JP2001036301A - 円導波管 - Google Patents

円導波管

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JP2001036301A
JP2001036301A JP11209210A JP20921099A JP2001036301A JP 2001036301 A JP2001036301 A JP 2001036301A JP 11209210 A JP11209210 A JP 11209210A JP 20921099 A JP20921099 A JP 20921099A JP 2001036301 A JP2001036301 A JP 2001036301A
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cavity
wall
bent
center position
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Genshu To
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/02Waveguide horns
    • H01Q13/025Multimode horn antennas; Horns using higher mode of propagation
    • H01Q13/0258Orthomode horns
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/02Bends; Corners; Twists
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/16Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion
    • H01P1/161Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion sustaining two independent orthogonal modes, e.g. orthomode transducer

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  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Waveguides (AREA)
  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、低反射特性を有すると共に、小型
の円導波管を提供することをその目的とする。 【解決手段】 内側の曲がり部9aは、第一の導波管部
4の空洞部7における最も内側の内壁部7aの延長線X
と第二の導波管部5の空洞部8における最も内側の内壁
部8aの延長線Yとの交点Kから、各延長線上において
空洞部7,8の直径の1/4以下の範囲内で、第一と第
二の導波管部4,5の空洞部同士7,8を繋いだ構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏波を送信・受信
させるため衛星放送送信・受信用コンバータ等に使用さ
れる円導波管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の円導波管を用いた衛星放送受信用
コンバータを図8,9に基づいて説明すると、図8は、
従来の円導波管を用いた衛星放送受信用コンバータの分
解斜視図であり、図9は、従来の衛星放送受信用コンバ
ータの円導波管の空洞部の曲がり部を説明するための説
明図である。
【0003】図8、図9に示すように、アルミダイキャ
スト、又は亜鉛ダイキャストからなる本体部材31は、
偏波を導入する円導波管32と、回路部を収納する筐体
41とが一体で形成されている。
【0004】そして、円導波管32は、偏波を導入する
ラッパ状のホーン部33を有する円筒状の第一の導波管
部34と、第一の導波管部34に対して直角状態に配置
