JP2001309877A - 電気掃除機用ホース及び電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用ホース及び電気掃除機

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JP2001309877A
JP2001309877A JP2000128842A JP2000128842A JP2001309877A JP 2001309877 A JP2001309877 A JP 2001309877A JP 2000128842 A JP2000128842 A JP 2000128842A JP 2000128842 A JP2000128842 A JP 2000128842A JP 2001309877 A JP2001309877 A JP 2001309877A
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和雄 斉藤
Toshizo Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホースの接合部の融着不良を防止すると共に、
ホースの操作性を向上し得る電気掃除機用ホースを提供
することを課題とする。 【解決手段】長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融
着して管状に形成した可撓性ホースから構成した電気掃
除機用ホースにおいて、融着部に中空部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機及び電気
掃除機に使用されるホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】掃除機用ホースは、管状に成型された部
材に圧力を加えて板状の長尺状部材を形成し、長尺状部
材を、回転する治具に長尺状部材の幅方向端部の接合部
を近接させて螺旋状に巻き付けると共に、長尺状部材の
接合部に接合剤を融着することにより形成する方法が考
えられる。
【0003】しかしながら、上述した方法でホースを製
造する際には、管状に成型された部材に加える圧力のば
らつきによる長尺状部材の幅のばらつきや、長尺状部材
を巻き付ける治具の回転速度のばらつき等により、長尺
状部材の接合部の間隔が広がる場合がある。
【0004】このように、長尺状部材の接合部の間隔が
広がった状態で接合部を融着すると、接合剤の融着代が
不足して融着不良となり、接合部の接合力が不足して接
合部で破損してしまう虞があるため、接合剤の融着幅
を、接合部間のばらつきを考慮して予め広くする必要が
ある。
【0005】しかしながら、接合剤の使用量が多くな
り、ホースの重量が増すと共に、接合部の強度が増して
ホースが撓み難くなり、操作性が低下する等の虞があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ホースの接
合部の融着不良を防止すると共に、ホースの操作性を向
上し得る電気掃除機及び電気掃除機に使用されるホース
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段は、長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤
を融着して管状に形成した可撓性ホースから構成した電
気掃除機用ホースであって、前記融着部内に中空部を形
成したことを特徴とする。
【0008】上記課題を解決するための第2の手段は、
長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管状に
形成した可撓性ホースから構成した電気掃除機用ホース
であって、前記接合部を外した位置の融着部内に電線を
配設すると共に、接合部に対して電線と相対向する融着
部内に中空部を形成したことを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するための第3の手段は、
長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管状に
形成した可撓性ホースから構成した電気掃除機用ホース
であって、前記融着部内に中空部を形成すると共に、該
中空部内に、電線を移動可能に配設したことを特徴とす
る。
【0010】上記課題を解決するための第1の手段乃至
第3の手段において、前記中空部を、長尺状部材から離
間した位置に形成することが好ましい。
【0011】上記課題を解決するための第4の手段は、
