JP2001031451A - 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス - Google Patents

合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

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JP2001031451A JP20765399A JP20765399A JP2001031451A JP 2001031451 A JP2001031451 A JP 2001031451A JP 20765399 A JP20765399 A JP 20765399A JP 20765399 A JP20765399 A JP 20765399A JP 2001031451 A JP2001031451 A JP 2001031451A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱仮接着、オートクレーブによる高温・高
圧処理を必要とすることなく、室温で合わせ加工可能な
合わせガラス用中間膜を提供する。 【解決手段】 中間膜1は感圧接着剤層2と、その表裏
両接着面に付着された離型フィルム3とから構成されて
いる。感圧接着剤層2は下記(a)及び(b)の粘弾性
特性を有する感圧接着剤で構成されている。(a)測定
温度20°C、周波数1Hzでの貯蔵弾性率G’(1H
z)が5×103 〜5×105 Pa(パスカル)。
(b)基準温度20°C、周波数10-7Hzでの貯蔵弾
性率G’(10 -7Hz)が5×101 〜5×103
a。感圧接着剤層2の厚みは0.05〜2mmが好まし
い。感圧接着剤にはアクリル系感圧接着剤が使用されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートクレーブに
よる高温・高圧処理を必要とせず、室温で合わせ加工が
可能な合わせガラス用中間膜及び合わせガラスに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】合わせガラスは、自動車用安全ガラス、
公共施設や運動施設等のグレージング材、間仕切り、防
犯用ドア等に広く用いられ、その構造としては、通常、
複数枚の無機ガラス板(以下、「ガラス板」という)又
は一部のガラス板を透明な合成樹脂板に替え、各々のガ
ラス板同士又はガラス板と合成樹脂板の間に中間膜を介
して合わせ加工した構成となっている。
【0003】このような中間膜としては、可塑剤により
可塑化されたポリビニルブチラール(PVB)が、ガラ
ス板や合成樹脂板との優れた接着性、強靭な引張強度、
高い透明性等を兼ね備えているため、最も一般的に用い
られている。
【0004】しかしながら、上記PVB樹脂からなる熱
可塑性樹脂中間膜は、合わせガラスを製造する際、加熱
仮接着した後、オートクレーブを用い高温・高圧条件下
で行う必要があり、作業が煩雑になるという問題があっ
た。
【0005】ここで、合わせガラスに合成樹脂板を使用
したものでは、上記PVB樹脂に使用した可塑剤が中間
膜と合成樹脂板との界面に吹出し(ブリードアウト)、
接着力を低下させたり、合成樹脂板の白化やクラックの
原因になることがあり、さらにガラス板と合成樹脂板と
では線膨脹係数が異なるため高温条件下で合わせ加工し
た場合、合わせガラスが反ったり、割れ易いという問題
があった。
【0006】上記問題点を解決するための手段として、
PVB樹脂に代えて、エチレン−(メタ)アクリル酸エ
ステル共重合体を中間膜に使用することが提案され(特
開平8一188453号公報)、また、液状樹脂をガラ
ス板の間に注入した後、室温で硬化させる方法が提案さ
れている(特開平7一290647号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エチレ
ン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体からなる中間
膜を使用すると、オートクレーブ処理問題と、可塑剤に
よる問題を解決できるが、真空条件下での仮接着工程と
110℃以上の合わせ加工温度を必要とするために、合
成樹脂板との合わせガラスでは、反りや割れの問題は解
決できず、また、上記の液状樹脂を用いた方法では、室
