JP2001030313A - 成形品取出治具 - Google Patents

成形品取出治具

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JP2001030313A
JP2001030313A JP11211593A JP21159399A JP2001030313A JP 2001030313 A JP2001030313 A JP 2001030313A JP 11211593 A JP11211593 A JP 11211593A JP 21159399 A JP21159399 A JP 21159399A JP 2001030313 A JP2001030313 A JP 2001030313A
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Hisashi Unno
久 海野
Mitsuyuki Iwama
光行 岩間
Hiroaki Terajima
博昭 寺島
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Sankei Giken Kogyo Co Ltd
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Sankei Giken Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば射出成形機等の成形機で製造された成
形品を成形型から取り出すための成型品取出治具に係
り、成形品の形状や寸法が異なる場合にも治具構成部品
を支持基板等に容易迅速に組付けることができると共
に、設計変更や適用車種の違いによる僅かな変更にも簡
便に対応するできるようにする。 【解決手段】 射出成形機等の成形機で製造された成形
品を成形型から取り出すための成型品取出治具であっ
て、成形品Wを保持する吸盤2やクランプ3等の治具構
成部品を支持アームを介して支持基板等に取付け支持さ
せる構成とし、長さの異なる支持アームを複数種設けて
選択的に使用するように構成したことを特徴とする。ま
た成形品Wのゲート部gを切除するゲートカット手段と
してエアニッパ4を用い、そのエアニッパ4にエア供給
源から蓄圧器を介してエアを供給するようにしたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形機等の成形
機で製造された成形品を成形型から取り出すための成型
品取出治具に関する。
【0002】
【従来の技術】最近たとえば自動車用の内装部品やバン
パ等は、軽量化を図るために合成樹脂製のものが多く用
いられ、それらの部品は一般に射出成形によって製造さ
れている。その製造工程は殆ど自動化されており、射出
成型機で成形する工程はもとより、その成形品を成形型
から取り出して次の工程もしくは成型品配置位置に搬送
する工程も自動化されている。
【0003】その成形品を成形型から取り出して搬送す
る手段としては、例えばクレーン等の移動手段を備えた
成形品取出装置が用いられ、その取出装置には一般に成
形品を保持する吸盤やクランプ等の治具構成部品を備え
た成形品取出治具が設けられている。なお上記の治具構
成部品としては、上記の吸盤やクランプの他に、例えば
成形品に対する治具の案内用のガイド板や、成形型のキ
ャビティ内への樹脂の流入路に対応して成形品に付着し
て残った、いわゆるゲート部を切除するエアニッパ等の
ゲートカット手段等を備えたものもある。
【0004】上記のような治具構成部品は、従来一般に
板状の支持アームを介して支持基板等に取付け、その支
持基板を成形品取出装置の可動部等に取り付けるように
している。ところが、従来の支持アームは、成形品の大
きさ形状に合わせて成形品毎に個別に作製しているた
め、製造および組立に多大な労力と時間を要すると共に
コストが嵩む等の不具合があった。特に、設計変更や適
用車種の違い等で成形品の形状や寸法が一部異なる場合
にも、それに合わせて支持アームを作製しなければなら
ない等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みてなされたもので、成形品の形状や寸法が異なる
場合にも治具構成部品を支持基板等に容易迅速に組付け
ることができると共に、設計変更や適用車種の違いによ
る僅かな変更にも簡便に対応することのでいる成形品取
出治具を提供することを目的とする。また多数のゲート
部を有する成形品にあっても良好に切除することのでき
