JP2001034177A - 透明電磁波シ―ルドフイルムの貼り合わせ方法 - Google Patents

透明電磁波シ―ルドフイルムの貼り合わせ方法

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JP2001034177A JP11202492A JP20249299A JP2001034177A JP 2001034177 A JP2001034177 A JP 2001034177A JP 11202492 A JP11202492 A JP 11202492A JP 20249299 A JP20249299 A JP 20249299A JP 2001034177 A JP2001034177 A JP 2001034177A
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Yoshihiro Hieda
嘉弘 稗田
Kazuaki Sasa
和明 佐々
Kazuhiko Miyauchi
和彦 宮内
Toshitaka Nakamura
年孝 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＰＤＰのパネル前面に電磁波シ―ルドフイル
ムを直接貼り合わせるにあたり、ＰＤＰの段差部分や突
出部への応力集中を防ぐことにより、ＰＤＰの破損を防
止することを目的とする。 【解決手段】 厚み方向に段差３（４）があり、また背
面に突出部５があるＰＤＰ１２の前面に、透明電磁波シ
―ルドフイルム８を貼り合わせるにあたり、上記パネル
１２をそのパネル形状に適合するアタツチメント６に装
着して、上記の段差３（４）や突出部５を見掛け上なく
した状態で上記フイルム８の貼り合わせを行うことを特
徴とする透明電磁波シ―ルドフイルムの貼り合わせ方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ映像などを
表示するプラズマデイスプレイパネル（以下、ＰＤＰと
いう）のパネル前面に、透明電磁波シ―ルドフイルムを
直接貼り合わせる方法に関し、さらに詳しくは、上記シ
―ルドフイルムを貼り合わせる際のＰＤＰの破損を防止
する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＰＤＰから発生する電磁波と近赤
外線を遮蔽するため、パネルの前面に電磁波シ―ルドフ
イルタを離して設置している。このフイルタは、ガラス
板やアクリル板などの透明基板に、電磁波シ―ルド機能
としてＡｇなどのスパツタ層や近赤外線吸収層などを付
与し、視角側の最表面と背面に低反射防止機能を付与し
たものである。しかし、このようなフイルタをパネルか
ら離れた距離に設置すると、空気層ができ外光の２重反
射が発生する問題と、透明基板を使用するため、ＰＤＰ
が厚くなつたり、重くなるなどの問題があつた。
【０００３】このような問題を解決するため、ＰＤＰの
パネル前面に電磁波シ―ルドフイルムをロ―ルなどによ
り直接貼り合わせる方法が考えられている。この直貼り
方式では、従来のような空気層がないため、外光の２重
反射の問題がなく、また上記電磁波シ―ルドフイルムは
薄くてかつ軽量化可能のため、従来のようにＰＤＰが厚
くなつたり、重量が重くなるなどの問題を回避できる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ＰＤＰは、厚
さが３mm程度の前面基板と背面基板の２重ガラス基板構
造で、前面基板の長辺両端にバス電極を、背面基板の短
辺両端にアドレス電極をそれぞれ持ち、この両電極部に
おいて両基板間に厚み方向に段差、つまり基板厚さ分の
段差が存在する形状となつており、また、ＰＤＰにはガ
ス封入管などが装備されて、背面側に突出部を有する形
状となつている。このため、このＰＤＰに電磁波シ―ル
ドフイルムをロ―ルなどで直接貼り合わせると、上記段
差部分や突出部に応力が集中し、ＰＤＰが破損する問題
があつた。
【０００５】本発明は、このような問題点に鑑み、ＰＤ
Ｐのパネル前面に電磁波シ―ルドフイルムを直接貼り合
わせるにあたり、ＰＤＰの段差部分や突出部への応力集
