JP2001032508A - 床材支持具 - Google Patents

床材支持具

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JP2001032508A
JP2001032508A JP11209977A JP20997799A JP2001032508A JP 2001032508 A JP2001032508 A JP 2001032508A JP 11209977 A JP11209977 A JP 11209977A JP 20997799 A JP20997799 A JP 20997799A JP 2001032508 A JP2001032508 A JP 2001032508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂の利点を確保しつつ強度を向上させ
ることができる床材支持具の提供。 【解決手段】 支持脚17を、金属製の内側筒状体31
を合成樹脂製の外側筒状体32で被覆してなる。これに
より、合成樹脂製の外側筒状体32で金属製の内側筒状
体31の腐食を防止することができ、また、合成樹脂製
の外側筒状体32により、良好なクッション性および歩
行感を得ることができて、合成樹脂の利点はそのまま確
保できる。その上、金属製の内側筒状体31により強度
を向上させることができるため、太さを細くすることが
でき、樹脂分量を少なくできるため、コストを低減する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床材を構成する大
引きや根太あるいは床板を下側から支持する床材支持具
に関し、詳しくは、合成樹脂の利点を踏まえつつ強度を
向上させることができる床材支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】床材を構成する大引きや根太あるいは床
板を下側から支持する床材支持具としては、合成樹脂製
のもの、あるいは金属製のものが、それぞれ要求される
性能に応じて用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金属製の床材支持具
は、長期間使用していると腐食してしまうという問題が
あった。また、金属と金属との衝突音が発生しやすく十
分な静粛性が得られないという問題もあった。さらに、
高硬度故に床のかたさが固くクッション性および歩行感
が悪く、これを改善するために台材面との設置面に緩衝
材をかまさざるを得ないが、この緩衝材の厚みがかなり
厚いものになってしまうという問題があった。他方、樹
脂製の床材支持具は、上記のような金属製の床材支持具
のような問題は生じないものの、強度の面では金属製の
支持具より劣るため、特に床高の高いところに使用する
場合には太さを太くせざるを得ず、コスト高を招いてい
た。したがって、本発明は、合成樹脂の利点を確保しつ
つ強度を向上させることができる床材支持具の提供を目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の床材支持具は、床材を下側
から支持するものであって、金属製の内側筒状体を合成
樹脂製の外側筒状体で被覆してなる支持脚を有すること
を特徴としている。このように、支持脚が、金属製の内
側筒状体を合成樹脂製の外側筒状体で被覆してなるた
め、合成樹脂製の外側筒状体で金属製の内側筒状体の腐
食を防止することができ、また、合成樹脂製の外側筒状
体により、良好なクッション性および歩行感を得ること
ができて、合成樹脂の利点はそのまま確保できる。その
上、金属製の内側筒状体により強度を向上させることが
できるため、太さを細くすることができ、樹脂分量を少
なくできるため、コストを低減することができる。
【0005】本発明の請求項2記載の床材支持具は、請
求項1記載のものに関して、台材に載置されるとともに
雌ネジを有する合成樹脂製のベースナット部材と、床材
を支持するとともに雌ネジを有する合成樹脂製の支持ナ
ット部材とを有し、前記外側筒状体には、前記ベースナ
ット部材の雌ネジおよび前記支持ナット部材の雌ネジに
それぞれ螺合する一対の雄ネジが形成されていることを
特徴としている。これにより、ベースナット部材の雌ネ
ジに、支持脚をその外側筒状体の一方の雄ネジで螺合さ
せ、支持ナット部材の雌ネジに、支持脚をその外側筒状
体の他方の雄ネジで螺合させて組み立てられることにな
るため、これらの螺合量を調整することにより高さを容
易に調整することができる。
【0006】本発明の請求項3記載の床材支持具は、請
求項2記載のものに関して、前記ベースナット部材の雌
ネジおよび該雌ネジに螺合する前記外側筒状体の雄ネジ
と、前記支持ナット部材の雌ネジおよび該雌ネジに螺合
する前記外側筒状体の雄ネジとが互いに逆ネジとされて
