JP2001033677A - 光学部品の保持構造 - Google Patents

光学部品の保持構造

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JP2001033677A
JP2001033677A JP11210934A JP21093499A JP2001033677A JP 2001033677 A JP2001033677 A JP 2001033677A JP 11210934 A JP11210934 A JP 11210934A JP 21093499 A JP21093499 A JP 21093499A JP 2001033677 A JP2001033677 A JP 2001033677A
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lens
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edge
dimension
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Masami Moriya
雅美 森屋
Takashi Matsubara
隆 松原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ固定機能と遮光機能とを安定して得る
ことの可能な光学部品の保持構造を提供する。 【解決手段】 レンズ2を保持する保持部材4には、レ
ンズの光透過面2bと接してレンズ2をその光軸方向に
位置決めする受け面4bが形成される。保持部材4には
また、レンズ2の縁端面2cと嵌合する嵌合保持部4a
が形成されるとともに、嵌合保持部4aと開放端部4c
との境界に面取り部4dが形成される。面取り部4dと
嵌合保持部4aの内周部分との境界に形成される稜部4
eは、縁端面2cと対向している。これにより、レンズ
2の外周部分には面取り部4dと縁端面2cとでV字状
の断面の溝が形成される。遮光性物質の混入された光硬
化型接着剤8は、この溝に塗布され、縁端面2cと嵌合
保持部4aとの間に流れ込む。これにより、レンズ2は
保持部材4へ固定され、縁端面2cは遮光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学部品の保持装
置に関し、さらに詳しくは光の照射によって硬化する光
硬化型接着剤を用いる光学部品の保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スチルカメラやビデオカメラに用いられ
るレンズユニットは小型化しつつある。レンズユニット
の小型化を達成するための一つの方法として、レンズ押
さえ環をねじ込んだり、はめこんだりする方式、あるい
はレンズを保持部材にかしめる方式に代わり、接着剤で
固定する方式が採用されるようになってきた。レンズ固
定用に用いられる接着剤としては、紫外光の照射で硬化
する、いわゆるUV硬化型接着剤が主に用いられてい
る。
【0003】ところで、レンズユニットの描写性能を低
下させる要因としてゴーストがある。ゴーストは、太陽
光やランプなどの光源からレンズユニットに入射した光
がレンズの端面(縁端面)で反射して発生することなど
により発生する。
【0004】上述したような理由で発生するゴーストに
は、レンズの縁端面を墨や艶消しの黒色塗料で塗装する
ことが効果的である。しかし、縁端面を上述のように塗
装したレンズを、UV硬化型接着剤で保持部材に固定し
ようとすると、レンズ内周面側からの光が黒色塗料等で
遮光されて接着剤の硬化不良が発生する。また、接着剤
が透明であるため、レンズの有効径内にはみ出すと、こ
の接着剤で反射された光がゴースト等の原因となる。加
えて、レンズの縁端面に黒色塗料等で塗装をすることは
作業工程の増加につながり、レンズユニットの製造コス
ト増を招く。
【0005】上述した問題を解決するために、UV硬化
型接着剤自体を透明ではなく黒色とすることにより、U
V硬化型接着剤に遮光機能を持たせてレンズ縁端面の塗
装を省く方法が提案されている。以下、本明細書中では
この接着剤を黒色UV硬化型接着剤と称する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、黒色UV硬