温で硬化させるので、反りや割れの問題を解決できる
が、樹脂の注入方法や膜厚制御が容易でないという問題
がある。
【0008】本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであって、その第1の目的は加熱仮接着、オート
クレーブによる高温・高圧処理を必要とすることなく、
室温で合わせ加工可能な合わせガラス用中間膜を提供す
ることにあり、第2の目的はその中間膜を使用した合わ
せガラスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の発明では、下記(a)及び
(b)の粘弾性特性を有する感圧接着剤で形成された感
圧接着剤層が少なくとも1層存在する。
【0010】(a)測定温度20°C、周波数1Hzで
の貯蔵弾性率G’(1Hz)が5×103 〜5×105
Pa(パスカル)。 (b)基準温度20°C、周波数10-7Hzでの貯蔵弾
性率G’(10-7Hz)が5×101 〜5×103
a。
【0011】粘弾性特性はレオメトリックス社製の粘弾
性測定装置ダイナミックアナライザーRDAIIを用いて
以下の条件で測定した。 ・温度:20〜150°C ・角振動数:ω=0.005〜500rad/sec ・パラレルプレート:25mmφ ・歪み量:3% RADIIで20°Cを基準温度として温度−時間換算の
マスターカーブを作成し、(a)及び(b)の周波数f
値はf(Hz)=ω/(2π)より算出し、それぞれ貯
蔵弾性率G’を読み取った。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記中間膜は表裏両側に感圧接着剤
層の接着面が存在する。請求項3に記載の発明では、請
求項1又は請求項2に記載の発明において、前記中間膜
は接着面に離型フィルムが付着されている。
【0013】感圧接着剤層が1層の場合はその表裏両面
に離型フィルムが貼付されて中間膜が形成される。ま
た、中間膜の取扱い性(作業性)を良くするため、芯材
として高剛性フィルムやシートを挟んで両側に感圧接着
剤層が形成される場合は、感圧接着剤層が複数層形成さ
れる。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記
(a)及び(b)の粘弾性特性を有する感圧接着剤層の
厚みが0.05〜2mmである。
【0015】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、基準温度
20°C、周波数10-7Hzでの貯蔵弾性率G’(10
-7Hz)と、前記(a)及び(b)の粘弾性特性を有す
る感圧接着剤層の厚みt(mm)との比:G’(10-7
Hz)/tが25〜1×105 である。
【0016】請求項6に記載の発明では、請求項1〜請
求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記
(a)及び(b)の粘弾性特性を有する感圧接着剤がア
クリル系感圧接着剤である。
【0017】また、第2の目的を達成するため、請求項
7に記載の発明の合わせガラス板は、請求項1〜請求項
6のいずれか一項に記載の中間膜を用いてガラス板同
士、ガラス板と合成樹脂板又は合成樹脂板同士を少なく
とも2枚接合してなる。
【0018】従って、請求項1に記載の発明では、中間
膜が特定範囲の粘弾性特性を有する感圧接着剤で形成さ
れることにより、合わせ加工後のガラス板及び感圧接着
剤層自体の厚みの不均一による界面の凹凸を埋めるよう
な流動(濡れ)が進行する。しかし、感圧接着剤層の経
時的な寸法安定性は確保される。
【0019】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記中間膜は表裏両側に感圧接着剤
層の接着面が存在するため、他の感圧接着剤を使用する
ことなく当該中間膜を使用するだけで室温で合わせ加工
を行うことができる。
【0020】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、中間膜は表裏両接着面
に離型フィルムが付着されているため、中間膜同士を重
ねて保管でき、中間膜の保管スペースが小さくて済む。
また、使用時には離型フィルムを剥がすことにより簡単
に接着面が露出する。
【0021】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、感圧接着
