JP2001070207A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001070207A
JP2001070207A JP35381999A JP35381999A JP2001070207A JP 2001070207 A JP2001070207 A JP 2001070207A JP 35381999 A JP35381999 A JP 35381999A JP 35381999 A JP35381999 A JP 35381999A JP 2001070207 A JP2001070207 A JP 2001070207A
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exhaust
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gap nozzle
hose
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Koichi Nakai
康一 中井
Sadamoto Kodera
定基 小寺
Toshizo Kobayashi
利造 小林
Toshiyuki Fujiyoshi
俊行 藤吉
Yoshihiro Mori
好弘 森
Takahiro Nishiyama
高裕 西山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • A47L9/02Nozzles
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    • A47L9/0606Nozzles with fixed, e.g. adjustably fixed brushes or the like rigidly anchored brushes, combs, lips or pads
    • A47L9/062Rigidly anchored edge brushes
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A47L9/24Hoses or pipes; Hose or pipe couplings
    • A47L9/248Parts, details or accessories of hoses or pipes

Abstract

(57)【要約】 【課題】床用吸込具と選択的に装着される隙間用ノズル
を、環流される排気によって塵埃を吹き飛ばすことのな
い最適な形状とする。 【解決手段】掃除機本体1に装着されるホース21、連
結パイプ32及び床用吸込具33に、吸気流路と電動送
風機14からの排気を環流する排気流路とを形成し、床
用吸込具33に換えて連結パイプ32に装着される隙間
用ノズル36内に、隙間用ノズル36の吸込口36aに
連通する流路Dを連結パイプ32の吸気流路A6及び排
気流路B6にまたがって形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は電気掃除機に係わ
り、特に掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を
ホース及び連結パイプを介して床用吸込具等に還流する
ようにした排気還流(循環)式の電気掃除機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的な床移動型の電気掃除機において
は、掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を総て
本体背面側等に形成された排気口から外部に排出するよ
うにしているが、電動送風機からの排気が総て排出され
るため、かなりの勢いで外部に吹き出され、この排気に
よって床面や絨毯上に沈滞する埃が舞い上がって、部屋
中に拡散するという不具合が生じる。
【0003】このような外部に吹き出される排気風を減
らしたり、集塵効果を上げる等の目的で、従来、例えば
実公昭38−36553号公報や特開平9−13579
5号公報等に開示されるように、掃除機本体に連結され
るホース、パイプ及び床用吸込具に、吸気流路と共に電
動送風機からの排気の一部又は全部を還流する排気流路
を形成して成る電気掃除機が提案されている。
【0004】このような電気掃除機に隙間用ノズルを装
着して使用する場合、排気流路からの排気がそのまま外
部に出て、吸おうとするゴミを吹き飛ばすという問題が
生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、還流した排
気によってゴミを吹き飛ばすことのない隙間用ノズルを
備えた電気掃除機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の手段は、電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結され
るホースと、このホースに連結される連結パイプと、こ
の連結パイプに連結される床用吸込具とを備え、前記ホ
ース、前記連結パイプ及び床用吸込具の各々に、吸気流
路と排気流路とを形成した電気掃除機において、前記床
用吸込具に換えて前記連結パイプに選択的に装着され、
一端側に吸込口が形成された隙間用ノズルを備え、この
隙間用ノズル内に、前記吸込口に連通する流路を前記連
結パイプの吸気流路及び排気流路にまたがって形成した
ものである。
【0007】上記課題を解決する第2の手段は、電動送
風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホースと、この
ホースに連結される連結パイプと、この連結パイプに連
結される床用吸込具とを備え、前記ホース、前記連結パ
イプ及び床用吸込具の各々に、吸気流路と排気流路とを
形成した電気掃除機において、前記床用吸込具に換えて
前記連結パイプに選択的に装着され、一端側に吸込口が
形成された隙間用ノズルを備え、この隙間用ノズル内
に、前記吸込口に連通する流路を形成すると共に、前記
連結パイプの排気流路に対応する位置に、前記排気流路
内の排気を前記吸気流路側へ案内する案内壁を設け、前
記連結パイプ内を前記吸気流路と排気流路とを仕切る仕
切壁と前記案内壁との間に、前記連結パイプの吸気流路
と排気流路とを連通する連通路を形成したものである。
【0008】上記課題を解決する第3の手段は、電動送
風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホースと、この
ホースに連結される連結パイプと、この連結パイプに連
結される床用吸込具とを備え、前記ホース、前記連結パ
イプ及び床用吸込具の各々に、吸気流路と排気流路とを
形成した電気掃除機において、前記床用吸込具に換えて
前記連結パイプに選択的に装着され、一端側に吸込口が
形成された隙間用ノズルを備え、この隙間用ノズル内
に、前記吸込口に連通する流路を形成すると共に、前記
隙間用ノズル内の前記連結パイプの排気流路に略対向す
る位置に、前記排気流路を閉塞する壁を形成し、前記連
結パイプ内を吸気流路と排気流路とに仕切る仕切壁に、
前記連結パイプの吸気流路と排気流路とを連通する連通
路を形成したものである。
【0009】上記課題を解決する第4の手段は、電動送
風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホースと、この
ホースに連結される連結パイプと、この連結パイプに連
結される床用吸込具とを備え、前記ホース、前記連結パ
イプ及び床用吸込具の各々に、吸気流路と排気流路とを
形成した電気掃除機において、前記床用吸込具に換えて
連結パイプに選択的に装着され、一端側に吸込口が形成
された隙間用ノズルを備え、この隙間用ノズルに、前記
吸込口に連通する流路と前記連結パイプの排気流路に略
対向して位置する凹部とに区画する区画壁を形成し、前
記連結パイプ内を吸気流路と排気流路とに仕切る仕切壁
と前記区画壁との間に、前記連結パイプの吸気流路と排
気流路とを連通する連通路を形成したものである。
【0010】上記課題を解決する第5の手段は、電動送
風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホースと、この
ホースに連結される連結パイプと、この連結パイプに連
結される床用吸込具とを備え、前記ホース、前記連結パ
イプ及び床用吸込具の各々に、吸気流路と排気流路とを
形成した電気掃除機において、前記床用吸込具に換えて
連結パイプに選択的に装着され、一端側に吸込口が形成
された隙間用ノズルを備え、この隙間用ノズルに、前記
吸込口に連通する流路と前記連結パイプの排気流路に略
対向して位置する凹部とに区画する区画壁を形成し、こ
の区画壁に前記連結パイプの吸気流路と排気流路とを連
通する連通路を形成したものである。
【0011】上記構成において、前記連結パイプを円筒
状の外側筒状部とこの外側筒状部に対して偏心して設け
られた円筒状の内側筒状部とで構成して該内側筒状部に
て前記仕切壁を形成する一方、前記隙間用ノズルの吸込
口に連通する流路を内側筒状部に略対向して形成し、前
記隙間用ノズルと前記連結パイプとの間に相互の回転を
規制する規制部を設けることが望ましい。
【0012】また、前記隙間用ノズルの前記排気流路側
に、前記隙間用ノズルの吸込口に連通する流路と外部と
を連通する外部連通路を形成することが望ましい。