されている円筒状の第二の導波管部35と、第一の導波
管部34と第二の導波管部35を繋ぐ90度折り曲がっ
た状態の円筒状の繋ぎ部36とを有する。そして、第一
の導波管部34の中央部の軸方向には真っ直ぐな第一の
空洞部37が形成され、第二の導波管部35の中央部の
軸方向にも真っ直ぐな第二の空洞部38が形成され、そ
して第一と第二の空洞部37,38は、繋ぎ部36に形
成された90度折り曲がった空洞部39に繋がれて空洞
部40が形成されている。そして、ホーン部33の内側
には、空洞部40の一端を開口する第一開口部40aが
形成されている。また、他端側も開口している。
【0005】筐体41は、円導波管32と同じ材質から
形成され、底壁部41aと、この底壁部41aの周囲を
囲むように直立して形成された側壁部41bと、側壁部
41bの上方が開放され、側壁部41bによって囲まれ
た収納部41cを有している。そして、底壁部41aの
一端側付近には、空洞部40の他端側の開口部である第
二開口部41dが形成されている。
【0006】絶縁板からなる一枚の矩形状の回路基板4
2には、その上下両面に第二開口部41dと略同径の半
田メッキ層からなる環状の接地電極43が形成されてい
る。そして、接地電極43には回路基板42を上下に貫
通するスルーホール43aが多数設けられ、上下面に形
成された接地電極43同士を接続している。また、回路
基板42の上面に形成された接地電極43の中央近傍か
ら回路基板42の長手方向にかけて垂直偏波をキャッチ
する第一のプローブ44が導電パターンで形成されてい
る。一方、回路基板42の短手方向にかけては、水平偏
波をキャッチするL字状第二のプローブ45が導電パタ
ーン形成されている。そして、第一、第二のプローブ4
4,45の一端部は、回路基板42の上面に形成された
電気回路(図示せず)に接続されている。そして、回路
基板42は、筐体41の内側に設けられた複数の段差
(図示せず)のうち、底壁部41aに近い側に位置した
段差に載置され、適宜手段によって筐体41に固定され
る。この時、回路基板の下面に形成された接地電極43
が筐体41の第二開口部41dを囲む状態で、底壁部4
1aに接地された状態となる。
【0007】有底の略矩形状の金属からなる金属ケース
46は、回路基板42の上面に形成された接地電極43
を覆うようにネジ止め等の所望の手段で回路基板42に
取り付けられる。そして、その内底面(図示せず)が第
一、第二のプローブ44,45に対する短絡面として機
能する。
【0008】金属からなる一枚の矩形状の板で形成され
るカバー47は、筐体41の底壁部41aに遠い側に位
置した段差(図示せず)に載置されて適宜手段によって
固定される。そして、筐体41の収納部41cは密閉さ
れ、収納部41c内が電気的にシールドされた状態とな
っている。
【0009】さらに、円導波管32の空洞部40につい
て詳述すると、図9に示すように、第一、第二の空洞部
37,38は、共に直径D1で形成されていて、本体部
材31を側面から見て、空洞部40の最も内側において
は、第一の空洞部37の最も内側の内壁部37aと、第
二の空洞部38の最も内側の内壁部38aと、これらを
繋ぐ繋ぎ部36の空洞部39の最も内側の内壁部である
内側の曲がり部39aとで形成され、また空洞部40の
最も外側においては、第一の空洞部37の最も外側の内
壁部37bと、第二の空洞部38の最も外側の内壁部3
8bと、これらを繋ぐ繋ぎ部36の空洞部39の最も外
側の内壁部である外側の曲がり部39bとで形成された
構成となっている。さらに、内側の曲がり部39aは、
第一の空洞部37の最も内側の内壁部37aの延長線X
1と、第二の空洞部38の最も内側の内壁部38aの延
長線Y1との交点K1で45度の線Z1上にある中心位
置C4から直径D1の3倍の長さの半径R2で描かれる
四半円周を有し、この半径R2で第一、第二の空洞部3
7,38の最も内側の内壁部37a、38a同士が繋が
れている。また、外側の曲がり部39bは、中心を同じ
くする中心位置C4から直径D1の4倍の長さの半径R
3で描かれる四半円周を有し、この半径R3で第一、第
二の空洞部37,38の最も外側の内壁部37b、38