いることを特徴としている。このように、ベースナット
部材の雌ネジおよび該雌ネジに螺合する外側筒状体の雄
ネジと、支持ナット部材の雌ネジおよび該雌ネジに螺合
する外側筒状体の雄ネジとが互いに逆ネジとされている
ため、ベースナット部材を台材に載置させ支持ナット部
材で床材を支持した後に、支持脚の外側筒状体を回転さ
せると、ベースナット部材と支持ナット部材とが互いに
近接し、あるいは互いに離間することになる。
【0007】本発明の請求項4記載の床材支持具は、請
求項1記載のものに関して、床材を支持するとともに雌
ネジを有する合成樹脂製の支持ナット部材を有し、前記
外側筒状体には、雄ネジが一つのみ形成されており、該
雄ネジにおいて前記支持ナット部材の雌ネジに螺合する
ことを特徴としている。このように、外側筒状体には、
雄ネジが一つのみ形成されており、該雄ネジにおいて支
持ナット部材の雌ネジに螺合するため、支持ナット部材
と支持脚との螺合位置のみを調整することにより高さを
調整することができる。
【0008】本発明の請求項5記載の床材支持具は、請
求項1記載のものに関して、前記外側筒状体には、床材
を支持する支持部が形成されており、台材に載置される
とともに雌ネジを有する合成樹脂製のベースナット部材
を有し、前記外側筒状体には、雄ネジが一つのみ形成さ
れており、該雄ネジにおいて前記ベースナット部材の雌
ネジに螺合することを特徴としている。このように、外
側筒状体には、雄ネジが一つのみ形成されており、該雄
ネジにおいてベースナット部材の雌ネジに螺合するた
め、ベースナット部材と支持脚との螺合位置のみを調整
することにより高さを調整することができる。
【0009】本発明の請求項6記載の床材支持具は、請
求項1乃至5のいずれか一項記載のものに関して、前記
外側筒状体は、長さ方向に分割された一対の分割筒状体
からなることを特徴としている。このように、外側筒状
体が長さ方向に分割された一対の分割筒状体からなるた
め、内側筒状体を外側筒状体内に容易に内蔵させること
ができる。しかも、床高が高い場合であっても成形時に
は外側筒状体を短くでき、その結果、成形が容易とな
る。
【0010】本発明の請求項7記載の床材支持具は、請
求項6記載のものに関して、前記一対の分割筒状体は、
互いに嵌合することで固定状態となる嵌合部を有するこ
とを特徴としている。このように、一対の分割筒状体
は、嵌合部において互いに嵌合することで固定状態とな
るため、外側筒状体を一対の分割筒状体で構成しても、
ずれたりせずに、正確な高さ調整に対応可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態の床材
支持具を図1〜図5を参照して以下に説明する。第1の
実施の形態の床材支持具11は、大引きや根太等の床材
12を下側から支持するものであって、束石やスラブ等
の台材13に載置されるベースナット部材15と、大引
きや根太等の床材12を支持する支持ナット部材16
と、これらの間に配置されてこれらを連結させる支持脚
17とを有している。なお、ベースナット部材15およ
び支持ナット部材16は繊維強化された合成樹脂製のも
のである。また、支持ナット部材16には、防虫・防蟻
・防腐処理がなされた合板18が固定されており、該合
板18を介して床材12を支持する。
【0012】図2に示すように、ベースナット部材15
は、略円板状をなすとともに複数の同心円弧状のスリッ
トが形成された基板部20と、該基板部20と同軸をな
してその厚さ方向における一側に形成された円筒部21
と、円筒部21の軸線方向における基板部20に対し反
対側から、基板部20の径方向における円筒部21に対
し反対側まで略円弧状をなして延在される複数の補強板
部22,22,…とを有している。
【0013】基板部20の隣り合う補強板部22,22
同士の各間位置には、該基板部20を台材13に固定す
るためのネジ部材23を挿入させる取付穴24,24,
…がそれぞれ形成されている。ベースナット部材15の
円筒部21の内径側には雌ネジ25が形成されている。
【0014】円筒部21の外径側には、一対の隣り合う
補強板部22,22同士の間位置に、軸線方向に延在す
るリブ26が形成されており、該リブ26には、円筒部
21の径方向に沿ってネジ穴27が形成されている。こ
のネジ穴27には、外側から蝶ネジ等のストッパ金具2
8が螺合されるようになっている。
【0015】支持ナット部材16は、図2に示すよう
に、ベースナット部材15と同様の基板部20、円筒部
21、複数の補強板部22,22,…およびリブ26を
有している。そして、基板部20には、ベースナット部
材15と同様の位置にこれを合板18に固定するための
ネジ部材23を挿入させる取付穴24,24,…がそれ
ぞれ形成されており、リブ26には、外側から蝶ネジ等
のストッパ金具28が螺合されるネジ穴27が円筒部2