【0013】さらに、前記隙間用ノズルに、前記凹部と
外部とを連通する外部連通路を形成してもよい。
【0014】そして、前記外部連通路と連通路とを略対
向させることが望ましい。
【0015】上記課題を解決する第6の手段は、電動送
風機を内蔵した掃除機本体に連結されるホースと、該ホ
ースに連結される連結パイプと、該連結パイプに連結さ
れる床用吸込具とを備え、前記ホース、前記連結パイプ
及び床用吸込具の各々に、吸気流路と排気流路とを形成
した電気掃除機において、前記床用吸込具に換えて連結
パイプに選択的に装着され、一端側に吸込口が形成され
た隙間用ノズルを備え、該隙間用ノズルに、連結パイプ
の排気流路を閉塞する区画壁を形成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図6に本発明の第1の実
施形態を示し、以下、これらの図に基づいて説明する。
【0017】1は掃除機本体で、図2に示すように上ケ
ース2と、下ケース3と集塵蓋4から構成されており、
掃除機本体1の前方側には後述する本体側ホース接続部
17が接続されるホース接続口5が形成され、後方側に
はスリット状の排気口6が形成されている。この掃除機
本体1内の底部には、隔壁7により掃除機本体1内の上
部空間と仕切られ、前記ホース接続口5と連通する排気
流路B1と、前記排気口6と連通する外部排気流路Cと
が形成されている。この隔壁7には隔壁7の上方の空間
を前後に区画する区画壁8が立設されている。
【0018】9は前記区画壁8の前方側に形成された集
塵室で、前方側に前記ホース接続口5と同心円上にホー
ス差込口9aが形成されている。この集塵室9内には集
塵袋10を着脱自在に固定する集塵袋取付ケース11が
着脱自在に収納されており、装着状態で集塵袋10の開
口が前記集塵室9のホース差込口9aに略対向するよう
にしている。
【0019】12は前記区画壁8に取り付けられた微塵
フィルタで、前記集塵袋10の後方側に位置して微細な
塵埃を除去するようになっている。
【0020】13は前記区画壁8の後方側に形成された
電動送風機収納室で、内部に電動送風機14が収納され
る。この電動機収納室13の下方側には、電動機収納室
13と前記排気流路B1及び外部排気流路Cを連通する
ように開口13aが形成されており、電動送風機14の
駆動により電動送風機14からの排気が、前記開口13
aから前記排気流路B1を介してホース接続口5側に導
かれると共に、一部は前記開口13aから外部排気流路
C、排気口6に設けられた排気フィルタ16を介して排
気口6から掃除機本体1外に排気される。
【0021】17は後述するホース21に接続されてホ
ース接続口5に装着される本体側ホース接続部で、図2
に示すように円筒状の外側パイプ18と、この外側パイ
プ18に図示しない複数の支持リブにより一体形成され
た内側パイプ19とからなる2重構造をしている。
【0022】前記外側パイプ18のホース接続口5に装
着される一端側にはホース接続口5に設けられた被係止
部5aに係止される係止爪18aが形成される一方、他
端側にはネジ状に形成された外側リブ18bが管軸方向
に対して傾斜して形成されている。
【0023】前記内側パイプ19は、ホース接続口5に
装着される一端側をホース差込口9aから集塵室9内に
突出するように外側パイプ18より長く形成されてい
る。一方、他端側の外周側に外側パイプ18の外側リブ
18bと同方向に傾斜する内側リブ19bが形成されて
いる。20は本体側ホース接続部17のホース21が接
続される側を覆うように設けられた円筒状のカバーであ
る。
【0024】前記本体側ホース接続部17は前記係止爪
18aを前記掃除機本体1のホース接続口5に係止する
ことで、前記本体側ホース接続部17の内側パイプ19
が前記集塵室9内に突出して集塵室9内と連通し、内側
パイプ19内が吸気流路A2となる。また、外側パイプ
18は掃除機本体1内の排気流路B1と連通し、外側パ
イプ18と内側パイプ19との間が排気流路B2とな
る。
【0025】21は本体側ホース接続部17及び後述す
るホース接続部27に装着されるホースで、外側ホース
22と内側ホース23とからなる2重構造になってい
る。
【0026】前記外側ホース22は半透明性の部材で形
成され、外周に螺旋状の突部22b、22cが形成され
ている。この突部22bに信号線としての導電性のコイ
ル22dが、突部22cに保形性を有するコイル線22
eが内装されており、これらのコイル線22d、22e
によりホース21の強度が保たれるようになっている。
【0027】一方、内側ホース23は不透明な材料にて
形成され、外周に螺旋状の突部23bが形成されてい
る。
【0028】このホース21は、先ず、内側ホース23
を内側リブ19bにねじ込んで装着し、外側ホース22
