JP2012224778A - ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 - Google Patents
ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012224778A JP2012224778A JP2011094699A JP2011094699A JP2012224778A JP 2012224778 A JP2012224778 A JP 2012224778A JP 2011094699 A JP2011094699 A JP 2011094699A JP 2011094699 A JP2011094699 A JP 2011094699A JP 2012224778 A JP2012224778 A JP 2012224778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- pressure
- sensitive adhesive
- film
- window film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Special Wing (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
【解決手段】透明プラスチックフィルムの一方の表面に、粘着剤層が形成された熱圧着用のウィンドウフィルムであって、前記粘着剤層が、エチレン−酢酸ビニル共重合体を含む粘着剤組成物からなる粘着剤シートを透明プラスチックフィルムの表面に熱圧着することにより形成されており、且つ前記粘着剤層の厚さが、前記透明プラスチックフィルムの厚さの3倍以下であることを特徴とするウィンドウフィルム。
【選択図】図1
Description
更に、本発明の目的は、このウィンドウフィルムを用いたウィンドウを提供することにある。
(1)前記粘着剤シートの、熱圧着する前における透明プラスチックフィルム側の表面の算術平均粗さRa(JIS−B0601(2001))が、0.5〜20μmである。これにより、粘着剤シートを透明プラスチックフィルムに熱圧着する際に、より気泡を除去し易くすることができ、粘着剤層と透明プラスチックフィルムとが、より十分に密着したウィンドウフィルムとすることができる。
(2)前記粘着剤シートを熱圧着する温度が、60〜110℃である。
(3)前記粘着剤シートを熱圧着する線圧が、0.5〜50kN/mである。
(2)、(3)により、粘着剤層と透明プラスチックフィルムとが、更に十分に密着したウィンドウフィルムとすることができる。
(4)前記粘着剤層の厚さが、前記透明プラスチックフィルムの厚さの0.2〜3倍である。
(5)前記粘着剤層の厚さが、40〜750μmである。
(6)前記粘着剤組成物が、架橋剤を含む。これにより粘着剤層において、EVAの架橋構造を形成することができ、粘着剤層の接着力をより高めることができる。
(7)前記透明プラスチックフィルムが、融点が150℃以上の耐熱性プラスチックからなるフィルムである。中でも、ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルムという)、ポリエチレンナフタレートフィルム(以下、PENフィルムという)、トリアセチルセルロースフィルム(以下、TACフィルムという)は、熱等に対する耐性が高く、透明性が高いため、本発明における透明プラスチックフィルムとして好ましい。
(8)前記透明プラスチックフィルム、前記粘着剤層、及び少なくとも1層の機能性層を含む積層体からなり、前記粘着剤層が最表層に形成されている。
(9)前記機能性層が熱線遮蔽層である。
(10)前記機能性層がハードコート層である。
前記粘着剤シートの透明プラスチックフィルム側の表面の算術平均粗さRa(JIS−B0601(2001))が、0.5〜20μmである。これにより、粘着剤シートを透明プラスチックフィルムに熱圧着する工程において、より気泡を除去し易くすることができ、粘着剤層と透明プラスチックフィルムとが、より十分に密着したウィンドウフィルムを製造することができる。
(2)前記粘着剤シートを熱圧着する温度が、60〜110℃である。
(3)前記粘着剤シートを熱圧着する線圧が、0.5〜50kN/mである。
(2)、(3)により、粘着剤層と透明プラスチックフィルムとが、更に十分に密着したウィンドウフィルムを製造することができる。
(4)透明プラスチックフィルムの少なくとも一方の表面に、少なくとも1層の機能性層を形成する工程を更に含む。