剤層の厚みが0.05〜2mmのため、ガラス板及び中
間膜の表面の凹凸に確実に対応してガラス板に対する接
着性が良好に確保されるとともに、感圧接着剤層を形成
するための感圧接着剤の量が過多とならない。
【0022】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、感圧接着
剤の貯蔵弾性率G’(10-7Hz)の大きさでガラス板
及び中間膜の表面の凹凸部への馴染み易さが変わるが、
感圧接着剤の貯蔵弾性率G’(10-7Hz)と感圧接着
剤層の厚みt(mm)との比:G’(10-7Hz)/t
が25〜1×105 のため、馴染み易くなる。
【0023】請求項6に記載の発明では、請求項1請求
項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、
感圧接着剤がアクリル系感圧接着剤であるため、耐候性
や透明性が良くなる。
【0024】請求項7に記載の発明の合わせガラス板
は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の中間膜
を用いてガラス板同士、ガラス板と合成樹脂板又は合成
樹脂板同士を接合して構成されるため、オートクレーブ
を用いずに接合できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を説明する。図1に示すように、中間膜1は感圧
接着剤層2と、その表裏両接着面に付着された離型フィ
ルム3とから構成されている。感圧接着剤層2は下記
(a)及び(b)の粘弾性特性を有する感圧接着剤で構
成されている。(a)測定温度20°C、周波数1Hz
での貯蔵弾性率G’(1Hz)が5×103 〜5×10
5 Pa(パスカル)。(b)基準温度20°C、周波数
10-7Hzでの貯蔵弾性率G’(10-7Hz)が5×1
1 〜5×103 Pa。
【0026】感圧接着剤層2は厚みtが0.05〜2m
mが好ましい。厚みが0.05mm未満では接着性が劣
り易くなり、2mmを超えるとコスト面で問題がある。
厚みが0.05〜2mmであれば、ガラス板同士、ガラ
ス板と合成樹脂板又は合成樹脂板同士を接合して合わせ
ガラスを製造する際、ガラス板、合成樹脂板及び感圧接
着剤層2自身の表面の凹凸に確実に対応してガラス板及
び合成樹脂板に対する接着性が良好に確保されるととも
に、感圧接着剤層2を形成するための感圧接着剤の量が
過多とならない。
【0027】感圧接着剤の基準温度20°C、周波数1
-7Hzでの貯蔵弾性率G’(10 -7Hz)と、感圧接
着剤層2の厚みt(mm)との比:G’(10-7Hz)
/tが25〜1×105 に設定されている。
【0028】従来の合わせガラス用中間膜は、加熱溶融
させ2枚のガラス板の凹凸を埋めるようなホットメルト
タイプであるのに対して、本発明の中間膜は室温で接着
可能な粘弾性特性を有する感圧接着剤を用いたものであ
る。
【0029】本発明の中間膜に用いる感圧接着剤では、
長時間域の貯蔵弾性率を特定の範囲で制御することで適
度に緩和する。従って、合わせ加工時に変形した感圧接
着剤は、合わせ後に厚みの凹凸に馴染んで緩和し、気泡
のない合わせ外観を得ることができる。
【0030】即ち、周波数10-7Hzの貯蔵弾性率G’
(10-7Hz)が5×101 〜5×103 Paの範囲で
あることが重要である。貯蔵弾性率G’(10-7Hz)
が5×101 Pa未満では流動しすぎて合わせガラス加
工後、中間膜がはみ出たり、ガラス板等がずれるという
問題があり、5×103 Paを超えると合わせガラスに
加工後、硬すぎて中間膜の僅かな厚みむらの凹凸によ
り、凹部に気泡が発生するという問題がある。また、貯
蔵弾性率G’(1Hz)が5×103 〜5×10 5 Pa
の範囲であることも、常温貼り合わせ加工において重要
である。即ち、貯蔵弾性率G’(1Hz)が5×103
Pa以下である場合は、貼り合わせ直後の形状保持が難
しく、貯蔵弾性率G’(1Hz)が5×105 Pa以上
である場合は、ガラス板又は合成樹脂板との濡れ性が悪
く十分な接着力を確保できない。
【0031】感圧接着剤層2を形成する感圧接着剤は、
前記粘弾性特性を満足するものであれば適宜選択できる
が、耐候性及び透明性の良いアクリル系感圧接着剤を用
いるのが好ましい。アクリル系感圧接着剤としてはエチ
レンとα,β不飽和カルボン酸を含有した(メタ)アク
