JP2001033866A - 縦横位置撮影に適するカメラ - Google Patents

縦横位置撮影に適するカメラ

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JP2001033866A
JP2001033866A JP11207631A JP20763199A JP2001033866A JP 2001033866 A JP2001033866 A JP 2001033866A JP 11207631 A JP11207631 A JP 11207631A JP 20763199 A JP20763199 A JP 20763199A JP 2001033866 A JP2001033866 A JP 2001033866A
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camera
subject
optical system
camera body
horizontal position
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JP11207631A
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English (en)
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Tatsuo Okuda
龍生 奥田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、横位置撮影時においても縦位
置撮影時においても、ストロボによる良好な照明効果お
よび操作性を得ることができる。 【解決手段】 ストロボ発光部15は、撮影レンズ14
の対物入射面の近傍に、横位置において被写体側から見
て左上に配置される。ストロボ発光部15は、縦位置で
は、被写体側から見て撮影レンズ14の対物入射面の右
上となる。ストロボ発光部15は、ストロボ使用時に
は、ほぼ90°回動させて、扁平直方体状のカメラボデ
ィを水平状態としたときの上面からポップアップさせ、
発光面を露出させるが、使用しないときには、カメラボ
ディ部分に収納され、発光部分は露出しておらず、保護
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像光学系を介し
て得られる被写体光学像を撮像素子により撮像し、電子
的記録媒体に画像データとして記録する電子カメラに好
適なカメラの構成に係り、特に、撮影フレームを横長と
する通常の横位置撮影および撮影フレームを縦長とする
縦位置撮影の両者におけるストロボ撮影性能および操作
性の向上を図った縦横位置撮影に適するカメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルカメラ等と称され、被
写体像を、例えばCCD(電荷結合素子)撮像素子等の
固体撮像素子により撮像し、被写体の静止画像(スティ
ル画像)または動画像(ムービー画像)の画像データを
得て、IC(集積回路)メモリカードまたは磁気ディス
ク等にディジタル的に記録する電子カメラが急速に普及
しつつある。ICメモリカードとしては、電子カメラの
場合、当初は、PCMCIA(Personal Computer Memo
ry Card International Association:PCメモリカー
ド国際協会)規格に従ったICカードであるPCカード
が用いられていたが、最近では、小型で大容量のスマー
トメディア(商標)およびコンパクトフラッシュ(商
標)等が一般に用いられるようになってきた。磁気ディ
スクとしては、フロッピーディスクを用いるものがある
が、近年開発されたICメモリカードに匹敵する超小型
のハードディスクを用いた小型の磁気ディスク装置も注
目されている。
【0003】ところで、カメラのフレームは、一般にカ
メラをそのまま構えると、横長の長方形の画面である。
この横長の画面のまま、横方向つまり長手方向を水平方
向とした位置を横位置と称し、風景および集合写真の撮
影に多用される。そして、カメラを撮影光軸方向を変え
ずに90°傾けて撮影することにより、長手方向を垂直
とした位置を縦位置と称し、1人〜3人程度の人物のポ
ートレートおよび縦長の建造物等の撮影に用いられる。
【0004】在来の銀塩フィルムを用いるいわゆる銀塩
カメラの場合には、35mmフルサイズの場合、上述したよ
うに、カメラの向きを変えて横位置および縦位置の写真
を撮影したとしても、銀塩フィルム上には、常に移送方
向に長い画面が形成されるので、フィルムを現像し且つ
印画紙にプリントした後、被写体が正立する適正な向き
として観察することができる。これに対して、電子カメ
ラの場合、撮影した画像データの取り込み処理時に規定
した向きと異なる向きとするには画像処理による回転操
作を行なう必要がある。このような画像の回転処理は、
一般にPC(パーソナルコンピュータ)等に画像データ
を転送した後にPC等の内部で画像処理用のアプリケー
ションソフトウェアによって行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子カメラ
等のカメラにおいては、撮影時に、ストロボを発光させ
て被写体を照光することが行われる。照明光は、被写体
に自然な陰影を生じさせて、好ましい立体感を得るため