(1)前記熱圧着工程後に、前記積層体を更に加熱する工程を含む。これにより、ウィンドウフィルムの粘着剤層を十分に硬化させることができる。
(2)前記熱圧着工程において、前記積層体を加熱する温度が、60〜110℃である。
(3)前記熱圧着工程において、ニップロールによる加圧の線圧が、2〜100kN/mである。
本発明において、粘着剤組成物のEVAには特に制限はない。EVAにおける酢酸ビニルの含有量は、前記EVAに対して、23〜38質量%が好ましい。EVAの酢酸ビニル単位の含有量が低い程、得られる粘着剤層が硬くなる傾向がある。酢酸ビニル単位の含有量が23質量%未満であると、高温で架橋硬化させる場合に粘着剤層の透明度が十分でない恐れがあり、38質量%を超えると耐衝撃性、耐貫通性に必要な粘着剤層の硬さが不十分となる恐れがある。EVAにおける酢酸ビニルの含有量は25〜30質量%が更に好ましく、特に26〜28質量%が好ましい。また、EVAのメルトフローレート(MFR)(JIS−K7210に従う)は、4g/10分以上が好ましい。これにより、ウィンドウフィルムの製造時やウィンドウフィルムを透明基板に貼り付ける際に、より気泡の除去がし易くなる。MFRは、4.0〜30.0g/10分が更に好ましく、特に8.0〜18.0g/10分であることが好ましい。なお、MFRは、190℃、荷重21.18Nの条件で測定されたものである。
本発明において、粘着剤組成物は、架橋剤を含むことが好ましい。これにより粘着剤層において、EVAの架橋構造を形成することができ、粘着剤層の接着力をより高めることができる。
本発明において、粘着剤組成物は、必要に応じて、さらに架橋助剤を含んでいても良い。前記架橋助剤は、EVAのゲル分率を向上させ、粘着剤層の接着性及び耐久性を向上させることができる。
本発明において、粘着剤組成物は、更に優れた接着力を付与するために、接着向上剤をさらに含んでいても良い。接着向上剤としては、シランカップリング剤を用いることができる。前記シランカップリング剤としては、γ−クロロプロピルメトキシシラン、ビニルエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシランを挙げることができる。これらシランカップリング剤は、単独で使用しても、又は2種以上組み合わせて使用しても良い。なかでも、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが特に好ましく挙げられる。
本発明において、粘着剤組成物は、粘着剤層の種々の物性(機械的強度、透明性等の光学的特性、耐熱性、耐光性、架橋速度等)の改良あるいは調整のため、必要に応じて、可塑剤、本発明における化合物Iの他のアクリロキシ基含有化合物、メタクリロキシ基含有化合物及び/又はエポキシ基含有化合物などの各種添加剤をさらに含んでいてもよい。
アクリロキシ基含有化合物及びメタクリロキシ基含有化合物としては、一般にアクリル酸あるいはメタクリル酸誘導体であり、例えばアクリル酸あるいはメタクリル酸のエステルやアミドを挙げることができる。エステル残基の例としては、メチル、エチル、ドデシル、ステアリル、ラウリル等の直鎖状のアルキル基、シクロヘキシル基、テトラヒドルフルフリル基、アミノエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキシプオピル基を挙げることができる。アミドの例としては、ジアセトンアクリルアミドを挙げることができる。また、エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールとアクリル酸あるいはメタクリル酸のエステルも挙げることができる。
本発明において、粘着剤シートを製造するには、EVA及び必要に応じて上述した各種成分を含む粘着剤組成物を、押出成形又はカレンダ成形(カレンダリング)など、従来公知の方法を用いて、シート状に成形する。組成物の混合は、40〜90℃、特に60〜80℃の温度で加熱混練することにより行うのが好ましい。混練はスーパーミキサー(高速流動混合機)、ロールミル等を用いて、公知の方法で行うことができる。また、シート状に成形する際の加熱温度は、架橋剤を含む場合、架橋剤が反応しない或いはほとんど反応しない温度とすることが好ましい。例えば、40〜90℃、特に50〜80℃とするのが好ましい。更に、必要に応じて、粘着剤シートの少なくとも一方の表面に、エンボス加工により、算術平均粗さRaが、好ましくは0.5〜20μmの表面性状を付与しても良い。
