JP3406899B2 - 圧電アクチュエータおよびその製造方法 - Google Patents

圧電アクチュエータおよびその製造方法

Info

Publication number
JP3406899B2
JP3406899B2 JP2000308988A JP2000308988A JP3406899B2 JP 3406899 B2 JP3406899 B2 JP 3406899B2 JP 2000308988 A JP2000308988 A JP 2000308988A JP 2000308988 A JP2000308988 A JP 2000308988A JP 3406899 B2 JP3406899 B2 JP 3406899B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
layer
piezoelectric body
polarization
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000308988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002118302A (ja
Inventor
忠弘 大見
弘 久保田
孝宏 山川
一将 阿隅
雅幸 渡邉
了一 福永
順子 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Japan Science and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18789220&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3406899(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Taiheiyo Cement Corp, Japan Science and Technology Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2000308988A priority Critical patent/JP3406899B2/ja
Publication of JP2002118302A publication Critical patent/JP2002118302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3406899B2 publication Critical patent/JP3406899B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、X−Yス
テージ等の位置決め機構、リニアモータ、回転モータ、
或いはパーツフィーダ等の搬送機等に用いられる、ずり
剪断変形(15モード)を利用して駆動する圧電アクチ
ュエータおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6(a)・(b)の説明図
に示すように、圧電体91に1対の分極用電極92を設
けて分極処理を施し(図6(a))、次に分極用電極9
2を除去して、分極方向と直交する方向に電界を印加す
るための駆動用電極93を形成して、駆動用電極93に
電圧を印加する(図6(b))と、生ずる駆動電界によ
って圧電体91に一般的に15モードと呼ばれる「ずり
剪断変形」が起こることが知られている。
【0003】また、主に圧電体の厚み−縦変位モード
(33モード)を用いる素子として、図5に示すよう
な、1層の圧電体95の厚みを薄くして、内部電極96
と交互に幾層にも重ねた、いわゆる積層型圧電素子97
が知られている。内部電極96は交互に外部電極98と
接続されて1対とされ、分極と駆動を兼ねて用いられ
る。このような圧電体95の薄板化と積層化は、電源回
路の負担を低減するために求められている駆動電圧の低
電圧化を実現しつつ、大きな変位量を得る1つの方法で
ある。
【0004】このような積層型圧電素子の製造方法とし
ては、分極された、または分極されていない圧電体と給
電用金属箔(板)とを交互に重ねて、各層間を樹脂接着
剤等で接合して多層化する方法や、圧電セラミックス粉
末をドクターブレード法や押出成形法等によりシート状
に成形したものに、電極ペーストを用いて所定の電極パ
ターンを印刷等して複数段に積層、一体化し、電極と圧
電セラミックスとを一体同時焼成する方法等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、15モードに
よる圧電素子の駆動を上述した一体同時焼成型の積層型
圧電素子97で実現することは、積層型圧電素子97の
構造そのままにしては不可能である。なぜなら、一体同
時焼成型の積層型圧電素子97に形成された内部電極9
6を分極用電極として用いた場合には、分極後に内部電
