JP2001032473A - 軒先化粧板の接続構造 - Google Patents

軒先化粧板の接続構造

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JP2001032473A
JP2001032473A JP21144499A JP21144499A JP2001032473A JP 2001032473 A JP2001032473 A JP 2001032473A JP 21144499 A JP21144499 A JP 21144499A JP 21144499 A JP21144499 A JP 21144499A JP 2001032473 A JP2001032473 A JP 2001032473A
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decorative panel
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fitting
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JP21144499A
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Yasutaka Fukai
保孝 深井
Yoshinori Urakuchi
良範 浦口
Kazuo Kawashima
一雄 川嶋
Naoto Hikino
直人 引野
Takusane Adachi
卓実 足立
Noriyuki Ochiai
法之 落合
Shigeo Iwami
重夫 岩見
Chie Fukuda
千絵 福田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒先化粧板同士の接続に当たり、軒先化粧板
の断面形状が複雑であったり、軒先化粧板相互の位置ず
れ等があっても簡単且つ確実に接続できる。端に位置す
る軒先化粧板の端部に簡単に端面板を取付けることがで
きる。 【解決手段】 一端部が接続面1となり且つ他端部側が
軒先化粧板2の断面形状とほぼ同じ溝形状の嵌め込み部
3となった接続部材4の嵌め込み部3を軒先化粧板2の
端部に嵌め込む。軒先化粧板2の端部に嵌着した接続部
材4の一端部の接続面1を隣接する軒先化粧板2の端部
に嵌着した接続部材4の一端部の接続面1に接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒先化粧板の接続
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から軒先に軒先化粧板を配設するこ
とが実開平1−150737号公報等により知られてい
る。この実開平1−150737号公報に示された軒先
化粧板は、図9に示すようなもので、屋根20の軒先に
吊り金具21により軒樋22を吊り下げたものにおい
て、軒樋22の外側部の上に軒先化粧板2を配設し、軒
先化粧板2により屋根20の軒先の軒樋22よりも上方
位置を覆って軒先の化粧を行うようになったものであ
る。そして、軒先化粧板2は前面片8が凹凸形状をした
化粧面8aとなっており、前面片8の上端部と下端部か
らそれぞれ背方に向けて背方突片6を突設し、軒先化粧
板2の下の背方突片6を軒樋20の外側部の上端部に載
置すると共に、軒先化粧板2の上下両端部の背方突片6
の先端部にそれぞれ設けた取付け部9を吊り金具21に
設けた化粧板取付け金具23により係止や挟持等の保持
手段により保持することで取付けるようにしている。
【0003】そして、長手方向において隣接する軒先化
粧板2同士は継手部材(図示せず)により接続するので
あるが、従来にあっては、継手部材の両側に軒先化粧板
2の断面形状とほぼ同じ溝形状の嵌め込み部を設け、隣
接する軒先化粧板2の端部にそれぞれ継手部材の両側の
嵌め込み部を嵌め込むことにより接続していた。
【0004】ところが、上記の従来例にあっては、軒先
化粧板2は軒先の化粧を目的としているため化粧面が凹
凸形状をしており、また、軒先化粧板2の取付け位置ず
れ等の理由により、継手部材の両側に設けた複雑な形状