本発明において、透明プラスチックフィルム12としては、透明(「可視光に対して透明」を意味する。)のプラスチックフィルムであり、熱圧着用のウィンドウフィルムに使用できる耐熱性を有していれば特に制限はない。特に、融点が150℃以上の耐熱性プラスチックからなるフィルムが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム、ポリエチレンブチレートフィルム、トリアセチルセルロース(TAC)フィルム、ポリカーボネートフィルム等を挙げることができる。加工時の熱、溶剤、折り曲げ等の負荷に対する耐性が高く、透明性が高い点でPETフィルムが好ましい。透明プラスチックフィルムの表面には機能性層や粘着剤層の密着性を良くするための易接着層を設けても良い。易接着層は、例えば、共重合ポリエステル樹脂とポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。透明プラスチックフィルム12の厚さは、特に制限は無いが、10〜500μmが好ましく、50〜400μmが更に好ましく、特に100〜250μmが好ましい。
本発明において、図2における機能性層13は特に制限はなく、ウィンドウフィルムに要求されるどのような機能を有する層でも良い。例えば、従来から用いられている、太陽光中の近赤外線(熱線)を遮蔽する熱線遮蔽層、室内から放射される熱線を反射する熱線反射層、取り付け時や清掃時の透明基板表面の擦り傷や掻き傷を防止するためのハードコート層等が挙げられる。
本発明の熱圧着用のウィンドウフィルムは、ウィンドウに用いたときの耐候性、耐熱性が高いため、太陽光等の熱線を受けるウィンドウに用いることが好ましい。従って、機能性層13は熱線遮蔽層であることが好ましい。この場合、長期間の使用においても剥がれたりするような外観不良が生じ難いため、ウィンドウフィルムの貼り替えが困難な複層ガラスの内側に用いることもできる。
本発明の熱圧着用のウィンドウフィルムはウィンドウに用いたときの耐候性が高く、長期間の使用においても剥がれたりするような外観不良が生じ難い。従って、機能性層13は、更に、ウィンドウの表面の擦り傷等による外観不良も防止することができるハードコート層であることも好ましい。なお、複数の機能性層を形成する場合、ハードコート層はウィンドウフィルムの最外層(透明基板に貼り付けた際に最外層)であることが好ましい。
以下に、本発明のウィンドウについて図面を参照しながら説明する。図4は、本発明のウィンドウの一例を示す概略断面図である。
1.熱線遮蔽層の形成
下記配合の組成物を、透明プラスチックフィルムとして、表1に示した実施例1〜8及び比較例1〜3の厚さのPETフィルム上に、バーコータを用いて塗布し、80℃のオーブン中で2分間乾燥させた後、照射線量500mJ/m2で1秒間紫外線を照射することによりPETフィルム上に熱線遮蔽層(厚さ5μm)を形成した。
(配合)
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート:80質量部
光重合開始剤(イルガキュア(登録商標)184):5質量部
Cs0.33WO3(平均粒径80nm):20質量部
メチルイソブチルケトン:300質量部
下記配合のEVAを含む粘着剤組成物を原料としてカレンダ成形法により成形体を得た。なお、組成物の混練は80℃で15分行い、またカレンダロールの温度は80℃、加工速度は5m/分であった。その後、エンボスロールを用いて、成形体の一方の表面をエンボス加工することにより、算術平均粗さRaが0.5〜20μmの表面性状とし、ウィンドウフィルムを作製した際に、粘着剤層が表1に示した実施例1〜8、及び比較例1〜3の厚さになるように調製した数種の粘着剤シートを得た。なお、表面性状の測定は、JIS−B0601(2001)に準拠し、表面粗さ測定機((株)東京精密製サーフコム480A)を用いて測定した。また、測定は10箇所行い、その測定値の平均値を求めた。測定条件は、触針先端半径:2μm、評価長さ:12.5mm、測定速度:0.3mm/s、長波長カットオフ値λc:2.5mm、カットオフ比λc/λs:300(λsは短波長カットオフ値)とした。
(配合)
EVA(EVAに対する酢酸ビニルの含有量25質量%;ウルトラセン635(東ソー社製)):100質量部、
有機過酸化物(t−ブチルパ−オキシ2−エチルヘキシルカーボネート;トリゴノックス117(化薬アクゾ社製):2.5質量部、
架橋助剤(トリアリルイソシアヌレート;TAIC(登録商標)(日本化成社製)):2質量部、
シランカップリング剤(γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン;KBM503(信越化学社製)):0.5質量部
紫外線吸収剤:(ユビナール3049(BASF社製)):0.5質量部
