JP2001031205A - ゴミ投入装置 - Google Patents

ゴミ投入装置

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JP2001031205A
JP2001031205A JP11204861A JP20486199A JP2001031205A JP 2001031205 A JP2001031205 A JP 2001031205A JP 11204861 A JP11204861 A JP 11204861A JP 20486199 A JP20486199 A JP 20486199A JP 2001031205 A JP2001031205 A JP 2001031205A
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garbage
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dust
bag
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JP11204861A
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Kenichi Komori
賢一 古守
Takeshi Kashiwagi
健 栢木
Juzo Kitsuki
重蔵 木附
Hiroshi Iwasaki
寛 岩崎
Isao Sawamura
勲 澤村
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/0093Refuse receptacles; Accessories therefor specially adapted for collecting refuse from arrangements in buildings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性が高く作業負荷が小さいゴミ投入装置
を提供する。 【解決手段】 高層建物2のゴミ排出階にて排出された
ゴミは、カバー部材25内のゴミ袋16に集約されて一
旦溜められた後、そのゴミ袋16が放荷機構38によっ
て傾斜されることによりゴミ投入口21を通過しゴミ縦
搬送用空間3に投入される。このように、ゴミが集約さ
れたゴミ袋16をカバー部材25内にて傾斜させてゴミ
投入口21を通過させ、ゴミ縦搬送用空間3に投入する
ため、ゴミ袋16が通過するゴミ投入口21は、カバー
部材25によって常に覆われた状態となり、作業員や物
等が誤ってゴミ投入口21から落ちることはない。ま
た、カバー部材25内に設けられた集約用のゴミ袋16
を放荷機構38により傾斜させてゴミ縦搬送用空間3に
投入するため、大きなゴミ袋16の持ち運びが不要とな
り、作業負担が軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層マンション等
の建築物内に縦方向に沿って形成されるゴミの縦搬送用
空間にゴミを投入するためのゴミ投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、先に、図10乃至図12に
示すゴミの縦搬送装置1を開発した(特願平10-351744
号)。図示するように、このゴミの縦搬送装置1は、高
層マンション等の建築物2内に縦方向に貫通形成された
ゴミ縦搬送用空間3(以下シャフトという)内に設けら
れ、上下方向に細長い循環路を有する無端状の第1循環
部材4と、略同様に構成された第2循環部材5とを有す
る。これら第1循環部材4と第2循環部材5とは、各循
環部材4、5の下降側部の間隔L1が上昇側部の間隔L
2よりも広くなるように配置されている。そして、第1
循環部材4と第2循環部材5との間には、可撓性パレッ
ト(ネット6)が各循環部材4、5の下降側部において
水平に弛んだ状態になるように複数取り付けられてい
る。
【0003】詳しくは、図11および図12に示すよう
に、第1循環部材4は、水平方向に所定間隔が隔てられ
た一対の第1循環チェーン4x、4xからなる。第1循
環チェーン4aは、第1乃至第5スプロケット7〜11
に巻き掛けられて細長いL字状に循環するようになって
おり、第1スプロケット7から第2スプロケット8まで
の上側部4aと、第2スプロケット8から第3スプロケ
ット9までの下降側部4bと、第3スプロケット9から
第4スプロケット10までの送り水平部4cと、第4ス
プロケット10から第5スプロケット11までの戻り水