をした嵌め込み部を両側の複雑な断面形状をした軒先化
粧板2に嵌め込むのは難しくて手間がかかるという問題
があり、また、隣接する軒先化粧板2相互の位置ずれの
状態によっては、従来の継手部材では接続できない場合
が生じるという問題があった。また、端に位置する軒先
化粧板2の端部に端面板を取付ける場合、断面形状が複
雑な軒先化粧板2の切断端面部に単に端面板を接着して
取付けるだけなので、切断端面部が凸凹していて端面板
の確実な接着ができないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、軒先化粧板同士の接続に当た
り、軒先化粧板の断面形状が複雑であったり、軒先化粧
板相互の位置ずれ等があっても簡単且つ確実に接続で
き、また、端に位置する軒先化粧板の端部に簡単に端面
板を取付けることができる軒先化粧板の接続構造を提供
することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る軒先化粧板の接続構造は、一端部が接続
面1となり且つ他端部側が軒先化粧板2の断面形状とほ
ぼ同じ溝形状の嵌め込み部3となった接続部材4の嵌め
込み部3を軒先化粧板2の端部に嵌め込み、軒先化粧板
2の端部に嵌着した接続部材4の一端部の接続面1を隣
接する軒先化粧板2の端部に嵌着した接続部材4の一端
部の接続面1に接着して成ることを特徴とするものであ
る。このような構成とすることで、接続部材4の嵌め込
み部3は片側の軒先化粧板2のみに嵌め込むだけでよい
ので、軒先化粧板2の断面形状が複雑であっても片側だ
けの嵌め込みなので、簡単に嵌め込むことができ、ま
た、接続面1同士を接着により接着して接続するので、
隣接する軒先化粧板2相互の位置ずれがあっても確実に
接続できるものである。
【0007】また、端に位置する軒先化粧板2の端部に
嵌着した接続部材4の接続面1に端面板5を接着するこ
とが好ましい。このような構成とすることで、軒先化粧
板2の切断端面には嵌め込みより接続部材4を取付け、
この接続部材4の接続面1に端面板5を接着すること
で、凸凹した切断端面に直接端面板5を接着する必要が
なく、軒先化粧板2同士を接続するために使用する接続
部材4を利用して端面板5を確実に接着できるものであ
る。
【0008】また、両側部がそれぞれコ字状の嵌め込み
部3aとなった断面エ字状をした接続部材4を形成し、
軒先化粧板2の上端部及び下端部に背方に突出する平坦
な背方突片6を設け、隣接する軒先化粧板2の上端部の
平坦な背方突片6同士及び下端部の平坦な背方突片6同
士をそれぞれ別々の接続部材4の両側の嵌め込み部3a
の嵌め込みにより接続して成ることを特徴とするもので
あってもよい。このような構成とすることで、平坦な背
方突片6部分への接続部材4の嵌め込み部3aの嵌め込
みによって接続できて、軒先化粧板2の前面片8の化粧
面8aの形状が複雑であっても接続部材4により隣接す
る軒先化粧板2同士を嵌め込みにより簡単に接続できる
ものである。
【0009】また、軒先化粧板2の上端部及び下端部に
背方に突出する平坦な背方突片6を設け、軒先化粧板2
とほぼ同じ形状の接続部材4の上端部の背方に突出する
平坦な背方突片7と下端部の背方に突出する平坦な背方
突片7の両端部にそれぞれコ字状をした嵌め込み部3a
を設け、隣接する軒先化粧板2の端部間に接続部材4を
配置して隣接する軒先化粧板2の上端部の背方突片6同
士及び下端部の背方突片6同士をそれぞれ接続部材4の
上端部の背方突片7の両側と下端部の背方突片7の両側
に設けた嵌め込み部3aの嵌め込みにより接続して成る
ことを特徴とするものであってもよい。このような構成
とすることで、平坦な背方突片6部分への接続部材4の
嵌め込み部3aの嵌め込みによって接続できて、軒先化
粧板2の前面片8の化粧面8aの形状が複雑であっても
接続部材4により隣接する軒先化粧板2同士を嵌め込み
により簡単に接続できるものであり、しかも、隣接する
軒先化粧板2の上下の背方突片7同士を接続するに当た
って、隣接する軒先化粧板2間に同じ形状の接続部材4
が介在されて、外観をよくすることができるものであ
る。
【0010】また、端面板5の上端部及び下端部にそれ
ぞれコ字状の嵌め込み部3aを設け、端に位置する軒先
化粧板2の端部に端面板5を配置すると共に端面板5の
上端部と下端部とに設けた嵌め込み部3aを端に位置す
る軒先化粧板2の上端部及び下端部において背方に突出
する平坦な背方突片6に嵌め込むことが好ましい。この
ような構成とすることで、軒先化粧板2の上下両端の平
坦な背方突片6にのみコ字状の嵌め込み部3aを嵌め込
むだけで簡単に端面板5を確実に取付けることができる
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0012】図1乃至図5には本発明の一実施形態が示
してある。軒先化粧板2は前面片8の上端部及び下端部
から背方に向けて平坦な背方突片6を突設し、上下両端
部の背方突片6の先端部に耳部を形成して取付け部9と
してある。前面片8は凹凸形状をした化粧面8aとなっ
ており、添付図面に示す実施形態では化粧面8aは上下
方向に段状に形成してある。上記のような構成の軒先化
粧板2は従来と同様に屋根の軒先に配置した軒樋の外側
部の上に配設されて屋根の軒先の軒樋よりも上方位置を
覆って軒先の化粧を行うものであり、軒先への取付けに
当たっては前述の従来例における軒先化粧板2の取付け
と同様にして取付けたり、あるいは、従来から公知の他
の種々の軒先化粧板の取付け方法が採用できるので詳細
な説明は省略する。
【0013】隣接する軒先化粧板2同士の接続に当たっ
ては接続部材4を用いて接続するものである。本実施形
態における接続部材4は図1乃至図4に示すように、一
端部が垂直面となった接続面1となり、且つ他端部側が
軒先化粧板2の断面形状とほぼ同じ溝形状の嵌め込み部
3となったものである。ここで、本実施形態の接続部材
4は前片部10の上下両端部から背方突片7を背方に突
出した形状をしており、上記軒先化粧板2の断面形状と
ほぼ同じ溝形状の嵌め込み部3は前片部10の他端部側
から背方突片7の他端部側に連続して形成してある。ま
た、接続部材4の前片部10には軒先化粧板2の前面片
8の化粧面8aと同じ凹凸形状をした化粧面10aが設
けてある。
【0014】しかして、軒先化粧板2の端部に接続部材
4の嵌め込み部3を嵌め込むことで、軒先化粧板2の端
部に接続部材4を取付ける。この場合、軒先化粧板2の
端部の凸凹した切断端面部が接続部材4により隠され
る。ここで、必要に応じて軒先化粧板2と嵌め込み部3
とを接着剤で接着するようにしてもよい。そして、隣接
する軒先化粧板2同士を接続するに当たっては、隣接す
る軒先化粧板2の端部に嵌め込んだ接続部材4の垂直な
接続面1同士を接着剤で接着することで接続するもので
ある。この場合、隣接する軒先化粧板2相互の位置ずれ
が生じていても、接続面1同士を接着するものであるか
ら簡単に接続することができるものである。
【0015】図1には軒先化粧板2同士を一直線に接続
する場合を示し、図2には軒先化粧板2同士を屋根の軒
先の内隅において接続する場合を示し、図3には軒先化
粧板2同士を屋根の軒先の出隅において接続する場合を
示している。また、図4には軒先化粧板2を傾斜して接
続する場合を示している。
【0016】ところで、一端部が接続面1となり且つ他
端部側が軒先化粧板2の断面形状とほぼ同じ溝形状の嵌
め込み部3を有する接続部材4を形成するには、合成樹
脂の射出成形により形成するが、図5のように両側に嵌
め込み部3を有する接続部材形成部材12を射出成形に
より形成し、これを図5の一点鎖線のように切断するこ
とで左右一対の接続部材4を形成することができるもの
である。
【0017】また、屋根の軒先に沿って軒先化粧板2を
配置した際、端に位置する軒先化粧板2の端部を遮蔽す
るには次のようにして行うものである。図1、図2に示
す実施形態においては、端に位置する軒先化粧板2の端
部に嵌着した接続部材4の接続面1に端面板5を接着す
るものである。このように、軒先化粧板2の切断端面に
は嵌め込みより接続部材4を取付け、この接続部材4の
接続面1に端面板5を接着することで、凸凹した切断端
面に直接端面板5を接着する必要がなく、軒先化粧板2
同士を接続するために使用する接続部材4を利用して端
面板5を確実に接着できるものである。
【0018】次に、本発明の他の実施形態につき図6に
基づいて説明する。