極96を除去することができないために、積層型圧電素
子97の側面(外部電極98が形成されるべき面)に駆
動用電極を形成しても、駆動用電極に印加する電圧によ
る生ずる電界はなお存在する内部電極96を流れてしま
い、分極された圧電体に電界は印加されないからであ
る。
【0006】逆に、内部電極96を駆動用電極として用
いる場合には、積層型圧電素子97の側面に分極用電極
を形成して電圧を印加しなければならないが、この場合
でも、分極用電極による電界は内部電極96を流れてし
まい、分極することができない問題がある。
【0007】従って、15モードで駆動する圧電体を多
層化する場合には、個々に作製した15モード素子を樹
脂接着剤等を用いて接合するしか方法がなかった。しか
し、この場合には多層化の作業におけるハンドリングや
生産性の問題から、圧電体の機械的強度を確保するため
に圧電体の厚みを薄くするにも限界があり、そのために
駆動電圧の低電圧化が困難であった。
【0008】また、板状の15モード素子を厚み方向に
多層化する場合には、分極処理を側面に形成した電極を
用いて行う必要があるが、例えば、表面の面積が大きい
ために分極用電極間の距離が長くなる場合や、15モー
ドのずり剪断変形を所定の方向で引き起こすために分極
用電極間の距離が長くなる場合等には、分極電圧として
非常に高い電圧が必要となり、作業安全上、好ましいと
は言えず、また、分極破壊も起こり易くなる。従って、
より低電圧で所定の方向に分極を行うことが可能であれ
ば、好ましいと考えられる。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、15モードでの低電圧での駆動
を可能ならしめ、しかも、樹脂接着剤を用いることなく
製造することが可能な積層型の圧電アクチュエータおよ
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明によれば、
圧電体と、複数本の導体が略平行に所定間隔で並べられ
てなる電極とが、前記圧電体の厚み方向に交互に積層さ
れてなる圧電アクチュエータであって、前記圧電体は圧
電体の厚み方向に略直交する方向に分極され、前記圧電
体を積層方向に挟んで対向する電極間に駆動電圧を印加
することにより、前記圧電体がずり剪断変形を起こすこ
とを特徴とする圧電アクチュエータ、が提供される。
【0011】本発明のずり剪断変形(15モード)を用
いた圧電アクチュエータにおける導体の幅は、圧電体の
厚みの0.2倍以上5倍以下であることが好ましく、こ
れにより、圧電体内における分極の状態が均質化され、
変位特性を向上させることが可能となる。また、同一層
内の全ての導体が接続されてなる電極が積層方向におい
て1層おきに電気的に接続されて、駆動用電極が形成さ
れる。これにより、従来の縦変位モード(33モード)
を用いた積層型圧電アクチュエータと同様の駆動形態
(電圧印加方法)を用いることが可能となる。略平行に
並べられた導体間の間隔は導体の幅以下であることが好
ましく、これにより分極領域を広く確保することが可能
となり、変位量の拡大、駆動効率の向上が図られる。
【0012】本発明によれば、上述した15モードを用
いた圧電アクチュエータの製造方法が提供される。即
ち、圧電体と、複数本の導体が略平行に所定間隔で並べ
られてなる電極とが、前記圧電体の厚み方向に交互に積
層されてなる圧電アクチュエータの製造方法であって、
第2n−1(n:自然数)層に位置する1本の導体を第
1電極とし、第2n層において前記第1電極から所定距
離ほど離れて位置する1本の導体を第2電極とし、前記
第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して、前記
第1電極と前記第2電極の間の圧電体に、前記圧電体の
厚み方向に略垂直な方向に分極を形成する第1工程と、
前記第1電極と前記第2電極との距離を前記所定距離に
保つことが可能であり、かつ、分極方向を同じとするこ
とができる全ての導体について前記第1電極と前記第2
電極の組を同一層において逐次形成して、前記第1工程
に従って分極処理を行う第2工程と、前記第2n−1層
直下の圧電体に形成される分極の向きと、前記第2n層
直下の圧電体に形成される分極の向きとが逆向きとなる
ように、全ての自然数nについて前記第1工程および第
2工程を行う第3工程と、全ての自然数nについて、前
記第2n層に位置する全ての導体を接続し、また、前記
第2n−1層に位置する全ての導体を接続して、駆動用
の正極および負極を形成する第4工程と、を有すること
を特徴とする圧電アクチュエータの製造方法、が提供さ
れる。
【0013】このような製造方法を用いた場合には、分
極処理を1回で行おうとした場合に分極用電極間の距離
が長くなって分極電圧が大きくなってしまう場合にも、
分極処理回数は複数回と多くなるが、分極方向をほぼ同
じ方向としたまま分極電圧を下げることが可能となり、
分極破壊が抑制されて、作業安全性が確保されるように
