JPH0229007A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH0229007A
JPH0229007A JP17870688A JP17870688A JPH0229007A JP H0229007 A JPH0229007 A JP H0229007A JP 17870688 A JP17870688 A JP 17870688A JP 17870688 A JP17870688 A JP 17870688A JP H0229007 A JPH0229007 A JP H0229007A
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JP
Japan
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conductor
shaped thin
annular
ground conductor
strip
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Pending
Application number
JP17870688A
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English (en)
Inventor
Makoto Matsunaga
誠 松永
Yonehiko Sunahara
米彦 砂原
Hiroyuki Omine
裕幸 大嶺
Seiji Mano
真野 誠司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 第6図(a)は、例えは昭和63年電子情報通信学会春
季全国大会講演論文集のB−84r)リブレート型平面
アンテナの一構成法」に開示された従来のアンテナ装置
を示す斜視図、第6図(b)は第6図(a)のアンテナ
装置におけるA−A’線断面図である。図において、1
は第1の誘電体基板、2は第2の誘電体基板、3は第1
の地導体、4は第2の地導体、5はストリップ導体であ
り、以上の各部分によりトリプレート形ストリップ線路
を構成している。6は第1の地導体3に設けた環状のス
ロットアンテナを構成する第1の環状細隙である。また
、ストリップ導体5は第1の環状細隙6と交差部7にて
交差し、ストリップ導体5の先端部8は開放端となって
いる。
第7図は第6図(a)のアンテナ装置の動作を説明する
ための部分構造を示す断面図である。
次に、上記従来のアンテナ装置の動作について説明する
。トリプレート形ストリップ線路を伝搬する電波が環状
のスロットアンテナを構成する第1の環状細隙6に入射
すると、トリプレート形ストリップ線路を構成するスト
リップ導体5の先端部8は開放端となっており、この先
端部8から所定の距離だけ離れたストリップ導体5と第
1の環状細隙6との交差部7の付近では磁界が強いため
に、スリット導体5と交差する第1の環状細隙6とは容
易に結合する。スロットアンテナを構成する第1の環状
細隙6は設計上から中心周波数において約1波長の長さ
に設定されており、スロットアンテナは上記中心周波数
で共振して電波が空間に放射される。
上記スロットアンテナは、ストリップ導体5が第1の地
導体3及び第2の地導体4で覆われているトリプレート
形ストリップ線路を給電線路としているため、この給電
線路からの電波の放射がなく良好なアンテナ特性が得ら
れる。しかるに、トリプレート形ストリップ線路は中心
部のストリップ導体5に流れる電流と、第1の地導体3
及び第2の地導体4に流れる和の電流とは等しく逆向き
であり、各々第1の地導体3及び第2の地導体4には等
しい量の電流が流れている。このような電流の関係は、
第7図に示すアンテナ装置の部分構造を示す断面図に表
示されている。従って、一方の地導体、すなわち第1の
地導体3だけに第1の環状細隙6を設けてストリップ導
体5と結合させた場合には、その結合に寄与するのは第
1の地導体3側を流れる電流だけであり、他方の地導体
である第2の地導体4側を流れる電流は上記結合には何
らの寄与をすることなく反射してしまう。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のアンテナ装置は以上のように構成されている
ので、アンテナに入射した全電流のうちで半分程度はア
ンテナに結合しないで反射波となって空間に放射される
ことになる。そこで、アンテナの整合を取るためには、
トリプレート形ストリップ線路を構成するストリップ導
体5とスロットアンテナを構成する第1の環状細隙6の
交差部7とストリップ導体5の先端部8との間の長さを
調整し、上記反射波を打ち消すような新たな反射波を発