リル酸エステル共重合体に金属化合物等を添加して金属
イオン架橋したアイオノマー樹脂がある。金属化合物と
しては、亜鉛イオン、ナトリウムイオンなどを有するア
セチルアセトン金属錯体、金属酸化物、脂肪酸金属塩等
を用いる。アイオノマー樹脂は既にイオン架橋したもの
を使用してもよいが、中間膜の製造時に共重合体へ金属
化合物を添加してイオン架橋させたものの方が好まし
い。
【0032】次に前記中間膜1を使用して合わせガラス
を製造する方法を図2に従って説明する。合わせ加工に
は種々の方法があるが、オートクレーブを用いずに接合
できる次の方法が好適である。合わせガラスはガラス板
同士、ガラス板と合成樹脂板又は合成樹脂板同士を接合
する場合とがあるが、この実施の形態ではガラス板と合
成樹脂板とを接合する。
【0033】図2(a)に示すように、先ずガラス板4
又は合成樹脂板5のいずれか一方(この実施の形態では
ガラス板4)に、片面の離型フィルム3を剥がした中間
膜1をニップロール6と駆動ゴムロール7間で、初めて
接触するようにロール間へ搬入し、ガラス板4の表面に
中間膜1を貼付する。次に残りの離型フィルム3を剥が
し、図2(b)に示すように、中間膜1が貼付されたガ
ラス板4を中間膜1を介して合成樹脂板5と接触させず
に向かい合わせ、2枚の板の端部をニップロール6と駆
動ゴムロール7間で、初めて接触するようにニップロー
ル6に挟んで両方の板を連続して接合させると、合わせ
ガラス8が完成する。
【0034】この方法では、ニップロール6の線圧力に
より、合成樹脂板5と中間膜1の間に気泡をかみ込むこ
となく接着できる。つまり、線圧力によって短時間で与
えられた中間膜1の歪みは回復しようとするため、まだ
接着されていないニップロール直前の合成樹脂板5を僅
かに湾曲させ、2枚の板の間に隙間を常に生じさせ気抱
を押出すことができる。上記方法は、本発明の中間膜1
の粘弾性特性を利用することで、従来の減圧脱泡・仮接
着及びオートクレーブによる高温・高圧処理が不要とな
り、室温での作業が可能となり、得られる合わせガラス
8も気泡が入らず品質上優れたものとなる。
【0035】以下、実施例及び比較例により、更に詳し
く説明する。 (実施例1)アクリル酸エステル共重合体を金属化合物
で架橋させ、表裏両面に離型フィルム3を貼付した厚さ
1.0mmのアクリル系感圧接着シートを中間膜1とし
て用いた。
【0036】前記アクリル酸エステル共重合体は、n−
ブチルアクリレート:78.4重量%、2−エチルヘキ
シルアクリレート:19.6重量%及びアクリル酸:
2.0重量%を共重合させたもので、アクリル酸エステ
ル共重合体のGPCで測定した分子量及び分子量分布
は、重量平均分子量(MW):2.27×106 、重量
平均分子量(MW)/数平均分子量(MN):3.6で
あった。
【0037】前記アクリル系感圧接着シートはアクリル
酸エステル共重合体100重量部に対し、金属化合物と
してアセチルアセトン亜鉛塩:0.5重量部及びアセチ
ルアセトンアルミ塩:0.7重量部を溶融攪拌した後、
離型フィルム間に所定厚み(1.0mm)でシート状に
成形して得た。
【0038】市販のフロートガラス板(厚さ3mm、幅
200mm、長さ300mm)の一方の面に、片面の離
型フィルムを剥がした中間膜をニップロールと駆動ゴム
ロール間で、初めて接触するようにロール間へ搬入さ
せ、紙圧力:lkgf/cm、速度:5m/分)で貼っ
た後、残りの雛型フィルムを剥がした。
【0039】次に前記中間膜を貼ったガラス板を中間膜
を介して市販のポリカーボネート板(厚さ2mm、幅2
00mm、長さ300mm、UVカット、ハードコート
処理)を接触させずに向かい合わせ、2枚の板の端部を
ニップロールと駆動ゴムロール間で、初めて接触するよ
うにニップロール(線圧力:20kgf/cm、速度
0.5m/分)に挟んで合わせガラスを得た。
【0040】(実施例2)実施例1で得た未架橋のアク
リル酸エステル共重合体を酢酸エチルで固形分40重量
%に調整した溶液:100重量部に対し、架橋剤として
トリレンジイソシアネート(TDI)を酢酸エチルで2
5重量%に調整した溶液:2.0重量部を混合攪拌し
て、離型フィルムに任意の厚みに塗工し、溶剤を乾燥
後、重ね合わせて厚み1.0mmの感圧接着剤層が離型
フィルム間に挟まれた中間膜を得た。この中間膜を使用
し、実施例1と同様の条件で合わせガラスを作製した。