平部4dと、第5スプロケット11から第1スプロケッ
ト7までの上昇側部4eとからなる。
【0004】他方、第2循環部材5も、同様に、水平方
向に所定間隔が隔てられた一対の第2循環チェーン5
x、5xからなる。第2循環チェーン5xも、同様に、
第6乃至第9スプロケット12〜15に巻き掛けられ、
更に細長いL字状に循環するようになっており、第6ス
プロケット12から第7スプロケット13までの下降側
部5bと、第7スプロケット13から第8スプロケット
14までの送り水平部5cと、第8スプロケット14か
ら第9スプロケット15までの戻り水平部5dと、第9
スプロケット15から第6スプロケット12までの上昇
側部5eとからなる。
【0005】これら第1循環チェーン4xと第2循環チ
ェーン5xとは、同じ長さに設定されていると共に、図
11に示すように、両チェーン4x、5xの下降側部4
b、5bの間隔L1が両チェーン4x、5xの上昇側部
4e、5eの間隔L2よりも広くなるように並設されて
いる。そして、第1循環チェーン4xと第2循環チェー
ン5xとの間には、例えばネット6等の可撓性パレット
が、各チェーン4x、5xの下降側部4b、5bにおい
て水平に弛んだ状態になると共に各チェーン4x、5x
の上昇側部4e、5eにおいて略垂直に立った状態とな
るように、各階のフロア間隔に合わせて複数取り付けら
れている。
【0006】かかる構成からなるゴミの縦搬送装置1に
よれば、各階の家庭から排出されたゴミは、図11に示
すように、シャフト3に隣接して各階に形成されたゴミ
置き室19内に持ち込まれ、ゴミ置き室19内に配置さ
れたゴミ箱20に投入され、ゴミ箱20内のゴミ袋16
に溜められる。ゴミ箱20は、ゴミの種類毎(可燃ゴ
ミ、不燃ゴミ、リサイクルゴミ、カン・ビン等)に複数
配置されている。そして、所定の種類のゴミ収集日にな
ったなら、作業員が各階において所定の種類のゴミ箱2
0からゴミ袋16を取り出し、そのゴミ袋16をゴミ置
き室19とシャフト3とを連通するゴミ投入口21を通
過させてネット6上に載せる(図10参照)。
【0007】そして、各階のゴミ袋16を夫々ネット6
上に載せたならば、第1および第6スプロケット7、1
2を駆動して第1および第2循環環チェーン4x、5x
を循環させることにより、ネット6上のゴミ袋16は、
下降側部4b、5bにおいてネット6が水平状態に保た
れたまま下方に搬送され、第3および第7スプロケット
9、13で偏向され、送り水平部4c、5cにおいても
ネット6が水平状態に保たれたまま側方に搬送され、第
4および第8スプロケット10、14から搬出され、別
のコンベヤ17(ローラコンベヤ等)を介して貯留槽1
8に導かれる。
【0008】その後、空荷となったネット6は、第4お
よび第8スプロケット10、14によって反転され、載
置面が下側となった状態で戻り水平部4d、5dを移動
し、第5および第9スプロケット11、15によって偏
向され、載置面が外側となって略垂直に立った状態で上
昇側部4e、5eを上方に搬送され、第1および第6ス
プロケット7、12によって偏向され、上側部4aにて
載置面が上側となった水平状態に戻され、第2および第
6スプロケット8、12を介し、水平状態のまま下降側
部4b、5bを下降して各階のフロアの位置に戻され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ゴミの
縦搬送装置1においては、上記ゴミ袋16には各階の各
家庭から排出されたゴミが集約されて各階毎に詰め込ま
れるため、ゴミ袋16の一つ当たりの容積及び重さが大
きくなる。このため、かかる大きなゴミ袋16をシャフ
ト3内に投入するには、上記シャフト3に連通して各階
に形成されたゴミ投入口21を、大きなゴミ袋16が通
過できる程度に大きくする必要がある。
【0010】しかし、このように大きなゴミ投入口21
に大きく重いゴミ袋16を投入しようとすると、誤って
物や人がゴミ投入口16からシャフト3内に落ちる可能
性が否定できない。また、作業員が大きく重いゴミ袋1
6を各階毎に持ち上げて夫々投入処理しなければならな
いため、全階のゴミ袋16を全てネット6上に載せるに
は、作業員にかなりの労力が必要となる。
【0011】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、安全性が高く作業負荷が小さいゴミ投入装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、高層建物の縦方向に沿って形成されたゴミ縦搬
