JPH06216633A - 高調波抑圧アンテナ - Google Patents
高調波抑圧アンテナInfo
- Publication number
- JPH06216633A JPH06216633A JP439393A JP439393A JPH06216633A JP H06216633 A JPH06216633 A JP H06216633A JP 439393 A JP439393 A JP 439393A JP 439393 A JP439393 A JP 439393A JP H06216633 A JPH06216633 A JP H06216633A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- frequency circuit
- high frequency
- waveguide
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高周波回路一体小型アンテナにおいて、高周波
回路からの高調波の放射を抑圧し、且つ、無調整で一体
成形可能な構成を提供する。 【構成】高周波回路1に連なる励振装置2を有する導波
管部分3と、その導波管部分3に連なる開口形アンテナ
4を有する高周波回路一体小型アンテナにおいて、導波
管部分3と開口形アンテナ4の間に、導波管コーナー8
を設けた。 【効果】高周波回路1から励振装置2を通じて放射され
る高調波成分を、導波管コーナー8の伝送特性により減
衰させ、不要な高調波を抑圧することができる。また、
導波管コーナー8を付加するだけなので、無調整で一体
成形可能な構成の高調波抑圧アンテナを提供できる。
回路からの高調波の放射を抑圧し、且つ、無調整で一体
成形可能な構成を提供する。 【構成】高周波回路1に連なる励振装置2を有する導波
管部分3と、その導波管部分3に連なる開口形アンテナ
4を有する高周波回路一体小型アンテナにおいて、導波
管部分3と開口形アンテナ4の間に、導波管コーナー8
を設けた。 【効果】高周波回路1から励振装置2を通じて放射され
る高調波成分を、導波管コーナー8の伝送特性により減
衰させ、不要な高調波を抑圧することができる。また、
導波管コーナー8を付加するだけなので、無調整で一体
成形可能な構成の高調波抑圧アンテナを提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波回路を一体化し
た小型の高調波抑圧アンテナに関するものであり、例え
ば、マイクロ波帯の発振器内蔵小型アンテナとして利用
されるものである。
た小型の高調波抑圧アンテナに関するものであり、例え
ば、マイクロ波帯の発振器内蔵小型アンテナとして利用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波回路一体の小型アンテナの
外観を図6に示す。図中、1は高周波回路であり、高周
波の発振器を備えている。この高周波回路1は、励振装
置2により導波管部分3に結合され、導波管部分3には
開口形アンテナ4が結合されている。このように、高周
波の発振器と小型アンテナを直結した場合には、発振器
にて発生する高調波もアンテナから放射してしまい、不
要輻射となってしまうという問題があった。そこで、従
来例では、高周波回路1に連なる励振装置2を有する導
波管部分3と開口形アンテナ4の間に高調波用フィルタ
5を挿入したり、開口形アンテナ4の開口面上に周波数
選択性スクリーン6を付設したりして、高周波回路1か
らの高調波の放射を抑圧していた。
外観を図6に示す。図中、1は高周波回路であり、高周
波の発振器を備えている。この高周波回路1は、励振装
置2により導波管部分3に結合され、導波管部分3には
開口形アンテナ4が結合されている。このように、高周
波の発振器と小型アンテナを直結した場合には、発振器
にて発生する高調波もアンテナから放射してしまい、不
要輻射となってしまうという問題があった。そこで、従
来例では、高周波回路1に連なる励振装置2を有する導
波管部分3と開口形アンテナ4の間に高調波用フィルタ
5を挿入したり、開口形アンテナ4の開口面上に周波数
選択性スクリーン6を付設したりして、高周波回路1か
らの高調波の放射を抑圧していた。
【0003】図7は他の従来例の斜視図であり、この構
造では、開口形アンテナ4の側面内側に突起物7を凸設
して、高周波回路1からの高調波の放射を抑制してい
る。しかしながら、これらの従来例では、部品点数が増
える、微調整が困難であるといった問題があった。
造では、開口形アンテナ4の側面内側に突起物7を凸設
して、高周波回路1からの高調波の放射を抑制してい
る。しかしながら、これらの従来例では、部品点数が増
える、微調整が困難であるといった問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、高周波回路一体小型アンテナにおいて、高周波回
路からの高調波の放射を抑圧し、且つ、無調整で一体成
形可能な構成を提供することにある。
な点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、高周波回路一体小型アンテナにおいて、高周波回
路からの高調波の放射を抑圧し、且つ、無調整で一体成
形可能な構成を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高調波抑圧アン
テナにあっては、上記の課題を解決するために、図1に
示すように、高周波回路1に連なる励振装置2を有する
導波管部分3と、その導波管部分3に連なる開口形アン
テナ4を有する高周波回路一体小型アンテナにおいて、
導波管部分3と開口形アンテナ4の間に、導波管コーナ
ー8を設けたことを特徴とするものである。ここで、励
振装置2は、ストリップ導体で構成されたストリップラ
インであっても良いし、パッチアンテナであっても良い
し、スロットアンテナであっても良い。
テナにあっては、上記の課題を解決するために、図1に
示すように、高周波回路1に連なる励振装置2を有する
導波管部分3と、その導波管部分3に連なる開口形アン
テナ4を有する高周波回路一体小型アンテナにおいて、
導波管部分3と開口形アンテナ4の間に、導波管コーナ
ー8を設けたことを特徴とするものである。ここで、励
振装置2は、ストリップ導体で構成されたストリップラ
インであっても良いし、パッチアンテナであっても良い
し、スロットアンテナであっても良い。
【0006】
【作用】本発明の高調波抑圧アンテナにおいては、高周
波回路1に連なる励振装置2を有する導波管部分3と、
開口形アンテナ4の間に、導波管コーナー8を設けたこ
とにより、高周波回路1から励振装置2を通じて放射さ
れる高調波成分を、導波管コーナー8の伝送特性により
減衰させ、不要な高調波を抑圧することができる。ま
た、導波管コーナー8を付加するだけなので、無調整で
一体成形可能な構成となっている。
波回路1に連なる励振装置2を有する導波管部分3と、
開口形アンテナ4の間に、導波管コーナー8を設けたこ
とにより、高周波回路1から励振装置2を通じて放射さ
れる高調波成分を、導波管コーナー8の伝送特性により
