JPH0855615A - パック電池 - Google Patents
パック電池Info
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- JPH0855615A JPH0855615A JP6188401A JP18840194A JPH0855615A JP H0855615 A JPH0855615 A JP H0855615A JP 6188401 A JP6188401 A JP 6188401A JP 18840194 A JP18840194 A JP 18840194A JP H0855615 A JPH0855615 A JP H0855615A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- battery pack
- unit cells
- charger
- battery
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、収納ケース内に収納された素電池
の放熱を効率的に行うことにより、素電池の熱的な劣化
を防止することを目的とする。 【構成】 本発明は、収納ケース2内に複数の素電池3
a、3bを少なくとも2列に並設したパック電池1にお
いて、収納ケース2は素電池3a、3bを一列毎に収納
する少なくとも2つの収納部2a、2bからなり、各収
納部2a、2bは開閉自在に連結されている。
の放熱を効率的に行うことにより、素電池の熱的な劣化
を防止することを目的とする。 【構成】 本発明は、収納ケース2内に複数の素電池3
a、3bを少なくとも2列に並設したパック電池1にお
いて、収納ケース2は素電池3a、3bを一列毎に収納
する少なくとも2つの収納部2a、2bからなり、各収
納部2a、2bは開閉自在に連結されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の素電池を収納する
パック電池に関する。
パック電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラやパーソナルコンピ
ュータ等は、小型で携帯可能となり、その電源として、
充電可能な被充電電池が広く用いられている。この場
合、1個の被充電電池だけでは十分な電力を供給するこ
とができないため、複数の素電池を収納ケース内に収納
したパック電池の形態とする場合が多い。
ュータ等は、小型で携帯可能となり、その電源として、
充電可能な被充電電池が広く用いられている。この場
合、1個の被充電電池だけでは十分な電力を供給するこ
とができないため、複数の素電池を収納ケース内に収納
したパック電池の形態とする場合が多い。
【0003】このようなパック電池として、実開平1−
168952号公報に見られるように、収納ケース内に
複数の素電池を少なくとも2列に並設したパック電池が
ある。図6は斯るパック電池を充電器に装着して充電す
る場合の斜視図を示しており、60はパック電池であ
り、内部に10個の素電池61a、61bを5個ずつ上
下2列に並設して収納している。また、図に現れていな
いが、パック電池60はその下面に一対の充電端子を備
えている。62は充電器であり、上面にパック電池60
の装着部63を備え、この装着部63には、パック電池
60の充電端子に接触する充電接点を設けている。
168952号公報に見られるように、収納ケース内に
複数の素電池を少なくとも2列に並設したパック電池が
ある。図6は斯るパック電池を充電器に装着して充電す
る場合の斜視図を示しており、60はパック電池であ
り、内部に10個の素電池61a、61bを5個ずつ上
下2列に並設して収納している。また、図に現れていな
いが、パック電池60はその下面に一対の充電端子を備
えている。62は充電器であり、上面にパック電池60
の装着部63を備え、この装着部63には、パック電池
60の充電端子に接触する充電接点を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】斯る構成において、パ
ック電池60の充電を行った場合、充電が進むにつれて
素電池61a、61bは発熱する。更に、充電器62内
部の発熱部品(トランス、インバータトランジスタ等)
も発熱する。
ック電池60の充電を行った場合、充電が進むにつれて
素電池61a、61bは発熱する。更に、充電器62内
部の発熱部品(トランス、インバータトランジスタ等)
も発熱する。
【0005】このような状態において、パック電池60
の上列に位置する素電池61aは、充電器62との間に
下列の素電池61bが存在するために充電器62内の発
熱の影響をほとんど受けない。また、素電池61aは、
外部と大きく接触しているため、素電池61a自身の発
熱は効率良く放出される。これに対し、下列に位置する
素電池61bは、上列に位置する素電池61aと充電器