化型接着剤で十分な遮光機能を得るには、ある程度の接
着剤層厚を必要としていた。レンズの周囲に、黒色UV
硬化型接着剤を厚く、しかも隙間なく塗布しようとする
と、この接着剤がレンズの有効径内にはみ出してしまっ
てケラレや外観不良を引き起こすことがあった。一方、
上記はみ出しのないように黒色UV硬化型接着剤を塗布
しようとすると、接着剤の塗布むらや塗布不足を生じ、
十分な遮光機能を得ることができなかった。以上に説明
したような理由により、黒色UV硬化型接着剤によりレ
ンズ固定機能と遮光機能とを安定して得ることは困難で
あった。
【0007】本発明の目的は、レンズ固定機能と遮光機
能とを安定して得ることの可能な光学部品の保持構造を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
に対応付けて以下の発明を説明する。 (1) 請求項1に記載の発明は、遮光性物質が混入さ
れた光硬化型接着剤8を用いて光学部品2を保持部材4
に接着固定してなる光学部品の保持構造に適用される。
そして、保持部材4には、光学部品2の光透過面2bと
接触して光学部品2を光学部品2の光軸に沿う方向に位
置決めする位置決め面4bと、光軸を取り巻くように光
学部品2に形成される縁端部2cと嵌合して光学部品2
を光軸と略直交する方向に位置決めする嵌合保持部4a
と、嵌合保持部4aの開放端部4c側に設けられる面取
り部4dとが形成され;嵌合保持部4aと面取り部4d
との境界に形成される稜部4eは、光学部品2の縁端部
2cと対向することにより上述した目的を達成する。 (2) 請求項2に記載の発明に係る光学部品の保持構
造は、縁端部2cのうち、面取り部4dと対向する部分
の光軸に沿う方向の寸法Aを0.5mm以上としたもの
である。 (3) 請求項3に記載の発明に係る光学部品の保持構
造は、保持部材4の位置決め面4bから開放端部4cに
至るまでの光軸方向に沿う寸法Cは、光透過面2bが位
置決め面4bと接する部分から、光透過面2bと対向す
る対向面2aと縁端部2cとの境界に形成される稜部2
dに至るまでの光軸方向に沿う寸法Bよりも大きくした
ものである。一実施の形態を示す図5に対応付けて以下
の発明を説明する。 (4) 請求項4に記載の発明は、遮光性物質が混入さ
れた光硬化型接着剤8を用いて光学部品22を保持部材
24に接着固定してなる光学部品の保持構造に適用され
る。そして、光学部品22には、光学部品22の光軸を
取り巻くように縁端部22cが形成されるとともに、第
1の光透過面22aと縁端部22cとの境界に面取り部
22eが形成され;保持部材24には、光学部品22の
第1の光透過面22aと対向する第2の光透過面22b
と接して光学部品22を光学部品22の光軸に沿う方向
に位置決めする位置決め面24bと、縁端部22cと嵌
合して光学部品22を光軸と略直交する方向に位置決め
する嵌合保持部24aとが形成され;縁端部22cと面
取り部22eとの境界に形成される稜部22dは、嵌合
保持部24aの内周部分と対向するものである。 (5) 請求項5に記載の発明は、面取り部22eの光
軸に沿う方向の寸法Aが0.5mm以上としたものであ
る。 (6) 請求項6に記載の発明は、保持部材24の位置
決め面24bから、嵌合保持部24aの開放端部24c
に至るまでの光軸方向に沿う寸法Cは、光学部品22の
位置決め面24bと接する部分から、第1の光透過面2
2aと面取り部22eとの境界に形成される稜部22d
に至るまでの光軸方向に沿う寸法Bよりも大きくしたも
のである。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】− 第1の実施の形態 − 図1(a)〜図1(c)は、本発明の第1の実施の形態
に係る光学部品の保持構造を説明する図であり、保持部
材4にレンズ2が組み込まれている様子をレンズ2の光
軸を含む平面で断面をとって示したものである。なお、
本実施の形態の説明において、レンズ2の光軸に沿う方
向を単に「光軸方向」と称する。上記保持部材4は、合
成樹脂、あるいは金属を材料として製作される。レンズ
2は、ガラス、あるいは合成樹脂を材料として製作され
る。本実施の形態においてレンズ2を凸メニスカスレン
ズとした例を示しているが、凹メニスカスレンズでもよ
い。また、メニスカスレンズ以外に両凸、両凹、平凸、
平凹形状のレンズであっても、さらには両面が平面のも
