JP2001030189A - 吸着装置 - Google Patents

吸着装置

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JP2001030189A
JP2001030189A JP11205316A JP20531699A JP2001030189A JP 2001030189 A JP2001030189 A JP 2001030189A JP 11205316 A JP11205316 A JP 11205316A JP 20531699 A JP20531699 A JP 20531699A JP 2001030189 A JP2001030189 A JP 2001030189A
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pressure
suction
suction device
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Shigekazu Nagai
茂和 永井
Masayoshi Yamamoto
正義 山本
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SMC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークを吸着用パッドから離脱させるときに生
じる振動による騒音の発生を確実に防止することにあ
る。 【解決手段】ワークであるブラウン管78の吸着状態を
解除して前記ブラウン管78を所定の位置で離脱する
際、吸着用パッド66とブラウン管78との間に形成さ
れる空間76内の圧力が所定の正圧を超えると、過剰な
空気がチェック弁62を経てサイレンサ64から外気中
に放出されるため、空間76の圧力が常に所定値以下に
維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを負圧作用
下に吸着して搬送する吸着装置に関し、一層詳細にはワ
ークの吸着状態を解除する際に騒音が発生することを確
実に防止することが可能な吸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワークを搬送するために真空
発生機構に連結された吸着用パッドが用いられている。
この種の吸着用パッドが設けられた従来技術に係る吸着
装置を図8に示す。
【0003】図8から諒解されるように、ワーク2に吸
着用パッド4を構成するスカート部3を密着させ、図示
しない真空発生装置を付勢して、ワーク2とスカート部
3との間に形成された空間5を根本部6の通路を介して
負圧状態とする。次いで、図示しないロボットの付勢作
用下にワーク2を吸着保持した状態で、所定の位置まで
該ワーク2を搬送する。次に、図示しない切換弁の作用
下に通路8から真空破壊用の圧力流体、好ましくは、空
気を空間5に供給して、空間5の負圧状態を迅速に解除
してスカート部3からワーク2を離脱させ、このワーク
2を所定の場所に配置する。
【0004】このような従来技術において、ワーク2に
は、サイズの大小、重量の大小がそれぞれ異なり、表面
形状が平面のものや湾曲面のもの等のように種々の形態
があるため、ユーザーはこれらワーク2の形状に応じて
吸着用パッド4のスカート部3の形状や使用する吸着用
パッド4の基数、真空発生機構もしくは真空破壊機構
(真空破壊用圧力流体供給機構)の能力等を勘案して吸
着装置を適宜選定して用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術に係る吸着装置では、吸着用パッド4からワー
ク2を離脱させるための真空破壊用圧力流体を供給する
と、スカート部3の外周端部から該真空破壊用圧力流体
が噴出して異音が発生し、しかも、前記真空破壊用圧力
流体の供給量、圧力およびスカート部3の物性等によっ
て定まる固有の振動数でスカート部3が振動して騒音が
発生するという不具合がある。
【0006】本発明はこのような不具合を解決すべくな
されたものであり、ワークを吸着して搬送する際、吸着
用パッドからワークを離脱させるときに生ずる振動によ
って騒音が発生することを確実に防止するとともに、供
給される真空破壊用圧力流体の流量を削減して効率よく
該ワークを離脱させることが可能な吸着装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ワークを負圧作用下に吸着して搬送す
る吸着装置において、該ワークと該吸着装置の吸着用パ
ッドとの間に形成される空間に連通する圧力流体解放機
構を備え、前記圧力流体解放機構は、前記空間内の圧力
が設定値を超える圧力に到達した際、該空間内の圧力流
体を外部に排出することを特徴とする。
【0008】これにより、前記ワークを吸着状態から離
脱させる際、供給された圧力流体、好ましくは、空気に
より前記ワークと前記吸着用パッドを構成するスカート
部との間に形成される空間内の圧力が前記圧力流体解放
機構の設定値を超える正圧となった場合、前記圧力流体
解放機構が作動して過剰な圧力流体が外気中に放出さ
れ、該空間内の圧力が常に設定圧力以下に維持される。
【0009】従って、真空破壊用圧力流体が前記吸着用
パッドの外周端部から噴出することなく、スカート部の
振動に起因する騒音の発生を確実に防止することができ
る。この結果、ワークの離脱操作を円滑に行うことがで
きる。なお、前記圧力流体解放機構の基数を、放出され
る過剰な圧力流体量に応じて複数設けるようにしてもよ
い。
【0010】本発明に係る吸着装置において、前記圧力
流体解放機構としてチェック弁を用いると、より好適で
ある。
【0011】これにより、前記圧力流体解放機構がコン
パクトな形態となって吸着装置の本体に内蔵可能とな
り、取り扱いの容易な吸着装置を得ることができる。な
お、これに限定することなく、例えば、チェック弁によ
る流体の遮断作用よりも圧力調整機能を重視する場合に
は、リリーフ弁等の流量制御弁を適宜選択して用いるよ
うにしてもよい。
【0012】また、本発明に係る吸着装置は、前記圧力
流体解放機構あるいはチェック弁にサイレンサ(消音
器)を設けるとよい。これにより、チェック弁から圧力
流体が外気に放出される際に二次的な騒音が発生するこ
とを回避することができる。
【0013】さらにまた、本発明に係る吸着装置は、前
記吸着用パッドを構成するスカート部の内表面に複数の
リブを突設するとよい。複数のリブの存在により、前記
ワークと前記スカート部との間に形成される空間の容積
が小さくなるとともに、前記リブが案内通路の役割を果
たして、ワークを離脱させる際、空間の中央部分に供給
された真空破壊用圧力流体が空間の外周部分に略均等に
分配されるため、ワークの離脱操作の応答性が良好とな
り、前記スカート部が振動して騒音が発生するという問
題を一層効果的に解消できる。また、所定の効果を得る
ために必要な真空破壊用圧力流体の使用量を削減するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る吸着装置の好適な実
施の形態を図1〜図7を参照しながら、以下詳細に説明
する。
【0015】図1において、参照数字10は本発明の第
1の実施の形態に係る吸着装置を示す。この吸着装置1
0は、吸着用パッド12と、該吸着用パッド12の上部
に固着される支持部材14とを有し、該支持部材14に
はベンドパイプ16および管継手17を介してチェック
弁18が接続される。
【0016】前記支持部材14には内部に管路20を有
する管体21の一端部が嵌合し、該管路20は、真空ポ
ート22としての機能を営む。前記チェック弁18の流
入口側は、図1から容易に諒解されるように、前記支持
部材14に貫通されている通路23および管継手17を
介して後述する室24に連通する。一方、前記チェック
弁18の流出口側にはサイレンサ26が接続される。
【0017】吸着用パッド12は、図1において、下向
きに拡開する凹部を有するスカート部28と、該スカー
ト部28と一体的に形成される根本部30とから構成さ
れ、スカート部28の凹部の内表面には、周方向に沿っ
て所定角度離間し中心部から半径外方向に向かって放射
状に延在する複数のリブ32a〜32hが突設されてい
る(図3参照)。前記管体21には、図示しないロボッ
トのアームに連結される平板状の取付部材34が取り付
けられる。また、スカート部28の内部は根本部30の
内部に画成される通路36を介して管路20に連通し、
該管路20の真空ポート22は図示しない真空発生機構
に接続される。なお、前記真空ポート22は、図示しな
い切換弁を介して真空破壊機構(図示せず)にも接続さ
れる。
【0018】一方、根本部30の内部には通路36と連
通するように室24が画成されており、該室24は、前
記の通り、通路23とベンドパイプ16とを介してチェ
ック弁18に連通している。この場合、根本部30の内
部には、繊維状のフィルタ38が嵌挿され、前記フィル
タ38は管体21の一端部に臨むように設けられてい
る。このフィルタ38は、繊維状のものに限定されるも
のではなく、焼結金属等を適宜使用してもよい。
【0019】次に、チェック弁18について説明する。
図2A並びに図2Bに示すように、チェック弁18は、
略円筒状に形成された本体部39と、前記本体部39の
内部に軸線方向に沿って変位可能に設けられた弁体41
と、その弾発力の作用下に前記弁体41を矢印X1方向
に向かって常時押圧するばね部材43とから構成され
る。なお、前記ばね部材43の弾発力は、チェック弁1
8が作動する設定圧力として機能するものであり、該ば
ね部材43を所定の弾発力とすることにより、所定の設
定圧力に設定される。
【0020】前記本体部39には、軸線方向に沿った一
端部に形成され、管継手17が螺入されるねじ部45を
有する流体導入ポート47と、軸線方向に沿った他端部
に形成され、サイレンサ26が螺入されるねじ部49を
有する流体導出ポート51とを有する。また、本体部3
9内の流体導入ポート47に近接する部位にはシートリ
ング53が固着され、前記シートリング53には、ゴム
製材料からなる着座部55が接着されている。
【0021】前記弁体41は、前記流体導入ポート47
と流出導入ポート51とを連通させる孔部57が周方向
に沿って複数個形成されている。この場合、前記弁体4
1は、ばね部材43の弾発力の作用下に着座部55に着
座することにより弁閉状態となり(図2A参照)、一
方、流体導入ポート47から供給される流体(空気)の
作用下に前記弁体41がばね部材43の弾発力に抗して
着座部55から離間することにより弁開状態となる(図
2B参照)。従って、弁開状態となることにより、流体
導入ポート47と流体導出ポート51とが連通状態とな
り、弁体41の孔部57を通過した流体は、サイレンサ
26を介して大気中に排気される。なお、前記サイレン
サ26は、吸音型のものや膨張型のもの等を適宜選定し
て用いるとよい。
【0022】本発明の第1の実施の形態に係る吸着装置
10は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその動作並びに作用効果について説明する。な
お、吸着搬送するワークとして、図1に示されるよう
に、吸着面として湾曲面を有するブラウン管を用いて以
下説明する。
【0023】先ず、図示しないロボットの稼働作用下
に、取付部材34を介して吸着用パッド12をブラウン
管40の配置位置に移動させ、吸着用パッド12のスカ
ート部28と該ブラウン管40の湾曲面とを密着させ
る。前記ブラウン管40の湾曲面と凹形状のスカート部
28との間に画成された空間42を図示しない真空発生
機構を付勢して負圧状態とすることにより、ブラウン管
40を吸着用パッド12に吸着した状態で所定の位置ま
で搬送する。
【0024】次いで、図示しない切換弁の作用下に真空
破壊機構(図示せず)により真空破壊用圧力流体である
空気を空間42に供給して該空間42の負圧状態を解除
することにより、ブラウン管40を吸着用パッド12か
ら離脱せしめる。
【0025】その際、図3に示す空間42の容積はリブ
32a〜32hを設けていない場合と比較して小さくな
り、また空間42に供給される真空破壊用の空気は、中
心部の通路36からスカート部28側に向かって放射状
に延在する該リブ32a〜32hの作用下に略均等に流
通するように配分されるため、効率よくブラウン管40
の離脱操作を行うことができる。従って、空間42の負
圧状態の解除に使用される圧力流体の流量を削減してコ
ストダウンすることができる。
【0026】空間42の圧力がチェック弁18の設定値
を超える圧力値(正圧)となった場合、過剰な空気が室
24、ベンドパイプ16、チェック弁18を経て、サイ
レンサ26から外気中に放出される。
【0027】すなわち、空間42内の圧力流体の圧力が
チェック弁18の設定値を超える圧力値(正圧)となっ
た場合、前記圧力流体がばね部材43の弾発力に抗して
弁体41を矢印X2方向に押圧する。従って、弁体41
が着座部55から離間してチェック弁18が弁開状態と
なり、流体導入ポート47と流体導出ポート51とが連
通する。この結果、流体導入ポート47から導入され、
弁体41の複数の孔部57を通過した圧力流体は、流体
導出ポート51を経由してサイレンサ26から外気中に
放出される。
【0028】一方、空間42内の圧力がチェック弁18
の設定圧以下に低下すると、ばね部材43の弾発力の作
用下に弁体41が着座部55に着座することにより弁閉