62とに囲まれているため、電池自身の発熱を効果的に
放熱できず、更には、素電池61bと充電器62との発
熱の影響も受けることとなる。その結果、斯る素電池6
1bは非常に高温となり、電池特性が劣化する。
の上列に位置する素電池61aは、充電器62との間に
下列の素電池61bが存在するために充電器62内の発
熱の影響をほとんど受けない。また、素電池61aは、
外部と大きく接触しているため、素電池61a自身の発
熱は効率良く放出される。これに対し、下列に位置する
素電池61bは、上列に位置する素電池61aと充電器
62とに囲まれているため、電池自身の発熱を効果的に
放熱できず、更には、素電池61bと充電器62との発
熱の影響も受けることとなる。その結果、斯る素電池6
1bは非常に高温となり、電池特性が劣化する。
【0006】そこで、本発明は、複数の素電池を収納し
たパック電池において、全ての素電池の熱的な劣化を防
止することを目的とするものである。
たパック電池において、全ての素電池の熱的な劣化を防
止することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のパック電
池は、収納ケース内に複数の素電池を少なくとも2列に
並設したパック電池において、前記収納ケースは前記素
電池を一列毎に収納する少なくとも2つの収納部からな
り、各収納部は開閉自在に連結されていることを特徴と
している。
池は、収納ケース内に複数の素電池を少なくとも2列に
並設したパック電池において、前記収納ケースは前記素
電池を一列毎に収納する少なくとも2つの収納部からな
り、各収納部は開閉自在に連結されていることを特徴と
している。
【0008】また、この第1のパック電池において、本
体ケースは充電端子を有し、この充電端子は前記収納部
を閉状態としたときの対向面の一方に設けられているこ
とを特徴としている。
体ケースは充電端子を有し、この充電端子は前記収納部
を閉状態としたときの対向面の一方に設けられているこ
とを特徴としている。
【0009】更に、本発明の第2のパック電池は、収納
ケース内に複数の素電池を束ねた形態に収納したパック
電池において、前記収納ケースは内方に位置する素電池
を出没可能に収納したことを特徴としている。
ケース内に複数の素電池を束ねた形態に収納したパック
電池において、前記収納ケースは内方に位置する素電池
を出没可能に収納したことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明のパック電池は、その収納ケースが素電
池を一列毎に収納すると共に、開閉自在な少なくとも2
つの収納部からなり、あるいは、収納ケースが内方に位
置する素電池を出没可能に収納している。従って、これ
らパック電池の充電時にあっては、収納部を開状態とす
るか、あるいは突出状態とすることによって、全ての素
電池の放熱が効果的に行われる。
池を一列毎に収納すると共に、開閉自在な少なくとも2
つの収納部からなり、あるいは、収納ケースが内方に位
置する素電池を出没可能に収納している。従って、これ
らパック電池の充電時にあっては、収納部を開状態とす
るか、あるいは突出状態とすることによって、全ての素
電池の放熱が効果的に行われる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示す斜視図であ
り、1はパック電池、2は10個の素電池3a、3bを
収納する収納ケースであり、2つの収納部2a、2bか
ら構成される。各収納部2a、2bは夫々5個の素電池
3a、3bを一列に収納すると共に、各収納部2a、2
bはヒンジ部4を介して開閉自在に連結されている。図
1は収納部2a、2bの開状態を示しており、図中の矢
印方向に回動することによって閉状態となる。
り、1はパック電池、2は10個の素電池3a、3bを
収納する収納ケースであり、2つの収納部2a、2bか
ら構成される。各収納部2a、2bは夫々5個の素電池
3a、3bを一列に収納すると共に、各収納部2a、2
bはヒンジ部4を介して開閉自在に連結されている。図
1は収納部2a、2bの開状態を示しており、図中の矢
印方向に回動することによって閉状態となる。
【0012】なお、図に現れていないが、収納部2bの
下面には、一対の充電端子が設けられており、更に、各
収納部2a、2bに収納された素電池3a、3bは、図
示していないリード線やフレキシブル基板により電気的
に接続されている。
下面には、一対の充電端子が設けられており、更に、各
収納部2a、2bに収納された素電池3a、3bは、図
示していないリード線やフレキシブル基板により電気的
に接続されている。
【0013】5a、5bは収納部2a、2bの対向面に
夫々設けられた係合突起及び係合凹所であり、収納部2
a、2bを閉状態としたとき(例えば、パック電池1を
電気機器等の電源として使用するとき)に、互いに係合