のであってもよい。
【0011】図1(a)に示されるように、保持部材4
にはレンズ2の光透過面2bと接触してレンズ2を光軸
方向(図1の上下方向)に位置決めする受け面4bが形
成されている。保持部材4にはまた、レンズ2の外周部
分である縁端部2cと嵌合して光軸方向と直交する方向
(図1の紙面に垂直な平面に沿う方向)に位置決めする
嵌合保持部4aが形成され、嵌合保持部4aの開放端部
4cと嵌合保持部4aとの境界には面取り部4dが形成
されている。
【0012】保持部材4にレンズ2が組み込まれた状態
における保持部材4およびレンズ2の寸法関係等につい
て説明する。保持部材4の嵌合保持部4aと面取り部4
dとの境界に形成される稜部4eは、レンズ2の縁端面
2cと対向する位置にある。
【0013】縁端面2cのうち、面取り部4dと対向す
る部分の光軸方向に沿う寸法、すなわち図1(a)のA
寸法は0.5mm以上に設定される。なお、A寸法が
0.5mm以上に設定される理由については後で説明す
る。
【0014】受け面4bから開放端部4cに至るまでの
光軸方向に沿う寸法、すなわち図1(a)のC寸法は、
受け面4bから、光透過面2bと対向する光透過面2a
と縁端面2cとの境界に至るまでの光軸方向に沿う寸
法、すなわち図1(a)のB寸法よりも大きく設定され
る。
【0015】図1(b)は、ディスペンサの注射針6の
先端から光硬化型接着剤(例えばUV効果型接着剤)8
を吐出させてレンズ2の周囲に塗布する様子を示した図
であり、図1(c)は光硬化型接着剤8の塗布および硬
化を完了したときの様子を示す図である。光硬化型接着
剤8には、カーボンブラック等の遮光性物質が添加され
ており、レンズ2を保持部材4に固定する機能とレンズ
2の縁端部2cを遮光する機能とを有する。この光硬化
型接着剤8は、レンズ2を透過可能な比較的短波長の光
を照射することにより硬化する性質を有する。以下、本
明細書中では光硬化型接着剤8を硬化させるために照射
する光を「硬化光」と称する。
【0016】レンズ2の周囲に光硬化型接着剤8を塗布
する場合、保持部材4にレンズ2を組み込んでたとえば
ターンテーブル(不図示)にセットする。そして、保持
部材4およびレンズ2が回転している状態で注射針6の
先端を面取り部4dに軽く押し当て、光硬化型接着剤8
を吐出させる。このとき、縁端面2cと面取り部4dと
で形成される略V字状の溝により、注射針6の先端部が
ガイドされる。このV字状の溝の断面は、図1(a)〜
図1(c)に示されるように片流れ状、すなわちV字を
構成する2辺のうち1辺のみが傾斜している。したがっ
て、注射針6の先端を面取り部4dに押し当てたとき
に、勢い余って注射針6の先端が光透過面2aに乗り上
げてしまう不具合を抑制できる。つまり、保持部材4の
嵌合保持部4aと面取り部4dとの境界に形成される稜
部4eが、レンズ2の縁端面2cと対向する位置にあっ
て、上述のように片流れ状のV字溝が形成されることに
より、上述した効果を得ることができる。この点、V字
溝の両方の辺を傾斜させると、一方の斜面に沿ってV字
溝の谷に達した注射針の先端が、対向する他の斜面によ
ってV字溝の開口部に向けて押し上げられることによ
り、上記不具合が発生しやすい。
【0017】さらに、本実施の形態に係る光学部品の保
持構造によれば、図1(a)に示されるC寸法がB寸法
よりも大きく設定されていることにより、図1(c)に
示されるように縁端面2cの全面を光硬化型接着剤8で
覆うことが容易となる。なお、光硬化型接着剤8には粘
性があるので、ある程度の量であれば盛ることも可能で
あり、この場合にはC寸法をB寸法と等しくすること
も、あるいはC寸法をB寸法よりも小さくすることも可
能である。ただし、B寸法の方がC寸法よりも大きく、
かつB寸法とC寸法との差が大きい場合には、光硬化型
接着剤8の盛り量も多くする必要がある。光硬化型接着
剤8の盛り量が増すにつれ、光透過面2aの有効径内に
光硬化型接着剤8が付着する可能性が増すので、このよ
うな場合には光透過面2aをマスキングする等、何らか
の処理が必要となる。
【0018】続いて、図1(a)におけるA寸法が0.
5mm以上に設定される理由について説明する。図2
は、上述したA寸法を変えて光硬化型接着剤8の塗布実
験を行った結果を示す図である。塗布実験は、縁厚3.
0mmのレンズを用い、A寸法を0.1、0.3、0.