b同士が繋がれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の円導波
管を用いた衛星放送受信用コンバータでは、繋ぎ部36
の空洞部39の内側の曲がり部39aと外側の曲がり部
39bの半径R2、R3の中心位置が同じで、それぞれ
が直径D1の3倍、4倍の長さとなっているため、空洞
部39が、延長線X1、Y1方向に大きくなり、それに
つれて繋ぎ部36が大きくなり、結果として円導波管3
2が大型化してしまうという問題があった。本発明は、
低反射特性を有すると共に、小型の円導波管を提供する
ことをその目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第一の解決手段として、円筒状の空洞部を有する第一
の導波管部と、該第一の導波管部に対して直角状態に配
置され、円筒状の空洞部を有する第二の導波管部と、前
記第一の導波管部と前記第二の導波管部を繋ぎ、折り曲
げられた円筒状の空洞部を有する繋ぎ部とを備え、前記
繋ぎ部の前記空洞部における内壁部の内側の曲がり部
は、折り曲げられた直角側で、第一の中心位置から第一
の半径で前記第一と第二の導波管部の前記空洞部同士を
繋ぎ、前記繋ぎ部の前記空洞部における内壁部の外側の
曲がり部は、折り曲げられた直角側で、第二の中心位置
から第二の半径で前記第一と第二の導波管部の前記空洞
部同士を繋ぎ、前記内側の曲がり部は、前記第一の導波
管部の前記空洞部における最も内側の内壁部の延長線と
前記第二の導波管部の前記空洞部における最も内側の内
壁部の延長線との交点から、前記各延長線上において前
記空洞部の直径の1/4以下の範囲内で、前記第一と第
二の導波管部の前記空洞部同士を繋いだ構成とした。
【0012】また、第二の解決手段として、前記第一の
中心位置からの半径を0にして、前記繋ぎ部の前記空洞
部における内壁部の内側の曲がり部によって前記第一と
第二の導波管部の前記空洞部同士が直角状態で繋がれて
いる構成とした。
【0013】また、第三の解決手段として、前記第二の
中心位置からの半径を前記空洞部の直径の1.5から5
倍として、前記繋ぎ部の前記空洞部における内壁部の前
記外側の曲がり部によって前記第一と第二の導波管部の
前記空洞部同士が繋がれている構成とした。
【0014】また、第四の解決手段として、前記第一の
中心位置と前記第二の中心位置は、前記折り曲げられた
直角を二分する45度線上に設けられた構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の円導波管を衛星放送受信
用コンバータを例にして図1から図7に基づいて説明す
ると、図1は、本発明の円導波管を用いた衛星放送受信
用コンバータの分解斜視図であり、図2は、図1の衛星
放送受信用コンバータが組み立てられた状態での2−2
線における断面図であり、図3は、本発明の円導波管の
第一の実施の形態にかかる空洞部の曲がり部を説明する
説明図であり、図4は、本発明の円導波管の第二の実施
の形態にかかる空洞部の曲がり部を説明する説明図であ
り、図5は、本発明の円導波管の第三の実施の形態にか
かる空洞部の曲がり部を説明する説明図であり、図6
は、本発明の円導波管の空洞部の曲がり部を説明するた
めの説明図であり、図7は本発明の円導波管の繋ぎ部の
空洞部における内壁部の内側の曲がり部を説明するため
の拡大説明図である。
【0016】図1,2において、アルミダイキャスト、
又は亜鉛ダイキャストからなる本体部材1は、偏波を導
入する円導波管2と、回路部を収納する筐体11とが一
体で形成されている。
【0017】そして、円導波管2は、偏波を導入するラ
ッパ状のホーン部3を有する円筒状の第一の導波管部4
と、第一の導波管部4に対して直角状態に配置されてい
る円筒状の第二の導波管部5と、第一の導波管部3と第
二の導波管部5を繋ぐ90度折り曲がった円筒状の繋ぎ
部6とを有する。そして、第一の導波管部4の中央部の
軸方向には真っ直ぐな第一の空洞部7が形成され、第二
の導波管部5の中央部の軸方向にも真っ直ぐな第二の空
洞部8が形成され、そして第一と第二の空洞部7,8
は、繋ぎ部6に形成された90度折り曲がった空洞部9