して閉状態を保持する。
夫々設けられた係合突起及び係合凹所であり、収納部2
a、2bを閉状態としたとき(例えば、パック電池1を
電気機器等の電源として使用するとき)に、互いに係合
して閉状態を保持する。
【0014】6は充電器であり、上面にパック電池1の
装着部7を備え、この装着部7には、パック電池1の充
電端子に接触する充電接点を設けている。
装着部7を備え、この装着部7には、パック電池1の充
電端子に接触する充電接点を設けている。
【0015】斯る構成において、パック電池1の充電を
行う場合、収納部2a、2bを開状態として、収納部2
bを充電器6の装着部7に装着する。この状態において
は、収納部2aは、充電器6から大きく横にずれた位置
に存在するため、素電池3aは充電器6内の発熱の影響
を受けない。また、収納部2aは、上下とも外部に大き
く接触しているため、素電池3a自身の発熱は外部に放
出される。従って、素電池3aは熱的に劣化することは
ない。
行う場合、収納部2a、2bを開状態として、収納部2
bを充電器6の装着部7に装着する。この状態において
は、収納部2aは、充電器6から大きく横にずれた位置
に存在するため、素電池3aは充電器6内の発熱の影響
を受けない。また、収納部2aは、上下とも外部に大き
く接触しているため、素電池3a自身の発熱は外部に放
出される。従って、素電池3aは熱的に劣化することは
ない。
【0016】一方、収納部2b内の素電池3bは、電池
自身発熱し、充電器6の発熱の影響も受けるものの、上
面が大きく外部に露出しているため、素電池3bの発熱
も充電器6からの発熱も、効果的に外部に放出すること
ができる。従って、素電池3bは、高温状態に晒される
ことはなく、素電池3aと同様に素電池3bも熱的に劣
化することはない。
自身発熱し、充電器6の発熱の影響も受けるものの、上
面が大きく外部に露出しているため、素電池3bの発熱
も充電器6からの発熱も、効果的に外部に放出すること
ができる。従って、素電池3bは、高温状態に晒される
ことはなく、素電池3aと同様に素電池3bも熱的に劣
化することはない。
【0017】図2は本発明の第2実施例を示しており、
21はパック電池、22は10個の素電池23a、23
bを収納する収納ケースであり、2つの収納部22a、
22bから構成される。各収納部22a、22bは夫々
5個の素電池23a、23bを一列に収納すると共に、
各収納部22a、22bはヒンジ部24を介して開閉自
在に連結されている。図2は収納部22a、22bの開
状態を示している。
21はパック電池、22は10個の素電池23a、23
bを収納する収納ケースであり、2つの収納部22a、
22bから構成される。各収納部22a、22bは夫々
5個の素電池23a、23bを一列に収納すると共に、
各収納部22a、22bはヒンジ部24を介して開閉自
在に連結されている。図2は収納部22a、22bの開
状態を示している。
【0018】25は収納部22a、22bの対向面に設
けられた係合部であり、収納部22a、22bを閉状態
としたとき(即ち、パック電池21を電気機器等の電源
として使用するとき)に、斯る閉状態を保持する。26
は収納部22bにおいて収納部22aとの対向面に設け
られた一対の充電端子、27は収納部22aに設けられ
た一対の放電端子である。なお、各収納部22a、22
bに収納された素電池23a、23bは、図示していな
いリード線やフレキシブル基板により電気的に接続され
ている。
けられた係合部であり、収納部22a、22bを閉状態
としたとき(即ち、パック電池21を電気機器等の電源
として使用するとき)に、斯る閉状態を保持する。26
は収納部22bにおいて収納部22aとの対向面に設け
られた一対の充電端子、27は収納部22aに設けられ
た一対の放電端子である。なお、各収納部22a、22
bに収納された素電池23a、23bは、図示していな
いリード線やフレキシブル基板により電気的に接続され
ている。
【0019】更に、28は充電器であり、充電器28の
上面には、斜面に形成されたパック電池21の装着部2
9が設けられている。この装着部29には、パック電池
21の充電端子に接触する充電接点30を配されてい
る。
上面には、斜面に形成されたパック電池21の装着部2
9が設けられている。この装着部29には、パック電池
21の充電端子に接触する充電接点30を配されてい
る。
【0020】斯る構成においても、第1実施例と同様、
収納部22a、22b内に収納された素電池23a、2
3bは、十分に放熱することができ、熱的に劣化するこ
とはない。また、この実施例では、パック電池21を機
器の電源として使用するべく閉状態とすると、充電端子
26は収納部22a、22bにて隠され、保護されるこ
ととなる。
収納部22a、22b内に収納された素電池23a、2
3bは、十分に放熱することができ、熱的に劣化するこ
