JP2001036156A - 積層型振動子用電極及びそれを用いた積層型振動子 - Google Patents
積層型振動子用電極及びそれを用いた積層型振動子Info
- Publication number
- JP2001036156A JP2001036156A JP11202786A JP20278699A JP2001036156A JP 2001036156 A JP2001036156 A JP 2001036156A JP 11202786 A JP11202786 A JP 11202786A JP 20278699 A JP20278699 A JP 20278699A JP 2001036156 A JP2001036156 A JP 2001036156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- contact
- vibrator
- contact portions
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Abstract
部分で、配線の強度が低下する。また、圧電材の枚数に
応じて半田付け工数が増加する。 【解決手段】 圧電材30に当接されそれぞれ同一極性
の電圧を印加する第1電極、第2電極を、それぞれ同一
の導電部材で形成する。すなわち第1電極として圧電材
30に当接されるコンタクト部60,62,64をそれ
らを接続するリード部66,68及び当該電極を駆動回
路に接続するリード部70とともに一体の板状導電部材
で構成する。また、第2電極として圧電材30に当接さ
れるコンタクト部72,74をそれらを接続するリード
部76及び当該電極を駆動回路に接続するリード部78
とともに一体の板状導電部材で構成する。
Description
する積層された圧電材に電圧を印加するための電極及び
その電極を用いた積層型振動子に関する。
する圧電材の形状が選択される。例えば、超音波メスや
超音波加工機等の高出力用途においては、圧電材の体積
を大きくすることが要求される。また、アレイ型超音波
探触子においては、その小型化、多素子化に伴って、ア
レイを構成する個々の振動子を小さくすることが要求さ
れる。
ピーダンス等の特性にも影響する。そのため、単純に圧
電材の形状を用途に応じて変えたのでは、その駆動回路
等に関しての制約を満たす特性が得られない場合があ
る。これを解決するために、圧電材を積層して振動子を
構成することが行われうる。
ト締めランジュバン振動子(以下、BLT)の模式的な
断面図である。このBLT2は圧電材4を4層重ね、そ
の積層体を両側から金属ブロック6で挟みボルト8で締
めた構造である。積層体には、その両端の面に電極板1
0が当接されるだけでなく、各圧電材4同士の境界面に
も電極板12,14が挟まれる。そして電極板10,1
4を一方極性、電極板12をもう一方の極性の電圧を印
加すると、各圧電材4はその各層ごとに向きが逆転する
電界を受け、これにより積層体はその積層方向の変位や
振動を発生する。
材体積を有する振動子を、圧電材のn層積層により構成
すると単一の圧電材で構成する場合に比べて、積層され
る各圧電材の厚さは1/n倍、振動子の実質的な面積は
n倍となる。これにより、例えば、インピーダンスを1
/n2倍にすることができ、振動子の駆動回路とのマッ
チングを実現しつつ、単一圧電材と同等の出力を得ると
いうことが可能になる。
板10〜14の端部を積層体の側方に延出させ、その端
部それぞれにリード線20,22を半田付けし、このリ
ード線を介して各圧電材4に電気信号を供給している。
線の構成では、振動子の振動面の近傍で電極板とリード
線との半田付けが行われる。そのため、半田付け箇所に
振動子の振動が及び、そのストレスにより半田付けが剥
がれたり、当該部分で電極が折れたりするという問題が
あった。
田付け箇所が増加するので、上記問題が発生する確率が
増加するとともに、組み立て工数が増加するという問題
があった。
の電極板端部の延出量が抑制されるので、半田付けの熱
が圧電材に伝導しやすくなる。そのため、圧電材の分極
が熱で消失することを避けようとすると、各箇所の半田
付けを手際よく行わなければならず、このことが組み立
て作業を難しくしているという問題もあった。特に、こ
のような組み立て作業は、各圧電材が小さい場合や厚さ
が薄い場合に一層難しくなる。
動子を構成する各圧電材への配線の信頼性を向上させる
とともに、積層型振動子の組み立てを容易とする電極の
構成を提供することを目的とする。
電極は、互いに積層された圧電材に電圧を印加する積層
型振動子用の電極であって、圧電材面に当接される複数
のコンタクト部と、前記複数のコンタクト部と一体の導
電材で形成されコンタクト部間をつなぐリード部とを含
むものである。
気信号が供給され、積層型振動子では各極性の電気信号
を印加される圧電材面が複数存在しうる。本発明によれ
ば、それら同一極性の圧電材面に当接される複数のコン
タクト部相互がそれらと一体の部材で構成されるリード
部で電気的に接続され、コンタクト部近傍でのリード部
との半田付け部分が存在しない。
は、当該電極が板状導電材から形成され、前記複数のコ
ンタクト部が、当該板状導電材を折り曲げることにより
前記圧電材を挟んで互いに向き合わされる。
材面は基本的に互いに向き合うように位置する。よって
それに用いられる電極も、そのリード部とそれによって
接続される2つのコンタクト部とを含む構成のどこかに
屈曲部を設け、当該コンタクト部相互を向き合わせた形
状としなければならない。本発明によれば、電極は当初
においては、平らな導電材から切り抜いたり、シート状
の基体上に導電材を印刷する等の方法により平らな形状
に形成される。そして、圧電材と組み合わせて振動子を
構成する際に、当該平らな電極は例えばコンタクト部と
リード部との境目辺りで折り曲げられて使用される。
のコンタクト部及び前記コンタクト部に一方端が連なる
1つのリード部からなる構成単位を少なくとも2つ含
み、前記構成単位相互間では、k番目のコンタクト部に
対して(k−1)番目のリード部の他方端が一体化され
たものである。
とが交互に連なる形状の電極が一体部材で形成される。
その連鎖の繰り返し単位である構成単位はコンタクト部
と当該コンタクト部に連なるリード部とで構成される。
構成単位の連鎖の方向に関しては、各構成単位に含まれ
るリード部が同一の方向となる一直線の連鎖とすること
もできるし、一の構成単位中のリード部が当該構成単位
に連鎖する他の構成単位中のリード部と異なる向きとな
るように、両構成単位をつなげることもできる。
は、1つのリード部及びその両端に連なる2つのコンタ
クト部からなる構成単位を少なくとも2つ含み、前記構
成単位相互間では、互いの前記コンタクト部が連接さ
れ、互いに連接された2つのコンタクト部は、その連接
部分で折り曲げられ互いに重ね合わされて共通の前記圧
電材間に配設され、前記各構成単位の前記リード部は、
前記コンタクト部が重ね合わされた状態にて当該コンタ
クト部に対し同じ方向に位置するものである。
ド部、コンタクト部の順で連なる構成単位が複数個、連
接した形状であり、板状の一体部材で形成される。つま
り、この構成では隣接する構成単位のコンタクト部同士
が連接される。連接された2つのコンタクト部がその連
接部分で折り曲げられて互いに重ね合わされ、その状態
で各コンタクト部のリード部は同じ方向に延在する。つ
まり、2つのコンタクト部は重ね合わされて1つの重合
コンタクト部を形成する。そして、2つのリード部はそ
の重合コンタクト部の同一位置に接続され、振動子での
使用状態において一方は積層圧電材の上方向へ、他方は
下方向へ折り曲げられる。すなわち、本発明ではそれら
2つのリード部は積層された圧電材の同じ向きの側面に
位置することとなる。
に電圧を印加する電極が、圧電材面に当接される複数の
コンタクト部と、前記複数のコンタクト部と一体の導電
材で形成されコンタクト部間をつなぐリード部とを含む
ものである。
施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の
実施形態であるBLTの模式的な断面図である。このB
LTは圧電材30を2層重ね、この圧電材30の積層体
を両側から金属ブロック32で挟みボルト34で締めた
構造である。積層体の上下面には、それぞれ電極板であ
るコンタクト部36,38が当接され、これらは積層体
の側部に配置されるリード部40によって互いに接続さ
れ、一つの電極を構成する。また2つの圧電材30の間
には、他の一つの電極を構成するコンタクト部42が挟
まれる。これら各電極はリード部44,46を介して駆
動回路へ接続される。なお、図1においては、図をわか
りやすく表現するため、積層される金属ブロック32、
圧電材30、コンタクト部36,38,42の各層間に
は隙間があるように示しているが、実際には隣接する層
同士は互いに接している。BLTは、引っ張り応力に弱
い圧電セラミックスの破損を防止しつつ高出力を得るた
めに、ボルト締めによって圧電セラミックスにプレスト
レスを加える構造であり、このボルト締めが層同士を互
いに圧接している。
明するための模式的な斜視図である。コンタクト部3
6,38とは、それと一体部材であるリード部40で接
続されている。リード部40はコンタクト部36に対し
てリード部44と90°異なる方向に位置する。コンタ
クト部42と一体部材のリード部46は、リード部44
と180°異なる方向へ引き出される。すなわち、コン
タクト部36を含む第1の電極とコンタクト部42を含
む第2の電極とは互いに接触することがない。本電極構
造の大きな特徴は、各電極を構成するコンタクト部、リ
ード部が一体の導電材で構成され、それらを半田付け等
で接合する必要がないことである。
8との間には2つの圧電材30が配置され、これらは電
圧の印加により歪みを生じる。これら圧電材30の積層
方向の伸縮・収縮を考慮して、リード部40はコンタク
ト部36,38間の積層体の厚さ(2つの圧電材30の
間の他方電極の厚さを含む)の取りうる最大の寸法に応
じた長さに設定される。ちなみに、各コンタクト部の中
央にはボルト34を通す孔が設けられている。
可能である。図3,4はそれぞれ圧電材30が4枚、6
枚である場合の本発明による電極構造を説明するための
模式的な斜視図である。図3の圧電材30が4枚の構成
では、第1の電極は積層体の上面に当接されるコンタク
ト部60、第2層と第3層との圧電材30の間に挟まれ
るコンタクト部62、積層体の下面に当接されるコンタ
クト部64、それらコンタクト部を橋渡しするリード部
66,68及びコンタクト部60に接続され駆動回路へ
の引き出し線となるリード部70が一体の部材で構成さ
れる。また第2の電極は第1層と第2層との圧電材30
の間に挟まれるコンタクト部72、第3層と第4層との
圧電材30の間に挟まれるコンタクト部74、それらコ
ンタクト部を橋渡しするリード部76及びコンタクト部
72に接続され駆動回路への引き出し線となるリード部
78が一体の部材で構成される。
第1の電極が4つのコンタクト部90〜96、コンタク
ト部間を接続する3つのリード部98〜102及び引き
出しリード部104を含んで、上記2枚、4枚の場合と
基本的に同様に構成される。また第2の電極は3つのコ
ンタクト部110〜114、コンタクト部間を接続する
2つのリード部116,118及び引き出しリード部1
20を含んで、上記4枚の場合と基本的に同様に構成さ
れる。
から見た引き出しリード部70又は104の配置方向を
基準方向すなわち0°とすると、第1電極のリード部は
交互に、0°と右90°とに配置され、第2電極のリー
ド部は交互に、180°と左90°とに配置される。こ
の構成では基本的に第1電極と第2電極とが互いに接触
することはない。
をとることもできる。
かかわらず、また第1電極、第2電極のいずれにおいて
も、コンタクト部とリード部とが交互に連鎖した電極部
材から形成される。図5はこの連鎖形状の電極部材の平
面図である。この電極部材140は、コンタクト部14
2とこれに連なるリード部144とを構成単位146と
して、この構成単位が連鎖したものである。
ものを用意すれば、その連鎖から必要な構成単位数だけ
切り取って、任意の圧電材枚数に応じた電極を構成する
ことができる。
み立てる前の電極の形状を示す模式的な平面図である。
図6〜8の各図(a)はそれぞれ対応する振動子の第1
電極、また各図(b)はそれぞれ対応する振動子の第2
電極である。図2に示す2層の圧電材30を有する振動
子の第1電極は図6(a)に示すように2つの構成単位
146が連なった形状であり、第2電極は図6(b)に
示すように単一の構成単位146からなる。また図3に
示す4層の振動子の第1電極、第2電極はそれぞれ3つ
の構成単位、2つの構成単位が連なった形状である。図
4に示す6層の振動子の第1電極、第2電極はそれぞれ
4つの構成単位、3つの構成単位が連なった形状であ
る。
期の状態においては、基本的に平らであるが、振動子を
組み立てる際に、例えばコンタクト部142とリード部
144とが連接される部分などで折り曲げられ、図2〜
4に示すように、コンタクト部が積層体を挟んで向き合
う立体形状に変形される。
して、平面的に形成する方が一般的に製造が容易であ
る。電極を構成する導電部材には例えば、銅板が用いら
れる。図6〜8に示す平面状の電極、又は図5に示す電
極部材140は、この銅板等の導電部材を例えばプレス
加工により型抜きする等の方法によって製造される。
施形態であるBLTの模式的な断面図である。本実施形
態において上記実施形態と同様の構成要素には同一の符
号を付し説明の簡略化を図る。図9には圧電材30を4
層重ねた構成を示している。
200、第2電極202はそれぞれ一体の板状導電部材
で構成される。すなわち、第1電極200は積層体の上
面に当接されるコンタクト部204、第2層と第3層と
の圧電材30の間に挟まれるコンタクト部206、積層
体の下面に当接されるコンタクト部208、それらコン
タクト部を橋渡しするリード部210,212及びコン
タクト部204に接続され駆動回路への引き出し線とな
るリード部214を含む構成が、一体の導電材から形成
された電極部材を折り曲げて構成される。また第2電極
202は第1層と第2層との圧電材30の間に挟まれる
コンタクト部220、第3層と第4層との圧電材30の
間に挟まれるコンタクト部222、それらコンタクト部
を橋渡しするリード部224及びコンタクト部220に
接続され駆動回路への引き出し線となるリード部226
を含む構成が一体の導電材から形成された電極部材を折
り曲げて構成される。
と異なる点は、第1電極に関してはコンタクト部20
4,206、また第2電極に関してはコンタクト部22
0がそれぞれ折り重なった2層構造である点である。
であり、同図(a)が平面状態での第1電極200の形
状、同図(b)が平面状態での第2電極202の形状を
示す。本実施形態の電極部材は、1つのリード部とその
両端にそれぞれ連なる2つのコンタクト部とを構成単位
230とし、当該構成単位相互がそれぞれのコンタクト
部で連接された形状を基本的形状とする。第1電極20
0はその構成単位の連鎖をおよそ3個、第2電極202
はおよそ2個含む。ここで「およそ」といったのは、駆
動回路に接続されるリード部214,226の一方端に
はコンタクト部が欠けており構成単位が不完全となって
いるからである。このような構成単位の連鎖により、そ
の連接部分にコンタクト部が2つ連なった形状240が
生じる。上述した2層に折り重なったコンタクト部20
4,206,220は、この形状240を構成する2つ
のコンタクト部の連接部分で当該電極部材を折り曲げ、
それらコンタクト部を重ね合わせることによって形成さ
れる。
と、第1電極200の各リード部210,212,21
4が互いに振動子の側面の同じ側(図9では振動子の右
側面)に配置され、また第2電極202の各リード部2
24,226も互いに振動子の側面の同じ側(図9では
振動子の左側面)に配置される。つまり、一つの電極を
構成するリード部が全て振動子側面の同一の向きに現れ
るようにすることができる。
実施形態であるBLTの模式的な断面図である。本実施
形態において上記実施形態と同様の構成要素には同一の
符号を付し説明の簡略化を図る。図には圧電材30を4
層重ねた構成を示している。