上記1.で用いた透明プラスチックフィルムの熱線遮蔽層を形成した反対側の表面に、上記2.で作製した粘着剤シートのRaが0.5〜20μmとなっている方の表面を透明プラスチックフィルム側にして載置し、100℃に加熱した加熱ロールで線圧5kN/mで熱圧着し、表1に示した実施例1〜8、及び比較例1及び2の粘着剤層の厚さのウィンドウフィルムを作製した(図3参照)。比較例3については、加熱ロールを用いずに常温で粘着剤シートを透明プラスチックフィルムの表面に押圧してウィンドウフィルムを作製した。
透明基板としてガラス板(厚さ:3mm)に、上記3.で作製した実施例1〜8、及び比較例1〜3のウィンドウフィルムを粘着剤層をガラス板側にして載置し、加熱装置及びニップロールによる加圧装置を有する圧着装置を用いて、70℃に加熱し、線圧12kN/mで圧着し、次いでオートクレーブにより温度135℃、圧力7×105Paの条件下で30分間加圧処理してウィンドウを作製した。ウィンドウの評価は、得られたウィンドウを通して、蛍光灯を目視観察し、蛍光灯の輪郭に歪みが認められず、ウィンドウとしての実用上問題のないものを○とし、実用上問題のある歪みが認められるものを×とした。
評価結果を表1に示す。
11’、211’ 粘着剤層(熱圧着後)
12、212 透明プラスチックフィルム
13,213 機能性層
20、120、220 ウィンドウフィルム
20’、220’ ウィンドウフィルム(熱圧着後)
25、45、57、225 透明基板
30、60、230 ウィンドウ
50 熱圧着積層体
58 中空層
59 スペーサー
111 粘着剤シート
112 透明プラスチックフィルム(又は積層フィルム)
229 積層体
Claims (22)
- 透明プラスチックフィルムの一方の表面に、粘着剤層が形成された熱圧着用のウィンドウフィルムであって、
前記粘着剤層が、エチレン−酢酸ビニル共重合体を含む粘着剤組成物からなる粘着剤シートを透明プラスチックフィルムの表面に熱圧着することにより形成されており、且つ
前記粘着剤層の厚さが、前記透明プラスチックフィルムの厚さの3倍以下であることを特徴とするウィンドウフィルム。 - 前記粘着剤シートの、熱圧着する前における透明プラスチックフィルム側の表面の算術平均粗さRa(JIS−B0601(2001))が、0.5〜20μmである請求項1に記載のウィンドウフィルム。
- 前記粘着剤シートを熱圧着する温度が、60〜110℃である請求項1又は2に記載のウィンドウフィルム。
- 前記粘着剤シートを熱圧着する線圧が、0.5〜50kN/mである請求項1〜3のいずれか1項に記載のウィンドウフィルム。
- 前記粘着剤層の厚さが、前記透明プラスチックフィルムの厚さの0.2〜3倍である請求項1〜4のいずれか1項に記載のウィンドウフィルム。
- 前記粘着剤層の厚さが、40〜750μmである請求項1〜5のいずれか1項に記載のウィンドウフィルム。
- 前記粘着剤組成物が、架橋剤を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のウィンドウフィルム。
- 前記透明プラスチックフィルムが、融点が150℃以上の耐熱性プラスチックからなるフィルムである請求項1〜7のいずれか1項に記載のウィンドウフィルム。
- 前記透明プラスチックフィルム、前記粘着剤層、及び少なくとも1層の機能性層を含む積層体からなり、前記粘着剤層が最表層に形成されている請求項1〜8のいずれか1項に記載のウィンドウフィルム。
- 前記機能性層が熱線遮蔽層である請求項1〜9のいずれか1項に記載のウィンドウフィルム。
- 前記機能性層がハードコート層である請求項1〜10のいずれか1項に記載のウィンドウフィルム。
- 透明プラスチックフィルムの一方の表面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体を含む粘着剤組成物からなる粘着剤シートを熱圧着することにより、前記透明プラスチックフィルムの厚さの3倍以下の厚さとなる粘着剤層を形成する工程を含むことを特徴とする熱圧着用のウィンドウフィルムの製造方法。
- 前記粘着剤シートの透明プラスチックフィルム側の表面の算術平均粗さRa(JIS−B0601(2001))が、0.5〜20μmである請求項12に記載のウィンドウフィルムの製造方法。
- 前記熱圧着する工程における温度が、60〜110℃である請求項12又は13に記載のウィンドウフィルムの製造方法。
- 前記熱圧着における線圧が、0.5〜50kN/mである請求項12〜14のいずれか1項に記載のウィンドウフィルムの製造方法。
