JP2001029298A - 電気掃除機及び電気掃除機用ホース - Google Patents

電気掃除機及び電気掃除機用ホース

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JP2001029298A JP11209433A JP20943399A JP2001029298A JP 2001029298 A JP2001029298 A JP 2001029298A JP 11209433 A JP11209433 A JP 11209433A JP 20943399 A JP20943399 A JP 20943399A JP 2001029298 A JP2001029298 A JP 2001029298A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を
ホース及びパイプを介して吸込具等に還流するようにし
たものにおいて、ホースの破損を防止できる電気掃除機
を提供する。 【解決手段】電動送風機14を内蔵した掃除機本体1に
連結されるホース21、パイプ32及び吸込具33に、
吸気流路と電動送風機14からの排気を還流する排気流
路を形成してなる電気掃除機であって、前記ホース21
を外側ホース22と内側ホース23で構成して排気流路
と吸気流路を形成すると共に、内側ホース23を外側ホ
ース22内で弛ませた状態に組み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に使用さ
れるホース、および電気掃除機に係わり、特に掃除機本
体に内蔵した電動送風機からの排気をホース及びパイプ
を介して吸込具等に還流するようにした排気還流(循
環)式の電気掃除機およびホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な床移動型の電気掃除機において
は、掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を総て
本体背面側等に形成された排気口から外部に排出するよ
うにしているが、電動送風機からの排気が総て排出され
るため、かなりの勢いで外部に吹き出される。従って、
この排気風によって床面や絨毯上に沈滞する塵埃が舞い
上がって、部屋中に拡散するという不具合が生じる。
【0003】このような外部に吹き出される排気風を減
らしたり、集塵効果を上げる等の目的で、従来より、例
えば実公昭39−36553号公報や特開平9−135
795号公報等に開示されるごとく、掃除機本体に連結
されるホース、パイプ及び吸込具に、吸気流路と共に電
動送風機からの排気の一部又は全部を還流する排気流路
を形成した電気掃除機が提案されている。
【0004】上記のものでは、ホース及びパイプを二重
構造に構成して、内側に吸気流路、外側に排気流路を形
成しており、蛇腹状のホースを同心円の二重構造とした
場合、外側ホースが大径、内側ホースが小径となる。
【0005】一般的に蛇腹状のホースは、樹脂にて形成
された帯状の長尺状部材を巻回して筒状に形成し、隣り
合う長尺状部材の接合部を融着して螺旋状に形成してい
るため、径小に形成したホースの方が、径大に形成した
ホースよりも管軸方向に収縮する力が加わりやすく、径
小なホースの方が時間とともに管軸方向に縮みやすい性
質を有している。
【0006】従って、上記従来技術のごとく、ホースを
二重構造としたものにおいて、内側ホースおよび外側ホ
ースを同じ長さに組み立てると、径年変化により内側ホ
ースが収縮した場合、内側ホースの収縮に伴って、内側
ホースには外側ホースにより伸長方向に引っ張られる力
が加わる一方、外側ホースには収縮する方向に力が加わ
るため、内側ホース、外側ホースのいずれにも常時負荷
がかかった状態となり、内側ホース、外側ホースの耐久
性が低下する問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、掃除機本体
に内蔵した電動送風機からの排気をホース及びパイプを
介して吸込具等に還流するようにしたものにおいて、径
年変化に伴う破損を防止できるホースを備えた電気掃除
機を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機用ホ
ースは、外側ホース及び内側ホースから構成され、各ホ
ースを、長尺状部材を巻回し接合部を融着して筒状に形
成した可撓性ホースから構成した電気掃除機用ホースで
