JPH0624810A - 合わせガラスの製造方法 - Google Patents

合わせガラスの製造方法

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JPH0624810A
JPH0624810A JP17978892A JP17978892A JPH0624810A JP H0624810 A JPH0624810 A JP H0624810A JP 17978892 A JP17978892 A JP 17978892A JP 17978892 A JP17978892 A JP 17978892A JP H0624810 A JPH0624810 A JP H0624810A
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JP
Japan
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laminated glass
resin sheet
glass
sheet
thickness deviation
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Application number
JP17978892A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Niwa
英之 丹羽
Itsuo Tanuma
逸夫 田沼
Toshio Naito
壽夫 内藤
Yoshihiro Hashimoto
吉弘 橋本
Yasushi Maeda
靖志 前田
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Bridgestone Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Bridgestone Corp
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続生産が可能で、生産性が向上し、生産コ
ストの安価な、かつ優れた外観特性を有する合わせガラ
スの製造方法を提供する。 【構成】 樹脂シートがエチレン−酢酸ビニル共重合
体、有機過酸化物、ジアリルフタレート等のような原料
からなり、そのエンボス深さを表、裏とも2〜20μの
同じものとし、厚み偏差を10μ以下としたシートであ
って、このシートをガラス板間に介在させた積層体を、
圧着ロール12、14と搬送ロール16内蔵の加熱炉1
0、22を有する製造装置を通すことによって得られる
ことを特徴とする合わせガスの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントガラス
やサイドガラス、建築物の窓ガラス等に用いられる合わ
せガラスにおいて、連続生産が可能で、生産性を向上
し、生産コストの安価な、かつ、優れた外観特性を有す
る合わせガラスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合わせガラスの製造は、一般的にガラス
と樹脂シートの間の脱気を目的とする予備圧着工程と、
ガラスと樹脂シートの接着力を得るための本圧着工程と
に分かれている。予備圧着工程としては(1)ガラスと
樹脂シートの積層体をゴムもしくはプラスチックフィル
ムより成る密閉袋に入れて減圧脱気する袋法、(2)ガ
ラスと樹脂シートの積層体を加熱しながら圧着ゴムロー
ル間を通してロール圧力により脱気する圧着ゴムロール
法が一般的である。
【0003】また、本圧着工程としては(1)大気圧下
での熱による圧着(オーブン法)、(2)大気圧下での
光による圧着(光圧着法)、(3)高圧下での熱による
圧着(オートクレーブ法)がある。あるいは予備圧着工
程で袋法もしくはラミネートマシンを用いて脱気しなが
ら同時に加熱して本圧着工程まで1回のプロセスで行う
方法も提案されている。
【0004】しかし、いずれの合わせガラス製造法にお
いてもガラスと樹脂シートの積層体を一定時間同じ状態
に保持する、いわゆるバッチプロセスが含まれるため製
造法としての効率が悪いことが指摘されていた。例え
ば、予備圧着工程における袋法、ラミネートマシンによ
る方法、本圧着工程におけるオートクレーブ法がバッチ
プロセスに相当する。生産性が悪いことはすなわち合わ
せガラスを安価に提供できないことを意味し、安全とい
う大きな特徴を持つ合わせガラスの普及を妨げる原因の
1つであった。
【0005】一方、自動車のフロントガラス、OA関連
機器、事務機器及び電気・電子機器等に合わせガラスを
使用する範囲が広がるにつれて、耐衝撃破壊性等を損な
うことなく、合わせガラスの透明ひずみ等を含む外観特
性のレベルアップが強く求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここに、高生産性で、
かつ外観特性の向上した合わせガラスの製造方法の開発