とはない。また、この実施例では、パック電池21を機
器の電源として使用するべく閉状態とすると、充電端子
26は収納部22a、22bにて隠され、保護されるこ
ととなる。
【0021】更に、この実施例では、充電器28の装着
部29が傾斜しており、パック電池21を装着部29に
装着すると、収納部22aの先端が充電器28の底面と
ほぼ同じ高さになる。従って、充電器28から横方向に
大きくずれて位置する収納部22aに、例えば上方から
不所望な力が加わったとしても、収納部22aの先端は
充電器28を載置している載置面(例えば、机の上面で
あり、図中に破線で示す)に支えられるため、パック電
池21が破損したり、充電器28から外れたりすること
はない。
部29が傾斜しており、パック電池21を装着部29に
装着すると、収納部22aの先端が充電器28の底面と
ほぼ同じ高さになる。従って、充電器28から横方向に
大きくずれて位置する収納部22aに、例えば上方から
不所望な力が加わったとしても、収納部22aの先端は
充電器28を載置している載置面(例えば、机の上面で
あり、図中に破線で示す)に支えられるため、パック電
池21が破損したり、充電器28から外れたりすること
はない。
【0022】図3は本発明の第3実施例を示しており、
31はパック電池、32は10個の素電池33a、33
bを収納する収納ケースであり、2つの収納部32a、
32bから構成される。各収納部32a、32bは同一
形状であり、夫々5個の素電池33a、33bを一列に
収納する。34は収納部32a、32bの一端に取り付
けられ、これらを回動自在に連結する連結部、35は収
納部32a、32bの他端に取り付けられた固定フック
であり、収納部32a、32bを閉状態としたとき(即
ち、パック電池31を電気機器等の電源として使用する
とき)に、この状態を保持する。
31はパック電池、32は10個の素電池33a、33
bを収納する収納ケースであり、2つの収納部32a、
32bから構成される。各収納部32a、32bは同一
形状であり、夫々5個の素電池33a、33bを一列に
収納する。34は収納部32a、32bの一端に取り付
けられ、これらを回動自在に連結する連結部、35は収
納部32a、32bの他端に取り付けられた固定フック
であり、収納部32a、32bを閉状態としたとき(即
ち、パック電池31を電気機器等の電源として使用する
とき)に、この状態を保持する。
【0023】36a、36bは収納部32a、32bの
夫々の下面に設けられた一対の充電端子、37は各収納
部32a、32bに収納された素電池33a、33bを
電気的に接続するフレキシブル基板である。
夫々の下面に設けられた一対の充電端子、37は各収納
部32a、32bに収納された素電池33a、33bを
電気的に接続するフレキシブル基板である。
【0024】斯る実施例におけるパック電池31は、収
納部32a、32bの形状を全く同じにすることによ
り、いずれの収納部32a、32bも、図1や図2に示
す充電器6(28)に装着することができるようにした
ものである。従って、収納部32a、32bを交互に充
電器に装着することにより、充電器の発熱による影響を
図1や図2に示す第1実施例及び第2実施例のものと比
較して、半減することができる。
納部32a、32bの形状を全く同じにすることによ
り、いずれの収納部32a、32bも、図1や図2に示
す充電器6(28)に装着することができるようにした
ものである。従って、収納部32a、32bを交互に充
電器に装着することにより、充電器の発熱による影響を
図1や図2に示す第1実施例及び第2実施例のものと比
較して、半減することができる。
【0025】図4及び図5は本発明の第4実施例を示し
ている。41は電動工具の電源として使用するのに好適
なパック電池、42は10個の素電池43を収納する収
納ケースであり、立方体形状の本体部42a内に9個の
素電池43を束ねた形態に収納し、斯る本体部42aよ
り下方に突出した筒状の突出部42b内に1個の素電池
43を収納している。44は本体部42aに収納された
素電池43のうち、中央に位置する素電池43を収納す
る有底筒状の収納部であり、下端開口部周縁に鍔部44
aを有する。また、この収納部44は本体部42aに対
して出没自在となっている。
ている。41は電動工具の電源として使用するのに好適
なパック電池、42は10個の素電池43を収納する収
納ケースであり、立方体形状の本体部42a内に9個の
素電池43を束ねた形態に収納し、斯る本体部42aよ
り下方に突出した筒状の突出部42b内に1個の素電池
43を収納している。44は本体部42aに収納された
素電池43のうち、中央に位置する素電池43を収納す
る有底筒状の収納部であり、下端開口部周縁に鍔部44
aを有する。また、この収納部44は本体部42aに対
して出没自在となっている。
【0026】45は収納ケースの本体部42aと突出部
42bとの付け根部分において、収納部44の鍔部44
aに臨むように穿たれた開口、46は突出部42b内に
収納された素電池43と、収納部44内に収納された素
電池43との間に配されたバネ部材であり、これら素電
池43を電気的に接続すると共に、収納部44を常時本
体部42a内に格納するように、収納部44内の素電池
43に引張力を付与する。47は収納ケース42の突出
部42bの下端に設けられた一対の充電端子、48は収
納部44内の素電池と本体部42a内に収納された素電
池43とを電気的に接続するフレキシブル基板である。
42bとの付け根部分において、収納部44の鍔部44
aに臨むように穿たれた開口、46は突出部42b内に
収納された素電池43と、収納部44内に収納された素
電池43との間に配されたバネ部材であり、これら素電
池43を電気的に接続すると共に、収納部44を常時本
体部42a内に格納するように、収納部44内の素電池
43に引張力を付与する。47は収納ケース42の突出
部42bの下端に設けられた一対の充電端子、48は収
納部44内の素電池と本体部42a内に収納された素電
池43とを電気的に接続するフレキシブル基板である。
【0027】一方、49は充電器、50は充電器49の
上面に設けられた電池装着凹所であり、充電するパック
電池41の突出部42bを挿入して装着するものであ
る。51は電池装着凹所50内に配された一対の充電接
点、52は電池装着凹所50の開口部近傍において上方
に向かって突出形成されたリブである。
上面に設けられた電池装着凹所であり、充電するパック
電池41の突出部42bを挿入して装着するものであ
る。51は電池装着凹所50内に配された一対の充電接
点、52は電池装着凹所50の開口部近傍において上方
に向かって突出形成されたリブである。
【0028】斯る構成において、パック電池41の充電
を行う場合、突出部42bを充電器49の電池装着凹所
50内に挿入する。斯る挿入に伴い、充電器49のリブ
52がパック電池41の開口45内に進入して収納部4
4の鍔部44aに当接し、収納部44をバネ部材46の
引張力に抗して上方へ突出させる。その結果、収納部4
4内に収納された素電池43、即ち本体部42aの中央
に位置する素電池43は、外部と大きく接触することと
なる。従って、充電中の素電池43自身の発熱は外部に
放出され、素電池43が熱的に劣化することはない。
を行う場合、突出部42bを充電器49の電池装着凹所
50内に挿入する。斯る挿入に伴い、充電器49のリブ
52がパック電池41の開口45内に進入して収納部4
4の鍔部44aに当接し、収納部44をバネ部材46の
引張力に抗して上方へ突出させる。その結果、収納部4
4内に収納された素電池43、即ち本体部42aの中央
に位置する素電池43は、外部と大きく接触することと
なる。従って、充電中の素電池43自身の発熱は外部に
放出され、素電池43が熱的に劣化することはない。
【0029】また、突出部42b内の素電池43は、収
納部44の上方への突出に伴って、その上方に空間が拡
がる。従って、突出部42b内の素電池43も斯る空間
により効果的な放熱を行うことができる。
納部44の上方への突出に伴って、その上方に空間が拡
がる。従って、突出部42b内の素電池43も斯る空間
により効果的な放熱を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の第1のパック電池は、収納ケー
ス内に複数の素電池を少なくとも2列に並設したパック
電池において、前記収納ケースは前記素電池を一列毎に
収納する少なくとも2つの収納部からなり、各収納部は
開閉自在に連結されている。また、本発明の第2のパッ
ク電池は、収納ケース内に複数の素電池を束ねた形態に
収納したパック電池において、前記収納ケースは内方に
位置する素電池を出没可能に収納している。従って、こ
れらパック電池の充電時にあっては、収納ケースにおい
て対となっている収納部を開状態とするか、あるいは収
納部を突出状態とすることによって、全ての素電池の放
熱が効果的に行われ、素電池の熱的な劣化を防止するこ
とができる。
ス内に複数の素電池を少なくとも2列に並設したパック
電池において、前記収納ケースは前記素電池を一列毎に
収納する少なくとも2つの収納部からなり、各収納部は
開閉自在に連結されている。また、本発明の第2のパッ
ク電池は、収納ケース内に複数の素電池を束ねた形態に
収納したパック電池において、前記収納ケースは内方に
位置する素電池を出没可能に収納している。従って、こ
れらパック電池の充電時にあっては、収納ケースにおい
て対となっている収納部を開状態とするか、あるいは収
納部を突出状態とすることによって、全ての素電池の放
熱が効果的に行われ、素電池の熱的な劣化を防止するこ
とができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す側面図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す側面断面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
1 パック電池 2 収納ケース 2a、2b 収納部 3a、3b 素電池 4 ヒンジ部
Claims (3)
- 【請求項1】 収納ケース内に複数の素電池を少なくと
も2列に並設したパック電池において、前記収納ケース
は前記素電池を一列毎に収納する少なくとも2つの収納
部からなり、各収納部は開閉自在に連結されていること
を特徴とするパック電池。 - 【請求項2】 前記収納ケースは充電端子を有し、この
充電端子は前記収納部を閉状態としたときの対向面の一
方に設けられていることを特徴とする請求項1のパック
電池。 - 【請求項3】 収納ケース内に複数の素電池を束ねた形
態に収納したパック電池において、前記収納ケースは内
方に位置する素電池を出没可能に収納したことを特徴と
するパック電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6188401A JPH0855615A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | パック電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6188401A JPH0855615A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | パック電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0855615A true JPH0855615A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16223004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6188401A Pending JPH0855615A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | パック電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0855615A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002077997A1 (fr) * | 2001-03-22 | 2002-10-03 | Sony Corporation | Systeme de reproduction, appareil electronique et appareil d'enregistrement et/ou de lecture de disques |
JP2007508681A (ja) * | 2003-10-14 | 2007-04-05 | ブラック アンド デッカー インク | バッテリパックにおいてバッテリセルを相互接続するための装置及びその方法 |
JP2008544441A (ja) * | 2005-07-21 | 2008-12-04 | エルジー・ケム・リミテッド | 折り曲げ可能なバッテリーカートリッジ及び中または大型バッテリーモジュール |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP6188401A patent/JPH0855615A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002077997A1 (fr) * | 2001-03-22 | 2002-10-03 | Sony Corporation | Systeme de reproduction, appareil electronique et appareil d'enregistrement et/ou de lecture de disques |
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JP2008544441A (ja) * | 2005-07-21 | 2008-12-04 | エルジー・ケム・リミテッド | 折り曲げ可能なバッテリーカートリッジ及び中または大型バッテリーモジュール |
US8263249B2 (en) | 2005-07-21 | 2012-09-11 | Lg Chem, Ltd. | Foldable battery cartridge and middle or large-sized battery module |
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