JP2001035625A - ワイヤーハーネスの端子抜け及び配色の検査装置 - Google Patents

ワイヤーハーネスの端子抜け及び配色の検査装置

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JP2001035625A
JP2001035625A JP11209103A JP20910399A JP2001035625A JP 2001035625 A JP2001035625 A JP 2001035625A JP 11209103 A JP11209103 A JP 11209103A JP 20910399 A JP20910399 A JP 20910399A JP 2001035625 A JP2001035625 A JP 2001035625A
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幸雄 ▲吉▼澤
Yukio Yoshizawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤーハーネスを搬送体に対して供給する
だけで、ワイヤー接続後の端子抜けやワイヤーの配色不
良を自動的に検査することができ、作業能率と検査精度
を高め、検査コストの低減が図れるワイヤーハーネスの
端子抜け及び配色の検査装置を提供する。 【解決手段】 受け取り側端部から供給されたワイヤー
ハーネスのワイヤーを挟持し、上面でハウジングを支持
した状態で排出側端部に送る搬送体13の搬送途中に、
通過するワイヤーハーネスのワイヤーを挟み込んで引き
下げるワイヤー引き下げ手段14と、同じく搬送体13
の搬送途中でこのワイヤー引き下げ手段14に対して搬
送方向の後方に配置され、通過するワイヤーの配色を検
出する色識別センサ15とを設け、この色識別センサ1
5のワイヤー検出信号と予め設定した配色順序の比較が
不一致であると搬送体13を停止させるようにし、ワイ
ヤーハーネスのワイヤー接続後の端子抜けやワイヤーの
配色不良を自動的に検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハウジングに端
子を介して多数本のワイヤーを接続したワイヤーハーネ
スにおいて、ワイヤー接続後の端子抜けやワイヤーの配
色不良を自動的に検査するための検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、各種機器の電気配線に使用する
ワイヤーハーネス1の一例を示し、ワイヤー2の端部に
端子3を固定すると共に、ハウジング4(コネクター)
に多数の端子係止孔を並べて設け、ワイヤー2の端子3
を各端子係止孔に抜け止め状となるよう挿入することに
より、ハウジング4に多数本のワイヤー2を並べて接続
した構造になっており、ワイヤー2は配線状態の確認が
できるよう被覆に種々の色彩のものを用い、ハウジング
4に予め決められた配色の並びで接続されている。
【0003】上記のようなワイヤーハーネス1は、ハウ
ジング4に対してワイヤー2を接続した製品の状態で、
ワイヤー2の端子3がハウジング4の端子係止孔に対し
て十分に係合していない抜け状態や、ワイヤー2の配色
の並びに変動があると不良品になるので、製品の出荷前
にワイヤー2の抜けや配色の並びの検査をする必要があ
る。
【0004】従来、上記のようなワイヤーハーネス1に
おける端子抜けやワイヤー2の配色不良の検査は、作業
者が手作業でワイヤー2を一本づつ引っ張り、端子抜け
を検査すると共に、ワイヤー2の配色不良は目視検査に
より行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような手作業や
目視による検査は、作業能率だけでなく検査精度も極め
て悪く、検査コストが高くつくという問題がある。
【0006】そこで、この発明の課題は、ワイヤーハー
ネスを搬送体に対して供給するだけで、ワイヤー接続後
の端子抜けやワイヤーの配色不良を自動的に検査するこ
とができ、作業能率と検査精度を高め、検査コストの低
減が図れるワイヤーハーネスの端子抜け及び配色の検査