が要請されているが、未だ解決されているとはいえな
い。
【0007】本発明は連続生産が可能で、生産性を向上
し、生産コストの安価な、かつ優れた外観特性を有する
合わせガラスの製造方法を提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の合わせガ
ラスの製造方法は、両面に2〜20μ深さの均等なエン
ボスを有し、かつあらゆる部分の厚み偏差が10μ以下
である樹脂シートをガラス板間に介在させた積層体を、
圧着ロールの少なくとも1対と、搬送ロール内蔵の加熱
炉の少なくとも1台を有する合わせガラス製造装置に通
すことによって得られることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の合わせガラスの製造方法
は、請求項1において樹脂シートが幅員を有するシート
であり、その幅方向の厚み偏差が全幅にわたって10μ
以下であることを特徴をする。
【0010】請求項3記載の合わせガラスの製造方法
は、請求項1において樹脂シートが少なくとも2枚の該
樹脂シートの間に少なくとも1枚のフィルムを挟んだ複
合シートであることを特徴とする。
【0011】本発明者らは目的を達成するために鋭意検
討を重ねた結果、ガラス板間に介在させる樹脂シートに
おいて、両面(表と裏)のエンボス深さをある範囲に
し、さらに両面でその範囲を同じにすると同時に厚み偏
差をある値以下にし、樹脂シートをガラス板間に介在さ
せた積層体を、少なくとも1対の圧着ロールと、搬送ロ
ール内蔵の加熱炉の少なくとも1台が存在する合わせガ
ラス製造装置に通すことによって合わせガラスの製造プ
ロセスを連続化し、生産性を高め、かつ得られた合わせ
ガラスの外観特性が極めて優れていることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0012】以下に本発明を詳細に説明する。ガラス板
間に介在させる樹脂シートの材料としては、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−ビニルア
ルコール共重合体、ポリビニルブチラート、エチレン−
メチルメタクリレート共重合体、ポリウレタン等を用い
ることができるが、中でもエチレン−酢酸ビニル共重合
体が好ましい。特に、エチレン−酢酸ビニル共重合体に
有機過酸化物を配合した熱硬化性樹脂が好適に用いられ
る。
【0013】本発明に用いられる、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体としては、その酢酸ビニル含有率が10〜5
0重量%、特に15〜40重量%であることが好まし
い。この酢酸ビニル含有率が10重量%未満であると高
温で架橋硬化させる場合に得られる樹脂の透明度が十分
でなく、逆に50重量%を越えると合わせガラスにした
場合の耐衝撃性、耐貫通性が不足する傾向がある。
【0014】本発明で用いられる有機過酸化物は、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等の硬化剤として使用される
ものであり、100℃以上の温度で分解してラジカルを
生ずるものであればいずれも使用可能である。配合時の
安定性を考慮した場合、半減期10時間の分解温度が7
0℃以上であるものが好ましく、具体的には2,5−ジ
メチルヘキサン−2,5−ジハイドロパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン−3,3−ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ
クミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパ
ーオキシイソプロピル)ベンゼン、n−ブチル−4,4
−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレート、2,2−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ビス
(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、t−ブチルパーオキシベンズエート、ベン
ゾイルパーオキサイド等を挙げることができる。これら
の有機過酸化物は1種を単独で、あるいは2種以上と併
用して用いることができ、その配合量は樹脂シート材料
例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対
して0.1〜5重量部とするのが好ましい。
【0015】本発明では得られる樹脂の初期モジュラス
を向上させて耐貫通性能を高めるために、アクリロキシ
基含有化合物、メタクリロキシ基含有化合物及びアリル
基含有化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種の
化合物を、硬化助剤として添加してもよい。これらの化
