JP2001030109A - 剪断機 - Google Patents

剪断機

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Publication number
JP2001030109A
JP2001030109A JP11203688A JP20368899A JP2001030109A JP 2001030109 A JP2001030109 A JP 2001030109A JP 11203688 A JP11203688 A JP 11203688A JP 20368899 A JP20368899 A JP 20368899A JP 2001030109 A JP2001030109 A JP 2001030109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
work
swing
eccentric
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11203688A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Makino
哲也 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP11203688A priority Critical patent/JP2001030109A/ja
Publication of JP2001030109A publication Critical patent/JP2001030109A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの浮上りを防止し、安全性の向上と切
断精度の向上を図る。 【解決手段】 ラムヘッド13の上方向に設けた揺動支
点軸25に一方側が枢支された揺動アーム27の他方側
に、板押えパッド29を設け、前記揺動アーム27の他
方側先端に操作アーム33を一体的に備えた偏心カム3
5の揺動中心45を装着し、この偏心カム35の偏心軸
43をテーブル5に係止した支持部材37に装着した。
而して、ワークの浮上りを防止し、安全性と切断精度の
向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、剪断機に係り、
更に詳細には、板押えパッドを備えた剪断機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、剪断機としては図4および図5に
示されている剪断機が知られている。
【0003】すなわち、剪断機101は、機台103の
上部にワークWを載置するためのテーブル105を備え
ており、機台103の側面には制御ボックス107が設
けられている。そして、テーブル105の中央部には、
例えば油圧シリンダのような図示しない駆動装置によっ
て上下方向へ往復移動するラムヘッド109が設けられ
ていて、このラムヘッド109には上刃111が設けら
れている。また、前記テーブル105に前記上刃111
と相対向してワークWを剪断するための下刃113が設
けられている。
【0004】板押え装置115は、テーブル105上に
立設したブロック部材117に軸119を介して板押え
本体121が揺動自在に設けられている。この板押え本
体121の後方(図4において右側)には偏心カム12
3が回動自在に設けられ、偏心カム123は前記テーブ
ル105上に設けたブロック125に摺接していて、前
記偏心カム123を回動するため、偏心カム123には
ハンドル127が一体的に設けられている。
【0005】したがって、ハンドル127を図4の図中
に矢印で示されたごとく反時計廻りに回動させると、偏
心カム123の偏心量により板押え本体121は軸11
9を回動中心としてワークWを押圧する方向へ揺動し、
ワークWを押圧する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の剪断機101では、ハンドル127を押し下げて板
押え本体121の下端でテーブル105上に載置したワ
ークWを押圧保持している。
【0007】しかし、例えば12mm厚のワークWを剪
断する時には大きな力がかかり、図6に示されているご
とく、板押え本体121のねじれ、支点である部分の伸
び、偏心カム123のくいこみ等により、ワークWがテ
ーブル105より浮いてしまい、手が入るくらい隙間が
できて危険な状態となる。
【0008】この発明の目的は、ワークの浮上りを防止
し、安全性の向上と切断精度の向上を図った剪断機を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の剪断機は、ワークを載置す
るテーブル上面に下刃を設け、この下刃に対して上刃を
備えたラムヘッドを上下方向へ往復移動せしめて、前記
下刃と上刃との協働でワークに剪断加工を行う剪断機に
おいて、前記ラムヘッドの上方に揺動支点軸を設け、こ
の揺動支点軸に上下方向へ揺動可能な揺動アームの一方
側が枢支され、揺動アームの他方側に板押えパッドを設
け、前記揺動アームの他方側に、この揺動アームを揺動
せしめるための操作アームを一体的に備えた偏心カムの
揺動中心軸を装着し、前記偏心カムの偏心軸を前記テー
ブルに係止した支持部材に装着すると共に、前記テーブ
ルは半円形状をなし、この半円形状部の外周に沿って溝
を設け前記偏心カムの偏心軸を装着した支持部材を摺動
移動可能に設け、さらに、前記揺動支点軸を旋回可能に
設けてなることを特徴とするものである。
【0010】したがって、揺動アームに設けた偏心カム
を回動せしめることにより、揺動アームに設けた板押え
パッドにてテーブル上に載置されたワークを押圧保持す
る。
【0011】而して、ワーク切断時に発生するワークの
浮上りを防止し、安全性の向上と切断精度の向上が図ら
れる。
【0012】また、テーブルの半円形状に沿って支持部
材は移動自在に構成されているため、テーブルの複数位
置に設けた切断刃に揺動アームに設けた板押えパッドを
対応させることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1および図2を参照するに、剪断機1
は、既に公知の構成であるため詳細な図示と説明を省略
するが、機台3の上部にワークWを載置するためのテー
ブル5を水平に備えており、このテーブル5は半円形状
をしていて、その半円形状部7には案内溝9が形成され
ている。そして、機台3の側面には制御ボックス11が
設けられ、前記テーブル5の中央部には、例えば油圧シ
リンダのような図示しない駆動装置によって上下方向へ