【0019】本実施形態における軒先化粧板2の構成は
前述の実施形態で述べたのと同じであるのでこの点の説
明は省略する。本実施形態においては、接続部材4が断
面エ字状をしていて両側部がそれぞれコ字状の嵌め込み
部3aとなっている。しかして、本実施形態では、隣接
する軒先化粧板2の上端部の平坦な背方突片6に断面エ
字状をした接続部材4の両側のコ字状の嵌め込み部3a
を嵌め込むと共に、隣接する軒先化粧板2の下端部の平
坦な背方突片6に別の断面エ字状をした接続部材4の両
側のコ字状の嵌め込み部3aを嵌め込むことで、隣接す
る軒先化粧板2同士を接続するものである。本実施形態
においても必要に応じて背方突片6と嵌め込み部3aと
を接着剤で接着するようにしてもよい。そして、本実施
形態においては平坦な背方突片6部分への接続部材4の
嵌め込み部3aの嵌め込みによって接続できて、軒先化
粧板2の前面片8の化粧面8aの形状が複雑であっても
接続部材4により隣接する軒先化粧板2同士を嵌め込み
により簡単に接続できるものであり、また、隣接する軒
先化粧板2相互の位置ずれが生じていても、平坦な背方
突片6部分への嵌め込みであるので位置ずれを吸収して
簡単に接続することができるものである。
【0020】次に、本発明の更に他の実施形態につき図
7、図8に基づいて説明する。
【0021】本実施形態における軒先化粧板2の構成は
前述の実施形態で述べたのと同じであるのでこの点の説
明は省略する。本実施形態においては、接続部材4の主
体を構成する部分が軒先化粧板2とほぼ同じ断面形状を
している。つまり、前片部10は軒先化粧板2の前面片
8と同じ形状をしていて化粧面8aと同形状の化粧面1
0aが形成してある。前面片8の上端部と下端部とには
背方に向けて突出するように背方突片7が設けてあり
(図に示す実施形態では前面片13の上下端部に別体の
背方突片7を接着して設けてあるが一体形成したもので
あってもよい)、この上下端部の背方突片7の両端部に
それぞれコ字状をした嵌め込み部3aを外側方に向けて
突設してある。
【0022】しかして、本実施形態においては、隣接す
る軒先化粧板2の端部間に接続部材4を配置して隣接す
る軒先化粧板2の上端部の背方突片6同士及び下端部の
背方突片6同士をそれぞれ接続部材4の上端部の背方突
片7の両側と下端部の背方突片7の両側に設けた嵌め込
み部3aの嵌め込みにより接続するものである。本実施
形態においても必要に応じて背方突片6と嵌め込み部3
aとを接着剤で接着するようにしてもよい。そして、本
実施形態においては平坦な背方突片6部分への接続部材
4の嵌め込み部3aの嵌め込みによって接続できて、軒
先化粧板2の前面片の化粧面の形状が複雑であっても接
続部材4により隣接する軒先化粧板2同士を嵌め込みに
より簡単に接続できるものである。しかも、隣接する軒
先化粧板2間に同じ形状の接続部材4が介在されて、外
観をよくすることができるものである。
【0023】更に、屋根の軒先に沿って軒先化粧板2を
配置した際、端に位置する軒先化粧板2の端部を遮蔽す
るには図6,図8に示すように、端面板5の上端部及び
下端部にそれぞれコ字状の嵌め込み部3aを設け、端に
位置する軒先化粧板2の端部に端面板5を配置すると共
に端面板5の上端部と下端部とに設けた嵌め込み部3a
を端に位置する軒先化粧板2の上端部及び下端部におい
て背方に突出する平坦な背方突片6に嵌め込むものであ
る。この場合、接着剤を併用して固着してもよいもので
ある。このものにおいては、軒先化粧板2の上下両端の
平坦な背方突片6にのみコ字状の嵌め込み部3aを嵌め
込むだけで簡単に端面板5を確実に取付けることができ
るものである。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、一端部が接続面となり且つ他端部側が軒
先化粧板の断面形状とほぼ同じ溝形状の嵌め込み部とな
った接続部材の嵌め込み部を軒先化粧板の端部に嵌め込
み、軒先化粧板の端部に嵌着した接続部材の一端部の接
続面を隣接する軒先化粧板の端部に嵌着した接続部材の
一端部の接続面に接着してあるので、接続部材の嵌め込
み部は片側の軒先化粧板のみに嵌め込むだけでよくて、
軒先化粧板の断面形状が複雑であっても片側だけの嵌め