には、被写体の斜め上方から照射することが望ましい。
このためストロボをカメラに一体的に設ける場合には、
一般にカメラを標準位置に構えたときに、被写体側から
見て撮像光学系である撮影レンズの右上方にストロボ発
光部が配置される。
【0006】特に、電子カメラにおいては、図5に示す
ように、カメラボディCBを扁平直方体状として、その
長手方向に沿う厚み面の一方に撮影レンズTLの対物面
を配置するレイアウトがしばしば見られる。このような
レイアウトでは、扁平直方体状の長手方向を水平とし、
撮影レンズTLの対物面を被写体に向けて標準位置の撮
影を行なう。このような場合、右手によるレリーズ操作
を容易にするために、カメラボディCBの上面の被写体
から見て左寄りにレリーズボタンを設け、撮影レンズT
Lの光軸も手ぶれの影響を低減するためにカメラボディ
CBの中央よりも左寄りのレリーズボタンの近傍に配置
する。このとき、ストロボ発光部SLは図示のように被
写体側から見て撮影レンズの右上方または右側方に配置
される。
【0007】撮影を標準位置つまり横位置だけで行なう
なら、このような構成でも特に問題はないが、縦位置撮
影を行なおうとした場合に不都合が生じる。すなわち、
図5の状態が横位置撮影状態であれば、縦位置撮影に
は、カメラボディCBを撮影レンズTLの光軸を中心に
90°回転させなければならない。このとき、余裕のな
い撮影レンズTLの被写体から見て左側を下にすると、
非常に持ちにくくなりカメラホールディングが悪化す
る。このため、図6に示すように余裕のある撮影レンズ
TLの被写体から見て右側を下にして長手方向を鉛直方
向に向けることになる。
【0008】このようにすると、図6に示すように、ス
トロボ発光部SLが撮影レンズTLの光軸の下方とな
り、下方から被写体を照明する不自然で且つ不気味なラ
イティングとなってしまう。これでは、適正な撮影結果
を得ることができないばかりか、図6に示すように、右
手で扁平直方体のカメラの下半部を把持すると、ストロ
ボ発光部SLを把持している右手で覆ってしまうことに
なる。このように、従来のレイアウトは、横位置撮影だ
けでなく縦位置撮影も頻繁に行なう場合には、適正な撮
影操作を行なうことができず、適正な撮影結果を得るこ
ともできない。
【0009】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、簡単な構成で、横位置撮影時においても縦位置
撮影時においても、ストロボによる良好な照明効果およ
び操作性を得ることができ、誤操作のおそれも少ない縦
横位置撮影に適するカメラを提供することを目的として
いる。本発明の請求項1の目的は、特に、被写体側から
見て横位置撮影状態から時計方向に90°回転させて縦
位置撮影を行なう場合に好適な構成の縦横位置撮影に適
するカメラを提供することにある。本発明の請求項2の
目的は、特に、被写体側から見て横位置撮影状態から反
時計方向に90°回転させて縦位置撮影を行なう場合に
好適な構成の縦横位置撮影に適するカメラを提供するこ
とにある。
【0010】本発明の請求項3の目的は、特に、電子カ
メラにおいて、被写体側から見て横位置撮影状態から時
計方向に90°回転させて縦位置撮影を行なう場合に好
適な構成の縦横位置撮影に適するカメラを提供すること
にある。本発明の請求項4の目的は、特に、電子カメラ
において、被写体側から見て横位置撮影状態から反時計
方向に90°回転させて縦位置撮影を行なう場合に好適
な構成の縦横位置撮影に適するカメラを提供することに
ある。本発明の請求項5の目的は、特に、横位置撮影時
に、ストロボ発光部の一部を右手の指で遮ってしまうこ
とを効果的に防止し得る縦横位置撮影に適するカメラを
提供することにある。
【0011】本発明の請求項6の目的は、特に、多くの
スペースを要さない簡単な構成で、横位置撮影時に、ス
トロボ発光部の一部を右手の指で遮ってしまうことを効
果的に防止し得る縦横位置撮影に適するカメラを提供す
ることにある。本発明の請求項7の目的は、特に、スト
ロボ発光部のポップアップ操作を容易にする縦横位置撮
影に適するカメラを提供することにある。本発明の請求
項8の目的は、特に、電子カメラにおいて撮影による画
像データの取り込み処理時に、適正な画像の向きをフレ
ーム毎に設定することを可能とする縦横位置撮影に適す
るカメラを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明に係る縦横位置撮影に適するカメラは、上述した目的
を達成するために、撮像光学系により結像される被写体
光学像を記録するカメラにおいて、カメラボディを横位
置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系の左
上方で、且つ該カメラボディを縦位置に構えた状態で被
写体側から見て前記撮像光学系の右上方に発光部を配置
して、該発光部を発光させて被写体を照光するストロボ
手段を具備することを特徴としている。
【0013】また、請求項2に記載した本発明に係る縦
横位置撮影に適するカメラは、上述した目的を達成する
ために、撮像光学系により結像される被写体光学像を記
録するカメラにおいて、カメラボディを横位置に構えた
状態で被写体側から見て前記撮像光学系の右上方で、且
つ該カメラボディを縦位置に構えた状態で被写体側から
見て前記撮像光学系の左上方に発光部を配置して、該発
光部を発光させて被写体を照光するストロボ手段を具備