- 透明プラスチックフィルムの少なくとも一方の表面に、少なくとも1層の機能性層を形成する工程を更に含む請求項12〜15のいずれか1項に記載のウィンドウフィルムの製造方法。
- 透明基板の一方の表面に、請求項1〜11のいずれか1項に記載のウィンドウフィルムを、粘着剤層を透明基板の表面に対向させて配置して熱圧着した積層体を備えることを特徴とするウィンドウ。
- 透明基板の一方の表面に、請求項1〜11のいずれか1項に記載のウィンドウフィルムを、粘着剤層を透明基板の表面に対向させて配置して熱圧着した積層体と、別の透明基板とが、間隙を置いて配置され、その間隙により中空層が形成されていることを特徴とするウィンドウ。
- 透明基板の一方の表面に、請求項1〜11のいずれか1項に記載のウィンドウフィルムを、粘着剤層を透明基板の表面に対向させて配置して積層し積層体を得る工程、及び
前記積層体を加熱し、ニップロールを用いて加圧することにより圧着する熱圧着工程、を含むことを特徴とするウィンドウの製造方法。 - 前記熱圧着工程後に、前記積層体を更に加熱する工程を含む請求項19に記載のウィンドウの製造方法。
- 前記熱圧着工程において、前記積層体を加熱する温度が、60〜110℃である請求項19又は20に記載のウィンドウの製造方法。
- 前記熱圧着工程において、ニップロールによる加圧の線圧が、2〜100kN/mである請求項19〜21のいずれか1項に記載のウィンドウの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011094699A JP5739216B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011094699A JP5739216B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012224778A true JP2012224778A (ja) | 2012-11-15 |
JP5739216B2 JP5739216B2 (ja) | 2015-06-24 |
Family
ID=47275317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011094699A Expired - Fee Related JP5739216B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5739216B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170102099A (ko) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 주식회사 엘지화학 | 투명 점접착 필름, 및 터치 스크린 패널 |
WO2023182499A1 (ja) * | 2022-03-24 | 2023-09-28 | ニッタ株式会社 | 窓材及び透光性屋根材 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624810A (ja) * | 1992-07-07 | 1994-02-01 | Bridgestone Corp | 合わせガラスの製造方法 |
JP2008274127A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 粘着フィルム又はシート |
JP2010089365A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Bridgestone Corp | 積層体 |
-
2011
- 2011-04-21 JP JP2011094699A patent/JP5739216B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624810A (ja) * | 1992-07-07 | 1994-02-01 | Bridgestone Corp | 合わせガラスの製造方法 |
JP2008274127A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 粘着フィルム又はシート |
JP2010089365A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Bridgestone Corp | 積層体 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170102099A (ko) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 주식회사 엘지화학 | 투명 점접착 필름, 및 터치 스크린 패널 |
