JP2001035462A - 多数収納可能な乾電池パック - Google Patents

多数収納可能な乾電池パック

Info

Publication number
JP2001035462A
JP2001035462A JP11211633A JP21163399A JP2001035462A JP 2001035462 A JP2001035462 A JP 2001035462A JP 11211633 A JP11211633 A JP 11211633A JP 21163399 A JP21163399 A JP 21163399A JP 2001035462 A JP2001035462 A JP 2001035462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
terminal
dry battery
battery pack
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11211633A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kono
一夫 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP11211633A priority Critical patent/JP2001035462A/ja
Publication of JP2001035462A publication Critical patent/JP2001035462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の乾電池を小さな面積内に効率的に収納し
て大容量の電力を得ることができる多数収納可能な乾電
池パックを提供する。 【解決手段】この乾電池パックは、2個の箱形ケース1
及び2に複数の乾電池4をそれぞれ収納する。ヒンジ部
3はケース1及び2の向かい合った開放面の一面を結合
すると共に,この結合部を支点部にして上記開放面を回
転して開放する。ヒンジ部3の反対側の外面にはケース
1及び2を閉じて係止するフック部8を設ける。ケース
1及び2に収納された電池4は、ケース1及び2の開放
面同士を閉じた状態で、複数の乾電池4を連結端子5及
びコネクタ部7によって直列に接続し、乾電池4の最高
電位に接続された正の外部端子91及び最低電位に接続
された負の外部端子92に電力を取り出す。外部端子9
1及び92は外部機器に電源供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車携帯型無線機等
の電源に使用される多数収納可能な乾電池パックに関
し、特にその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防災無線システム等に使用される
移動型の無線機は、役場等に設置してある操作卓や自動
車に設置してある車載型無線機と通信して音声の相互通
信を行う事ができる。このようなな防災無線システムに
使用される無線機は、リチウム電池等で充電できる二次
電池(充電池)を使用した充電池パックを用いるのが普
通である。しかし、緊急時や災害時などにおいては商用
電源が停電になることが多く、この時は充電池パックの
充電が不可能になる。このような場合には、無線機は市
販されている乾電池で大容量の大電力を得る必要があ
る。大容量を得る場合、多数の乾電池を一つの乾電池パ
ックに収納するのが普通である。
【0003】例えばこのような乾電池パックは、一辺が
開放されたプラスチックモールド製ケースの内側に多数
の乾電池を収納し、上記ケースの開放面にはスライド式
に蓋をロックする。ケース内部には上記乾電池がガタ付
かないように位置決めするリブ,乾電池同士を導通させ
る連結端子,乾電池と外部端子を接続する接続端子およ
び無線機と接続する外部端子が構成される必要がある。
これらの構成要素はいずれも板状の金属を加工し,形成
されている。上記ケースの開放面の内側部分には、上記
蓋をスライド可能にする溝と係止するロック止めが必要
である。
【0004】さらに大容量の電力が必要な場合には、例
えば収納面積が限られている場合、乾電池を2段重ねに
することが考慮されてよい。この場合、乾電池の交換性
を考慮すると、中央に仕切のあるケースを用い、ケース
の上下に蓋を設けることも考えられる。
【0005】なお、特開平8−7860号公報(発明の
名称:バッテリーケース)には、上下ケースをヒンジ構
造で結合して一段積みの鉛蓄電池を収納している例が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおり、多数
の乾電池を一つの乾電池パックに収納するには、収納面
積を考慮すると、乾電池をケースに2段重ねにする必要
がある。この場合、乾電池の交換性を考えると、上下に
蓋を構成する必要があり,部品数が多くなって経済性を
損なうという欠点があった。
【0007】従って本発明の目的は、上述した問題点を
解決し、多数の乾電池を小さな面積内に効率的に収納し
て大容量の電力を得ることができる多数収納可能な乾電
池パックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による多数収納可
能な乾電池パックは、ほぼ同一形状の開放面同士を向か
い合わせて閉じた状態で複数の乾電池をそれぞれ収納す
る一面開放の2個の箱形ケースと、2個の前記箱形ケー
スの向かい合った前記開放面の一面を結合すると共に,
この結合部を支点にして前記開放面を回転して開ける回
転支点部と、前記回転支点部の反対側の外面に設けら
れ,前記開放面の開放するのを係止する係止手段と、前
記開放面同士を閉じた状態で複数の前記乾電池を直列に
接続する接続手段と、直列に接続された複数の前記乾電
池の最高電位点に接続された正端子及び前記乾電池の最
低電位点に接続された負端子を外部機器に接続する外部
端子部とを備える。
【0009】前記乾電池パックの第一は、前記箱形ケー
スの各各が、収納された前記乾電池が内部で動揺するの
を抑止する乾電池動揺抑止手段を備える構成をとること
ができる。
【0010】該乾電池パックの第一は、前記乾電池動揺
抑止手段が、前記乾電池の外形を隙間少なく支える前記
箱形ケースの内面に形成されたリブ構造である構成をと
ることができる。
【0011】前記乾電池パックの第二は、前記回転支点
部が、向かい合った前記開放面に設けられたヒンジ構造
である構成をとることができる。
【0012】該回転支点部の第一は、前記回転支点部
が、前記箱形ケースの外面に設置されたヒンジ構造であ
る構成をとることができる。
【0013】該回転支点部の第二は、前記回転支点部
が、2個の前記箱形ケースの向かい合った前記開放面の
一面を前記箱形ケースの厚さより薄い部材で結合したも
のである構成をとることができる。
【0014】前記乾電池パックの第三は、前記係止手段