1の径方向に沿って形成されている。
【0016】支持ナット部材16は、その円筒部21の
内径側に雌ネジ30が形成されている。ここで、図1に
示すように、この支持ナット部材16の雌ネジ30は、
ベースナット部材15の雌ネジ25に対し逆ネジとされ
ている。すなわち、具体的には、支持ナット部材16の
雌ネジ30は右回りで前進するネジとされ、ベースナッ
ト部材15の雌ネジ25は左回りで前進するネジとされ
ている。
【0017】支持脚17は、図1に示すように、金属円
管からなる(すなわち金属製の)内側筒状体31と、こ
の内側筒状体31を全長にわたって被覆する外側筒状体
32とを有している。なお、外側筒状体32は、繊維強
化された合成樹脂製のものである。そして、外側筒状体
32は、長さ方向に分割された一対の分割筒状体33,
34からなっている。
【0018】一方の分割筒状体33は、図3に示すよう
に、円筒部36と、該円筒部36の一側に形成された六
角筒状の内側嵌合部(嵌合部)37とを有しており、円
筒部36の内側嵌合部37に対し反対側の外径側には雄
ネジ38が形成されている。内側嵌合部37には、互い
に平行をなす一対の面部に、一対の突起部39,39が
形成されている。これら突起部39,39は、雄ネジ3
8側に位置するほど突出量が多くなるように傾斜する形
状をなしている。円筒部36の内側嵌合部37に対し反
対側の端部には、径方向内方に延出するストッパ板部4
0が形成されている。
【0019】円筒部36の内径は、内側筒状体31の外
径よりもその挿入を可能とする隙間分大径とされてい
る。このような分割筒状体33には、その内側に内側嵌
合部37側から内側筒状体31が挿入されることにな
り、このように挿入された内側筒状体31は、ストッパ
板部40でその抜け止めがなされる。
【0020】他方の分割筒状体34は、図4に示すよう
に、円筒部42と、該円筒部42の一側に形成された六
角筒状の外側嵌合部(嵌合部)43とを有しており、円
筒部42の外側嵌合部43に対し反対側の外径側には雄
ネジ44が形成されている。外側嵌合部43には、互い
に平行をなす一対の面部に、一対の係合穴45,45が
形成されている。
【0021】円筒部42の外側嵌合部43に対し反対側
の端部には、径方向内方に延出するストッパ板部46が
形成されている。円筒部42の内径は、内側筒状体31
の外径よりもその挿入を可能とする隙間分大径とされて
いる。このような分割筒状体34には、その内側に外側
嵌合部43側から内側筒状体31が挿入されることにな
り、このように挿入された内側筒状体31は、ストッパ
板部46でその抜け止めがなされる。
【0022】また、この分割筒状体34の外側嵌合部4
3には、分割筒状体33の内側嵌合部37が嵌合される
ようになっており、この嵌合により分割筒状体33,3
4は互いの軸線回りの移動が規制される。そして、外側
嵌合部43に内側嵌合部37が嵌合されると、外側嵌合
部43の係合穴45,45に内側嵌合部37の突起部3
9,39が係合され、この係合により分割筒状体33,
34は互いの軸線方向における移動が規制される。よっ
て、外側嵌合部43と内側嵌合部37とが突起部39,
39を係合穴45,45に係合させるまで互いに嵌合す
ることで、分割筒状体33,34は、互いに固定状態と
なる。
【0023】ここで、内側筒状体31の長さは、外側筒
状体32の分割筒状体33,34同士の嵌合固定が可能
な長さとされることは当然のことながら、これらが嵌合
固定された状態で内側のストッパ板部40,46間の全
長にわたって延在するような長さとされている。
【0024】ここで、これら分割筒状体33,34は、
それぞれの雄ネジ38,44が互いに逆ネジとされてい
る。そして、結果として、一方の分割筒状体34はベー
スナット部材15のみに螺合可能とされ、他方の分割筒
状体33は支持ナット部材16のみに螺合可能とされて
いる。
【0025】以上により、分割筒状体34および分割筒
状体33が、内側に内側筒状体31を挿入させつつ外側
嵌合部43と内側嵌合部37とを嵌合させて形成される
外側筒状体32には、ベースナット部材15の雌ネジ2
5および支持ナット部材16の雌ネジ30にそれぞれ螺
合する一対の雄ネジ38,44が形成されることにな
り、また、ベースナット部材15の雌ネジ25および該
雌ネジ25に螺合する外側筒状体32の雄ネジ44と、
支持ナット部材16の雌ネジ30および該雌ネジ30に
螺合する外側筒状体32の雄ネジ38とが互いに逆ネジ
とされる。
【0026】以上のような構成の第1の実施の形態の床
材支持具11によれば、支持脚17が、金属製の内側筒
状体31を合成樹脂製の外側筒状体32で被覆してなる
ため、合成樹脂製の外側筒状体32で金属製の内側筒状
体31の腐食を防止することができ、また、合成樹脂製
の外側筒状体32により、良好なクッション性および歩
行感を得ることができて、合成樹脂の利点はそのまま確
保できる。その上、金属製の内側筒状体31により強度
を向上させることができるため、太さを細くすることが
でき、ベースナット部材15、支持ナット部材16およ
び外側筒状体32の樹脂分量を少なくできるため、コス
トを低減することができる。
【0027】また、ベースナット部材15の雌ネジ25
に、支持脚17をその外側筒状体32の一方の雄ネジ4
4で螺合させ、支持ナット部材16の雌ネジ30に、支
持脚17をその外側筒状体32の他方の雄ネジ38で螺
合させて組み立てられることになるため、これらの螺合
量を調整することにより高さを容易に調整することがで
きる。ここで、このように螺合量が調整された状態で、
ベースナット部材15のネジ穴27にストッパ金具28
を螺合させて該ストッパ金具28を外側筒状体32に螺
合させ、さらに、支持ナット部材16のネジ穴27に別
のストッパ金具28を螺合させて該ストッパ金具28を
外側筒状体32に螺合させると、ベースナット部材15
および支持ナット部材16に対し外側筒状体32が回転
が規制された固定状態になる。
【0028】さらに、ベースナット部材15の雌ネジ2
5および該雌ネジ25に螺合する外側筒状体32の雄ネ
ジ44と、支持ナット部材16の雌ネジ30および該雌
ネジ30に螺合する外側筒状体32の雄ネジ38とが互
いに逆ネジとされているため、ベースナット部材15を
台材13に載置させ支持ナット部材16で床材12を支
持した後に、支持脚17の外側筒状体32を回転させる
と、ベースナット部材15と支持ナット部材16とが互
いに近接し、あるいは互いに離間することになる。した
がって、高さ調整が容易となる。
【0029】加えて、外側筒状体32が長さ方向に分割
された一対の分割筒状体33,34からなるため、内側
筒状体31を外側筒状体32内に容易に内蔵させること
ができる。しかも、床高が高い場合であっても成形時に
は外側筒状体32を短くでき、その結果、成形が容易と
なる。さらに、一対の分割筒状体33,34は、外側嵌
合部43および内側嵌合部37において互いに嵌合する
ことで固定状態となるため、外側筒状体32を一対の分
割筒状体33,34で構成しても、ずれたりせずに、正
確な高さ調整に対応可能となる。
【0030】なお、以上の第1の実施の形態の床材支持
具11は、支持ナット部材16が合板18を介して床材
12を支持する場合を例にとり説明したが、図5に示す
ように、支持ナット部材16が、その基板部20が矩形
状をなし、該基板部20の互いに平行をなす側端縁部か
ら円筒部21の軸線方向にほぼ沿って該円筒部21に対
し反対方向に延出する一対の挟持板部47,47を有
し、これら挟持板部47,47で床材12を挟持するよ
うにしてもよい。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態の床材支
持具を図6を参照して以下に説明する。第2の実施の形
態の床材支持具51は、床板からなる床材12を支持す
る支持ナット部材52と、該支持ナット部材52に連結
されるとともに弾性ゴム座等の座部材53を介して台材
13に載置される支持脚54とを有しており、ベースナ
ット部材は設けられていない。なお、支持ナット部材5
2は繊維強化された合成樹脂製のものである。
【0032】支持ナット部材52は、略円板状をなす基
板部56と、該基板部56と同軸をなしてその厚さ方向
における両側に突出形成された円筒部57と、円筒部5
7の軸線方向における基板部56に対し一の反対側か
ら、基板部56の径方向における円筒部57に対し反対
側まで略円弧状をなして延在される等ピッチで配置され
た複数の補強板部58,58,…とを有している。
【0033】円筒部57の内径側には、軸線方向におけ
る全長にわたって雌ネジ60が形成されている。
【0034】支持脚54は、金属円管からなる(すなわ
ち金属製の)内側筒状体62と、この内側筒状体62を
全長にわたって被覆する外側筒状体63とを有してい
る。なお、外側筒状体63は、繊維強化された合成樹脂
製のものである。そして、外側筒状体63は、長さ方向
に分割された一対の分割筒状体64,65からなってい
る。
【0035】一方の分割筒状体64は、円筒部67と、
該円筒部67の一側に形成された該円筒部67より外径
の小さい円筒状の内側嵌合部(嵌合部)68とを有して
おり、円筒部67の内側嵌合部68に対し反対側の外径
側には雄ネジ69が形成されている。内側嵌合部68に
は、中心軸線を中心として対向する位置に、一対の突起
部70,70が形成されている。これら突起部70,7
0は、雄ネジ69側に位置するほど突出量が多くなるよ
うに傾斜する形状をなしている。円筒部67の内側嵌合
部68に対し反対側の端部には、径方向内方に延出する
ストッパ板部71が形成されている。