あって、前記外側ホース内で内側ホースを弛ませたこと
を特徴とする。
【0009】また、本発明の電気掃除機用ホースは、外
側ホース及び内側ホースから構成され、各ホースを、長
尺状部材を巻回し接合部を融着して筒状に形成した可撓
性ホースと、前記外側ホースおよび内側ホースの一端側
に配設される第1の接続管と、外側ホースおよび内側ホ
ースの他端側に配設される第2の接続管とからなる電気
掃除機用ホースであって、前記外側ホースよりも内側ホ
ースを長くしたことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の電気掃除機は、電動送風
機を内蔵した掃除機本体に連結されるホース、連結パイ
プ及び吸込具に、吸気流路と電動送風機からの排気を還
流する排気流路を形成してなる電気掃除機であって、前
記ホースを外側ホースと内側ホースで構成して排気流路
と吸気流路を形成すると共に、前記外側ホース内で内側
ホースを弛ませたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の電気掃除機は、電動送風機
を内蔵した掃除機本体に連結されるホース、連結パイプ
及び吸込具に、吸気流路と電動送風機からの排気を還流
する排気流路を形成してなる電気掃除機であって、前記
ホースを外側ホース、内側ホース、外側ホースおよび内
側ホースの一端側に配設される第1の接続管、外側ホー
スおよび内側ホースの他端側に配設される第2の接続管
から構成して排気流路と吸気流路を形成すると共に、前
記外側ホースよりも内側ホースを長くしたことを特徴と
する。
【0012】前記内側ホースにて吸気流路を形成すると
共に前記外側ホースと前記内側ホースとの間にて排気流
路を形成したことが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図に基づいて
説明する。
【0014】1は掃除機本体で、図2に示すように上ケ
ース2と、下ケース3と集塵蓋4から構成されており、
掃除機本体1の前方側には後述する本体側ホース接続部
17が接続されるホース接続口5が形成され、後方側に
はスリット状の排気穴6が形成されている。この掃除機
本体1内の底部には、隔壁7により掃除機本体1内の上
部空間と仕切られ、前記ホース接続口5と連通する排気
流路B1と、前記排気穴6と連通する外部排気流路Cと
が形成されている。この隔壁7には隔壁7の上方の空間
を前後に区画する区画壁8が立設されている。
【0015】9は前記区画壁8の前方側に形成された集
塵室で、前方側に前記ホース接続口5と同心円上にホー
ス差込口9aが形成されている。この集塵室9内には集
塵袋10を着脱自在に固定する集塵袋取付ケース11が
着脱自在に収納されており、該集塵袋取付ケース11の
集塵室9への装着状態で集塵袋10の開口が前記集塵室
9のホース差込口9aに対向するようにしている。
【0016】12は前記区画壁8に取り付けられた微塵
フィルタで、前記集塵袋10の後方側に位置して微細な
塵埃を除去するようになっている。
【0017】13は前記区画壁8の後方側に形成された
電動送風機収納室で、内部に電動送風機14が収納され
ている。この電動機収納室13の下方側には、電動機収
納室13と前記排気流路B1及び外部排気流路Cを連通
するように開口13aが形成されており、前記電動送風
機14の駆動により電動送風機14からの排気が、下ケ
ース3に開口13aを区画するように立設されたリブ1
5により分流され、前記開口13aから前記排気流路B
1を介してホース接続口5側に導かれると共に、一部は
前記開口13aから外部排気流路C、排気穴6に設けら
れた排気フィルタ16を介して排気穴6から掃除機本体
1外に排気される。
【0018】17は後述するホース21に接続されてホ
ース接続口5に装着される本体側ホース接続部で、図3
及び図4に示すように円筒状の外側パイプ18と、この
外側パイプ18に複数の支持リブ19aにより一体形成
された内側パイプ19とからなる2重構造をしている。
【0019】前記外側パイプ18のホース接続口5に装
着される一端側にはホース接続口5に設けられた被係止
部5aに係止される係止爪18aが形成される一方、他
端側にはネジ状に形成された外側リブ18bが管軸方向
に対して傾斜して形成されている。
【0020】前記内側パイプ19は、ホース接続口5に
装着される一端側をホース差込口9aから集塵室9内に
突出するように外側パイプ18より長く形成されてい
る。一方、該内側パイプ19の他端側も外側パイプ18
より長く形成され、外周側に外側パイプ18の外側リブ
18bと同方向に傾斜する内側リブ19bが形成されて
いる。20は本体側ホース接続部17とホース21の接
続部分を覆うように設けられた円筒状のカバーである。
【0021】前記本体側ホース接続部17は、前記係止
爪18aを前記掃除機本体1のホース接続口5に係止す
ることで、前記本体側ホース接続部17の内側パイプ1
9が前記集塵室9内に突出して集塵室9内と連通し、内
側パイプ19内が吸気流路A2となる。また、外側パイ
プ18は掃除機本体1内の排気流路B1と連通し、外側
パイプ18と内側パイプ19との間が排気流路B2とな
る。
【0022】21は一端を本体側ホース接続部17に装
着するとともに、他端を後述するホース接続部27に装
着されるホースで、図5に示すように外側ホース22と
内側ホース23とからなる2重構造になっている。前記
外側ホース22は、図6に示すごとく、帯状に形成され
た長尺状部材を螺旋状に巻回することで管状に形成さ
れ、長尺状部材の幅方向の中央部および該長尺状部材の
接合部22aにそれぞれ螺旋状の突条22b、22cが
形成されている。
【0023】本実施の形態では、長尺状部材は半透明な
樹脂(本実施の形態ではスチレン系エラストマー)にて
形成しているとともに、突条22b、22cは樹脂(本
実施の形態ではポリプロピレン)に乳白色の着色剤を添
加して形成している。
【0024】前記突条22b、22cには、信号線とし
ての導電性のコイル22d、22eが各々内装されてい
る。前記コイル22d、22eにはスズメッキが施され
ており、コイル22d、22eが乳白色の突条22b、
22c内に配設された状態では、コイル22d、22e
が見えにくくなっている。
【0025】前記外側ホース22は、予めコイル22e
を配設するとともに該コイル22eを覆うように突条2
2cを形成した長尺状部材を、螺旋状に巻回しながらコ
イル22bを隣り合う長尺状部材の一方側、即ち接合部
22aをはずれて位置するよう巻回し、さらに突条22
bとなる乳白色の樹脂にてコイル22bを覆うとともに
隣り合う長尺状部材の接合部22aを熱融着することで
形成される。
【0026】外側ホース22は、半透明な樹脂にて形成
されるとともに、突条22b、22cが乳白色にて形成
されているため、ホース21の外観を小さく見せること
ができるとともに、信号線であるコイル22d、22e
が見えにくくなり、外観を向上できる。また、信号線で
あるコイル22d、22eが見えにくいため、使用者が
不安感を覚えるのを抑制できる。
【0027】さらに、コイル22d、22eはスズメッ
キが施されているため、乳白色に形成した突条22b、
22c内でより目立たなくなり、より外観を向上でき
る。また、コイル22d、22eは、長尺状部材の接合
部22aをはずれた位置に配設されているため、外側ホ
ース22の形成時に隣り合う長尺状部材に隙間ができた
状態で接合された場合でも、コイル22d、22eが外
側ホース22内側へ露出することがなく、コイル22
d、22eがショートする等の不都合を防止できる。
【0028】一方、内側ホース23は図7に示すように
長尺状部材を螺旋状に巻回することで管状に形成され、
長尺状部材の幅方向の中央部および該長尺状部材の接合
部23aにそれぞれ螺旋状の突部23b、23cが形成
されている。
【0029】前記内側ホース23は、本実施の形態で
は、長尺状部材は着色剤を添加することにより着色した
樹脂(スチレン系エラストマー)にて不透明に形成して
いるとともに、突条22b、22cも前記長尺状部材と
同色の樹脂(ポリプロピレン)にて形成している。
【0030】内側ホース23も前記外側ホース22と同
様に、予め突条23cを形成した長尺状部材を螺旋状に
巻回しながら、隣り合う長尺状部材の接合部23aを、
突条23bとなる樹脂にて熱融着することで形成され
る。
【0031】ホース21は、先ず、内側ホース23を内
側リブ19bにねじ込まれるが、この際、内側パイプ1
9のホース21が接続される一端側は外側パイプ18の
一端側より突出しているので、この突出した部分に一旦
内側ホース23を引っかけるようにして挿入して装着で
きる。したがって、内側ホース23の装着が容易になっ
ている。
【0032】次に、内側ホース23の場合と同様に外側
ホース22を外側リブ18bにねじ込み、ホース21の
本体側ホース接続部17への装着が完了する。この際、
内側ホース23内は本体側ホース接続部17の吸気流路
A2に連通され、吸気流路A3となる一方、外側ホース
22と内側ホース23との間は本体側ホース接続部17
の排気流路B2に連通され、排気流路B3となる。
【0033】前記内側ホース23は外側ホースよりも長
く設定されており、内側ホース23および外側ホース2
2の両端を各々本体側ホース接続部17とグリップ部2
4のホース接続部27とに接続した状態では、図5に示
すごとく、内側ホース23が外側ホース22内で弛んだ
状態に組み立てられるようになっている。
【0034】24は一端側にホース21が接続され、他
端側に後述する連結パイプ32が装着されるグリップ部
で、連結パイプ32が装着されるハンドル部35と、該
ハンドル部35に一端側を回転自在に接続され、他端側
にホース21が接続されるホース接続部27とから構成
されている。
【0035】前記ホース接続部27は、円筒状の外側パ
イプ28と、この外側パイプ28に支持リブ29aで一
体形成された内側パイプ29とからなる2重構造をして
おり、ホース21が接続される側を覆うようにカバー3
1が設けられている。
【0036】前記外側パイプ28及び内側パイプ29の
外周には前記本体側ホース接続部17の外側リブ18b
及び内側リブ19bと同じ傾斜の外側リブ28aと内側
リブ29aがそれぞれ形成されており、ホース21の外
側ホース22と内側ホース23を同方向にねじって装着
できるため、組立作業が容易になっている。
【0037】この際、外側パイプ28と内側パイプ29
との間はホース21の排気流路B3と連通し、排気流路
B4となる。また、内側パイプ29内はホース21内の
吸気流路A3と連通し、吸気流路A4となる。
【0038】前記ハンドル部35は、への字状の管状部
25と、管状部25の上方に延設されたハンドル26と
で構成されており、連結パイプ32が装着される装着口
25aが形成され、装着口25aの上部にはクランプ2
5bが設けられている。また、内部には装着口25aと
連通し、前記内側パイプ29の端部が挿入される円筒部
30が形成されており、円筒部30内を内側パイプ29
の吸気流路A4に連通して吸気流路A5とすると共に、
円筒部30の外側とグリップ部24の外郭との間を内側
パイプ29と外側パイプ28で形成された排気流路B4
に連通し、排気流路B5としている。
【0039】32はクランプ25bに係止されてグリッ
プ部24の装着口25aに装着される連結パイプで、2
本のパイプ32aを連結することで形成されている。こ
の連結パイプ32は、図9に示すごとく、断面略円形の
外側筒状部32bと、この外側筒状部32bと偏心し、
上部が外側筒状部32bに一体形成された内側筒状部3
2cとから構成されており、内側筒状部32cと外側筒
状部32bとで三日月状の空間を形成している。そし
て、この連結パイプ32はグリップ部24に装着した際
に、内側筒状部32cがグリップ部24の吸気流路A5
に連通して内部に吸気流路A6を形成すると共に、外側
筒状部32b及び内側筒状部32cの間はグリップ部2
4の排気流路B5に連通して排気流路B6を形成する。
【0040】また、上記排気流路B6を通る排気は、掃
除機本体1の集塵袋10や微塵フィルタ12を介して塵
埃が取り除かれたきれいな空気であるため、内側筒状部
32cのように塵埃詰まりを考慮した断面略円形に形成
する必要がない点に着目して、本実施形態では上述の如
く前記排気流路B6を断面略三日月形として、外側筒状
部32bが断面略円形になるように形成し、連結パイプ
21をコンパクト化している。
【0041】33は連結パイプ32に接続される吸込具
で、連結パイプ32が接続される継手管33a、33b
は同心円状の二重構造に形成され、上記連結パイプ32
との嵌合部分は連結パイプ32と同様の形状をしてい
る。
【0042】而して、上記のように構成された電気掃除
機の使用時には、電動送風機14の吸引によって、吸込
具33から吸い込んだ塵埃の混じった空気が連結パイプ
32の吸気流路A5、ホース21の吸気流路A3を通っ
て掃除機本体1内に取り込まれる。掃除機本体1内で
は、集塵袋10で塵埃が取り除かれ、更に微塵フィルタ
12を介して清浄化された空気が電動送風機14に吸引
され、その電動送風機14を冷却する。
【0043】そして、電動送風機14からの排気の一部
は掃除機本体1の排気穴6から外部へ排出され、その他
は掃除機本体1の排気流路B1からホース21の排気流
路B3を通る。この際、外側ホース22の突部22b、
22cの方向と内側ホース23の突部23の方向が同方
向に形成されているため、突部23による外側ホース2
2と内側ホース23との間を流れる空気に対する通気抵
抗が減少し、ホース21の排気流路B3内での損失を抑
えることができる。
【0044】そして、ホース21の排気流路B3を通っ
た後は、連結パイプ32の排気流路B6を通って、吸込
具33に環流し、この排気風により舞い上げられた塵埃
と共に再び連結パイプ32の吸気流路A6へと循環する
ことになる。
【0045】上述の如く排気の一部を還流させることに
より、外部へ吹き出される排気風が低減し弱くなるの
で、掃除中の部屋の埃が舞い上がるのを効果的に抑制す
ることができる。
【0046】内側ホース23は外側ホースよりも長く設
定されており、内側ホース23および外側ホース22の
両端を各々本体側ホース接続部17とグリップ部24の
ホース接続部27とに接続した状態では、内側ホース2
3が外側ホース22内で弛んだ状態に組み立てられるよ
うになっているため、内側ホース23が径年変化により
収縮した場合でも、外側ホース22に対して負荷をかけ
ることなく内側ホース23自体で収縮を吸収でき、外側
ホース22および内側ホース23の破損を防止できる。
【0047】本実施の形態のごとく、電動送風機の排気
を環流させるため、ホースを二重構造としたものにおい
ては、内側ホース23が破損しても確認しにくいため、
本実施の形態のごとく、内側ホース23を弛ませた状態
に組み立てることにより内側ホース23の破損を防止で
きるよう構成することは、きわめて重要である。
【0048】さらに、内側ホース23を外側ホース22
内で弛ませることにより、内側ホース23と外側ホース
22との間の断面形状がいびつに変化することになる
が、内側ホース23内を吸気流路、内側ホース23と外
側ホース22との間を塵埃が含まれない排気流路として
いるため、外側ホース22内でゴミ詰まりが生じること
がない。
【0049】内側ホース23の巻回方向と外側ホース2
2の巻回方向とは同方向としているので、内側ホース2
3及び外側ホース22は屈曲され易い方向や捻られやす
い方向が同方向となる。従って、掃除機本体1を使用中
にホース21がねじられたり屈曲されたりした際に、外
側ホース22及び内側ホース23は互いに追従してねじ
られたり屈曲されたりするので、外側ホース22及び内
側ホース23はそれぞれのねじりや屈曲に対して互いに
抵抗となることなく、ホース21のしなやかさが確保さ
れる。
【0050】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、内側ホース
が径年変化により収縮した場合でも、外側ホースに対し
て負荷をかけることなく内側ホース自体で収縮を吸収で
き、外側ホースの破損を防止できる。
【0051】また、外側ホースが径年変化により伸長し
た場合でも、ホースの組立段階において内側ホースが弛
んだ状態に設定されているため、内側ホースが外側ホー
スの伸長に対応でき、内側ホースの破損を防止できる。
【0052】本発明の請求項2によると、内側ホースが
径年変化により収縮した場合でも、外側ホースに対して
負荷をかけることなく内側ホース自体で収縮を吸収で
き、外側ホースの破損を防止できる。
【0053】また、外側ホースが径年変化により伸長し
た場合でも、内側ホースが外側ホースよりも長く形成さ
れているため、内側ホースが外側ホースの伸長に対応で
き、内側ホースの破損を防止できる。
【0054】本発明の請求項3によると、内側ホースが
径年変化により収縮した場合でも、外側ホースに対して
負荷をかけることなく内側ホース自体で収縮を吸収で
き、外側ホースの破損を防止できる。
【0055】また、外側ホースが径年変化により伸長し
た場合でも、内側ホースが外側ホースよりも長く形成さ
れているため、内側ホースが外側ホースの伸長に対応で
き、内側ホースの破損を防止できる。
【0056】本発明の請求項4によると、内側ホースが
径年変化により収縮した場合でも、外側ホースに対して
負荷をかけることなく内側ホース自体で収縮を吸収で
き、外側ホースの破損を防止できる。
【0057】また、外側ホースが径年変化により伸長し
た場合でも、ホースの組立段階において内側ホースが弛
んだ状態に設定されているため、内側ホースが外側ホー
スの伸長に対応でき、内側ホースの破損を防止できる。
【0058】本発明の請求項5によると、内側ホースが
径年変化により収縮した場合でも、外側ホースに対して
負荷をかけることなく内側ホース自体で収縮を吸収で
き、外側ホースの破損を防止できる。
【0059】また、外側ホースが径年変化により伸長し
た場合でも、ホースの組立段階において内側ホースが弛
んだ状態に設定されているため、内側ホースが外側ホー
スの伸長に対応でき、内側ホースの破損を防止できる。
【0060】さらに、内側ホースを外側ホース内で弛ま
せることにより、内側ホースと外側ホースとの間の断面
形状がいびつに変化することになるが、内側ホース内を
吸気流路、内側ホースと外側ホースとの間を塵埃が含ま
れない排気流路としているため、外側ホース内でゴミ詰
まりが生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機を示す全体構成の側面断面
図であり、ホースの途中の部分は省略している。
【図2】同電気掃除機の本体部分の拡大断面図である。
【図3】同電気掃除機の本体側ホース接続部にホースを
接続した状態の拡大断面図である。
【図4】本体側ホース接続部のホースを省略した状態で
の断面図である。
【図5】同電気掃除機のホースの一部破断図である。
【図6】同外側ホースの一部破断図である。
【図7】同内側ホースの一部破断図である。
【図8】同電気掃除機のグリップ部の断面図である。
【図9】同延長パイプの断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 21 ホース 22 外側ホース 22a 接合部 23 内側ホース 23a 接合部 A2〜A6 吸気流路 B1〜B6 排気流路
フロントページの続き (72)発明者 福島 定男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小林 利造 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B057 BA06 BA09 BA22 3H111 AA02 CA17 CB14 CB30 DA26 DB11 DB25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側ホース及び内側ホースから構成さ
    れ、各ホースを、長尺状部材を巻回し接合部を融着して
    筒状に形成した可撓性ホースから構成した電気掃除機用
    ホースであって、前記外側ホース内で内側ホースを弛ま
    せたことを特徴とする電気掃除機用ホース。
  2. 【請求項2】 外側ホース及び内側ホースから構成さ
    れ、各ホースを、長尺状部材を巻回し接合部を融着して
    筒状に形成した可撓性ホースと、前記外側ホースおよび
    内側ホースの一端側に配設される第1の接続管と、外側
    ホースおよび内側ホースの他端側に配設される第2の接
    続管とからなる電気掃除機用ホースであって、前記外側
    ホースよりも内側ホースを長くしたことを特徴とする電
    気掃除機用ホース。
  3. 【請求項3】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホース、連結パイプ及び吸込具に、吸気流路と電
    動送風機からの排気を還流する排気流路を形成してなる
    電気掃除機であって、前記ホースを外側ホースと内側ホ
    ースで構成して排気流路と吸気流路を形成すると共に、
    前記外側ホース内で内側ホースを弛ませたことを特徴と
    する電気掃除機。
  4. 【請求項4】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホース、連結パイプ及び吸込具に、吸気流路と電
    動送風機からの排気を還流する排気流路を形成してなる
    電気掃除機であって、前記ホースを外側ホース、内側ホ
    ース、外側ホースおよび内側ホースの一端側に配設され
    る第1の接続管、外側ホースおよび内側ホースの他端側
    に配設される第2の接続管から構成して排気流路と吸気
    流路を形成すると共に、前記外側ホースよりも内側ホー
    スを長くしたことを特徴とする電気掃除機。
  5. 【請求項5】 前記内側ホースにて吸気流路を形成する
    と共に前記外側ホースと前記内側ホースとの間にて排気
    流路を形成したことを特徴とする請求項3または請求項
    4記載の電気掃除機。
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