が、弾性部材の一端が前記箱形ケースの一つの外面に固
定され,他端が前記開放面同士を閉じた状態において前
記箱形ケースの別の一つの底面を係止するフック構造で
ある構成をとることができる。
【0015】前記係止手段は、前記フック構造の前記他
端の近傍構造が、閉じた状態における前記箱形ケースの
別の一つの底面を係止するように前記弾性部材を前記外
面から前記底面の方にほぼ直角に曲げた係止部と、前記
係止部から前記外面側にさらに曲げた取っ手部とを備え
る構成をとることができる。
【0016】前記乾電池パックの第四は、前記接続手段
が、前記箱形ケース毎に,隣り合う前記乾電池を直列に
接続する連結端子と、2個の前記箱形ケースが前記開放
面同士を閉じた状態で,前記箱形ケースの一つに収納の
前記乾電池の最低電位点と前記箱形ケースの別の一つに
収納の前記乾電池の最高電位点とを接続し,前記開放面
同士を開いた状態で前記接続を解除する第1のコネクタ
部と、前記開放面同士を閉じた状態で,前記箱形ケース
の一つに収納の前記乾電池の最高電位点と前記箱形ケー
スの別の一つに収納の前記乾電池の最低電位点とを接続
し,前記開放面同士を開いた状態で前記接続を解除する
第2のコネクタ部とを備える構成をとることができる。
【0017】該乾電池パックの第四は、前記連結端子の
第一が、弾性部材で構成され,2個分の前記乾電池の幅
を有すると共に幅中心部に切り込みを設けた板状部分
と,前記切り込みで分かたれた前記板状部分の一方に返
しを形成してバネ部分を設けた連結端子部と、前記乾電
池の電極が向かう側の前記箱形ケースの内面に設けられ
た壁であって,前記連結端子部の板状部分と前記乾電池
の正電極とが挿入可能な端子止めとを備える構成をとる
ことができる。
【0018】該乾電池パックの第四は、前記連結端子の
第二が、前記乾電池の正電極を接触させる第1のコイル
バネと、前記乾電池の負電極を接触させると共に前記第
1のコイルバネに接続された第2のコイルバネと、前記
乾電池の電極が向かう側の前記箱形ケースの内面に設け
られた壁であって,前記第1のコイルバネと前記乾電池
の正電極とが挿入可能な端子止めとを備える構成をとる
ことができる。
【0019】該乾電池パックの第四は、前記第1及び第
2のコネクタ部が、前記係止手段を設けた側の前記箱形
ケースの一つの内面に保持され,前記箱形ケースの別の
一つに挿入可能な先端部分を折り返し,前記折り返しの
中央部分を膨らますように形成した弾性部材で構成され
た雄端子と、前記係止手段を設けた側の前記箱形ケース
の一つの内面に底面側に返しをつけて保持され,前記箱
形ケースを前記開放面同士閉じる場合には前記雄端子を
前記返しの部分から挿入して弾性接触させる雌端子とを
備える構成をとることができる。
【0020】該第1及び第2のコネクタ部は、前記第1
及び第2のコネクタ部が、前記箱形ケースの一つの側面
の内側に保持され,前記箱形ケースの別の一つに挿入可
能な先端部分をくの字形に形成した弾性部材で構成され
た雄端子と、前記箱形ケースの別の一つの前記側面に対
応する側面の内側に底面側に返しをつけて保持され,前
記箱形ケースを前記開放面同士閉じる場合には前記雄端
子を前記返しの部分から挿入して弾性接触させる雌端子
とを備える構成をとることができる。
【0021】前記乾電池パックの第五は、前記外部端子
部が、前記箱形ケースの別の一つの側面の一部に設けら
れ,前記箱形ケースの底面側に2個の端子穴を設けた外
部端子箱と、前記端子穴に対応する前記外部端子箱の内
面位置にそれぞれ設けた外部端子とを備える構成をとる
ことができる。
【0022】該乾電池パックの第五は、2つの前記外部
端子が、前記外部機器の2つの突出した電源受給端子に
同極性同士に圧接接続される構成をとることができる。
【0023】該乾電池パックの第五は、前記外部端子の
前記外部機器の前記電源受給端子への圧接接続が、前記
箱形ケースの一つの前記外部端子箱の下部及び前記外部
端子箱に対向する面の外側にそれぞれ設けた爪を前記外
部機器の乾電池パック収納部の前記爪に対向する位置に
設けた爪止めでそれぞれ係止することによって行われる
構成をとることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0025】図1は本発明による多数収納可能な乾電池
パックの実施の形態を示す概略図であり、(a)は一部
載欠した側面図、(b)は正面図、(c)は上ケース1
と下ケース2との開閉を説明する測面図である。図2は
図1の実施の形態における乾電池4a及び4bの配置及
び接続を示す図である。また、図3は図1の実施の形態
における上ケース1と下ケース2との開閉を説明するた
めの側面図である。
【0026】まず、図1,図2及び図3を参照して本発
明による多数収納可能な乾電池パックの概略構造及び動
作を説明する。
【0027】この実施の形態による乾電池パックは、プ
ラスチックのモールド製で一面が開放された箱形の上ケ
ース1及び下ケース2をほぼ同一形状の開放面同士を向
かい合わせた状態で閉じる。上ケース1及び下ケース2
には、複数の乾電池4a及び4bをそれぞれ収納する
(図では4個ずつ)。なお、上ケース1及び下ケース2
のケース厚さは乾電池4a及び4bを収納した状態で十
分且つ適切な強度になるように設計されるべきである。
また、乾電池4a及び4bは円筒形の乾電池を想定して
いる。
【0028】上ケース1及び下ケース2の向かい合った
開放面の一面にはヒンジ部3が形成されている。ヒンジ
部3は上ケース1及び下ケース2の上記開放面の一面を
結合すると共に,このヒンジ部3を支点中心として開放
面(上ケース1及び下ケース2)を回転して上ケース1
と下ケース2とを開閉する回転支点部である。
【0029】上ケース1及び下ケース2のヒンジ部3の
反対側の外面には、上記開放面が開放するのを係止する
係止手段であるフック部8が設けられている。フック部
8は、一端が下ケース2にネジ止め等で固定されている
幅広板状の弾性金属である。弾性金属としてはリン青銅
等が用いられる。上ケース1を下ケース2に閉じた状態
において、フック部8の他端近傍は下ケース2の底面方
向にほぼ直角に曲げられ、この直角に曲げられた部分が
下ケース2をその底面において上ケース1に係止する係
止部81を構成する。フック部8は係止部81からさら
に先端を上ケース1の外面側に適切な角度αだけ曲げた
(傾斜させた)取っ手部82を備えている。取っ手部8
2を角度αだけ曲げるのは、上ケース1の下ケース2に
閉じる場合に、取っ手部82が上ケース1に喰い込んで
フック部8の正常な動作を阻害するのを防ぐのに役立
つ。なお、取っ手部82の傾斜角度αを90度(直角)
としても、一般には上述の動作は十分達成される。
【0030】図3において、上ケース1を閉じるように
回転させると、上ケース1の開放面が取っ手部82に接
触する。すると、取っ手部82が下ケース1の外側方向
(A方向)に押され、上ケース1の開放面は下ケース2
の開放面を閉じる。そして、係止部81は弾性によって
B方向に反発して上ケース1の底面を係止し、上ケース
1及び下ケース2の向かい合った開放面が閉じられ,固
定される。上ケース1を下ケース2から開放する場合に
は、取っ手部82をA方向に引くと、係止部81による
上ケース1の底面に対する係止が外れて上ケース1が下
ケース2から開放される。
【0031】図1及び図2において、上ケース1及び下
ケース2に2段積みに収納された複数の乾電池4a及び
4bは、上ケース1と下ケース2とが閉じた状態では直
列に接続される必要がある。乾電池4a及び4bは同じ
ケース内で極性が互いに逆になるようにそれぞれ配置さ
れている。連結端子5a1,5a2,5a3及び5b
1,5b2,5b3は、互いに隣り合う乾電池4a又は
4b同士接続する。上ケース1の乾電池4aは連結端子
5a1,5a2及び5a3で直列に接続される。下ケー
ス2の乾電池4bは連結端子5b1,5b2及び5b3
で直列に接続される。
【0032】コネクタ部7Aは、上ケース1と下ケース
2とが閉じると、上ケース1に収納された乾電池4aの
最高電位点に接続された端子16と下ケース2に収納さ
れた乾電池4bの最低電位点に接続された端子17とを
接続する。また、上ケース1と下ケース2とが閉じる
と、上ケース1に収納された乾電池4aの最低電位点に
接続された端子14と下ケース2の端子15とが、コネ
クタ部7Aと同様のコネクタ部7B(図示せず)によっ
て接続される。なお、連結端子5a1,5a3,5b1
及び5b3はヒンジ部3側に設置され、連結端子5a
2,5b2とコネクタ部7A及び7Bとはフック部8側
に設置される。また、コネクタ部7A及び7Bは、フッ
ク部8側の上ケース1の壁面13aと下ケース2の壁面
13bとにまたがって構成される。
【0033】直列に接続された乾電池4a及び4bの最
高電位点は端子18に接続され、最低電位点はコネクタ
部7Bによって端子14から端子15に接続される。端
子18及び15は無線機等の外部機器に接続する外部端
子部9に導出される。端子18は正電位を受ける外部端
子91に,端子15は負電位を受ける外部端子92にそ
れぞれはんだ付け等によって接続される。外部端子部9
1及び92は、下ケース2の側面上方に設けた箱形容器
(外部端子箱93)を有する外部端子部9の一部として
機能する。
【0034】ここで、この電池パックは無線機等の外部
機器の電源として使用されるが、外部機器の使用時間を
少しでも長くする必要がある。このため、連結端子5
(5a1,5a2,5a3及び5b1,5b2,5b
3),コネクタ部7(7A及び7B),外部端子9(9
1及び92)は端子自体の抵抗をなるべく低下させ、乾
電池4(4a及び4b)との接触抵抗も低下させること
が重要である。板状に形成されている上記端子5,9及
びコネクタ部7の材質は、伝導率の良い金属である例え
ばバネ用リン青銅を使用すれば良い。さらに錆等を考慮
してメッキを施すことも考慮されて良く、このためには
乾電池との接触抵抗を下げるため金メッキを施すことが
好ましいが、状況によってはニッケルメッキでも充分な
性能が得られる。
【0035】上述のとおり、本実施の形態による多数収
納可能な乾電池パックは、多数の乾電池を小さな面積内
に2段積みに収納して効率的にな大容量の電力を得るこ
とができ、また、上ケース1,下ケース2,ヒンジ部
3,連結端子5,コネクタ部7,フック部8及び外部端
子部9等という形状が簡単で製造容易な構成部品を少数
だけ用いているので、製造費用も少なくてすむという効
果がある。
【0036】図4は図1の実施の形態における乾電池4
a及び4bの固定法を説明する図であり、(a)は図1
(a)のA1−A2断面図、(b)は一部載欠した下ケ
ース2の斜視図である。
【0037】図1の実施の形態による乾電池パックは、
箱形の上ケース1及び下ケース2にそれぞれ多数の乾電
池4a及び4bを収納するので、乾電池4a及び4bの
各各が、上ケース1及び下ケース2の内部で図4の左右
方向に動揺するのを抑止する必要がある。この乾電池動
揺抑止手段の一つは、乾電池4a及び4bの外形に合わ
せた形に形成したリブ19a及び19bによって、乾電
池4a及び4bの横(図4(a)の左右)方向を位置決
めすることである。(b)に示すように、乾電池4a及
び4bの縦方向にリブ19a及び19b(19b1,1
9b2)を各乾電池に対して2本程度設けることで、乾
電池4a及び4bの左右方向への揺れを防ぐことができ
る。また、上ケース1と下ケース2を閉じた時、乾電池
4aと4b間の隙間20を出来るだけなくすことで、振
動などでも乾電池4a及び4bが外れないようにでき
る。従って、この乾電池パックを無線機等の外部機器に
装着し、これを揺らしたりしても、乾電池4a及び4b
の外周方向はリブ19a及び19b等によって固定され
ることができる。なお、乾電池4a及び4bの電極方向
(長さ方向)は、後述するとおり、負電極端子への圧力
で乾電池4a及び4bの揺れは少なく、導通は確実にさ
れる。
【0038】図5は図1の実施の形態におけるヒンジ部
3の詳細を示す分解斜視図である。
【0039】図1の実施の形態に用いられたヒンジ部3
は、上ケース1及び下ケース2の開放面の一辺に、
(軸)中心に交互に軸穴11を形成した軸受け部10を
それぞれ2つ宛形成している。この上ケース1及び下ケ
ース2の軸受け部10を組み合わせ、軸受け部10の中
心に形成した軸穴11に金属等で作った軸棒12を通し
てヒンジ3ができている。軸穴11の内径に対して上ケ
ース1及び下ケース2のいずれかの軸穴11を若干小さ
く設計しておくと、軸棒12を軸穴11に圧入すること
で軸棒12を固定出来,ヒンジ部3の分解を防止でき
る。図6は図1の実施の形態における別のヒンジ部の使
用を示す図であり、(a)はヒンジ部3Aを用いる場合
の分解側面図、(b)はヒンジ部3Bを用いる場合の説
明図である。
【0040】図6(a)を参照すると、ヒンジ部3Aは
金属製のヒンジ構造が既に構成されている。ヒンジ部3
Aはヒンジ31とヒンジ31を回転支点として互いに回
転可能なヒンジ板32aと32bとを含んでいる。ヒン
ジ部3Aはヒンジ31が上ケース1の開放面と下ケース
2の開放面とが合わさる場所に来るように、ヒンジ板3
2aをネジ33aによって上ケース1に,ヒンジ板32
bをネジ33bによって下ケース2にそれぞれ外面から
ネジ止めして設置する。
【0041】図6(b)を参照すると、ヒンジ部3Bは
上ケース1の開放面の上述したヒンジ結合面と下ケース
2の対応する開放面とを上記ケースの厚さより薄いモー
ルド等の部材で結合して上ケース1と下ケース2とが回
転できるようにしたものである。この場合、上記部材は
比較的粘りの有るプラスチックを使用することがが好ま
しい。
【0042】図7は図1の実施の形態における連結端子
5の詳細図であり、(a)は分解斜視図、(b)は
(a)図のB1−B2断面から見た連結端子5の下ケー
ス2への組立図、(c)は(b)に乾電池4bを実装し
た図である。
【0043】上ケース1及び下ケース2には、図1及び
図2を参照して前述してたとおり、各4本の乾電池4を
装着している。上ケース1と下ケース2とが閉じている
状態では、乾電池4a及び4bの8本が直列に接続さ
れ、正電位の外部端子91と負電位の外部端子との間に
は8×(乾電池4の出力電圧)の電圧を取り出せる。こ
こで、上ケース1及び下ケース2内の乾電池4a及び4
bの各各は、連結端子5(5a1,5a2,5a3及び
5b1,5b2,5b3)によってそれぞれ接続されて
いる。
【0044】さて、図7を参照すると、連結端子5は2
個の乾電池4を接続する金属の弾性部材で構成された端
子部51と端子部51を上ケース1又は下ケース2の内
面に保持する端子止め54とを含む。この連結端子5は
下ケース2の内面に構成されている。端子部51は、2
個分の前記乾電池の幅を有すると共に幅中心部に切り込
みを設けた板部52と、切り込みで分かたれた板部52
の一方に返し53を下ケース2の内側方向に形成してい
る。返し53の中央部には膨らみを設け、この膨らみが
バネ部分を形成している。返し53の中央部は乾電池4
の負電極と圧接する部分である。
【0045】端子止め54は、乾電池4の電極が向かう
側のケース(1又は2)の内面に設けられた2個のL字
型壁であって,連結端子5の端子部51の返し53のな
い板部52を挿入して連結端子5を保持する。2個の上
記L字型壁には、縦状に隙間があり、この隙間から乾電
池4の正電極が挿入可能である。返し53の位置には電
極の極性が逆の別の乾電池4が配置される。なお、連結
端子5の高さは上記ケースの内面高さを超えない。
【0046】連結端子5は返し53のない板部52の下
端部から下ケース2の壁面に形成した端子止め21に挿
入して固定する。(b)は乾電池4が下ケース2に収納
されない状態を示し、返し53が原形を保っている。
(c)は乾電池4を下ケース2に収納した状態であり、
乾電池4の圧入で返し53が弾性変形して膨らみが減少
する。従って、下ケース2と乾電池4の負端子との間に
圧力を生じ、乾電池4は下ケース2内で固定され、乾電
池4の導通が確実なものになる。これは上ケース1にお
いても同様である。
【0047】図8は図7の連結端子5への乾電池4の逆
差し防止機能を説明する一部載欠した下ケース2の上面
図であり、(a)は乾電池4の+電極を接続する例、
(b)は乾電池4の−電極を接続する例である。
【0048】図7に示した連結端子5は乾電池4の逆差
し防止機能を持っている。端子止め54の2個のL字型
壁の縦状に隙間は、乾電池4の正電極が挿入でき、乾電
池4の正電極は端子部51の板部52に圧接できる
(a)。一方、乾電池4の負電極を上記隙間に挿入しよ
うとしても、乾電池4の負電極は端子止め54の壁に阻
まれて板部52に接触できず、乾電池4の負電極と連結
端子5との接続は不可能である(b)。つまり、端子止
め54には乾電池4をケースに正負逆に入れても接触し
ないように逆差し防止が取られている。即ち、乾電池4
の正常な挿入では乾電池4の正電極側は連結端子5に接
触・導通するが、乾電池4を誤って逆方向に挿入した場
合には端子止め54の壁により負電極は連結端子5に接
触及び導通しない。
【0049】図9は図1の実施の形態に適用できる別の
連結端子5Aの詳細を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。
【0050】連結端子5Aは図8の連結端子5の端子部
51に代えてコイルバネ55及び56を用いている。コ
イルバネ55は乾電池4の負電極の位置に設置し、コイ
ルバネ56は乾電池4の正電極の位置,つまり端子止め
54の壁の隙間に相当する下ケース2の内面に設置され
る。コイルバネ55と56は接続されている。なお、コ
イルバネ55は乾電池4の保持のために十分な圧力を与
えるように構成し、コイルバネ56には乾電池4十の接
続に十分な圧力が得られればよいので,コイルバネ55
より小さい形状でよい。
【0051】図10は図1の実施の形態におけるコネク
タ部7(A)の接続の詳細を示す図であり、(a)は雄
端子71と雌端子72との接続を示す一部載欠した組立
図、(b)は雌端子72の組立を示す側面図、(c)は
雌端子72の下ケース2への組立を示す分解斜視図であ
る。
【0052】図1を参照して概略説明したコネクタ部7
(A)は、上ケース1と下ケース2とが閉じると、上ケ
ース1に収納された乾電池4aの最高電位点に接続され
た端子16と下ケース2に収納された乾電池4bの最低
電位点に接続された端子17とを接続する。また、上ケ
ース1と下ケース2とが閉じると、上ケース1に収納さ
れた乾電池4aの最低電位点に接続された端子14と下
ケース2の端子15とが、コネクタ部7Aと同様のコネ
クタ部7Bによって接続されるものである。
【0053】これらコネクタ部7Aおよび7Bは、下ケ
ース2の内面及び底面に保持され,上ケース1に挿入可
能な先端部分をケース1の内面方向に折り曲げ形成した
弾性部材の雄端子72と、上ケース2の開放面近くから
底面方向に返しをつけた上、開放面方向に中央部に膨ら
みをつけてさらに折り曲げられて端子受けを構成した弾
性部材の雌端子72とを備えている。なお、板部材で構
成される両端子ともフック部8側の内面壁に保持されて
いる。上ケース1と下ケース2とを開放面同士閉じる
と、雄端子71が上記折り曲げの部分から雌端子72の
返しの中に挿入され、雄端子71と雌端子72とが弾性
接触していわゆるコネクタ接続になる。つまり、上ケー
ス1内の雌端子72と下ケース2に保持された雄端子7
1は本実施の形態の乾電池パックを閉じた時に全ての乾
電池4が自動的に直列に接続される。このコネクタ接続
は、雄端子71と雌端子72とのお互いの端子圧力によ
って接触確実になるので上記弾性部材の材質はバネ用リ
ン青銅がのぞましい。
【0054】雄端子71の下ケース2への保持あるいは
固定は、図7を参照して説明した連結端子5の固定方法
とよく似ている。但し、雄端子71の幅は乾電池4の電
極直経程度に狭くても良く、連結端子5の幅より狭くし
ている。雄端子71の板形状は2つの四辺形を段違いに
した形状であり、雄端子71の一方の四辺形を連結端子
5同様に下ケース2に形成した壁73(端子止め54と
ほぼ同一形状)に挿入してネジ止めなど適切な方法で固
定する。雄端子71の他方の四辺形の板は、折り返して
上ケース1に挿入できる長さであり、上ケースの底面付
近で折り返す返しを設けている。なお、雄端子71を上
ケース1に,雌端子72を下ケース2に形成してよいこ
とは勿論である。
【0055】図11は図1の実施の形態における別のコ
ネクタ部7Cの使用例を示す側面概略図である。
【0056】図1及び図10を参照して説明したコネク
タ部7は、上記ケースの回転中心から離れたフック部8
のある壁の内面近傍で接続できるように設置されてい
る。しかし、上ケース1の端子と下ケース2の端子とを
接続する上述のコネクタ部は、ヒンジ部3のある上記2
つのケースの回転中心部(ヒンジ部3を設置した面側)
や側面部に配置しても良い。図11はコネクタ部7Cを
上記回転中心部に設置した例である。
【0057】上ケース1に設けた弾性金属製の雄端子7
4は、一端側を上ケース1の内面に固定し、他端側はく
の字形に折り曲げると共に,上ケース1を閉じた場合に
は下ケース2に挿入できるようになっている。一方、下
ケース2に設けた弾性金属製の雌端子75は、一端側の
先端部を下ケース2の底面に設置し,この底面からヒン
ジ部3の設置された側面を開放面近くまで直角に立ち上
がれせている。立ち上がった先端は、底面側に再度折り
曲げられる。そして、膨らみを持たせて下ケース2の開
放面近くまで他端を再度立ち上げて端子受けを構成して
いる。なお、雌端子75も雄端子74と同様にネジ止め
等で上記ケースの内面に固定される。
【0058】図11では、上ケース1が下ケース2に対
して直角程度に開放されており、雄端子74は雌端子7
5と離れて接続されていない。しかし、上ケース1を閉
じると、雄端子74が下ケース2の雌端子74の上記端
子受けに圧入されて両者は接続される。なお、上述した
コネクタ部7Cは、上ケース1及び下ケース2の側面に
も、同様に構成できることは勿論である。
【0059】図12は図1の実施の形態における外部端
子部9の詳細を示す図であり、(a)は斜視図、(b)
は組立法を説明するための分解斜視図である。
【0060】図1及び図2を参照して上述したとおり、
外部端子部9は無線機等の外部機器に乾電池4からの電
源を端子18及び15から得て外部機器に供給する端子
部である。上記外部機器に電源を供給する外部端子91
及び外部端子92(組立図としては図2に記載)は、下
ケース2の側面上方に設けた箱形容器である外部端子箱
93に収納されている。外部端子箱93の下面には上記
外部機器との端子接続用に端子穴96及び97をあけて
いる。端子穴96及び97は外部端子箱93の内面側が
コの字型屋根状の端子板保持具94及び95によって覆
われている。
【0061】端子穴96と端子板保持具94との間,及
び端子穴97と端子板保持具95との間には、(b)に
示すとおり、金属弾性体の端子板98が下ケース2の内
面側から矢印方向にそれぞれ圧入される。端子板98に
は返しが付いており,この返し部分が端子保持具94を
通り抜けると、端子板98は元の方向に戻らない構造に
なっている。また、端子板98の先端部は、端子保持具
94を通り抜けると、さらなる進入を外部端子箱93の
壁に阻止される。結局、端子板98は外部端子部9の所
定位置に固定されることになる。なお、保持具94に挿
入される端子板98が負電位を供給する外部端子92で
あり、保持具95に挿入される端子板98が正電位を供
給する外部端子91である。
【0062】図13は図1の実施の形態における乾電池
パックと無線機との嵌合を説明するための図であり、
(a)は斜視図、(b)は乾電池パックと無線機との組
立法を説明するための一部載欠した概略側面図である。
【0063】この実施の形態による乾電池パックは、直
列に接続された乾電池4a及び4bの最高電位(+電
位)を外部端子91に供給し、最低電位(−電位)を外
部端子92に供給する。図13における乾電池パック
は、下ケース2にこれまで説明しなかった前爪26a及
び26bと後爪27a及び27bとを含んでいる。前爪
26a及び26bは外部端子部9のある側面に対称的に
配置され、後爪27a及び27bは前爪26a及び26
bとは反対側の側面に配置される。
【0064】外部機器である無線機24は、上記乾電池
パックの外形に合わせた乾電池パック収容部を備えてい
る。無線機24は、上記乾電池パックの前爪26a及び
26bと後爪27a及び27bにそれぞれ対応する位置
に爪止め28a及び28bと爪穴29a及び29bとを
備えている。また、無線機24には上記乾電池パックの
外部端子91及び92から電源供給を受ける受電端子6
2a及び62b(62bは図示せず)を外部端子91及
び92にそれぞれ対応する位置に突出させている。
【0065】無線機24には、上部筐体に開けたガイド
穴25a及び25bに沿って一端をバネ(図示せず)に
よって上記乾電池パックの方にスライドさせることがで
きる爪止め28a及び28bをさらに備えている。爪止
め28a及び28bは無線機24内においてほぼ直角に
曲げられている。爪止め28a及び28bの他端は、上
記乾電池パックの前爪26a及び26bにそれぞれ対応
する位置に突出して前爪26a及び26bを係止でき、
一端は上記バネの弾性に逆らってガイド穴25a及び2
5bに沿ってスライドさせることによって前爪26a及
び26bによる上記乾電池パックの無線機24に対する
係止を解くことができる。爪止め28a及び28bの上
記他端の対称側,つまり上記乾電池パックの後爪27a
及び27bの位置には、後爪27a及び27bをそれぞ
れ挿入できる爪穴29a及び29bを設けている。
【0066】上記乾電池パックを無線機24に固定する
には、まず上記乾電池パックの後爪27a及び27bを
無線機24の爪穴29a及び29bに引っかけたまま、
上記乾電池パックを外部端子部9の方から無線機24の
乾電池パック収容部に押し込む。すると、上記乾電池パ
ックの前爪26a及び26bが端子止め28a及び28
bによって係止され、上記乾電池パックが無線機24に
固定される。上記乾電池パックが無線機24に固定され
ている時には、受電端子62a及び62bは上記乾電池
パックの外部端子91および92と圧接されて無線機2
4は上記乾電池パックから電源供給を受ける。
【0067】なお、上記乾電池パックを無線機24から
開放する場合には、爪止め28a及び28bをガイド穴
25a及び25bに沿って上記乾電池パックの反対方向
にスライドさせた上、上記乾電池パックのフック部8の
取っ手部25を引き上げればよい。
【0068】
【発明の効果】上述したように本発明は、ほぼ同一形状
の開放面同士を向かい合わせて閉じた状態で複数の乾電
池をそれぞれ収納する一面開放の2個の箱形ケースと、
2個の前記箱形ケースの向かい合った前記開放面の一面
を結合すると共に,この結合部を支点にして前記開放面
を回転して開ける回転支点部と、前記回転支点部の反対
側の外面に設けられ,前記開放面の開放するのを係止す
る係止手段と、前記開放面同士を閉じた状態で複数の前
記乾電池を直列に接続する接続手段と、直列に接続され
た複数の前記乾電池の最高電位点に接続された正端子及
び前記乾電池の最低電位点に接続された負端子を外部機
器に接続する外部端子部とを備えるので、多数の乾電池
を小さな面積内に2段積みに収納して効率的に大容量の
電力を得ることができるという効果がある。
【0069】また、この発明による乾電池パックは、形
状の簡単な少数の部品で構成するので、製造費用も少な
くてすむという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多数収納可能な乾電池パックの実