5、1.0、2.0、3.0mm(=縁厚)としたレン
ズを多数用意して繰り返し行った。その結果、A寸法が
0.1mm、0.3mmと比較的少な目に設定されたも
のでは良品率が20〜60%と低調に推移した。不良の
原因は、光硬化型接着剤8がレンズの有効径内にはみ出
したことにより生じたケラレおよび外観不良が主なもの
であった。一方、A寸法を0.5mm以上とした場合、
良品率が向上して90〜100%となった。図2に示さ
れる実験結果は、縁厚3mmのレンズを用いた場合のも
のであるが、縁厚が2mm〜5mmのレンズを用いた場
合も図2に示されるのと同様の結果が得られた。つま
り、図1(a)のA寸法を0.5mm以上とすることに
より、光硬化型接着剤8がレンズ2の光透過面2aの有
効径内にはみ出して生じる不具合を抑制することができ
る。
【0019】以上のようにして光硬化型接着剤8をレン
ズ2の周囲に塗布し、暫く放置すると、光硬化型接着剤
8が縁端面2cと嵌合保持部4aとの間に流れ込む。こ
の状態で硬化光を照射することにより、硬化光が光硬化
型接着剤8に直接、あるいはレンズ2を透過して間接的
に達する。その結果、図1(c)に示されるように縁端
面2cの周囲で光硬化型接着剤8が硬化し、レンズ2の
保持部材4への固定と縁端面2cの遮光とが同時に達成
される。
【0020】図1において、保持部材4の面取り部4d
は、円すい面の一部を、その円すいの回転対称軸に直交
する面で切断して得られるような、連続した放射状の面
形状を有するものであった。これに対し、図3に示すよ
うに不連続な複数の面形で構成してもよい。以下、この
例について図3(a)および図3(b)を参照して説明
する。
【0021】図3(a)は、保持部材4Aにレンズ2A
を組み込んだ状態を、レンズ2Aの光軸方向から見た様
子を示す図であり、図3(b)は図3(a)の断面BB
を示す図である。なお、レンズ2Aは、図3(b)に示
されるように貼り合わせの凸レンズとなっているが、単
レンズであっても凹レンズであっても、あるいは平行平
面板やくさび板であってもよい。
【0022】図3(a)に示されるように、保持部材4
Aの嵌合保持部4Aaと開放端部4Acとの境界に設け
られる面取り部4Adは、矩形の額縁状となっている。
そして、図3(b)に示されるように、矩形の額縁の隅
に相当する部分、すなわち図3(a)のP、Q、R、S
の部分の面取り量が他の部分の面取り量に比べて大きく
なっている。このように面取り部4Adの形状を定める
ことにより、たとえばカメラ用の撮影レンズにこの保持
部材4Aおよびレンズ2Aが組み込まれた場合、レンズ
2Aを透過する光束が保持部材4Aでケラレを生じて画
面の隅が暗くなる不具合を抑制できる。また、面取り量
の大きな隅部、すなわち図3(a)のP、Q、R、Sの
部分のみにディスペンサ等を用いて光硬化型接着剤8を
定量塗布することにより、光硬化型接着剤8の流動性を
利用してレンズ2Aの周囲に流れ込ませることも可能で
ある。この場合、光硬化型接着剤8の塗布にターンテー
ブル等を用いる必要がなくなり、接着のための設備費や
工数を低減することができる。このように、点状に光硬
化型接着剤8を塗布する場合には、レンズの径や縁厚、
あるいは光硬化型接着剤8の粘度等に応じて面取り部4
Adを構成する複数の不連続の面の数を4とせずに適宜
増減することもできる。また、レンズ周面上での光硬化
型接着剤8の黒色の濃淡を変化させることもできる。
【0023】− 第2の実施の形態 − 第1の実施の形態に係る光学部品の保持構造は、保持部
材4に面取り部4dが設けられるものであった。これに
対し、第2の実施の形態に係る光学部品の保持構造は、
保持部材に保持される光学部品の側に面取りが設けられ
るものである。以下、図4を参照して第2の実施の形態
について説明する。なお、図4において図1に示される
ものと同様の構成要素には、同じ符号を付してその説明
を省略する。
【0024】図4(a)〜図4(c)は、本発明の第2
の実施の形態に係る光学部品の保持構造を説明する図で
あり、保持部材14にレンズ12が組み込まれている様
子をレンズ12の光軸を含む平面で断面をとって示した
ものである。なお、本実施の形態の説明においても、レ
ンズ12の光軸に沿う方向を単に「光軸方向」と称す
る。