送用空間にゴミを投入するためのゴミ投入装置であっ
て、高層建物のゴミ排出階に夫々設けられ上記ゴミ縦搬
送用空間に連通するゴミ投入口と、該ゴミ投入口を覆う
ように形成されたカバー部材と、該カバー部材内に収容
されたゴミ袋と、該ゴミ袋を上記ゴミ投入口側に傾斜さ
せる放荷機構とを備えたものである。
【0013】本発明によれば、高層建物のゴミ排出階に
て排出されたゴミは、カバー部材内のゴミ袋に集約され
て一旦溜められた後、そのゴミ袋が放荷機構によって傾
斜されることによりゴミ投入口を通過しゴミ縦搬送用空
間に投入される。このように、ゴミが集約されたゴミ袋
をカバー部材内にて傾斜させてゴミ投入口を通過させ、
ゴミ縦搬送用空間に投入するため、ゴミ袋が通過するゴ
ミ投入口は、カバー部材によって常に覆われた状態とな
り、作業員や物等が誤ってゴミ投入口から落ちることは
ない。また、カバー部材内に設けられた集約用のゴミ袋
を放荷機構により傾斜させてゴミ縦搬送用空間に投入す
るため、大きなゴミ袋の持ち運びが不要となり、作業負
担が軽減する。
【0014】また、上記カバー部材は、複数のゴミ袋を
水平方向に隣接させて内蔵し、上記ゴミ投入口に対して
水平方向にスライド自在であることが望ましい。この構
成によれば、カバー部材をゴミ投入口に対して水平方向
にスライドさせることにより、カバー部材内の複数のゴ
ミ袋を夫々ゴミ投入口に対向させることができるため、
ゴミ投入口の幅寸法ひいてはゴミ縦搬送用空間の幅方向
の寸法を小さくすることができ、効率よくゴミ投入が行
える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基いて説明する。
【0016】第1の実施形態を図1乃至図3に示す。図
1は、本実施形態に係るゴミ投入装置の側断面図、図2
は上記ゴミ投入装置の平断面図、図3は上記ゴミ投入装
置の部分破断正面図である。
【0017】図示するように、このゴミ投入装置22
は、高層建物2の縦方向に沿って形成されたゴミ縦搬送
用空間3(シャフト)にゴミを投入するためのものであ
る。シャフト3内には、前述した図10乃至図12に示
すゴミの縦搬送装置1が設けられている。
【0018】図中、7は第1スプロケット、8は第2ス
プロケット、12は第6スプロケット、4xは第1循環
チェーン、5xは第2循環チェーン、23は第1循環チ
ェーン4x、4x同士および第2循環チェーン5x、5
x同士を水平方向に接続してその間隔を保持する渡し
材、6は渡し材23に取り付けられたネットである。
【0019】さて、高層建物2内のゴミが排出される各
階には、上記シャフト3に隣接させてゴミ置き室19が
設けられている。ゴミ置き室19とシャフト3とを仕切
る壁24には、両者を連通するゴミ投入口21が長方形
状に開口形成されている。ゴミ投入口21は、ゴミ置き
室19内に配置されたカバー部材25によって覆われて
いる。カバー部材25は、ゴミ投入口21側に位置する
背面部が開放された箱体からなり、上面部26と左右側
面部27、27と正面部28と底面部29とを有する。
【0020】カバー部材25は、ゴミ投入口21を覆っ
た状態で、左右水平方向に自在に移動できるようになっ
ている。すなわち、カバー部材25の底面部29には転
動ローラ等(図示せず)が設けられ、ゴミ置き室19の
床面には転動ローラを案内すべく左右方向に沿って敷設
された溝レール等(図示せず)が設けられている。な
お、これら転動ローラおよび溝レールは、これらが無く
ともカバー部材25が左右水平方向にスライドできれ
ば、不要である。
【0021】カバー部材25の内部には、水平方向に隣
接させて2個のゴミ袋16、16が収容されている。各
ゴミ袋16には、例えば可燃ゴミと不燃ゴミとが分別さ
れて投入される。各ゴミ袋16は、ゴミ投入口21側に
位置する背面部が開放された容器30内に夫々収容され
ている。各ゴミ袋16の開口部16aは、通常時にはカ
バー部材25内に設けられたブラケット31に仮り止め
され開かれており、放荷時にはブラケット31から外さ
れ閉じられる。各容器30の底面には、アーム32が夫
々取り付けられている。
【0022】各アーム32は、左右水平方向に沿って配
置された回動軸33、34に夫々固定されている。各回
動軸33、34は、カバー部材25内に設けられた軸受
35に夫々軸支されており、端部に取り付けられたレバ
ー36、37によって夫々回動されるようになってい
る。各レバー36、37は、そのレバー比を稼ぐように
回動軸33、34から所定の長さに形成されて操作力の
軽減が図られており、容器30、30をゴミ投入口21