に繋がれて空洞部10が形成されている。そして、ホー
ン部3の内側には、空洞部10の一端を開口する第一開
口部10aが形成されている。また、他端側も開口して
いる。
【0018】筐体11は、円導波管2と同じ材質から形
成され、底壁部11aと、この底壁部11aの周囲を囲
むように直立して形成された側壁部11bと、側壁部1
1bの上方が開放され、側壁部11bによって囲まれた
収納部11cを有し、側壁部11bの内側には複数の段
差11dが設けられている。そして、底壁部11aの一
端側付近には、空洞部10の他端側の開口部である第二
開口部11eが形成されている。
【0019】絶縁板からなる一枚の矩形状の回路基板1
2には、その上下両面に第二開口部11eと略同径の半
田メッキ層からなる環状の接地電極13が形成されてい
る。そして、接地電極13には回路基板12を上下に貫
通するスルーホール13aが多数設けられ、上下面に形
成された接地電極13同士を接続している。また、回路
基板12の上面に形成された接地電極13の中央近傍か
ら回路基板12の長手方向にかけて垂直偏波をキャッチ
する第一のプローブ14が導電パターンで形成されてい
る。一方、回路基板12の短手方向にかけては、水平偏
波をキャッチするL字状第二のプローブ15が導電パタ
ーンで形成されている。そして、第一、第二のプローブ
14,15の一端部は、回路基板12の上面に形成され
た電気回路(図示せず)に接続されている。そして、回
路基板12は、筐体11の内側に設けられた複数の段差
11dのうち、底壁部11aに近い側に位置した段差に
載置され、適宜手段によって筐体11に固定される。こ
の時、回路基板の下面に形成された接地電極13が筐体
11の第二開口部11eを囲む状態で、底壁部11aに
接地された状態となる。
【0020】有底の略矩形状の金属からなる金属ケース
16は、回路基板12の上面に形成された接地電極13
を覆うようにネジ止め等の所望の手段で回路基板12に
取り付けられる。そして、その内底面16aが第一、第
二のプローブ14,15に対する短絡面として機能す
る。
【0021】金属からなる一枚の矩形状の板で形成され
るカバー17は、筐体11の側壁部11bに設けられた
段差11dのうち、底壁部11aに遠い側に位置した段
差に載置されて適宜手段によって固定される。そして、
筐体11の収納部11cは密閉され、収納部11c内が
電気的にシールドされた状態となっている。
【0022】さらに、本発明の円導波管2の空洞部10
について詳述すると、本発明の円導波管2の第一の実施
の形態においては、図3と図7に示すように、第一、第
二の空洞部7,8は、共に直径Dで形成されていて、本
体部材1を側面から見て、空洞部10の最も内側におい
ては、第一の空洞部7の最も内側の内壁部7aと、第二
の空洞部8の最も内側の内壁部8aと、これらを繋ぐ繋
ぎ部6の空洞部9の最も内側の内壁部である内側の曲が
り部9aとで形成され、また空洞部10の最も外側にお
いては、第一の空洞部7の最も外側の内壁部7bと、第
二の空洞部3の最も外側の内壁部8bと、これらを繋ぐ
繋ぎ部6の空洞部9の最も外側の内壁部である外側の曲
がり部9bとで形成された構成となっている。そして、
繋ぎ部6の空洞部9における最も内側の内壁部である内
側の曲がり部9aは、第一の空洞部7の内壁部7aの延
長線Xと、第二の空洞部8の内壁部8aの延長線Yとの
交点Kにおける45度の線Z上に設けられた第一の中心
位置C1おいて、第一の半径Rの四半円周を有し、この
半径Rで第一、第二の空洞部7,8の内壁部7a、8a
同士が繋がれている。さらにこの第一の実施の形態にお
いては、図7に示すように、空洞部9における内側の曲
がり部9aは、延長線Xと延長線Yとの交点Kから、そ
れぞれ各延長線X、Y上に直径Dの1/4の所に位置す
る第一の繋ぎ点pと第二の繋ぎ点p1において、第一の
空洞部7の内壁部7aと、第二の空洞部8の内壁部8a
を繋いでいる。
【0023】次に、本発明の円導波管2の第二の実施の
形態について説明すると、図4、図7に示すように、前
記第一の実施の形態の第一の中心位置C1を線Z上にお
いて、空洞部9の外側の曲がり部9b側にずらして、交