【0041】(比較例1)実施例1で得た未架橋のアク
リル酸エステル共重合体を酢酸エチルで固形分40重量
%に調整した溶液:100重量部に対し、架橋剤として
トリレンジイソシアネート(TDI)を酢酸エチルで2
5重量%に調整した溶液:9.0重量部を混合攪拌し
て、離型フィルムに任意の厚みに塗工し、溶剤を乾燥
後、重ね合わせて厚み1.0mmの感圧接着剤層が離型
フィルム間に挟まれた中間膜を得た。この中間膜を使用
し、実施例1と同様の条件で合わせガラスを作製した。
【0042】(比較例2)実施例1で得た未架橋のアク
リル酸エステル共重合体を離型フィルム間にシート状に
成形して厚み1.0mmの中間膜を得た。合わせガラス
の作製方法は実施例1と同様の条件で行った。
【0043】次に前記実施例及び比較例により得られた
各々の合わせガラスを用いて、下記の項目について評価
した。結果を表1に示した。問題がなかったものは
(○)で示している。
【0044】[合わせ直後]:合わせガラス作製直後の
外観(気泡、剥離、板のずれ、中間膜のはみ出し等の有
無)を観察した。 [合わせ後1日]:合わせガラス作製後から合わせガラ
スを45°に傾斜させた状態で40°C×1日後の外観
(気泡、剥離、板のずれ、中間膜のはみ出し等の有無)
を観察した。観察した。
【0045】
【表1】 表1の結果から明らかなように、本発明の中間膜を用い
た場合、室温での合わせ加工が可能で外観上満足できる
合わせガラスを得ることができるのに対し、粘弾性特性
が本発明の周波数で測定した貯蔵弾性率の範囲外である
感圧接着剤から構成された中間膜を用いた合わせガラス
では、観察項目のいずれかを満足することができないこ
とが判る。
【0046】この実施の形態では次の効果を有する。 (1) 中間膜1が感圧接着剤層2と離型フィルム3と
で構成され、中間膜は表裏両側に感圧接着剤層2の接着
面が存在する構成のため、離型フィルム3を剥がして使
用することにより、加熱仮接着、オートクレーブによる
高温・高圧処理を必要とすることなく、室温でガラス板
4同士、ガラス板4と合成樹脂板5あるいは合成樹脂板
5同士の合わせ加工が可能となる。
【0047】(2) 長時間域の貯蔵弾性率が特定の範
囲にあるため、合わせ加工時に変形した感圧接着剤層
が、合わせ後に厚みの凹凸に馴染んで緩和し、気泡のな
い合わせ外観を得ることができる。
【0048】(3) 感圧接着剤層2の厚みが0.05
〜2mmのため、ガラス板4、合成樹脂板5及び中間膜
1の表面の凹凸に確実に対応してガラス板4及び合成樹
脂板5に対する接着性が良好に確保されるとともに、感
圧接着剤層2を形成するための感圧接着剤の量が過多と
ならない。
【0049】(4) 感圧接着剤の貯蔵弾性率G’(1
-7Hz)の大きさでガラス板4、合成樹脂板5及び中
間膜1の表面の凹凸部への馴染み易さが変わるが、感圧
接着剤の貯蔵弾性率G’(10-7Hz)と感圧接着剤層
2の厚みt(mm)との比:G’(10-7Hz)/tが
25〜1×105 のため、馴染み易くなる。
【0050】(5) 感圧接着剤がアクリル系感圧接着
剤であるため、耐候性や透明性が良くなる。 (6) 中間膜1は表裏両接着面に離型フィルム3が貼
付された構成のため、一方の離型フィルム3を剥がした
状態で先ずガラス板4及び合成樹脂板5の一方に作業性
良く貼付でき、次に他方の離型フィルム3を剥がしてガ
ラス板4及び合成樹脂板5の他方に作業性良く貼付でき
る。また、感圧接着剤を直接ガラス板4又は合成樹脂板
5に塗布して感圧接着剤層2を形成する場合に比較し
て、所定の厚さに形成するのが容易になる。
【0051】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 中間膜1は感圧接着剤層2が1層に限らず、例え
ば、図3(a)に示すように、フィルム、シートあるい
は繊維で形成された網状のものを芯材9とし、その両側
に感圧接着剤層2が形成された構成としてもよい。この
場合、剛性の高い二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルムなどを用いると特に中間膜1の取扱い性(作業
性)が良くなる。また、中間膜1の両側にガラス板4を
貼り合わせた構成の合わせガラス8を製造する場合、図
3(b)に示すように、中間膜1の芯材9としてポリカ
ーボネート板等の板材、あるいはポリウレタン,ポリビ
ニルブチラール,エチレン−酢酸ビニル共重合体などか
