JPS6030484Y2 - パイプ固定装置 - Google Patents
パイプ固定装置Info
- Publication number
- JPS6030484Y2 JPS6030484Y2 JP1978029210U JP2921078U JPS6030484Y2 JP S6030484 Y2 JPS6030484 Y2 JP S6030484Y2 JP 1978029210 U JP1978029210 U JP 1978029210U JP 2921078 U JP2921078 U JP 2921078U JP S6030484 Y2 JPS6030484 Y2 JP S6030484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe material
- pipe
- slit
- nut
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は照明器具のパイプその他機械器具に用いられる
パイプの固定装置に関し、パイプの回転を阻止する構造
であって、かつその固定状態を安定にしようとするもの
である。
パイプの固定装置に関し、パイプの回転を阻止する構造
であって、かつその固定状態を安定にしようとするもの
である。
一般にパイプ材を基材に対し回転しないように固定する
手段としては第３図および第４図に示す固定構造が多く
用いられる。
手段としては第３図および第４図に示す固定構造が多く
用いられる。
このパイプ固定構造はパイプ材１の端部にあらかじめ軸
方向のスリット２を形成しておき、また板状の基材３に
は上記パイプ材１を挿通する孔４と、この孔４の孔縁に
突片５を突設しておき、パイプ材１を孔４に挿通した状
態において突片５をスリット２に嵌め合わせ、前記パイ
プ材１が回動しないようになし、しかるのち、パイプ材
１の端部のねじ部６にナツト７を螺合させ、このナツト
７をしめっけることによってパイプ材１を基材３に固定
するものである。
方向のスリット２を形成しておき、また板状の基材３に
は上記パイプ材１を挿通する孔４と、この孔４の孔縁に
突片５を突設しておき、パイプ材１を孔４に挿通した状
態において突片５をスリット２に嵌め合わせ、前記パイ
プ材１が回動しないようになし、しかるのち、パイプ材
１の端部のねじ部６にナツト７を螺合させ、このナツト
７をしめっけることによってパイプ材１を基材３に固定
するものである。
ところで、上記パイプ固定構造において、突片５は板状
の基材３に一体に形成される関係から厚みは基材３と同
じ厚みであり、一方、パイプ材１のスリット２は、パイ
プ材１のねじ部６を基材３の下面に突出させる関係から
、相当に長いものである。
の基材３に一体に形成される関係から厚みは基材３と同
じ厚みであり、一方、パイプ材１のスリット２は、パイ
プ材１のねじ部６を基材３の下面に突出させる関係から
、相当に長いものである。
ここでナツト７をねじ部６に螺合させ、かつ締めつけた
場合、第５図に示すようにパイプ材１の端部はスリット
２があるために締めつけの力によって径が小さくなり、
ナツト７の螺合の状態をゆるめて不安定なものにする。
場合、第５図に示すようにパイプ材１の端部はスリット
２があるために締めつけの力によって径が小さくなり、
ナツト７の螺合の状態をゆるめて不安定なものにする。
極端な場合にはナツト７が落脱するという不都合が生じ
る。
る。
本考案は上記欠点を解消するものであり、以下その詳細
を第１図および第２図を参照して説明する。
を第１図および第２図を参照して説明する。
第１図および第２図において８はパイプ材であり、前述
のものと同様に端部に軸方向のスリット９とねじ部１０
を有している。
のものと同様に端部に軸方向のスリット９とねじ部１０
を有している。
１１は板状の基材であり、パイプ挿通用の孔１２を有し
ており、この孔１２の孔縁には内方に断面り字状の回動
阻止用の突片１３を突設している。
ており、この孔１２の孔縁には内方に断面り字状の回動
阻止用の突片１３を突設している。
この突片１３はパイプ材８のスリット９とほぼ同じ巾に
形成され、かつ、延長した先端片１３ａは孔１２に挿入
されるパイプ材８のスリット９内に位置する関係をもた
せである。
形成され、かつ、延長した先端片１３ａは孔１２に挿入
されるパイプ材８のスリット９内に位置する関係をもた
せである。
なお図中の１４．１５はナツト、１６はワッシャである
。
。
前記パイプ材８の固定にあたっては、パイプ材８の端部
に一つのナツト１４を螺合し、つぎにこの端部を基材１
１の孔１２に挿入する。
に一つのナツト１４を螺合し、つぎにこの端部を基材１
１の孔１２に挿入する。
この状態においては突片１３がパイプ材８のスリット９
にはまり合い、パイプ材８は基材１１に対して回り止め
されている。
にはまり合い、パイプ材８は基材１１に対して回り止め
されている。
つぎにワッシャ１６とナツト１５を順次パイプ材８の端
部にはめ合せ、ナツト１５を締めつけることにより、パ
イプ材８を固定する。
部にはめ合せ、ナツト１５を締めつけることにより、パ
イプ材８を固定する。
本考案のパイプ固定装置はパイプ材８の固定において、
突片１３がパイプ材８のスリット９内に位置し、このパ
イプ材８の回り止めを行なうとともに、前記突片１３の
延長部である先端片１３ａが長くスリット９内に位置し
、ナツト１５を締めつけてもこの突片１３の先端片１３
ａの存在する部分、すなわち、ナツト１５の位置する部
分のパイプ材８の径は小さくならず、したがってナツト
１５の締めつけにゆるみが生じなく、パイプ材８の基材
１１に対する固定状態を安定にするものである。
突片１３がパイプ材８のスリット９内に位置し、このパ
イプ材８の回り止めを行なうとともに、前記突片１３の
延長部である先端片１３ａが長くスリット９内に位置し
、ナツト１５を締めつけてもこの突片１３の先端片１３
ａの存在する部分、すなわち、ナツト１５の位置する部
分のパイプ材８の径は小さくならず、したがってナツト
１５の締めつけにゆるみが生じなく、パイプ材８の基材
１１に対する固定状態を安定にするものである。
特にパイプ材８の肉厚が薄いもの、あるいはパイプ材８
が弾性の大きい合成樹脂材のものの場合により有効であ
る。
が弾性の大きい合成樹脂材のものの場合により有効であ
る。
なお、突片１３は断面り字状以外にＳ字状あるいは２字