側に傾けるための回動スペースを確保すべく手前に傾け
た状態で回動軸33、34に固定されている。
【0023】この構成によれば、各レバー36、37を
夫々奥側に回動させることにより、各容器30、30が
夫々ゴミ投入口21側に傾斜する。これにより、ゴミ投
入口21に対向する容器30内のゴミ袋16(予め閉じ
ておく)が、ゴミ投入口21を通過してシャフト3に放
荷され、ネット6上に横になった状態で載置される。か
かる放荷の際に、図1においてゴミ投入口21側のブラ
ケット31aは、放荷されるゴミ袋16の邪魔になるた
め、取り外される。本実施形態では、上記レバー36、
37とアーム32と容器30とが、特許請求の範囲中の
放荷機構38を構成する。
【0024】カバー部材25の上面部26には、各ゴミ
袋16ごとに大きな開口部39が形成されている。これ
ら大きな開口部39には、ヒンジ40によって開閉され
る大蓋41が夫々設けられている。各大蓋41は、通常
閉じられており、ゴミ袋16の開口部16aをブラケッ
ト31から外して閉じる(縛る)ときに開かれる。ま
た、各大蓋41には、各ゴミ袋16にゴミを投入するた
めの開口部42が夫々開口されている。各開口部42に
は、ヒンジ43によって開閉される小蓋44が夫々設け
られている。各小蓋44は、通常閉じられており、ゴミ
をゴミ袋16に投入するときに開かれる。
【0025】カバー部材25の内部には、一方のゴミ袋
16側と他方のゴミ袋16側とを仕切る仕切壁45が設
けられている。仕切壁45は、一方のゴミ袋16側の臭
気を他方のゴミ袋16側に漏らさないように遮蔽するも
のである。また、ゴミ投入口21には、防火扉46が水
平方向に移動することによって開閉自在に設けられてい
る。防火扉46は、図1に示すように、その上部に設け
られたローラ47が壁24に設けられたブラケット48
内のレール49に案内され、水平方向に移動する。防火
扉46は、通常ゴミ投入口21を閉じており、ゴミ袋1
6をシャフト3に放荷するときに開かれるものであり、
防火機能のみならず、臭気をシャフト3側に漏らさない
ように閉込める機能をも発揮する。
【0026】以上の構成からなる本実施形態の作用を述
べる。
【0027】高層建物2内の各家庭から排出されたゴミ
は、不燃ゴミと可燃ゴミとに分別され、それぞれ小蓋4
4が開かれてその開口部42からゴミ袋16内に投入さ
れる。そして、所定のゴミ回収日になったなら、作業員
が回収すべきゴミ袋16の大蓋41を開け、その開口部
39から手を入れてゴミ袋16の開口部16aをブラケ
ット31から外し、ゴミ袋16の開口部16aを閉じる
(縛る)。そして、ブラケット31aを取り外し、防火
扉46を開いてゴミ投入口21を露出させる。
【0028】その後、各蓋41、44を閉じ、そのゴミ
袋16がゴミ投入口21に対向するようにカバー部材2
5を左右水平方向にスライドさせる。なお、このスライ
ドは予め行っておいてもよい。そして、そのゴミ袋16
用のレバー(図例では36)を回動させ、ゴミ袋16が
入った容器30を図1に仮想線で示すようにゴミ投入口
21側に傾ける。すると、ゴミ袋16が容器30の載置
面上を滑ってゴミ投入口21を通過し、シャフト3に放
荷されてネット6上に横になった状態で載置される。
【0029】すなわち、各階にて排出されたゴミは、カ
バー部材25内のゴミ袋16に集約されて一旦溜められ
た後、そのゴミ袋16が放荷機構38によって傾斜され
ることによりゴミ投入口21を通過しシャフト3内に投
入される。このように、ゴミが集約されたゴミ袋16を
カバー部材25内にて傾斜させてゴミ投入口21を通過
させ、シャフト3内に投入するため、ゴミ袋16が通過
するゴミ投入口21は、カバー部材25によって常に覆
われた状態となり、ゴミ袋16の放荷時に作業員や物等
が誤ってゴミ投入口21からシャフト3側に落ちること
はない。
【0030】詳しくは、各人が各家庭のゴミをゴミ袋1
6に投入するときには、小蓋44だけが開かれるので小
さな開口部42のみが開かれ、しかもゴミ投入口21が
防火扉46で閉じられているため、誤ってゴミ以外の物
や人がシャフト3に落ちることはない。また、作業員が
ゴミ袋16を最終的にシャフト3に放荷するときには、
ゴミ投入口21がカバー部材25によって覆われた状態
で、作業員がカバー部材25外のレバー36、37を操
作して放荷するため、誤って人や物等がゴミ投入口21
からシャフト3側に落ちることはない。
【0031】また、カバー部材25内に設けられた集約
用のゴミ袋16を放荷機構38により傾斜させてシャフ
ト3内に投入するため、作業員によるゴミ袋16(大き
く重い)の持ち運びが不要となり、作業負担が軽減す
る。すなわち、作業員は、ゴミ袋16のシャフト3への
放荷時には、ゴミ袋16の開口部16aを閉じる(縛
る)作業と、レバー36、37を倒す作業のみを行えば
よく、ゴミ袋16を持ち運ぶ必要が一切ないので、作業
負担が小さい。かかる作業負担の軽減は、図10に示す
各階において積算して効いてくるので、作業員の負担軽
減効果は大きい。
【0032】また、カバー部材25をゴミ投入口21に
対して水平方向にスライドさせることにより、カバー部
材25内の双方のゴミ袋16、16を夫々選択的にゴミ
投入口21に対向させることができる。すなわち、カバ
ー部材25を水平方向にスライドさせることで、一つの
ゴミ投入口21を各ゴミ袋16、16の兼用とできる。
よって、ゴミ投入口21の幅寸法ひいてはシャフト3
(ゴミ縦搬送用空間)の幅方向の寸法を小さくすること
ができ、効率よくゴミ投入が行える。
【0033】なお、上記ゴミ袋16を2個に限らず3個
以上とし、より細かな分別を行ってもよい。この場合、
大蓋41および小蓋44もゴミ袋16の数に合わせて増
やされる。
【0034】第2の実施形態を図4および図5に示す。
図示するように、この実施形態は、基本的構成が前実施
形態と同様であるため、同様の部品には同一の符号を付
して説明を省略し、相違点のみを説明する。
【0035】図4に示すように、カバー部材25は、前
実施形態と同様に、シャフト3のゴミ投入口21に対し
て左右水平方向に移動自在となっている。そのカバー部
材25内には、図5(a) に示すように開口部39から投
入された不燃ゴミ(ビン、カン等)を直接シャフト3内
のネット6に案内する傾斜部材50が収容されていると
共に、図5(b) に示すようにその傾斜部材50に隣接さ
せて可燃ゴミを一時的に貯留するゴミ袋51が収容され
ている。
【0036】ゴミ袋51は、カバー部材25内にヒンジ
52を介して回動自在に設けられた載置台53上に載せ
られている。載置台53は、通常時にはピン54によっ
て水平状態に保たれており、ゴミ袋51の放荷時にはピ
ン54が引き抜かれてゴミ投入口21側に傾斜するもの
である。載置台53の下面には、ゴミ袋51を放荷した
後の載置台53を水平に戻すためのリターンバネ55が
設けられている。本実施形態では、載置台53とヒンジ
52とピン54とリターンバネ55とが、放荷機構56
を構成する。
【0037】この実施形態によれば、不燃ゴミ(ビン、
カン等)の回収日には、図5(a) に示すように傾斜部材
50がゴミ投入口21に対向するようにカバー部材25
が移動され、可燃ゴミの回収日には、図5(b) に示すよ
うにゴミ袋51がゴミ投入口21に対向するようにカバ
ー部材25が移動される。そして、不燃ゴミ(ビン、カ
ン等)の回収日には、不燃ゴミ(ビン、カン等)は直接
ネット6に放荷され、可燃ゴミの回収日には、可燃ゴミ
はゴミ袋51に一時的に貯留された後、ゴミ袋51ごと
ネット6に放荷される。
【0038】第3の実施形態を図6に示す。この実施形
態は、図5(a) に示す傾斜部材をローラコンベヤ57と
し、図5(b) に示す放荷機構56をローラコンベヤ58
としたものである。ゴミ袋51は、通常時には回転が固
定されたローラコンベヤ58との間に摩擦力によってカ
バー部材25内に安定して収容されているが、放荷時に
はローラコンベヤ58が回転フリーとされるためその上
を滑ってゴミ投入口21を通過し、ネット6上に落とさ
れる。その他の作用効果は、前実施形態と同様である。
【0039】第4の実施形態を図7および図8に示す。
この実施形態は、カバー部材25をシャフト3の長手方
向(上下方向)に沿って細長く形成し、その内部に可燃
ゴミ用のゴミ袋59と不燃ゴミ用の傾斜部材60とを上
下二段に配置し、ゴミ投入口21を上下に細長く形成し
たものである。可燃ゴミは、開口部39からゴミ袋59
内に一旦投入された後、載置台61が図5(b) に示す如
き放荷機構56によって傾斜されてゴミ袋59ごとネッ
ト6に放荷され、不燃ゴミは、開口部39から傾斜部材
60を介して直接ネット6に放荷される。
【0040】この実施形態によれば、カバー部材25を
左右水平方向にスライドさせる必要がなくなるので、構
造が簡潔となって低コスト化を図れると共にスペース上
有利であり、図2に示すゴミ置き室19の面積を小さく
できる。なお、ゴミ袋59と傾斜部材60とを上下逆に
配置するようにしてもよい。
【0041】第5の実施形態を図9に示す。この実施形
態は、図8に示す傾斜部材60をローラコンベヤ62と
すると共に、放荷機構(載置台61等)をローラコンベ