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、受け取り側端部から供給
されたワイヤーハーネスのワイヤーを挟持し、上面でハ
ウジングを支持した状態で排出側端部に送る搬送体と、
この搬送体の搬送途中に設けられ、通過するワイヤーハ
ーネスのワイヤーを挟み込んで引き下げるワイヤー引き
下げ手段と、同じく搬送体の搬送途中でこのワイヤー引
き下げ手段に対して搬送方向の後方に配置され、通過す
るワイヤーの配色を検出する色識別センサとを設け、こ
の色識別センサのワイヤー検出信号と予め設定した配色
順序との比較が不一致であると搬送体を停止させるよう
にした構成を採用したものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記搬送体が、二条のエンドレスベルトを対向面で
ワイヤーを挟持するように両側に並べ、このエンドレス
ベルトの上部にハウジングを搬送体の搬送方向に移動可
能となるよう支持するためのプレートを配置して形成さ
れ、ワイヤー引き下げ手段が、エンドレスベルトの下部
から垂れ下がるワイヤーを挟む一方の位置でワイヤーを
引き下げる方向に回転する定位置ローラと、同他方の位
置で定位置ローラに対して進退動可能に配置され、定位
置ローラへの接近動時に定位置ローラとでワイヤーを挟
む押さえローラと、この押さえローラを定位置ローラに
対して進退動させる進退動付与機構とで形成されている
構成を採用したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0010】図1乃至図5のように、箱型ケース11に
おける前壁12の前面に、受け取り側端部から供給され
たワイヤーハーネス1のワイヤー2を挟持し、上面でハ
ウジング4を支持した状態で排出側端部に送る搬送体1
3と、この搬送体13の搬送途中に設けられ、通過する
ワイヤーハーネス1のワイヤー2を挟み込んで引き下げ
るワイヤー引き下げ手段14と、同じく搬送体13の搬
送途中でこのワイヤー引き下げ手段14に対して搬送方
向の後方に配置され、通過するワイヤー2の配色を検出
する色識別センサ15及び、操作に必要な各種スイッチ
類やメータを設け、箱型ケース11の内部に搬送体13
の駆動機構16と、ワイヤー引き下げ手段14の進退動
付与機構17及び制御に必要な機器が収納されている。
【0011】上記搬送体13は、二条のエンドレスベル
ト18、19を対向面でワイヤー2を挟持するように両
側に並べ、このエンドレスベルト18、19の上部にハ
ウジング4を搬送体の搬送方向に移動可能となるよう支
持するための支持プレート20を配置して形成されてい
る。
【0012】具体的には、箱型ケース11における前壁
12の前面上部で前後の位置に、前方に向けて水平に突
出するブラケット21及び22と、前部ブラケット21
の下方位置に下部ブラケット23をそれぞれ突設し、前
部ブラケット21の先端側下部に回転可能に取り付けた
縦軸24の下端スプロケット25と、後部ブラケット2
2の先端側下部に回転可能に取り付けた縦軸26の下端
スプロケット27の間に外側エンドレスベルト18を巻
回し、下部ブラケット23上に立設した縦軸28の上端
スプロケット29と、後部ブラケット22の内端側下部
に回転可能に取り付けた縦軸30の下端スプロケット3
1の間に内側エンドレスベルト19を巻回し、両エンド
レスベルト18、19の対向面をワイヤー2を挟持する
ように平行させ、図1に示すように、両エンドレスベル
ト18、19は、同図右側端がワイヤーハーネス1の受
け取り側端部で、同図左側端が排出側端部となり、両エ
ンドレスベルト18、19は、対向面が受け取り側端部
から排出側端部に走行するよう駆動され、しかも、排出
側端部が少し下がる傾斜をもたせて配置されている。
【0013】上記搬送体13の上部に配置した支持プレ
ート20は、ブラケット21及び22の先端部で対向面
に固定した支持板32、33間に配置した外側プレート
34と、前壁12の前面に固定した内側プレート35
と、内側プレート35上に取り付けた位置調整プレート
36からなり、図1と図4のように、外側プレート34
と位置調整プレート36の対向縁間がワイヤー2の通過
幅に設定された誘導溝37になり、この誘導溝37が両
エンドレスベルト18、19の対向面の直上に位置する
ように水平に配置されている。
【0014】従って、ワイヤーハーネス1のワイヤー2
を誘導溝37に受け取り側端部から挿入すると、該ワイ
ヤー2は二条のエンドレスベルト18、19の対向面で
挟持され、外側プレート34と位置調整プレート36の
上面でハウジング4を支持し、外側プレート34と位置
調整プレート36の水平に対して、エンドレスベルト1
8、19は排出側端部が少し下がる傾斜になっているの
で、ワイヤー2は引き下げ方向のテンションを付与され
た状態で移送されることになる。
【0015】前記ワイヤー引き下げ手段14は、エンド
レスベルト18、19の下部から垂れ下がるワイヤー2
を挟む一方の位置でワイヤー2を引き下げる方向に回転
する定位置ローラ38と、同他方の位置で定位置ローラ
38に対して進退動可能に配置され、定位置ローラ38
への接近動時に該定位置ローラ38とでワイヤー2を挟
む押さえローラ39とからなり、定位置ローラ38は、
外側エンドレスベルト18の直下の位置に配置され、支
持板32、33の下端部間に、軸方向がワイヤーハーネ
ス1の移送方向に沿う配置で回転可能となるよう支持さ
れている。
【0016】また、押さえローラ39は、上記定位置ロ
ーラ38と軸心が平行するよう内側エンドレスベルト1
9の直下の位置に配置され、箱型ケース11の前壁12
を内外に貫通する進退動付与機構17で回転可能に支持
され、定位置ローラ38に対して進退動自在になってい
る。
【0017】前記搬送体13の駆動機構16は、後部ブ
ラケット22に回転可能に取り付けた縦軸26と30を
上端に取り付けた互いに噛み合う一対の歯車40で逆回
転するよう連動し、箱型ケース11内に固定したモータ
41の出力軸に取り付けたプーリ42と内側縦軸30の
プーリ43の間にエンドレスベルト44を巻回し、モー
タ41の起動により、両エンドレスベルト18、19を
逆回転するよう駆動するようになっている。
【0018】また、ワイヤー引き下げ手段14における
定位置ローラ38は、前部ブラケット21の先端側下部
に回転可能に取り付けた縦軸24の下端と、定位置ロー
ラ38の軸38aに固定した一対の傘歯車45で連動
し、両エンドレスベルト18、19の走行時に、定位置
ローラ38をワイヤー2の引き下げ方向に回転させてい
る。
【0019】前記ワイヤー引き下げ手段14の進退動付
与機構17は、図5と図6のように、箱型ケース11内
に一対のブラケット46を立設し、このブラケット46
の上端部に形成した切り欠き47で水平軸48を回転可
能で前後に移動可能となるよう支持し、この水平軸48
と搬送体13の駆動機構16と共用となるモータ41
を、中間軸49を介してプーリとベルト等の回転伝達手
段を用いて連動し、該水平軸48に取り付けたコ字状ブ
ラケット50の両端部前面に、箱型ケース11の前壁1
2をメタル51をガイドに軸方向に移動可能となるよう
貫通する進退軸52を固定し、両進退軸52の先端に設
けた軸受部材53で押さえローラ39の軸39aを回転
可能に支持し、水平軸48の両端に固定したプーリ54
と押さえローラ39の軸39aの両端に固定したプーリ
55をエンドレスのタイミングベルト56で連動し、モ
ータ41の起動により、押さえローラ39にワイヤー2
を引き下げる方向の回転を与えるようになっている。
【0020】上記水平軸48の両端に固定したプーリ5
4の外端面にカム57を設け、一対のブラケット46の
外側に固定配置した支柱58のプーリ54と対向する面
に、カム57が当接する転子59を枢止し、コ字状ブラ
ケット50と箱型ケース11の前壁12間に張設したス
プリング60で、水平軸48にカム57が常時転子59
に当接する方向の前進弾性を付勢し、水平軸48の回転
でカム57が転子59に当接することで水平軸48が前
後に移動し、これにより、コ字状ブラケット50と進退
軸52を介して押さえローラ39が一体に前後動して、
前進動時に定位置ローラ38へワイヤー2を押しつけて
挟み込み、このとき定位置ローラ38と押さえローラ3
9は回転しているので、該ワイヤー2を引き下げること
になる。
【0021】前記搬送体13で送られるワイヤーハーネ
ス1の移送途中で、ワイヤー引き下げ手段14によるワ
イヤー2の引き下げ後の位置に、通過するワイヤー2の
配色を検出する色識別センサ15が配置されている。こ
の色識別センサ15は、図2に示すように、外側プレー
ト34の外縁部分に取り付けられ、通過するワイヤー2
の配色を搬送体13とワイヤー引き下げ手段14の間で
光学的に検出するものである。
【0022】この色識別センサ15によるワイヤー2の
配色検出信号は、箱型ケース11内に設置した比較制御
回路(図示省略)に送られ、この比較制御回路には予め
検査せんとするワイヤーハーネス1のワイヤー2の配色
順序を入力して記憶させておき、この記憶させたワイヤ
ー2の配色順序と色識別センサ15によるワイヤー2の
配色検出信号を比較し、配色検出信号が記憶させたワイ
ヤー2の配色順序に一致すれば、モータ41を連続的に
起動させ、ワイヤーハーネス1を良品としてそのまま搬
送体の排出側端部に搬送する。なお、ワイヤー2の配色
順序の比較とは、配色順序の順番を照合するものである
が、ワイヤー2に抜けがあった場合にも当然ながら、配
色順序の順番が一致していないと判断することになる。
【0023】また、配色検出信号が記憶させたワイヤー
2の配色順序に一致しなければ、その時点でモータ41
への通電を切って搬送体を停止させ、ワイヤーハーネス
1を搬送体13から人為的に取り出して不良品とする。
【0024】この発明の検査装置は、上記のような構成
であり、ワイヤーハーネス1の端子抜け及び配色の検査
を行うには、電源スイッチをONしてモータ41を起動
させ、搬送体13の両エンドレスベルト18、19を走
行させると共に、ワイヤー引き下げ手段14の定位置ロ
ーラ38と押さえローラ39を回転させる。
【0025】この状態でワイヤーハーネス1を搬送体1
3の受け取り側端部に望ませ、ハウジング4が支持プレ
ート20上に位置するよう、ワイヤー2を支持プレート
20の誘導溝37に挿入すれば、該ワイヤー2の途中が
両エンドレスベルト18、19間で挟まれ、ワイヤーハ
ーネス1は搬送体13で送られ、排出側端部に向けて移
動する。
【0026】上記搬送体13で送られるワイヤーハーネ
ス1は、その移動途中において、ワイヤー2がワイヤー
引き下げ手段14の離開する定位置ローラ38と押さえ
ローラ39間に進入し、このワイヤー引き下げ手段14
の部分を移動する間において、押さえローラ39は定位
置ローラ38に接近動した後離反し、接近動時に押さえ
ローラ39と定位置ローラ38でワイヤー2を引き下げ
る。
【0027】ワイヤーハーネス1は、ハウジング4が支
持プレート20上に支持されているため、ワイヤー2に
引き下げ力を付与すると、該ワイヤー2はハウジング4
とワイヤー引き下げ手段14の間で緊張し、端子3がハ
ウジング4に対して完全に接続されていないワイヤー2
があれば、この引き下げ力による引っ張りで端子2がハ
ウジング4から離脱してそのワイヤー2は抜けることに
なる。
【0028】上記のようなワイヤー引き下げ手段14に
よるワイヤー2の引き下げは、例えば、転子59に対す
るカム57の作用で、ワイヤー引き下げ手段14内を通
過するワイヤー2の通過速度に合わせて、押さえローラ
39が定位置ローラ38に対して二回接近動し、ワイヤ
ー2の引き下げを二回繰り返して行うことにより、端子
抜けの検査精度を上げるようにしている。
【0029】搬送体13で送られるワイヤーハーネス1
は、ワイヤー引き下げ手段14による端子抜けの検査
後、ワイヤー2が色識別センサ15の部分を通過し、ワ
イヤー2の配色順序が検出される。色識別センサによる
ワイヤー2の配色検出信号は、予め検査せんとするワイ
ヤーハーネス1のワイヤー2の配色順序を入力して記憶
させた比較制御回路に送られ、この比較制御回路で記憶
させたワイヤー2の配色順序と色識別センサ15による
ワイヤー2の配色検出信号を比較し、配色検出信号が記
憶させたワイヤー2の配色順序に一致すれば、モータ4
1を連続的に起動させ、ワイヤーハーネス1を良品とし
てそのまま搬送体の排出側端部に搬送する。
【0030】また、配色検出信号が記憶させたワイヤー
2の配色順序と一致しない場合は、その時点でモータ4
1への通電を切って搬送体13を停止させ、その後、ス