なる利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(a)は、本発明の圧電アク
チュエータの一実施形態を示す断面図である。圧電アク
チュエータ10は、圧電体12と、複数本の導体11が
略平行に所定間隔で並べられてなる電極とが、圧電体1
2の厚み方向に交互に積層された構造を有する。同一層
内に存在する全ての導体11は接続されて1層の内部電
極を形成しており、こうして形成される内部電極はさら
に積層方向に1層おきに図示しない外部電極によって接
続され、1組の駆動用電極13がされている。
【0015】圧電体12は矢印Sで示されるように圧電
体12の厚み方向に略直交する方向に分極されている。
従って、図1(b)に示すように、圧電体12を厚み方
向に挟んで対向する導体11間、つまり駆動用電極13
間に電圧を印加し、圧電体12に矢印Eで示される電界
をかけると、各層の圧電体12が同じ向きに15モード
による「ずり剪断変形」を起こし、図1(b)中の点線
で示されるように、各圧電体12の変位量が合計された
変位が得られる。なお、図1(a)・(b)において
は、圧電体12の間に導体11が挟まれ、導体11間が
空間となって示されているが、導体11が圧電体に埋設
され、導体11間に圧電体が存在する形態であっても構
わない。
【0016】このような構造を有する圧電アクチュエー
タ10について、最初に、表面に導体11a・11bが
それぞれ形成された板状の圧電体12a・12bを樹脂
接着剤等を用いて多層化し、作製する工程を通じて、そ
の構造を詳しく説明する。なお、本発明の圧電アクチュ
エータに用いられる圧電体材料に制限はなく、圧電セラ
ミックス、単結晶圧電体、高分子圧電体等の種々の材料
を用いることができるが、以下、15モードの圧電定数
15が大きく、ハンドリング性に優れる圧電セラミッ
クスを用いた場合について説明することとする。
【0017】図2は、圧電アクチュエータ10の製造工
程を示す説明図である。図2(a)の平面図に示すよう
に、まず、一方向に長い形状、例えば、線状もしくは帯
状または棒状等の導体11a・11bがそれぞれ所定の
間隔Wで略平行に並べられて表面に形成された薄い板状
の圧電体12a・12bを所定枚数準備する。ここで、
導体11a・11bの長さ方向をY方向とし、導体11
a・11bが並べられた方向をX方向とする。
【0018】圧電体12a・12bとしては、圧電定数
15が大きい材料、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛
(PZT)を主成分とした圧電セラミックスからなるも
のが好適に用いられる。このような圧電体12a・12
bは、圧電セラミックス粉末を用いて、プレス成形法、
押出成形法、射出成形法等の種々の成形法を用いて所定
形状に成形し、そして焼成し、さらに必要に応じて加工
を施して所定形状とすることで作製することができる。
また、作製された圧電体12a・12bの表面に、例え
ば、スクリーン印刷法を用いて銀ペースト等を所定のパ
ターンで印刷し、焼成することにより導体11a・11
bを形成することができる。
【0019】圧電体12a・12bを積層したときに、
導体11a・11bが対向する側面に露出するように、
かつ、積層方向(Z方向とする)から投視した場合に、
導体11a・11bがそれぞれ重なり合うように、圧電
体12a・12bを絶縁性の樹脂接着剤等を用いて交互
に積層し、一体化する。図2(b)はこうして得られる
積層体の断面図であり、5層の圧電体12a・12bの
みを示しているが、このような積層数に限定されるもの
でないことは言うまでもない。
【0020】なお、導体11aが形成された圧電体12
aと導体11bが形成された圧電体12bについて、同
一の形態を有するもの1種類のみを準備し、その導体が
対向する側面に露出し、かつ、積層方向から投視した場
合に導体が重なり合うように圧電体の向きを180°ず
つ変えながら圧電体を積層してもよい。この場合には、
異なる形態を有する圧電体を準備する必要がなくなり、
製造工程が簡略化される利点がある。
【0021】圧電体12a・12bの厚みは、このよう
な積層一体化処理のハンドリングの問題上、約0.5m
m以上あることが好ましい。これに対して、導体11a
・11bの厚みは数μmで足りる。図2(b)において
は以下の説明を容易とし、導体11a・11bの位置を
明確に示すために、導体11a・11bの厚みを厚く記
している。このことは、先に示した図1についても同様
である。
【0022】導体11a・11b自体の幅(X方向の
幅)は、圧電体12a・12bの厚みの0.2倍以上5
倍以下とすることが好ましい。これは、導体11a・1
1b自体の幅が広い場合には、後述する圧電体12a・
12bの分極処理を行う際に、導体11a・11bの幅
に起因して電界の強さに幅が生じ、分極される強さに偏
りが生じて、良好な圧電特性が得られ難くなるからであ
る。