生させる必要がある。そのために、上記のようなアンテ
ナの整合が取れた場合でも、トリプレート形ストリップ
線路を構成するストリップ導体5とスロットアンテナを
構成する第1の環状細隙6との変換部が狭帯域となり、
アンテナの放射特性が狭帯域になるという問題点があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、広帯域なスロットアンテナが構成できるアン
テナ装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るアンテナ装置は、ストリップ導体の両面
の第1の地導体及び第2の地導体のそれぞれに環状細隙
を設け、これらの環状細隙のうちで、一方の環状細隙に
は開口空胴を構成するキャビティを設け、他方の環状細
隙側に電波を放射するものである。
[作用] この発明におけるアンテナ装置は、トリプレート形スト
リップ線路を構成するストリップ導体の両面の第1の地
導体及び第2の地導体に流れる電流のすべてが、第1の
地導体及び第2の地導体のそれぞれに環状細隙を設けて
構成した環状のスロットアンテナに結合することになり
、これによりアンテナ装置として広帯域の放射特性が得
られる。
[実施例] 第1図(a)はこの発明の一実施例であるアンテナ装置
を示す斜視図、第1図(b)は第1図(a)のアンテナ
装置におけるA−A’線断面図、第1図(C)は第1図
(a)のアンテナ装置における金属基台を示す斜視図で
、第6図(a)及び(t))と同一符号は同−又は相当
部分を示しており、その詳細な説明は省略する。図にお
いて、9は第2の地導体4に設けた環状のスロットアン
テナを構成する第2の環状細隙、11は金属基台、lO
は金属基台11に構成したキャビティ(開口空胴)であ
り、このキャビティlOは金属基台llに設けた凹部と
第2の地導体4を構成する金属箔から構成されている。
12はキャビティ10におけるキャビティ短絡部である
第2図は第1図(a)のアンテナ装置の動作を説明する
ための部分構造を示す断面図である。
次に、上記この発明の一実施例であるアンテナ装置の動
作について説明する。ストリップ導体5に流れる電流と
、第1の地導体3及び第2の地導体4に流れる和の電流
とは大きさが等しく逆向きである。また、第1の地導体
3及び第2の地導体4にはそれぞれ等しい大きさの電流
が流れており、第1の環状細隙6と第2の環状細隙9に
も等しく、かつ対称性良く電波が結合することになる。
この時、結合部には電波の大きな反射点が存在しないた
め、ストリップ導体5と第1の環状細隙6及び第2の環
状細隙9との交差部7からストリップ導体5の先端部8
までの距離を適当に調整し、さらにストリップ導体5等
から構成されるトリプレート形ストリップ線路の特性イ
ンピーダンスを、第1の環状細隙6及び第2の環状細隙
9から構成されるスロットアンテナの人力インピーダン
スと一致させることにより、広帯域にわたって整合が可
能となり広帯域なアンテナ装置が実現できる。
実際には、第2の地導体4に設けた第2の環状細隙9側
の金属基台11に開口空胴を構成するキャビティ10を
設け、第1の地導体3側の第1の環状細隙6の方向に電
波を放射するようにしている。すなわち、第1図(b)
に示されるようにキャビティ10におけるキャビティ短
絡部12から概略1/4波長離れた位置が、第2の環状
細隙9の位置と一致するように構成される。キャビティ
10は1/4波長の長さを有しており、その共振特性は
スロットアンテナの共振特性より広帯域であり、アンテ
ナの広帯域特性を損なうものではない。
なお、L記実施例では第1の地導体3に設けた第1の環
状細隙6と第2の地導体4に設けた第2の環状細隙9の
形状が同一の場合について示したが、この発明ではこれ
に限らず、第3図(a)及び(b)に示すこの発明の他
の実施例のアンテナ装置のように、第1の環状細隙6と
第2の環状細隙9の周長を変化させても良い。これによ
り、第1の環状細隙6の共振周波数と第2の環状細隙9
の共振周波数を異なる値にでき、2周波数で共振する2
共振特性を有するスロットアンテナが実現できる。また
ここで、共振周波数をわずかにずらすことにより、単一
共振周波数に比較してより広帯域なスロットアンテナの
実現が可能である。
また、上記実施例ではキャビティ10として金属基台1
1に底面が平面となるように掘り込んだ構造について説
明したが、第4図(a)及び(b)に示すこの発明の他
の実施例のアンテナ装置のように、キャビティ10とし
て金属基台11に底面が段差を有するように漏り込んだ
構造としても良い。第4図(a)及び(b)において、
13はキャビティlOの深く漏り込んだ高インピーダン
ス部、14はキャビティ10の浅く漏り込んだ低インピ