【0025】図4(a)に示されるように、保持部材1
4にはレンズ12の光透過面12bと接触してレンズ1
2を光軸方向(図4の上下方向)に位置決めする受け面
14bが形成されている。保持部材14にはまた、レン
ズ12の外周部分である縁端部12cと嵌合して光軸方
向と直交する方向(図4の紙面に垂直な平面に沿う方
向)に位置決めする嵌合保持部14aが形成されてい
る。レンズ12には、光透過面12bと対向する光透過
面12aと縁端面12cとの境界に面取り部12eが形
成されている。
【0026】保持部材14にレンズ12が組み込まれた
状態における保持部材14およびレンズ12の寸法関係
等について説明する。面取り部12eと縁端面12cと
の境界に形成される稜部12fは、保持部材14の嵌合
保持部14aの内周面と対向している。面取り部12e
の光軸方向に沿う寸法、すなわち図4(a)のA寸法
は、第1の実施の形態で説明したのと同様の理由により
0.5mm以上に設定される。
【0027】受け面14bから開放端部14cに至るま
での光軸方向に沿う寸法、すなわち図4(a)のC寸法
は、受け面14bから光透過面12aと面取り部12e
との境界12dに至るまでの光軸方向に沿う寸法、すな
わち図1(a)のB寸法よりも大きく設定される。
【0028】図4(b)は、ディスペンサの注射針6の
先端から光硬化型接着剤8を吐出させてレンズ12の周
囲に塗布する様子を示した図であり、図4(c)は光硬
化型接着剤8の塗布および硬化を完了したときの様子を
示す図である。レンズ12の周囲に光硬化型接着剤8を
塗布する場合も、第1の実施の形態で説明したのと同様
に、保持部材14にレンズ12が組み込まれ、たとえば
不図示のターンテーブルにセットされる。そして、保持
部材14およびレンズ12が回転している状態で注射針
6の先端を面取り部12eに軽く押し当て、光硬化型接
着剤8を吐出させる。このとき、面取り部12eと嵌合
保持部14aとで形成される略V字状の溝により、注射
針6の先端部がガイドされる。このV字状の溝の断面も
第1の実施の形態と同様、図4(a)〜図4(c)に示
されるように片流れ状、すなわちV字を構成する2辺の
うち1辺のみが傾斜している。このため、注射針6の先
端を面取り部12eに押し当てたときに、勢い余って注
射針6の先端が開放端部14cに乗り上げてしまう不具
合を抑制できる。したがって、光硬化型接着剤8が保持
部材14の不所望の部分に付着し、接着剤の塊が他の部
材と干渉したり、あるいは外観不良等の不具合を引き起
こすのを抑制できる。つまり、縁端面12cと面取り部
12eとの境界に形成される稜部12fが、嵌合保持部
14aの内周面と対向する位置にあり、これにより上述
のように片流れ状のV字溝が形成されることにより、上
述した効果を得ることができる。
【0029】さらに、本実施の形態に係る光学部品の保
持構造によれば、図4(a)に示されるC寸法がB寸法
よりも大きく設定されていることにより、図4(c)に
示されるように縁端面12cおよび面取り部12eの全
面を光硬化型接着剤8で覆うことが容易となる。なお、
C寸法およびB寸法の寸法関係については、第1の実施
の形態で説明したのと同様にC寸法をB寸法と等しく、
あるいはB寸法をC寸法よりも大きくすることも可能で
ある。
【0030】以上のようにして光硬化型接着剤8をレン
ズ12の周囲に塗布し、暫く放置すると、光硬化型接着
剤8が縁端面12cと嵌合保持部14aとの間に流れ込
む。この状態で硬化光を照射することにより、硬化光が
光硬化型接着剤8に直接、あるいはレンズ12を透過し
て間接的に達する。その結果、図4(c)に示されるよ
うに縁端面12cおよび面取り部12eの周囲で光硬化
型接着剤8が硬化し、レンズ12の保持部材14への固
定と縁端面12cおよび面取り部12eの遮光とが同時
に達成される。
【0031】− 第3の実施の形態 − 以下で説明する第3の実施の形態に係る光学部品の保持
構造は、基本的に第2の実施の形態に係る光学部品の保
持構造と同様である。第2の実施の形態においては、面
取り部12eが設けられる側の光透過面12a(以上、
図4)が凹面であったのに対し、第3の実施の形態は凸
面となっている点が第2の実施の形態と相違する。以
下、図5を参照して第3の実施の形態について説明す
る。なお、図5において図1または図4に示されるもの
と同様の構成要素には同じ符号を付してその説明を省略
する。
【0032】図5(a)〜図5(c)は、本発明の第3
の実施の形態に係る光学部品の保持構造を説明する図で
あり、保持部材24にレンズ22が組み込まれている様
子をレンズ22の光軸を含む平面で断面をとって示した
ものである。なお、本実施の形態の説明においても、レ
ンズ22の光軸に沿う方向を単に「光軸方向」と称す
る。
【0033】図5(a)に示されるように、保持部材2
4にはレンズ22の光透過面22bと接触してレンズ2
2を光軸方向(図5の上下方向)に位置決めする受け面
24bが形成されている。保持部材24にはまた、レン
ズ22の外周部分である縁端部22cと嵌合して光軸方
向と直交する方向(図5の紙面に垂直な平面に沿う方
向)に位置決めする嵌合保持部24aが形成されてい
る。レンズ22には、光透過面22bと対向する光透過
面22aと縁端面22cとの境界に面取り部22eが形
成されている。
【0034】保持部材24にレンズ22が組み込まれた
状態における保持部材24およびレンズ22の寸法関係
等について説明する。面取り部22eと縁端面22cと
の境界に形成される稜部22fは、保持部材24の嵌合
保持部24aの内周面と対向している。面取り部22e
の光軸方向に沿う寸法、すなわち図5(a)のA寸法
は、第1の実施の形態で説明したのと同様の理由により
0.5mm以上に設定される。
【0035】受け面24bから開放端部24cに至るま
での光軸方向に沿う寸法、すなわち図5(a)のC寸法
は、受け面24bから光透過面22aと面取り部22e
との境界22dに至るまでの光軸方向に沿う寸法、すな
わち図5(a)のB寸法よりも大きく設定される。
【0036】図5(b)は、ディスペンサの注射針6の
先端から光硬化型接着剤8を吐出させてレンズ22の周
囲に塗布する様子を示した図であり、図5(c)は光硬
化型接着剤8の塗布および硬化を完了したときの様子を
示す図である。レンズ22の周囲に光硬化型接着剤8を
塗布する場合も、第1の実施の形態で説明したのと同様
に、保持部材24にレンズ22が組み込まれ、たとえば
不図示のターンテーブルにセットされる。そして、保持
部材24およびレンズ22が回転している状態で注射針
6の先端を面取り部22eに軽く押し当て、光硬化型接
着剤8を吐出させる。このとき、面取り部22eと嵌合
保持部24aとで形成される略V字状の溝により、注射
針6の先端部がガイドされる。このV字状の溝の断面も
第1および第2の実施の形態と同様、図5(a)〜図5
(c)に示されるように片流れ状、すなわちV字を構成
する2辺のうち1辺のみが傾斜している。このため、注
射針6の先端を面取り部22eに押し当てたときに、勢
い余って注射針6の先端が開放端部24cに乗り上げて
しまう不具合を抑制できる。したがって、光硬化型接着
剤8が保持部材24の不所望の部分に付着して、接着剤
の塊が他の部材と干渉したり、あるいは外観不良等の不
具合を引き起こすのを抑制できる。つまり、縁端面22
cと面取り部22eとの境界に形成される稜部22f
が、嵌合保持部24aの内周面と対向する位置にあっ
て、これにより上述のように片流れ状のV字溝が形成さ
れることにより、上述した効果を得ることができる。
【0037】さらに、本実施の形態に係る光学部品の保
持構造によれば、図5(a)に示されるC寸法がB寸法
よりも大きく設定されていることにより、図5(c)に
示されるように縁端面22cおよび面取り部22eの全
面を光硬化型接着剤8で覆うことが容易となる。なお、
C寸法およびB寸法の寸法関係については、第1の実施
の形態で説明したのと同様にC寸法をB寸法と等しく、
あるいはB寸法をC寸法よりも大きくすることも可能で
ある。
【0038】以上のようにして光硬化型接着剤8をレン
ズ22の周囲に塗布し、暫く放置すると、光硬化型接着
剤8が縁端面22cと嵌合保持部24aとの間に流れ込
む。この状態で硬化光を照射することにより、硬化光が
光硬化型接着剤8に直接、あるいはレンズ22を透過し
て間接的に達する。その結果、図5(c)に示されるよ
うに縁端面22cおよび面取り部22eの周囲で光硬化
型接着剤8が硬化し、レンズ22の保持部材24への固
定と縁端面22cおよび面取り部22eの遮光とが同時
に達成される。
【0039】以上、第1〜第3の実施の形態では、保持
部材にレンズを固定する例について説明したが、本発明
はこの例にとどまらない。たとえば、レンズの他にプリ
ズムや各種フィルタ、あるいはミラー等の光学部品、レ
ンズ部と他の機能を有する部分とを一体に成型したレン
ズ一体型のプラスチック部品、ガラス板等を保持部材に
接着固定するものに本発明を適用することができる。こ
れらの光学部品の外形形状は、円形のみならず、矩形、
多角形や小判形状、あるいは複数の形状を組み合わせた
形状のものであってもよい。
【0040】また、以上では遮光性物質が混入された光
硬化型接着剤を用いて光学部品を保持部材に接着固定す
る例について説明したが、通常の光硬化型接着剤や熱硬
化型接着剤、空気中の水分を吸収して硬化する接着剤、
あるいは2液混合型の接着剤や嫌気性接着剤、瞬間接着
剤等を用いる光学部品の保持構造にも本発明は適用可能
である。
【0041】以上の発明の実施の形態と請求項との対応
において、レンズ2、2A、12、22が光学部品を、
受け面4b、14b、24bが位置決め面を、縁端面2
c、12c、22cが縁端部をそれぞれ構成する。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
以下の効果を奏する。 (1) 請求項1に記載の発明によれば、光学部品の光
透過面と接触して光学部品をその光軸に沿う方向に位置
決めする位置決め面と、光軸を取り巻くように光学部品
に形成される縁端部と嵌合して光学部品を光軸と略直交
する方向に位置決めする嵌合保持部と、この嵌合保持部
の開放端部側に設けられる面取り部とが保持部材に形成
され、嵌合保持部と面取り部との境界に形成される稜部
は、光学部品の縁端部と対向することにより、縁端部と
面取り部とでV字状の断面の溝が形成されるので、接着
剤の塗布が容易になる。このため、接着剤はみ出し等の
不具合が発生するのを抑制することができる。 (2) 請求項2に記載の発明によれば、光学部品の縁
端部のうち、上記面取り部と対向する部分の光軸に沿う
方向の寸法が0.5mm以上であることにより、上述し
たV字状の断面の溝の深さを比較的深くすることがで
き、接着剤がはみ出して不具合が生じるのを抑制でき
る。 (3) 請求項3に記載の発明によれば、位置決め面か
ら開放端部に至るまでの光軸方向に沿う寸法を、光学部
品の光透過面が位置決め面と接する部分から、光透過面
と対向する対向面と縁端部との境界に至るまでの光軸方
向に沿う寸法よりも大きくしたことにより、接着剤で縁
端部を覆うことが容易になる。 (4) 請求項4に記載の発明によれば、光学部品に
は、この光学部品の光軸を取り巻くように縁端部が形成
されるとともに、第1の光透過面と縁端部との境界に面
取り部が形成され、保持部材には、光学部品第1の光透
過面に対向する第2の光透過面と接して光学部品を光軸
に沿う方向に位置決めする位置決め面と、縁端部と嵌合
して光学部品を光軸と略直交する方向に位置決めする嵌
合保持部とが形成される。そして、縁端部と面取り部と
の境界に形成される稜部が、嵌合保持部の内周部分と対
向することにより、嵌合保持部の内周部分と面取り部と
でV字状の断面の溝が形成されるので、接着剤の塗布が
容易になり、はみ出し等の不具合が発生するのを抑制す
ることができる。 (5) 請求項5に記載の発明によれば、光学部品に形
成される面取り部の光軸方向に沿う方向の寸法が0.5
mm以上であることにより、上述したV字状の断面の溝
の深さを比較的深くすることが可能となり、接着剤がは
み出して不具合が発生するのを抑制することができる。 (6) 請求項6に記載の発明によれば、保持部材の位
置決め面から、嵌合保持部の開放端部に至るまでの光軸
方向に沿う寸法を、光学部品の所定面が上記位置決め面
と接する部分から、上記所定面と対向する対向面と面取
り部との境界に形成される稜部に至るまでの光軸方向に
沿う寸法よりも大きくしたことにより、光学部品の縁端
部および面取り部を接着剤で覆うことが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光
学部品の保持構造を説明する図である。
【図2】 図2は、接着剤の塗布部に形成されるV字状
の溝の深さと、保持部材とレンズとの間に接着剤を塗布
したときの良品率との関係を調査した結果を示す図であ
る。
【図3】 図3は、本発明の第1の実施の形態の変形例
を示す図である。
【図4】 図4は、本発明の第2の実施の形態に係る光
学部品の保持構造を説明する図である。
【図5】 図5は、本発明の第3の実施の形態に係る光
学部品の保持構造を説明する図である。
【符号の説明】
2、2A、12、22 … レンズ 2c、2Ac、12c、22c … 縁端面 12e、22e … 面取り部 4、4A、14、24 … 保持部材 4a、4Aa、14a、24a … 嵌合保持部 4b、14b、24b … 受け面 4c、4Ac、14c、24c … 開放端部 4d … 面取り部 6 … 注射針 8 … 光硬化型接着剤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮光性物質が混入された光硬化型接着剤を
    用いて光学部品を保持部材に接着固定してなる保持構造
    において、 前記保持部材には、前記光学部品の光透過面と接触して
    前記光学部品を前記光学部品の光軸に沿う方向に位置決
    めする位置決め面と、前記光軸を取り巻くように前記光
    学部品に形成される縁端部と嵌合して前記光学部品を前
    記光軸と略直交する方向に位置決めする嵌合保持部と、
    前記嵌合保持部の開放端部側に設けられる面取り部とが
    形成され、 前記嵌合保持部と前記面取り部との境界に形成される稜
    部は、前記光学部品の前記縁端部と対向することを特徴
    とする光学部品の保持構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光学部品の保持構造にお
    いて、 前記縁端部のうち、前記面取り部と対向する部分の前記
    光軸に沿う方向の寸法が0.5mm以上であることを特
    徴とする光学部品の保持構造。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の光学部品の保持
    構造において、 前記保持部材の前記位置決め面から前記開放端部に至る
    までの前記光軸方向に沿う寸法は、前記光透過面が前記
    位置決め面と接する部分から、前記光透過面と対向する
    対向面と前記縁端部との境界に形成される稜部に至るま
    での前記光軸方向に沿う寸法よりも大きいことを特徴と
    する光学部品の保持構造。
  4. 【請求項4】遮光性物質が混入された光硬化型接着剤を
    用いて光学部品を保持部材に接着固定してなる保持構造
    において、 前記光学部品には、前記光学部品の光軸を取り巻くよう
    に縁端部が形成されるとともに、第1の光透過面と前記
    縁端部との境界に面取り部が形成され、 前記保持部材には、前記光学部品の前記第1の光透過面
    と対向する第2の光透過面と接して前記光学部品を前記
    光学部品の光軸に沿う方向に位置決めする位置決め面
    と、前記縁端部と嵌合して前記光学部品を前記光軸と略
    直交する方向に位置決めする嵌合保持部とが形成され、 前記縁端部と前記面取り部との境界に形成される稜部
    は、前記嵌合保持部の内周部分と対向することを特徴と
    する光学部品の保持構造。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の光学部品の保持構造にお
    いて、 前記面取り部の前記光軸に沿う方向の寸法が0.5mm
    以上であることを特徴とする光学部品の保持構造。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載の光学部品の保持
    構造において、 前記保持部材の前記位置決め面から、前記嵌合保持部の
    開放端部に至るまでの前記光軸方向に沿う寸法は、前記
    光学部品の前記位置決め面と接する部分から、前記第1
    の光透過面と前記面取り部との境界に形成される稜部に
    至るまでの前記光軸方向に沿う寸法よりも大きいことを
    特徴とする光学部品の保持構造。
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