【0023】また、導体11a間および導体11b間の
間隔Wも狭いことが好ましく、導体11a・11b自体
の幅以下とすることが好ましい。このように間隔Wを狭
く取ることによって、圧電体12a・12b中の分極さ
れる領域が広くなり、大きな変位量を得ることが可能と
なる。
【0024】続いて、作製された積層体に分極処理を施
す。ここで、図2(b)に示されるように、作製された
積層体においては、積層体の上部を基準として積層体の
第2n−1(n:自然数)層、つまり奇数層には圧電体
12aが位置し、偶数層である第2n層に圧電体12b
が位置している。また導体11a・11bについても同
様に、奇数層には導体11aが位置し、偶数層には導体
11bが位置している。従って、奇数層の導体11a直
下には奇数層の圧電体12aが位置している。
【0025】そこで、まず、第1層(n=1)に位置す
る導体11aの内の1本の導体、例えば、図2(c)中
の左端位置P1にある導体を第1電極とし、第2層(n
=2)において第1電極から所定距離Dほど離れて右側
に位置する1本の導体、例えば、図2(c)中の位置P
5にある導体を第2電極とする。そして、これら第1電
極と第2電極との間に所定の電圧を印加して分極処理を
行う。つまり、図2(c)中のX方向左側に位置する第
1電極が、X方向右側に位置する第2電極よりも高電圧
となるように電圧を印加すると、圧電体12aには図2
(c)中の矢印Sで示される分極が形成される。
【0026】この矢印Sで示される分極方向は圧電体
12aの厚み方向に略垂直な方向、即ち、X方向と一致
はしないがX方向と略平行な方向とすることができ、第
1電極と第2電極との距離を長く取ることによって、矢
印Sで示される分極方向をX方向に近接させることが
可能となる。そして、分極方向がX方向と平行に近くな
るほど、駆動時に大きな変位量を得ることが可能とな
る。但し、第1電極と第2電極との距離を長く取ると、
分極処理に必要な電圧も大きくなる。逆に、第1電極と
第2電極との距離を適切に設定することで、低い分極電
圧で良好な分極を形成することが可能となる。
【0027】このようにして、同一の層において、第1
電極と第2電極との距離を所定距離に保つことが可能で
あり、かつ、分極方向を同じとすることができる全ての
導体11a・11bについて第1電極と第2電極の組を
逐次形成して、同様に分極処理を行う。例えば、第1層
の位置P2に位置する導体を第1電極とし、第2層の位
置P6に位置する導体を第2電極とするように、X方向
に位置をずらしながら第1電極と第2電極の組を逐次形
成して、分極処理を行う(図2(d))。このようにし
て複数回に分けて第1層の圧電体12aに分極処理を施
すことによって、全体として矢印Sで示される分極が形
成される。
【0028】第1層の圧電体12aの分極が終了した後
には、第2層の圧電体12bの分極処理を行う。このと
きに、第1層の圧電体12aに形成される分極の向き
と、第2層の圧電体12bに形成される分極の向きとが
X方向であっても逆向き(矢印Sで示す向き)となる
ように、第2層の導体11bと第3層の導体11aに電
圧を印加し、全体として矢印S’で示される分極を形成
する(図2(e))。
【0029】第2層の圧電体12bを図2(e)に示さ
れるように分極するためには、圧電体12bを挟んで所
定間隔Dほど離れて位置する導体11a・11b、例え
ば、第2層の位置P10の導体11bと第3層の位置P
14にある導体11aについて、第3層の導体11aの
電圧が第2層の導体11bの電圧よりも高くなるように
して、しかも電圧の高い導体11a(第1電極)が図2
(e)中のX方向右側となるように、電圧の低い導体1
1b(第2電極)が図2(e)中のX方向左側となるよ
うに、第1電極と第2電極の組を逐次形成し、分極処理
を行えばよい。第1電極と第2電極の組の形成は、図2
(e)に示すようにX方向右側(位置P14側)から行
ってもよく、逆にX方向左側(位置P1側)から行って
もよい。
【0030】このようにして、第2n−1層の導体11
aの電圧を第2n層の導体11bよりも高く設定しなが
ら、逐次、第3層以降の圧電体12a・12bに分極処
理を施すことにより(図2(f))、図1記載の圧電ア
クチュエータ10と同じ形態に分極が施される。なお、
最初に第1層の導体11aの電圧を第2層の導体11b
よりも低く設定した場合には、当然にその後は、第2n
−1層の電圧が第2n層よりも低くなるように設定しな
がら分極処理を行う。
【0031】導体11a・11bに挟まれた圧電体12
a・12b全てに分極処理が終了した後には、導体11
a・11bが露出した積層体の側面を利用して、導体1
1aどうし、導体11bどうしをそれぞれ接続して導通
させる。こうして、導体11a・11bは駆動用電極と
して用いることが可能となる。導体11a・11b間に
駆動電圧を印加し、図2(g)中に矢印Eで示すZ方向
の電界を加えることによって、圧電体12a・12bの