【0036】円筒部67の内径側には、その軸線方向に
沿って延在するリブ72が複数放射状に形成されてお
り、これらリブ72,72,…の内端部を結んだ円の内
径は、内側筒状体62の外径よりもその挿入を可能とす
る隙間分大径とされている。このような分割筒状体64
には、内側嵌合部68側からリブ72,72,…の内側
に内側筒状体62が挿入されることになり、このように
挿入された内側筒状体62は、ストッパ板部71でその
抜け止めがなされる。
【0037】他方の分割筒状体65は、円筒部74と、
該円筒部74の一側に形成された該円筒部74より内径
が大径とされた円筒状の外側嵌合部(嵌合部)75とを
有しており、該外側嵌合部75の中心軸線を中心として
対向する位置には、一対の係合穴76,76が形成され
ている。
【0038】円筒部74の外側嵌合部75に対し反対側
の端部には、傾斜しつつ半径方向内方に延出するストッ
パ板部77が形成されている。円筒部74のストッパ板
部77よりも外側嵌合部75側には、該円筒部74の軸
線方向に沿って延在するリブ78が複数放射状に形成さ
れており、これらリブ78,78,…の内端部を結んだ
円の内径は、内側筒状体62の外径よりもその挿入を可
能とする隙間分大径とされている。このような分割筒状
体65には、外側嵌合部75側からリブ78,78,…
の内側に内側筒状体62が挿入されることになり、この
ように挿入された内側筒状体62は、ストッパ板部77
でその抜け止めがなされる。
【0039】また、この分割筒状体65の外側嵌合部7
5には、分割筒状体64の内側嵌合部68が嵌合される
ようになっており、このように嵌合されると、外側嵌合
部75の係合穴76,76に内側嵌合部68の突起部7
0,70が係合され、この係合により分割筒状体64,
65は、互いの軸線回りおよび軸線方向における移動が
規制される。よって、外側嵌合部75と内側嵌合部68
とが突起部70,70を係合穴76,76に係合させる
まで互いに嵌合することで、分割筒状体64,65は、
互いに固定状態となる。
【0040】ここで、内側筒状体62の長さは、外側筒
状体63の分割筒状体64,65同士の嵌合固定が可能
な長さとされることは当然のことながら、これらが嵌合
固定された状態で内側のストッパ板部71,77間の全
長にわたって延在するような長さとされている。
【0041】以上により、分割筒状体65および分割筒
状体64が、内側筒状体62を挿入させつつ外側嵌合部
75と内側嵌合部68とを嵌合させて形成される外側筒
状体63には、雄ネジ69が一つのみ形成されており、
該雄ネジ69において支持ナット部材52の雌ネジ60
に螺合するることになる。
【0042】以上のような構成の第2の実施の形態の床
材支持具51によれば、第1の実施の形態と同様、支持
脚54が、金属製の内側筒状体62を合成樹脂製の外側
筒状体63で被覆してなるため、合成樹脂製の外側筒状
体63で金属製の内側筒状体62の腐食を防止すること
ができ、また、合成樹脂製の外側筒状体63により、良
好なクッション性および歩行感を得ることができて、合
成樹脂の利点はそのまま確保できる。その上、金属製の
内側筒状体62により強度を向上させることができるた
め、太さを細くすることができ、支持ナット部材52お
よび外側筒状体63の樹脂分量を少なくできるため、コ
ストを低減することができる。
【0043】また、ベースナット部材がなく、外側筒状
体63には、雄ネジ69が一つのみ形成され該雄ネジ6
9において支持ナット部材52の雌ネジ60に螺合する
ため、支持ナット部材52と支持脚54との螺合位置の
みを調整することにより高さを調整することができる。
加えて、外側筒状体63が長さ方向に分割された一対の
分割筒状体64,65からなるため、内側筒状体62を
外側筒状体63内に容易に内蔵させることができる。し
かも、床高が高い場合であっても外側筒状体63を成形
時には短くでき、その結果、成形が容易となる。さら
に、一対の分割筒状体64,65は、外側嵌合部75お
よび内側嵌合部68において互いに嵌合することで固定
状態となるため、外側筒状体63を一対の分割筒状体6
4,65で構成しても、ずれたりせずに、正確な高さ調
整に対応可能となる。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態の床材支
持具を図7を参照して以下に説明する。第3の実施の形
態の床材支持具81は、台材13に載置されるベースナ
ット部材82と、大引きや根太等の床材12を支持する
支持脚83とを有している。なお、ベースナット部材8
2は第1部材84および第2部材85からなるものでこ
れらは繊維強化された合成樹脂製のものである。また、
支持脚83には、防虫・防蟻・防腐処理がなされた合板
18が固定されており、該合板18を介して床材12を
支持する。