る成形品取出治具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による成形品取出治具は、以下の構成とした
ものである。
【0007】即ち、射出成形機等の成形機で製造された
成形品を成形型から取り出すための成型品取出治具であ
って、成形品を保持する吸盤やクランプ等の治具構成部
品を支持アームを介して支持基板等に取付け支持させる
構成とし、長さの異なる支持アームを複数種設けて選択
的に使用するように構成したことを特徴とする。
【0008】上記のように、長さの異なる支持アームを
複数種設けて選択的に使用するように構成したことによ
って、大きさや形状等の異なる各種成形品の取出治具を
容易・迅速に作製することが可能となる。
【0009】また本発明による成形品取出治具は、射出
成形機等の成形機で製造された成形品を成形型から取り
出すための成型品取出治具であって、上記成形品のゲー
ト部を切除するゲートカット手段としてエアニッパを用
い、そのエアニッパにエア供給源から蓄圧器を介してエ
アを供給するようにしたことを特徴とする。
【0010】上記のようにエア供給源から蓄圧器を介し
てエアニッパにエアを供給するようにすると、ゲート部
が多数存在し、それらのゲート部を切除するために多数
のエアニッパを設ける場合にも、それらのエアニッパに
充分なエアを供給して良好に作動させることが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態に基づい
て本発明による成形品取出治具を具体的に説明する。
【0012】図に示す実施形態は合成樹脂製自動車部品
を製造する射出成型機用の成形品取出治具に適用したも
ので、図1はその成形品取出治具の側面図、図2はその
背面図である。
【0013】本実施形態の取出治具Aは、平板状の支持
基板1に治具構成部品を取付け支持させるようにしたも
ので、その治具構成部品として本実施形態においては成
形品Wを吸着保持する吸盤2、成形品Wを左右両側から
挟んで保持するクランプ3、成形品Wのゲート部gを切
除するゲートカット手段としてのエアニッパ4、成形品
Wに対する上記治具Aの挿入ガイド板5、成形品Wを検
知するリミットスイッチ6等が備えられている。
【0014】上記支持基板1は各種成形品の取出治具に
も適用できるように所定の大きさ形状に形成され、その
支持基板1に上記の治具構成部品を直接あるいは案内レ
ール10等を介して取付けるもので、本実施形態におい
ては図2に示すように上下方向に延びるレール10が支
持基板1の左右方向に3つ設けられている。その各レー
ル10は、図3に示すように幅方向一端側にチャンネル
形の凹溝条10aを有する断面略F字状に形成され、そ
の基部に形成したボルト挿通孔にボルト10bを挿通
し、支持基板1に予め形成した雌ねじ孔1a(図2参
照)にねじ込むことによって脱着可能に取付けられてい
る。
【0015】前記の吸盤2は本実施形態においては複数
個設けられ、それぞれ支持アーム20を介して上記のレ
ール10に取付けるようにしたもので、その支持アーム
20は長さの異なる複数種類、本実施形態においては図
4(a)〜(e)に示すように5種類の支持アーム20
が備えられ、上記レール10に対する吸盤2の配置位
置、すなわちレール10から成形品Wまでの距離に応じ
て適宜選択して使用する構成である。上記各支持アーム
20には、その取付用の雌ねじ孔20aと、長孔20b
および軽量化のための肉抜き孔20cが形成されてい
る。
【0016】上記各支持アーム20は取付金具21を介
して前記レール10に取付ける構成であり、その取付金
具21と支持アーム20とは、取付金具21に形成した
一対の長孔21aにボルト22を挿通し、支持アーム2
0に形成した上記雌ねじ孔20aに螺合することによっ
て連結されている。また取付金具21とレール10とは
図3に示すように取付金具21に挿通したボルト23a
を、レール10の前記凹溝条10aに係合したナット2
3bに螺合することによって連結する構成であり、その
ボルト23aを緩めることによって上記支持アーム20
をレール10の長手方向に移動可能である。なお上記取
付金具21も少なくとも一辺の長さの異なるものを複数
種類備えることによって適宜選択して使用できるように
構成されているが図には省略した。
【0017】また上記支持アーム20に対する吸盤2の
取付け手段として図示例においては図3に示すように断
面コ字形の支持金具24と支持ブロック25等を介して
取付けるようにしたもので、上記支持金具24はとれと
一体的に設けたボルト26aを支持アーム20の長孔2
0bに挿通してナット26bで締め付けることによって
長孔20bに沿って移動可能に取付られている。支持ブ
ロック25はその両端部に一体的に設けた軸ピン25a
・25aを介して上記支持金具24に回動可能に取付ら
れ、その支持ブロック25に吸盤2がそれと一体的に設
けた支持杆2aを介して進退可能に取付けられている。
27は上記支持杆2aの抜け止め用ボルト、28は吸盤
2を常時前進方向(図3で左方)に移動付勢する圧縮コ
イルばね、29は吸盤2内の空気を真空吸引するホース
で、図に省略した真空吸引ポンプ等に連通接続されてい
る。
【0018】次に、前記クランプ3は本実施形態におい
ては平面L字形の板状に形成され、支持アーム30およ
び傾動機構31を介して前記のレール10に取付けられ
ている。その支持アーム30は長孔30bが一対設けら
れている以外は前記の支持アーム20と同様に形成さ
れ、長さの異なる複数種類の支持アーム30を選択して
使用する構成であるが図には省略した。
【0019】上記傾動機構31は、図5に示すようにレ
ール10に沿って移動可能に取付けた台板32上にヒン
ジ33を介して傾動板34を回動可能に取付け、その傾
動板34に上記支持アーム30を介してクランプ3を取
付けると共に、上記傾動板34をエアシリンダ35で図
5(a)の鎖線示のように傾動させる構成である。上記
クランプ3は通常対向して一対もしくは複数対設けら
れ、各クランプ3を上記の傾動機構31により傾動させ
ることによって対向するクランプ間に成形品Wを挟持す
ることができる。図中、36aおよび36bは上記台板
32をレール10に取付けるボルトおよびナット、37
は傾動板34と支持アーム30との連結ボルト、38は
支持アーム30とクランプ3との連結ボルトである。
【0020】また前記エアニッパ4は、コ字形の支持ブ
ラケット40に横軸41で揺動可能に支持させ、そのエ
アニッパ4と一体的に設けたボルト40aを、上記ブラ
ケット40に形成した円弧状の長孔42から突出させ、
そのボルト40aにナット40bを螺合して締め付け固
定した構成であり、上記支持ブラケット40は上記クラ
ンプ3と同様の支持アーム30に形成した長孔にボルト
43で進退可能に連結保持され、その支持アーム30は
前記吸盤2の支持アーム20と同様に取付金具21を介
してレール10に取付けられている。
【0021】さらに前記の挿入ガイド板5は前記クラン
プ3と同様の支持アーム30にボルト51で連結し、そ
の支持アーム30を吸盤2の支持アーム20と同様の取
付金具21を介してレール10に取付けた構成である。
また前記リミットスイッチ6は取付金具61を介してレ
ール10に取付けられている。
【0022】なお本実施形態においては吸盤2の支持ア
ーム20と、クランプ3やエアニッパ4等の支持アーム
30とは異なるものを使用したが、同一形状のものを共
用するようにしてもよく、その場合にも長さの異なるも
のを複数種類備えて適宜選択して使用するようにすれば
よい。また支持アームの一端部をL字状に形成してレー
ル10に直接取付けるようにしてもよく、そのようにす
れば取付金具21等を省略することができる。
【0023】上記のように吸盤2等の治具構成部品を支
持アームを介して取付け支持させるものにおいて、長さ
の異なる支持アームを複数種類備えて適宜選択して使用
するようにしたことによって、成形品の大きさ形状に応
じた取出治具を容易・迅速に作製することができる。ま
た例えば設計変更や適用車種の違い等で成形品の形状や
寸法が一部変更になった場合には、それに合わせて支持
アームを適宜変更すればよく、変更修正も極めて容易に
行うことができるものである。
【0024】上記のようにして作製した取出治具Aは、
クレーン等で移動する成形品取出装置の可動部Bに取付
けるもので、その取付手段は適宜であるが、本実施形態
においては図6に示すように取出装置(不図示)の可動
部Bに上記支持基板1と略同形同大の受け板7を取付
け、その受け板7に対して上記支持基板1を位置決めし
て取付ける構成である。
【0025】その受け板7には、図7に示すように抜け
止め係止用のダルマ孔71と取付用のダルマ孔72およ
び位置決め係止孔73とが形成され、そのダルマ孔71
に可動部B側の抜け止め用のボス81を挿通すると共
に、上記位置決め係止孔73に係止ピン83を係合して
位置決めする。その状態で、上記ダルマ孔72に挿通し
たボルト82を、可動部Bに形成した雌ねじ孔82aに
ねじ込むことによって上記受け板7を可動部Bに締め付
け固定する構成である。
【0026】一方、支持基板1の周縁部には図6に示す
ように複数個のブラケット16が脱着可能に取付けら
れ、その各ブラケット16の上記受け板7に対する支持
基板1の位置調整ボルト15がねじ込まれている。上記
受け板7の前面に支持基板1を配置し、その受け板7お
よび支持基板1に形成したボルト挿通孔74、14に、
支持基板1の取付ボルト84を挿通して可動部Bに形成
した雌ねじ孔84aに緩くねじ込んだ状態で上記位置調
整ボルト15により受け板7に対する支持基板1の位置
を調整する。そして支持基板1が受け板7に対して所定
の位置に位置決めされたところで、上記取付ボルト84
を増し締めして所定の位置に締め付け固定する構成であ
る。84bは上記ボルト84の外周に嵌めた支持基板1
と受け板7との間隔規制用のカラーである。
【0027】上記のように取出治具Aの支持基板1を受
け板7を介して取出装置の可動部Bに取付けると共に、
受け板7に対する支持基板1の取付位置を位置調整ボル
ト15で調整できるようにすると、支持基板1を上記可
動部に精度よく取付けることができる。特に前記のよう
なエアニッパ等のゲートカット手段を備えた取出治具に
あっては可成り高い取付精度が要求されるが、そのよう
な場合にも上記ゲートカット手段を支持基板1に精度よ
く取付けておけば、その取付位置を変更することなく受
け板7に対する支持基板1の取付位置を調整するだけで
支持基板1を可動部Bに対して精度よく取付けることが
できる。
【0028】なお上記のような受け板7を用いることな
く、支持基板1を可動部Bに直接取付けるようにしても
よい。図8はその一例を示すもので、前記の位置調整ボ
ルト15を前記ブラケット16とともに支持基板1から
外し、支持基板1に形成した抜け止め係止用のダルマ孔
11に可動部B側の抜け止め用の前記ボス81を挿通
し、支持基板1の位置決め係止孔13に前記係止ピン8
3を係合すると共に、支持基板1に形成した長円形の孔
14にボルト84を挿通して締め付け固定した構成であ
る。
【0029】次に、前記の吸盤2と、クランプ3を傾動
させるエアシリンダ35、およびエアニッパ4は図に省
略したポンプ等のエア給排気手段で作動させるもので、
その制御回路を図9に示す。同図において、Pはポンプ
等のエア給排気手段、V1は第1の電磁切替バルブで、
そのバルブV1は前記のリミットスイッチのオン・オフ
信号に基づいて切り替えられる。2は吸盤、35はクラ
ンプ3の傾動用エアシリンダ、4はエアニッパであり、
そのエアニッパ4には一旦蓄圧器Sに溜めたエアを上記
第1の切替バルブV1が開いてから所定の時間が経過し
た後に供給する構成であり、Tはエアタイマ、V2はそ
のエアタイマに連動して開閉される第2の電磁切替バル
ブである。
【0030】前記のようにして支持基板1を介して取出
装置(不図示)の可動部Bに取付けた取出治具Aは、射
出成型機の取り出し工程において上記可動部Bと共に射
出成型機に向かって前進する。そのとき射出成型機の成
形型は型開きされてノックピン等により成形品Wは成形
型(不図示)から押し出されて例えば図10の実線示の
ように所定の定位置にある。
【0031】その状態で、上記成形品Wに向かって取出
治具Aが前進すると、先ず取出治具Aのガイド板5が成
形品Wの下方に進入し、次いで吸盤2が成形品Wの表面
に当接すると共に、エアニッパ4が成形品Wのゲート部
gに移動する。又それとほぼ同時にリミットスイッチ6
の操作子6aが成型品Wに接触して該スイッチがオン状
態となり、それによって前記第1の電磁切替バルブV1
が図9の状態に切り替えられる。
【0032】すると、吸盤2内の空気がポンプ等のエア
給排気手段Pにより吸引されて該吸盤2が成形品Wに吸
着すると共に、クランプ3のエアシリンダ35が作動し
て対向するクランプ間に成形品Wが挟持される。それと
同時に前記蓄圧器Sにエアが供給され、所定の圧力にな
ったところで三方弁V3により自動的に供給が停止され
る。又それと同時にエアタイマTが作動して所定の時間
が経過したところで前記第2の電磁切替弁V2が切り替
えられ、エアニッパ4にエアが供給されてゲート部gが
切除される。
【0033】そのゲート部gが切除されるタイミングは
上記エアタイマによって適宜設定可能であり、例えば上
記吸盤2やクランプ3で保持した成形品Wがゲートカッ
ト回収容器等の上を通過する際に切除すれば、その切除
したゲート部を上記容器内に自動的に回収することがで
きる。
【0034】また上記のように蓄圧器Sを介してエアニ