合物のうち、アクリロキシ基含有化合物、メタクリロキ
シ基含有化合物としては、アクリル酸又はメタクリル酸
誘導体、例えばそのエステルを用いることができる。具
体的な化合物としては、1、2−ジメタクリロキシエタ
ン、1−メチル−1,3−ジメタクリロキシプロバン、
2,2−ジメチル−1,3−ジメタクリロキシプロパ
ン、2,2−ジメチル−1,3−ジアクリロキシプロパ
ン、2−ヒドロキシ−1,3−ジメタクリロキシプロパ
ン、2−ヒドロキシ−1−アクリロキシ−3−メタクリ
ロキシプロパン等を用いることができる。またエステル
のアルコール残基としては、メチル基、エチル基、ドデ
シル基、ステアリル基、ラウリル基のようなアルキル基
の他に、シクロヘキシル基、テトラヒドロフルフリル
基、アミノエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒ
ドロキシプロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキシプロ
ピル基等を挙げることができる。さらに、エチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等の多官能アルコールとのエステルも同様に用いる
ことができる。また、アリル基含有化合物としては、ジ
アリルフタレート、ジアリルフマレート、ジアリルマレ
エート、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシア
ヌレート等が好ましく用いられる。なお、これらの化合
物の配合量は樹脂シート材料例えばエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体100重量部に対して50重量部以下とする
のが好ましい。
【0016】また、本発明では樹脂シートの材料例えば
エチレン−酢酸ビニル樹脂とガラスとの接着力をより一
層高めるために、シランカップリング剤を接着力向上剤
として添加することもできる。この場合、使用されるシ
ランカップリング剤としては公知のもの、例えばγ−ク
ロロプロピルメトキシシラン、ビニルトリクロロシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリス(β−
メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、β−(3,4−エトキシシクロ
ヘキシル)エチル−トリメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキ
シシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン等を挙げることができる。これらシランカップリン
グ剤の配合量は、樹脂シート材料例えばエチレン−酢酸
ビニル共重合体100重量部に対して5重量部以下で充
分である。
【0017】本発明では必要に応じて、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、変色防止剤、着色剤等を用いることができ
る。紫外線吸収性能を付与するために用いられる紫外線
吸収剤としては公知のものを用いることができるが、得
られる樹脂のガラスとの接着性を阻害することなく、か
つ経日黄変性が極めて少ないことからベンゾフェノン系
及びベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤が好適であ
る。紫外線吸収剤としては2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2,2’−ジヒトロキシ−4,4’
−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n
−ドデシロキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシ
ベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキ
シベンゾフェノン等のベンソフェノン系、2−〔2’−
ヒドロキシ−3’−(3”,4”,5”,6”−テトラ
ヒドロフタリミドメチル)−5’−メチルフェニル〕ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’、
5’−ジ−t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール等
のベンゾトリアゾール系のものが特に好適である。この
ような紫外線吸収剤の添加量は、樹脂シート材料例えば
エチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対して5
重量部以下とするのが好ましい。この添加量が5重量部
を越えると樹脂表面にブリードが発生し、ガラスとの接
着不良が生じるおそれがある。
【0018】本発明において用いられる樹脂シートは両
面に2〜20μ深さの均等なエンボスを有することが必