状態となり、チェック弁18の解放状態が停止される。
これにより、空間42の圧力が常にチェック弁18の設
定圧以下に維持されて、従来のようにスカート部28の
端部から空気が噴出して該スカート部28の振動による
騒音を生じることなく、ブラウン管40の離脱操作を円
滑に行うことができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態に係る吸
着装置60を図4に示す。
【0030】この第2の実施の形態に係る吸着装置60
は、その基本構成において第1の実施の形態に係る吸着
装置10と略同一であるが、該吸着装置10で用いるチ
ェック弁18とは異なる構造を有するチェック弁62が
サイレンサ64とともに吸着用パッド66に内蔵されて
おり、また、根本部68に連結された支持部材69に貫
通接続される管体70の一端部には、図1のフィルタ3
8に対応するフィルタが設けられていないことが主な相
違点である。
【0031】前記チェック弁62とサイレンサ64と
は、吸着用パッド66の外周近傍に複数組設けられ、図
5に示すように、チェック弁62の流入口72は、複数
のリブ74a〜74hの外周側の空間76に連通する位
置に設けられている。このため、空間76内の設定圧力
を超える高圧な空気を、チェック弁62によって大気中
に円滑に放出することができる。この場合、放出される
過剰な空気量が少なければ、チェック弁62およびサイ
レンサ64を複数組ではなく、単数組設けるようにして
もよい。
【0032】次に、前記チェック弁62の構造並びにそ
の動作について以下に説明する。
【0033】図6に示すチェック弁62は、弁棒84と
該弁棒84に固着される弁体86とを有し、吸着用パッ
ド66の内部に設けられた枠体88に内蔵される。
【0034】前記弁棒84は、一端部が前記枠体88に
嵌合され、他端部が流入口72側に臨むように設けられ
ている。弁体86は、弁棒84の外周面に外嵌される円
筒部90と、該円筒部90と一体的に形成され、この円
筒部90から外方へと拡開するリップ部92とから構成
され、該リップ部92の外周縁は前記枠体88の内壁面
に弾力的に摺接するように設けられている。弁体86の
材料としては、弾性部材、例えば、合成ゴムが用いられ
ている。
【0035】前記枠体88と前記弁棒84との間に画成
される空間95は、該枠体88の側壁を開口して設けら
れた流出口96を介して、吸着用パッド66の根本部6
8内部に設けられたサイレンサ64を経て、さらに、外
気と連通している。なお、図4および図6中、参照符号
78は本実施の形態に係る吸着装置60によって搬送さ
れるブラウン管を示し、また、参照符号80は該吸着装
置60を構成するスカート部を示す。
【0036】以上のような構成において、図示しない真
空供給機構の付勢作用下にスカート部80内の空間76
に負圧流体が供給されて前記空間76が負圧状態に至る
と、チェック弁62はその負圧作用下に拡開してリップ
部92が枠体88の内壁に摺接する。従って、前記スカ
ート部80内の空間76は所定の負圧に保持される。
【0037】ワークであるブラウン管78に対する吸着
搬送が終了し、前記ブラウン管78を吸着用パッド66
から離脱させるためには、吸着装置60の負圧状態を解
除する必要がある。そこで、管体70から真空破壊用の
空気(正圧)を供給すれば、この空気は流入口72を通
過してチェック弁62のリップ部92を内側へと撓曲さ
せる。従って、リップ部92の周縁部を通過した空気は
流出口96を経てサイレンサ64に至り、消音されて大
気中に放出される。この結果、真空破壊用圧力流体の噴
出に起因する騒音の発生を確実に防止して、ブラウン管
78を吸着装置60から円滑に離脱させることができ
る。
【0038】次に、本発明の第3の実施の形態に係る吸
着装置100を図7に示す。
【0039】この第3の実施の形態に係る吸着装置10
0と第2の実施の形態に係る吸着装置60との相違点
は、この吸着装置100を構成するチェック弁102が
サイレンサ64とともに同軸状に吸着用パッド106の
上部に固設された支持部材108に内蔵されている点に
ある。このチェック弁102は、チェック弁本体110
と、それに嵌合する軸部112とからなり、該軸部11
2に通路114が断面T字状に形成されている。
【0040】なお、その他の作用効果は、上述した第1
および第2の実施の形態に係る吸着装置10、60と同
一であるため、その詳細な説明を省略する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る吸着
装置は、ワークと吸着用パッドとの間に形成される空間
に連通する圧力流体解放機構を有し、該圧力流体解放機
構として、好適には、チェック弁が用いられる。
【0042】このため、吸着搬送されるワークを離脱す
る際、真空破壊用圧力流体が吸着用パッドのスカート部
端部から外気中へ噴出してスカート部が振動し騒音を発
生する問題を解消することができるという効果が達成さ
れる。さらに、圧力流体解放機構としてチェック弁を用
いた場合には、構造が簡易であるために小型化されて吸
着装置の本体に内蔵可能となり、取り扱いが容易となる
効果が達成される。
【0043】また、本発明に係る吸着装置は、圧力流体
解放機構がサイレンサを備える。
【0044】このため、チェック弁等の圧力流体解放機
構から圧縮流体が外気中に放出される際の二次的な騒音
の発生を防止することができるという効果が達成され
る。
【0045】さらにまた、本発明に係る吸着装置は、リ
ブをスカート部の内部表面に突設しているため、スカー
ト部が振動して騒音を発生させるという問題を一層確実
に防止することができるとともに、所定の効果を得るた
めに必要な真空破壊用圧力流体の使用量を削減しコスト
ダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る吸着装置がワ
ークであるブラウン管を吸着した状態を示す要部断面図
である。
【図2】図2Aは、図1の吸着装置を構成するチェック
弁の弁閉状態を示す軸線方向に沿った縦断面図であり、
図2Bは、前記チェック弁の弁開状態を示す軸線方向に
沿った縦断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った横断面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る吸着装置がワ
ークであるブラウン管を吸着した状態を示す部分断面図
である。
【図5】図4のV−V線に沿った横断面図である。
【図6】図4の吸着装置のチェック弁とその周辺部を示
す部分断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る吸着装置がワ
ークであるブラウン管を吸着した状態を示す部分説明図
である。
【図8】従来技術に係る吸着装置の縦断面図である。
【符号の説明】
10、60、100…吸着装置 12、66、106
…吸着用パッド 14、69、108…支持部材 16…ベンドパイプ 18、62、102…チェック弁 22…真空ポート 26、64…サイレンサ 28、80、106
…スカート部 30、68…根本部 32a〜32h、7
4a〜74h…リブ 34…取付部材 38…フィルタ 40、78…ブラウン管 41…弁体 55…着座部 84…弁棒 86…弁体 110…チェック本
体 112…軸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを負圧作用下に吸着して搬送する吸
    着装置において、 該ワークと該吸着装置の吸着用パッドとの間に形成され
    る空間に連通する圧力流体解放機構を備え、前記圧力流
    体解放機構は、前記空間内の圧力が設定値を超える圧力
    に到達した際、該空間内の圧力流体を外部に排出するこ
    とを特徴とする吸着装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の吸着装置において、 前記圧力流体解放機構はチェック弁であることを特徴と
    する吸着装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の吸着装置におい
    て、 前記圧力流体解放機構には、サイレンサが設けられるこ
    とを特徴とする吸着装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吸
    着装置において、 前記吸着用パッドを構成するスカート部の内表面に複数
    のリブを突設してなることを特徴とする吸着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7484527B2 (en) 2003-07-14 2009-02-03 Kuroda Pneumatics Limited Switch valve device
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