込みなので簡単に嵌め込むことができるとともに凸凹し
た軒先化粧板の切断端面を接続部材で隠すことができ、
また、接続面同士を接着により接着して接続するので、
隣接する軒先化粧板相互の位置ずれがあっても確実に接
続できるものである。
【0025】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、端に位置する軒
先化粧板の端部に嵌着した接続部材の接続面に端面板を
接着するので、軒先化粧板の切断端面には嵌め込みより
接続部材を取付け、この接続部材の接続面に端面板を接
着することで、凸凹した切断端面に直接端面板を接着す
る必要がなく、軒先化粧板同士を接続するために使用す
る接続部材を利用して端面板を確実に接着でき、部材の
共用化も可能となるものである。
【0026】また、請求項3記載の発明にあっては、両
側部がそれぞれコ字状の嵌め込み部となった断面エ字状
をした接続部材を形成し、軒先化粧板の上端部及び下端
部に背方に突出する平坦な背方突片を設け、隣接する軒
先化粧板の上端部の平坦な背方突片同士及び下端部の平
坦な背方突片同士をそれぞれ別々の接続部材の両側の嵌
め込み部の嵌め込みにより接続してあるので、隣接する
軒先化粧板同士を平坦な背方突片部分への接続部材の嵌
め込み部の嵌め込みによって接続でき、しかも、軒先化
粧板の前面片の化粧面の形状が複雑であっても接続部材
により隣接する軒先化粧板同士を平坦な背方突片へのを
嵌め込みにより簡単に接続できるものであり、また、隣
接する軒先化粧板相互が位置ずれしていても確実に接続
部材により接続できるものである。
【0027】また、請求項4記載の発明にあっては、軒
先化粧板の上端部及び下端部に背方に突出する平坦な背
方突片を設け、軒先化粧板とほぼ同じ形状の接続部材の
上端部の背方に突出する平坦な背方突片と下端部の背方
に突出する平坦な背方突片の両端部にそれぞれコ字状を
した嵌め込み部を設け、隣接する軒先化粧板の端部間に
接続部材を配置して隣接する軒先化粧板の上端部の背方
突片同士及び下端部の背方突片同士をそれぞれ接続部材
の上端部の背方突片の両側と下端部の背方突片の両側に
設けた嵌め込み部の嵌め込みにより接続してあるので、
平坦な背方突片部分への接続部材の嵌め込み部の嵌め込
みによって接続できて、軒先化粧板の前面片の化粧面の
形状が複雑であっても接続部材により隣接する軒先化粧
板同士を嵌め込みにより簡単に接続できるものであり、
しかも、隣接する軒先化粧板の上下の背方突片同士を接
続するに当たって、隣接する軒先化粧板間に同じ形状の
接続部材が介在されて、外観をよくすることができるも
のである。
【0028】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項3または請求項4記載の発明の効果に加えて、
端面板の上端部及び下端部にそれぞれコ字状の嵌め込み
部を設け、端に位置する軒先化粧板の端部に端面板を配
置すると共に端面板の上端部と下端部とに設けた嵌め込
み部を端に位置する軒先化粧板の上端部及び下端部にお
いて背方に突出する平坦な背方突片に嵌め込んであるの
で、軒先化粧板の凸凹した切断端面に直接端面板を接着
する必要がなくて、軒先化粧板の上下両端の平坦な背方
突片にのみコ字状の嵌め込み部を嵌め込むだけで簡単に
端面板を確実に取付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は接続前の
分解斜視図であり、(b)は接続状態の斜視図であり、
(c)は接続部分の断面図である。
【図2】同上の内隅部分における軒先化粧板の接続を示
す斜視図である。
【図3】同上の外隅部分における軒先化粧板の接続を示
す斜視図である。
【図4】同上の軒先化粧板を傾斜して接続する状態を示
す斜視図である。
【図5】同上の接続部材を形成するための説明図であ
る。
【図6】同上の他の実施形態を示し、(a)は斜視図で
あり、(b)は正面図である。
【図7】同上の更に他の実施形態を示す出隅における接
続を示す斜視図である。
