JP2001030535A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001030535A
JP2001030535A JP20607999A JP20607999A JP2001030535A JP 2001030535 A JP2001030535 A JP 2001030535A JP 20607999 A JP20607999 A JP 20607999A JP 20607999 A JP20607999 A JP 20607999A JP 2001030535 A JP2001030535 A JP 2001030535A
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light
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Kenichi Wada
謙一 和田
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体を安定的に搬送することができ、ボ
ケのない画像を形成する。 【解決手段】 主走査方向に配設された多数の光学素子
を画像データに基づいてオン,オフ制御することにより
各光学素子から放射される光を副走査方向に搬送される
記録媒体5上に露光させて画像データを書き込む光書込
みヘッド12と、光学素子の光量ムラを補正するために
各光学素子から放射される光をスリット板を介して受光
してその光量を測定する光量測定センサユニット13と
を備えた画像形成装置において、副走査方向に搬送され
る記録媒体5の記録面をガイドする透光性ガイド部材1
0を設け、該透光性ガイド部材10の表面に光書込みヘ
ッド12の結像点を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLZT光シャッ
タアレイやLEDアレイ等を備えた固体走査型光書込み
ヘッドを用いて記録媒体に潜像を書き込み、これを現像
して画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平11−1017号公
報では、銀塩感材を用いた用紙あるいはフィルムや電子
写真用感光体等の記録媒体に画像(潜像)を形成するた
めに、主走査方向に配置されたPLZT等の光シャッタ
チップやLEDチップのような複数の光学素子を画像デ
ータに応じてオン/オフ制御する光書込みヘッドと、む
らの無い画像を形成するために各光学素子の光量を測定
して光量補正を行う光量測定センサユニットとを備えた
画像形成装置が提案されている。この画像形成装置で
は、光書込みヘッドから放射される光の結像点上で記録
媒体を副走査方向に移動させなければならないが、搬送
中の記録媒体の浮き上がりや搬送ムラによって、記録媒
体が結像点からずれ、画像がボケることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は記録媒体を安
定的に搬送することができ、ボケのない画像を形成する
ことができる画像形成装置を提供することを課題とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、主走査方向に配設された多数
の光学素子を画像データに基づいてオン,オフ制御する
ことにより各光学素子から放射される光を副走査方向に
搬送される記録媒体上に露光させて画像データを書き込
む光書込みヘッドと、前記光学素子の光量ムラを補正す
るために各光学素子から放射される光をスリット板を介
して受光してその光量を測定する光量測定センサユニッ
トとを備えた画像形成装置において、前記副走査方向に
搬送される記録媒体の記録面をガイドする透光性ガイド
部材を設け、該透光性ガイド部材の表面に前記光書込み
ヘッドの結像点を設けたものである。
【0005】本発明は、前記手段を採用したので、記録
媒体の記録面が透光性ガイド部材によってガイドされ、
透光性部材の表面に設けた結像点からずれることがな
い。このため、記録媒体を安定的に搬送することがで
き、ボケのない画像を形成することができる。
【0006】また、他の手段として、本発明は、前記光
量測定センサユニットのスリット板を前記透光性ガイド
部材の表面に当接して、当該透光性ガイド部材の表面を
ガイド面として主走査方向に移動させるようにする。こ
のようにすることで、光量測定ユニットのスリット板は
結像点を有する透光性ガイド部材の表面からズレルこと
がなく、光量を正確に測定することができる。
【0007】また、他の手段として、本発明は、前記光
書込みヘッドによる露光時には前記記録媒体を前記透光
性ガイド部材に押圧し、前記光量測定センサユニットに
よる光量測定時には前記透光性ガイド部材から退避させ
る押圧部材を設ける。このようにすることで、記録媒体
は、押圧部材によって上方から押圧され、浮き上がりが
防止される。
【0008】前記押圧部材は、弾性シートとすることが
できる。また、前記押圧部材は、前記透光性ガイド部材
との間の前記録媒体が通過する間隔を調整可能にするこ
とが好ましい。
【0009】前記押圧部材はローラとすることもでき
る。この場合、前記ローラの両端に、当該ローラよりも
若干径が大きくて前記透光性ガイド部材に当接する当接
部材を設け、前記記録媒体が搬送されない状態で当該ロ
ーラが前記透光性ガイド部材に非接触となるようにする
ことができる。
【0010】前記透光性ガイド部材の表面に、主走査方
向に延びる突条を形成したり、耐摩耗性材料からなるフ
ィルム部材や、耐摩耗性のコーティング、前記記録媒体
の貼付きを防止する表面処理、反射防止膜を設けること
が好ましい。前記フィルム部材は、25〜100ミクロ
ンの厚さを有することが好ましく、ポリエステル・テフ
ロン(登録商標)・ポリイミドであることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面にしたがって説明する。
【0012】図1は、本発明にかかる画像形成装置とし
ての写真焼付け用カラープリンタ1の概略構成を示す。
このカラープリンタ1は、用紙収容部2と、作像部3
と、処理部4とからなる。用紙収容部2には、記録媒体
である用紙(印画紙)5がロール状に収容されている。
作像部3には、用紙5の搬送ライン6に沿って供給ロー
ラ対7、カッタ8、搬送ローラ対9、ガイド板10、搬
送ローラ対11が順に配置されている。また、ガイド板
10の下方には光書込みヘッド12が設置され、ガイド
板10の上方には光量測定センサユニット13と押圧部
材14が設置されている。処理部4は、作像部3で形成
された画像(潜像)を現像、安定化し、乾燥してトレイ
15に排出するものである。
【0013】前記作像部3のガイド板10は、透光性材
料、例えばガラスからなり、図2に示すように、用紙5
の搬送ライン6がその上面に一致するように配置されて
いる。ガイド板10の上流側の縁には、搬送される用紙
5を受け入れやすいように、傾斜面16が形成されてい
る。
【0014】前記光書込みヘッド12は、図3に示すよ
うに、概略、ハロゲンランプ21、防熱フィルタ22、
色補正フィルタ23、拡散筒24、RGBフィルタ2
5、光ファイバアレイ26、スリット板27、光シャッ
タモジュール28、結像レンズアレイ29、防塵ガラス
30によって構成されている。
【0015】ハロゲンランプ21から放射された光は、
防熱フィルタ22、色補正フィルタ23、および拡散筒
24を透過してRGBフィルタ25に射出される。RG
Bフィルタ25は、後述する光シャッタチップによる書
込みと同期して回転駆動され、1ライン毎に通過色を変
化させる。RGBフィルタ25を透過した光は、光ファ
イバアレイ26に進入し、該光ファイバアレイ26の端
面から矢印Xで示す主走査方向にライン状に射出する。
この光ファイバアレイ26から射出する光はスリット板
27および偏光子28aを透過して直線偏光されて光シ
ャッタモジュール28に導かれる。
【0016】光シャッタモジュール28は、セラミック
基板のスリット状開口あるいはガラス基板上にPLZT
からなる光シャッタチップを設け、それと並べてドライ
バICを設けたものである。各光シャッタチップはドラ
イバICによって所定の画素に対応するもののみが駆動
される。偏光子28aで直線偏光された光は、光シャッ
タチップへの電圧印加で発生する電界のオン/オフによ
って偏光面の回転が生じ、検光子28bから射出される
光がオン/オフされる。検光子28bから射出された光
は結像レンズアレイ29および防塵ガラス30を透過し
て、前記ガイド板10の表面を搬送される用紙5を露光
して画像(潜像)を形成する。
【0017】光書込みヘッド12の光が結像する面は、
一般に、±50μmの精度が要求される。そこで、本実
施形態では、光書込みヘッド12は、図5に示すよう
に、その結像点がガイド板10の表面になるように位置
調整されている。また、光書込みヘッド12と前記ガイ
ド板10の間には、弾性体17(ゴム、発泡樹脂、フィ
ルム等)が設けられており、ヘッド12内部に埃等が入
るのを防止している。
【0018】前記光量測定センサユニット13は、前記
光書込みヘッド12の光量ムラを補正するために、各画
素に対応する部分の光量を測定するためのものである。
この光量測定ユニット13は、全体として逆L字形で、
垂直部13aと該垂直部13aの上端から水平に延びる
水平部13bとからなり、水平部13bが主走査方向に
延びるガイド棒31にスライド可能に取り付けられてい
る。また、光量測定センサユニット13は、ガイド棒3
1周りに回動可能で、自重により垂直部13aの下端の
後述するスリット板35が前記ガイド板10に当接した
状態に支持されている。光量測定センサユニット13の
水平部13bの下方には突部13cが設けられ、この突
部13cに前記ガイド棒31と平行に設けられた送りね
じ32が螺合している。これにより、光量測定センサユ
ニット13は、その垂直部13aの下端のスリット板3
5がガイド板10にガイドされながら、主走査方向に移
動可能になっている。
【0019】前記光量測定センサユニット13の内部に
は、センサ光電変換センサ33、光拡散板34およびス
リット板35を内蔵している。光拡散板34とスリット
板35は光電変換センサ33の入射側に設置され、スリ
ット板35は垂直部13aの下端に位置している。スリ
ット板35は、1画素の幅寸法の25〜400%(好ま
しくは、50〜200%)の開口幅を有するスリット3
4aを有し、前記光書込みヘッド12の結像レンズアレ
イ29の結像面上、すなわちガイド板10の表面に位置
している。
【0020】前記押圧部材14は、図2に示すように、
主走査方向に延びる細長い支持板14aと、該保持板1
4aの主走査方向の縁に取り付けられたポリエステルフ
ィルム等の材料からなる弾性シート14bとで構成され
ている。この押圧部材14は、前記光量測定センサユニ
ット13のガイド棒31と平行に延びる支軸14cに取
り付けられ、後述する駆動機構によって、前記弾性シー
ト14bが前記用紙5の裏面を前記透光性ガイド板10
に押圧する押圧位置Paと、前記光量測定センサユニッ
トの移動を妨げない退避位置Pbとに回動可能になって
いる。押圧位置Paでは、前記弾性シート14bが露光
部の近傍において前記用紙5の裏面を前記透光性ガイド
板10に押圧して用紙5の浮き上がりによるピンぼけお
よび搬送ムラを防止するようになっている。
【0021】前記押圧部材14の駆動機構は、図6に示
すように、カム41、駆動軸42、アーム43、回動規
制板44と、保持ばね45とからなっている。
【0022】カム41は、前記光量測定センサユニット
13の側面に突設された矩形の突部46に形成され、図
8に示すように、傾斜面からなる第1カム部41aと、
垂直面からなる第2カム部41bとを有している。第1
カム部41aと第2カム部41bはほぼ向き合う位置に
あるが、第2カム部41bの方が上に位置していて、第
1カム部41aと第2カム部41bの間に後述するピン
47が通過できる間隔が形成されている。
【0023】駆動軸42は、前記光量測定センサユニッ
ト13のガイド棒31と直交するように水平に設けられ
ている。この駆動軸42の端面には軸芯から偏心した位
置に軸芯と平行に延びるピン47が突設され、外周面に
は駆動レバー48が突設されている。前記ピン47は、
前記光量測定センサユニット13が原位置に復帰すると
きに第1カム部41aに係合し、前記光量測定センサユ
ニット13が原位置から移動開始するときに第2カム部
41bに係合するようになっている。駆動レバー48に
はその長手方向に延びる長孔48aが穿設されている。
長孔48aは先端に向かうに従って幅広になっている。
【0024】アーム43は、丸棒からなり、前記押圧部
材14の支軸14cに直角に突設されている。また、こ
のアーム43は、前記駆動軸42の駆動レバー48の長
孔48aに挿入されている。
【0025】回動規制板44は、押圧部材14の支軸1
4cの端に取り付けられ、外周縁には略90°の範囲に
わたって円弧状に切欠き44aが形成されている。そし
て、この回動規制板44は、その切欠き44aの両端が
ストッパ49に当接することにより、押圧部材14の押
圧位置Paに対応するRa位置と、押圧部材の退避位置
Pbに対応するRb位置との間で回動するように規制し
ている。
【0026】保持ばね45は、前記ストッパ49と前記
回転規制板44の偏心位置に突設されたピン50との間
に引張り状態に取り付けられ、回動規制板44がRa位
置とRb位置の中間にあるときに最大の変位を示すよう
になっている。この結果、回転規制板44は、Ra位置
とRb位置に保持されるとともに、Ra位置からRb位
置、あるいはRb位置からRa位置への移動はクイック
アクション的に行われる。
【0027】次に、以上の構成からなるカラープリンタ
1の動作について説明する。
【0028】まず、画像を形成するに先立ち、光書込み
ヘッド12の光量ムラを補正するために、光量測定セン
サユニット13により光量の測定を行なう。光量測定自
体は、本願と直接関係がなく、また本願と同一出願人に
かかる特開平11−1017号公報に詳述されているの
で、説明を省略し、ここではその光量測定センサユニッ
ト13の駆動動作について説明する。
【0029】光量測定センサユニット13は、図6中2
点鎖線で示すように、ガイド棒31の一端側の原点に退
避している。また、図8(B)に示すように、カム41
の第1カム部41aと第2カム部41bの間に駆動軸4
2のピン47が嵌入し、該駆動軸42の駆動レバー48
および押圧部材14の支軸14cのアーム43が下向き
になっており、これにより回動規制板44はRa位置、
押圧部材14は押圧位置Paに位置している。
【0030】この状態から、光量測定を行なうために、
図示しないモータを駆動して光量測定センサユニット1
3の送りねじ32を回転させると、光量測定センサユニ
ット13はガイド棒31に案内されるとともに、その垂
直部13aの下端のスリット板35がガイド板10にガ
イドされながら、主走査方向に移動する。光量測定セン
サユニット13が主走査方向に移動開始すると同時に、
図8(B)に示すように、カム41の第2カム部41b
がピン47を押圧するので、駆動軸42の駆動レバー4
8が上向きに回動する。これに伴い、押圧部材14のア
ーム43が上方に押し上げられ、回動規制板44はRa
位置からRb位置にクイックアクション的に移動すると
同時に、押圧部材14は退避位置Pbに移動する。この
結果、押圧部材14は、光量測定センサユニット13の
主走査方向の移動の邪魔にならない。
【0031】光量測定センサユニット13は、そのスリ
ット板35が透光性ガイド板10の表面に当接して、当
該透光性ガイド板10の表面をガイド面として主走査方
向に移動する。このため、光量測定センサユニット13
のスリット板35は結像点を有する透光性ガイド板10
の表面からずれることがなく、光量を正確に測定するこ
とができる。
【0032】光量測定センサユニット13がガイド棒3
1の他端まで移動すると、送りねじ32を逆転させて原
点位置まで復帰させる。光量測定センサユニット13が
原点位置に近づくと、図8(A)に示すように、カム4
1の第1カム部41aがピン47を押圧するので、駆動
軸42の駆動レバー48が下向きに回動する。これに伴
い、押圧部材14のアーム43が下方に押し下げられ、
回動規制板44はRb位置からRa位置にクイックアク
ション的に移動すると同時に、押圧部材14は押圧位置
Paに移動する。
【0033】引き続き、画像の形成を行なうために、用
紙5が記録面である感光面を下方に向けて、供給ローラ
対7から作像部3に導入される。用紙5は、規定長さ送
り込まれた時点で供給ローラ対7の回転を停止するとと
もに、カッタ8を動作させることで切断される。切断さ
れた用紙5は、光書込みヘッド12の書出し開始と用紙
5上の画像書出し開始位置が同期するように、搬送ロー
ラ対9によって一定の速度で搬送される。用紙5は光書
込みヘッド12上の透光性ガイド板10を通過するとき
に、露光されて画像(潜像)を形成される。このとき、
用紙5の感光面が透光性ガイド板10によってガイドさ
れ、透光性ガイド部材10の表面に設けた結像点からず
れることがない。このため、用紙5を安定的に搬送する
ことができ、ボケのない画像を形成することができる。
また、用紙5は押圧部材14によって上方から押圧され
ているので、浮き上がりが防止される。露光後の用紙5
は処理部4で現像,安定化された後、乾燥され、トレイ
15に排出される。
【0034】次に、前記実施形態の変形例について説明
する。
【0035】図1の実施形態では、搬送ローラ対11と
光量測定センサユニット12の送りねじ32はそれぞれ
モータを有するが、用紙5の搬送と光量測定は同時に実
施することはないし、いずれも滑らかな回転が必要であ
るため、両者の駆動機構を共用することができる。一般
に、用紙5の搬送速度は10〜100mm/s、光量測
定センサユニット13の走査速度は数mm/sであるか
ら、搬送ローラ対11と光量測定センサユニット13の
送りねじ32の駆動機構を共用するには、1:10〜
1:100程度の減速が必要である。
【0036】図9は、搬送ローラ対11の駆動ローラ1
1aと光量測定センサユニット13の送りねじ32の駆
動機構を共用した変形例を示す。搬送ローラ11aの一
端は減速ギヤ51を介して駆動モータ52に連結され、
搬送ローラ11aの他端は電磁クラッチ、スプリングク
ラッチ、メカニカルクラッチ等のクラッチ53および伝
達ギヤ54を介して送りねじ32に連結されている。用
紙5の搬送時にはクラッチ53を切って搬送ローラ11
aのみを駆動し、光量測定時にはクラッチ53を入れ
て、伝達ギヤ54を介して光量測定センサユニット13
の送りねじ32を回転させる。用紙5の搬送速度に対す
る光量測定センサユニット13の走査速度の減速は、伝
達ギヤ54のギヤ比と送りねじ32のピッチを適当に選
択することによって実現できる。なお、図9の変形例で
は、光量測定時に搬送ローラ11aも駆動するようにな
っているが、これによって用紙5が搬送されることはな
く、支障はない。
【0037】図10,図11は、光量測定センサユニッ
ト13の走査に図9に示すような送りねじ32ではなく
タイミングベルト55を使用した変形例を示す。搬送ロ
ーラ11aの一端は、図9の変形例と同様に、減速ギヤ
51を介して駆動モータ52に連結され、搬送ローラ1
1aの他端はクラッチ53およびウォーム/ウォームホ
ィール56a,56bを介してタイミングベルト55の
プーリ57に連結されている。タイミングベルト55の
一部は光量測定センサユニット13に固着されている。
用紙5の搬送時にはクラッチ53を切って搬送ローラ1
1aのみを駆動し、光量測定時にはクラッチ53を入れ
て、ウォーム/ウォームホィール56a,56bおよび
プーリ57を介してタイミングベルト55を走行させ
る。用紙5の搬送速度に対する光量測定ユニット13の
走査速度の減速は、ウォーム比とプーリ径を適当に選択
することによって実現できる。
【0038】なお、図12に示すように、搬送ローラ1
1aは直接、駆動モータ52に連結するようにしてもよ
い。また、搬送ローラ11aと送りねじ32またはタイ
ミングプーリ55の間の減速機構は必ずしも必要ではな
く、駆動モータ52の回転速度を搬送時と光量測定時で
切り変えるようにすることもできる。
【0039】図1の実施形態では、押圧部材14に弾性
シート14bを用いたが、図13と図14に示すように
押圧ローラ58を用いることができる。押圧ローラ58
の軸の両端は、アーム59を介して支軸60に支持さ
れ、図1と同様の機構により、透光性ガイド板10を押
圧する押圧位置Paと透光性ガイド板10の上方に退避
する退避位置Pbとの間で移動可能になっている。押圧
ローラ58の両端には該押圧ローラ58の径より若干大
きい径のディスク61が設けられ、押圧ローラ58と透
光性ガイド板10の間に用紙5がないときには押圧ロー
ラ58が透光性ガイド板10に接触しないようにして、
透光性ガイド板10の摩耗や損傷を防止している。ディ
スク61間の間隔は、用紙5の最大幅より大きく、全て
の用紙5がディスク61間を通過するようになってい
る。押圧ローラ58の軸の一端に固着したプーリ62
と、支軸60の一端に該支軸60に対して回転可能に同
軸に設けたプーリ63の間にベルト64が架け渡され、
該プーリ63が駆動モータ65に連結されている。これ
により、駆動モータ65を駆動すると、押圧ローラ58
はベルト64を介して用紙5の搬送速度と同じ速度で回
転しながら用紙5を押圧するようになっている。このよ
うな押圧ローラ58を用いることで、用紙5に対する摩
擦抵抗が少なくなり、用紙5を円滑に搬送することがで
きる。なお、図13に示すように、押圧ローラ58の支
軸60と光量測定センサユニット13のガイド棒31と
の位置関係は、図1に示す実施形態とは逆になっている
が、その作用は同一である。押圧ローラ58は、ベルト
64によって駆動せずに自由回転可能にしておいてもよ
い。
【0040】図1の実施形態では、押圧部材14と透光
性ガイド板10の間の用紙5が通過する間隔(ゲート
厚)は一定であるが、図15に示すようにこのゲート厚
を調整可能な構造にすることができる。すなわち、図1
5では、押圧部材として板状のゲート部材66が設けら
れ、その一方の側縁にはローラ67が取り付けられ、他
方の側縁にはテーパ面68が形成されている。このゲー
ト部材66は、図示しないアームを介して、上流側の搬
送ローラ9aの軸を中心に旋回可能に設けられ、図1の
実施形態と同様の機構で、破線で示すガイド位置Gaと
図中実線で示す退避位置Gbとの間で移動可能になって
いる。ガイド位置Gaでは、ゲート部材66は、搬送方
向に平行に向けられ、そのテーパ面68側が搬送方向上
流側、ローラ67側が搬送方向下流側になり、ローラ6
7は下流側の搬送ローラ11aに圧接するようになって
いる。退避位置Gbでは、ゲート部材66は、搬送方向
に垂直に向けられ、そのテーパ面68側が下で、ローラ
67側が上になるようになっている。ガイド位置Gaに
おけるゲート部材66のテーパ面68は透光性ガイド板
10の上面とともに用紙5のゲートを形成する。ゲート
部材66と透光性ガイド板10との間のゲート厚は、当
たり部材69に設けたねじ70によって調整可能になっ
ている。
【0041】前記実施形態のカラープリンタ1の透光性
ガイド板10には、その表面に用紙5が接触することに
よる貼付きや傷の発生等のトラブルを回避するために、
以下に説明するような処理を施すことができる。
【0042】図16(A)は、透光性ガイド板10のガ
イド面の一部に主走査方向に延びる微妙な盛り上がり
(半円断面の突条)71を形成したもので、これによ
り、用紙5とガイド面は線接触となり、搬送ローラ対
9,11の駆動トルクを低減できる。図16(B)は、
透光性ガイド板10のガイド面に耐摩耗性を有するフィ
ルム72を貼り付けたもので、その露光部にはスリット
状にの開口73が形成されている。図16(C)は、透
光性ガイド板10のガイド面に、露光部よりも上流側に
耐摩耗性を有するポリエステルフィルム等のフィルム7
2を貼り付けたものである。フィルム72の厚さは、好
ましくは25〜100μm、さらに好ましくは50μm
である。25μmより薄いと取り扱いが困難になり、1
00μmより厚いと縁に用紙5がぶつかって画像にムラ
が生じるからである。
【0043】このようにフィルム72を貼り付けること
で、用紙5の貼り付きや傷の発生を防止できる。フィル
ム72を貼り付けると、そのフィルム72の厚さ分だけ
ピント位置がずれるが、これが無視できないレベルであ
れば、その厚さ分を考慮して光書込みヘッド12の位置
を調整すればよい。フィルム72の代わりに、耐摩耗性
を有する表面処理(窒化処理、SiO2処理)を行なっ
ても傷の発生を防止できる。また、用紙5の貼り付きを
防止するためには、透光性ガイド板10の露光部以外の
面を粗してすりガラス状にしたり、撥水処理を行なうこ
とができる。また、透光性ガイド板10の表面での反射
損を減少させために、反射防止膜をコーティングするこ
とも有効である。
【0044】以下、前記実施形態におけるような透光性
ガイド板10を有しない画像形成装置の形態について説
明する。
【0045】図17に示す画像形成装置は、用紙5を露
光部近傍で挟持することで用紙5の先後端でのピントず
れ、同期ずれ等を実用上問題のない程度に低減しようと
するものである。露光部から上流側と下流側のある程度
離れた位置に搬送ローラ対9,11を有する前述した図
1の形態の画像形成装置では、用紙5はそのカールや自
重等により搬送ライン6からずれたり、先端が下流側の
搬送ローラ対11に咥え込まれるときの衝撃が露光部に
現れて同期ずれを生じる問題がある。この問題を解決す
るため、図17に示す画像形成装置では、用紙5の搬送
ライン6の上方に光書込みヘッド12が設置され、下方
に光量測定センサユニット13が設置されている。光書
込みヘッド12は、下向きに書込み光を射出して搬送ラ
イン6上に結像する以外は、前記実施形態の図2に示す
ものと同一の構成になっている。光量測定センサユニッ
ト13は、スリット板35側が上になるように配置して
底外面を第2のガイド棒81に支持した以外は、前記実
施形態の図10に示すものと同一の構成になっている。
【0046】光書込みヘッド12の書込み光の射出口近
傍には可動搬送ローラ対82が設けられ、その下流側に
は固定搬送ローラ対83が設けられている。可動搬送ロ
ーラ対82は、駆動ローラ82aと該駆動ローラ82a
に接触する小径(5mm以下、好ましくは2〜3mm)
の従動ローラ82bとからなり、下流側の固定搬送ロー
ラ対83の駆動ローラ83aにアーム84を介して支持
されている。そして、この可動搬送ローラ対82は、図
1の実施形態と同様の機構で、固定搬送ローラ対83の
駆動ローラ83aの軸芯を中心として旋回し、駆動ロー
ラ82aと従動ローラ82bの接触部が搬送ライン6上
に位置する動作位置Caと、固定搬送ローラ対83の下
方に退避する退避位置Cbと移動可能になっている。可
動搬送ローラ対82の駆動ローラ82aと固定搬送ロー
ラ対83の駆動ローラ83aとの間にはベルト85が架
け渡されている。これにより、可動搬送ローラ対82の
駆動ローラ82aは、固定搬送ローラ対83の駆動ロー
ラ83aに連結された図示しない駆動モータが回転する
と、固定搬送ローラ対83の駆動ローラ83aと共に回
転するようになっている。
【0047】光量測定センサユニット13による光量測
定時には、光量測定センサユニット13の走査を妨げな
いように、可動搬送ローラ対82は退避位置Cbに移動
する。画像形成時には、可動搬送ローラ対82は動作位
置Caに移動する。ここで、可動搬送ローラ対82は光
書込みヘッド12の露光部の近傍で用紙5を挟持するた
め、用紙5の先後端でのピントずれ、同期ずれ等を低減
することができる。また、搬送ライン6の上方に位置す
る従動ローラ82bは小径であるため、光書込みヘッド
12からの書込み光を遮ることもない。
【0048】図17の形態では、可動搬送ローラ対82
の駆動ローラ82aと従動ローラ82bが対で動作位置
Caと退避位置Cbに移動するように構成したので、用
紙5の厚さに応じて駆動ローラ82aと従動ローラ82
bの間隔を調整する必要がある。しかし、従動ローラ8
2bを搬送ライン6の上方に固定しておいて、駆動ロー
ラ82aのみを動作位置Caと退避位置Cbとに移動可
能にすることで、用紙の厚さに応じて駆動ローラ82a
と従動ローラ82bの間隔を調整する必要がなくなる。
【0049】図18に示す画像形成装置は、露光後に用
紙5を切断するとともに、用紙5の搬送を制御すること
で、切断する不要部分の量を少なくしようとするもので
ある。前述した図1の形態の画像形成装置のように露光
に先立って用紙5を所定の長さに切断すると、用紙5の
先端が搬送ローラ対82,83に咥え込まれるときの衝
撃および後端が搬送ローラ対82,83を離れるときの
ばたつきによる同期ずれや、ピントずれが生じる。そこ
で、用紙5を露光後に切断することで、同期ずれやピン
トずれを解消できるが、切断する不要部分(スラグと称
する。)が多く発生し、そのスラグを回収するための必
要容量が多くなり、装置が大型化するため、装置および
消耗品がコストアップし、スラグに起因するジャム等の
トラブルが生じる問題がある。この問題を解決するた
め、図18に示す画像形成装置では、光書込みヘッド1
2と光量測定センサユニット13は前記実施形態の図1
0に示すものと同様の配置構成であるが、上流側搬送ロ
ーラ対9と下流側搬送ローラ対11の各駆動ローラ9
a,11bには駆動力が与えられ、上流側搬送ローラ9
の駆動ローラ9aには、速度差によるループ(弛み)を
防止するために一方向性クラッチまたはすべり機構86
が設けられている。ガイド板87は、用紙5の先端を搬
送ローラ対9,11間に橋渡しするためのもので、搬送
ライン6の下方に設けられているが、搬送ライン6の上
方にも設けてもよい。
【0050】通常、用紙5は上流側と下流側の2つの搬
送ローラ対9,11に挟まれた状態で停止している。書
込み開始信号により、上流側と下流側の2つの搬送ロー
ラ対9,11が回転して用紙5が搬送され、同時に画像
の書込みが開始される。複数枚のプリント時には各画像
間には殆ど隙間なく画像の書込みが行なわれる。カッタ
8は、最初の画像の先端の白紙部の切り落としを行な
い、続いて複数枚のプリント時の各画像が干渉しないよ
うに、最初の画像の後端および次の画像の先端を2回切
断することによって縁無しの画像を得ている。最終画像
の後端を切断した後、搬送ローラ9,11を逆転させて
元の位置に復帰させる。このようにすることで、切断す
る不要部分の量を少なくすることができる。
【0051】図19に示す画像形成装置は、図17の画
像形成装置の変形例であり、光量測定センサユニット1
3のガイド棒81とタイミングベルト55の位置が露光
部の下流側に位置し、可動側搬送ローラ対83が露光部
の上流側に位置している以外は、図17の画像形成装置
と同様の構成になっている。用紙5の搬送制御は、図1
8に示す画像形成装置と同様に、通常、用紙5は上流側
と下流側の2つの搬送ローラ対82,83に挟まれた状
態で先端がA位置で停止しており、書込み開始信号によ
り、2つの搬送ローラ対82,83が回転して用紙5が
搬送され、同時に画像の書込みが開始され、最終画像の
後端を切断した後、搬送ローラ対82,83を逆転させ
て元の位置に復帰させる。測光時には、可動搬送ローラ
対83を退避位置Cbに移動させるとともに、測光の妨
げとならないように用紙5の先端をB位置まで後退させ
る。
【0052】なお、図19の画像形成装置において、用
紙5の先端の通常の停止位置をB位置として、書込み開
始信号により、2つの搬送ローラ対82,83を回転さ
せて用紙5の先端がA位置になってから書込みを開始す
るようにすることも可能である。このようにすると、1
枚目の用紙5の先端の切断量をその後の用紙5間の切断
量と略同一にすることができる利点がある。
【0053】図20に示す画像形成装置は、露光部に前
記実施形態のような透光性ガイド板10が無い構成にお
いて、光書込みヘッド12および光量測定センサユニッ
ト13を規定の位置に取り付けることができるようにし
たものである。図1に示す画像形成装置にように、露光
部に透光性ガイド板10を有する構成の場合には、光書
込みヘッド12および光量測定センサユニット13をガ
イド板10に対して可変にしておいて、まず光書込みヘ
ッド12はそのピント位置がガイド板10の表面になる
ように固定する。次に、光量測定センサユニット13
は、ガイド板10を基準として機械的に位置出しする。
あるいは、光書込みヘッド12の画素を間引いた状態
(1ON1OFF)で点灯させ、その画素光量を光量測
定センサユニット13で測定し、S/Nが最も大きくな
る位置に光量測定センサユニット(スリット)13を固
定する。しかし、露光部に基準となるガイド板が無い構
成では、このような方法を採ることができない。
【0054】そこで、図20(A)に示す画像形成装置
では、露光部の上流側と下流側の2つの搬送ローラ対
9,11の間に所定厚さの調整治具部材88を挿入す
る。そして、工具顕微鏡89を移動させて調整治具部材
88の裏面にピントを合わせ、調整治具部材88の厚さ
分をマイクロメータヘッド等で前方に移動させ、固定す
る。次に、調整治具部材88を取り外し、工具顕微鏡8
9を見ながら、光書込みヘッド12の位置を調整固定す
る。このように、光書込みヘッド12の位置が固定され
てから、図20(B)に示すように、前述したように、
間引き点灯させた画素の光量を測光することによって、
S/Nが最大になるように光量測定センサユニット13
を調整し、固定する。なお、工具顕微鏡89の代わりに
CCDカメラを使用することができる。また、調整治具
部材88として、透光性を有する部材の片面をマット面
にして、その結像状態から調整することも可能である。
【0055】図21に示す画像形成装置は、露光部に透
光性ガイド板が無い構成において、光書込みヘッド12
および光量測定センサユニット13を規定の位置に取り
付けることができるようにしたもので、図20とは異な
る方法によるものである。すなわち、図22に示すよう
に、2つのスリット90が形成され、両端部に特定のパ
ターン(スリット、ピンホールあるいは格子等)を施し
たフィルム91を前記一方のスリット90を覆うように
下面に貼り付けた調整治具部材92を使用する。そし
て、この調整治具部材92を2つの搬送ローラ対9,1
1の間に挿入し、それを光源92でコリメータレンズを
介して照明して光量測定センサユニット13で測光し、
光量測定センサユニット13の位置を固定する。その
後、図20(B)に示すように、間引き点灯させた画素
の光量を測光することによって、S/Nが最大になる位
置に光書込みヘッド12を固定する。
【0056】図22の調整治具部材92は、前述した図
20の方法においても使用できる。すなわち、スリット
90の下縁に工具顕微鏡89のピントを合わせること
で、所定厚さ分の移動を行なう必要がなくなる。この場
合、スリット90をテーパ状にすることで実現できる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、副走査方向に搬送される記録媒体の記録面を
ガイドする透光性ガイド部材を設け、該透光性ガイド部
材の表面に前記光書込みヘッドの結像点を設けたので、
記録媒体の記録面が透光性ガイド部材によってガイドさ
れ、透光性部材の表面に設けた結像点からずれることが
ない。このため、記録媒体を安定的に搬送することがで
き、ボケのない画像を形成することができる。
【0058】また、本発明によれば、光量測定センサユ
ニットのスリット板を透光性ガイド部材の表面に当接し
て、当該透光性ガイド部材の表面をガイド面として主走
査方向に移動させるようにしたので、光量測定ユニット
のスリット板は結像点を有する透光性ガイド部材の表面
からズレルことがなく、光量を正確に測定することがで
きる。
【0059】また、本発明によれば、光書込みヘッドに
よる露光時には記録媒体を透光性ガイド部材に押圧し、
光量測定センサユニットによる光量測定時には透光性ガ
イド部材から退避させる押圧部材を設けたので、記録媒
体は、押圧部材によって上方から押圧され、浮き上がり
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるカラープリンタの
概略構成を示す断面図。
【図2】 図1のカラープリンタの作像部の拡大図。
【図3】 図1のカラープリンタの光書込みヘッドの分
解斜視図。
【図4】 図1のカラープリンタの光量測定センサユニ
ットの斜視図。
【図5】 図1のカラープリンタの露光部の拡大図。
【図6】 図1のカラープリンタの押圧部材の駆動機構