中を防いでＰＤＰの破損を防止することを目的としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために、鋭意検討した結果、ＰＤＰのパネ
ル前面に電磁波シ―ルドフイルムを直接貼り合わせるに
あたり、ＰＤＰの形状に適合したアタツチメントを使用
し、このアタツチメントにＰＤＰを装着して、ＰＤＰの
段差や突出部を見掛け上なくし、この状態で上記シ―ル
ドフイルムの貼り合わせを行うようにすると、前記のよ
うな段差部分や突出部への応力集中が防がれて、電磁波
シ―ルドフイルムをＰＤＰの破損を伴わずにパネル表面
に良好に貼り付けできることを知り、本発明を完成する
に至つた。
【０００７】すなわち、本発明は、厚み方向に段差があ
るＰＤＰの前面に、透明電磁波シ―ルドフイルムを貼り
合わせるにあたり、上記パネルをそのパネル形状に適合
するアタツチメントに装着して、上記の段差を見掛け上
なくした状態で上記フイルムの貼り合わせを行うことを
特徴とする透明電磁波シ―ルドフイルムの貼り合わせ方
法（請求項１）に係るものであり、とくに、前面基板と
背面基板との２重構造で、前面基板の長辺両端にバス電
極を、背面基板の短辺両端にアドレス電極をそれぞれ持
ち、この両電極部において前面基板と背面基板との間に
厚み方向に段差があり、また背面基板の背面側にはガス
封入管からなる突出部があるＰＤＰを、上記バス電極に
対向する長辺両側部と、上記アドレス電極に対向する短
辺両側部と、上記突出部を嵌入する孔を形成した底部と
からなるアタツチメントに、背面基板の上記突出部が上
記底部の孔に嵌入し、かつ前面基板と長辺両側部および
短辺両側部とがほぼ面一となり、さらに前面基板および
背面基板の各長辺両端に長辺両側部が、前面基板および
背面基板の各短辺両端に短辺両側部がそれぞれ隙間なく
対向して、上記両基板間の厚み方向の段差が見掛け上な
くなるように装着し、この状態で上記パネルの前面に透
明電磁波シ―ルドフイルムを貼り合わせることを特徴と
する透明電磁波シ―ルドフイルムの貼り合わせ方法（請
求項２）に係るものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参考にして説明する。図１〜図３は、本発明
に適用されるＰＤＰの一例を示したもので、図１は正面
図、図２は図１のII−II線断面図、図３は図１のIII −
III 線断面図である。
【０００９】図１〜図３において、ＰＤＰ１２は、ガラ
ス製の前面基板１とガラス製の背面基板２との２重構造
からなり、前面基板１の長辺両端１Ａ，１Ｂにバス電極
１０を、背面基板２の短辺両端２Ｃ，２Ｄにアドレス電
極２０をそれぞれ持ち、この両電極部１０，２０におい
て前面基板１と背面基板２との間に厚み方向に段差、つ
まり基板厚さ分の約３mm程度の段差３，４が存在する形
状となつている。また、背面基板２の背面側には、ふた
つのガス封入管２１，２２からなる突出部５が存在する
形状となつている。なお、図１において、パネル表面の
点線で囲まれた領域は、ＰＤＰ１２の有効表示領域１２
０に相当する。
【００１０】図４および図５は、上記のように構成され
るＰＤＰを、本発明に使用するアタツチメントに装着し
た状態を示したものであり、このうち、図４は図２に対
応する断面図、図５は図３に対応する断面図である。
【００１１】図４および図５において、アタツチメント
６は、ＰＤＰ１２のバス電極１０に対向する長辺両側部
６Ａ，６Ｂと、ＰＤＰ１２のアドレス電極２０に対向す
る短辺両側部６Ｃ，６Ｄと、ＰＤＰ１２の突出部５（ガ
ス封入管２１，２２）を嵌入する孔６０，６１を形成し
た底部６Ｅとの５部品から構成され、これによりＰＤＰ
１２の形状に適合する構造とされており、上記の各部品
はそれぞれ取りはずし可能で、ＰＤＰ１２に対して着脱
自在に形成されている。
【００１２】このようなアタツチメント６は、塩ビ樹
脂、アクリル樹脂、ポリカ―ボネ―ト樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアセタ―ルな
どのプラスチツク（樹脂）、ポリウレタンのような熱可
塑性エラストマ―、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂、
さらには紫外線（光）硬化性樹脂や発泡体、繊維強化プ