することを特徴としている。
【0014】請求項3に記載した本発明に係る縦横位置
撮影に適するカメラは、上述した目的を達成するため
に、被写体光学像を結像させるための撮像光学系と、前
記撮像光学系による被写体光学像の結像面に配置されて
該被写体光学像を撮像する撮像素子と、前記撮像素子に
より撮像された被写体像の画像データに所定の処理を施
して記録媒体に記録する撮像処理手段と、前記撮像光学
系、撮像素子、および撮像処理手段を収容するカメラボ
ディとを備えたカメラにおいて、前記カメラボディを横
位置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系の
左上方で、且つ該カメラボディを縦位置に構えた状態で
被写体側から見て前記撮像光学系の右上方に発光部を配
置して、該発光部を発光させて被写体を照光するストロ
ボ手段を具備することを特徴としている。
【0015】請求項4に記載した本発明に係る縦横位置
撮影に適するカメラは、上述した目的を達成するため
に、被写体光学像を結像させるための撮像光学系と、前
記撮像光学系による被写体光学像の結像面に配置されて
該被写体光学像を撮像する撮像素子と、前記撮像素子に
より撮像された被写体像の画像データに所定の処理を施
して記録媒体に記録する撮像処理手段と、前記撮像光学
系、撮像素子、および撮像処理手段を収容するカメラボ
ディとを備えたカメラにおいて、前記カメラボディを横
位置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系の
右上方で、且つ該カメラボディを縦位置に構えた状態で
被写体側から見て前記撮像光学系の左上方に発光部を配
置して、該発光部を発光させて被写体を照光するストロ
ボ手段を具備することを特徴としている。
【0016】請求項5に記載した本発明に係る縦横位置
撮影に適するカメラは、前記ストロボ手段は、前記発光
部を、横位置に構えた状態における前記カメラボディ上
面から突出させ、あるいは該カメラボディ上面以下に退
避させる動作を可能として前記カメラボディに取着し
て、該ストロボ手段の使用時に、前記発光部を突出させ
る構成としたことを特徴としている。請求項6に記載し
た本発明に係る縦横位置撮影に適するカメラは、前記ス
トロボ手段の前記発光部は、所定範囲回動および進退動
作の少なくとも一方を可能として設けられ、回動および
進退動作の少なくとも一方の動作により前記カメラボデ
ィから突出/退避させる構成としたことを特徴としてい
る。
【0017】請求項7に記載した本発明に係る縦横位置
撮影に適するカメラは、前記ストロボ手段の前記発光部
は、電源のオン操作およびストロボ使用モード選択操作
の少なくとも一方に連動して、前記カメラボディから突
出する構成としたことを特徴としている。請求項8に記
載した本発明に係る縦横位置撮影に適するカメラは、前
記カメラボディを扁平直方体状に形成し、且つ前記カメ
ラボディの長手方向に沿う厚み面の一方に前記撮像光学
系の対物面、扁平の上面に第1のレリーズボタン、前記
カメラボディの長手方向に沿う厚み面の一方の前記撮像
光学系の対物面近傍に第2のレリーズボタンを配置する
とともに、前記撮像処理手段は、操作された前記レリー
ズボタンの位置に基づき縦位置画像および横位置画像と
して前記画像データを撮像処理することを特徴としてい
る。
【0018】
【作用】すなわち、本発明の請求項1による縦横位置撮
影に適するカメラは、カメラボディを横位置に構えた状
態で被写体側から見て前記撮像光学系の左上方で、且つ
該カメラボディを縦位置に構えた状態で被写体側から見
て前記撮像光学系の右上方にストロボ手段の発光部を配
置する。このような構成により、特に被写体側から見て
横位置撮影状態から時計方向に90°回転させて縦位置
撮影を行なう場合に、簡単な構成で、横位置撮影時にお
いても縦位置撮影時においても、ストロボによる良好な
照明効果および操作性を得ることができ、誤操作のおそ
れも少ない。
【0019】また、本発明の請求項2による縦横位置撮
影に適するカメラは、カメラボディを横位置に構えた状
態で被写体側から見て前記撮像光学系の右上方で、且つ
該カメラボディを縦位置に構えた状態で被写体側から見
て前記撮像光学系の左上方にストロボ手段の発光部を配
置する。このような構成により、特に被写体側から見て
横位置撮影状態から反時計方向に90°回転させて縦位
置撮影を行なう場合に、簡単な構成で、横位置撮影時に
おいても縦位置撮影時においても、ストロボによる良好
な照明効果および操作性を得ることができ、誤操作のお
それも少ない。
【0020】本発明の請求項3による縦横位置撮影に適
するカメラは、電子カメラにおいて、カメラボディを横
位置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系の
左上方で、且つ該カメラボディを縦位置に構えた状態で
被写体側から見て前記撮像光学系の右上方にストロボ手
段の発光部を配置する。このような構成により、電子カ
メラにおいて、特に被写体側から見て横位置撮影状態か
ら時計方向に90°回転させて縦位置撮影を行なう場合
に、簡単な構成で、横位置撮影時においても縦位置撮影
時においても、ストロボによる良好な照明効果および操
作性を得ることができ、誤操作のおそれも少ない。
【0021】本発明の請求項4による縦横位置撮影に適
するカメラは、電子カメラにおいて、前記カメラボディ