らなる伸びの大きいフィルムを使用してもよい。この場
合、合わせガラス8の耐衝撃性や耐貫通性が向上する。
即ち、本願発明では中間膜1とはある程度の可撓性を有
する薄い平面状のものを意味する。
【0052】○ 前記粘弾性特性を有する感圧接着剤層
2は少なくとも1層存在すればよく、中間膜1の構成と
して、例えば、図4(a)に示すように、前記粘弾性特
性を有する感圧接着剤層2と本発明以外の感圧接着剤層
10又は中間膜とが2層に積層されたもの、感圧接着剤
層2と板、シート、フィルム、繊維等の平面状の補強材
11とが2層に積層されたものとしてもよい。また、図
4(c)に示すように、感圧接着剤層2を挟んで両側に
本発明以外の感圧接着剤層10又は中間膜が積層された
構成としてもよい。
【0053】本願発明の感圧接着剤層2以外の感圧接着
剤層10(あるいは合わせる板)の表面に凹凸がある場
合、本願発明以外の感圧接着剤層10のみでは比較例に
あるように、貼り合わせ後に弾性回復して気泡を生じる
が、本願発明の感圧接着剤層2が1層以上存在すれば、
図5に示すように、表裏層の本願発明以外の感圧接着剤
層10の凹凸12が内部、即ち本願発明の感圧接着剤層
2で緩和され、気泡の発生が防止される。
【0054】中間膜1の外面に感圧接着剤層2又は感圧
接着剤層10がない構成の場合、室温で合わせ加工する
には合わせる板の面に感圧接着剤を塗布して合わせ加工
を行う。また、加熱は必要とするがオートクレーブを必
要とするような高温・高圧の条件は不要な接着剤(例え
ば、従来のエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重
合体のような接着剤)を使用して合わせ加工を行っても
よい。この場合、加熱接着で貼り合わせを行っても、本
願発明の感圧接着剤層2が存在することによって、両側
の板の線膨張率の相違による寸法変化を吸収し、反り等
を防ぐことができる。
【0055】本願発明の感圧接着剤層2と他の感圧接着
剤層10とを積層した場合、ガラス板4あるいは合成樹
脂板5と感圧接着剤層との界面接着強度を調整すること
ができる。即ち、本願発明の感圧接着剤よりガラス板4
あるいは合成樹脂板5に対する接着強度が大きな感圧接
着剤層10でガラス板4あるいは合成樹脂板5に対する
接着強度を確保し、合わせ加工時の変形応力の緩和を本
願発明の感圧接着剤層2が受け持つことで適正な接着力
の中間膜が得られる。
【0056】○ 中間膜1を使用して合わせガラス8を
製造する方法として、ガラス板4及び合成樹脂板5の一
方に中間膜1を貼付して感圧接着剤層2を形成し、次い
で他方のガラス板4又は合成樹脂板5を感圧接着剤層2
の上に載置した状態で減圧タンク内にいれ、タンク内を
減圧にして感圧接着剤層2とガラス板4又は合成樹脂板
5との間に残存する空気層を排出した後、プレスして貼
り合わせてもよい。
【0057】○ 中間膜1を構成する感圧接着剤を直接
ガラス板4又は合成樹脂板5の表面に塗布して所定の厚
さの感圧接着剤層2を形成してもよい。しかし、離型フ
ィルム3に挟んだ状態でシート状に形成する方が、所定
の厚さの感圧接着剤層2を形成するのが容易になる。
【0058】○ 合わせガラスを構成するガラス板及び
合成樹脂板の合計枚数は2枚に限らず、3枚以上として
もよい。 ○ 合成樹脂板5としてPC板に代えて、アクリル板、
硬質ポリ塩化ビニル板、ポリエステル板などを使用して
もよい。
【0059】○ また、表裏両側に感圧接着剤層の接着
面が存在する構成の中間膜の場合は、他の感圧接着剤を
使用せずに表面の離型フィルムを剥がすだけで、合わせ
加工ができる。従って、そのような構成の中間膜は太陽
電池の表面保護ガラスとシリコンセルとの間の接着、充
填材料等の加熱を嫌う用途に好適に用いることができ
る。
【0060】前記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の技術的思想(発明)について、以下にその効果と
ともに記載する。 (1) 請求項2に記載の発明において、前記感圧接着
剤層はフィルム状の芯材の両面に形成されている。この
場合、中間膜の取扱い性(作業性)が良くなる。
【0061】(2) 請求項6に記載の発明において、
前記合成樹脂板にはポリカーボネート板が使用されてい
る。この場合、厚みが薄くて耐衝撃性及び耐熱性に優れ