ーダンス部である。ここで、高インピーダンス部13の
電気長をθh、インピーダンスをZh、低インピーダン
ス部14の電気長を01. インピーダンスをZ+ と
すると、第2の環状細隙9からキャビティlO側を見た
インピーダンスを大きくするには、 t a nθh−
tanθt=z+/Zhの条件を満足させれば良く、Z
+<Zhとすると、θh+θlを174波長以下にでき
る。すなわち、インピーダンスステップを付けることに
よりキャビティlOの大きさを小さくでき、アレーアン
テナとしてこのようなスロットアンテナを使用する場合
に接近して配置することが可能となる。
また、上記実施例ではキャビティ10として金属基台1
1に構成した場合について説明したが、第5図(a)及
び(b)に示すこの発明の他の実施例のアンテナ装置の
ように、第3の誘電体基板15を用いてスルホール16
を設けることによりキャビティlOを構成しても良い。
第5図(a)及び(b)において、15は第3の誘電体
基板、16はスルホール、I7は第3の地導体、18は
第4の地導体、19は第3の環状細隙である。第3の地
導体17には第2の環状細隙9と同じ形状の第3の環状
細隙19を設け、第3の環状細隙19が取り囲む第3の
地導体17には、第3の環状細隙19の近傍に複数のス
ルホール16を設けて第3の地導体17と第4の地導体
18とを短絡する。さらに、第3の環状細隙19から概
略1/4波長離れた位置には環状に複数のスルホール1
6を設ける。このような構成とすることにより、第3の
誘電体基板15の比誘電率を8.とすると、金属基台1
1に構成したキャビティ10に比べて幅を141にする
ことができて小形化が図れることになる。
[発明の効果] 以上のように、この発明のアンテナ装置によればストリ
ップ導体の両面の第1の地導体及び第2の地導体のそれ
ぞれに環状細隙を設け、これら環状細隙のうちで、一方
の環状細隙には開口空胴を構成するキャビティを設け、
他方の環状細隙側に電波を放射する構成としたので、広
帯域の放射特性を有するアンテナ装置が得られるという
優れた効果を奏するものである
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例であるアンテナ装置
を示す斜視図、第1図(b)は第1図(a)のアンテナ
装置におけるA−A’線断面図、第1図(C)は第1図
(a)のアンテナ装置における金属基台を示す斜視図、
第2図は第1図(a)のアンテナ装置の動作を説明する
ための部分構造を示す断面図、第3図(a)及び(b)
はこの発明の他の実施例であるアンテナ装置を示す斜視
図及びそのA−A’線断面図、第4図(a)及び(b)
はこの発明の他の実施例であるアンテナ装置を示す断面
図及びその金属基台を示す斜視図、第5図(a)及び(
b)はこの発明の他の実施例であるアンテナ装置を示す
断面図及びその第3の誘電体基板を示す斜視図、第6図
(a)は従来のアンテナ装置を示す斜視図、第6図(b
)は第6図(a)のアンテナ装置におけるA−A’線断
面図、第7図は第6図(a)のアンテナ装置の動作を説
明するための部分構造を示す断面図である。 図において、l・・・第1の誘電体基板、2・・・第2
の誘電体基板、3・・・第1の地導体、4・・・第2の
地導体、5・・・ストリップ導体、6・・・第1の環状
細隙、7・・・交差部、8・・・ストリップ導体5の先
端部、9・・・第2の環状細隙、 lO・・・キャビテ
ィ(開口空胴)11・・・金属基台、 12・・・キャ
ビティ短絡部、13・・・高インピーダンス部、14・
・・低インピーダンス部、15・・・第3の誘電体基板
、16・・・スルホール、17・・・第3の地導体、1
8・・・第4の地導体、19・・・第3の環状細隙 で
ある。 なお、図中、同一符号は同一 又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中心導体であるストリップ導体の両面に地導体を有する
    トリプレート形ストリップ線路と、上記ストリップ導体
    の両面の地導体のそれぞれに環状細隙を設けて構成した
    環状のスロットアンテナと、上記ストリップ導体の両面
    の地導体のうちで、一方の地導体側に構成した環状細隙
    を開口とした開口空胴とを設ける構成としたことを特徴
    とするアンテナ装置。
JP17870688A 1988-07-18 1988-07-18 アンテナ装置 Pending JPH0229007A (ja)

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Cited By (5)

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