状のものでもよく、少なくともナツト１５の長さにわた
ってスリット９内に位置する形状のものであれば好まし
い。
状のものでもよく、少なくともナツト１５の長さにわた
ってスリット９内に位置する形状のものであれば好まし
い。
第１図は本考案の一実施例のパイプ固定装置の断面図、
第２図は同要部分解斜視図、第３図は従来のパイプ固定
装置の断面図、第４図は同要部分解斜視図、第５図は径
が縮小したパイプの側面図である。 ８・・・・・・パイプ材、９・・・・・・スリット、１
０・・・・・・ねじ部、１１・・・・・・基材、１２・
・・・・・孔、１３・・・・・・突片、１３ａ・・・・
・・先端片（延長部）、１５・・・・・・ナツト。
第２図は同要部分解斜視図、第３図は従来のパイプ固定
装置の断面図、第４図は同要部分解斜視図、第５図は径
が縮小したパイプの側面図である。 ８・・・・・・パイプ材、９・・・・・・スリット、１
０・・・・・・ねじ部、１１・・・・・・基材、１２・
・・・・・孔、１３・・・・・・突片、１３ａ・・・・
・・先端片（延長部）、１５・・・・・・ナツト。
Claims (2)
- （１）パイプ材の端部にねじ部と軸方向のスリットを形
成し、前記パイプ材の端部を板状の基材の孔に挿通し、
前記孔の孔縁に突設した回動阻止用の突片をパイプ材の
スリットにはめ合わせ、パイプ材のねじ部にナツトを螺
合して締めつけるものにおいて、前記突片を延長し、こ
の延長部をナツトが位置する部分のスリット内に位置さ
せるとともに、前記突片は前記スリットとほぼ同じ巾に
形成されたことを特徴とするパイプ固定装置。 - （２）突片は断面り字状に形成されたことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第１項に記載のパイプ固定装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978029210U JPS6030484Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | パイプ固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978029210U JPS6030484Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | パイプ固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54133268U JPS54133268U (ja) | 1979-09-14 |
| JPS6030484Y2 true JPS6030484Y2 (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=28876594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978029210U Expired JPS6030484Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | パイプ固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030484Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5626117B2 (ja) * | 2011-05-23 | 2014-11-19 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH061432U (ja) * | 1992-06-15 | 1994-01-11 | 三菱重工業株式会社 | 地下トンネルの排砂装置 |
-
1978
- 1978-03-07 JP JP1978029210U patent/JPS6030484Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH061432U (ja) * | 1992-06-15 | 1994-01-11 | 三菱重工業株式会社 | 地下トンネルの排砂装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54133268U (ja) | 1979-09-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS60234116A (ja) | 取り付け固定用部材 | |
| JPS6030484Y2 (ja) | パイプ固定装置 | |
| JPS6298015A (ja) | ボルトの脱落又は紛失防止装置 | |
| JPS6327134Y2 (ja) | ||
| JPH0784892B2 (ja) | プラスチックから成る拡張栓 | |
| JPH06193151A (ja) | 拡開アンカー | |
| JP3553291B2 (ja) | 脱落防止用補助具及びこれを含む脱落防止雄ねじ部材 | |
| JPH0681830A (ja) | ナット | |
| JPS6330124Y2 (ja) | ||
| JPH0333559Y2 (ja) | ||
| JPH0579027U (ja) | ナットカバー | |
| JP2915511B2 (ja) | ガードレール等の設置構造 | |
| JPS587766Y2 (ja) | 電線管用ボックス | |
| JPH068328Y2 (ja) | 蟻溝用ボルトまたはナット | |
| JPH0345454Y2 (ja) | ||
| JPS5827532Y2 (ja) | アンテナ装置 | |
| JPH0427209U (ja) | ||
| JPH1078018A (ja) | 脱落防止用キャップ及びこれを含む脱落防止雌ねじ部材 | |
| JPS6221630Y2 (ja) | ||
| JP2001221215A (ja) | 挿入部材の抜け止め構造 | |
| JPS5914592Y2 (ja) | コンクリ−ト型枠の締付用セパレ−タ | |
| JPH0615545Y2 (ja) | フラワーボックスの固定構造 | |
| JPS6340642Y2 (ja) | ||
| KR970006256Y1 (ko) | 풀림방지용 볼트와 너트 | |
| JPH044674Y2 (ja) |