要で、この要素は本発明の目的達成に極めて重要であ
る。
【0019】まず、このエンボス深さは2〜20μであ
り、合わせガラス製造工程の条件設定面から考えた場
合、2〜10μが好ましく、2〜6μがさらに好適であ
る。この数値範囲について述べると、樹脂シートのエン
ボス深さは部位により、値を異にするのが普通である
が、浅いものを下限とし深いものを上限として、この範
囲が上記の数値限定の中に含まれることを意味する。図
1は樹脂シートの任意の部位、任意の方向において、あ
る長さにおけるエンボス深さの一例を示し、エンボス深
さの意味を理解するため概念的に表したものである。エ
ンボス深さの浅いものすなわち山から谷までの最も浅い
ギャップをGL で、深いものすなわち山から谷までの最
も深いギャップをGH で表す。従ってエンボス深さが2
〜20μとはGL が2μ以上で、GH が20μ以下であ
ることを示している。ここでGL が2μより小さいと樹
脂シートがガラスに密着してしまって十分脱気が行われ
ず、G H が20μより大きいと予備圧着工程をニップロ
ールによって連続的に行う場合にロール圧力による脱気
が十分でなく、いずれも合わせガラスとした場合の外観
特性不良の原因となる。
【0020】また、樹脂シートのエンボスは両面(表と
裏)均等であることが必要であり、両面のGL とGH
比較したときに、GL 同士の差≦±2μ及びGH 同士の
差≦±5μであることを要する。これはニップロール時
のガラスとの密着度合を両面で等しくするためである。
ここで、エンボス深さの測定法は特に制限されないが通
常、触針式のものを用いることができる。本発明ではTa
ylor-Hobson 社製Surtronic 4型表面粗さ計を用いた。
【0021】本発明における樹脂シートの厚み偏差はあ
らゆる部分で10μ以下であり、好ましくは7μ以下で
あり、最も好ましいのは5μ以下である。厚み偏差が1
0μを越えると、脱気不良により合わせガラスとした場
合の外観特性不良の原因となる。この厚み偏差の測定法
は実用上の便法として、任意の部位及び任意の方向にお
ける150mm長さあたりの厚み偏差を、測る部位を数
カ所変えて測定し、その最大値を厚み偏差とし、G150
として表す。図2は樹脂シートの任意の部位及び任意の
方向におけるある長さに対する厚み偏差の一例を示し、
150 10μ以内に収まった場合を概念的に表したもの
で、G150 の意味を理解するための説明図である。
【0022】本発明における樹脂シートの形状は制限さ
れないが、通常、幅員を有する連続シート形状が用いら
れる。ここでいう連続シ−トとは、ロ−ル巻きでも良い
し、合わせガラスの形状に合わせて裁断したものでも良
い。また、この幅員は樹脂シートの生産設備によりいか
なる幅もとることができる。この場合、幅方向の厚み偏
差は全幅にわたって10μ以下とすることが必要であ
る。この厚み偏差が10μを越えると前記同様、脱気不
良により、合わせガラスとした場合の外観特性不良の原
因となる。
【0023】この幅方向の厚み偏差の測定は、測定方向
が決まってくるので厚み偏差を容易に管理でき、規格化
された厚み品質の樹脂シートを安定して得ることが可能
で、その結果合わせガラスを安定して連続的に製造でき
るという意味から実用上重要である。この幅方向の厚み
偏差の測定法は、得られた樹脂シートにおいて測定部位
を数カ所以上変えて全幅の厚み偏差を測定し、その最大
値を厚み偏差とし、G ALL として表す。測定法は特に限
定されず、連続的に厚み変化を測定しても良いし、一定
間隔でマイクロメ−タ−又はダイヤルゲ−ジを用いて厚
みを測定しても良い。本発明では精度1mm以上の安立電
気製フィルム送り装置を用いた。図3は幅員を有する連
続樹脂シートの幅方向における全幅長さに対する厚み偏
差の一例を示し、GALL が10μ以内に収まった場合を
概念的に表したもので、GALL の意味を理解するための
説明図である。
【0024】また、ガラス板間に介在させる樹脂シート
の厚みは、ガラスの厚みと目的によって変わってくる
が、0.1〜1.5mmの厚みが好ましい。
【0025】本発明における合わせガラスは、前記樹脂
シートをガラス板間に介在させた積層体を、圧着ロール
の少なくとも1対と、搬送ロール内蔵の加熱炉の少なく
とも1台を有する合わせガラス連続製造装置に通すこと
によって得られる。図4は合わせガラス連続製造装置の
一例である。本発明における圧着ロールとは、図4の1
2及び14を指し、1対とは上下2本のロールを指す。
搬送ロール内蔵の加熱炉とは図4の10及び22を指
す。圧着ロールと加熱炉は交互に存在することが好まし
く、合わせガラス連続製造装置の流れ方向に対して加熱
炉の前、加熱炉の後及び加熱炉の間に設置される圧着ロ
ールは、1対から3対が好ましいが、製造条件の制御し
やすさという点で1対から2対がさらに好ましい。加熱
炉の数は1台から4台が好ましいが、製造条件の制御し
やすさという点で1台から3台がさらに好ましい。合わ
せガラス連続製造装置の流れ方向に対して最後の加熱炉