長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管状に
形成した可撓性ホースから構成した電気掃除機用ホース
であって、前記融着部に薄肉部を形成したことを特徴と
する。
【0012】上記課題を解決するための第5の手段は、
長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管状に
形成した可撓性ホースから構成した電気掃除機用ホース
であって、前記接合部を外した位置の融着部内に電線を
配設すると共に、接合部に対して電線と相対向する位置
の融着部を薄肉に形成したことを特徴とする。
【0013】上記課題を解決するための第6の手段は、
長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管状に
形成した可撓性ホースから構成した電気掃除機用ホース
であって、前記長尺状部材から離間した位置の融着部に
中空部を形成すると共に、薄肉部を形成し、前記中空部
内に、電線を移動可能に配設したことを特徴とする。
【0014】上記課題を解決するための第7の手段は、
電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホース、
該ホースに連結される連結パイプ、該連結パイプに連結
される吸込具を有する電気掃除機であって、前記ホース
を、長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管
状に形成した可撓性ホースから構成し、前記融着部内に
中空部を形成したことを特徴とする。
【0015】上記課題を解決するための第8の手段は、
長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管状に
形成した可撓性ホースから構成した電気掃除機用ホース
であって、前記接合部を外した位置の融着部内に電線を
配設すると共に、接合部に対して電線と相対向する位置
の融着部を薄肉に形成したことを特徴とする。
【0016】上記課題を解決するための第9の手段は、
電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホース、
該ホースに連結される連結パイプ、該連結パイプに連結
される吸込具を有する電気掃除機であって、前記ホース
を、長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管
状に形成した可撓性ホースから構成し、前記融着部内に
中空部を形成すると共に、該中空部内に、電線を移動可
能に配設したことを特徴とする。
【0017】上記課題を解決するための第7の手段乃至
第9の手段において、前記中空部を、長尺状部材から離
間した位置に形成することが好ましい。
【0018】上記課題を解決するための第10の手段は、
電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホース、
該ホースに連結される連結パイプ、該連結パイプに連結
される吸込具を有する電気掃除機であって、前記ホース
を、長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管
状に形成した可撓性ホースから構成し、前記融着部に薄
肉部を形成したことを特徴とする。
【0019】上記課題を解決するための第11の手段は、
電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホース、
該ホースに連結される連結パイプ、該連結パイプに連結
される吸込具を有する電気掃除機であって、前記ホース
を、長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して管
状に形成した可撓性ホースから構成し、前記接合部を外
した位置の融着部内に電線を配設すると共に、接合部に
対して電線と相対向する位置の融着部を薄肉に形成した
ことを特徴とする。
【0020】上記課題を解決するための第12の手段は、
電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホース、
該3ホースに連結される連結パイプ、該連結パイプに連
結される吸込具を有する電気掃除機であって、前記ホー
スを、長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を融着して
管状に形成した可撓性ホースから構成し、前記長尺状部
材から離間した位置の融着部に中空部を形成すると共
に、薄肉部を形成し、前記中空部内に、電線を移動可能