各層は同じ方向に15モードで歪み、図2(g)におい
て点線で示したように、各層の変位量を合計した剪断変
形による変位量を積層体で得ることが可能となる。
【0032】なお、図2(g)において第5層の圧電体
12a自体は分極されておらず、また、電界も印加され
ないために剪断変形はしないが、第4層の圧電体12b
とともにスライドする。第5層の圧電体12aと同様
に、第1層側にも分極されない圧電体等を接合させてお
いてもよい。
【0033】また、図2に示した製造方法によれば、圧
電体12a・12bについて、位置P1〜P4の範囲と
位置P11〜P14の範囲は、位置P5〜P10の範囲
に比べて分極の大きさが小さくなっていると考えられ
る。このため、例えば、分極終了後に位置P1〜P4の
範囲と位置P11〜P14の範囲を切断等により切り離
し、位置P5〜P10の範囲のみを圧電アクチュエータ
として用いてもよい。
【0034】さて、上記実施の形態においては圧電体1
2a・12bを1層ずつ、しかも1回の分極処理を、1
対の第1電極と第2電極を選択して行ったが、1度に複
数対の第1電極と第2電極を選択して分極処理を行うこ
とも可能である。この場合、分極処理時間が短縮され、
生産効率が向上する。
【0035】図3は分極方法の別の形態を示す説明図で
あり、例えば、最初に第1層の圧電体12aを分極する
にあたって、位置P1にある第1層の導体11aと位置
P5にある第2層の導体11bとの間に電圧を印加して
分極を施す際に、位置P9にある第3層の導体11aに
位置P1にある第1層の導体11aと同じ電圧をかける
(図3(a))。これにより、第1層の圧電体12aの
所定部分のみならず、第2層の圧電体12bの所定部分
が分極される。
【0036】続いて、位置P2にある第1層の導体11
aと位置P6にある第2層の導体11b、位置P10に
ある第3層の導体11aを選択して、位置P1および位
置P10にある導体11aを同電位として位置P6にあ
る導体11bとの間に電圧をかける。そして、このよう
な導体11a・11bの組合せで、図3(b)に示すよ
うに、導体11a・11bの一方が右端に達するまで分
極処理を行う。
【0037】その後は、例えば、図3(c)に示すよう
に、最初に第1層の圧電体12aについてのみ残る電
極、つまり位置P7〜P10にある第1層の導体11a
と位置P11〜P14にある第2層の導体11bを用い
て、逐次、分極を行い、その後に図3(d)に示すよう
に、第2層の圧電体12bについて、残る位置P5〜P
8にある第3層の導体11aと位置P1〜P4にある第
2層の導体11bを用いて、逐次、分極を行う。このよ
うな分極方法を用いることにより、分極処理時間が短縮
される。
【0038】なお、図3(c)・(d)に示すように、
図3(b)後の分極処理を第1層の圧電体12aと第2
層の圧電体12bの未分極領域について同時に行わなか
った理由は、このような未分極領域について同時に分極
処理を行うためには第2層の導体11bに2箇所の等電
位点を設けなければならなくなり、第1層または第3層
の導体11aがこれら2箇所の導体11bと回路を構成
して、先に形成した分極を消去するような向きの分極を
生じさせてしまうことを回避するためである。
【0039】従って、圧電アクチュエータ10の製造工
程における分極処理は、隣接したまたは隔離した複数層
の圧電体に対して、複数の電極対を選択して行うことが
可能であるが、その場合に注意すべきことは、ある電極
対の負極と別の電極対の正極との間にかかる電圧によ
り、先に形成された分極が消去されたり、不要な分極が
生じないように複数の電極対の位置を適切に定めること
である。
【0040】上述のように、導体11a・11bが形成
された圧電体12a・12bを用いて圧電アクチュエー
タ10を作製することが可能であるが、この場合には、
作製工程におけるハンドリング上の問題から圧電体12
a・12bを薄くするにも限度があり、例えば、0.5
mm以下とすることは困難である。また、この場合に
は、分極電圧や駆動電圧の低電圧化が困難であるという
問題もある。
【0041】そこで、生産性に優れ、圧電体の薄膜化が
容易であるグリーンシートを用いた一体焼成法による圧
電アクチュエータ10の作製方法の一実施形態につい
て、図4の説明図を参照しながら説明する。
【0042】セラミックス粉末を用いて、ドクターブレ
ード法や押出成形法等により所定厚みのグリーンシート
を成形する。このような方法によれば、数百μm以下の
グリーンシートを容易に得ることができ、圧電体を薄板
化して、駆動電圧を低下させることが可能となる。例え
ば、成形時に50〜60μmであって、焼成後は40〜
50μm程度の薄板となるグリーンシートも容易に得る
ことができ、前述した樹脂接着剤を用いて圧電体を積層
する場合と比較すると、駆動電圧を約1/10に落とす
ことも可能である。
【0043】得られたグリーンシートに打ち抜き加工等
を施して所定形状とし、スクリーン印刷法等を用いて、