KR102101261B1 (ko) * | 2016-02-29 | 2020-04-17 | 주식회사 엘지화학 | 투명 점접착 필름, 및 터치 스크린 패널 |
WO2023182499A1 (ja) * | 2022-03-24 | 2023-09-28 | ニッタ株式会社 | 窓材及び透光性屋根材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5739216B2 (ja) | 2015-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2013047603A1 (ja) | ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 | |
JP5798804B2 (ja) | 熱線遮蔽フィルム、これを用いた熱線遮蔽ウィンドウ | |
JP5650515B2 (ja) | 合わせガラスの製造方法 | |
JP5559483B2 (ja) | 熱線遮蔽ガラス、及びこれを用いた複層ガラス | |
JP2011502942A (ja) | ガラスラミネートの製造方法 | |
JP2007328092A (ja) | 光学フィルタ、これを備えたディスプレイ及びプラズマディスプレイパネル | |
JP2006293239A (ja) | 光学フィルタ、これを備えたディスプレイ及びプラズマディスプレイパネル | |
JP5758764B2 (ja) | ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 | |
JP2007094191A (ja) | フラットディスプレイ用耐衝撃吸収材、プラズマディスプレイ用光学フィルタ、プラズマディスプレイパネル、及びフラットディスプレイ用耐衝撃吸収材の製造方法 | |
JP2014519410A (ja) | コーティングされたポリマー支持体または積層体の連続インライン製造方法 | |
JP2008070708A (ja) | 反射防止・近赤外線遮断フィルタ、これを用いたプラズマディスプレイパネル用光学フィルタ及びプラズマディスプレイパネル | |
JP2011011122A (ja) | ハードコート積層体の製造方法 | |
JP5683841B2 (ja) | 熱線遮蔽フィルム、これを用いた熱線遮蔽ガラス、及び複層ガラス | |
JP5739216B2 (ja) | ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 | |
JP5952528B2 (ja) | ウィンドウフィルム及びその製造方法、並びにそのウィンドウフィルムを用いたウィンドウ及びその製造方法 | |
JP2007230093A (ja) | 耐候性ハードコートフィルム及びフィルム強化ガラス | |
JP2001026758A (ja) | 光学機能部材一体型表示装置用接着剤組成物、接着剤フィルム、接着剤フィルム積層体、光学機能部材一体型表示装置及びその製造方法 | |
KR102125988B1 (ko) | 전자선 경화된 표면처리층이 형성된 petg 시트 및 이의 제조방법 | |
CN111689699B (zh) | 呈现清晰图案的夹层玻璃 | |
WO2006046726A1 (ja) | シート状接着剤及びその製造方法、並びにそれを用いた積層体 | |
JP5750848B2 (ja) | 画像表示装置用光学部材 | |
JP2001019925A (ja) | 光学機能部材一体型表示装置用接着剤組成物、接着剤フィルム、接着剤フィルム積層体、光学機能部材一体型表示装置及びその製造方法 | |
JP2008051832A (ja) | 光学フィルタ、これを備えたディスプレイ及びプラズマディスプレイパネル | |
JP2002162503A (ja) | 透明板及び反射板並びにその製造方法 | |
JP7167561B2 (ja) | 転写用ハードコートフィルム積層体、及び、その製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140415 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5739216 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |