JP2001029637A - 遊技機の通知装置及び遊技機の通知システム - Google Patents

遊技機の通知装置及び遊技機の通知システム

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JP2001029637A
JP2001029637A JP11209773A JP20977399A JP2001029637A JP 2001029637 A JP2001029637 A JP 2001029637A JP 11209773 A JP11209773 A JP 11209773A JP 20977399 A JP20977399 A JP 20977399A JP 2001029637 A JP2001029637 A JP 2001029637A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の遊技機で通知すべき事象が一斉に発生
した場合であっても、従業員または遊技者が、通知され
ている事象を正確に把握することができ、しかも緊急事
態の発見の遅れを防止することができる遊技機の通知装
置を提供する。 【解決手段】 通知装置L1〜Lnは、呼出ボタン22の
押下を検出したとき、所定の遊技状態が遊技機10で発
生したとき、または、遊技機10に対する不正行為が発
生したときは、入出力回路52からのランプ同期信号の
入力を待って、第1ないし第3の点滅パターンのうちそ
の所定事象に応じた点滅パターンでランプ12,14の
点滅を開始するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場の従業員ま
たは遊技者に対して何らかの事象が発生したことを通知
する装置およびシステムに係り、特に、多数の遊技機で
通知すべき事象が一斉に発生した場合であっても、従業
員または遊技者が、通知されている事象を正確に把握す
ることができ、しかも緊急事態の発見の遅れを防止する
ことができる遊技機の通知装置および遊技機の通知シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコホ一ルでは、遊技場の従
業員を呼び出す必要がある何らかの事象が発生した場合
に遊技者が従業員を呼び出すため、各遊技機ごとに1台
の呼出ランプが設けられている。また、呼出ランプは、
各遊技機で特賞状態等が発生したときにその旨を他の遊
技者または従業員に通知するため、特殊な点滅パターン
でランプを点滅させて華やかな演出を行っている。さら
に、近年では、遊技者にその遊技機の遊技状況を通知す
るための情報を呼出ランプで行うことにより、遊技者に
対するサービスの向上を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の呼出ランプは、
通知すべき事象の種類(例えば、従業員の呼出、不正行
為の発生、特賞状態の発生)を、従業員または遊技者が
一目で把握できるようにするため、通知すべき事象ごと
に異なる点滅パターンでランプを点滅させるようになっ
ている。
【0004】しかしながら、従来の呼出ランプは、遊技
者による呼出ボタンの押下や、遊技機で特賞状態等の発
生が検出された時点を基準として呼出ランプの点滅をそ
れぞれ独立に制御するようになっているため、複数の遊
技機が配置された遊技島等において多数の遊技機で通知
すべき事象が一斉に発生した場合には、それら遊技機に
対応する呼出ランプがそれぞれ個々のタイミングで点滅
することとなり、従業員または遊技者が各呼出ランプに
より通知されている事象を正確に把握することが困難で
あった。特に、緊急を要する事態が発生した場合には、
従業員はそれに即座に対応しなければならないが、その
ように多数の呼出ランプが点滅している状況下では大変
難しく、緊急事態の発見を遅らせることにもつながる。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、多数の遊技機で通知すべき事象が一斉に発生した場
合であっても、従業員または遊技者が、通知されている
事象を正確に把握することができ、しかも緊急事態の発
見の遅れを防止することができる遊技機の通知装置およ
び遊技機の通知システムを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の遊技機の通知装置は、
遊技機の周辺に配置され、所定事象の発生を契機として
異なる複数の点滅パターンのうち当該所定事象に応じた
点滅パターンでランプを点滅させることにより前記所定
事象の発生を通知する装置であって、同期信号を入力す
る信号入力手段と、所定事象の発生を契機として当該所
定事象に応じた点滅パターンで前記ランプを点滅させる
制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記信号入力手
段からの同期信号に基づいて前記ランプの点滅タイミン
グを決定するようになっている。
【0007】このような構成であれば、所定事象が発生
したときは、制御手段により、これを契機としてその所
定事象に応じた点滅パターンでランプが点滅させられる
が、外部から同期信号が信号入力手段に与えられたとき
は、制御手段により、信号入力手段からの同期信号に基
づいてランプの点滅タイミングが決定される。したがっ
て、請求項1記載の遊技機の通知装置を複数の遊技機に
それぞれ配置し、各通知装置に対して同期信号を与えれ
ば、同一の所定事象が発生した通知装置同士は、その所
定事象に応じた点滅パターンでランプが同期して点滅す
ることとなる。
【0008】ここで、同期信号を与えるには、例えば、
同期信号を発生させる同期信号発生器を別途用意し、同
期信号発生器からの同期信号を通知装置に与えることに
より実現することができる。また、点滅タイミングを決
定することには、例えば、所定事象が発生したときは、
同期信号の入力を待ってランプを点滅させる場合、所定
事象が発生したときは、まずランプを点滅させ、その後
同期信号を入力した時にこれを基準としてランプの点滅
タイミングを調整する場合、または、所定事象が発生し
たときは、その発生の前に入力した同期信号を基準とし
てランプの点滅タイミングを調整する場合を挙げること
ができる。以下、請求項4記載の遊技機の通知装置にお
いて同じである。
【0009】また、所定事象の発生としては、例えば、
遊技者が従業員を呼び出す要求が発生(呼出ボタン等を
押下)したこと、特賞状態や確率変動状態等の所定の遊
技状態が遊技機で発生したこと、または、遊技機に対す
る不正行為が発生したことを挙げることができる。以
下、請求項4記載の遊技機の通知装置において同じであ
る。
【0010】さらに、本発明に係る請求項2記載の遊技
機の通知装置は、請求項1記載の遊技機の通知装置にお
いて、前記制御手段は、前記所定事象が発生したとき
は、前記信号入力手段からの同期信号の入力タイミング
で前記点滅パターンを開始するようになっている。この
ような構成であれば、所定事象が発生したときは、制御
手段により、信号入力手段からの同期信号の入力タイミ
ングで点滅パターンが開始される。すなわち、同期信号
の入力タイミングと点滅パターンによる点滅の開始タイ
ミングが一致してランプが点滅する。
【0011】さらに、本発明に係る請求項3記載の遊技
機の通知装置は、請求項1記載の遊技機の通知装置にお
いて、時間の経過を計るための計時手段を備え、前記制
御手段は、前記信号入力手段からの同期信号の入力タイ
ミングで前記計時手段の値を所定値に設定し、前記所定
事象が発生したときは、前記計時手段の値を基準として
前記点滅パターンを開始するようになっている。
【0012】このような構成であれば、制御手段によ
り、信号入力手段からの同期信号の入力タイミングで計
時手段の値が所定値に設定され、所定事象が発生したと
きは、計時手段の値を基準として点滅パターンが開始さ
れる。ここで、計時手段は、時間の経過を計るためのも
のであればよく、これには、例えば、あらかじめ指定し
た時間が経過した時にその旨を示す信号を出力するタイ
マや、任意の時刻が設定可能でその設定時刻から経過し
た時刻を計るタイマクロックを採用することができる。
以下、請求項6記載の遊技機の通知装置において同じで
ある。
【0013】また、所定値に設定するとは、例えば、タ
イマを採用した場合にはタイマに対してリセットをかけ
ること、タイマクロックを採用した場合にはタイマクロ
ックの時刻を所定時刻に設定することを挙げることがで
きる。以下、請求項6記載の遊技機の通知装置において
同じである。さらに、本発明に係る請求項4記載の遊技
機の通知装置は、遊技機の周辺に配置され、所定事象の
発生を契機として異なる複数の点滅パターンのうち当該
所定事象に応じた点滅パターンでランプを点滅させるこ
とにより前記所定事象の発生を通知する装置であって、
請求項1ないし3のいずれかに記載の通知装置の信号入
力手段に対して同期信号を出力する信号出力手段と、所
定事象の発生を契機として当該所定事象に応じた点滅パ
ターンで前記ランプを点滅させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記信号出力手段の同期信号の出力に
基づいて前記ランプの点滅タイミングを決定するように
なっている。
【0014】このような構成であれば、所定事象が発生
したときは、制御手段により、これを契機としてその所
定事象に応じた点滅パターンでランプが点滅させられる
が、信号出力手段から同期信号が出力されたときは、制
御手段により、信号出力手段からの同期信号の出力に基
づいてランプの点滅タイミングが決定される。したがっ
て、請求項4記載の遊技機の通知装置(第1の通知装
置)を一つ備え、請求項1ないし3のいずれかに記載の
通知装置(第2の通知装置)および第1の通知装置を複
数の遊技機にそれぞれ配置し、第2の通知装置に対して
第1の通知装置からの同期信号を与えれば、同一の所定
事象が発生した通知装置同士は、その所定事象に応じた
点滅パターンでランプが同期して点滅することとなる。
【0015】さらに、本発明に係る請求項5記載の遊技
機の通知装置は、請求項4記載の遊技機の通知装置にお
いて、前記制御手段は、前記所定事象が発生したとき
は、前記信号出力手段の同期信号の出力タイミングで前
記点滅パターンを開始するようになっている。このよう
な構成であれば、所定事象が発生したときは、制御手段
により、信号出力手段の同期信号の出力タイミングで点
滅パターンが開始される。すなわち、同期信号の出力タ
イミングと点滅パターンによる点滅の開始タイミングが
一致してランプが点滅する。
【0016】さらに、本発明に係る請求項6記載の遊技
機の通知装置は、請求項4記載の遊技機の通知装置にお
いて、時間の経過を計るための計時手段を備え、前記制
御手段は、前記信号出力手段の同期信号の出力タイミン
グで前記計時手段の値を所定値に設定し、前記所定事象
が発生したときは、前記計時手段の値を基準として前記
点滅パターンを開始するようになっている。
【0017】このような構成であれば、制御手段によ
り、信号出力手段の同期信号の出力タイミングで計時手
段の値が所定値に設定され、所定事象が発生したとき
は、計時手段の値を基準として点滅パターンが開始され
る。一方、本発明に係る請求項7記載の遊技機の通知シ
ステムは、所定事象の発生を契機として異なる複数の点
滅パターンのうち当該所定事象に応じた点滅パターンで
ランプを点滅させることにより前記所定事象の発生を通
知する通知装置を、複数の遊技機にそれぞれ配置したシ
ステムであって、同一の点滅パターンで複数の通知装置
のランプを点滅させる場合に、これら通知装置の点滅パ
ターンを同期させるようになっている。
【0018】このような構成であれば、同一の点滅パタ
ーンで複数の通知装置のランプを点滅させる場合に、こ
れら通知装置の点滅パターンが同期する。すなわち、同
一の所定事象が発生した通知装置同士は、その所定事象
に応じた点滅パターンでランプが同期して点滅すること
となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しながら説明する。図1ないし図3は、本
発明に係る遊技機の通知装置および遊技機の通知システ
ムの第1の実施の形態を示す図である。この第1の実施
の形態は、本発明に係る遊技機の通知装置および遊技機
の通知システムを、遊技場の従業員または遊技者に対し
て何らかの事象が発生(例えば、従業員の呼出、不正行
為の発生、特賞状態の発生)したことを通知する場合に
ついて適用したものである。
【0020】まず、本発明に係る遊技機の通知装置およ
び遊技機の通知システムの構成を図1および図2を参照
しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に係る遊
技機の通知装置の構成および取付構造を示す図であり、
図2は、第1の実施の形態に係る遊技機の通知システム
の構成を示すブロック図である。遊技島は、パチンコ機
からなる遊技機および遊技媒体供給機を一組としてそれ
らが背中合わせの状態で平行2列に配列されてなり、各
列には、遊技機と遊技媒体供給機とが交互に並ぶよう複
数(例えば、n個)配置されている。また、遊技機の上
部周辺には、それら遊技機にそれぞれ対応して本発明に
係る通知装置L1〜Lnが配置されている。
【0021】通知装置L1は、図1に示すように、遊技
機10の上部周辺でかつ遊技機10で遊技する遊技者か
ら見える位置に配置されている。なお、各通知装置L1
〜Lnは、いずれも同一構成および遊技機10に対して
同一位置に配置されているので、ここでは、通知装置L
1についてのみ説明をする。通知装置L1には、中央部に
液晶表示装置20が設けられている。液晶表示装置20
の右側には、2つのランプ12a,12bがそれぞれ上
下に設けられ、液晶表示装置20の左側には、2つのラ
ンプ14a,14bがそれぞれ上下に設けられている。
この4つのランプ12a,12b,14a,14bは、
所定の点滅パターンで点滅することにより従業員または
遊技者に対して何らかの事象が発生したことを通知する
ために用いられる。さらに、液晶表示装置20の下部に
は、従業員を呼び出すための呼出ボタン22と、遊技機
10の番号が記載された台番プレート28と、が設けら
れている。
【0022】また、通知装置L1は、図2に示すよう
に、所定事象の発生を契機としてその所定事象に応じた
点滅パターンでランプ12,14を点滅させる制御回路
50と、ランプ同期信号を入力しかつランプ12,14
に対して点滅信号を出力する入出力回路52と、を有し
て構成されている。入出力回路52には、パルス信号か
らなるランプ同期信号を所定時間(例えば、1秒)間隔
で発生させるランプ同期信号発生器60が信号線58を
介して接続されるとともに、両隣の通知装置がランニン
グ配線59を介して接続されている。すなわち、各通知
装置L1〜Lnは、ランニング配線59によりその順で直
列に接続されている。
【0023】制御回路50は、呼出ボタン22の押下を
検出したとき、特賞状態や確率変動状態等の所定の遊技
状態が遊技機10で発生したとき、または、遊技機10
に対する不正行為が発生したときは、入出力回路52か
らのランプ同期信号の入力を待って、異なる複数の点滅
パターンのうちその所定事象に応じた点滅パターンでラ
ンプ12,14の点滅を開始するようになっている。