施の形態を示す概略図であり、(a)は一部載欠した側
面図、(b)は正面図、(c)は上ケース1と下ケース
2との開閉を説明する測面図である。
【図2】図1の実施の形態における乾電池4a及び4b
の配置及び接続を示す図である。
【図3】図1の実施の形態における上ケース1と下ケー
ス2との開閉を説明するための側面図である。
【図4】図1の実施の形態における乾電池4a及び4b
の固定法を説明する図であり、(a)は図1(a)のA
1−A2断面図、(b)は一部載欠した下ケース2の斜
視図である。
【図5】図1の実施の形態におけるヒンジ部3の詳細を
示す分解斜視図である。
【図6】図1の実施の形態における別のヒンジ部の使用
を示す図であり、(a)はヒンジ部3Aを用いる場合の
分解側面図、(b)はヒンジ部3Bを用いる場合の説明
図である。
【図7】図1の実施の形態における連結端子5の詳細図
であり、(a)は分解斜視図、(b)は(a)図のB1
−B2断面から見た連結端子5の下ケース2への組立
図、(c)は(b)に乾電池4bを実装した図である。
【図8】図7の連結端子5への乾電池4の逆差し防止機
能を説明する一部載欠した下ケース2の上面図であり、
(a)は乾電池4の+電極を接続する例、(b)は乾電
池4の−電極を接続する例である。
【図9】図1の実施の形態に適用できる別の連結端子5
Aの詳細を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側
面図である。
【図10】図1の実施の形態におけるコネクタ部7
(A)の接続の詳細を示す図であり、(a)は雄端子7
1と雌端子72との接続を示す一部載欠した組立図、
(b)は雌端子72の組立を示す側面図、(c)は雄端
子71の下ケース2への組立を示す分解斜視図である。
【図11】図1の実施の形態における別のコネクタ部7
Cの使用例を示す側面概略図である。
【図12】図1の実施の形態における外部端子部9の詳
細を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は組立法を
説明するための分解斜視図である。
【図13】図1の実施の形態における乾電池パックと無
線機との嵌合を説明するための図であり、(a)は斜視
図、(b)は乾電池パックと無線機との組立法を説明す
るための一部載欠した概略側面図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3,3A,3B ヒンジ部 4(4a,4b) 乾電池 5(5a1〜5a3,5b1〜5b3) 連結端子 7(7A〜7C) コネクタ部 8 フック部 9 外部端子部 10 軸受け部 11 軸穴 12 軸棒 13a,13b 壁面 14〜18 端子 19a(19a1,19a2),19b(19b1,1
9b2) リブ 20 隙間 24 無線機 25a,25b ガイド穴 26a,26b 前爪 27a,27b 後ろ爪 28a,28b 爪止め 29a,29b 爪穴 31 ヒンジ 32a,32b ヒンジ板 33a,33b ネジ 51 端子部 52 板部 53 返し 54 端子止め 55,56 コイルバネ 71,74 雄端子 72,75 雌端子 73 壁 81 係止部 82 取っ手部 91,92 外部端子 93 外部端子箱 94,95 端子板保持具 96,97 端子穴 98 端子板

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ同一形状の開放面同士を向かい合わ
    せて閉じた状態で複数の乾電池をそれぞれ収納する一面
    開放の2個の箱形ケースと、2個の前記箱形ケースの向
    かい合った前記開放面の一面を結合すると共に,この結
    合部を支点にして前記開放面を回転して開ける回転支点
    部と、前記回転支点部の反対側の外面に設けられ,前記
    開放面の開放するのを係止する係止手段と、前記開放面
    同士を閉じた状態で複数の前記乾電池を直列に接続する
    接続手段と、直列に接続された複数の前記乾電池の最高
    電位点に接続された正端子及び前記乾電池の最低電位点
    に接続された負端子を外部機器に接続する外部端子部と
    を備えることを特徴とする多数収納可能な乾電池パッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記箱形ケースの各各が、収納された前
    記乾電池が内部で動揺するのを抑止する乾電池動揺抑止
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載の多数収納
    可能な乾電池パック。
  3. 【請求項3】 前記乾電池動揺抑止手段が、前記乾電池
    の外形を隙間少なく支える前記箱形ケースの内面に形成
    されたリブ構造であることを特徴とする請求項2記載の
    多数収納可能な乾電池パック。
  4. 【請求項4】 前記回転支点部が、向かい合った前記開
    放面に設けられたヒンジ構造であることを特徴とする請
    求項1記載の多数収納可能な乾電池パック。
  5. 【請求項5】 前記回転支点部が、前記箱形ケースの外
    面に設置されたヒンジ構造であることを特徴とする請求
    項1記載の多数収納可能な乾電池パック。
  6. 【請求項6】 前記回転支点部が、2個の前記箱形ケー
    スの向かい合った前記開放面の一面を前記箱形ケースの
    厚さより薄い部材で結合したものであることを特徴とす
    る請求項1記載の多数収納可能な乾電池パック。
  7. 【請求項7】 前記係止手段が、弾性部材の一端が前記
    箱形ケースの一つの外面に固定され,他端が前記開放面
    同士を閉じた状態において前記箱形ケースの別の一つの
    底面を係止するフック構造であることを特徴とする請求
    項1記載の多数収納可能な乾電池パック。
  8. 【請求項8】 前記フック構造の前記他端の近傍構造
    が、閉じた状態における前記箱形ケースの別の一つの底
    面を係止するように前記弾性部材を前記外面から前記底
    面の方にほぼ直角に曲げた係止部と、前記係止部から前
    記外面側にさらに曲げた取っ手部とを備えることを特徴
    とする請求項7記載の多数収納可能な乾電池パック。
  9. 【請求項9】 前記接続手段が、前記箱形ケース毎に,
    隣り合う前記乾電池を直列に接続する連結端子と、2個
    の前記箱形ケースが前記開放面同士を閉じた状態で,前
    記箱形ケースの一つに収納の前記乾電池の最低電位点と
    前記箱形ケースの別の一つに収納の前記乾電池の最高電
    位点とを接続し,前記開放面同士を開いた状態で前記接
    続を解除する第1のコネクタ部と、前記開放面同士を閉
    じた状態で,前記箱形ケースの一つに収納の前記乾電池
    の最高電位点と前記箱形ケースの別の一つに収納の前記
    乾電池の最低電位点とを接続し,前記開放面同士を開い
    た状態で前記接続を解除する第2のコネクタ部とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の多数収納可能な乾電
    池パック。
  10. 【請求項10】 前記連結端子が、弾性部材で構成さ
    れ,2個分の前記乾電池の幅を有すると共に幅中心部に
    切り込みを設けた板状部分と,前記切り込みで分かたれ
    た前記板状部分の一方に返しを形成してバネ部分を設け
    た連結端子部と、前記乾電池の電極が向かう側の前記箱
    形ケースの内面に設けられた壁であって,前記連結端子
    部の板状部分と前記乾電池の正電極とが挿入可能な端子
    止めとを備えることを特徴とする請求項9記載の多数収
    納可能な乾電池パック。
  11. 【請求項11】 前記連結端子が、前記乾電池の正電極
    を接触させる第1のコイルバネと、前記乾電池の負電極
    を接触させると共に前記第1のコイルバネに接続された
    第2のコイルバネと、前記乾電池の電極が向かう側の前
    記箱形ケースの内面に設けられた壁であって,前記第1
    のコイルバネと前記乾電池の正電極とが挿入可能な端子
    止めとを備えることを特徴とする請求項9記載の多数収
    納可能な乾電池パック。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2のコネクタ部が、前
    記係止手段を設けた側の前記箱形ケースの一つの内面に
    保持され,前記箱形ケースの別の一つに挿入可能な先端
    部分を折り返し,前記折り返しの中央部分を膨らますよ
    うに形成した弾性部材で構成された雄端子と、前記係止
    手段を設けた側の前記箱形ケースの一つの内面に底面側
    に返しをつけて保持され,前記箱形ケースを前記開放面
    同士閉じる場合には前記雄端子を前記返しの部分から挿
    入して弾性接触させる雌端子とを備えることを特徴とす
    る請求項9記載の多数収納可能な乾電池パック。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2のコネクタ部が、前
    記箱形ケースの一つの側面の内側に保持され,前記箱形
    ケースの別の一つに挿入可能な先端部分をくの字形に形
    成した弾性部材で構成された雄端子と、前記箱形ケース
    の別の一つの前記側面に対応する側面の内側に底面側に
    返しをつけて保持され,前記箱形ケースを前記開放面同
    士閉じる場合には前記雄端子を前記返しの部分から挿入
    して弾性接触させる雌端子とを備えることを特徴とする
    請求項9記載の多数収納可能な乾電池パック。
  14. 【請求項14】 前記外部端子部が、前記箱形ケースの
    別の一つの側面の一部に設けられ,前記箱形ケースの底
    面側に2個の端子穴を設けた外部端子箱と、前記端子穴
    に対応する前記外部端子箱の内面位置にそれぞれ設けた
    外部端子とを備えることを特徴とする請求項1記載の多
    数収納可能な乾電池パック。
  15. 【請求項15】 2つの前記外部端子が、前記外部機器
    の2つの突出した電源受給端子に同極性同士に圧接接続
    されることを特徴とする請求項14記載の多数収納可能
    な乾電池パック。
  16. 【請求項16】 前記外部端子の前記外部機器の前記電
    源受給端子への圧接接続が、前記箱形ケースの一つの前
    記外部端子箱の下部及び前記外部端子箱に対向する面の
    外側にそれぞれ設けた爪を前記外部機器の乾電池パック
    収納部の前記爪に対向する位置に設けた爪止めでそれぞ
    れ係止することによって行われることを特徴とする請求
    項15記載の多数収納可能な乾電池パック。
JP11211633A 1999-07-27 1999-07-27 多数収納可能な乾電池パック Pending JP2001035462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11211633A JP2001035462A (ja) 1999-07-27 1999-07-27 多数収納可能な乾電池パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11211633A JP2001035462A (ja) 1999-07-27 1999-07-27 多数収納可能な乾電池パック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001035462A true JP2001035462A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16609020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11211633A Pending JP2001035462A (ja) 1999-07-27 1999-07-27 多数収納可能な乾電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001035462A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006156348A (ja) * 2005-10-04 2006-06-15 Sony Computer Entertainment Inc バッテリパックおよびこれを用いた電子機器
JP2007273308A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Icom Inc 電池ケース
US7534523B2 (en) 2004-09-21 2009-05-19 Sony Computer Entertainment Inc. Battery pack and electronic equipment using the same
KR100933426B1 (ko) * 2005-07-21 2009-12-23 주식회사 엘지화학 가변성 전지 카트리지 및 그것으로 구성된 중대형 전지모듈
JP2012123991A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Masudaya Holdings Co Ltd 玩具用乾電池ボックス
KR20130008136A (ko) * 2011-07-12 2013-01-22 에스케이이노베이션 주식회사 배터리 케이스
KR20140092656A (ko) * 2013-01-16 2014-07-24 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩
KR101500548B1 (ko) * 2012-07-12 2015-03-09 주식회사 엘지화학 공간의 사용 효율성을 향상시키는 이차 전지 랙 하우징, 이를 포함하는 전력 저장 장치 랙 하우징의 배열 및 전력 저장 시스템
KR20150109726A (ko) * 2014-03-20 2015-10-02 에스케이이노베이션 주식회사 전지모듈의 어셈블리
KR101795829B1 (ko) * 2013-12-03 2017-11-08 주식회사 엘지화학 전지팩
KR101797688B1 (ko) * 2015-01-15 2017-11-15 주식회사 엘지화학 전지팩들의 전기적 연결 상태를 변경할 수 있는 전지모듈
JP2021525445A (ja) * 2019-01-08 2021-09-24 エルジー・ケム・リミテッド フォールダブルサイドプレートを備えるバッテリーモジュール及びその製造方法
WO2023191226A1 (ko) * 2022-03-30 2023-10-05 주식회사 엘지에너지솔루션 이차전지 모듈

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7534523B2 (en) 2004-09-21 2009-05-19 Sony Computer Entertainment Inc. Battery pack and electronic equipment using the same
US7648796B2 (en) 2004-09-21 2010-01-19 Sony Computer Entertainment Inc. Battery pack and electronic equipment using the same
KR100933426B1 (ko) * 2005-07-21 2009-12-23 주식회사 엘지화학 가변성 전지 카트리지 및 그것으로 구성된 중대형 전지모듈
JP2006156348A (ja) * 2005-10-04 2006-06-15 Sony Computer Entertainment Inc バッテリパックおよびこれを用いた電子機器
JP2007273308A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Icom Inc 電池ケース
JP2012123991A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Masudaya Holdings Co Ltd 玩具用乾電池ボックス
KR101866369B1 (ko) 2011-07-12 2018-06-14 에스케이이노베이션 주식회사 배터리 케이스
KR20130008136A (ko) * 2011-07-12 2013-01-22 에스케이이노베이션 주식회사 배터리 케이스
KR101500548B1 (ko) * 2012-07-12 2015-03-09 주식회사 엘지화학 공간의 사용 효율성을 향상시키는 이차 전지 랙 하우징, 이를 포함하는 전력 저장 장치 랙 하우징의 배열 및 전력 저장 시스템
KR20140092656A (ko) * 2013-01-16 2014-07-24 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩
KR101999402B1 (ko) * 2013-01-16 2019-10-01 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩
KR101795829B1 (ko) * 2013-12-03 2017-11-08 주식회사 엘지화학 전지팩
KR20150109726A (ko) * 2014-03-20 2015-10-02 에스케이이노베이션 주식회사 전지모듈의 어셈블리
KR102117076B1 (ko) 2014-03-20 2020-05-29 에스케이이노베이션 주식회사 전지모듈의 어셈블리
KR101797688B1 (ko) * 2015-01-15 2017-11-15 주식회사 엘지화학 전지팩들의 전기적 연결 상태를 변경할 수 있는 전지모듈
JP2021525445A (ja) * 2019-01-08 2021-09-24 エルジー・ケム・リミテッド フォールダブルサイドプレートを備えるバッテリーモジュール及びその製造方法
JP7062794B2 (ja) 2019-01-08 2022-05-06 エルジー エナジー ソリューション リミテッド フォールダブルサイドプレートを備えるバッテリーモジュール及びその製造方法
WO2023191226A1 (ko) * 2022-03-30 2023-10-05 주식회사 엘지에너지솔루션 이차전지 모듈

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001035462A (ja) 多数収納可能な乾電池パック
US4885219A (en) Rotatable storage compartment for batteries and the like
US20160336577A1 (en) Battery pack
JP3326739B2 (ja) バッテリパック
JPH103899A (ja) バッテリ
JPH04144056A (ja) 電子機器
JPH1186832A (ja) バッテリーの接続構造
JP2001229894A (ja) 電池収納構造
JP7350975B2 (ja) コネクタモジュール、該コネクタモジュールを含むバッテリーパック、自動車、及びコネクタアセンブリ
JP3021847U (ja) 電池収納装置
JP2001076700A (ja) バッテリーパック
JP2004022275A (ja) 電池格納構造
JP4918186B2 (ja) 二次電池モジュール
JP3056078B2 (ja) 乾電池アダプタ
JP3721599B2 (ja) 電子機器
JPH11102681A (ja) 電気自動車用バッテリの接続構造
JPH0737562A (ja) 電池収納装置
CN215732065U (zh) 带有锁固功能的电池盖结构
CN215731959U (zh) 带有锁固功能的电池安装组件
CN110838639A (zh) 盲插头、电能存储器和安装电能存储器的方法
JPH0569852U (ja) 電池アダプタ
JP2004014418A (ja) 電池格納構造
US7430109B2 (en) Electrical device including battery pack and method of making the same
JPH0855615A (ja) パック電池
JPH09199097A (ja) 電池ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309