時間表示部14を設けたものである。
【0050】図16は実施例5の通話中における各社の
通話料金の表示例を示す図、図17は実施例5の通話中
の表示処理を示すフローチャートである。図17におい
て、ステップ171で、通話時間測定装置6から現在の
通話時間を獲得する。ステップ172で、1美容秒経過
したか否か判断する。ここで、1秒経過していない場合
には、ステップ171に戻る。
【0051】1秒を経過している場合には、ステップ1
73で、公衆電話会社別電話料金規定情報テーブル8を
参照して通話料金が加算される通話時間を獲得し、次加
算時間とする。
【0052】さらに、ステップ174で、公衆電話会社
別電話料金規定情報テーブル8を参照して他の会社の通
話料金が安価になる通話時間を獲得し、これを他会社時
間とする。そして、ステップ175で、次加算時間から
現在の通話時間を差し引いた時間を、すなわち、残り時
間を残り時間表示部14に表示する。ステップ176
で、他会社時間から現在の通話時間を差し引いた時間
を、すなわち残り時間を残り時間表示部14に表示す
る。
【0053】例えば図16に示すように残り時間表示部
14には、「現在の通話時間は00:05:34です。
通話料金が加算されるまで、あと26秒です。他の電話
会社の回線でかけた方が通話料金が安くなるまで、あと
1分26秒です」と表示される。
【0054】最後に、通話が終了したか否かを判断し、
通話が終了していない場合には、ステップ171に戻
る。このように実施例5によれば、利用者は残り時間表
示部14の表示に従って通話時間を調整できるから、通
話料金を節約できる。 <実施例6>図18は本発明の実施例6の構成ブロック
図である。実施例6は実施例5の構成にさらに、通話中
に、通話時間測定装置6で測定している通話時間と電話
料金情報テーブル8の情報とに基づき各電話回線の通話
料金の比較表示を行なう通話料金比較表示部13aを設
けたものである。
【0055】図19は実施例6の通話中における各社の
通話料金比較の表示例を示す図、図20は実施例6の通
話中の表示処理を示すフローチャートである。図20に
おいて、ステップ201で、現在の通話時間を通話時間
変数とする。ステップ202で、1分が経過したか否か
を判断する。そして、1分が経過していない場合には、
ステップ201に戻る。
【0056】1分が経過した場合には、ステップ203
で、公衆電話会社別料金規定情報テーブル8の情報から
その通話時間の料金を得て通話料金比較表示部13aに
表示する。そして、ステップ204で、最も安価な会社
の料金表示にマークをつける。例えば図19に示すよう
に通話料金比較表示部13aには、「現在の通話時間は
00:05:34です。また、通話時間毎にA社,B
社,C社の通話料金が表示されるとともに、現在の通話
時間(ここでは5分)における最も安価な会社の料金表
示(A会社の50円など)にドットマークをつける。」
が表示される。
【0057】さらに、ステップ205で、表示領域が終
了したか否かを判断する。表示領域が終了していない場
合には、ステップ207で、通話時間変数を1分間だけ
増やし、ステップ203に戻る。
【0058】表示領域が終了している場合には、ステッ
プ206で、通話が終了した否かを判断する。通話が終
了していない場合には、ステップ201に戻る。このよ
うに実施例6によれば、通話料金比較表示部13aにお
ける通話料金の比較表示に従って、利用者は通話時間を
調整することができるから、通話料金を節約できる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、実際の通話時間により
近い予測通話時間が得られ、この予測通話時間における
最も安価な電話回線を選択するので、従来よりも正確に
最も安価な電話回線を選択できる。
【0060】また、通話履歴記憶確認表示部11の表示
に従って必要な場合にのみ電話番号と通話時間とを記憶
することができる。さらに、予測通話時間入力表示部1
2により予測通話時間における最も安価な電話回線を選
択するので、従来よりも正確に最も安価な電話回線を選
択できる。
【0061】さらに、通話料金比較表示部13の表示に
従って、最も安価な電話回線を選択することができる。
残り時間表示部14または通話料金比較表示部13aの
表示に従って、利用者は通話時間を調整できるから、通
話料金を節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例1の構成ブロック図である。
【図3】実施例1の通話履歴情報テーブルの一例を示す
図である。
【図4】実施例1の通話切断時における通話履歴情報テ
ーブルの記憶処理を示すフロチャートである。
【図5】実施例1の発信時処理を示すフロチャートであ
る。
【図6】本発明の実施例2の構成ブロック図である。
【図7】実施例2の通話履歴情報テーブルへの情報の記
憶の確認のための表示例を示す図である。
【図8】実施例2の通話切断時の通話履歴情報記憶処理
を示すフロチャートである。
【図9】本発明の実施例3の構成ブロック図である。
【図10】実施例3の発信時における予測通話時間入力
のための表示例を示す図である。
【図11】実施例3の発信時の処理を示すフロチャート
である。
【図12】本発明の実施例4の構成ブロック図である。
【図13】実施例4の発信時における各社の通話料金比
較の表示例を示す図である。
【図14】実施例4の発信時の処理を示すフローチャー
トである。
【図15】本発明の実施例5の構成ブロック図である。
【図16】実施例5の通話中における各社の通話料金の
表示例を示す図である。
【図17】実施例5の通話中の表示処理を示すフローチ
ャートである。
【図18】本発明の実施例6の構成ブロック図である。
【図19】実施例6の通話中における各社の通話料金比
較の表示例を示す図である。
【図20】実施例6の通話中の表示処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1・・制御装置 2・・通話回路 3・・着信検出回路 4・・ダイヤル送出回路 5・・キーボード 6・・通話時間測定装置 7・・記憶装置 8・・公衆電話会社別電話料金規定情報テーブル 9・・通話履歴情報テーブル 10・・表示装置 11・・通話履歴記憶確認表示部 12・・予測通話時間入力表示部 13・・通話料金比較表示部 14・・残り時間表示部 20・・電話回線 21・・ハンドセット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信する時に入力回路(5)から入力さ
    れた電話番号をいずれかの電話回線(20)にダイヤル
    送出するダイヤル送出回路(4)と、電話回線(20)
    に接続された通話回路(2)を切断した時に通話時間を
    測定する通話時間測定装置(6)と、入力回路(5)で
    発信した時の電話番号または着信する時に着信検出回路
    (3)で電話回線(20)から検出した電話番号と通話
    時間測定装置(6)で測定した通話時間とを記憶した通
    話履歴情報テーブル(9)と、通話時間毎に各電話回線
    (20)の通話料金を記憶した電話料金情報テーブル
    (8)と、各電話回線(20)の中から最も安価な電話
    回線を選択し選択された電話回線にダイヤル送出回路
    (4)から電話番号を送出させる制御装置(1)とを備
    え、 前記制御装置(1)は、発信する時にダイヤルした電話
    番号を前記通話履歴情報テーブル(9)から検索してそ
    の電話番号に対応する通話時間を求め、この通話時間を
    前記電話料金情報テーブル(8)から検索してその通話
    時間における各電話回線(20)の通話料金を比較する
    ことで、前記最も安価な電話回線を選択することを特徴
    とする電話端末装置。
  2. 【請求項2】 前記入力回路(5)から入力された電話
    番号または前記着信検出回路(3)で検出された電話番
    号と前記通話時間測定装置(6)で測定した通話時間と
    を表示することにより、電話番号と通話時間とを前記通
    話履歴情報テーブル(9)に記憶するか否かの確認入力
    を利用者に促すための通話履歴記憶確認表示部(11)
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の電話端末装
    置。1
  3. 【請求項3】 発信する前に、予測通話時間の入力を利
    用者に促すための表示を行なう予測通話時間入力表示部
    (12)を設け、その表示に従って利用者が前記入力回
    路(5)から予測通話時間を入力すると、前記制御装置
    (1)は、予測通話時間に基づき前記最も安価な電話回
    線を選択することを特徴とする請求項1記載の電話端末
    装置。
  4. 【請求項4】 発信する前に、前記電話料金情報テーブ
    ル(8)に記憶された各電話回線の通話料金を比較して
    表示する通話料金比較表示部(13)を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の電話端末装置。
  5. 【請求項5】 通話中に、前記通話時間測定装置(6)
    で測定された通話時間と前記電話料金情報テーブル
    (8)の情報とに基づき通話料金が高くなるまでの残り
    時間または使用中の電話回線の通話料金が他の電話回線
    の通話料金よりも高くなるまでの残り時間を表示する残
    り時間表示部(14)を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の電話端末装置。
  6. 【請求項6】 通話中に、前記通話時間測定装置(6)
    で測定している通話時間と前記電話料金情報テーブル
    (8)の情報とに基づき各電話回線の通話料金の比較表
    示を行なう通話料金比較表示部(13a)を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の電話端末装置。
JP14308192A 1992-06-04 1992-06-04 電話端末装置 Withdrawn JPH05336219A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990018122A (ko) * 1997-08-26 1999-03-15 윤종용 휴대폰에서 통화시간에 따른 과금 표시 방법

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