ッパ4にエアを供給するようにすれば、多数のエアニッ
パを用いる場合にも充分なエア圧およびエア供給量が確
保され、上記エアニッパを同時に良好に作動させること
ができる。なお上記の蓄圧器Sは前記の支持基板1上に
配置されているが、図には省略した。
【0035】さらに上記取出治具Aの配置構成は、成形
品Wの大きさ形状やゲート部gの位置等に応じて適宜変
更可能である。また図の実施形態は支持基板1を1枚の
板で構成したが、例えば図11に示すように複数枚の支
持基板1で構成し、それらの支持基板1をレール10で
連結するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明による成形
品取出治具は、成形品を保持する吸盤2やクランプ3等
の治具構成部品を支持アームを介して支持基板等に取付
け支持させる構成とし、長さを異なる支持アームを複数
種設けて選択的に使用するように構成したから、大きさ
や形状等の異なる各種成形品の取出治具を容易・迅速に
作製することができ、共通化された規格部品を使用する
ためコストも安い。また例えば設計変更や適用車種の違
い等で成形品の形状や寸法が一部変更になった場合に
も、それに合わせて支持アームを適宜変更すればよく、
変更修正も極めて容易に行うことが可能となる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形品取出治具の一実施形態を示
す側面図。
【図2】上記取出治具の背面図。
【図3】(a)および(b)は吸盤の取付状態を示す平
面図および側面図。
【図4】長さの異なる支持アームの一例を示す説明図。
【図5】(a)および(b)はクランプの取付状態を示
す平面図および側面図。
【図6】(a)〜(c)は支持基板の取付け要領を示す
説明図。
【図7】受け板を取出装置の可動部に取付けた状態の正
面図。
【図8】(a)および(b)は支持基板を可動部に直接
取付ける場合の説明図。
【図9】治具構成部品の制御回路の構成説明図。
【図10】本発明による取出治具で成形品を取り出す状
態の側面図。
【図11】支持基板の他の構成例を示す説明図。
【符号の説明】
1 支持基板 2 吸盤 3 クランプ 4 エアニッパ 5 ガイド板 6 リミットスイッチ 10 レール 20,30 支持アーム A 取出治具 B 可動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機等の成形機で製造された成形
    品を成形型から取り出すための成型品取出治具であっ
    て、成形品を保持する吸盤やクランプ等の治具構成部品
    を支持アームを介して支持基板に取付け支持させる構成
    とし、長さの異なる支持アームを複数種設けて選択的に
    使用するように構成したことを特徴とする成形品取出用
    治具。
  2. 【請求項2】 前記支持アームに対する治具構成部品の
    取付孔または支持アームの支持基板に対する取付孔を長
    孔とした請求項1記載の成形品取出治具。
  3. 【請求項3】 射出成形機等の成形機で製造された成形
    品を成形型から取り出すための成型品取出治具であっ
    て、上記成形品のゲート部を切除するゲートカット手段
    としてエアニッパを用い、そのエアニッパにエア供給源
    から蓄圧器を介してエアを供給するようにしたことを特
    徴とする成形品取出用治具。
  4. 【請求項4】 前記蓄圧器は、成形品を保持する吸盤や
    クランプ等の治具構成部品とともに支持基板上に取付け
    支持させてなる請求項3記載の成形品取出用治具。
JP11211593A 1999-07-27 1999-07-27 成形品取出治具 Pending JP2001030313A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4868085B1 (ja) * 2011-08-19 2012-02-01 富士ゼロックス株式会社 成形品の取出装置、成形システム、及び成形品の製造方法
CN106827388A (zh) * 2017-01-22 2017-06-13 中山昂锐五金塑胶实业有限公司 全自动注塑机成品切断取出机构
CN108995158A (zh) * 2018-06-28 2018-12-14 芜湖中科智捷信息科技有限责任公司 一种可调节电机转速的伺服节能式注塑机

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