点Kの位置を中心位置C0としたものである。すなわ
ち、空洞部9の内側の曲がり部9aの第一の半径Rを0
にして、第一の中心位置C1を、第一の空洞部7の内壁
部7aの延長線Xと、第二の空洞部8の内壁部8a延長
線Yの交点Kに位置させたものである。その結果、第一
と第二の導波管部4、5の空洞部7,8の最も内側の内
壁部7a、8a同士が直角状態で直接繋がれる状態とな
る。
【0024】次に、本発明の円導波管2の第三の実施の
形態について説明すると、図5、図7に示すように、第
一の中心位置C1を線Z上において、半径Rが大きくな
るようにずらして、空洞部9の内側の曲がり部9aの第
一の半径Rを無限大にして、第一の中心位置をC2とし
たものである。この時、図7に示すように、空洞部9の
内側の曲がり部9aは線Zにほぼ直交する線となり、第
一の繋ぎ点pと第二の繋ぎ点p1において、第一の空洞
部7の最も内側の内壁部7aと、第二の空洞部8の最も
内側の内壁部8aを繋ぐ状態となる。
【0025】以上、第一、第二、第三の実施の形態で説
明した如く、本発明の円導波管2において、繋ぎ部6に
おける空洞部9の最も内側の内壁部の内側の曲がり部9
aは、第一の空洞部7の最も内側の内壁部7aの延長線
Xと、第二の空洞部8の最も内側の内壁部8a延長線Y
の交点Kから、各延長線X、Y上に直径Dの1/4の範
囲内で、かつ、第一、第二の繋ぎ点p、p1を結んで形
成される角部に位置する三角形の範囲内において、第一
の空洞部7の最も内側の内壁部7aと第二の空洞部8の
最も内側の内壁部8aを繋げるようにしたものである。
【0026】次に、本発明の円導波管2の空洞部10の
最も外側における構成を説明すると、繋ぎ部6における
空洞部9の最も外側の内壁部9bは、図3から図6に示
すように、第一の空洞部7の最も内側の内壁部7aの延
長線Xと、第二の空洞部8の最も内側の内壁部8a延長
線Yとの交点Kにおける45度の線Z上における、第二
の中心位置Aからの、半径R1の円周になっている。こ
の半径R1は、直径Dの1.5〜5倍になっている。そ
して、空洞部9における外側の曲がり部9bは、第一の
空洞部7の最も外側の内壁部7bと、第二の空洞部8の
最も外側の内壁部8bを繋いでいる。
【0027】また、図6に示すように、第二の中心位置
Aと第一の中心位置C3は、同じ位置にあっても良く、
第一から第三の実施の形態で示したように異なる位置に
あっても良い。
【0028】本発明は上記実施の形態に限定されないの
は言うまでもなく、第一の中心位置C1の位置は、第二
の中心位置Aの位置に関係なく設けることができ、両中
心位置C1、Aは45度線Z上にある必要はない。ま
た、本発明の円導波管2は、受信用のコンバータだけで
なく送信用にも使用しても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明の円導波管は、内側の曲がり部に
よって、第一の導波管部の空洞部における最も内側の内
壁部の延長線と第二の導波管部の空洞部における最も内
側の内壁部の延長線との交点から、各延長線上において
空洞部の直径の1/4以下の範囲内で、第一と第二の導
波管部の空洞部同士を繋いだので、繋ぎ部が小さくで
き、小型の円導波管を提供することができる。さらに、
第二の中心位置を第一の中心位置とは関係なく設けるこ
とができるので、小型化を損ねることなく、低反射特性
を持たせるべく、外側の曲がり部の第二の中心位置から
の半径を自由に設定することができる。すなわち、低反
射特性を持たせながらも小型の円導波管を提供すること
ができる。
【0030】第一の中心位置からの半径を0にして、繋
ぎ部の空洞部における内壁部の内側の曲がり部によって
第一と第二の導波管部の空洞部同士が直角状態で繋がれ
ている構成としたので、繋ぎ部の空洞部がより小さくな
ると共に、円導波管の繋ぎ部がより小さくなり、より小
型の円導波管を提供することができる。また、第一と第
二の導波管部の空洞部同士が直角状態で繋がれているの
で、本体部材を金型形成する際の金型の構造が容易とな
り、より低コストで、量産性の良好な円導波管を提供す
ることができる。
【0031】第二の中心位置からの半径を空洞部の直径