の後には、合わせガラス外観特性を保持するという意味
から圧着ロールを設置しない方が好ましい。本発明にお
ける搬送ロールとは図4の16を指し、合わせガラス連
続製造装置の全域にわたって積層体の搬送のために用い
られる。
【0026】本発明によって製造できる合わせガラスの
種類としてはガラス板間に樹脂シートのみを介在させ
た、いわゆる透明合わせガラスだけでなく、樹脂シート
が少なくとも2枚の樹脂シート間に少なくとも1枚のフ
ィルムを挟んだ複合シートであるものを用いた合わせガ
ラス、いわゆる装飾合わせガラスも含まれる。装飾合わ
せガラスに用いられるフィルムとしては図柄やデザイン
を施したもの、着色したもの、金属や金属酸化物を何ら
かの方法でコーティングしたもの、又は透明なものでも
差し支えない。この場合のフィルムの材質としては、ポ
リエチレンテレフテレート、ポリイミド、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等も好適に用いることができ、特に
制約はない。
【0027】本発明における樹脂シートの製造方法はエ
ンボス深さを2〜20μに調整でき、厚み偏差を10μ
以下にすることのできる方法であればいかなる方法でも
よいが、押出し、インフレーション、カレンダー等が一
般的である。エンボス深さの調整は、樹脂シートにエン
ボスを転写する際のロール深さの制御によって達成でき
る。
【0028】また厚み偏差の調整に関して一つ具体例を
示せば、主原料として用いられる樹脂材料の粘度を選択
することによって容易に得られ、この場合の粘度はMF
R(メルトフローレート、190℃における樹脂流れ量
g/10分)として50以下が好ましく、さらに好まし
いのは10以下である。
【0029】本発明に用いられる樹脂シートの樹脂材料
は図4における圧着ロール14による圧着時の粘度が特
に重要である。この時の圧着条件としてロール圧力は1
〜100Kg/cmが好ましく、さらに好ましくは5〜50
Kg/cm、最も好ましくは5〜15Kg/cmである。ガラス
板間に介在させた樹脂シートの温度は35〜80℃が好
ましく、さらに好ましくは50〜70℃である。ロール
圧力が低過ぎると脱気が不十分となり、合わせガラスの
外観特性不良を起こし、逆に高すぎると合わせガラス外
観不良を生ずる可能性がある。樹脂シートの温度が低過
ぎると樹脂粘度が高くなって、ガラス板に密着させるこ
とができず、逆に高過ぎると樹脂粘度が低くなって樹脂
シ−トがガラス板に密着して、樹脂シ−トとガラス板の
間で脱気不良となり、好ましくない。圧着時の樹脂粘度
としては1/100秒のせん断速度において4×104
3×108 ポイズが好ましく、さらに好ましくは4×104
〜1×107 ポイズ、最も好ましくは4×104 〜1×106
ポイスである。この範囲内において適正な脱気が行わ
れ、得られた合わせガラスは優れた外観特性を示す。
【0030】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明の主旨を越えないかぎり本実施例に
限定されるものではない。
【0031】〔実施例1〕MFR=4.0 のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を用いて表1に示す配合の熱硬化性樹脂
を、精密なロールを用いて0.4mm厚、1000mm幅に
調整した。この樹脂シートのエンボス深さは表面におい
て山から谷までの最も浅いギャップGL が4μ、山から
谷間での最も深いギャップGH が10μであった。一
方、裏面におけるエンボス深さはGL が3μ、GH が8
μであった。また樹脂シートの150mm長さ当たりの厚
み偏差G150 の最大値は5μであり、全幅にわたる厚み
偏差GAL L の最大値は5μであった。この樹脂シートを
3mm厚で、900mm×1800mmのガラス板間に介在さ
せて積層体とし、図4に示す合わせガラス連続製造装置
を用いて合わせガラスを製造した。図4のニップロール
装置において加熱炉10の設定温度は180℃、加熱炉
22の設定温度は170℃、前段及び後段の圧着ロール
間ギャップ18、20は5.5mm、積層体の搬送速度は
2.0m/分であった。上記積層体を10枚製造した
が、得られた合わせガラスはすべて脱気不良等による外
観特性の欠点が全くない完全なものであった。
【0032】
【表1】
【0033】〔実施例2〕樹脂シート表面のエンボス深
さをGL が6μ、GH が18μとし、樹脂シート裏面の
エンボス深さをGL が4μ、GH が15μとした以外は
実施例1と全く同様に実施した。得られた合わせガラス
は脱気不良等による外観特性の欠点が全くない完全なも
のであった。
【0034】〔実施例3〕実施例1の樹脂シート2枚の
間に50μ厚のポリエチレンテレフタレートフィルムを
間挿させた複合シートをガラス板間に介在させて積層体
とした以外は、実施例1と全く同様に実施した。得られ
た合わせガラスは脱気不良等による外観特性の欠点が全
くない完全なものであった。
【0035】〔比較例1〕樹脂シート表面のエンボス深
さをGL が3μ、GH が8μとし、樹脂シート裏面のエ
ンボス深さをGL が1μ、GH が4μとした以外は、実
施例1と全く同様に実施した。得られた合わせガラス
は、樹脂シートとガラスの密着による脱気不良が認めら
れ、外観特性は直径30〜50mmの円状欠点が5〜10
個あった。
【0036】〔比較例2〕樹脂シート表面のエンボス深
さをGL が10μ、GH が25μとし、樹脂シート裏面
のエンボス深さをGL が6μ、GH が18μとした以外
は、実施例1と全く同様に実施した。得られた合わせガ
ラスは、ニップロール通過時に発生したと見られる脱気
不良が認められ、外観特性は直径1〜2mmの円状欠点が
5〜10個あった。
【0037】〔比較例3〕樹脂シート表面のエンボス深
さをGL が6μ、GH が18μとし、樹脂シート裏面の
エンボス深さをGL が3μ、GH が8μとした以外は、
実施例1と全く同様に実施した。得られた合わせガラス
は、ニップロール通過時に発生したと見られる脱気不良
が認められ、外観特性は直径1〜2mmの円状欠点が1〜
5個あった。
【0038】〔比較例4〕MFR=100 のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を用いた結果、樹脂シートの厚み偏差G
150 の最大値が5μ、厚み偏差GALL の最大値が15μ
になった以外は実施例1と全く同様に実施した。得られ
た合わせガラスは、ニップロール通過時に発生したと見
られる脱気不良が認められ、外観特性は、幅10〜20
mmの縞状欠点が5〜10本あった。
【0039】〔比較例5〕MFR=400 のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体を用いた結果、樹脂シートの厚み偏差G
150 の最大値が15μ、厚み偏差GALL の最大値が15
μになった以外は実施例1と全く同様に実施した。得ら
れた合わせガラスは、ニップロール通過時に発生したと
見られる脱気不良が認められ、外観特性は、幅5〜10
mmの縞状欠点が20〜30本あった。
【0040】実施例及び比較例の結果をまとめて表2に
示す。
【0041】
【表2】
【0042】表2からわかるように、本発明の製造装置
を用い、生産性よく得られた合わせガラスは、本発明の
エンボス深さ及び厚み偏差を満足した樹脂シートを用い
れば、外観特性の欠点がないものであることが明らかで
ある。
【0043】一方、比較例において、比較例1はエンボ
ス深さが、比較例2はエンボス深さ、両面エンボスの均
等性が、比較例3は両面エンボスの均等性が、比較例4
及び5は厚み偏差が、各々本発明の範囲を逸脱している
ため、得られた合わせガラスの外観特性は欠点のあるも
のとなっている。
【0044】
【発明の効果】本発明の合わせガラスの製造方法は上記
構成したので、、連続生産が可能で生産性が向上し、生
産コストの安価な、かつ優れた外観特性の合わせガラス
が得られるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂シートのある長さに対するエンボス深さの
一例を示し、GL 及びGH を概念的に表した説明図であ
る。
【図2】樹脂シートのある長さに対する厚み偏差の一例
を示し、G150 を概念的に表した説明図である。
【図3】樹脂シートの全幅長さに対する厚み偏差の一例
を示し、GALL を概念的に表した説明図である。
【図4】合わせガラスの連続製造装置の一例を示した工
程図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 吉弘 大阪府大東市御供田2−16−20 (72)発明者 前田 靖志 兵庫県西宮市花園町6−15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に2〜20μ深さの均等なエンボス
    を有し、かつあらゆる部分の厚み偏差が10μ以下であ
    る樹脂シートをガラス板間に介在させた積層体を、圧着
    ロールの少なくとも1対と、搬送ロール内蔵の加熱炉の
    少なくとも1台を有する合わせガラス製造装置に通すこ
    とによって得られることを特徴とする合わせガラスの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記樹脂シートが幅員を有するシートで
    あり、その幅方向の厚み偏差が全幅にわたって10μ以
    下であることを特徴をする請求項1記載の合わせガラス
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記樹脂シートが少なくとも2枚の該樹
    脂シートの間に少なくとも1枚のフィルムを挟んだ複合
    シートであることを特徴とする請求項1記載の合わせガ
    ラスの製造方法。
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