所定のパターンを印刷する。図4(a)は、パターンが
形成されたグリーンシート20の平面図である。グリー
ンシート20は、圧電アクチュエータとして動作させる
こととなる素子部30と分極処理の際に電源と接続する
ために用いることとなる端子部40から構成されてお
り、素子部30には、分極用および駆動用の電極となる
略線状の導体21が所定間隔で平行に並べられて形成さ
れている。また、端子部40には、電極リード22と端
子23からなる分極用リードが導体21と導通するよう
に形成されている。分極用リードの形態は図4(a)に
示されるものに限定されるものではない。
【0044】所定枚数のグリーンシート20を、積層方
向から投視した場合に導体21が重なり合い、素子部3
0においては全てのグリーンシート20が重なり合う
が、端子部40は1層おきに重なり合うように互い違い
に積層する。従って、積層方向において上下に隣接する
端子部40の間には、1枚グリーンシート20の厚み分
の間隙が存在する。積層されたグリーンシート20を熱
プレス等を用いて一体化する。こうして、図4(b)の
平面図に示すように、端子部40が対向する側面におい
て交互に露出した状態の積層体24が得られる。
【0045】積層体24を焼成することで、グリーンシ
ート20は焼結して圧電体20aとなり、導体21も焼
結して良導体となる。こうして導体21が圧電体20a
に埋設されるかたちで、圧電体20aと導体21が一体
的に形成された積層体24aを得ることができる。この
ような一体焼成法を用いる場合には、導体21、電極リ
ード22、端子23といった金属材料の焼成温度とグリ
ーンシート20(圧電セラミックス)の焼成温度を適合
させる必要があることから、圧電セラミックスにPZT
を用いた場合には、例えば、金属材料として、銀(A
g)−パラジウム(Pd)合金、パラジウム、白金(P
t)が好適に用いられる。
【0046】得られた積層体24aの分極処理にあたっ
ては、先に図2を参照しながら説明した方法を用いるこ
とができる。積層体24aの表面には、第1層と第2層
の圧電体20aにおける端子部40が露出しているか
ら、これらの端子部40を利用すれば、電源と端子23
との接続が容易である。例えば、図4(c)の平面図に
示されるように、図4(c)左側の位置P1にある第1
層の端子23と、図4(b)右側の位置P5にある第2
層の端子23との間に所定の電圧を印加することによ
り、前記図2(c)と同様に分極処理を行うことがで
き、さらに前記図2(d)に従って第1層の圧電体20
aを分極することができる。
【0047】第1層の圧電体20aの分極が終了した後
には、第1層の圧電体20aにおける端子部40を機械
加工やレーザ加工等を用いて素子部30から切り離す。
こうして、図4(d)の平面図に示すように、第3層の
圧電体20aに形成されている端子部40が表面に現れ
る。そこで、例えば、図4(d)左側の位置P14にあ
る第3層の端子23と、図4(d)右側の位置P10に
ある第2層の端子23との間に所定の電圧を印加するこ
とにより、前記図2(e)と同様に第2層の圧電体20
aの分極処理を行うことができる。
【0048】第2層の圧電体20aの分極が終了した後
に、第2層の圧電体20aの端子部40を素子部30か
ら切り離すと、第4層の圧電体20aの端子部40が露
出するから、以降、第3層の端子部40と第4層の端子
部40を用いて分極を行う。このように1層の圧電体2
0aの分極が終了した後に、逐次、最上部に露出してい
る端子部40を切り離して、表面に露出した2箇所の端
子部40を利用して分極処理を行う。全ての圧電体20
aについて分極を終了した後には、図4(e)の平面図
に示されるように、素子部30のみが残るように切断等
の加工を行い、素子体24bを得る。
【0049】1枚のグリーンシート20に形成されてい
た導体21の全てを図4(f)の側面図に示すように外
部電極25により接続し、さらに1層おきに接続する。
こうして圧電アクチュエータ10が作製され、形成され
た外部電極25間に駆動電圧を印加することにより、素
子体24bに図4(f)中の点線で示すような剪断変形
を起こさせることが可能となる。なお、図4(f)にお
いては、外部電極25は一方のみ図示し、他方は紙面の
背面に形成しているために図示していない。外部電極2
5は、分極状態に悪影響を及ぼさないように、低温で形
成可能な導電性樹脂ペースト等を用いて形成することが
できる。
【0050】このようにして作製される圧電アクチュエ
ータ10の駆動は、静的制御、つまり徐々に駆動電圧を
増減して所定の変位量が得られるように変位量を制御す
る方法と、動的制御、つまり所定の周波数で連続的に変
位させる制御方法のいずれの方法をも用いることがで
き、両者を組み合わせた制御も、もちろん可能である。
例えば、精密位置決め用のX−Yステージや、リニアモ
ータ、回転モータ、インチワーム型の送り機構等では、
大きく移動させる場合に動的制御を用い、静止動作の際