イッチ操作で搬送体13を適当な距離だけ移動させ、ワ
イヤーハーネス1を搬送体13から人為的に取り出して
不良品とする。
【0031】このように、ワイヤーハーネス1を、搬送
体13に対して受け取り側端部に供給するだけで、端子
抜けの検査とワイヤー2の配色順序の検査が自動的に連
続して行え、ワイヤーハーネス1の良品、不良品の検査
作業用が省力的に能率よく行えることになる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、受け
取り側端部から供給されたワイヤーハーネスのワイヤー
を挟持して送る搬送体の搬送途中に、通過するワイヤー
ハーネスのワイヤーを挟み込んで引き下げるワイヤー引
き下げ手段と、通過するワイヤーの配色を検出する色識
別センサとを設け、この色識別センサのワイヤー検出信
号と予め設定した配色順序の比較が不一致であると搬送
体を停止させるようにしたので、ワイヤーハーネスを、
搬送体に対して受け取り側端部に供給するだけで、端子
抜けの検査とワイヤーの配色順序の検査が自動的に連続
して行え、端子抜けやワイヤーの配色順序に違いのある
不良品を確実に除去することができ、検査精度の向上が
図れると共に、検査作業が省力的に能率よく行え、検査
コストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検査装置の外形を示す斜視図
【図2】検査装置とワイヤーハーネスを示す正面面
【図3】検査装置の横断平面図
【図4】検査装置の縦断側面図
【図5】検査装置の内部構造を示す後方から見た斜視図
【図6】ワイヤー引き下げ手段とその進退動付与機構を
示す横断平面図
【図7】ワイヤー引き下げ手段とその進退動付与機構を
示すワイヤー引き下げ前の状態の縦断側面図
【図8】ワイヤー引き下げ手段とその進退動付与機構を
示すワイヤー引き下げ時の状態の縦断側面図
【図9】ワイヤーハーネスを示す一部分解斜視図
【符号の説明】
1 ワイヤーハーネス 2 ワイヤー 3 端子 4 ハウジング 11 箱型ケース 12 前壁 13 搬送体 14 ワイヤー引き下げ手段 15 色識別センサ 16 駆動機構 17 進退動付与機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け取り側端部から供給されたワイヤー
    ハーネスのワイヤーを挟持し、上面でハウジングを支持
    した状態で排出側端部に送る搬送体と、この搬送体の搬
    送途中に設けられ、通過するワイヤーハーネスのワイヤ
    ーを挟み込んで引き下げるワイヤー引き下げ手段と、同
    じく搬送体の搬送途中でこのワイヤー引き下げ手段に対
    して搬送方向の後方に配置され、通過するワイヤーの配
    色を検出する色識別センサとを設け、この色識別センサ
    のワイヤー検出信号と予め設定した配色順序との比較が
    不一致であると搬送体を停止させるようにしたことを特
    徴とするワイヤーハーネスの端子抜け及び配色の検査装
    置。
  2. 【請求項2】 上記搬送体が、二条のエンドレスベルト
    を対向面でワイヤーを挟持するように両側に並べ、この
    エンドレスベルトの上部にハウジングを搬送体の搬送方
    向に移動可能となるよう支持するためのプレートを配置
    して形成され、ワイヤー引き下げ手段が、エンドレスベ
    ルトの下部から垂れ下がるワイヤーを挟む一方の位置で
    ワイヤーを引き下げる方向に回転する定位置ローラと、
    同他方の位置で定位置ローラに対して進退動可能に配置
    され、定位置ローラへの接近動時に定位置ローラとでワ
    イヤーを挟む押さえローラと、この押さえローラを定位
    置ローラに対して進退動させる進退動付与機構とで形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤー
    ハーネスの端子抜け及び配色の検査装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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