302がそれぞれ複数の部分電極からなる。すなわち、
第1電極300は3つの部分電極304,306,30
8からなり、第2電極302は2つの部分電極310,
312からなる。これら部分電極各々が板状導電部材で
一体に構成される点は上記各実施形態と同様である。
り、同図(a)が部分電極306,308,312の平
面状態での形状、同図(b)が平面状態での部分電極3
04,310の形状を示す。同図(a)に示す部分電極
320は、上記第2の実施形態の電極の構成単位230
と同じ形状であり、一つのリード部322の両端にそれ
ぞれコンタクト部324が連接された形状を有してい
る。この部分電極320を用いれば、同一極性の電圧を
印加される一対の圧電材面を半田付け等を要せず一体の
部材で電気的に接続することができる。
と、第2層と第3層との圧電材30の境界面とを電気的
に接続し、部分電極308は第2層と第3層との圧電材
30の境界面と、積層体の下面とを電気的に接続する。
各部分電極306,308は第2層と第3層との圧電材
30の境界面にて互いに圧接されることにより相互に電
気的に接続される。また積層体の上面においては部分電
極306と部分電極304とが圧接されることにより互
いに電気的に接続される。これにより、第1電極300
を構成する各部分電極が半田付けを行わずとも相互に電
気的に接続され、一つの電極として機能する。第2電極
302についても同様である。
同一極性の電圧が印加される圧電材面相互を、半田付け
を用いずに接続することができる。よって、振動子の振
動によって半田付けが剥がれることがなく、また電極部
材内での応力の集中が緩和され、電極が折れることが抑
制される。すなわち、本発明によれば、積層型振動子を
構成する各圧電材への配線の信頼性が向上する効果が得
られる。
り、振動子の組み立てに要する工数が削減されるととも
に、組み立て作業自体が容易となるという効果が得られ
る。
的な断面図である。
明するための模式的な斜視図である。
明するための模式的な斜視図である。
明するための模式的な斜視図である。
示す平面図である。
示す模式的な平面図である。
示す模式的な平面図である。
示す模式的な平面図である。
的な断面図である。
ある。
式的な断面図である。
ある。
6,38,42 コンタクト部、40,44,46 リ
ード部。
Claims (5)
- 【請求項1】 互いに積層された圧電材に電圧を印加す
る積層型振動子用の電極であって、 圧電材面に当接される複数のコンタクト部と、前記複数
のコンタクト部と一体の導電材で形成されコンタクト部
間をつなぐリード部とを含むことを特徴とする電極。 - 【請求項2】 請求項1記載の積層型振動子用の電極に
おいて、 当該電極は板状導電材から形成され、 前記複数のコンタクト部が、当該板状導電材を折り曲げ
ることにより前記圧電材を挟んで互いに向き合わされる
ことを特徴とする電極。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の積層型振
動子用の電極において、 1つのコンタクト部及び前記コンタクト部に一方端が連
なる1つのリード部からなる構成単位を少なくとも2つ
含み、 前記構成単位相互間では、k番目のコンタクト部に対し
て(k−1)番目のリード部の他方端が一体化されたこ
とを特徴とする電極。 - 【請求項4】 請求項2記載の積層型振動子用の電極に
おいて、 1つのリード部及びその両端に連なる2つのコンタクト
部からなる構成単位を少なくとも2つ含み、 前記構成単位相互間では、互いの前記コンタクト部が連
接され、 互いに連接された2つのコンタクト部は、その連接部分
で折り曲げられ互いに重ね合わされて共通の前記圧電材
間に配設され、 前記各構成単位の前記リード部は、前記コンタクト部が
重ね合わされた状態にて当該コンタクト部に対し同じ方
向に位置すること、 を特徴とする電極。 - 【請求項5】 互いに積層された圧電材を含む積層型振
動子において、 前記圧電材に電圧を印加する電極が、圧電材面に当接さ
れる複数のコンタクト部と、前記複数のコンタクト部と
一体の導電材で形成されコンタクト部間をつなぐリード
部とを含むことを特徴とする積層型振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11202786A JP2001036156A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 積層型振動子用電極及びそれを用いた積層型振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11202786A JP2001036156A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 積層型振動子用電極及びそれを用いた積層型振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001036156A true JP2001036156A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16463179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11202786A Pending JP2001036156A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 積層型振動子用電極及びそれを用いた積層型振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001036156A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008218783A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Ritsumeikan | 圧電素子構造、モニタリング装置、及び、圧電素子構造の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61103999U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-07-02 | ||
JPH0383963U (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-26 | ||
JPH0587974U (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-26 | 呉羽化学工業株式会社 | 積層圧電素子 |
JPH07283455A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 積層型圧電素子の製造方法、これに用いる電極板 |
-
1999
- 1999-07-16 JP JP11202786A patent/JP2001036156A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61103999U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-07-02 | ||
JPH0383963U (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-26 | ||
JPH0587974U (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-26 | 呉羽化学工業株式会社 | 積層圧電素子 |
JPH07283455A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 積層型圧電素子の製造方法、これに用いる電極板 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008218783A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Ritsumeikan | 圧電素子構造、モニタリング装置、及び、圧電素子構造の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3311446B2 (ja) | 超音波モータ | |
US11393972B2 (en) | Multi-layer piezoelectric ceramic component and piezoelectric device | |
JP4725432B2 (ja) | 積層型圧電素子及び圧電装置 | |
WO2013031715A1 (ja) | 積層圧電体 | |
JP4185486B2 (ja) | 積層型圧電素子 | |
JP4666578B2 (ja) | 超音波振動素子及びそれを用いた超音波アクチュエータ | |
JP2000150981A (ja) | 圧電トランス | |
JP2001036156A (ja) | 積層型振動子用電極及びそれを用いた積層型振動子 | |
CN113066924B (zh) | 薄膜压电感应元件及其制造方法、感测装置以及终端 | |
JPH055387B2 (ja) | ||
JP2001029346A (ja) | 超音波探触子及びその製造方法 | |
JP2019057563A (ja) | 積層型圧電素子及び振動デバイス | |
JP3535111B2 (ja) | 圧電アクチュエータ | |
JPH08306979A (ja) | 積層型圧電体装置 | |
JP3406899B2 (ja) | 圧電アクチュエータおよびその製造方法 | |
JP5472218B2 (ja) | 圧電素子 | |
JP5561247B2 (ja) | 圧電素子 | |
JPH11307835A (ja) | 積層構造の剪断型圧電素子の製造方法 | |
JP3722950B2 (ja) | 超音波振動子及びその製造方法 | |
JP3059038B2 (ja) | 積層圧電素子、振動波駆動装置および振動波駆動装置を備えた装置 | |
JP2003046156A (ja) | 積層電気−機械エネルギー変換素子および振動波駆動装置 | |
JP2002314160A (ja) | 積層型圧電トランス | |
JP3377922B2 (ja) | 積層型圧電アクチュエータ | |
JP2945980B2 (ja) | 超音波探触子 | |
JP3031283B2 (ja) | 対称積層型圧電セラミックトランス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060627 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100622 |