に配設したことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図7に本発明の第1実施
の形態を示し、以下、これらの図に基づいて説明する。
【0022】1は掃除機本体で、図2に示すように上ケ
ース2と、下ケース3と集塵蓋4から構成されており、
掃除機本体1の前方側には後述する本体側ホース接続部
17が接続されるホース接続口5が形成され、後方側に
はスリット状の排気穴6が形成されている。この掃除機
本体1内の底部には、隔壁7により掃除機本体1内の上
部空間と仕切られ、前記ホース接続口5と連通する排気
流路B1と、前記排気穴6と連通する外部排気流路Cと
が形成されている。この隔壁7には隔壁7の上方の空間
を前後に区画する区画壁8が立設されている。
【0023】9は前記区画壁8の前方側に形成された集
塵室で、前方側に前記ホース接続口5と同心円上にホー
ス差込口9aが形成されている。この集塵室9内には集
塵袋10を着脱自在に固定する集塵袋取付ケース11が
着脱自在に収納されており、装着状態で集塵袋10の開
口が前記集塵室9のホース差込口9aに対向するように
している。
【0024】12は前記区画壁8に取り付けられた微塵
フィルタで、前記集塵袋10の後方側に位置して微細な
塵埃を除去するようになっている。
【0025】13は前記区画壁8の後方側に形成された
電動送風機収納室で、内部に電動送風機14が収納され
る。この電動送風機収納室13の下方側には、電動送風
機収納室13と前記排気流路B1及び外部排気流路Cを
連通するように開口13aが形成されており、電動送風
機14の駆動により電動送風機14からの排気が、下ケ
ース3に立設されたリブ15により分流され、前記開口
13aから前記排気流路B1を介してホース接続口5側
に導かれると共に、一部は前記開口13aから外部排気
流路C、排気穴6に設けられた排気フィルタ16を介し
て排気穴6から掃除機本体1外に排気される。
【0026】17は後述するホース21に接続されてホ
ース接続口5に装着される本体側ホース接続部で、図3
及び図4に示すように円筒状の外側パイプ18と、この
外側パイプ18に複数の支持リブ19aにより一体形成
された内側パイプ19とからなる2重構造をしている。
【0027】前記外側パイプ18のホース接続口5に装
着される一端側にはホース接続口5に設けられた被係止
部5aに係止される係止爪18aが形成される一方、他
端側にはネジ状に形成された外側リブ18bが管軸方向
に対して傾斜して形成されている。
【0028】前記内側パイプ19は、ホース接続口5に
装着される一端側をホース差込口9aから集塵室9内に
突出するように外側パイプ18より長く形成されてい
る。一方、他端側は外側パイプ18より長く形成され、
外周側に外側パイプ18の外側リブ18bと同方向に傾
斜する内側リブ19bが形成されている。20は本体側
ホース接続部17のホース21が接続される側を覆うよ
うに設けられた円筒状のカバーである。
【0029】前記本体側ホース接続部17は前記係止爪
18aを前記掃除機本体1のホース接続口5に係止する
ことで、前記本体側ホース接続部17の内側パイプ19
が前記集塵室9内に突出して集塵室9内と連通し、内側
パイプ19内が吸気流路A2となる。また、外側パイプ
18は掃除機本体1内の排気流路B1と連通し、外側パ
イプ18と内側パイプ19との間が排気流路B2とな
る。
【0030】21は本体側ホース接続部17及び後述す
るホース接続部27に装着されるホースで、図5及び図
6に示すように外側ホース22と内側ホース23とから
なる2重構造になっている。
【0031】前記外側ホース22はスチレン系エラスト
マーからなる長尺状部材を螺旋状に巻回し、長尺状部材
の幅方向端部の接合部22aを乳白色のポリプロピレン
からなる接合剤にて融着することで管状に形成されてお
り、この接合部22a及び長尺状部材の幅方向略中央部
にそれぞれ螺旋状の融着部からなる突条22bが形成さ
れている。
【0032】そして、この突条22bには接合部22a
を外した位置に、信号線としての導電線22cが内装さ
れると共に、接合部22aに対して導電線22cと対向
する位置に、中空部22dが押し出し成型により形成さ
れている。
【0033】また、この外側ホース22は半透明な材料
にて形成されている。前記突条22bを乳白色な材料で
形成することにより、突条22bに内装される導電線2
2cが目立たないようにしている。
【0034】一方、内側ホース23は図5及び図6に示
すように、外側ホース22と同じ幅を有するスチレン系
エラストマーからなる長尺状部材を内側ホース23と同
じピッチで螺旋状に巻回し、長尺状部材の幅方向端部の
接合部23aを略透明のポリプロピレンからなる接合剤
にて融着することで管状に形成されており、その接合部
23a及び長尺状部材の幅方向略中央部にそれぞれ螺旋
状で且つ前記突条22bより薄肉の突条23bが形成さ
れている。
【0035】また、前記内側ホース23は、スチレン系
エラストマーに着色剤を添加することにより不透明に形
成され、外側ホース22を通して内側ホース23が見え
るように構成されている。
【0036】このホース21は、先ず、内側ホース23
の巻回方向を本体側ホース接続部17の内側リブ19b
の傾斜と同方向にして内側ホース23を内側リブ19b
にねじ込まれる。この際、内側パイプ19のホース21
が接続される一端側は外側パイプ18より突出している
ので、この突出した部分に一旦内側ホース23を引っか
けるようにして挿入して装着できる。したがって、内側
ホース23の装着が容易になっている。
【0037】次に、内側ホース23の場合と同様に外側
ホース22の巻回方向を本体側ホース接続部17の外側
リブ18bの傾斜と同方向にして外側ホース22を外側
リブ18bにねじ込み、ホース21の本体側ホース接続
部17への装着が完了する。
【0038】この際、内側ホース23内は本体側ホース
接続部17の吸気流路A2に連通され、吸気流路A3と
なる一方、外側ホース22と内側ホース23との間は本
体側ホース接続部17の排気流路B2に連通され、排気
流路B3となる。
【0039】また、内側ホース23の巻回方向と外側ホ
ース22の巻回方向とは同方向としているので、内側ホ
ース23及び外側ホース22は屈曲され易い方向や捻ら
れやすい方向が同方向となる。従って、掃除機本体1を
使用中にホース21がねじられたり屈曲されたりした際
に、外側ホース22及び内側ホース23は互いに追従し
てねじられたり屈曲されたりするので、外側ホース22
及び内側ホース23はそれぞれのねじりや屈曲に対して
互いに抵抗となることなく、ホース21のしなやかさが
確保される。
【0040】24は一端側にホース21が接続され、他
端側に後述する連結パイプ32が装着されるグリップ部
で、連結パイプ32が装着されるハンドル部35と、一
端側にホース21が接続され、他端側がハンドル部35
に装着されるホース接続部27とから構成されている。
【0041】前記ホース接続部27は、円筒状の外側パ
イプ28と、この外側パイプ28に支持リブ29aで一
体形成された内側パイプ29とからなる2重構造をして
おり、ホース21が接続される側を覆うようにカバー3
1が設けられている。
【0042】前記外側パイプ28及び内側パイプ29の
外周には前記本体側ホース接続部17の外側リブ18b
及び内側リブ19bと同じ傾斜の外側リブ28aと内側
リブ29aがそれぞれ形成されており、ホース21の外
側ホース22と内側ホース23を同方向にねじって装着
できるようになっている。これにより、組立作業が容易
になっている。
【0043】この際、外側パイプ28と内側パイプ29
との間はホース21の排気流路B3と連通し、排気流路
B4となる。また、内側パイプ29内はホース21内の
吸気流路A3と連通し、吸気流路A4となる。
【0044】前記ハンドル部35は、への字状の管状部
25と、管状部25の上方に延設されたハンドル26と
で構成されており、連結パイプ32が装着される装着口
25aが形成され、装着口25aの上部にはクランプ2
5bが設けられている。また、内部には装着口25aと
連通し、前記内側パイプ29の端部が挿入される円筒部
30が形成されており、円筒部30内を内側パイプ29
の吸気流路A4に連通して吸気流路A5とすると共に、
円筒部30の外側とグリップ部24の外郭との間を内側
パイプ29と外側パイプ28で形成された排気流路B4
に連通し、排気流路B5としている。
【0045】32はクランプ25bに係止されてグリッ
プ部24の装着口25aに装着される連結パイプで、2
本のパイプ32aを連結することで形成されている。こ
の連結パイプ32は、断面略円形の外側筒状部32b
と、この外側筒状部32bと偏心し、上部が外側筒状部
32bに一体形成された内側筒状部32cとから構成さ
れており、内側筒状部32cと外側筒状部32bとで三
日月状の空間を形成している。そして、この連結パイプ
32はグリップ部24に装着した際に、内側筒状部32
cがグリップ部24の吸気流路A5に連通して内部に吸
気流路A6を形成すると共に、外側筒状部32b及び内
側筒状部32cの間はグリップ部24の排気流路B5に
連通して排気流路B6を形成する。
【0046】また、上記排気流路B6を通る排気は、掃
除機本体1の集塵袋10や微塵フィルタ12を介して塵
埃が取り除かれたきれいな空気であるため、内側筒状部
32cのように塵埃詰まりを考慮した断面略円形に形成
する必要がない点に着目して、本実施形態では上述の如
く前記排気流路B6を断面略三日月形として、外側筒状
部32bが断面略円形になるように形成している。
【0047】33は連結パイプ32に接続される吸込具
で、連結パイプ32が接続される継手管33a、33b
は同心円状の二重構造に形成され、上記連結パイプ32
との嵌合部分は連結パイプ32と同様の形状をしてい
る。
【0048】而して、上記のように構成された電気掃除
機の使用時には、電動送風機14の吸引によって、吸込
具33から吸い込んだ塵埃の混じった空気が連結パイプ
32の吸気流路A5、ホース21の吸気流路A3を通っ
て掃除機本体1内に取り込まれる。掃除機本体1内で
は、集塵袋10で塵埃が取り除かれ、更に微塵フィルタ
12を介して清浄化された空気が電動送風機14に吸引
され、その電動送風機14を冷却する。
【0049】そして、電動送風機14からの排気の一部
は掃除機本体1の排気孔6から外部へ排出され、その他
は掃除機本体1の排気流路B1からホース21の排気流
路B3を通る。この際、外側ホース22の突条22bの
方向と内側ホース23の突条23bの方向が同方向に形
成されているため、突条23bによる外側ホース22と
内側ホース23との間を流れる空気に対する通気抵抗が
減少し、ホース21の排気流路B3内での損失を抑える
ことができる。
【0050】そして、ホース21の排気流路B3を通っ
た後は、連結パイプ32の排気流路B6を通って、吸込
具33に環流し、この排気風により舞い上げられた塵埃
と共に再び連結パイプ32の吸気流路A6へと循環する
ことになる。
【0051】上述の如く排気の一部を還流させることに
より、外部へ吹き出される排気風が低減し弱くなるの
で、掃除中の部屋の埃が舞い上がるのを効果的に抑制す
ることができる。
【0052】外側ホース22の突条22bに中空部22
dを設けているため、接合部22a間のばらつきを考慮
して接合剤の融着幅を予め広く設定していても、突条2
2bの容積が減少し、ホース21が軽量化され、ホース
21の操作性が向上する。
【0053】また、導電線22cを接合部22a間に配
置する構成では、導電線22cを巻回する際の圧力が強
い場合には導電線22cが長尺状部材間に入り込み、導
電線22cが外側ホース22内に臨む虞があり、この場
合、外側ホース22内を通過するごみ等が導電線22c
に衝突して被覆が破れて導電部が露出し、継続使用して
いる間に導電部への砂等のごみの衝突によって導電線2
2cが断線する虞があった。しかしながら、導電線22
cは接合部22aから外れた位置に配設しているため、
導電線22cが長尺状部材間に入り込んで外側ホース2
2内に臨むのを防ぐことができ、導電線22cの断線を
防止できる。
【0054】さらに、内側ホース23の突条23bは薄
く形成しているため、外側ホース22の引っかかりが小
さくなり、ホース21が撓みやすくなり、ホース21の
操作性が向上すると共に、外側ホース22と内側ホース
23との間を流れる排気の抵抗を減少させることがで
き、排気の環流効率を向上させることにより吸引効率を
向上させることができる。
【0055】ホース21は塩化ビニルで形成されている
のが一般的である。しかしながら、焼却処理を行うと環
境に悪影響を与えるダイオキシンが発生するため、上記
実施の形態においては環境を考慮して外側ホース22と
内側ホース23は共にスチレン系エラストマーで形成し
ている。
【0056】図8及び図9は第2実施の形態を示してお
り、中空部22eを形成するための中空状に形成された
金型内に導電線22cを挿入し、外側ホース22の突条
22bの略中央に中空部22eを押し出し成型により形
成すると共に、金型から導電線22cを中空部22e内
に送り出していく方法により、中空部22e内に導電線
22cを移動可能に配設した構成になっている。この構
成とすることにより、第1実施の形態と同様な作用効果
を奏すると共に、ホース21が撓んだ際、導電線22c
は中空部22e内を自由に移動できるため、導電線22
cに張力が加わることがなく、導電線22cの断線が確
実に防止される。
【0057】図10及び図11は第3実施の形態を示し
ており、第1実施の形態においては外側ホース22の突
条22bに中空部22dを形成することにより、ホース
の21の軽量化を図ったが、本実施の形態においては、
導電線22cを接合部22aを外した位置に配設すると
共に、接合部22aに対して導電線22cと相対向する
位置の突条22bに薄肉部22fを形成した構成になっ
ている。この構成とすることにより、第1実施の形態と
同様な作用効果を奏すると共に、接合部22aの融着強
度を変えることなく、薄肉部22fによりホース21を
より撓みやすくすることができ、また、ホース21を軽
量化でき、ホース21の操作性がさらに向上する。
【0058】図12及び図13は第4実施の形態を示し
ており、外側ホース22の突条22bに中空部22gを
形成し、中空部22g内に導電線22cを移動可能に配
設すると共に、突条22bに薄肉部22fを形成した構
成となっている。この構成とすることにより、第1実施
の形態と同様な作用効果を奏すると共に、ホース21が
撓んだ際、導電線22cは中空部22g内を自由に移動
できるため、導電線22cに張力が加わることがなく、
導電線22cの断線が確実に防止される。また、接合部
22aの融着強度を変えることなく、薄肉部22fによ
りホース21をより撓みやすくすることができると共
に、ホース21を軽量化することができ、ホース21の
操作性がさらに向上する。
【0059】尚、本実施の第1実施の形態乃至第4実施
の形態において、ホース21を2重構造にした還流式の
ホース21について詳述したが、還流式に限定されるも
のではなく、一般的な吸込専用のホースに用いても本実
施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によれば、長尺
状部材の融着部内に中空部を形成することにより、ホー
スを軽量化でき、ホースの操作性を向上させることがで
きる等の効果を奏する。
【0061】本発明の請求項2の構成によれば、長尺状
部材の接合部を外した位置の融着部内に電線を配設する
ことにより、電線の断線が防止できると共に、融着部内
に中空部を形成することにより、ホースを軽量化でき、
ホースの操作性を向上させることができる等の効果を奏
する。
【0062】本発明の請求項3の構成によれば、長尺状
部材の融着部内に中空部を形成することにより、ホース
を軽量化でき、ホースの操作性を向上させることができ
ると共に、中空部内に電線を移動可能に配設することに
より、電線に張力が加わることがなく、電線の断線を確
実に防止することができる等の効果を奏する。
【0063】本発明の請求項4の構成によれば、融着部
に形成された中空部を長尺状部材から離間した位置に配
設することにより、接合部の融着強度を向上させること
ができると共に、ホースを軽量化でき、ホースの操作性
を向上させることができる等の効果を奏する。
【0064】本発明の請求項5の構成によれば、融着部
に薄肉部を形成することにより、長尺状部材の接合部の
融着強度を低下させることなく、ホースを軽量化できる
と共に、ホースを撓みやすくすることができ、ホースの
操作性を向上させることができる等の効果を奏する。
【0065】本発明の請求項6の構成によれば、長尺状
部材の接合部を外した位置の融着部に電線を配設するこ
とにより、電線の断線が防止できる。また、融着部に薄
肉部を形成することにより、ホースを軽量化できると共
に、ホースを撓みやすくすることができ、ホースの操作
性を向上させることができる等の効果を奏する。
【0066】本発明の請求項7の構成によれば、中空部
内に電線を移動可能に配設することにより、電線に張力
が加わることがなく、電線の断線を確実に防止すること
ができる。また、融着部に中空部を形成すると共に、薄
肉部を形成することにより、ホースをさらに軽量化でき
ると共に、ホースを撓みやすくすることができ、ホース
の操作性をさらに向上させることができる等の効果を奏
する。
【0067】本発明の請求項8の構成によれば、長尺状
部材の融着部内に中空部を形成することにより、ホース
を軽量化でき、掃除機の操作性を向上させることができ
る等の効果を奏する。
【0068】本発明の請求項9の構成によれば、長尺状
部材の接合部を外した位置の融着部内に電線を配設する
ことにより、電線の断線が防止できると共に、融着部内
に中空部を形成することにより、ホースを軽量化でき、
掃除機の操作性を向上させることができる等の効果を奏
する。
【0069】本発明の請求項10の構成によれば、長尺
状部材の融着部内に中空部を形成することにより、ホー
スを軽量化でき、掃除機の操作性を向上させることがで
きると共に、中空部内に電線を移動可能に配設すること
により、電線に張力が加わることがなく、電線の断線を
確実に防止することができる等の効果を奏する。
【0070】本発明の請求項11の構成によれば、融着
部に形成された中空部を長尺状部材から離間した位置に
配設することにより、接合部の融着強度を向上させるこ
とができると共に、ホースを軽量化でき、掃除機の操作
性を向上させることができる等の効果を奏する。
【0071】本発明の請求項12の構成によれば、融着
部に薄肉部を形成することにより、長尺状部材の接合部
の融着強度を低下させることなく、ホースを軽量化でき
ると共に、ホースを撓みやすくすることができ、掃除機
の操作性を向上させることができる等の効果を奏する。
【0072】本発明の請求項13の構成によれば、長尺
状部材の接合部を外した位置の融着部に電線を配設する
ことにより、電線の断線が防止できる。また、融着部に
薄肉部を形成することにより、ホースを軽量化できると
共に、ホースを撓みやすくすることができ、掃除機の操
作性を向上させることができる等の効果を奏する。
【0073】本発明の請求項14の構成によれば、中空
部内に電線を移動可能に配設することにより、電線に張
力が加わることがなく、電線の断線を確実に防止するこ
とができる。また、融着部に中空部を形成すると共に、
薄肉部を形成することにより、ホースをさらに軽量化で
きると共に、ホースを撓みやすくすることができ、掃除
機の操作性をさらに向上させることができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の電気掃除機を示す全
体構成の側面断面図であり、ホースの途中の部分は省略
している。
【図2】同電気掃除機の本体部分の拡大断面図である。
【図3】同電気掃除機の本体側ホース接続部にホースを
接続した状態の拡大断面図である。
【図4】図3におけるホースを省略した状態での断面図
である。
【図5】同電気掃除機のホースの一部破断した側面図で
ある。
【図6】同要部拡大側断面図である。
【図7】同電気掃除機のグリップ部の断面図である。
【図8】本発明の第2実施の形態の電気掃除機のホース
の一部破断した側面図である。
【図9】同要部拡大側断面図である。
【図10】本発明の第3実施の形態の電気掃除機のホース
の一部破断した側面図である。
【図11】同要部拡大側断面図である。
【図12】本発明の第4実施の形態の電気掃除機のホース
の一部破断した側面図である。
【図13】同要部拡大側断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 14 電動送風機 17 本体側ホース接続部 18 本体側ホース接続部の外側パ
イプ 18b 本体側ホース接続部の外側リ
ブ 19 本体側ホース接続部の内側パ
イプ 19b 本体側ホース接続部の内側リ
ブ 21 ホース 22 外側ホース 22b 突条(融着部) 22c 導電線 22d、22e、22g 中空部 23 内側ホース 27 ホース接続部 28 ホース接続部の外側パイプ 28b ホース接続部の外側リブ 29 ホース接続部の内側パイプ 29b ホース接続部の内側リブ 32 連結パイプ 33 吸込具 A2〜A6 吸気流路 B1〜B6 排気流路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を
    融着して管状に形成した可撓性ホースから構成した電気
    掃除機用ホースであって、前記融着部内に中空部を形成
    したことを特徴とする電気掃除機用ホース。
  2. 【請求項2】 長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を
    融着して管状に形成した可撓性ホースから構成した電気
    掃除機用ホースであって、前記接合部を外した位置の融
    着部内に電線を配設すると共に、接合部に対して電線と
    相対向する融着部内に中空部を形成したことを特徴とす
    る電気掃除機用ホース。
  3. 【請求項3】 長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を
    融着して管状に形成した可撓性ホースから構成した電気
    掃除機用ホースであって、前記融着部内に中空部を形成
    すると共に、該中空部内に、電線を移動可能に配設した
    ことを特徴とする電気掃除機用ホース。
  4. 【請求項4】 前記中空部を、長尺状部材から離間した
    位置に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    記載の電気掃除機用ホース。
  5. 【請求項5】 長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を
    融着して管状に形成した可撓性ホースから構成した電気
    掃除機用ホースであって、前記融着部に薄肉部を形成し
    たことを特徴とする電気掃除機用ホース。
  6. 【請求項6】 長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を
    融着して管状に形成した可撓性ホースから構成した電気
    掃除機用ホースであって、前記接合部を外した位置の融
    着部内に電線を配設すると共に、接合部に対して電線と
    相対向する位置の融着部を薄肉に形成したことを特徴と
    する電気掃除機用ホース。
  7. 【請求項7】 長尺状部材を巻回し、接合部に接合剤を
    融着して管状に形成した可撓性ホースから構成した電気
    掃除機用ホースであって、前記長尺状部材から離間した
    位置の融着部に中空部を形成すると共に、薄肉部を形成
    し、前記中空部内に、電線を移動可能に配設したことを
    特徴とする電気掃除機用ホース。
  8. 【請求項8】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホース、該ホースに連結される連結パイプ、該連
    結パイプに連結される吸込具を有する電気掃除機であっ
    て、前記ホースを、長尺状部材を巻回し、接合部に接合
    剤を融着して管状に形成した可撓性ホースから構成し、
    前記融着部内に中空部を形成したことを特徴とする電気
    掃除機。
  9. 【請求項9】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホース、該ホースに連結される連結パイプ、該連
    結パイプに連結される吸込具を有する電気掃除機であっ
    て、前記ホースを、長尺状部材を巻回し、接合部に接合
    剤を融着して管状に形成した可撓性ホースから構成し、
    前記接合部を外した位置の融着部内に電線を配設すると
    共に、接合部に対して電線と相対向する融着部内に中空
    部を形成したことを特徴とする電気掃除機。
  10. 【請求項10】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホース、該ホースに連結される連結パイプ、該連
    結パイプに連結される吸込具を有する電気掃除機であっ
    て、前記ホースを、長尺状部材を巻回し、接合部に接合
    剤を融着して管状に形成した可撓性ホースから構成し、
    前記融着部内に中空部を形成すると共に、該中空部内
    に、電線を移動可能に配設したことを特徴とする電気掃
    除機。
  11. 【請求項11】 前記中空部を、長尺状部材から離間した
    位置に形成したことを特徴とする請求項7乃至請求項9
    記載の電気掃除機。
  12. 【請求項12】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホース、該ホースに連結される連結パイプ、該連
    結パイプに連結される吸込具を有する電気掃除機であっ
    て、前記ホースを、長尺状部材を巻回し、接合部に接合
    剤を融着して管状に形成した可撓性ホースから構成し、
    前記融着部に薄肉部を形成したことを特徴とする電気掃
    除機。
  13. 【請求項13】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホース、該3ホースに連結される連結パイプ、該
    連結パイプに連結される吸込具を有する電気掃除機であ
    って、前記ホースを、長尺状部材を巻回し、接合部に接
    合剤を融着して管状に形成した可撓性ホースから構成
    し、前記接合部を外した位置の融着部内に電線を配設す
    ると共に、接合部に対して電線と相対向する位置の融着
    部を薄肉に形成したことを特徴とする電気掃除機。
  14. 【請求項14】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホース、該3ホースに連結される連結パイプ、該
    連結パイプに連結される吸込具を有する電気掃除機であ
    って、前記ホースを、長尺状部材を巻回し、接合部に接
    合剤を融着して管状に形成した可撓性ホースから構成
    し、前記長尺状部材から離間した位置の融着部に中空部
    を形成すると共に、薄肉部を形成し、前記中空部内に、
    電線を移動可能に配設したことを特徴とする電気掃除
    機。
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