を示す平面図。
【図7】 図6のI−I線断面図。
【図8】 図6のII−II線断面図で、(A)は退避
位置、(B)は動作位置を示す。
【図9】 図1のカラープリンタの光量測定センサユニ
ットの駆動機構の変形例を示す側面図。
【図10】 図1のカラープリンタの光量測定センサユ
ニットの駆動機構の他の変形例を示す正面図。
【図11】 図10の右側面図。
【図12】 図1のカラープリンタの光量測定センサユ
ニットの駆動機構の他の変形例を示す側面図。
【図13】 図1のカラープリンタの押圧部材の変形例
を示す正面図。
【図14】 図13の平面図。
【図15】 図1のカラープリンタの押圧部材の他の変
形例を示す正面図。
【図16】 図1のカラープリンタの透光性ガイド部材
の変形例を示す正面図。
【図17】 透光性ガイド部材を有しない形態のカラー
プリンタの作像部の正面図。
【図18】 図17のカラープリンタの作像部の変形例
を示す正面図。
【図19】 図17のカラープリンタの作像部の他の変
形例を示す正面図。
【図20】 図17のカラープリンタの作像部の位置調
整例を示す正面図。
【図21】 図17のカラープリンタの作像部の他の位
置調整例を示す正面図。
【図22】 図21のカラープリンタで使用する調整治
具部材の平面図および断面図。
【符号の説明】
1 カラープリンタ(画像形成装置) 5 用紙(記録媒体) 10 透光性ガイド板(透光性ガイド部材) 12 光書込みヘッド 13 光量測定センサユニット 14 押圧部材 14b 弾性シート 34 スリット板 58 押圧ローラ(押圧部材) 61 ディスク(当接部材) 71 突条 72 フィルム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に配設された多数の光学素子
    を画像データに基づいてオン,オフ制御することにより
    各光学素子から放射される光を副走査方向に搬送される
    記録媒体上に露光させて画像データを書き込む光書込み
    ヘッドと、 前記光学素子の光量ムラを補正するために各光学素子か
    ら放射される光をスリット板を介して受光してその光量
    を測定する光量測定センサユニットとを備えた画像形成
    装置において、 前記副走査方向に搬送される記録媒体の記録面をガイド
    する透光性ガイド部材を設け、該透光性ガイド部材の表
    面に前記光書込みヘッドの結像点を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記光量測定センサユニットのスリット
    板を前記透光性ガイド部材の表面に当接して、当該透光
    性ガイド部材の表面をガイド面として主走査方向に移動
    させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記光書込みヘッドによる露光時には前
    記記録媒体を前記透光性ガイド部材に押圧し、前記光量
    測定センサユニットによる光量測定時には前記透光性ガ
    イド部材から退避させる押圧部材を設けたことを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧部材は、弾性シートであること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧部材は、前記透光性ガイド部材
    との間の前記録媒体が通過する間隔を調整可能にしたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記押圧部材は、ローラであることを特
    徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ローラの両端に、当該ローラよりも
    若干径が大きくて前記透光性ガイド部材に当接する当接
    部材を設け、前記記録媒体が搬送されない状態で当該ロ
    ーラが前記透光性ガイド部材に非接触となるようにした
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記透光性ガイド部材の表面に、主走査
    方向に延びる突条を形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記透光性ガイド部材の表面に、耐摩耗
    性材料からなるフィルム部材を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記透光性ガイド部材の表面に、耐摩
    耗性のコーティングを施したことを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記透光性ガイド部材の表面に、前記
    記録媒体の貼付きを防止する表面処理を施したことを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記透光性ガイド部材の表面に、反射
    防止膜を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
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