ラスチツク樹脂（ＦＲＰ）などの複合材料、セラミツク
などの無機質、金属、その他の成形材料により、成形す
ることができる。成形材料に発泡体などを使用すると、
ＰＤＰ装着時やシ―ルドフイルム貼り合わせ時の割れ防
止により効果があるため、望ましい。また、このような
発泡体などからなるクツシヨン層を、アタツチメント６
に対し部分的に設けてもよく、とくに突出部５が嵌入す
る孔６０，６１に上記クツシヨン層を設けるのが望まし
い。
【００１３】アタツチメント６へのＰＤＰ１２の装着
は、まず、アタツチメント６の底部６Ｅに、背面基板２
の突出部５を孔６０，６１に嵌入させて、装着する。つ
ぎに、バス電極１０に対向させる長辺両側部６Ａ，６Ｂ
を適正に位置決めして、この両側部６Ａ，６Ｂを短辺方
向に並設されたそれぞれ２個のネジ６２（６３），６４
（６５）により底部６Ｅに対して固定して、装着する。
同様に、アドレス電極２０に対向させる短辺両側部６
Ｃ，６Ｄを適正に位置決めして、この両側部６Ｃ，６Ｄ
を長辺方向に並設されたそれぞれ２個のネジ６６（６
７），６８（６９）により底部６Ｅに対して固定して、
装着する。
【００１４】ここで、上記装着後に、前面基板１と長辺
両側部６Ａ，６Ｂおよび短辺両側部６Ｃ，６Ｄとがほぼ
面一となる、つまり透明電磁波シ―ルドフイルムを貼り
合わせる前面側がほぼ水平となるように、位置決め固定
するのが肝要である。また、前面基板１の長辺両端１
Ａ，１Ｂだけでなく、背面基板２の長辺両端２Ａ，２Ｂ
にも、長辺両側部６Ａ，６Ｂが隙間なく対向するように
位置決め固定して、上記両基板１，２間の厚み方向の段
差３が見掛け上なくなるようにし、同様に、背面基板２
の短辺両端２Ｃ，２Ｄだけでなく、前面基板１の短辺両
端１Ｃ，１Ｄにも、短辺両側部６Ｃ，６Ｄが隙間なく対
向するように位置決め固定して、上記両基板１，２間の
厚み方向の段差４が見掛け上なくなるようにするのが肝
要である。なお、上記の装着とさらにその後の脱着を容
易にするため、アタツチメント６の底部６Ｅなどに嵌合
用の溝を形成しておくこともできる。
【００１５】本発明においては、ＰＤＰ１２を上記のよ
うにアタツチメント６に装着した状態で、図６に示すよ
うに、ラミネ―タ―ロ―ルやゴムロ―ルなどからなる貼
り付けロ―ル７を用いて、ＰＤＰ１２のパネル前面に透
明電磁波シ―ルドフイルム８を直接貼り合わせる。その
際、ＰＤＰ１２を装着したアタツチント６を矢印方向イ
に移動させながら貼り合わせてもよいし、逆に上記ロ―
ル７を移動させながら貼り合わせてもよい。また、上記
フイルム８に設けられた接着剤層で貼り付けできる必要
最小限の圧がパネル前面に均一にかかるようにするのが
よい。
【００１６】透明電磁波シ―ルドフイルム８は、図７に
示すように、ポリエチレンテレフタレ―トなどのポリエ
ステル樹脂や他の各種樹脂からなる、厚さが通常５〜
２，０００μｍの透明なフイルム基体８０の片面に、透
明な電磁波シ―ルド層８１と、またこの上に表面硬度、
耐擦傷性、防汚染性を付与するための保護層、反射防止
性、防眩性（アンチグレア）などを付与するための各種
表面層などからなる、上記保護層や各種表面層の合計厚
さが通常０．０５〜２０μｍとなる透明な被覆層８２が
設けられている。なお、この被覆層８２の代わりに、上
記同様の反射防止性や防眩性（アンチグレア）が付与さ
れかつ上記同様の保護機能を有する粘着フイルムを使用
して、これを電磁波シ―ルド層８１の上に貼り合わせる
ようにしてもよい。また、上記フイルム基体８０の反対
面には、パネル前面に貼り合わせるための透明な接着剤
層８３と、この上に接着剤層８３の保護および取り扱い
性を容易にするための剥離紙などのセパレ―タ９が設け
られている。このセパレ―タ９は、パネル前面への上記
貼り合わせ時に剥離される。
【００１７】透明な電磁波シ―ルド層８１は、厚さが通
常５０〜５００ｎｍ程度のもので、表面抵抗が０．５〜
２０Ω／□のものとして、蒸着法やスパツタ法などのド
ライプロセスで作製できる金属薄膜と高屈折率誘電体薄
膜とからなる多層構成の透明導電膜が挙げられ、その
他、１Ω／□以下の金属薄膜をパタ―ニングしたメツシ
ユ状のものなども用いられる。なお、ＰＤＰから電磁波
とともに発生する近赤外線（８００〜１，０００ｎｍ）
は、上記透明導電膜などでも遮断できるが、この遮断効
果を向上させるため、染料・顔料による近赤外線吸収層
を設けたり、高分子液晶のＲ体とＳ体を組み合わせた反
射型フイルムなどを設けるようにしてもよい。さらに、
ＰＤＰ画像表示の色補正膜などを用いてもよい。
【００１８】透明な接着剤層８３は、厚さが５μｍ〜数
mm、好ましくは５〜５００μｍ程度のもので、濡れ性、
凝集性、接着性を有するポリマ―からなり、透明性（可
視光線透過率７０％以上）、耐候性、耐熱性にすぐれる
ものであれば、種々の接着材料が使用可能で、粘着剤で
あつても、これ以外のものであつてもよい。透明な粘着
剤には、アクリル系、ゴム系、ポリエステル系などがあ
り、これらの中でも、とくにアクリル系粘着剤を用いる
のが好ましい。
【００１９】アクリル系粘着剤は、粘着剤に主として適
度な濡れ性、柔軟性を付与する主単量体として、ポリマ
―のガラス移転点（Ｔｇ）が−１０℃以下となる（メ
タ）アクリル酸アルキルエステルを使用し、これと必要
により官能基含有単量体およびその他の共重合性単量体
を、適宜の重合触媒を用いて、溶液重合法、乳化重合
法、塊状重合法（とくに、紫外線照射による重合法）、
懸濁重合法などの重合法で重合させることにより得られ
る、アクリル系ポリマ―を主剤とし、これに公知の各種
の添加剤を適宜含ませてなるものであり、熱架橋タイ
プ、光（紫外線、電子線）架橋タイプなどであつてもよ
い。
【００２０】また、粘着剤以外の透明な接着剤には、天
然高分子系のニカワ、デンプン、半合成高分子系の酢酸
セルロ―ス、合成高分子系のポリ酢酸ビニル、ポリ塩化
ビニル、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリクロロプレ
ン、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、メラミン
樹脂、アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂などを用いたものが
挙げられる。また、これらは、常温硬化、加熱硬化、紫
外線、電子線またはレ―ザ―照射硬化タイプなどの各種
硬化タイプの接着剤として、使用することができる。
【００２１】上記構成において、試験例として、ＰＤＰ
１２として長辺が約１，０００mm、短辺が約６００mm、
基板全体の厚さが６mm（前面基板１および背面基板２の
各厚さが３mm）であるものを使用し、これを上記のよう
にアタツチメント６に装着した状態でパネル前面に透明
電磁波シ―ルドフイルム８を貼り合わせたところ、装着
時はもちろんのこと、貼り合わせ時にもＰＤＰ１２の段
差３，４や突出部５への応力集中がみられず、上記両部
分でＰＤＰ１２の破損などの支障をきたさず、フイルム
８をパネル前面に良好に貼り合わせできることが確認さ
れた。
【００２２】また、上記のようにフイルム８を貼り合わ
せたＰＤＰ１２は、その後、アタツチメント６より簡単
に脱着でき、上記フイルム付きの製品として使用に供す
ることができた。また、脱着したアタツチメント６は、
別のＰＤＰへのフイルム貼り合わせ用として、再利用で
きることも確認された。
【００２３】なお、上記の例では、アタツチメント６と
して、長辺両側部６Ａ，６Ｂ、短辺両側部６Ｃ，６Ｄお
よび底部６Ｅがそれぞれ別体として成形されたもの、つ
まり５部品からなるものを使用しているが、ＰＤＰパネ
ル１２の形が一定であれば、上記の各部を一体または二
体などに成形したものを使用してもよい。
【００２４】また、ＰＤＰ１２についても、厚み方向に
段差があり、また背面にガス封入管その他の突出部があ
る種々の形状のものを適用でき、さらには厚み方向に段
差はあるが、背面に上記のような突出部を有しない形状
のものも適用でき、これらのパネル形状に適合して上記
の段差や突出部（突出部のないものでは段差のみ）を見
掛け上なくすことのできるアタツチメント６を使用する
ことにより、上記と同様のパネル破損防止効果を得るこ
とができる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、ＰＤ
Ｐのパネル前面に電磁波シ―ルドフイルムを直接貼り合
わせるにあたり、ＰＤＰの形状に適合したアタツチメン