【0045】ベースナット部材82の第1部材84は、
略円板状をなす基板部87と、該基板部87と同軸をな
してその厚さ方向における一側に形成された円筒部88
と、円筒部88の軸線方向における基板部87に対し反
対側から、基板部87の径方向における円筒部88に対
し反対側まで延在される等ピッチで配置された複数の補
強板部89,89,…とを有している。基板部87に
は、該基板部87を台材13に固定するためのネジ部材
23を挿入させる取付穴90,90,…が形成されてい
る。
【0046】ベースナット部材82の第2部材85は、
円筒部92と、該円筒部92の外径側の軸線方向におけ
る中間所定位置に形成された六角形状の入力部93とを
有しており、該第2部材85の内径側には雌ネジ94が
形成されている。
【0047】このような第2部材85は、その円筒部9
2において第1部材84の円筒部88の内側に回転可能
に嵌合されることになり、この嵌合状態で入力部93が
第1部材84より上側に位置する。
【0048】支持脚83は、金属円管からなる(すなわ
ち金属製の)内側筒状体97と、この内側筒状体97を
全長にわたって被覆する外側筒状体98とを有してい
る。なお、外側筒状体98は、繊維強化された合成樹脂
製のものである。そして、外側筒状体98は、長さ方向
に分割された一対の分割筒状体100,101からなっ
ている。
【0049】一方の分割筒状体100は、円筒部103
と、該円筒部103の一側に形成された該円筒部103
より外径の小さい円筒状の内側嵌合部(嵌合部)104
とを有しており、円筒部103の内側嵌合部104に対
し反対側の端部には、床材12を支持する矩形板状の支
持部105が一体に形成されている。円筒部103に
は、軸線方向における中間所定位置から支持部105の
延在方向における円筒部103に対し反対側まで延在さ
れる補強板部106が複数等ピッチで形成されている。
支持部105には、これを合板18に固定するためのネ
ジ部材23を挿入させる取付穴107,107,…が形
成されている。
【0050】内側嵌合部104には、中心軸線を中心と
して対向する位置に、一対の突起部108,108が形
成されている。これら突起部108,108は、支持部
105側に位置するほど突出量が多くなるように傾斜す
る形状をなしている。円筒部103の内側嵌合部104
に対し反対側の端部には、径方向内方に延出するストッ
パ板部109が形成されている。
【0051】円筒部103の内径は、内側筒状体97の
外径よりもその挿入を可能とする隙間分大径とされてい
る。このような分割筒状体100には、その内側に内側
嵌合部104側から内側筒状体97が挿入されることに
なり、このように挿入された内側筒状体97は、ストッ
パ板部109でその抜け止めがなされる。
【0052】他方の分割筒状体101は、円筒部111
と、該円筒部111の一側に形成された該円筒部111
より内径が大径とされた円筒状の外側嵌合部(嵌合部)
112とを有しており、該外側嵌合部112の中心軸線
を中心として対向する位置には、一対の係合穴113,
113が形成されている。また、分割筒状体101の円
筒部111の外側嵌合部112に対し反対側には、外径
側に雄ネジ114が形成されている。
【0053】円筒部111の外側嵌合部112に対し反
対側の端部には、径方向内方に延出するストッパ板部1
15が形成されている。円筒部111の内径は、内側筒
状体97の外径よりもその挿入を可能とする隙間分大径
とされている。このような分割筒状体101には、その
内側に外側嵌合部112側から内側筒状体97が挿入さ
れることになり、このように挿入された内側筒状体97
は、ストッパ板部115でその抜け止めがなされる。
【0054】また、この分割筒状体101の外側嵌合部
112には、分割筒状体100の内側嵌合部104が嵌
合されるようになっており、このように嵌合されると、
外側嵌合部112の係合穴113,113に内側嵌合部
104の突起部108,108が係合され、この係合に
より分割筒状体100,101は、互いの軸線回りおよ
び軸線方向における移動が規制される。よって、外側嵌
合部112と内側嵌合部104とが突起部108,10
8を係合穴113,113に係合させるまで互いに嵌合
することで、分割筒状体100,101は、互いに固定
状態となる。
【0055】ここで、内側筒状体97の長さは、外側筒
状体98の分割筒状体100,101同士の嵌合固定が
可能な長さとされることは当然のことながら、これらが
嵌合固定された状態で内側のストッパ板部109,11
5間の全長にわたって延在するような長さとされてい
る。
【0056】以上により、分割筒状体101および分割
筒状体100が、内側筒状体97を挿入させつつ外側嵌
合部112と内側嵌合部104とを嵌合させて形成され
る外側筒状体98には、雄ネジ114が一つのみ形成さ