減衰させ、不要な高調波を抑圧することができる。ま
た、導波管コーナー8を付加するだけなので、無調整で
一体成形可能な構成となっている。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る高調波抑圧ア
ンテナの構成を示している。高周波回路1に連なる励振
装置2を有する導波管部分3と、開口形アンテナ4の間
に、導波管コーナー8を設けている。図2に導波管コー
ナー8の入力反射損失を実線で、透過損失を破線で示
す。図から明らかなように、第2高調波は導波管コーナ
ー8の入出力特性で十分減衰を受けることが分かる。
ンテナの構成を示している。高周波回路1に連なる励振
装置2を有する導波管部分3と、開口形アンテナ4の間
に、導波管コーナー8を設けている。図2に導波管コー
ナー8の入力反射損失を実線で、透過損失を破線で示
す。図から明らかなように、第2高調波は導波管コーナ
ー8の入出力特性で十分減衰を受けることが分かる。
【0008】図3は励振装置2をストリップライン9で
構成した実施例を示しており、図4は励振装置2をパッ
チアンテナ10で構成した実施例であり、図5は励振装
置2をスロットアンテナ11で構成した実施例である。
構成した実施例を示しており、図4は励振装置2をパッ
チアンテナ10で構成した実施例であり、図5は励振装
置2をスロットアンテナ11で構成した実施例である。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、高周波回路一体小型ア
ンテナにおいて、高周波回路に連なる励振装置を有する
導波管部分と開口形アンテナの間に、導波管コーナーを
設けたことにより、高周波回路からの高調波の放射を抑
圧し、且つ、無調整で一体成形可能な構成の高調波抑圧
アンテナを提供できるという効果がある。
ンテナにおいて、高周波回路に連なる励振装置を有する
導波管部分と開口形アンテナの間に、導波管コーナーを
設けたことにより、高周波回路からの高調波の放射を抑
圧し、且つ、無調整で一体成形可能な構成の高調波抑圧
アンテナを提供できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例の入出力特性図である。
【図3】本発明の他の実施例の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明のさらに他の実施例の構成を示す斜視図
である。
である。
【図5】本発明の別の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】従来例の斜視図である。
【図7】他の従来例の斜視図である。
【符号の説明】 1 高周波回路 2 励振装置 3 導波管部分 4 開口形アンテナ 5 高調波用フィルタ 6 周波数選択性スクリーン 7 突起物 8 導波管コーナー 9 ストリップライン 10 パッチアンテナ 11 スロットアンテナ
Claims (5)
- 【請求項1】 高周波回路に連なる励振装置を有する
導波管部分と、その導波管部分に連なる開口形アンテナ
を有する高周波回路一体小型アンテナにおいて、導波管
部分と開口形アンテナの間に、導波管コーナーを設けた
ことを特徴とする高調波抑圧アンテナ。 - 【請求項2】 前記励振装置は、ストリップ導体で構
成されることを特徴とする請求項1記載の高調波抑圧ア
ンテナ。 - 【請求項3】 前記励振装置は、ストリップラインで
あることを特徴とする請求項2記載の高調波抑圧アンテ
ナ。 - 【請求項4】 前記励振装置は、パッチアンテナであ
ることを特徴とする請求項2記載の高調波抑圧アンテ
ナ。 - 【請求項5】 前記励振装置は、スロットアンテナで
あることを特徴とする請求項2記載の高調波抑圧アンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP439393A JPH06216633A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 高調波抑圧アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP439393A JPH06216633A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 高調波抑圧アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216633A true JPH06216633A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11583113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP439393A Pending JPH06216633A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 高調波抑圧アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06216633A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6552636B1 (en) | 1999-07-23 | 2003-04-22 | Alps Electric Co., Ltd. | Small-sized cylindrical waveguide bend having low reflection characteristic |
JP2013141251A (ja) * | 2012-01-03 | 2013-07-18 | Universita Degli Studi Roma Tore | 低雑音指数開口アンテナ |
JP2015213285A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線ユニット |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP439393A patent/JPH06216633A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6552636B1 (en) | 1999-07-23 | 2003-04-22 | Alps Electric Co., Ltd. | Small-sized cylindrical waveguide bend having low reflection characteristic |
JP2013141251A (ja) * | 2012-01-03 | 2013-07-18 | Universita Degli Studi Roma Tore | 低雑音指数開口アンテナ |
JP2015213285A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線ユニット |
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