の1.5から5倍として、繋ぎ部の空洞部における内壁
部の外側の曲がり部によって第一と第二の導波管部の空
洞部同士が繋がれている構成としたので、繋ぎ部の空洞
部における内壁部の外側の曲がり部の曲率を低反射特性
が良好に得られる範囲内にすることができ、信頼性の高
い円導波管を提供することができる。
【0032】第一の中心位置と第二の中心位置は、折り
曲げられた直角を二分する45度線上に設けられた構成
としたので、金型構造がさらに容易となり、より低コス
トで、量産性の良好な円導波管を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円導波管を用いた衛星放送受信用コン
バータの分解斜視図。
【図2】図1の衛星放送受信用コンバータが組み立てら
れた状態での2−2線における断面図。
【図3】本発明の円導波管の第一の実施の形態にかかる
空洞部の曲がり部を説明する説明図。
【図4】本発明の円導波管の第二の実施の形態にかかる
空洞部の曲がり部を説明する説明図。
【図5】本発明の円導波管の第三の実施の形態にかかる
空洞部の曲がり部を説明する説明図。
【図6】本発明の円導波管の空洞部の曲がり部を説明す
るための説明図。
【図7】本発明の円導波管の繋ぎ部の空洞部における内
壁部の内側の曲がり部を説明するための拡大説明図。
【図8】従来の円導波管を用いた衛星放送受信用コンバ
ータの分解斜視図。
【図9】従来の衛星放送受信用コンバータの円導波管の
空洞部の曲がり部を説明する説明図。
【符号の説明】
1 本体部材 2 円導波管 3 ホーン部 4 第一の導波管部 5 第二の導波管部 6 繋ぎ部 7 第一の空洞部 8 第二の空洞部 9 空洞部 10 空洞部 11 筐体 12 回路基板 13 接地電極 14 第一のプローブ 15 第二のプローブ 16 金属ケース 17 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の空洞部を有する第一の導波管部
    と、該第一の導波管部に対して直角状態に配置され、円
    筒状の空洞部を有する第二の導波管部と、前記第一の導
    波管部と前記第二の導波管部を繋ぎ、折り曲げられた円
    筒状の空洞部を有する繋ぎ部とを備え、前記繋ぎ部の前
    記空洞部における内壁部の内側の曲がり部は、折り曲げ
    られた直角側で、第一の中心位置から第一の半径で前記
    第一と第二の導波管部の前記空洞部同士を繋ぎ、前記繋
    ぎ部の前記空洞部における内壁部の外側の曲がり部は、
    折り曲げられた直角側で、第二の中心位置から第二の半
    径で前記第一と第二の導波管部の前記空洞部同士を繋
    ぎ、前記内側の曲がり部は、前記第一の導波管部の前記
    空洞部における内壁部の最も内側の延長線と前記第二の
    導波管部の前記空洞部における内壁部の最も内側の延長
    線との交点から、前記各延長線上において前記空洞部の
    直径の1/4以下の範囲内で、前記第一と第二の導波管
    部の前記空洞部同士を繋いだことを特徴とする円導波
    管。
  2. 【請求項2】 前記第一の中心位置からの半径を0にし
    て、前記繋ぎ部の前記空洞部における内壁部の内側の曲
    がり部によって、前記第一と第二の導波管部の前記空洞
    部同士が直角状態で繋がれていることを特徴とする請求
    項1記載の円導波管。
  3. 【請求項3】 前記第二の中心位置からの半径を前記空
    洞部の直径の1.5〜5倍として、前記繋ぎ部の前記空
    洞部における内壁部の前記外側の曲がり部によって前記
    第一と第二の導波管部の前記空洞部同士が繋がれている
    ことを特徴とする請求項1,又は2記載の円導波管。
  4. 【請求項4】 前記第一の中心位置と前記第二の中心位
    置は、前記折り曲げられた直角を二分する45度線上に
    設けられたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記
    載の円導波管。
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