に精密な位置制御を行うために静的制御を行うように動
作させることができる。また、パーツフィーダ等では通
常は動的制御を用いて動作させる。
【0051】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明は上記形態に限定されるものではな
い。例えば、圧電体への導体(電極)の形成方法につい
ては、スクリーン印刷法以外にも、圧電体の表面にダイ
シングやレーザ加工等の方法を用いて溝を形成してお
き、形成された溝に電極材を埋設形成する方法を用いて
もよい。
【0052】また、グリーンシートを用いた一体焼成法
を行う場合に、図4(a)に示したように、グリーンシ
ート20に分極時に使用される端子部40を設けること
は必ずしも必要ではなく、焼成して得られた素子体24
bの側面に露出した導体21に直接に電源の端子を固定
して、分極を行っても構わない。さらに、図4(e)で
は、対向する側面に全ての導体21が露出するように加
工して素子体24bを得たが、一方の側面には奇数番目
の層の導体のみが露出し、他方の側面には偶数番目の層
の導体のみが露出するように、図4(a)に示した電極
リード22の一部分を残すように加工を行って素子体を
得てもよい。この場合には、外部電極を素子体の側面全
体を利用して容易に形成することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明の圧電アクチュエータとその製造
方法によれば、一体焼成法を用いて作製することが不可
能であった15モードで駆動可能な積層型の圧電アクチ
ュエータを得ることが可能となるという優れた効果が得
られる。このような圧電アクチュエータは、圧電体の厚
みが薄いために低電圧駆動が可能であり、しかも積層構
造に起因して大きな変位量が得られるという効果を奏
し、さらに、一体焼成法を用いることによって生産性が
高められるといった効果を奏する。さらに、分極処理電
圧を小さくすることも可能であり、分極破壊が抑制され
て、高電圧を用いる分極作業時の安全性が確保されるよ
うになるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電アクチュエータの一実施形態およ
び変位の形態を示す断面図。
【図2】本発明の圧電アクチュエータの製造方法の一実
施形態を示す説明図。
【図3】図2記載の分極方法と異なる別の分極方法を示
す説明図。
【図4】本発明の圧電アクチュエータの製造方法の別の
実施形態を示す説明図。
【図5】従来公知の積層型圧電素子の構造の一例を示す
断面図。
【図6】15モード変位の説明図。
【符号の説明】
10;圧電アクチュエータ 11・11a・11b;導体 12・12a・12b;圧電体 20;グリーンシート 20a;圧電体 21;導体 22;電極リード 23;端子 24;積層体 25;外部電極 30;素子部 40;端子部 E;駆動電界の向き S・S’;分極の向き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 孝宏 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平 洋セメント株式会社内 (72)発明者 阿隅 一将 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平 洋セメント株式会社内 (72)発明者 渡邉 雅幸 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平 洋セメント株式会社内 (72)発明者 福永 了一 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平 洋セメント株式会社内 (72)発明者 関 順子 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平 洋セメント株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−183371(JP,A) 特開 平3−94487(JP,A) 特開 平10−233538(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 41/083 H01L 41/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電体と、複数本の導体が略平行に所定
    間隔で並べられてなる電極とが、前記圧電体の厚み方向
    に交互に積層されてなる圧電アクチュエータであって、 前記圧電体は圧電体の厚み方向に略直交する方向に分極
    され、 前記圧電体を積層方向に挟んで対向する電極間に駆動電
    圧を印加することにより、前記圧電体がずり剪断変形を
    起こすことを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記導体の幅が前記圧電体の厚みの0.