れており、該雄ネジ114においてベースナット部材8
2の雌ネジ94に螺合することになる。
【0057】以上のような構成の第3の実施の形態の床
材支持具81によれば、第1の実施の形態と同様、支持
脚83が、金属製の内側筒状体97を合成樹脂製の外側
筒状体98で被覆してなるため、合成樹脂製の外側筒状
体98で金属製の内側筒状体97の腐食を防止すること
ができ、また、合成樹脂製の外側筒状体98により、良
好なクッション性および歩行感を得ることができて、合
成樹脂の利点はそのまま確保できる。その上、金属製の
内側筒状体97により強度を向上させることができるた
め、太さを細くすることができ、ベースナット部材82
および外側筒状体98の樹脂分量を少なくできるため、
コストを低減することができる。
【0058】また、支持ナット部材がなく、外側筒状体
98には、雄ネジ114が一つのみ形成されており、該
雄ネジ114においてベースナット部材82の雌ネジ9
4に螺合するため、ベースナット部材82と支持脚83
との螺合位置のみを調整することにより高さを調整する
ことができる。加えて、外側筒状体98が長さ方向に分
割された一対の分割筒状体100,101からなるた
め、内側筒状体97を外側筒状体98内に容易に内蔵さ
せることができる。しかも、床高が高い場合であっても
外側筒状体98を成形時には短くでき、その結果、成形
が容易となる。さらに、一対の分割筒状体100,10
1は、外側嵌合部112および内側嵌合部104におい
て互いに嵌合することで固定状態となるため、外側筒状
体98を一対の分割筒状体100,101で構成して
も、ずれたりせずに、正確な高さ調整に対応可能とな
る。
【0059】なお、上記の第2,第3の実施の形態の床
材支持具51,81においても、第1の実施の形態と同
様、図5に示すような一対の挟持板部47,47で床材
12を挟持することが可能である。また、上記の第1〜
第3の実施の形態の外側筒状体32,63,98のいず
れにおいても、これを長さ方向に分割(すなわち横割
り)するのではなく、長さ方向に直交する方向に分割
(すなわち縦割り)するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の床材支持具によれば、支持脚が、金属製の内側筒
状体を合成樹脂製の外側筒状体で被覆してなるため、合
成樹脂製の外側筒状体で金属製の内側筒状体の腐食を防
止することができ、また、合成樹脂製の外側筒状体によ
り、良好なクッション性および歩行感を得ることができ
て、合成樹脂の利点はそのまま確保できる。その上、金
属製の内側筒状体により強度を向上させることができる
ため、太さを細くすることができ、樹脂分量を少なくで
きるため、コストを低減することができる。
【0061】本発明の請求項2記載の床材支持具によれ
ば、ベースナット部材の雌ネジに、支持脚をその外側筒
状体の一方の雄ネジで螺合させ、支持ナット部材の雌ネ
ジに、支持脚をその外側筒状体の他方の雄ネジで螺合さ
せて組み立てられることになるため、これらの螺合量を
調整することにより高さを容易に調整することができ
る。
【0062】本発明の請求項3記載の床材支持具によれ
ば、ベースナット部材の雌ネジおよび該雌ネジに螺合す
る外側筒状体の雄ネジと、支持ナット部材の雌ネジおよ
び該雌ネジに螺合する外側筒状体の雄ネジとが互いに逆
ネジとされているため、ベースナット部材を台材に載置
させ支持ナット部材で床材を支持した後に、支持脚の外
側筒状体を回転させると、ベースナット部材と支持ナッ
ト部材とが互いに近接し、あるいは互いに離間すること
になる。したがって、高さ調整が容易となる。
【0063】本発明の請求項4記載の床材支持具によれ
ば、外側筒状体には、雄ネジが一つのみ形成されてお
り、該雄ネジにおいて支持ナット部材の雌ネジに螺合す
るため、支持ナット部材と支持脚との螺合位置のみを調
整することにより高さを調整することができる。
【0064】本発明の請求項5記載の床材支持具によれ
ば、外側筒状体には、雄ネジが一つのみ形成されてお
り、該雄ネジにおいてベースナット部材の雌ネジに螺合
するため、ベースナット部材と支持脚との螺合位置のみ
を調整することにより高さを調整することができる。
【0065】本発明の請求項6記載の床材支持具によれ
ば、外側筒状体が長さ方向に分割された一対の分割筒状
体からなるため、内側筒状体を外側筒状体内に容易に内
蔵させることができる。しかも、床高が高い場合であっ
ても外側筒状体を成形時には短くでき、その結果、成形
が容易となる。
【0066】本発明の請求項7記載の床材支持具によれ
ば、一対の分割筒状体は、嵌合部において互いに嵌合す
ることで固定状態となるため、外側筒状体を一対の分割
筒状体で構成しても、ずれたりせずに、正確な高さ調整
に対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の床材支持具を示