【0024】具体的には、第1の点滅パターン、第2の
点滅パターンおよび第3の点滅パターンの3つの点滅パ
ターンを有し、これら点滅パターンは、いずれもランプ
同期信号の発生間隔(1秒)と同一に構成されている。
つまり、ランプ12a,12b,14a,14bを所定
時間(例えば、0.25秒)点灯しその後所定時間(例
えば、0.25秒)消灯するのを2回繰り返す第1の点
滅パターンと、所定時間(例えば、0.5秒)ランプ1
2a,14aを点灯するとともにランプ12b,14b
を消灯しその後所定時間(例えば、0.5秒)ランプ1
2b,14bを点灯するとともにランプ12a,14a
を消灯する第2の点滅パターン(上下の点滅パターン)
と、所定時間(例えば、0.5秒)ランプ12a,12
bを点灯するとともにランプ14a,14bを消灯しそ
の後所定時間(例えば、0.5秒)ランプ14a,14
bを点灯するとともにランプ12a,12bを消灯する
第3の点滅パターン(左右の点滅パターン)と、を有し
ている。
【0025】そして、呼出ボタン22の押下を検出した
ときは、第1の点滅パターンでランプ12,14を点滅
させるが、この第1の点滅パターンによる点滅を、入出
力回路52からのランプ同期信号の入力を待って一点滅
パターンごとに開始するようになっている。ランプ同期
信号の発生間隔と第1の点滅パターンの点滅間隔とが一
致しているので、呼出ボタン22の押下を検出したとき
は、第1の点滅パターンによる点滅を連続的に繰り返す
ようになる。
【0026】また、所定の遊技状態が遊技機10で発生
したときは、第2の点滅パターンでランプ12,14を
点滅させるが、この第2の点滅パターンによる点滅を、
入出力回路52からのランプ同期信号の入力を待って一
点滅パターンごとに開始するようになっている。ランプ
同期信号の発生間隔と第2の点滅パターンの点滅間隔と
が一致しているので、所定の遊技状態が遊技機10で発
生したときは、第2の点滅パターンによる点滅を連続的
に繰り返すようになる。
【0027】また、遊技機10に対する不正行為が発生
したときは、第3の点滅パターンでランプ12,14を
点滅させるが、この第3の点滅パターンによる点滅を、
入出力回路52からのランプ同期信号の入力を待って一
点滅パターンごとに開始するようになっている。ランプ
同期信号の発生間隔と第3の点滅パターンの点滅間隔と
が一致しているので、遊技機10に対する不正行為が発
生したときは、第3の点滅パターンによる点滅を連続的
に繰り返すようになる。
【0028】なお、遊技機10は、図1に示すように、
本体の前面枠内に遊技盤30が配置され、遊技盤30の
中央上部には、図および数字の少なくとも一方の複数の
図柄から複数の図柄の組合せを表示しながら選択する図
柄表示装置(液晶表示装置で構成されている)38が配
置されている。図柄表示装置38の下方には、始動口1
3が配置され、さらにその下方には、比較的開放面積が
大きい大入賞口15が配置されている。遊技機10は、
始動口13に遊技球が投入された場合に、図柄表示装置
38に上記選択を開始させ、選択された組合せがあらか
じめ定められた組合せである場合に、特賞状態または確
率変動状態が発生したとして大入賞口15を開放させ
る。特賞状態または確率変動状態が発生したときは、そ
の旨を示す信号を対応する通知装置に出力する。
【0029】次に、上記第1の実施の形態の動作を図3
を参照しながら説明する。図3は、通知装置L1〜Ln
の点滅パターンの同期を説明するためのタイムチャート
である。まず、ランプ同期信号発生器60では、図3
(a)に示すように、パルス信号からなるランプ同期信
号が所定時間間隔で発生し、このランプ同期信号が信号
線58を介して各通知装置L1〜Lnの入出力回路52に
出力される。
【0030】こうした状態で、例えば、遊技島における
複数の遊技機10において、それぞれの遊技者が従業員
を呼び出す要求が発生し呼出ボタン22を一斉に押下し
たとすると、それらの遊技機10に対応する通知装置で
は、制御回路50により、呼出ボタン22の押下が検出
され、図3(a),(b)に示すように、入出力回路5
2からのランプ同期信号の入力を待って一点滅パターン
ごとの点滅が開始され、第1の点滅パターンでランプ1
2,14が点滅する。
【0031】したがって、呼出ボタン22が押下された
通知装置同士は、第1の点滅パターンでランプ12,1
4が同期して点滅することとなる。このとき、ランプ同
期信号の発生間隔と第1の点滅パターンの点滅間隔とが
一致しているので、第1の点滅パターンによる点滅が連
続的に繰り返される。次に、例えば、遊技島における複
数の遊技機10において、所定の遊技状態が一斉に発生
したとすると、それらの遊技機10に対応する通知装置
では、制御回路50により、所定の遊技状態の発生が検
出され、図3(a),(c)に示すように、入出力回路
52からのランプ同期信号の入力を待って一点滅パター
ンごとの点滅が開始され、第2の点滅パターンでランプ
12,14が点滅する。
【0032】したがって、所定の遊技状態が発生した通
知装置同士は、第2の点滅パターンでランプ12,14
が同期して点滅することとなる。このとき、ランプ同期
信号の発生間隔と第2の点滅パターンの点滅間隔とが一
致しているので、第2の点滅パターンによる点滅が連続
的に繰り返される。次に、例えば、遊技島における複数
の遊技機10において、遊技機10に対する不正行為が
一斉に発生したとすると、それらの遊技機10に対応す
る通知装置では、制御回路50により、遊技機10に対
する不正行為の発生が検出され、図3(a),(d)に
示すように、入出力回路52からのランプ同期信号の入
力を待って一点滅パターンごとの点滅が開始され、第3
の点滅パターンでランプ12,14が点滅する。
【0033】したがって、遊技機10に対する不正行為
が発生した通知装置同士は、第3の点滅パターンでラン
プ12,14が同期して点滅することとなる。このと
き、ランプ同期信号の発生間隔と第3の点滅パターンの
点滅間隔とが一致しているので、第3の点滅パターンに
よる点滅が連続的に繰り返される。このようにして、本
実施の形態では、通知装置L1〜Lnは、呼出ボタン22
の押下を検出したとき、所定の遊技状態が遊技機10で
発生したとき、または、遊技機10に対する不正行為が
発生したときは、入出力回路52からのランプ同期信号
の入力を待って、第1ないし第3の点滅パターンのうち
その所定事象に応じた点滅パターンでランプ12,14
の点滅を開始するようにした。
【0034】これにより、同一の所定事象が発生した通
知装置同士は、その所定事象に応じた点滅パターンでラ
ンプ12,14が同期して点滅することとなるので、多
数の遊技機10で通知すべき事象が一斉に発生した場合
であっても、従業員または遊技者が、通知されている事
象をある程度把握することができ、しかも緊急事態の発
見が遅れる可能性を低減することができる。
【0035】次に、本発明の第2の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図4は、本発明に係る遊技機の
通知装置および遊技機の通知システムの第2の実施の形
態を示す図である。なお、以下、上記第1の実施の形態
と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省
略する。この第2の実施の形態は、本発明に係る遊技機
の通知装置および遊技機の通知システムを、遊技場の従
業員または遊技者に対して何らかの事象が発生(例え
ば、従業員の呼出、不正行為の発生、特賞状態の発生)
したことを通知する場合について適用したものであっ
て、上記第1の実施の形態と異なるのは、点滅タイミン
グを決定する構成が異なる点にある。
【0036】通知装置L1は、制御回路50、入出力回
路52およびランプ12,14のほかに、任意の時刻が
設定可能でその設定時刻から経過した時刻を計るタイマ
クロックを有して構成されている。なお、各通知装置L
1〜Lnは、いずれも同一機能を有して構成されている。
ランプ同期信号発生器60は、パルス信号からなるラン
プ同期信号を所定時間(例えば、1時間)間隔で発生さ
せ、このランプ同期信号を信号線58を介して各通知装
置L1〜Lnに出力するようになっている。
【0037】制御回路50は、入出力回路52からのラ
ンプ同期信号を入力したときは、その入力タイミングで
タイマクロックの時刻を初期値(例えば、「00:0
0′00″00」)に設定するとともに、呼出ボタン2
2の押下を検出したとき、所定の遊技状態が遊技機10
で発生したとき、または、遊技機10に対する不正行為
が発生したときは、タイマクロックの時刻が所定値(タ
イマクロックの時刻が当該所定値となる間隔と各点滅パ
ターンの点滅間隔とが同一となるように、例えば、「″
00」)となるのを待って、第1ないし第3の点滅パタ
ーンのうちその所定事象に応じた点滅パターンでランプ
12,14の点滅を開始するようになっている。
【0038】次に、上記第2の実施の形態の動作を図4
を参照しながら説明する。図4は、通知装置L1〜Ln
の点滅パターンの同期を説明するためのタイムチャート
である。まず、ランプ同期信号発生器60では、図4
(a)に示すように、パルス信号からなるランプ同期信
号が所定時間間隔で発生し、このランプ同期信号が信号
線58を介して各通知装置L1〜Lnの入出力回路52に
出力される。各通知装置L 1〜Lnでは、入出力回路52
からランプ同期信号が入力されると、制御回路50によ
り、図4(b)に示すように、その入力タイミングでタ
イマクロックの時刻が「00:00′00″00」に設
定される。
【0039】こうした状態で、例えば、遊技島における
複数の遊技機10において、それぞれの遊技者が従業員
を呼び出す要求が発生し呼出ボタン22を一斉に押下し
たとすると、それらの遊技機10に対応する通知装置で
は、制御回路50により、呼出ボタン22の押下が検出
され、図4(b),(c)に示すように、タイマクロッ
クの時刻が「″00」となるのを待って一点滅パターン
ごとの点滅が開始され、第1の点滅パターンでランプ1
2,14が点滅する。
【0040】したがって、呼出ボタン22が押下された
通知装置同士は、ランプ同期信号によりタイマクロック
の時刻が統一されるので、第1の点滅パターンでランプ
12,14が見かけ上同期して点滅することとなる。こ
のとき、タイマクロックの時刻が所定値となる間隔と第
1の点滅パターンの点滅間隔とが一致しているので、第
1の点滅パターンによる点滅が連続的に繰り返される。
【0041】次に、例えば、遊技島における複数の遊技
機10において、所定の遊技状態が一斉に発生したとす
ると、それらの遊技機10に対応する通知装置では、制
御回路50により、所定の遊技状態の発生が検出され、
図4(b),(d)に示すように、タイマクロックの時
刻が「″00」となるのを待って一点滅パターンごとの
点滅が開始され、第2の点滅パターンでランプ12,1
4が点滅する。
【0042】したがって、所定の遊技状態が発生した通
知装置同士は、ランプ同期信号によりタイマクロックの
時刻が統一されるので、第2の点滅パターンでランプ1
2,14が見かけ上同期して点滅することとなる。この
とき、タイマクロックの時刻が所定値となる間隔と第2
の点滅パターンの点滅間隔とが一致しているので、第2
の点滅パターンによる点滅が連続的に繰り返される。
【0043】次に、例えば、遊技島における複数の遊技
機10において、遊技機10に対する不正行為が一斉に
発生したとすると、それらの遊技機10に対応する通知
装置では、制御回路50により、遊技機10に対する不
正行為の発生が検出され、図4(b),(e)に示すよ
うに、タイマクロックの時刻が「″00」となるのを待
って一点滅パターンごとの点滅が開始され、第3の点滅
パターンでランプ12,14が点滅する。
【0044】したがって、遊技機10に対する不正行為
が発生した通知装置同士は、ランプ同期信号によりタイ
マクロックの時刻が統一されるので、第3の点滅パター
ンでランプ12,14が見かけ上同期して点滅すること
となる。このとき、タイマクロックの時刻が所定値とな
る間隔と第3の点滅パターンの点滅間隔とが一致してい
るので、第3の点滅パターンによる点滅が連続的に繰り
返される。
【0045】このようにして、本実施の形態では、通知
装置L1〜Lnは、入出力回路52からのランプ同期信号
を入力したときは、その入力タイミングでタイマクロッ
クの時刻を初期値に設定するとともに、呼出ボタン22
の押下を検出したとき、所定の遊技状態が遊技機10で
発生したとき、または、遊技機10に対する不正行為が
発生したときは、タイマクロックの時刻が所定値となる
のを待って、第1ないし第3の点滅パターンのうちその
所定事象に応じた点滅パターンでランプ12,14の点
滅を開始するようにした。
【0046】これにより、同一の所定事象が発生した通
知装置同士は、その所定事象に応じた点滅パターンでラ
ンプ12,14が見かけ上同期して点滅することとなる
ので、多数の遊技機10で通知すべき事象が一斉に発生
した場合であっても、従業員または遊技者が、通知され
ている事象をある程度把握することができ、しかも緊急
事態の発見が遅れる可能性を低減することができる。
【0047】次に、本発明の第3の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図5は、本発明に係る遊技機の
通知装置および遊技機の通知システムの第3の実施の形
態を示す図である。なお、以下、上記第1の実施の形態
と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省
略する。この第3の実施の形態は、本発明に係る遊技機
の通知装置および遊技機の通知システムを、遊技場の従
業員または遊技者に対して何らかの事象が発生(例え
ば、従業員の呼出、不正行為の発生、特賞状態の発生)
したことを通知する場合について適用したものであっ
て、上記第1の実施の形態と異なるのは、ランプ同期信
号を発生させる構成が異なる点にある。
【0048】通知装置L1〜Lnのうち通知装置L2〜Ln
は、上記第1の実施の形態と同一の機能を有して構成さ
れているが、通知装置L1については、図5に示すよう
に、その制御回路50は、パルス信号からなるランプ同
期信号を所定時間(例えば、1秒)間隔で発生させ、こ
のランプ同期信号を信号線58を介して各通知装置L 2
〜Lnに出力するとともに、呼出ボタン22の押下を検
出したとき、所定の遊技状態が遊技機10で発生したと
き、または、遊技機10に対する不正行為が発生したと
きは、ランプ同期信号の出力を待って、第1ないし第3
の点滅パターンのうちその所定事象に応じた点滅パター
ンでランプ12,14の点滅を開始するようになってい
る。
【0049】次に、上記第3の実施の形態の動作を図3
を参照しながら説明する。まず、通知装置L1では、図
3(a)に示すように、パルス信号からなるランプ同期
信号が所定時間間隔で発生し、このランプ同期信号が信
号線58を介して各通知装置L2〜Lnの入出力回路52
に出力される。こうした状態で、例えば、遊技島におけ
る複数の遊技機10において、それぞれの遊技者が従業
員を呼び出す要求が発生し呼出ボタン22を一斉に押下
したとすると、それらの遊技機10に対応する通知装置
では、制御回路50により、呼出ボタン22の押下が検
出され、図3(a),(b)に示すように、入出力回路
52からのランプ同期信号の入力を待って一点滅パター
ンごとの点滅が開始され、第1の点滅パターンでランプ
12,14が点滅する。ただし、通知装置L1では、ラ
ンプ同期信号の出力を待って一点滅パターンごとの点滅
が開始され、第1の点滅パターンでランプ12,14が
点滅する。
【0050】したがって、呼出ボタン22が押下された
通知装置同士は、第1の点滅パターンでランプ12,1
4が同期して点滅することとなる。このとき、ランプ同
期信号の発生間隔と第1の点滅パターンの点滅間隔とが
一致しているので、第1の点滅パターンによる点滅が連
続的に繰り返される。次に、例えば、遊技島における複
数の遊技機10において、所定の遊技状態が一斉に発生
したとすると、それらの遊技機10に対応する通知装置
では、制御回路50により、所定の遊技状態の発生が検
出され、図3(a),(c)に示すように、入出力回路
52からのランプ同期信号の入力を待って一点滅パター
ンごとの点滅が開始され、第2の点滅パターンでランプ
12,14が点滅する。ただし、通知装置L1では、ラ
ンプ同期信号の出力を待って一点滅パターンごとの点滅
が開始され、第2の点滅パターンでランプ12,14が
点滅する。
【0051】したがって、所定の遊技状態が発生した通
知装置同士は、第2の点滅パターンでランプ12,14
が同期して点滅することとなる。このとき、ランプ同期
信号の発生間隔と第2の点滅パターンの点滅間隔とが一
致しているので、第2の点滅パターンによる点滅が連続
的に繰り返される。次に、例えば、遊技島における複数
の遊技機10において、遊技機10に対する不正行為が
一斉に発生したとすると、それらの遊技機10に対応す
る通知装置では、制御回路50により、遊技機10に対
する不正行為の発生が検出され、図3(a),(d)に
示すように、入出力回路52からのランプ同期信号の入
力を待って一点滅パターンごとの点滅が開始され、第3
の点滅パターンでランプ12,14が点滅する。ただ
し、通知装置L1では、ランプ同期信号の出力を待って
一点滅パターンごとの点滅が開始され、第3の点滅パタ
ーンでランプ12,14が点滅する。
【0052】したがって、遊技機10に対する不正行為
が発生した通知装置同士は、第3の点滅パターンでラン
プ12,14が同期して点滅することとなる。このと
き、ランプ同期信号の発生間隔と第3の点滅パターンの
点滅間隔とが一致しているので、第3の点滅パターンに
よる点滅が連続的に繰り返される。このようにして、本
実施の形態では、通知装置L1は、パルス信号からなる
ランプ同期信号を所定時間間隔で発生させ、このランプ
同期信号を信号線58を介して各通知装置L2〜Lnに出
力するとともに、呼出ボタン22の押下を検出したと
き、所定の遊技状態が遊技機10で発生したとき、また
は、遊技機10に対する不正行為が発生したときは、ラ
ンプ同期信号の出力を待って、第1ないし第3の点滅パ
ターンのうちその所定事象に応じた点滅パターンでラン
プ12,14の点滅を開始するようにした。
【0053】これにより、同一の所定事象が発生した通
知装置同士は、その所定事象に応じた点滅パターンでラ
ンプ12,14が同期して点滅することとなるので、多
数の遊技機10で通知すべき事象が一斉に発生した場合
であっても、従業員または遊技者が、通知されている事
象をある程度把握することができ、しかも緊急事態の発
見が遅れる可能性を低減することができる。
【0054】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。なお、以下、上記第3の実施の形態と同一の部分に
ついては、同一の符号を付して説明を省略する。この第
4の実施の形態は、本発明に係る遊技機の通知装置およ
び遊技機の通知システムを、遊技場の従業員または遊技
者に対して何らかの事象が発生(例えば、従業員の呼
出、不正行為の発生、特賞状態の発生)したことを通知
する場合について適用したものであって、上記第3の実
施の形態と異なるのは、点滅タイミングを決定する構成
が異なる点にある。
【0055】通知装置L1は、制御回路50、入出力回
路52およびランプ12,14のほかに、任意の時刻が
設定可能でその設定時刻から経過した時刻を計るタイマ
クロックを有して構成されている。なお、各通知装置L
1〜Lnは、制御回路50を除いてはいずれも同一機能を
有して構成されている。通知装置L1の制御回路50
は、パルス信号からなるランプ同期信号を所定時間(例
えば、1時間)間隔で発生させ、このランプ同期信号を
信号線58を介して各通知装置L2〜Lnに出力するとと
もに、その出力タイミングでタイマクロックの時刻を初
期値(例えば、「00:00′00″00」)に設定す
るようになっている。また、呼出ボタン22の押下を検
出したとき、所定の遊技状態が遊技機10で発生したと
き、または、遊技機10に対する不正行為が発生したと
きは、タイマクロックの時刻が所定値(タイマクロック
の時刻が当該所定値となる間隔と各点滅パターンの点滅
間隔とが同一となるように、例えば、「″00」)とな
るのを待って、第1ないし第3の点滅パターンのうちそ
の所定事象に応じた点滅パターンでランプ12,14の
点滅を開始するようになっている。
【0056】通知装置L2〜通知装置Lnの制御回路50
は、入出力回路52からのランプ同期信号を入力したと
きは、その入力タイミングでタイマクロックの時刻を上
記初期値に設定するとともに、呼出ボタン22の押下を
検出したとき、所定の遊技状態が遊技機10で発生した
とき、または、遊技機10に対する不正行為が発生した
ときは、タイマクロックの時刻が上記所定値となるのを
待って、第1ないし第3の点滅パターンのうちその所定
事象に応じた点滅パターンでランプ12,14の点滅を
開始するようになっている。
【0057】次に、上記第4の実施の形態の動作を図4
を参照しながら説明する。まず、通知装置L1では、図
4(a)に示すように、パルス信号からなるランプ同期
信号が所定時間間隔で発生し、このランプ同期信号が信
号線58を介して各通知装置L2〜Lnの入出力回路52
に出力されるとともに、図4(b)に示すように、その
出力タイミングでタイマクロックの時刻が「00:0
0′00″00」に設定される。各通知装置L2〜Ln
は、入出力回路52からランプ同期信号が入力される
と、制御回路50により、図4(b)に示すように、そ
の入力タイミングでタイマクロックの時刻が「00:0
0′00″00」に設定される。
【0058】こうした状態で、例えば、遊技島における
複数の遊技機10において、それぞれの遊技者が従業員
を呼び出す要求が発生し呼出ボタン22を一斉に押下し
たとすると、それらの遊技機10に対応する通知装置で
は、制御回路50により、呼出ボタン22の押下が検出
され、図4(b),(c)に示すように、タイマクロッ
クの時刻が「″00」となるのを待って一点滅パターン
ごとの点滅が開始され、第1の点滅パターンでランプ1
2,14が点滅する。ただし、通知装置L1では、ラン
プ同期信号の出力を待って一点滅パターンごとの点滅が
開始され、第1の点滅パターンでランプ12,14が点
滅する。
【0059】したがって、呼出ボタン22が押下された
通知装置同士は、ランプ同期信号によりタイマクロック
の時刻が統一されるので、第1の点滅パターンでランプ
12,14が見かけ上同期して点滅することとなる。こ
のとき、タイマクロックの時刻が所定値となる間隔と第
1の点滅パターンの点滅間隔とが一致しているので、第
1の点滅パターンによる点滅が連続的に繰り返される。
【0060】次に、例えば、遊技島における複数の遊技
機10において、所定の遊技状態が一斉に発生したとす
ると、それらの遊技機10に対応する通知装置では、制
御回路50により、所定の遊技状態の発生が検出され、
図4(b),(d)に示すように、タイマクロックの時
刻が「″00」となるのを待って一点滅パターンごとの
点滅が開始され、第2の点滅パターンでランプ12,1
4が点滅する。ただし、通知装置L1では、ランプ同期
信号の出力を待って一点滅パターンごとの点滅が開始さ
れ、第2の点滅パターンでランプ12,14が点滅す
る。
【0061】したがって、所定の遊技状態が発生した通
知装置同士は、ランプ同期信号によりタイマクロックの
時刻が統一されるので、第2の点滅パターンでランプ1
2,14が見かけ上同期して点滅することとなる。この
とき、タイマクロックの時刻が所定値となる間隔と第2
の点滅パターンの点滅間隔とが一致しているので、第2
の点滅パターンによる点滅が連続的に繰り返される。
【0062】次に、例えば、遊技島における複数の遊技
機10において、遊技機10に対する不正行為が一斉に
発生したとすると、それらの遊技機10に対応する通知
装置では、制御回路50により、遊技機10に対する不
正行為の発生が検出され、図4(b),(e)に示すよ
うに、タイマクロックの時刻が「″00」となるのを待
って一点滅パターンごとの点滅が開始され、第3の点滅
パターンでランプ12,14が点滅する。ただし、通知
装置L1では、ランプ同期信号の出力を待って一点滅パ
ターンごとの点滅が開始され、第3の点滅パターンでラ
ンプ12,14が点滅する。
【0063】したがって、遊技機10に対する不正行為
が発生した通知装置同士は、ランプ同期信号によりタイ
マクロックの時刻が統一されるので、第3の点滅パター
ンでランプ12,14が見かけ上同期して点滅すること
となる。このとき、タイマクロックの時刻が所定値とな
る間隔と第3の点滅パターンの点滅間隔とが一致してい
るので、第3の点滅パターンによる点滅が連続的に繰り
返される。
【0064】このようにして、本実施の形態では、通知
装置L1は、パルス信号からなるランプ同期信号を所定
時間間隔で発生させ、このランプ同期信号を信号線58
を介して各通知装置L2〜Lnに出力するとともに、その
出力タイミングでタイマクロックの時刻を初期値に設定
し、呼出ボタン22の押下を検出したとき、所定の遊技
状態が遊技機10で発生したとき、または、遊技機10
に対する不正行為が発生したときは、タイマクロックの
時刻が所定値となるのを待って、第1ないし第3の点滅
パターンのうちその所定事象に応じた点滅パターンでラ
ンプ12,14の点滅を開始するようにした。
【0065】これにより、同一の所定事象が発生した通
知装置同士は、その所定事象に応じた点滅パターンでラ
ンプ12,14が見かけ上同期して点滅することとなる
ので、多数の遊技機10で通知すべき事象が一斉に発生
した場合であっても、従業員または遊技者が、通知され
ている事象をある程度把握することができ、しかも緊急
事態の発見が遅れる可能性を低減することができる。
【0066】なお、上記第1ないし第4の実施の形態に
おいては、遊技機10はパチンコ機であり、遊技媒体供
給機は遊技球を金額に応じて所定数払い出す玉貸機であ
るが、これに限らず、遊技機10をスロットマシンと
し、遊技媒体供給機をメダル貸機としてもよい。また、
上記第1ないし第4の実施の形態においては、所定事象
の発生として、呼出ボタン22の押下を検出したこと、
特賞状態や確率変動状態等の所定の遊技状態が遊技機で
発生したこと、または、遊技機に対する不正行為が発生
したことを例にとって説明したが、これに限らず、その
他に、従業員または遊技者に対して何らかの事象が発生
したことを通知する必要があるときは、そうした事象の
発生を通知するように構成してもよい。
【0067】また、上記第1ないし第4の実施の形態に
おいては、ランプ同期信号をパルス信号として出力する
ように構成したが、これに限らず、データとして送受信
するように構成してもよく、また、何らかのデータ送受
信の際に同期情報を追加してこの同期情報によってタイ
ミングをはかるように構成してもよい。また、上記第1
ないし第4の実施の形態においては、各通知装置を信号
線58で接続するように構成したが、この信号線58に
ついては、同期用の信号線を新たに設けるものでも、従
来からあるネットワークの配線を使用しても、ランニン
グ用の配線を使用してもよい。
【0068】また、上記第1ないし第4の実施の形態に
おいては、同期信号の出力タイミングは、ホールコンピ
ュータや景品端末(POS)が開店する前に行う開店処
理時に同期情報を付加してその情報を各通知装置に送信
して行うものであってもよい。上記実施の形態におい
て、制御回路50は、請求項1ないし6記載の制御手段
に対応し、入出力回路52は、請求項1ないし3記載の
信号入力手段および請求項4ないし6記載の信号出力手
段に対応し、タイマークロックは、請求項3または6記
載の計時手段に対応している。
【0069】さて、以上の実施の形態では、本発明に係
る遊技機の通知装置および遊技機の通知システムについ
て説明したが、これとは別に、以下、遊技島における複
数の遊技機に呼出ランプをそれぞれ配置する場合に、簡
易な構成により呼出ランプ相互間でデータの入出力を行
う実施の形態を図面を参照しながら説明する。通知装置
1〜Lnは、呼出機能のほかに、各遊技機10で発生し
た特賞状態の発生回数を集計し、遊技者からの要求に応
じてその集計結果を液晶表示装置20に表示する機能を
備えたものであって、図2および図5に示すように、ラ
ンプ12,14の点滅制御および液晶表示装置20の表
示制御を行う制御回路50と、他の通知装置に対してデ
ータの入出力を媒介する入出力回路52と、を有して構
成されている。そして、各通知装置L1〜Lnは、ランニ
ング配線59によりその順で直列に接続されている。
【0070】通知装置L1の制御回路50は、対応する
遊技機10で特賞状態が発生したときは、その遊技機1
0の特賞状態発生回数を“1”加算するとともに、デー
タ“1”を含むランニング信号をランニング配線59を
介して後段の通知装置L2に出力するようになってお
り、ランニング配線59を介してランニング信号を後段
の通知装置L2から入力したときは、ランニング信号に
含まれるデータの値に応じた遊技機10の特賞状態発生
回数を“1”加算するようになっている。
【0071】ランニング信号に含まれるデータは、特賞
状態が発生した遊技機10を特定するために用いられ
る。例えば、入力したランニング信号に含まれるデータ
の値が“1”である場合は、1つ後段の遊技機10(通
知装置L2に対応するもの)で特賞状態が発生したと判
定し、その遊技機10の特賞状態発生回数を“1”加算
し、また例えば、入力したランニング信号に含まれるデ
ータの値が“4”である場合は、4つ後段の遊技機10
(通知装置L5に対応するもの)で所定の遊技状態が発
生したと判定し、その遊技機10の特賞状態発生回数を
“1”加算する。これらの特賞状態発生回数は、遊技者
からの要求に応じて液晶表示装置20に表示される。な
お、ランニング信号に含まれるデータに同期情報を付加
してもよい。
【0072】通知装置L2の制御回路50は、対応する
遊技機10で特賞状態が発生したときは、その遊技機1
0の特賞状態発生回数を“1”加算するとともに、デー
タ“1”を含むランニング信号をランニング配線59を
介して前段の通知装置L1および後段の通知装置L3に出
力するようになっている。また、ランニング配線59を
介してランニング信号を後段の通知装置L3から入力し
たときは、ランニング信号に含まれるデータの値に応じ
た遊技機10の特賞状態発生回数を“1”加算するとと
もに、そのランニング信号に含まれるデータの値を
“1”加算して前段の通知装置L1に出力し、ランニン
グ配線59を介してランニング信号を前段の通知装置L
1から入力したときは、ランニング信号に含まれるデー
タの値に応じた遊技機10の特賞状態発生回数を“1”
加算するとともに、そのランニング信号に含まれるデー
タの値を“1”加算して後段の通知装置L3に出力する
ようになっている。
【0073】なお、通知装置L3〜Ln-1の制御回路50
は、通知装置L2と同一機能を有して構成されている。
通知装置Lnの制御回路50は、対応する遊技機10で
特賞状態が発生したときは、その遊技機10の特賞状態
発生回数を“1”加算するとともに、データ“1”を含
むランニング信号をランニング配線59を介して前段の
通知装置Ln-1に出力するようになっており、ランニン
グ配線59を介してランニング信号を前段の通知装置L
n-1から入力したときは、ランニング信号に含まれるデ
ータの値に応じた遊技機10の特賞状態発生回数を
“1”加算するようになっている。
【0074】次に、上記実施の動作を図6および図7を
参照しながら説明する。図6は、各通知装置L1〜Ln
においてランニング信号の伝達の様子を示す図であり、
図7は、液晶表示装置20に表示される表示画面を示す
図である。例えば、図6に示すように、通知装置L3
対応する遊技機10で特賞状態が発生したとすると、通
知装置L3では、制御回路50により、その遊技機10
の特賞状態発生回数が“1”加算されるとともに、デー
タ“1”を含むランニング信号が前段の通知装置L2
よび後段の通知装置L4に出力される。
【0075】通知装置L2へのランニング信号は、通知
装置L2でその値に“1”加算され“2”となって通知
装置L1に出力される。これにより、通知装置L2,L1
では、ランニング信号に含まれるデータの値により、通
知装置L3に対応する遊技機10で特賞状態が発生した
ものと判定され、その遊技機10の特賞状態発生回数が
“1”加算される。
【0076】一方、通知装置L4へのランニング信号
は、通知装置L4でその値に“1”加算され“2”とな
って通知装置L5に出力され、通知装置L5でその値に
“1”加算され“3”となって通知装置L6に出力され
る。これにより、通知装置L4〜L6では、ランニング信
号に含まれるデータの値により、通知装置L3に対応す
る遊技機10で特賞状態が発生したものと判定され、そ
の遊技機10の特賞状態発生回数が“1”加算される。
【0077】このように、各通知装置L1〜Lnでは、各
遊技機10で発生した特賞状態の発生回数が集計され、
図示しない表示ボタン等の押下により遊技者から要求が
あったときは、図7に示すように、その要求に応じて遊
技島内の集計結果が液晶表示装置20に表示される。図
7において、グラフの横軸は同じ遊技島に設けられてい
る遊技機10の番号を示し、グラフの縦軸は、特賞状態
発生回数を示している。
【0078】このようにして、本実施の形態では、通知
装置L1〜Lnをランニング配線59によりその順で直列
に接続し、通知装置L1〜Lnは、対応する遊技機10で
特賞状態が発生したときは、その遊技機10の特賞状態
発生回数を加算するとともに、データ“1”を含むラン
ニング信号を前段および後段に出力し、また、ランニン
グ信号を後段から入力したときは、ランニング信号に含
まれるデータの値に応じた遊技機10の特賞状態発生回
数を加算するとともに、ランニング信号に含まれるデー
タの値を加算して前段に出力し、ランニング信号を前段
から入力したときは、ランニング信号に含まれるデータ
の値に応じた遊技機10の特賞状態発生回数を加算する
とともに、ランニング信号に含まれるデータの値を加算
して後段に出力するようにした。
【0079】これにより、ランニング配線59を利用し
て各通知装置L1〜Ln相互間でのデータの入出力を行う
ため、複雑なネットワーク配線、ネットワーク用プログ
ラムの追加をすることなく簡易な構成で、各通知装置L
1〜Ln相互間でデータの入出力を行うことができる。次
に、簡易な構成により通知装置相互間でデータの入出力
を行う第2の実施の形態を説明する。なお、以下、上記
実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0080】各通知装置L1〜Lnには、固有の番号(例
えば、対応する遊技機10の番号と同一のもの)が割り
当てられており、その固有の番号は、制御回路50に記
憶されている。例えば、通知装置L1には“1”が割り
当てられ、通知装置L2には“2”が割り当てられ、こ
れと同じ要領で、通知装置Lnには“n”が割り当てら
れている。
【0081】通知装置L1〜Lnの制御回路50は、対応
する遊技機10で特賞状態が発生したときは、その遊技
機10の特賞状態発生回数を“1”加算するとともに、
自己に割り当てられた固有の番号を含むランニング信号
を前段および後段の通知装置に出力するようになってい
る。また、ランニング信号を後段の通知装置から入力し
たときは、ランニング信号に含まれる固有の番号に応じ
た遊技機10の特賞状態発生回数を加算するとともに、
ランニング信号をそのまま前段の通知装置に出力し、ラ
ンニング信号を前段の通知装置から入力したときは、ラ
ンニング信号に含まれる固有の番号に応じた遊技機10
の特賞状態発生回数を“1”加算するとともに、ランニ
ング信号をそのまま後段の通知装置に出力するようにな
っている。
【0082】次に、上記第2の実施の動作を図7を参照
しながら説明する。例えば、通知装置L3に対応する遊
技機10で特賞状態が発生したとすると、通知装置L3
では、制御回路50により、その遊技機10の特賞状態
発生回数が“1”加算されるとともに、通知装置L3
割り当てられた固有の番号“3”を含むランニング信号
が前段の通知装置L2および後段の通知装置L4に出力さ
れる。
【0083】これにより、通知装置L1,L2,L4〜L6
では、ランニング信号に含まれる固有の番号により、通
知装置L3に対応する遊技機10で特賞状態が発生した
ものと判定され、その遊技機10の特賞状態発生回数が
“1”加算される。このように、各通知装置L1〜Ln
は、各遊技機10で発生した特賞状態の発生回数が集計
され、図示しない表示ボタン等の押下により遊技者から
要求があったときは、図7に示すように、その要求に応
じて遊技島内の集計結果が液晶表示装置20に表示され
る。
【0084】このようにして、本実施の形態では、通知
装置L1〜Lnをランニング配線59によりその順で直列
に接続し、各通知装置L1〜Lnに固有の番号を割り当て
ておき、通知装置L1〜Lnは、対応する遊技機10で特
賞状態が発生したときは、その遊技機10の特賞状態発
生回数を加算するとともに、自己に割り当てられた固有
の番号を含むランニング信号を前段および後段に出力
し、また、ランニング信号を後段から入力したときは、
ランニング信号に含まれる固有の番号に応じた遊技機1
0の特賞状態発生回数を加算するとともに、ランニング
信号をそのまま前段に出力し、ランニング信号を前段か
ら入力したときは、ランニング信号に含まれる固有の番
号に応じた遊技機10の特賞状態発生回数を加算すると
ともに、ランニング信号をそのまま後段に出力するよう
にした。
【0085】これにより、ランニング配線59を利用し
て各通知装置L1〜Ln相互間でのデータの入出力を行う
ため、複雑なネットワーク配線、ネットワーク用プログ
ラムの追加をすることなく簡易な構成で、各通知装置L
1〜Ln相互間でデータの入出力を行うことができる。な
お、上記第1および第2の実施の形態においては、各通
知装置L1〜Lnに液晶表示装置20を設け、各通知装置
1〜Lnで各遊技機10の特賞状態発生回数を表示する
ように構成したが、これに限らず、各通知装置L1〜Ln
に液晶表示装置20を設けず、各遊技機の特賞状態発生
回数を表示する大当り回数表示機を、通知装置Lnにラ
ンニング配線59を介して接続し、大当り回数表示機で
各遊技機の特賞状態発生回数を表示するように構成して
もよい。この大当り回数表示機は、例えば、遊技島の一
端に設けられる。
【0086】また、上記第1および第2の実施の形態に
おいては、各遊技機10で発生した特賞状態の発生回数
を表示するように構成したが、これに限らず、各遊技機
10で発生した所定の遊技状態の発生回数を表示するよ
うに構成してもよい。この所定の遊技状態としては、例
えば、確率変動状態を挙げることができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1ないし3記載の遊技機の通知装置によれば、複数の
遊技機に当該通知装置をそれぞれ配置し、各通知装置に
対して同期信号を与えれば、同一の所定事象が発生した
通知装置同士は、その所定事象に応じた点滅パターンで
ランプが同期して点滅することとなるので、多数の遊技
機で通知すべき事象が一斉に発生した場合であっても、
従業員または遊技者が、通知されている事象をある程度
把握することができ、しかも緊急事態の発見が遅れる可
能性を低減することができるという効果が得られる。
【0088】また、本発明に係る請求項4ないし6記載
の遊技機の通知装置によれば、当該通知装置(第1の通
知装置)を一つ備え、請求項1ないし3のいずれかに記
載の通知装置(第2の通知装置)および第1の通知装置
を複数の遊技機にそれぞれ配置し、第2の通知装置に対
して第1の通知装置からの同期信号を与えれば、同一の
所定事象が発生した通知装置同士は、その所定事象に応
じた点滅パターンでランプが同期して点滅することとな
るので、多数の遊技機で通知すべき事象が一斉に発生し
た場合であっても、従業員または遊技者が、通知されて
いる事象をある程度把握することができ、しかも緊急事
態の発見が遅れる可能性を低減することができるという
効果が得られる。
【0089】一方、本発明に係る請求項7記載の遊技機
の通知システムによれば、同一の所定事象が発生した通
知装置同士は、その所定事象に応じた点滅パターンでラ
ンプが同期して点滅することとなるので、多数の遊技機
で通知すべき事象が一斉に発生した場合であっても、従
業員または遊技者が、通知されている事象をある程度把
握することができ、しかも緊急事態の発見が遅れる可能
性を低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る遊技機の通知装置の構
成および取付構造を示す図である。
【図2】第1の実施の形態係る遊技機の通知システムの
構成を示すブロック図である。
【図3】通知装置L1〜Lnでの点滅パターンの同期を説
明するためのタイムチャートである。
【図4】通知装置L1〜Lnでの点滅パターンの同期を説
明するためのタイムチャートである。
【図5】第3の実施の形態に係る遊技機の通知システム
の構成を示すブロック図である。
【図6】各通知装置L1〜Ln間においてランニング信号
の伝達の様子を示す図である。
【図7】液晶表示装置20に表示される表示画面を示す
図である。
【符号の説明】
1〜Ln 通知装置 10 遊技機 12a,12b ランプ 14a,14b ランプ 20 液晶表示装置 22 呼出ボタン 28 台番プレート 50,51 制御回路 52 入出力回路 58 信号線 59 ランニング配線 60 ランプ同期信号発生器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の周辺に配置され、所定事象の発
    生を契機として異なる複数の点滅パターンのうち当該所
    定事象に応じた点滅パターンでランプを点滅させること
    により前記所定事象の発生を通知する装置であって、 同期信号を入力する信号入力手段と、所定事象の発生を
    契機として当該所定事象に応じた点滅パターンで前記ラ
    ンプを点滅させる制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記信号入力手段からの同期信号に基
    づいて前記ランプの点滅タイミングを決定するようにな
    っていることを特徴とする遊技機の通知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段は、前記所定事象が発生したときは、前記
    信号入力手段からの同期信号の入力タイミングで前記点
    滅パターンを開始するようになっていることを特徴とす
    る遊技機の通知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 時間の経過を計るための計時手段を備え、 前記制御手段は、前記信号入力手段からの同期信号の入
    力タイミングで前記計時手段の値を所定値に設定し、 前記所定事象が発生したときは、前記計時手段の値を基
    準として前記点滅パターンを開始するようになっている
    ことを特徴とする遊技機の通知装置。
  4. 【請求項4】 遊技機の周辺に配置され、所定事象の発
    生を契機として異なる複数の点滅パターンのうち当該所
    定事象に応じた点滅パターンでランプを点滅させること
    により前記所定事象の発生を通知する装置であって、 請求項1乃至3のいずれかに記載の通知装置の信号入力
    手段に対して同期信号を出力する信号出力手段と、所定
    事象の発生を契機として当該所定事象に応じた点滅パタ
    ーンで前記ランプを点滅させる制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記信号出力手段の同期信号の出力に
    基づいて前記ランプの点滅タイミングを決定するように
    なっていることを特徴とする遊技機の通知装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記制御手段は、前記所定事象が発生したときは、前記
    信号出力手段の同期信号の出力タイミングで前記点滅パ
    ターンを開始するようになっていることを特徴とする遊
    技機の通知装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 時間の経過を計るための計時手段を備え、 前記制御手段は、前記信号出力手段の同期信号の出力タ
    イミングで前記計時手段の値を所定値に設定し、 前記所定事象が発生したときは、前記計時手段の値を基
    準として前記点滅パターンを開始するようになっている
    ことを特徴とする遊技機の通知装置。
  7. 【請求項7】 所定事象の発生を契機として異なる複数
    の点滅パターンのうち当該所定事象に応じた点滅パター
    ンでランプを点滅させることにより前記所定事象の発生
    を通知する通知装置を、複数の遊技機にそれぞれ配置し
    たシステムであって、 同一の点滅パターンで複数の通知装置のランプを点滅さ
    せる場合に、これら通知装置の点滅パターンを同期させ
    るようになっていることを特徴とする遊技機の通知シス
    テム。
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TWI395465B (zh) * 2009-06-25 2013-05-01 Himax Media Solutions Inc 於數位視訊系統中自動校正取樣時脈的方法及系統

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