た板を入手し易く、合わせガラスの薄肉化に寄与する。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項7
に記載の発明によれば、加熱仮接着、オートクレーブに
よる高温・高圧処理を必要とすることなく、室温でガラ
ス板同士あるいはガラス板と合成樹脂板との合わせ加工
が可能となる。
【0063】請求項2に記載の発明によれば、他の感圧
接着剤を使用することなく当該中間膜を使用するだけで
室温で合わせ加工を行うことができる。また、太陽電池
の表面保護ガラスとシリコンセルとの間の接着、充填材
料等の加熱を嫌う用途に好適に用いることができる。
【0064】請求項3に記載の発明によれば、合わせガ
ラスを製造する際、ガラス板又は合成樹脂板の表面に感
圧接着剤層を作業性良く所定の厚さに形成することがで
きる。
【0065】請求項4に記載の発明によれば、感圧接着
剤層のガラス板及び合成樹脂板に対する接着性が良好に
確保されるとともに、感圧接着剤層を形成するための感
圧接着剤の量が過多とならない。
【0066】請求項5に記載の発明によれば、ガラス
板、合成樹脂板及び中間膜の表面の凹凸部へ感圧接着剤
が馴染み易くなる。請求項6に記載の発明によれば、耐
候性や透明性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 中間膜の模式断面図。
【図2】 合わせガラスの製造方法の一例を示す工程概
略図。
【図3】 (a)は別の実施の形態の中間膜の模式断面
図、(b)は別の実施の形態の中間膜を使用して製造し
た合わせガラスの模式断面図。
【図4】 別の実施の形態の中間膜の模式断面図。
【図5】 別の実施の形態の中間膜の作用を説明する模
式断面図。
【符号の説明】
1…中間膜、2…感圧接着剤層、3…離型フィルム、4
…ガラス板、5…合成樹脂板、8…合わせガラス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G061 AA13 BA01 BA02 CB05 CB16 CD20 DA23 4J040 DF041 DF051 JA09 JB09 LA06 MA05 MA10 MB03 PA23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(a)及び(b)の粘弾性特性を有
    する感圧接着剤で形成された感圧接着剤層が少なくとも
    1層存在することを特徴とする合わせガラス用中間膜。 (a)測定温度20°C、周波数1Hzでの貯蔵弾性率
    G’(1Hz)が5×103 〜5×105 Pa(パスカ
    ル)。 (b)基準温度20°C、周波数10-7Hzでの貯蔵弾
    性率G’(10-7Hz)が5×101 〜5×103
    a。
  2. 【請求項2】 前記中間膜は表裏両側に感圧接着剤層の
    接着面が存在する請求項1に記載の合わせガラス用中間
    膜。
  3. 【請求項3】 前記中間膜は接着面に離型フィルムが付
    着されている請求項1又は請求項2に記載の合わせガラ
    ス用中間膜。
  4. 【請求項4】 上記(a)及び(b)の粘弾性特性を有
    する感圧接着剤層の厚みが0.05〜2mmである請求
    項1〜請求項3のいずれか一項に記載の合わせガラス用
    中間膜。
  5. 【請求項5】 基準温度20°C、周波数10-7Hzで
    の貯蔵弾性率G’(10-7Hz)と、上記(a)及び
    (b)の粘弾性特性を有する感圧接着剤層の厚みt(m
    m)との比:G’(10-7Hz)/tが25〜1×10
    5 である請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の合
    わせガラス用中間膜。
  6. 【請求項6】 上記(a)及び(b)の粘弾性特性を有
    する感圧接着剤がアクリル系感圧接着剤である請求項1
    〜請求項5のいずれか一項に記載の合わせガラス用中間
    膜。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記
    載の中間膜を用いてガラス板同士、ガラス板と合成樹脂
    板又は合成樹脂板同士を少なくとも2枚接合してなる合
    わせガラス。
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