す側断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の床材支持具のベ
ースナット部材および支持ナット部材を示すもので、
(a)は平面図、(b)は側断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の床材支持具の一
方の分割筒状体を示すもので、(a)は平面図、(b)
は側断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の床材支持具の他
方の分割筒状体を示すもので、(a)は平断面図、
(b)は側断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の床材支持具の支
持ナット部材の他の例を示すもので(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態の床材支持具を示
す側断面図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態の床材支持具を示
す側断面図である。
【符号の説明】
11 床材支持具 12 床材 13 台材 15 ベースナット部材 16 支持ナット部材 17 支持脚 25,30 雌ネジ 31 内側筒状体 32 外側筒状体 33,34 分割筒状体 37 内側嵌合部(嵌合部) 38,44 雄ネジ 43 外側嵌合部(嵌合部) 51 床材支持具 52 支持ナット部材 54 支持脚 60 雌ネジ 62 内側筒状体 63 外側筒状体 64,65 分割筒状体 68 内側嵌合部(嵌合部) 69 雄ネジ 75 外側嵌合部(嵌合部) 81 床材支持具 82 ベースナット部材 13 支持脚 94 雌ネジ 97 内側筒状体 98 外側筒状体 100,101 分割筒状体 104 内側嵌合部(嵌合部) 114 雄ネジ 112 外側嵌合部(嵌合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 正人 東京都品川区大井一丁目23番3号 フクビ 化学工業株式会社東京支店内 (72)発明者 田中 俊也 福井県福井市三十八社町33字66番地 フク ビ化学工業株式会社内 (72)発明者 廣部 賀崇 福井県坂井郡坂井町定旨1字柳指48番地の 2 株式会社八木熊福井工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床材を下側から支持する床材支持具であ
    って、 金属製の内側筒状体を合成樹脂製の外側筒状体で被覆し
    てなる支持脚を有することを特徴とする床材支持具。
  2. 【請求項2】 台材に載置されるとともに雌ネジを有す
    る合成樹脂製のベースナット部材と、 床材を支持するとともに雌ネジを有する合成樹脂製の支
    持ナット部材とを有し、 前記外側筒状体には、前記ベースナット部材の雌ネジお
    よび前記支持ナット部材の雌ネジにそれぞれ螺合する一
    対の雄ネジが形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の床材支持具。
  3. 【請求項3】 前記ベースナット部材の雌ネジおよび該
    雌ネジに螺合する前記外側筒状体の雄ネジと、前記支持
    ナット部材の雌ネジおよび該雌ネジに螺合する前記外側
    筒状体の雄ネジとが互いに逆ネジとされていることを特
    徴とする請求項2記載の床材支持具。
  4. 【請求項4】 床材を支持するとともに雌ネジを有する
    合成樹脂製の支持ナット部材を有し、 前記外側筒状体には、雄ネジが一つのみ形成されてお
    り、該雄ネジにおいて前記支持ナット部材の雌ネジに螺
    合することを特徴とする請求項1記載の床材支持具。
  5. 【請求項5】 前記外側筒状体には、床材を支持する支
    持部が形成されており、 台材に載置されるとともに雌ネジを有する合成樹脂製の
    ベースナット部材を有し、 前記外側筒状体には、雄ネジが一つのみ形成されてお
    り、該雄ネジにおいて前記ベースナット部材の雌ネジに
    螺合することを特徴とする請求項1記載の床材支持具。
  6. 【請求項6】 前記外側筒状体は、長さ方向に分割され
    た一対の分割筒状体からなることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか一項記載の床材支持具。
  7. 【請求項7】 前記一対の分割筒状体は、互いに嵌合す
    ることで固定状態となる嵌合部を有することを特徴とす
    る請求項6記載の床材支持具。
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