ヤ63としたものである。ゴミ袋59は、通常時には回
転が固定されたローラコンベヤ63との間に摩擦力によ
ってカバー部材25内に安定して収容されているが、放
荷時にはローラコンベヤ63が回転フリーとされるため
その上を滑ってゴミ投入口21を通過し、ネット6上に
落とされる。その他の作用効果は、前実施形態と同様で
ある。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るゴミ投
入装置によれば、安全性を高められると共に作業負荷を
小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すゴミ投入装置の
側断面図である。
【図2】上記ゴミ投入装置の平断面図である。
【図3】上記ゴミ投入装置の部分破断正面図である。
【図4】第2の実施形態を示すゴミ投入装置の正面図で
ある。
【図5】図5(a) は図4のa−a線断面部分がゴミ投入
口に対向したときの断面図、図5(b) は図4のb−b線
断面部分がゴミ投入口に対向したときの断面図である。
【図6】第3の実施形態を示すゴミ投入装置の断面図で
あり、図6(a) は図5(a) の変形例に相当し、図6(b)
は図5(b) の変形例に相当する。
【図7】第4の実施形態を示すゴミ投入装置の正面図で
ある。
【図8】上記ゴミ投入装置の側断面図である。
【図9】第5の実施形態を示すゴミ投入装置の断面図で
ある。
【図10】上述の各ゴミ投入装置が適用されるゴミの縦
搬送装置の側面図である。
【図11】図10の XI-XI線断面図である。
【図12】上記ゴミの縦搬送装置の概要斜視図である。
【符号の説明】
2 高層建物 3 ゴミ縦搬送用空間(シャフト) 16 ゴミ袋 21 ゴミ投入口 25 カバー部材 38 放荷機構
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月29日(1999.7.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木附 重蔵 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 (72)発明者 岩崎 寛 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 (72)発明者 澤村 勲 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 Fターム(参考) 3E025 AA07 AA09 AA10 DA01 DA07 DA09 DC01 DC07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高層建物の縦方向に沿って形成されたゴ
    ミ縦搬送用空間にゴミを投入するためのゴミ投入装置で
    あって、高層建物のゴミ排出階に夫々設けられ上記ゴミ
    縦搬送用空間に連通するゴミ投入口と、該ゴミ投入口を
    覆うように形成されたカバー部材と、該カバー部材内に
    収容されたゴミ袋と、該ゴミ袋を上記ゴミ投入口側に傾
    斜させる放荷機構とを備えたことを特徴とするゴミ投入
    装置。
  2. 【請求項2】 上記カバー部材は、複数のゴミ袋を水平
    方向に隣接させて内蔵し、上記ゴミ投入口に対して水平
    方向にスライド自在である請求項1記載のゴミ投入装
    置。
JP11204861A 1999-07-19 1999-07-19 ゴミ投入装置 Pending JP2001031205A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007003076A1 (fr) * 2005-07-06 2007-01-11 Tingyi Wang Dispositif de transport vertical de dechets d'un immeuble a plusieurs etages
JP2009523109A (ja) * 2006-01-13 2009-06-18 ジョン、クレメント、プレストン ダストシュート
CN106672508A (zh) * 2017-03-24 2017-05-17 天津昊天伟业电子科技有限公司 一种方便清理的多功能垃圾箱
CN110510297A (zh) * 2019-09-27 2019-11-29 深圳智加问道科技有限公司 一种智能垃圾分类回收箱

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