を横位置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学
系の右上方で、且つ該カメラボディを縦位置に構えた状
態で被写体側から見て前記撮像光学系の左上方にストロ
ボ手段の発光部を配置する。このような構成により、電
子カメラにおいて、特に被写体側から見て横位置撮影状
態から反時計方向に90°回転させて縦位置撮影を行な
う場合に、簡単な構成で、横位置撮影時においても縦位
置撮影時においても、ストロボによる良好な照明効果お
よび操作性を得ることができ、誤操作のおそれも少な
い。
【0022】本発明の請求項5による縦横位置撮影に適
するカメラは、前記ストロボ手段が、前記発光部を、横
位置に構えた状態における前記カメラボディ上面から突
出させ、あるいは該カメラボディ上面以下に退避させる
動作を可能として前記カメラボディに取着して、該スト
ロボ手段の使用時に、前記発光部を突出させる構成とす
る。このような構成により、特に、横位置撮影時に、ス
トロボ発光部の一部を右手の指で遮ってしまうことを効
果的に防止することができる。
【0023】本発明の請求項6による縦横位置撮影に適
するカメラは、前記ストロボ手段の前記発光部が、所定
範囲回動および進退動作の少なくとも一方を可能として
設けられ、回動および進退動作の少なくとも一方の動作
により前記カメラボディから突出/退避させる構成とす
る。このような構成により、特に、多くのスペースを要
さない簡単な構成で、横位置撮影時に、ストロボ発光部
の一部を右手の指で遮ってしまうことを効果的に防止す
ることができる。
【0024】本発明の請求項7による縦横位置撮影に適
するカメラは、前記ストロボ手段の前記発光部が、電源
のオン操作およびストロボ使用モード選択操作の少なく
とも一方に連動して、前記カメラボディから突出する構
成とする。このような構成により、特に、ストロボ発光
部のポップアップ操作を容易にすることができる。
【0025】本発明の請求項8による縦横位置撮影に適
するカメラは、前記カメラボディを扁平直方体状に形成
し、且つ前記カメラボディの長手方向に沿う厚み面の一
方に前記撮像光学系の対物面、扁平の上面に第1のレリ
ーズボタン、前記カメラボディの長手方向に沿う厚み面
の一方の前記撮像光学系の対物面近傍に第2のレリーズ
ボタンを配置するとともに、前記撮像処理手段が、操作
された前記レリーズボタンの位置に基づき縦位置および
横位置画像として前記画像データを撮像処理する。この
ような構成により、特に、電子カメラにおいて撮影によ
る画像データの取り込み処理時に、適正な画像の向きを
フレーム毎に設定することを可能とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に基づき、図面
を参照して本発明の縦横位置撮影に適するカメラを詳細
に説明する。図1〜図3は、本発明の一つの実施の形態
に係る縦横位置撮影に適するカメラとしての電子カメラ
の構成を示している。図1は、液晶表示モニタ部(以
下、「LCDモニタ部」と称する)を閉じ、ストロボ発
光部を収納した状態の電子カメラを斜め上方から見た斜
視図、図2は、図1のストロボ発光部をポップアップし
たストロボ使用時の電子カメラのストロボ発光部周辺を
詳細に示す斜視図、そして図3は、電子カメラの電子回
路系の構成を示すブロック図である。
【0027】図1〜図3に示す電子カメラ10は、カメ
ラボディ全体が扁平直方体状をなし、撮影操作部11、
横位置レリーズボタン12、縦位置レリーズボタン1
3、撮影レンズ14、ストロボ発光部15、光学ファイ
ンダ16およびLCDモニタ部17を具備している。撮
影操作部11は、撮影に係る各種操作を行なうための操
作ボタン等からなり、扁平直方体状のカメラボディを、
長手方向を横向き、厚み方向を上下方向としてほぼ水平
に構えた横位置のときも、長手方向を上下方向、厚み方
向を横向きとしてほぼ鉛直に構えた縦位置のときも容易
に操作できるように、横位置の上面のほぼ中央、すなわ
ち縦位置の撮影者から見て左側面、に配置されている。
【0028】横位置レリーズボタン12は、撮影操作部
11の近傍で、カメラボディ上面のほぼ中央右寄りの被
写体からやや遠い側に配置され、撮影者の右手人差し指
で操作し得るように設けられている。縦位置レリーズボ
タン13は、被写体側から見て上述した横位置における
撮影レンズ14の対物入射面の右側近傍、撮影者が縦位
置に構えてカメラボディを右手で把持したときに、撮影
レンズ14の下方近傍に右手人差し指で操作し得るよう
に設けられている。撮影レンズ14は、扁平直方体状の
カメラボディの長手方向に沿う一側面(厚み面)に対物
入射面を露出させ、撮影光軸をカメラボディの短手方向
に向けて設けられている。
【0029】ストロボ発光部15は、撮影レンズ14の
対物入射面の近傍に、この場合、横位置において被写体
側から見て左上に配置される。すなわち、ストロボ発光
部15は、縦位置では、被写体側から見て撮影レンズ1
4の対物入射面の右上となる(図4参照)。ストロボ発
光部15は、ストロボ使用時には、ほぼ90°回動させ
て、図2に示すように扁平直方体状のカメラボディを水
平状態としたときの上面からポップアップさせ、発光面
を露出させる。すなわち、ストロボ発光部15は、使用
しないときには、図1のようにカメラボディ部分に収納
され、発光部分は露出しておらず、保護されている。な
お、このストロボ発光部15は、手動操作によってポッ
プアップさせるが、電源スイッチがオンとなっている状
態でストロボ発光モードが選択されたときに自動的にポ
ップアップさせるようにしてもよい。
【0030】さらに、ポップアップ動作も回動によるも
のに限らず、上下のスライド動作によってポップアップ
させるようにしてもよい。また、常にポップアップ方向
へ付勢しておき、係合を解くことによってポップアップ
させ、付勢力に抗して押圧することにより、ストロボ発
光部15を収納させるようにしてもよい。光学ファイン
ダ16は、前記長手方向に沿う一側面の撮影レンズ14
の対物入射面と縦位置レリーズボタン13との間に、こ
の場合、横位置において上寄りに対物入射面を露出さ
せ、当該面に対峙する他側面に接眼部を露出させて設け
られる。
【0031】LCDモニタ部17は、横位置における上
面の被写体側縁部を軸として回動することにより、開閉
動作して所望の角度位置に設定可能に、且つ閉じた状態
では、カメラボディに密接して表示画面を隠すことがで
きるように設けられる(図1および図2においては閉じ
た状態を示している)。図示していないが、このLCD
モニタ部17は、起こして画面を露出させた状態で、開
閉動作の回動軸に対して直交する軸に対して回動可能に
設けられる。したがって、LCDモニタ部17は、起こ
した状態において、開閉動作の回動軸に対して直交する
軸に対して回動させて反転させることにより、LCDモ
ニタ部17を閉じた状態で、画面がカメラボディの上面
側に露出するようにすることもできる。
【0032】上述した電子カメラ10の電子回路系は、
図3に示すように構成される。図3に示す電子カメラ1
0の電子回路系は、操作部101、横位置レリーズ10
2、縦位置レリーズ103、撮像処理部104、AF
(自動焦点)/AE(自動露出)制御部105、ストロ
ボ106、記録制御部107、カメラ制御部108、表
示部109および転送制御部110を備えている。操作
部101は、図1および図2における撮影操作部11等
の操作による操作情報を、撮像処理部104およびカメ
ラ制御部108に供給する。横位置レリーズ102は、
横位置レリーズボタン12の操作によるレリーズ情報を
撮像処理部104に供給して、横位置画像データとして
の撮像を行なわせる。縦位置レリーズ103は、縦位置
レリーズボタン13の操作によるレリーズ情報を撮像処
理部104に供給して、縦位置画像データとしての撮像
を行なわせる。
【0033】撮像処理部104は、横位置レリーズ10
2および縦位置レリーズ103から与えられる横位置レ
リーズボタン12および縦位置レリーズボタン13の操
作に応じたレリーズ情報に応答して、AF/AE制御部
105、ストロボ106、記録制御部107およびカメ
ラ制御部108等を、その時点で設定されている撮影モ
ードに基づいて適宜作動させ、AFおよびAE制御、ス
トロボ106の発光制御、記録媒体への記録制御および
その他のカメラ動作の制御を必要に応じて適宜選択的に
行なわせて、撮像動作を行なう。この撮像処理部104
は、レリーズ情報が横位置レリーズ102および縦位置
レリーズ103のいずれから与えられたか、すなわち横
位置レリーズボタン12および縦位置レリーズボタン1
3のいずれが操作されたかに応じて、それぞれ横位置の
画像データおよび縦位置の画像データとして撮像データ
を取り込む。
【0034】AF/AE制御部105は、撮像処理部1
04と関連動作して、例えば、AF窓(図示せず)を介
してのアクティブ方式による測距ビームの送受による測
距情報に基づくAF制御を行なう。また、AF/AE制
御部105は、撮像レンズ14および光学ファインダ1
6等の光学系の内部、別途に設けた受光素子または撮像
処理部104における撮像素子から、被写体の光量情報
を得て、適正な露光制御を行なう。ストロボ106は、
撮像処理部104により制御され、AF/AE制御部1
05におけるAE制御上必要なとき、または操作部10
1を介しての手動操作により指示されたときに動作し
て、ストロボ発光部15を発光させる。このときストロ
ボ発光部15をポップアップさせるようにしてもよい。
【0035】記録制御部107は、撮像処理部104に
より撮像された、画像データを記録媒体に書き込む。カ
メラ制御部108は、操作部101の操作に従い撮像処
理部104を制御して撮影を行なわせたり、表示部10
9のLCDモニタ部17により撮影前および撮影中の被
写体像を表示したり、撮影され記録媒体等に格納された
被写体像を再生表示させたりする。表示部109は、カ
メラ制御部108により制御されて、LCDモニタ部1
7の画面に、撮像処理部104の撮像素子により得られ
る撮影前および撮影中の被写体像を表示し、あるいは記
録制御部107により記録媒体等に格納された被写体像
を再生表示させる。
【0036】また、この場合、表示部109には、カメ
ラ制御部108により制御されて、状況表示画面(図示
せず)に、撮像処理部104およびカメラ制御部108
の状態に基づき、撮影モード状態、ストロボ106の動
作モード、および電源バッテリ(図示せず)の電圧状態
の情報を表示させる機能を持たせている。転送制御部1
10は、操作部101の操作に応じたカメラ制御部10
8の制御に基づき、記録媒体に格納された画像データ
を、記録制御部107を介して取り出して、選択的にあ
るいは一括して外部のPC等に転送する。
【0037】次に上述した電子カメラ10の操作につい
て具体的に説明する。まず、携帯時には、図1に示すよ
うに、画面を内側に伏せた状態でLCDモニタ部17を
閉じ、ストロボ発光部15を収納して扁平直方体状とす
る。この状態では、電子カメラ10は、かさばらず凹凸
部も少ないので、非常に携帯し易く、しかもLCDモニ
タ部17の画面およびストロボ発光部15等が確実に保
護される。LCDモニタ部17による電子ファインダを
使用せず光学ファインダ16のみにより撮影する場合に
は、このままの状態で撮影する。
【0038】横位置撮影時には、図1のように、撮影レ
ンズ14の対物入射面を被写体に向けて、ストロボ発光
部15が被写体側から見て撮影レンズ14の対物入射面
の左上に位置し、LCDモニタ部17が上面となるよう
に水平として電子カメラ10を構える。このようにした
ときに、右手人差し指が自然に位置する上面中央部のや
や手前右寄りの部位に横位置レリーズボタン12が配置
されており、無理のない操作で横位置撮影を行なうこと
ができる。このとき、撮影操作部11は、上面中央部に
位置するので、容易に操作することができる。また、こ
のとき、縦位置レリーズボタン13は、被写体側側面の
撮影者から見て撮影レンズ14の左側に位置するので、
誤操作のおそれは少ない。
【0039】ストロボを使用する場合には、図2に示す
ようにストロボ発光部15をポップアップさせて撮影を
行なう。このとき、ストロボ発光部15がポップアップ
してカメラボディ上面より突出しているので、撮影者の
横位置レリーズボタン12を操作する右手の小指等がス
トロボ発光部15にかかってしまうこともない。もちろ
ん、寸法、形状等によっては、ストロボ発光部15はポ
ップアップしなくともよい。縦位置撮影時には、図4に
示すように、撮影レンズ14の対物入射面を被写体に向
けて、ストロボ発光部15′が被写体側から見て撮影レ
ンズ14の対物入射面の右上に位置し、LCDモニタ部
17が左面に位置するように鉛直として電子カメラ10
を構える。なお、図4においては、ストロボ発光部15
に代えてポップアップしないストロボ発光部15′を示
している。
【0040】このように、横位置および縦位置のいずれ
においてもストロボ発光部15または15′は、撮影レ
ンズ14の上方に位置し、自然な照明光を被写体に投光
する。LCDモニタ部17を電子ファインダとして用い
る場合の横位置撮影時には、LCDモニタ部17起こし
て撮影を行なう。このとき、撮影姿勢や外光の状態に応
じて画面を見易い位置にティルトさせることができる。
上述したLCDモニタ部17を閉じた状態と同様に、撮
影レンズ14の対物入射面を被写体に向けて、ストロボ
発光部15が被写体側から見て撮影レンズ14の対物入
射面の左上に位置し、LCDモニタ部17が上面となる
ように水平として電子カメラ10を構える。
【0041】LCDモニタ部17を電子ファインダとし
て用いる場合の縦位置撮影時には、LCDモニタ部17
を起こした状態とし、撮影レンズ14の対物入射面を被
写体に向けて、ストロボ発光部15が被写体側から見て
撮影レンズ14の対物入射面の右上に位置するようにし
て電子カメラ10を構える。このとき、撮影姿勢や外光
の状態に応じて、LCDモニタ部17の画面を開閉の回
動軸に直交する軸に対して回動させることにより、見易
い位置にティルトさせることができる。
【0042】なお、上述においては、ストロボ発光部1
5は、横位置では被写体側から見て撮影レンズ14の対
物入射面の左上に、すなわち、被写体側から見て時計方
向に90°回転させた縦位置では、被写体側から見て撮
影レンズ14の対物入射面の右上に配置するようにした
が、ストロボ発光部を、横位置では被写体側から見て撮
影レンズの対物入射面の右上とし、縦位置は、被写体側
から見て反時計方向に90°回転させるようにして、被
写体側から見て撮影レンズ14の対物入射面の左上に配
置するようにしてもよい。
【0043】また、上述においては、カメラボディの長
手方向を水平方向に向けた状態で横位置撮影、カメラボ
ディの長手方向を鉛直方向に向けた状態で縦位置撮影と
したが、これとは逆に、カメラボディの長手方向を垂直
方向に向けた状態で横位置撮影、カメラボディの長手方
向を水平方向に向けた状態で縦位置撮影としてもよい。
その他、本発明は、上述し且つ図面に示された実施の形
態に含まれる要旨を変更しない範囲内で種々変形して実
施することができることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、カ
メラボディを横位置に構えた状態で被写体側から見て前
記撮像光学系の左上方で、且つ該カメラボディを縦位置
に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系の右上
方にストロボ手段の発光部を配置することにより、特に
被写体側から見て横位置撮影状態から時計方向に90°
回転させて縦位置撮影を行なう場合に、簡単な構成で、
横位置撮影時においても縦位置撮影時においても、スト
ロボによる良好な照明効果および操作性を得ることがで
き、誤操作のおそれも少ない縦横位置撮影に適するカメ
ラを提供することができる。
【0045】また、本発明の請求項2の縦横位置撮影に
適するカメラによれば、カメラボディを横位置に構えた
状態で被写体側から見て前記撮像光学系の右上方で、且
つ該カメラボディを縦位置に構えた状態で被写体側から
見て前記撮像光学系の左上方にストロボ手段の発光部を
配置することにより、特に被写体側から見て横位置撮影
状態から反時計方向に90°回転させて縦位置撮影を行
なう場合に、簡単な構成で、横位置撮影時においても縦
位置撮影時においても、ストロボによる良好な照明効果
および操作性を得ることができ、誤操作のおそれも少な
い。
【0046】さらに、本発明の請求項3の縦横位置撮影
に適するカメラによれば、電子カメラにおいて、カメラ
ボディを横位置に構えた状態で被写体側から見て前記撮
像光学系の左上方で、且つ該カメラボディを縦位置に構
えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系の右上方に
ストロボ手段の発光部を配置する構成により、電子カメ
ラにおいて、特に被写体側から見て横位置撮影状態から
時計方向に90°回転させて縦位置撮影を行なう場合
に、簡単な構成で、横位置撮影時においても縦位置撮影
時においても、ストロボによる良好な照明効果および操
作性を得ることができ、誤操作のおそれも少ない。
【0047】本発明の請求項4の縦横位置撮影に適する
カメラによれば、電子カメラにおいて、前記カメラボデ
ィを横位置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光
学系の右上方で、且つ該カメラボディを縦位置に構えた
状態で被写体側から見て前記撮像光学系の左上方にスト
ロボ手段の発光部を配置する構成により、電子カメラに
おいて、特に被写体側から見て横位置撮影状態から反時
計方向に90°回転させて縦位置撮影を行なう場合に、
簡単な構成で、横位置撮影時においても縦位置撮影時に
おいても、ストロボによる良好な照明効果および操作性
を得ることができ、誤操作のおそれも少ない。
【0048】本発明の請求項5の縦横位置撮影に適する
カメラによれば、前記ストロボ手段が、前記発光部を、
横位置に構えた状態における前記カメラボディ上面から
突出させ、あるいは該カメラボディ上面以下に退避させ
る動作を可能として前記カメラボディに取着して、該ス
トロボ手段の使用時に、前記発光部を突出させる構成に
より、特に、横位置撮影時に、ストロボ発光部の一部を
右手の指で遮ってしまうことを効果的に防止することが
できる。
【0049】本発明の請求項6の縦横位置撮影に適する
カメラによれば、前記ストロボ手段の前記発光部が、所
定範囲回動および進退動作の少なくとも一方を可能とし
て設けられ、回動および進退動作の少なくとも一方の動
作により前記カメラボディから突出/退避させる構成に
より、特に、多くのスペースを要さない簡単な構成で、
横位置撮影時に、ストロボ発光部の一部を右手の指で遮
ってしまうことを効果的に防止することができる。
【0050】本発明の請求項7の縦横位置撮影に適する
カメラによれば、前記ストロボ手段の前記発光部が、電
源のオン操作およびストロボ使用モード選択操作の少な
くとも一方に連動して、前記カメラボディから突出する
構成により、特に、ストロボ発光部のポップアップ操作
を容易にすることができる。
【0051】本発明の請求項8の縦横位置撮影に適する
カメラによれば、前記カメラボディを扁平直方体状に形
成し、且つ前記カメラボディの長手方向に沿う厚み面の
一方に前記撮像光学系の対物面、扁平の上面に第1のレ
リーズボタン、前記カメラボディの長手方向に沿う厚み
面の一方の前記撮像光学系の対物面近傍に第2のレリー
ズボタンを配置するとともに、前記撮像処理手段が、操
作された前記レリーズボタンの位置に基づき縦位置画像
および横位置画像として前記画像データを撮像処理する
ことにより、特に、電子カメラにおいて撮影による画像
データの取り込み処理時に、適正な画像の向きをフレー
ム毎に設定することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る縦横位置撮影
に適するカメラの液晶表示モニタ部(LCDモニタ部)
を閉じ、ストロボ発光部を収納した状態を斜め上方から
見た斜視図である。
【図2】図1のストロボ発光部をポップアップした状態
を示す要部斜視図である。
【図3】図1の縦横位置撮影に適するカメラの電子回路
系の構成を示すブロック図である。
【図4】図1の縦横位置撮影に適するカメラの縦位置に
構えた状態を示す斜視図である。
【図5】従来のカメラのレイアウトを説明するための斜
視図である。
【図6】図5のレイアウトにおける問題点を説明するた
めの斜視図である。
【符号の説明】
10 電子カメラ 11 撮影操作部 12 横位置レリーズボタン 13 縦位置レリーズボタン 14 撮影レンズ 15 ストロボ発光部 15′ ストロボ発光部 16 光学ファインダ 17 LCDモニタ部 101 操作部 102 横位置レリーズ 103 縦位置レリーズ 104 撮像処理部 105 AF(自動焦点)/AE(自動露出)制御部 106 ストロボ 107 記録制御部 108 カメラ制御部 109 表示部(LCDモニタ/状況表示部) 110 転送制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光学系により結像される被写体光学
    像を記録するカメラにおいて、 カメラボディを横位置に構えた状態で被写体側から見て
    前記撮像光学系の左上方で、且つ該カメラボディを縦位
    置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系の右
    上方に発光部を配置して、該発光部を発光させて被写体
    を照光するストロボ手段を具備することを特徴とする縦
    横位置撮影に適するカメラ。
  2. 【請求項2】 撮像光学系により結像される被写体光学
    像を記録するカメラにおいて、 カメラボディを横位置に構えた状態で被写体側から見て
    前記撮像光学系の右上方で、且つ該カメラボディを縦位
    置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系の左
    上方に発光部を配置して、該発光部を発光させて被写体
    を照光するストロボ手段を具備することを特徴とする縦
    横位置撮影に適するカメラ。
  3. 【請求項3】 被写体光学像を結像させるための撮像光
    学系と、 前記撮像光学系による被写体光学像の結像面に配置され
    て該被写体光学像を撮像する撮像素子と、 前記撮像素子により撮像された被写体像の画像データに
    所定の処理を施して記録媒体に記録する撮像処理手段
    と、 前記撮像光学系、撮像素子、および撮像処理手段を収容
    するカメラボディとを備えたカメラにおいて、 前記カメラボディを横位置に構えた状態で被写体側から
    見て前記撮像光学系の左上方で、且つ該カメラボディを
    縦位置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系
    の右上方に発光部を配置して、該発光部を発光させて被
    写体を照光するストロボ手段を具備することを特徴とす
    る縦横位置撮影に適するカメラ。
  4. 【請求項4】 被写体光学像を結像させるための撮像光
    学系と、 前記撮像光学系による被写体光学像の結像面に配置され
    て該被写体光学像を撮像する撮像素子と、 前記撮像素子により撮像された被写体像の画像データに
    所定の処理を施して記録媒体に記録する撮像処理手段
    と、 前記撮像光学系、撮像素子、および撮像処理手段を収容
    するカメラボディとを備えたカメラにおいて、 前記カメラボディを横位置に構えた状態で被写体側から
    見て前記撮像光学系の右上方で、且つ該カメラボディを
    縦位置に構えた状態で被写体側から見て前記撮像光学系
    の左上方に発光部を配置して、該発光部を発光させて被
    写体を照光するストロボ手段を具備することを特徴とす
    る縦横位置撮影に適するカメラ。
  5. 【請求項5】 前記ストロボ手段は、前記発光部を、横
    位置に構えた状態における前記カメラボディ上面から突
    出させ、あるいは該カメラボディ上面以下に退避させる
    動作を可能として前記カメラボディに取着して、該スト
    ロボ手段の使用時に、前記発光部を突出させる構成とし
    たことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項
    に記載の縦横位置撮影に適するカメラ。
  6. 【請求項6】 前記ストロボ手段の前記発光部は、所定
    範囲回動および進退動作の少なくとも一方を可能として
    設けられ、回動および進退動作の少なくとも一方の動作
    により前記カメラボディから突出/退避させる構成とし
    たことを特徴とする請求項5に記載の縦横位置撮影に適
    するカメラ。
  7. 【請求項7】 前記ストロボ手段の前記発光部は、電源
    のオン操作およびストロボ使用モード選択操作の少なく
    とも一方に連動して、前記カメラボディから突出する構
    成としたことを特徴とする請求項5または6に記載の縦
    横位置撮影に適するカメラ。
  8. 【請求項8】 前記カメラボディを扁平直方体状に形成
    し、且つ前記カメラボディの長手方向に沿う厚み面の一
    方に前記撮像光学系の対物面、扁平の上面に第1のレリ
    ーズボタン、前記カメラボディの長手方向に沿う厚み面
    の一方の前記撮像光学系の対物面近傍に第2のレリーズ
    ボタンを配置するとともに、 前記撮像処理手段は、操作された前記レリーズボタンの
    位置に基づき縦位置画像および横位置画像として前記画
    像データを撮像処理することを特徴とする請求項3また
    は4に記載の縦横位置撮影に適するカメラ。
JP11207631A 1999-07-22 1999-07-22 縦横位置撮影に適するカメラ Pending JP2001033866A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1575271A1 (en) 2004-03-10 2005-09-14 Samsung Electronics Co., Ltd. A camera apparatus having a flash
US7672583B2 (en) 2005-08-16 2010-03-02 Ricoh Company, Ltd. Camera including a slip-proof section

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1575271A1 (en) 2004-03-10 2005-09-14 Samsung Electronics Co., Ltd. A camera apparatus having a flash
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