トを用い、このアタツチメントにＰＤＰを装着してＰＤ
Ｐの段差や突出部を見掛け上なくし、この状態で上記シ
―ルドフイルムを貼り合わせる構成としたことにより、
段差部分や突出部への応力集中が防がれて、上記シ―ル
ドフイルムをＰＤＰの破損を伴わずにパネル表面に良好
に貼り付けすることができる。また、このようにパネル
前面に上記シ―ルドフイルムを直接貼り合わせる構成と
したことにより、パネルの割れによる飛散防止性も付与
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】プラズマデイスプレイパネルのパネル構造の一
例を示す正面図である。
【図２】図１のII−II線断面図である。
【図３】図１のIII −III 線断面図である。
【図４】上記のプラズマデイスプレイパネルをアタツチ
メントに装着した状態を示す、図２に対応する断面図で
ある。
【図５】上記のプラズマデイスプレイパネルをアタツチ
メントに装着した状態を示す、図３に対応する断面図で
ある。
【図６】上記アタツチメントに装着した状態で、パネル
前面に電磁波シ―ルドフイルムを貼り合わせる状態を示
す断面図である。
【図７】電磁波シ―ルドフイルムの構成例を示す断面図
である。
【符号の説明】
１２ プラズマデイスプレイパネル（ＰＤＰ） １ 前面基板 １Ａ，１Ｂ 前面基板の長辺両端 １Ｃ，１Ｄ 前面基板の短辺両端 １０ バス電極 ２ 背面基板 ２Ａ，２Ｂ 背面基板の長辺両端 ２Ｃ，２Ｄ 背面基板の短辺両端 ２０ アドレス電極 ２１，２２ ガス封入管 ３，４ 段差 ５ 突出部 ６ アタツチメント ６Ａ，６Ｂ 長辺両側部 ６Ｃ，６Ｄ 短辺両側部 ６Ｅ 底部 ６０，６１ 孔 ７ 貼り付けロ―ル ８ 透明電磁波シ―ルドフイルム ８０ 透明なフイルム基体 ８１ 透明な電磁波シ―ルド層 ８２ 透明な被覆層 ８３ 透明な接着剤層 ９ セパレ―タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 和彦 大阪府茨木市下穂積１丁目１番２号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 中村 年孝 大阪府茨木市下穂積１丁目１番２号 日東 電工株式会社内 Ｆターム(参考） 5C040 FA01 FA02 GA02 GA03 GH09 GH10 JA09 MA04 MA08 5G435 AA07 AA16 BB06 EE03 EE05 GG33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 厚み方向に段差があるプラズマデイスプ
    レイパネルの前面に、透明電磁波シ―ルドフイルムを貼
    り合わせるにあたり、上記パネルをそのパネル形状に適
    合するアタツチメントに装着して、上記の段差を見掛け
    上なくした状態で上記フイルムの貼り合わせを行うこと
    を特徴とする透明電磁波シ―ルドフイルムの貼り合わせ
    方法。
  2. 【請求項２】 前面基板と背面基板との２重構造で、前
    面基板の長辺両端にバス電極を、背面基板の短辺両端に
    アドレス電極をそれぞれ持ち、この両電極部において前
    面基板と背面基板との間に厚み方向に段差があり、また
    背面基板の背面側にはガス封入管からなる突出部がある
    プラズマデイスプレイパネルを、上記バス電極に対向す
    る長辺両側部と、上記アドレス電極に対向する短辺両側
    部と、上記突出部を嵌入する孔を形成した底部とからな
    るアタツチメントに、背面基板の上記突出部が上記底部
    の孔に嵌入し、かつ前面基板と長辺両側部および短辺両
    側部とがほぼ面一となり、さらに前面基板および背面基
    板の各長辺両端に長辺両側部が、前面基板および背面基
    板の各短辺両端に短辺両側部がそれぞれ隙間なく対向し
    て、上記両基板間の厚み方向の段差が見掛け上なくなる
    ように装着し、この状態で上記パネルの前面に透明電磁
    波シ―ルドフイルムを貼り合わせることを特徴とする透
    明電磁波シ―ルドフイルムの貼り合わせ方法。
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