【図8】同上の内隅における接続を示す斜視図である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 接続面 2 軒先化粧板 3 嵌め込み部 3a 嵌め込み部 4 接続部材 5 端面板 6 背方突片 7 背方突片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川嶋 一雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 引野 直人 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 足立 卓実 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 落合 法之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岩見 重夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福田 千絵 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が接続面となり且つ他端部側が軒
    先化粧板の断面形状とほぼ同じ溝形状の嵌め込み部とな
    った接続部材の嵌め込み部を軒先化粧板の端部に嵌め込
    み、軒先化粧板の端部に嵌着した接続部材の一端部の接
    続面を隣接する軒先化粧板の端部に嵌着した接続部材の
    一端部の接続面に接着して成ることを特徴とする軒先化
    粧板の接続構造。
  2. 【請求項2】 端に位置する軒先化粧板の端部に嵌着し
    た接続部材の接続面に端面板を接着して成ることを特徴
    とする請求項1記載の軒先化粧板の接続構造。
  3. 【請求項3】 両側部がそれぞれコ字状の嵌め込み部と
    なった断面エ字状をした接続部材を形成し、軒先化粧板
    の上端部及び下端部に背方に突出する平坦な背方突片を
    設け、隣接する軒先化粧板の上端部の平坦な背方突片同
    士及び下端部の平坦な背方突片同士をそれぞれ別々の接
    続部材の両側の嵌め込み部の嵌め込みにより接続して成
    ることを特徴とする軒先化粧板の接続構造。
  4. 【請求項4】 軒先化粧板の上端部及び下端部に背方に
    突出する平坦な背方突片を設け、軒先化粧板とほぼ同じ
    形状の接続部材の上端部の背方に突出する平坦な背方突
    片と下端部の背方に突出する平坦な背方突片の両端部に
    それぞれコ字状をした嵌め込み部を設け、隣接する軒先
    化粧板の端部間に接続部材を配置して隣接する軒先化粧
    板の上端部の背方突片同士及び下端部の背方突片同士を
    それぞれ接続部材の上端部の背方突片の両側と下端部の
    背方突片の両側に設けた嵌め込み部の嵌め込みにより接
    続して成ることを特徴とする軒先化粧板の接続構造。
  5. 【請求項5】 端面板の上端部及び下端部にそれぞれコ
    字状の嵌め込み部を設け、端に位置する軒先化粧板の端
    部に端面板を配置すると共に端面板の上端部と下端部と
    に設けた嵌め込み部を端に位置する軒先化粧板の上端部
    及び下端部において背方に突出する平坦な背方突片に嵌
    め込んで成ることを特徴とする請求項3または請求項4
    記載の軒先化粧板の接続構造。
JP21144499A 1999-07-27 1999-07-27 軒先化粧板の接続構造 Withdrawn JP2001032473A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002364134A (ja) * 2001-06-05 2002-12-18 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋の接続構造

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JP2002364134A (ja) * 2001-06-05 2002-12-18 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋の接続構造

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