    2倍以上5倍以下であり、かつ、同一層内の全ての導体
    が接続されてなる電極が前記圧電体の厚み方向において
    1層おきに電気的に接続されていることを特徴とする請
    求項1に記載の圧電アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 略平行に並べられた前記導体間の間隔
    が、前記導体の幅以下であることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の圧電アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 圧電体と、複数本の導体が略平行に所定
    間隔で並べられてなる電極とが、前記圧電体の厚み方向
    に交互に積層されてなる圧電アクチュエータの製造方法
    であって、 第2n−1(n:自然数)層に位置する1本の導体を第
    1電極とし、第2n層において前記第1電極から所定距
    離ほど離れて位置する1本の導体を第2電極とし、前記
    第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加して、前記
    第1電極と前記第2電極の間の圧電体に、前記圧電体の
    厚み方向に略垂直な方向に分極を形成する第1工程と、 前記第1電極と前記第2電極との距離を前記所定距離に
    保つことが可能であり、かつ、分極方向を同じとするこ
    とができる全ての導体について前記第1電極と前記第2
    電極の組を同一層において逐次形成して、前記第1工程
    に従って分極処理を行う第2工程と、 前記第2n−1層直下の圧電体に形成される分極の向き
    と、前記第2n層直下の圧電体に形成される分極の向き
    とが逆向きとなるように、全ての自然数nについて前記
    第1工程および第2工程を行う第3工程と、 全ての自然数nについて、前記第2n層に位置する全て
    の導体を接続し、また、前記第2n−1層に位置する全
    ての導体を接続して、駆動用の正極および負極を形成す
    る第4工程と、 を有することを特徴とする圧電アクチュエータの製造方
    法。
JP2000308988A 2000-10-10 2000-10-10 圧電アクチュエータおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP3406899B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000308988A JP3406899B2 (ja) 2000-10-10 2000-10-10 圧電アクチュエータおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000308988A JP3406899B2 (ja) 2000-10-10 2000-10-10 圧電アクチュエータおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002118302A JP2002118302A (ja) 2002-04-19
JP3406899B2 true JP3406899B2 (ja) 2003-05-19

Family

ID=18789220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000308988A Expired - Fee Related JP3406899B2 (ja) 2000-10-10 2000-10-10 圧電アクチュエータおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3406899B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4974326B2 (ja) * 2005-12-06 2012-07-11 セイコーインスツル株式会社 圧電素子、圧電デバイス及び電子機器
WO2009101858A1 (ja) * 2008-02-12 2009-08-20 Konica Minolta Opto, Inc. 振動型駆動装置、並びに、圧電素子および振動型駆動装置の調整方法
CN102810628A (zh) * 2011-06-02 2012-12-05 中国科学院合肥物质科学研究院 不同定位方向的压电片轮流叠放的压电堆栈定位器
JP5875857B2 (ja) * 2011-12-26 2016-03-02 オリンパス株式会社 超音波振動デバイスおよび超音波医療装置
US10134431B2 (en) * 2016-04-27 2018-11-20 Magnecomp Corporation Multi-layer shear mode PZT microactuator for a disk drive suspension, and method of manufacturing same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002118302A (ja) 2002-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006203070A (ja) 積層型圧電素子
JP2001267646A (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JP2000082852A (ja) 多層圧電アクチュエ―タおよびその製造方法
JP4725432B2 (ja) 積層型圧電素子及び圧電装置
JP3406899B2 (ja) 圧電アクチュエータおよびその製造方法
JPH11112046A (ja) 圧電アクチュエータ及びその製造方法
US6288479B1 (en) Piezoelectric transformer
JPS62211974A (ja) 積層型圧電素子およびその製造方法
JP2824116B2 (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JP2003209302A (ja) 圧電アクチュエータとその製造方法
JP4670260B2 (ja) 積層型電子部品
JP4506172B2 (ja) 積層型圧電素子
JP2005294761A (ja) 積層型圧電素子
JP3334651B2 (ja) 圧電トランス及びその製造方法
JP4724385B2 (ja) 積層型電子部品及び積層中間体
JPH0774410A (ja) 電歪積層板の製造方法
JP4529427B2 (ja) 積層型圧電素子
JP2006245027A (ja) 積層型圧電素子
JP2001345492A (ja) 圧電素子およびその使用方法
JPS62133777A (ja) 積層型圧電素子およびその製造方法
JP2884378B2 (ja) 積層型圧電アクチュエータおよびその製造方法
JP4373904B2 (ja) 積層型圧電素子
JP2013098426A (ja) 積層型圧電素子
JP2791838B2 (ja) 積層型圧電アクチュエータおよびその製造方法
JP4586352B2 (ja) 積層型圧電素子

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees