JP2001029641A - 遊技媒体貸出システムおよび遊技媒体貸出装置 - Google Patents

遊技媒体貸出システムおよび遊技媒体貸出装置

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JP2001029641A
JP2001029641A JP11206683A JP20668399A JP2001029641A JP 2001029641 A JP2001029641 A JP 2001029641A JP 11206683 A JP11206683 A JP 11206683A JP 20668399 A JP20668399 A JP 20668399A JP 2001029641 A JP2001029641 A JP 2001029641A
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inter
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JP11206683A
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English (en)
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Tatsuya Asano
達哉 浅野
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技機の入れ替えに伴うコストおよび手間を軽
減する。遊技機の種類に応じた良好な遊技媒体の貸出動
作を実現する。 【解決手段】現金式の遊技機GM1に対応づけて設けら
れた台間機BMとCR式の遊技機GM2に対応づけて設
けられた台間機BMとは同様な構成を有しており、各台
間機BMの動作態様は、台間機BMの動作を管理するた
めに遊技店に設置された管理装置Cから与えられる動作
モード指示信号に基づいて決定される。すなわち、管理
装置Cから現金式の遊技機GM1用として動作すべき旨
の動作モード指示信号が台間機BMに与えられると、台
間機BMは現金式の遊技機GM1用として動作し、管理
装置CからCR式の遊技機GM2用として動作すべき旨
の動作モード指示信号が台間機BMに与えられると、台
間機BMはCR式の遊技機GM2用として動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機やス
ロットマシンなどの遊技機で使用する遊技媒体を貸し出
すための遊技媒体貸出システムおよび遊技媒体貸出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコホールやパチスロホールなどの
遊技店内には、多数のパチンコ機やパチスロ機といった
遊技機が配列されている。各遊技機には、通常、その遊
技機で使用するパチンコ球やパチスロメダルといった遊
技媒体を貸し出すための遊技媒体貸出機が一対一に対応
づけられており、これらの遊技機と遊技媒体貸出機とは
交互に並べて配置されている。このような遊技媒体貸出
機は、隣接する遊技機間に配置されていることから台間
機と呼ばれており、この台間機が配置されていることに
よって、遊技者は遊技機から離れることなく遊技媒体の
貸出しを受けることができる。
【0003】ところで、遊技機には、いわゆる現金機お
よびCR(Card Reader)機の2機種があり、これに応じ
て、現金機用の台間機およびCR機用の台間機の2種類
の台間機が提供されている。現金機用の台間機では、貨
幣(現金)を投入すると、その投入した貨幣金額に応じ
た数量の遊技媒体が台間機から貸し出される。現金機で
は、この現金機用台間機から貸し出された遊技媒体を投
入して遊技を行う。一方、CR機用の台間機では、金銭
と等価な有価価値データが記録された遊技カードを挿入
して遊技媒体の貸出しを指示すると、この台間機からC
R機に遊技媒体の貸出しを指令する信号が与えられる。
この信号を受けたCR機は、機内に設けられた遊技媒体
払出装置から所定数の遊技媒体を払い出すか、または、
機内に預けられている遊技媒体の数量を所定数だけ増加
させる。すなわち、CR機用の台間機から、遊技媒体が
排出されることはない。CR機では、遊技媒体払出装置
から払い出された遊技媒体、または、機内に預けられて
いる遊技媒体を用いて遊技を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技店に設置される現
金機とCR機との割合は、その遊技店に来店する遊技客
のニーズに応じて決定される。そのため、現金機設置の
ニーズが高まった場合には、現金機とCR機との入れ替
えが行われて、現金機の設置台数が増やされ、CR機の
設置台数が減らされる。一方、CR機設置のニーズが高
まった場合には、現金機の設置台数が減らされ、CR機
の設置台数が増やされる。
【0005】このような現金機とCR機との入れ替えを
行って、現金機とCR機との設置割合を変更する場合に
は、従来の台間機が現金機用とCR機用とに分けられて
いることから、現金機用台間機とCR機用台間機との入
れ替えも行う必要がある。したがって、現金機とCR機
との設置割合の変更を伴う遊技機の入れ替えには、コス
トが高くつくうえに、手間がかかるといった問題があっ
た。
【0006】そこで、たとえば特開平9−271576
号公報に開示されている台間機のように、現金機および
CR機の両方に対応可能な台間機(遊技媒体貸出機)が
提案されている。上記公開公報に開示されている台間機
には、遊技媒体を放出するためのノズルが着脱可能に設
けられており、このノズルの着脱状態をスイッチのオン
/オフで検出できるようになっている。そして、ノズル
の装着が検出されている状態で遊技媒体の貸出しが指示
された場合には、遊技媒体をノズルから放出し、ノズル
の離脱が検出されている状態で遊技媒体の貸出しが指示
された場合には、対応づけられた遊技機に向けて遊技媒
体の貸出しを指令する信号を出力するようになってい
る。したがって、この台間機は、現金機に用いる場合に
はノズルを装着し、CR機に用いる場合にはノズルを離
脱させることにより、現金機およびCR機の両方に使用
することができる。
【0007】ところが、上記公開公報に開示されている
台間機は、ノズルの着脱状態をスイッチで検出する構成
であるため、スイッチ接点の接触不良を生じ、ノズルの
着脱状態を誤って検出するおそれがある。また、ノズル
の着脱が何度も繰り返し行われると、スイッチ接点の故
障を生じるおそれがあり、ノズルの着脱状態を誤検出す
る可能性が高くなる。このようなノズルの着脱状態の誤
検出は、台間機の動作不良を生じる原因となる。
【0008】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、遊技機の入れ替えに伴うコストおよび手
間を軽減でき、かつ、遊技機の種類に応じた良好な遊技
媒体の貸出動作を実現できる遊技媒体貸出装置および遊
技媒体貸出システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技機に
おける遊技に使用する遊技媒体を貸し出すための遊技媒
体貸出装置、および、この遊技媒体貸出装置と通信可能
に接続され、当該遊技媒体貸出装置の動作を管理するた
めの管理装置を備えた遊技媒体貸出システムであって、
上記遊技媒体貸出装置は、上記管理装置から与えられる
制御信号に基づいて、予め定められた複数の動作態様の
中から実行すべき動作態様を決定する動作態様決定手段
を含むことを特徴とする遊技媒体貸出システムである。
【0010】この発明によれば、遊技媒体貸出装置は、
予め定められた複数の動作態様を実行することが可能で
ある。したがって、この遊技媒体貸出システムが適用さ
れた遊技店では、店内に設置されている遊技機を異なる
種類の遊技機と入れ替えた場合には、新たな遊技機に対
応する動作態様を選択して遊技媒体貸出装置に実行させ
ればよく、遊技媒体貸出装置の入れ替えを行う必要がな
い。ゆえに、遊技機の入れ替えに要するコストおよび手
間の軽減を図ることができる。
【0011】また、遊技媒体貸出装置が実行すべき動作
態様は、遊技媒体貸出装置の動作を管理するための管理
装置から与えられる制御信号に基づいて決定される。し
たがって、遊技媒体を放出するためのノズルなどの脱着
を検出するスイッチを設け、このスイッチの状態に基づ
いて遊技媒体貸出装置の動作態様を決定する構成では、
上記スイッチの誤作動に起因する遊技媒体貸出装置の動
作不良を生じるおそれがあるのに対し、この発明に係る
遊技媒体貸出システムでは、遊技媒体貸出装置が上記の
ような動作不良を生じるおそれがない。
【0012】そのうえ、管理装置が遊技媒体貸出装置の
動作態様を把握しているので、たとえば、管理装置にデ
ィスプレイを接続して、このディスプレイ上に遊技媒体
貸出装置の動作態様を表示させることができ、遊技店の
店員などは遊技媒体貸出装置の動作態様を容易にチェッ
クすることができる。なお、上記遊技媒体貸出装置は、
所定数の遊技機に対応づけて設けられていることが好ま
しい(請求項2)。
【0013】また、上記遊技媒体貸出装置は、上記遊技
機と一対一に対応づけられて、その対応づけられた遊技
機に隣接して設けられた台間機であってもよい。さらに
具体的には、上記遊技媒体貸出システムは、遊技媒体の
貸出しを要求するために操作される操作手段をさらに備
え、上記遊技媒体貸出装置は、当該遊技媒体貸出装置に
対応づけられている遊技機に向けて、所定数の遊技媒体
の貸出しを指示するための貸出指示信号を出力する信号
出力手段と、所定数の遊技媒体を貸し出し、その貸し出
した遊技媒体を機外に放出する遊技媒体放出手段とをさ
らに含み、上記予め定められた複数の動作態様は、上記
操作手段の操作に応答して上記信号出力手段に貸出指示
信号を出力させる第1の動作態様と、上記操作手段の操
作に応答して上記遊技媒体放出手段に所定数の遊技媒体
を放出させる第2の動作態様とを含むことが好ましい
(請求項3)。
【0014】この場合、たとえば、CR式の遊技機(C
R機)に対応づけられた遊技媒体貸出装置には第1の動
作態様を実行させ、現金式の遊技機(現金機)に対応づ
けられた遊技媒体貸出装置には第2の動作態様を実行さ
せるとよい。請求項4記載の発明は、遊技機における遊
技に使用する遊技媒体を貸し出すための遊技媒体貸出装
置であって、当該遊技媒体貸出装置の動作を管理するた
めの管理装置と通信可能に接続され、上記管理装置から
与えられる制御信号に基づいて、予め定められた複数の
動作態様の中から実行すべき動作態様を決定する動作態
様決定手段を含むことを特徴とする遊技媒体貸出装置で
ある。
【0015】この発明によれば、請求項1の発明とほぼ
同様な効果を奏することができる。すなわち、この遊技
媒体貸出装置が備えられた遊技店では、店内に設置され
ている遊技機を異なる種類の遊技機と入れ替えた場合に
は、新たな遊技機に対応する動作態様を選択して遊技媒
体貸出装置に実行させればよく、遊技媒体貸出装置の入
れ替えを行う必要がない。ゆえに、遊技機の入れ替えに
要するコストおよび手間の軽減を図ることができる。
【0016】また、遊技媒体貸出装置が実行すべき動作
態様は、遊技媒体貸出装置の動作を管理するための管理
装置から与えられる制御信号に基づいて決定される。し
たがって、遊技媒体を放出するためのノズルなどの脱着
を検出するスイッチを設け、このスイッチの状態に基づ
いて遊技媒体貸出装置の動作態様を決定する構成では、
上記スイッチの誤作動に起因する遊技媒体貸出装置の動
作不良を生じるおそれがあるのに対し、この発明に係る
遊技媒体貸出装置では、上記のような動作不良を生じる
おそれがない。
【0017】なお、上記遊技媒体貸出装置は、所定数の
遊技機に対応づけて設けられていることが好ましい(請
求項5)。また、上記遊技媒体貸出装置は、上記遊技機
と一対一に対応づけられて、その対応づけられた遊技機
に隣接して設けられた台間機であってもよい。さらに、
上記遊技媒体貸出装置および当該遊技媒体貸出装置に対
応づけて設けられた遊技機の少なくとも一方には、遊技
媒体の貸出を要求するために操作される操作手段が設け
られており、上記遊技媒体貸出装置は、当該遊技媒体貸
出装置に対応づけられている遊技機に向けて、所定数の
遊技媒体の貸出しを指示するための貸出指示信号を出力
する信号出力手段と、所定数の遊技媒体を貸し出し、そ
の貸し出した遊技媒体を機外に放出する遊技媒体放出手
段とをさらに含み、上記予め定められた複数の動作態様
は、上記操作手段の操作に応答して上記信号出力手段に
貸出指示信号を出力させる第1の動作態様と、上記操作
手段の操作に応答して上記遊技媒体放出手段に所定数の
遊技媒体を放出させる第2の動作態様とを含むことが好
ましい(請求項6)。
【0018】この場合、上記遊技媒体貸出装置が、たと
えば、CR式の遊技機(CR機)に対応づけられている
場合には第1の動作態様を実行させ、現金式の遊技機
(現金機)に対応づけられている場合には第2の動作態
様を実行させるとよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る遊技媒体貸出システムの構成を
示すブロック図である。この遊技媒体貸出システムは、
パチスロホールやパチンコホールなどの遊技店(遊技
場)に設置されるものである。遊技店内には、それぞれ
所定数の遊技機GM1,GM2を並べて構成された遊技
機島I1,I2が配列されており、この遊技媒体貸出シ
ステムは、各遊技機GM1,GM2と一対一に対応づけ
て設けられた台間機BMを含む。
【0020】遊技機島I1を構成している遊技機GM1
は、各遊技機GM1に対応づけられている台間機BMに
貨幣(現金)を投入して遊技媒体の貸出しを受け、これ
により台間機BMから放出された遊技媒体を用いて遊技
を行う現金機であり、その一例として、たとえば現金式
パチンコ機または現金式スロットマシンを挙げることが
できる。一方、遊技機島I2を構成している遊技機GM
2は、各遊技機GM2に対応づけられている台間機BM
に金銭と等価な有価価値データが記録された遊技カード
を挿入し、この遊技カードに記録された有価価値の範囲
内で遊技を行うCR(Card Reader)機であり、その一例
としては、たとえばCR式パチンコ機またはCR式スロ
ットマシンを挙げることができる。
【0021】各遊技機GM1,GM2に対応づけて設け
られた台間機BMは、すべて同様な構成を有している。
すなわち、従来の遊技媒体貸出システムでは、現金機お
よびCR機にそれぞれ専用の台間機が用いられているの
に対し、この実施形態に係る遊技媒体貸出システムで
は、現金式の遊技機GM1およびCR式の遊技機GM2
のいずれにも適用可能な台間機BMが用いられている。
したがって、この遊技媒体貸出システムが適用された遊
技店では、現金式の遊技機GM1をCR式の遊技機GM
2に入れ替えたり、CR式の遊技機GM2を現金式の遊
技機GM1に入れ替えたりしても、台間機BMの入れ替
えを行う必要がない。ゆえに、遊技機GM1,GM2の
入れ替えに要するコストおよび手間の軽減を図ることが
できる。
【0022】この遊技媒体貸出システムにはさらに、各
台間機BMの動作を管理するために遊技店に設置された
管理装置Cが含まれており、この管理装置Cは各台間機
BMと相互に通信可能に接続されている。具体的には、
遊技島I1,I2ごとに中継装置M1,M2が設けられ
ており、この中継装置M1,M2に、それぞれ中間通信
線L1,L2を介して各遊技機島I1,I2の台間機B
Mが接続される一方で、メイン通信線MLを介して管理
装置Cが接続されることによって、管理装置Cと各台間
機BMとが通信可能に接続されている。
【0023】各台間機BMが現金式の遊技機GM1用の
台間機として動作するか、CR式の遊技機GM2用の台
間機として動作するかは、管理装置Cから与えられる動
作モード指示信号に基づいて決定されるようになってい
る。たとえば、管理装置Cから現金式の遊技機GM1用
として動作すべき旨の動作モード指示信号が台間機BM
に与えられると、台間機BMは、現金式の遊技機GM1
用として動作する。この場合、台間機BMに貨幣が投入
されると、台間機BMは、その投入された貨幣金額に応
じた数量の遊技媒体を機外に放出する。一方、管理装置
CからCR式の遊技機GM2用として動作すべき旨の動
作モード指示信号が台間機BMに与えられると、台間機
BMは、CR式の遊技機GM2用として動作する。この
場合、台間機BMに遊技カードが挿入されて、遊技媒体
の貸出しを要求するための操作が行われると、台間機B
Mは、ローカル通信線LLを介して接続された遊技機G
M2に向けて、所定数の遊技媒体の貸出しを指示するた
めの貸出指示信号を出力する。この貸出指示信号を受け
た遊技機GM2は、機内に設けられた遊技媒体払出装置
から所定数の遊技媒体を払い出すか、または、機内に預
けられている遊技媒体の数量を所定数だけ増加させる。
【0024】図2は、現金式パチンコ機およびCR式パ
チンコ機に適用される台間機の外観構成の一例を簡略化
して示す正面図である。以下、この実施形態では、遊技
機GM1が現金式パチンコ機であり、遊技機GM2がC
R式パチンコ機である場合について説明する。この台間
機BMには、現金式パチンコ機GM1およびCR式パチ
ンコ機GM2のいずれにも適用可能とするために、たと
えば前面最上部に紙幣挿入口11が形成され、たとえば
前面最下部にカード排出/挿入口12が形成されて、貨
幣および遊技カードの両方を受け付けることができるよ
うになっている。
【0025】また、たとえばCR式パチンコ機GM2に
対応づけて設けられている場合には、紙幣挿入口11か
ら紙幣を投入することにより、この台間機BMで遊技カ
ードを購入できるようになっている。これにより、遊技
機から離れずに新たな遊技カードを購入することができ
るから、遊技者の利便性を向上できるとともに、遊技機
の稼働率を上昇させることができる。
【0026】紙幣挿入口11には、たとえば1000円
紙幣を紙幣挿入口11から投入することができる。紙幣
挿入口11から投入された紙幣は、紙幣挿入口11の奥
側に配設された紙幣取込機構(図示せず)によって内部
に取り込まれる。そして、紙幣の金額(種類)を判別す
るための紙幣判別装置(図示せず)に送られて、その投
入された紙幣の金額が判別される。
【0027】紙幣挿入口11の下方には、紙幣挿入可否
表示ランプ13および紙幣投入中ランプ14が上下に配
設されている。紙幣挿入可否表示ランプ13は、紙幣挿
入口11から紙幣を挿入することができるか否かを報知
するためのランプであり、たとえば、挿入可能であれば
点灯され、挿入不可能であれば消灯される。紙幣投入中
ランプ14は、台間機BM内に紙幣が投入されているこ
とを報知するためのランプであり、たとえば、紙幣挿入
口11から挿入された紙幣が上記紙幣取込機構によって
内部に取り込まれてから遊技媒体の貸出(放出)または
遊技カードの排出が行われるまでの間は点灯され、それ
以外の時には消灯される。
【0028】カード排出/挿入口12の上方には、カー
ド挿入可否表示ランプ15およびカード挿入中表示ラン
プ16が上下に配設されている。カード挿入可否表示ラ
ンプ15は、カード排出/挿入口12から遊技カードを
挿入できるか否かを報知するためのランプであり、たと
えば、遊技カードを挿入可能な場合には点灯され、挿入
不可能な場合には消灯される。カード挿入中表示ランプ
16は、遊技カードが機内に挿入されているか否かを表
すランプであり、たとえば、遊技カードの挿入中は点灯
され、挿入されていない状態では消灯される。
【0029】紙幣投入中ランプ14とカード挿入可否表
示ランプ15との間には、パチンコ球を放出するための
球放出ユニット17を取り付けるためのユニット取付部
18が形成されている。この台間機BMが現金式パチン
コ機GM1に対応づけて設けられる場合には、図2(a)
に示すように、ユニット取付部18には球放出ユニット
17が取り付けられる。一方、台間機BMがCR式パチ
ンコ機GM2に対応づけて設けられる場合には、図2
(b)に示すように、球放出ユニット17はユニット取付
部18から取り外される。
【0030】球放出ユニット17は、台間機BMに対し
て着脱可能に構成されており、貸し出されたパチンコ球
を現金式パチンコ機GM1に自動的に導くためのノズル
171と、貸し出されたパチンコ球を遊技者の手に放出
するための球放出口172とを備えている。このノズル
171および球放出口172の構成は既に公知であるか
ら、ここでは詳細な説明を省略する。
【0031】ユニット取付部18の下方には、この台間
機BMが現金式パチンコ機GM1に対応づけて設けられ
た場合にも、遊技カードを挿入してパチンコ球の貸出し
を受けることができるようにするために、カード残高表
示部19、カード返却ボタン20および貸出ボタン21
が配設されている。カード残高表示部19は、たとえば
100円を1度数として、カード排出/投入口12から
挿入された遊技カードに記録されている有価価値の残高
を度数で表示するものである。また、カード返却ボタン
20は、カード排出/挿入口12から機内に挿入された
遊技カードの返却を要求するために押操作されるボタン
であり、貸出ボタン21は、遊技カードに記録されてい
る有価価値を利用した遊技媒体を貸出しを実行させるた
めに押操作されるボタンである。
【0032】なお、台間機BMがCR式パチンコ機GM
2に対応づけて設けられ、このCR式パチンコ機GM2
にカード残高表示部、カード返却ボタンおよびパチンコ
球貸出ボタンが配設されている場合には、台間機BMの
カード残高表示部19、カード返却ボタン20および貸
出ボタン21が操作される必要がない。また、球放出ユ
ニット17が取り外された状態では、球放出ユニット1
7を取り付けるための孔や片などが形成されたユニット
取付部18が露出した状態となり不格好である。そこ
で、この台間機BMがCR式パチンコ機GM2に対応づ
けて設けられる場合には、図2(b)に示すように、ユニ
ット取付部18、カード残高表示部19、カード返却ボ
タン20および貸出ボタン21を覆うカバー22を取り
付けることができるようになっている。
【0033】現金式パチンコ機GM1に対応づけて設け
られた台間機BMでは、紙幣挿入可否表示ランプ13の
点灯中に紙幣挿入口11から1000円紙幣を挿入する
と、紙幣投入中ランプ14が点灯し、1000円分のパ
チンコ球(たとえば250個)が貸し出される。また、
カード挿入可否表示ランプ15の点灯中にカード排出/
挿入口12に遊技カードを挿入すると、カード挿入中表
示ランプ16が点灯し、遊技カードに記録されている有
価価値の残度数(残高数)がカード残高表示部19に表
示される。この後、貸出ボタン21を押操作すると、予
め定める度数(たとえば10度数)が使われて、その使
われた度数分のパチンコ球(たとえば250個)が貸し
出される。また、残度数が上記予め定める度数に満たな
い場合には、残度数がすべて使われて、その残度数分の
パチンコ球が貸し出される。
【0034】こうして貸し出されたパチンコ球は、球放
出ユニット17のノズル171が現金式パチンコ機GM
1の上皿(図示せず)に向けられている場合には、この
ノズル171から放出される。ノズル171が現金式パ
チンコ機GM1の上皿に向けられていない場合には、パ
チンコ球が上皿に供給されずに周囲に散乱するのを防ぐ
ために、ノズル171からパチンコ球は放出されない。
この場合には、遊技者が手で球放出口172を押し上げ
ることにより、球放出口172からパチンコ球を放出さ
せることができる。
【0035】パチンコ球の放出が行われると、貨幣が投
入された場合には、点灯中の紙幣投入中ランプ14が消
灯され、遊技カードが挿入された場合には、たとえばカ
ード返却ボタン20の押操作に応答して、カード排出/
挿入口12から遊技カードが返却されて、点灯中のカー
ド挿入中表示ランプ16が消灯される。一方、CR式パ
チンコ機GM2に対応づけて設けられた台間機BMで
は、カード挿入可否表示ランプ15の点灯中にカード排
出/挿入口12に遊技カードを挿入すると、カード挿入
中表示ランプ16が点灯する。そして、CR式パチンコ
機GM2にカード残高表示部、パチンコ球貸出ボタンお
よびカード返却ボタンが配設されている場合には、この
CR式パチンコ機GM2に配設されたカード残高表示部
に、遊技カードに記録されている有価価値の残高数が表
示される。その後、CR式パチンコ機GM2に配設され
たパチンコ球貸出ボタンを押操作すると、予め定める度
数(たとえば10度数)が使われて、その使われた度数
分のパチンコ球(たとえば250個)が貸し出される。
また、残度数が上記予め定める度数に満たない場合に
は、残度数がすべて使われて、その残度数分のパチンコ
球が貸し出される。
【0036】この場合、台間機BMからパチンコ球が放
出されることはなく、パチンコ球貸出ボタンの押操作に
応答して、台間機BMからCR式パチンコ機GM2にパ
チンコ球の貸出しを指示するための貸出指示信号が与え
られ、この貸出指示信号をCR式パチンコ機GM2が受
信すると、CR式パチンコ機GM2内に設けられたパチ
ンコ球払出装置から上皿にパチンコ球が払い出され、こ
れによりパチンコ球の貸出しが達成される。この後、た
とえばCR式パチンコ機GM2に設けられたカード返却
ボタンが押操作されると、カード排出/挿入口12から
遊技カードが返却されて、点灯中のカード挿入中表示ラ
ンプ16が消灯される。
【0037】こうして遊技カードに記録されている有価
価値をパチンコ球に交換して遊技を行ううちに、遊技カ
ードの残高が零になった場合には、紙幣挿入口11から
1000円紙幣を挿入して、新たな遊技カードを購入す
ることができる。すなわち、紙幣挿入口11から100
0円紙幣を挿入すると、紙幣投入中ランプ14が点灯
し、カード排出/挿入口12から新たな遊技カードが出
てくる。この遊技カードには、1000円に相当する有
価価値のデータの他に、たとえば、当該遊技カードのI
D番号(識別番号)データが記録されている。また、必
要に応じて、発行日や発行店などのデータが記録される
こともある。新たに発行された遊技カードは、発行を受
けた台間機BM以外の台間機BMでも使用することがで
きる。
【0038】なお、台間機BMに挿入された遊技カード
は、パチンコ球の貸出しが完了した後、カード返却ボタ
ン20またはCR式パチンコ機GM2に配設されたカー
ド返却ボタンの押操作に応答して、時点でカード排出/
挿入口12から返却されるとしたが、たとえば、パチン
コ球の貸出しが完了した時点で自動的に返却されるよう
にしてもよいし、パチンコ球の貸出しにより遊技カード
の残度数が零になった場合には、遊技カードを返却せず
に台間機BM内に回収するようにしてもよい。
【0039】また、この台間機BMでは、カード排出/
挿入口12から遊技カードを挿入した後、カード返却ボ
タン20またはCR式パチンコ機GM2に配設されたカ
ード返却ボタンを押操作することにより、パチンコ球の
貸出しを受けずに、遊技カードに記録されている有価価
値の残高のみを確認して遊技カードの返却を受けること
もできる。
【0040】さらに、紙幣挿入口11から1000円紙
幣を挿入すると、1000円に相当する有価価値が記録
された遊技カードが発行されるとしたが、たとえば、紙
幣挿入口11の近傍にカード購入選択ボタンが設けら
れ、このカード購入選択ボタンを押操作した場合には、
複数枚の1000円紙幣を受付可能となり、挿入された
1000円紙幣の合計金額に相当する有価価値が記録さ
れた遊技カードが発行されるようにしてもよい。さらに
は、1000円紙幣以外の紙幣(5000円紙幣、10
000円紙幣)や貨幣を受け付けることができるように
してもよい。
【0041】また、たとえば、カード排出/挿入口12
から出てきた遊技カードの機内への取込みを指示するた
めのカード挿入指示ボタンを設けてもよい。すなわち、
カード排出/挿入口12から出てくる遊技カードは、そ
の先端部がカード排出/挿入口12から突出した状態で
停止するようにし、この状態でカード挿入指示ボタンを
押操作することによって、遊技カードをカード排出/挿
入口12からユニット内に挿入することができるように
してもよい。
【0042】図3は、現金式パチンコ機GM1およびこ
れに対応づけて設けられた台間機BMの制御回路の構成
を示すブロック図である。現金式パチンコ機GM1に
は、現金式パチンコ機GM1の遊技に関する各部を制御
するための主制御基板31と、パチンコ球を機内から払
い出すパチンコ球払出装置33を制御するためのパチン
コ球払出装置基板32とが備えられている。
【0043】台間機BMには、台間機BMの各部を制御
するための台間機制御基板23が備えられている。台間
機制御基板23は、たとえば、CPU、ROMおよびR
AMを含むマイクロコンピュータを備えている。台間機
制御基板23には、中間通信線L1が接続されており、
管理装置Cから出力される動作モード指示信号は、この
台間機制御基板23に与えられるようになっている。こ
のとき台間機制御基板23に与えられる動作モード指示
信号は、この台間機BMが現金式パチンコ機GM1用の
台間機として動作すべき旨の信号である。
【0044】また、台間機制御基板23には、紙幣挿入
口11に関連して設けられた紙幣取込機構および紙幣判
別装置(いずれも図示せず)、紙幣挿入可否表示ランプ
13ならびに紙幣投入中ランプ14を制御するための貨
幣投入制御基板24が接続されている。さらに、台間機
制御基板23には、カード排出/挿入口12に関連して
設けられたカード取込機構およびカードリーダ(いずれ
も図示せず)、カード挿入可否表示ランプ15、カード
挿入中表示ランプ16、カード残高表示部19、カード
返却ボタン20ならびに貸出ボタン21を制御するため
のカード排出/挿入制御基板25が接続されている。さ
らにまた、台間機制御基板23には、ノズル171およ
び球放出口172を含む球放出ユニット17からパチン
コ球を放出させるための遊技媒体放出装置26が接続さ
れている。
【0045】台間機制御基板23は、管理装置Cから与
えられる動作モード指示信号に基づいて、この台間機B
Mが現金式パチンコ機GM1用の台間機として機能する
ように、貨幣投入制御基板24およびカード排出/挿入
制御基板25に制御信号を与えたり、遊技媒体放出装置
26の動作を制御したりする。図4は、CR式パチンコ
機GM2およびこれに対応づけて設けられた台間機BM
の制御回路の構成を示すブロック図である。CR式パチ
ンコ機GM2には、CR式パチンコ機GM2における遊
技に関する各部を制御するための主制御基板41と、パ
チンコ球を上皿に向けて払い出すパチンコ球払出装置4
9を制御するためのパチンコ球払出装置基板42と、パ
チンコ球の貸出しに関する各部を制御するための貸出基
板43とが備えられている。
【0046】また、CR式パチンコ機GM2には、台間
機BMの台間機制御基板23とローカル通信線LLを介
して接続されたインタフェイス基板44が備えられてお
り、このインタフェイス基板44を介して、主制御基板
41、パチンコ球払出装置基板42および貸出基板43
が台間機制御基板23と通信可能に接続されている。パ
チンコ球払出装置基板42は、主制御基板41から与え
られる制御信号と台間機制御基板23から与えられる信
号とに基づいて、パチンコ球払出装置49の動作を制御
する。また、貸出基板43は、CR式パチンコ機GM2
の前面に配置されたパチンコ球貸出ボタン45およびカ
ード返却ボタン46からの操作信号を取り込むととも
に、台間機制御基板23から与えられる信号に基づい
て、CR式パチンコ機GM2の前面に配置された貸出可
否表示ランプ47およびカード残高表示部48を制御す
る。
【0047】一方、台間機BMの制御回路の構成は、台
間機制御基板23がCR式パチンコ機GM2のインタフ
ェイス基板44と接続されていることを除けば、現金式
パチンコ機GM1に対応づけて設けられた台間機BM
(図3参照)の制御回路の構成と同じである。しかしな
がら、CR式パチンコ機GM2に対応づけられている場
合、台間機BMのカード残高表示部19、カード返却ボ
タン20および貸出ボタン21は操作されず、また、遊
技媒体放出装置26はパチンコ球を放出しないから、こ
の図4では、カード残高表示部19、カード返却ボタン
20、貸出ボタン21、遊技媒体放出装置26および球
放出ユニット17を点線で示している。
【0048】図5は、CR式パチンコ機GM2へのパチ
ンコ球の貸出しに関する制御について説明するためのタ
イミングチャートである。CR式パチンコ機GM2の電
源がオンされると、CR式パチンコ機GM2の主制御基
板41に実装されているCPUが、主制御基板71に実
装されているROMが正規なものかどうかを調べるため
のCPUセキュリティチェックや、上記ROMに記憶さ
れている遊技制御データ(プログラム)が正規なもので
あるかどうかを調べるためのサムチェックなどの各種検
査を行う。また、主制御基板41に実装されているRA
Mの記憶内容を消去(RAMクリア)する。
【0049】上記の各種検査およびRAMクリアが完了
すると、主制御基板41は、パチンコ球の貸出しが可能
な状態であることを表す貸出可能信号PRDYを台間機
制御基板23に向けて送出開始する。台間機制御基板2
3は、主制御基板41から貸出可能信号PRDYを受け
たことに応答して、CR式パチンコ機GM2に配設され
ている貸出可否表示ランプ47の点灯および消灯を制御
するためのランプ点灯信号TDLを貸出基板43に向け
て送出開始する。貸出基板43は、台間機制御基板23
からランプ点灯信号TDLが入力されたことに応答して
貸出可否表示ランプ47を点灯し、その後、ランプ点灯
信号TDLが入力されつづけている間、貸出可否表示ラ
ンプ47を点灯状態にする。
【0050】遊技者によって台間機BMに遊技カードが
挿入されると、台間機制御基板23は、台間機BMに挿
入された遊技カードに記録されている有価価値のデータ
やID番号データをカードリーダに読み取らせる。そし
て、たとえば100円に相当する有価価値を1度数とし
て、カード処理部が読み取った有価価値のデータを度数
データに変換し、この度数データをRAMなどで構成さ
れる度数メモリに記憶する。また、台間機制御基板23
は、度数データに基づいて作成した残高表示制御信号を
貸出基板43に与え、CR式パチンコ機GM2に配設さ
れているカード残高表示部48に、遊技カードに記録さ
れている有価価値の残高を有効残度数として表示させ
る。
【0051】貸出可否表示ランプ47が点灯された後、
遊技者によってCR式パチンコ機GM2に配設されてい
るパチンコ球貸出ボタン45が押操作されると、その旨
の信号が貸出基板43から台間機制御基板23に与えら
れる。これに応答して、台間機制御基板23は、遊技媒
体の貸出しのための制御を行っていることを表す貸出状
態信号BRDYをパチンコ球払出装置基板42に向けて
送出開始する。また、台間機制御基板23から貸出基板
43へのランプ点灯信号TDLの出力が停止され、貸出
可否表示ランプ47が消灯される。
【0052】さらに、台間機制御基板23は、パチンコ
球貸出ボタン45の押操作の受付を禁止する貸出受付禁
止信号TDSを貸出基板43に向けて送出開始する。貸
出受付禁止信号TDSが貸出基板43に入力されている
間にパチンコ球貸出ボタン45が押操作されても、その
パチンコ球貸出ボタン45の押操作は無効とされる。次
いで、台間機制御基板23は、予め定めるパルス幅(た
とえば50msec)の貸出指示信号BRQをパチンコ
球払出装置基板42に与える。パチンコ球払出装置基板
42は、パチンコ球払出装置49を制御して、1度数に
相当する個数(たとえば25個)のパチンコ球を上皿に
払い出させる。また、台間機制御基板23に向けて、1
度数分のパチンコ球を貸し出したことを表す貸出完了信
号EXSを予め定める時間(たとえば50msec)だ
け送出する。
【0053】パチンコ球払出装置基板42から貸出完了
信号EXSを受けた台間機制御基板23は、上記度数メ
モリに記憶されている度数データが表す値(有効残度
数)を「1」だけ減算して書き換える。たとえば、パチ
ンコ球貸出前に度数メモリに記憶されていた有効残度数
を「N」とすれば、パチンコ球貸出後の度数メモリに記
憶される有効残度数は「N−1」となる。台間機制御基
板23は、この書換え後の度数メモリが記憶している有
効残度数に基づいて、上記残高表示制御信号を再作成し
て貸出基板43に与える。これを受けた貸出基板43
は、カード残高表示部48の表示を有効残度数「N−
1」に変更する。これにより、1度数分のパチンコ球の
貸出しが完了する。
【0054】このような1度数分のパチンコ球の貸出し
動作は、予め定める度数分だけ繰り返される。すなわ
ち、1回のパチンコ球貸出ボタン45の押操作に対して
10度数分のパチンコ球の貸出しが行われるとすると、
台間機制御基板23からパチンコ球払出装置基板42に
向けて貸出指示信号BRQが10パルス出力され、これ
に応答して、パチンコ球払出装置基板42から台間機制
御基板23に向けて貸出完了信号EXSが10パルス出
力される。この10度数分のパチンコ球の貸出しが行わ
れた後、カード残高表示部48には「N−10」が表示
されている。
【0055】台間機制御基板23は、パチンコ球払出装
置基板42から予め定める度数に対応する数の貸出完了
信号EXSを受信すると、パチンコ球払出装置基板42
に向けて送出している貸出状態信号BRDYの出力を停
止する。また、台間機制御基板23は、貸出基板43に
向けて送出している貸出受付禁止信号TDSの出力を停
止する。さらに、台間機制御基板23から貸出基板43
にランプ点灯信号TDLが再送出開始され、これによ
り、貸出可否表示ランプ47が再点灯される。
【0056】以上のように、この実施形態に係る台間機
BMは、現金式パチンコ機GM1およびCR式パチンコ
機GM2のいずれにも適用可能である。したがって、こ
の台間機BMを用いた遊技媒体貸出システムが適用され
た遊技店では、現金式パチンコ機GM1をCR式パチン
コ機GM2に入れ替えたり、CR式パチンコ機GM2を
現金式パチンコ機GM1に入れ替えたりしても、台間機
BMの入れ替えを行う必要がない。ゆえに、現金式パチ
ンコ機GM1とCR式パチンコ機GM2との入れ替えに
要するコストおよび手間の軽減を図ることができる。
【0057】また、各台間機BMが現金式パチンコ機G
M1用の台間機として動作するか、CR式パチンコ機G
M2用の台間機として動作するかは、管理装置Cから与
えられる動作モード指示信号によって指示される。した
がって、たとえば球放出ユニットの脱着を検出するスイ
ッチを設け、このスイッチの状態に基づいて台間機の動
作態様を決定する構成では、上記スイッチの誤作動に起
因する台間機の動作不良を生じるおそれがあるのに対
し、この実施形態に係るシステムでは、台間機BMが上
記のような動作不良を生じるおそれがない。
【0058】そのうえ、管理装置Cが各台間機BMの動
作態様を把握しているので、たとえば、管理装置Cにデ
ィスプレイを接続して、このディスプレイ上に各台間機
BMの動作態様を表示させることができ、遊技店の店員
などは各台間機BMの動作態様を容易にチェックするこ
とができる。図6は、現金式スロットマシンおよびCR
式スロットマシンに適用される台間機BMの外観構成の
一例を簡略化して示す正面図である。以下では、遊技機
GM1が現金式スロットマシンであり、遊技機GM2が
CR式スロットマシンである場合を第2の実施形態とし
て説明する。なお、図6において、上述の図2に示す各
部に対応する部分には、図2の場合と同一の参照符号を
付して示す。
【0059】上述の図2に示すパチンコ機用の台間機B
Mでは、現金式パチンコ機GM1に対応づけて設けられ
る場合に、球放出ユニット17がユニット取付部18に
取り付けられて使用される。これに対し、このスロット
マシン用の台間機BMでは、現金式スロットマシンGM
1に対応づけて設けられる場合、図6(a)に示すよう
に、メダル取り出し口51から放出されるパチスロメダ
ルを受けるためのメダル受皿52が使用される。
【0060】また、上述の図2に示すパチンコ機用の台
間機BMでは、CR式パチンコ機GM2に対応づけて設
けられる場合、カバー22が取り付けられることによ
り、ユニット取付部18、カード残高表示部19、カー
ド返却ボタン20および貸出ボタン21が覆い隠され
る。これに対し、このロットマシン用の台間機BMで
は、CR式スロットマシンGM2に対応づけて設けられ
る場合、図6(b)に示すように、メダル受皿52の上方
からシャッタ53が下ろされることにより、メダル受皿
52、カード残高表示部19、カード返却ボタン20お
よび貸出ボタン21が覆い隠される。ただし、図2に示
すパチンコ機用の台間機BMと同様に、カバーによって
メダル受皿52、カード残高表示部19、カード返却ボ
タン20および貸出ボタン21が覆い隠されても構わな
い。
【0061】また、この実施形態では、メダル受皿52
は台間機BMの前面に固定配置されているが、たとえ
ば、メダル取り出し口51に関連してユニット取付部が
設定され、このユニット取付部にメダル受皿を含むメダ
ル受皿ユニットが着脱自在に取り付けられる構成であっ
てもよい。現金式スロットマシンGM1に対応づけて設
けられた台間機BMでは、紙幣挿入可否表示ランプ13
の点灯中に紙幣挿入口11から1000円紙幣を挿入す
ると、紙幣投入中ランプ14が点灯し、1000円分の
パチスロメダル(たとえば50枚)が貸し出される。
【0062】また、カード挿入可否表示ランプ15の点
灯中にカード排出/挿入口12に遊技カードを挿入する
と、カード挿入中表示ランプ16が点灯し、遊技カード
に記録されている有価価値の残度数(残高数)がカード
残高表示部19に表示される。この後、貸出ボタン21
を押操作すると、予め定める度数(たとえば10度数)
が使われて、その使われた度数分のパチスロメダル(た
とえば50枚)が貸し出される。また、残度数が上記予
め定める度数に満たない場合には、残度数がすべて使わ
れて、その残度数分のパチスロメダルが貸し出される。
【0063】こうして貸し出されたパチスロメダルは、
メダル取り出し口51からメダル受皿52に放出され
る。パチスロメダルの放出が行われると、貨幣が投入さ
れた場合には、点灯中の紙幣投入中ランプ14が消灯さ
れ、遊技カードが挿入された場合には、カード排出/挿
入口12から遊技カードが返却されて、点灯中のカード
挿入中表示ランプ16が消灯される。
【0064】一方、CR式スロットマシンGM2に対応
づけて設けられた台間機BMでは、カード挿入可否表示
ランプ15の点灯中にカード排出/挿入口12に遊技カ
ードを挿入すると、カード挿入中表示ランプ16が点灯
する。そして、CR式スロットマシンGM2にカード残
高表示部、メダル貸出ボタンおよびカード返却ボタンが
配設されている場合には、このCR式スロットマシンG
M2に配設されたカード残高表示部に、遊技カードに記
録されている有価価値の残高数が表示される。その後、
CR式スロットマシンGM2に配設されたメダル貸出ボ
タンを押操作すると、遊技カードに記録されている有価
価値の残度数から予め定める度数(たとえば10度数)
が使われてメダル枚数データに変換され、このメダル枚
数データに相当する枚数のパチスロメダルがCR式スロ
ットマシンGM2に預けられる。つまり、遊技カードに
記録された有価価値は、実際のパチスロメダルに変換さ
れて貸し出されるのではなく、メダル枚数データに変換
されてCR式スロットマシンGM2に送信される。これ
により、パチスロメダルの貸出しが達成され、この後、
カード排出/挿入口12から遊技カードが返却される
と、点灯中のカード挿入中表示ランプ16が消灯され
る。
【0065】図7は、現金式スロットマシンGM1およ
びこれに対応づけて設けられた台間機BMの制御回路の
構成を示すブロック図である。この図7において、上述
の図3に示す各部に対応する部分には、図3の場合と同
一の参照符号を付して示す。現金式スロットマシンGM
1には、現金式スロットマシンGM1における遊技に関
する各部を制御するための主制御基板61が備えられて
いる。
【0066】台間機BMには、台間機BMの各部を制御
するための台間機制御基板23が備えられている。台間
機制御基板23は、たとえば、CPU、ROMおよびR
AMを含むマイクロコンピュータを備えている。台間機
制御基板23には、中間通信線L2が接続されており、
管理装置Cから出力される動作モード指示信号は、この
台間機制御基板23に与えられるようになっている。こ
のとき台間機制御基板23に与えられる動作モード指示
信号は、この台間機BMが現金式スロットマシンGM1
用の台間機として動作すべき旨の信号である。
【0067】また、台間機制御基板23には、紙幣挿入
口11に関連して設けられた紙幣取込機構および紙幣判
別装置(いずれも図示せず)、紙幣挿入可否表示ランプ
13ならびに紙幣投入中ランプ14を制御するための貨
幣投入制御基板24が接続されている。さらに、台間機
制御基板23には、カード排出/挿入口12に関連して
設けられたカード取込機構およびカードリーダ(いずれ
も図示せず)、カード挿入可否表示ランプ15、カード
挿入中表示ランプ16、カード残高表示部19、カード
返却ボタン20ならびに貸出ボタン21を制御するため
のカード排出/挿入制御基板25が接続されている。さ
らにまた、台間機制御基板23には、メダル取り出し口
51からパチスロメダルを放出させるための遊技媒体放
出装置54が接続されている。
【0068】台間機制御基板23は、管理装置Cから与
えられる動作モード指示信号に基づいて、この台間機B
Mが現金式スロットマシンGM1用の台間機として機能
するように、貨幣投入制御基板24およびカード排出/
挿入制御基板25に制御信号を与えたり、遊技媒体放出
装置54の動作を制御したりする。図8は、CR式スロ
ットマシンGM2およびこれに対応づけて設けられた台
間機BMの制御回路の構成を示すブロック図である。こ
の図8において、上述の図34示す各部に対応する部分
には、図4の場合と同一の参照符号を付して示す。
【0069】CR式スロットマシンGM2には、CR式
スロットマシンにおける遊技に関する各部を制御するた
めの主制御基板71と、パチスロメダルの貸出しに関す
る各部を制御するための貸出基板72とが備えられてい
る。また、CR式スロットマシンGM2には、台間機B
Mの台間機制御基板23とローカル通信線LLを介して
接続されたインタフェイス基板73が備えられており、
このインタフェイス基板73を介して、主制御基板71
および貸出基板72が台間機制御基板23と通信可能に
接続されている。
【0070】貸出基板72は、CR式スロットマシンG
M2の前面に配置されたメダル貸出ボタン74およびカ
ード返却ボタン75からの操作信号を取り込むととも
に、台間機制御基板23から与えられる信号に基づい
て、CR式スロットマシンGM2の前面に配置された貸
出可否表示ランプ76およびカード残高表示部77を制
御する。
【0071】一方、台間機BMの制御回路の構成は、台
間機制御基板23がCR式スロットマシンGM2のイン
タフェイス基板73と接続されていることを除けば、現
金式スロットマシンGM1に対応づけて設けられた台間
機BM(図3参照)の制御回路の構成と同じである。し
かしながら、CR式パチンコ機GM2に対応づけられて
いる場合、台間機BMのカード残高表示部19、カード
返却ボタン20および貸出ボタン21は操作されず、ま
た、遊技媒体放出装置54はパチスロメダルを放出しな
いから、この図8では、カード残高表示部19、カード
返却ボタン20、貸出ボタン21、遊技媒体放出装置5
4およびメダル取り出し口51を点線で示している。
【0072】図9は、CR式スロットマシンGM2への
パチンコ球の貸出しに関する制御について説明するため
のタイミングチャートである。CR式スロットマシンG
M2の電源がオンされると、CR式スロットマシン機G
M2の主制御基板71に実装されているCPUが、その
主制御基板71に実装されているROMが正規なものか
どうかを調べるためのCPUセキュリティチェックや、
上記ROMに記憶されている遊技制御データ(プログラ
ム)が正規なものであるかどうかを調べるためのサムチ
ェックなどの各種検査を行う。また、主制御基板71に
実装されているRAMの記憶内容を消去(RAMクリ
ア)する。
【0073】上記の各種検査およびRAMクリアが完了
すると、主制御基板71は、パチスロメダルの貸出しが
可能な状態であることを表す貸出可能信号PRDYを台
間機制御基板23に向けて送出開始する。この貸出可能
信号PRDYは、CR式スロットマシンGM2の前面に
配置された始動レバーなどの始動指示手段(図示せず)
が操作されて遊技開始されるまで送出し続けられる。
【0074】台間機制御基板23は、主制御基板71か
ら貸出可能信号PRDYを受けたことに応答して、CR
式スロットマシンGM2に配設されている貸出可否表示
ランプ76の点灯および消灯を制御するためのランプ点
灯信号TDLを貸出基板72に向けて送出開始する。貸
出基板72は、台間機制御基板23からランプ点灯信号
TDLが入力されたことに応答して貸出可否表示ランプ
76を点灯し、その後、ランプ点灯信号TDLが入力さ
れつづけている間、貸出可否表示ランプ76を点灯状態
にする。
【0075】遊技者によって台間機BMに遊技カードが
挿入されると、台間機制御基板23は、台間機BMに挿
入された遊技カードに記録されている有価価値のデータ
やID番号データをカード処理部(図示せず)に読み取
らせる。そして、たとえば100円に相当する有価価値
を1度数として、カード処理部が読み取った有価価値の
データを度数データに変換し、この度数データをRAM
などで構成される度数メモリに記憶する。また、台間機
制御基板23は、度数データに基づいて作成した残高表
示制御信号を貸出基板72に与え、CR式スロットマシ
ンGM2に配設されているカード残高表示部77に、遊
技カードに記録されている有価価値の残高を有効残度数
として表示させる。
【0076】貸出可否表示ランプ76が点灯された後、
遊技者によってCR式スロットマシンGM2に配設され
ているメダル貸出ボタン74が押操作されると、その旨
の信号が貸出基板72から台間機制御基板23に与えら
れる。これに応答して、台間機制御基板23は、パチス
ロメダルの貸出しのための制御を行っていることを表す
貸出状態信号BRDYを主制御基板71に向けて送出開
始する。また、台間機制御基板23から貸出基板72へ
のランプ点灯信号TDLの出力が停止され、貸出可否表
示ランプ76が消灯される。
【0077】さらに、台間機制御基板23は、メダル貸
出ボタン74の押操作の受付を禁止する貸出受付禁止信
号TDSを貸出基板72に向けて送出開始する。貸出受
付禁止信号TDSが貸出基板72に入力されている間に
メダル貸出ボタン74が押操作されても、そのメダル貸
出ボタン74の押操作は無効とされる。次いで、台間機
制御基板23は、予め定めるパルス幅(たとえば50m
sec)の貸出指示信号BRQを主制御基板71に与え
る。主制御基板71は、台間機制御基板23から貸出指
示信号BRQが入力されたことに応答して、たとえばC
R式スロットマシンの前面に配設されたクレジット表示
部(図示せず)に表示されているメダル枚数を1度数に
相当する枚数分だけ増加させる。たとえば、1度数(た
とえば100円に相当)で5枚のメダルの貸出しが可能
である場合、上記クレジット表示部に表示されているメ
ダルの枚数が5枚増やされる。また、主制御基板71
は、上記クレジット表示部のメダル表示枚数を増加させ
るとともに、台間機制御基板23に向けて、メダルの貸
出し指示を了解したことを表す貸出了解信号EXSを予
め定める時間(たとえば50msec)だけ送出する。
【0078】主制御基板71から貸出了解信号EXSを
受けた台間機制御基板23は、上記度数メモリに記憶さ
れている度数データが表す値(有効残度数)を「1」だ
け減算して書き換える。たとえば、メダル貸出前に度数
メモリに記憶されていた有効残度数を「N」とすれば、
メダル貸出後の度数メモリに記憶される有効残度数は
「N−1」となる。台間機制御基板23は、この書換え
後の度数メモリが記憶している有効残度数に基づいて、
上記残高表示制御信号を再作成して貸出基板72に与え
る。これを受けた貸出基板72は、カード残高表示部7
7の表示を有効残度数「N−1」に変更する。これによ
り、1度数分のメダルの貸出しが完了する。
【0079】このような1度数分のメダル貸出し動作
は、予め定める度数分だけ繰り返される。すなわち、1
回のメダル貸出ボタン74の押操作に対して10度数分
のメダルの貸出しが行われるとすると、台間機制御基板
23から主制御基板71に向けて貸出指示信号BRQが
10パルス出力され、これに応答して、主制御基板71
から台間機制御基板23に向けて貸出了解信号EXSが
10パルス出力される。この10度数分のメダル貸出し
が行われた後、カード残高表示部77には「N−10」
が表示されている。
【0080】台間機制御基板23は、主制御基板71か
ら予め定める度数に対応する数の貸出了解信号EXSを
受信すると、主制御基板71に向けて送出している貸出
状態信号BRDYの出力を停止する。また、台間機制御
基板23は、貸出基板72に向けて送出している貸出受
付禁止信号TDSの出力を停止する。さらに、台間機制
御基板23から貸出基板72にランプ点灯信号TDLが
再送出開始され、これにより、貸出可否表示ランプ76
が再点灯される。
【0081】その後、遊技者によって上記始動レバーな
どの始動指示手段が操作されると、貸出受付禁止信号T
DSの出力が再開されて、遊技中は、メダル貸出ボタン
74およびカード返却ボタン75の押操作が無効とされ
る。また、ランプ点灯信号TDLの送出が再び停止さ
れ、貸出可否表示ランプ76が消灯される。以上のよう
に、この実施形態に係る台間機BMは、現金式スロット
マシンGM1およびCR式スロットマシンGM2のいず
れにも適用することができる。したがって、この台間機
BMを用いた遊技媒体貸出システムが適用された遊技店
では、現金式スロットマシンGM1をCR式スロットマ
シンGM2に入れ替えたり、CR式スロットマシンGM
2を現金式スロットマシンGM1に入れ替えたりして
も、台間機BMの入れ替えを行う必要がない。ゆえに、
現金式スロットマシンGM1とCR式スロットマシンG
M2との入れ替えに要するコストおよび手間の軽減を図
ることができる。
【0082】また、各台間機BMが現金式スロットマシ
ンGM1用の台間機として動作するか、CR式スロット
マシンGM2用の台間機として動作するかは、管理装置
Cから与えられる動作モード指示信号によって指示され
る。したがって、たとえば球放出ユニットの脱着を検出
するスイッチを設け、このスイッチの状態に基づいて台
間機の動作態様を決定する構成では、上記スイッチの誤
作動に起因する台間機の動作不良を生じるおそれがある
のに対し、この実施形態に係るシステムでは、台間機B
Mが上記のような動作不良を生じるおそれがない。
【0083】そのうえ、管理装置Cが各台間機BMの動
作態様を把握しているので、たとえば、管理装置Cにデ
ィスプレイを接続して、このディスプレイ上に各台間機
BMの動作態様を表示させることができ、遊技店の店員
などは各台間機BMの動作態様を容易にチェックするこ
とができる。この発明の実施の形態の説明は以上のとお
りであるが、この発明は、上述の実施形態に限定される
ものではない。たとえば、台間機(遊技媒体貸出装置)
の紙幣挿入口から挿入された紙幣などは、遊技機島の内
部に配設された紙幣搬送機構によって、たとえば遊技機
島の端部に配置された両替機やカード精算機(遊技カー
ドの残高を換金するための装置)に搬送されて保管され
ることが好ましい。こうすることにより、台間機に紙幣
を保管するための保管部を設ける必要がなくなり、台間
機の構成を簡素化することができる。また、両替機やカ
ード精算機で両替銭が不足する頻度を少なくすることが
できる。
【0084】また、上述の実施形態では、1台の遊技機
に1台の台間機が対応づけて設けられているとしたが、
たとえば、互いに隣接する2台の遊技機とこの2台の遊
技機の間に設けられた台間機とを対応づけるなど、複数
台の遊技機に1台の台間機が対応づけて設けられてもよ
い。その他、特許請求の範囲に記載された技術的事項の
範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る遊技媒体貸出シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】現金式パチンコ機およびCR式パチンコ機に適
用される台間機の外観構成の一例を簡略化して示す正面
図である。
【図3】現金式パチンコ機およびこれに対応づけて設け
られた台間機の制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】CR式パチンコ機およびこれに対応づけて設け
られた台間機の制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】CR式パチンコ機へのパチンコ球の貸出しに関
する制御について説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図6】現金式スロットマシンおよびCR式スロットマ
シンに適用される台間機の外観構成の一例を簡略化して
示す正面図である。
【図7】現金式スロットマシンおよびこれに対応づけて
設けられた台間機の制御回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】CR式スロットマシンおよびこれに対応づけて
設けられた台間機の制御回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】CR式スロットマシンへのパチンコ球の貸出し
に関する制御について説明するためのタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
17 球放出ユニット(遊技媒体放出手段) 21 貸出ボタン(操作手段) 23 台間機制御基板(動作態様決定手段、信号出力
手段) 26,54 遊技媒体放出装置(遊技媒体放出手段) 45 パチンコ球貸出ボタン(操作手段) 51 メダル取り出し口(遊技媒体放出手段) 74 メダル貸出ボタン(操作手段) C 管理装置 BM 台間機(遊技媒体貸出装置) BRQ 貸出指示信号 GM1,GM2 遊技機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機における遊技に使用する遊技媒体を
    貸し出すための遊技媒体貸出装置、および、この遊技媒
    体貸出装置と通信可能に接続され、当該遊技媒体貸出装
    置の動作を管理するための管理装置を備えた遊技媒体貸
    出システムであって、 上記遊技媒体貸出装置は、上記管理装置から与えられる
    制御信号に基づいて、予め定められた複数の動作態様の
    中から実行すべき動作態様を決定する動作態様決定手段
    を含むことを特徴とする遊技媒体貸出システム。
  2. 【請求項2】上記遊技媒体貸出装置は、所定数の遊技機
    に対応づけて設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の遊技媒体貸出システム。
  3. 【請求項3】上記遊技媒体貸出システムは、遊技媒体の
    貸出しを要求するために操作される操作手段をさらに備
    え、 上記遊技媒体貸出装置は、当該遊技媒体貸出装置に対応
    づけられている遊技機に向けて、所定数の遊技媒体の貸
    出しを指示するための貸出指示信号を出力する信号出力
    手段と、所定数の遊技媒体を貸し出し、その貸し出した
    遊技媒体を機外に放出する遊技媒体放出手段とをさらに
    含み、 上記予め定められた複数の動作態様は、上記操作手段の
    操作に応答して上記信号出力手段に貸出指示信号を出力
    させる第1の動作態様と、上記操作手段の操作に応答し
    て上記遊技媒体放出手段に所定数の遊技媒体を放出させ
    る第2の動作態様とを含むことを特徴とする請求項2記
    載の遊技媒体貸出システム。
  4. 【請求項4】遊技機における遊技に使用する遊技媒体を
    貸し出すための遊技媒体貸出装置であって、 当該遊技媒体貸出装置の動作を管理するための管理装置
    と通信可能に接続され、上記管理装置から与えられる制
    御信号に基づいて、予め定められた複数の動作態様の中
    から実行すべき動作態様を決定する動作態様決定手段を
    含むことを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  5. 【請求項5】上記遊技媒体貸出装置は、所定数の遊技機
    に対応づけて設けられていることを特徴とする請求項4
    記載の遊技媒体貸出装置。
  6. 【請求項6】上記遊技媒体貸出装置および当該遊技媒体
    貸出装置に対応づけて設けられた遊技機の少なくとも一
    方には、遊技媒体の貸出を要求するために操作される操
    作手段が設けられており、 上記遊技媒体貸出装置は、当該遊技媒体貸出装置に対応
    づけられている遊技機に向けて、所定数の遊技媒体の貸
    出しを指示するための貸出指示信号を出力する信号出力
    手段と、所定数の遊技媒体を貸し出し、その貸し出した
    遊技媒体を機外に放出する遊技媒体放出手段とをさらに
    含み、 上記予め定められた複数の動作態様は、上記操作手段の
    操作に応答して上記信号出力手段に貸出指示信号を出力
    させる第1の動作態様と、上記操作手段の操作に応答し
    て上記遊技媒体放出手段に所定数の遊技媒体を放出させ
    る第2の動作態様とを含むことを特徴とする請求項5記
    載の遊技媒体貸出装置。
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