往復移動するるラムヘッド13が設けられていて、この
ラムヘッド13の下端には上刃15が設けられている。
【0015】なお、上刃15は、外曲り刃15Aと内曲
り刃15BとL形刃15Cとが3方に形成されている。
また、前記上刃15に対向して前記テーブル5には下刃
17が設けられ、上刃15と同様に、外曲り刃17Aと
内曲り刃17BとL形刃17Cとが3方に形成されてい
る。
【0016】前記ラムヘッド13を覆うラムヘッドカバ
ー19を囲繞して、作業者がワーク操作時に指が挟まれ
ることのないよう例えばアクリル板で形成された指ガー
ド部材21が設けられている。
【0017】板押え装置23は、前記ラムヘッドカバー
19の上面に旋回自在な旋回軸24が立設され、この旋
回軸24は揺動支点軸25を介して揺動アーム27の一
方側が枢支されて、揺動アーム27は上下方向へ揺動す
ると共に旋回自在に装着されている。そして、前記揺動
アーム27の他方側(図1,図2において左側)には、
ワークWを押圧するための板押えパッド29が軸31を
介して垂下して設けられ、揺動アーム27の他方側先端
部には操作アーム33を一体的に設けた複数の偏心カム
35が設けられている。
【0018】より詳細には、図3を併せて参照するに、
前記テーブル5の半円形状部7に形成された案内溝9に
沿って摺接し適宜な締結部材にて固定される支持部材3
7が設けられ、この支持部材37上に一体的に軸受部3
9が立設され、この軸受部39に前記偏心カム35の偏
心穴41に係合する偏心軸43が装着されている。
【0019】また、前記偏心カム35には前記偏心軸4
3から所定量離れた位置に揺動中心軸45が一体的に設
けられ、この揺動中心軸45は前記偏心カム35に形成
した長孔47に装着されている。なお、符号49は付勢
部材であり、例えば、ゴム板のごときもので偏心カム3
5の外周に接触押圧して偏心カム35の回転にブレーキ
をかけるものである。
【0020】したがって、操作アーム33を図1,図3
の図中に矢印で示されているごとく時計廻りに回動させ
ると、偏心カム35の偏心量により揺動アーム27は揺
動支点軸25を回動中心とし下方へ移動し、この揺動ア
ーム27に設けた板押えパッド29にてワークWを押圧
保持する。
【0021】而して、ワークWを切断する時に発生する
ワークの浮上りを防止でき、安全性と切断精度の向上を
図ることができる。
【0022】また、テーブル5の半円形状部7に沿って
支持部材37は移動できるので、テーブル5の複数位置
に設けた切断部に対応することが可能となる。
【0023】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。例えば、テ
ーブル5は本実施の形態では半円形としたが角形のテー
ブルでも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1によるこの発明によれ
ば、揺動アームに設けた板押えパッドにてテーブル上に
載置されたワークを押圧保持する。
【0025】而して、ワーク切断時に発生するワークの
浮上りを防止し、安全性の向上と切断精度の向上を図る
ことができる。
【0026】また、テーブルの半円形状部に沿って支持
部材は移動自在に構成されているため、テーブルの複数
位置に設けた切断刃に揺動アームに設けた板押えパッド
を対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の剪断機を示す側面説明図である。
【図2】図1における平面説明図である。
【図3】図1におけるIII矢視部の拡大側面図であ
る。
【図4】従来例を示し、剪断機の側面説明図である。
【図5】図4における平面説明図である。
【図6】ワークの浮上り状態を示す側面説明図である。
【符号の説明】
1 剪断機 5 テーブル 7 半円形状部 13 ラムヘッド 15 上刃 17 下刃 25 揺動支点軸 27 揺動アーム 29 板押えパッド 33 操作アーム 35 偏心カム 37 支持部材 43 偏心軸 45 揺動中心軸 W ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを載置するテーブル後方肩部に下
    刃を設け、この下刃に対して上刃を備えたラムヘッドを
    上下方向へ往復移動せしめて、前記下刃と上刃との協働
    でワークに剪断加工を行う剪断機において、前記ラムヘ
    ッドの上方に揺動支点軸を設け、この揺動支点軸に上下
    方向へ揺動可能な揺動アームの一方側が枢支され、揺動
    アームの他方側に板押えパッドを設け、前記揺動アーム
    の他方側に、この揺動アームを揺動せしめるための操作
    アームを一体的に備えた偏心カムの揺動中心軸を装着
    し、前記偏心カムの偏心軸を前記テーブルに係止した支
    持部材に装着すると共に、前記テーブルは半円形状をな
    し、この半円形状の外周に沿って溝を設け前記偏心カム
    の偏心軸を装着した支持部材を摺動移動可能に設け、さ
    らに、前記揺動支点軸を旋回可能に設けてなることを特
    徴とする剪断機。
JP11203688A 1999-07-16 1999-07-16 剪断機 Pending JP2001030109A (ja)

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JP11203688A JP2001030109A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 剪断機

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JP2001030109A true JP2001030109A (ja) 2001-02-06

Family

ID=16478205

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124947A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Light Boy Co Ltd 伸縮支柱及び同伸縮支柱を備えた投光機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124947A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Light Boy Co Ltd 伸縮支柱及び同伸縮支柱を備えた投光機

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