を外側リブ18bにねじ込んで装着される。
【0029】この際、内側ホース23内は本体側ホース
接続部17の吸気流路A2に連通され、吸気流路A3と
なる一方、外側ホース22と内側ホース23との間は本
体側ホース接続部17の排気流路B2に連通され、排気
流路B3となる。
【0030】24は一端側にホース21が接続され、他
端側に後述する連結パイプ32が装着されるグリップ部
で、連結パイプ32が装着されるハンドル部35と、一
端側にホース21が接続され、他端側がハンドル部35
に装着されるホース接続部27とから構成されている。
【0031】前記ホース接続部27は円筒状の外側パイ
プ28と、この外側パイプ28に支持リブ29aで一体
形成された内側パイプ29とからなる2重構造をしてお
り、ホース21が接続される側を覆うようにカバー31
が設けられている。
【0032】前記外側パイプ28及び内側パイプ29の
外周には前記本体側ホース接続部17の外側リブ18b
及び内側リブ19bと同じ傾斜の外側リブ28aと内側
リブ29aがそれぞれ形成されており、ホース21の外
側ホース22と内側ホース23を同方向にねじって装着
できるようになっている。
【0033】この際、外側パイプ28と内側パイプ29
との間はホース21の排気流路B3と連通し、排気流路
B4となる。また、内側パイプ29内はホース21内の
吸気流路A3と連通し、吸気流路A4となる。
【0034】前記ハンドル部35は、への字状の管状部
25と、管状部25の上方に延設されたハンドル26と
で構成されており、連結パイプ32が装着される側には
装着口25aが形成され、装着口25aの上部にはクラ
ンプ25bが設けられている。また、内部には装着口2
5aと連通し、前記内側パイプ29の端部が挿入される
円筒部30が形成されており、円筒部30内を内側パイ
プ29の吸気流路A4に連通して吸気流路A5とすると
共に、円筒部30の外側とグリップ部24の外郭との間
を内側パイプ29と外側パイプ28で形成された排気流
路B4に連通し、排気流路B5としている。
【0035】32はグリップ24に一端側が装着される
連結パイプで、2本のパイプ32aを連結することで形
成されており、一端側には被係止部32dが形成され、
他端側には係止爪32eと係合凹部32fが形成されて
いる。この連結パイプ32は、断面略円形の外側筒状部
32bと、この外側筒状部32bと偏心し、上部が外側
筒状部32bに一体形成された内側筒状部32cとから
構成されており、内側筒状部32cと外側筒状部32b
とで三日月状の空間を形成している。
【0036】この連結パイプ32は被係止部をクランプ
25bの係止爪に係止することでグリップ部24の装着
口25aに装着される。この際、内側筒状部32cはグ
リップ部24の吸気流路A5に連通されて内部が吸気流
路A6となると共に、外側筒状部32b及び内側筒状部
32cの間はグリップ部24の排気流路B5に連通して
排気流路B6となり、内側筒状部32cは吸気流路A6
と排気流路B6とを仕切る仕切壁となる。
【0037】また、上記排気流路B6を通る排気は、掃
除機本体1の集塵袋10や微塵フィルタ12を介して塵
埃が取り除かれたきれいな空気であるため、内側筒状部
32cのように塵埃詰まりを考慮した断面略円形に形成
する必要がない点に着目して、本実施形態では上述の如
く前記排気流路B6を断面略三日月形として、外側筒状
部32bが断面略円形になるように形成している。
【0038】33は連結パイプ32に接続される床用吸
込具で、連結パイプ32が接続される継手管33a、3
3bは同心円状の二重構造に形成され、上記連結パイプ
32との嵌合部分は連結パイプ32と同様の形状をして
いる。
【0039】上記構成の電気掃除機は狭い空間やサッシ
等を掃除する際に、前記床用吸込具33の代わりに隙間
用ノズル36が装着される。そこで、次に隙間用ノズル
36について図6及び図7に基づき説明する。
【0040】36は連結パイプ32に装着される隙間用
ノズルで、吸込口36aが形成された一端側を略矩形状
に形成すると共に、他端側を円筒状に形成し、内部に吸
込口36aに連通する流路Dを形成している。また、隙
間用ノズル36の上面には、連結パイプ32の係止爪3
2eが係止される被係止部36dと連結パイプ32の係
合凹部32fに係合する突部36iとが形成されてい
る。一方、隙間用ノズル36の下面側には段部36bが
形成され、この段部36bより吸込口36a側に、吸込
口36aに連通する流路Dと外部とを連通する外部連通
路36cが形成されている。
【0041】この隙間用ノズル36は連結パイプ32の
外側筒状部32bに他端側を挿入し、隙間用ノズル36
の突部36iを連結パイプ32の係合凹部32fに係合
させ、隙間用ノズル36の被係止部36dに連結パイプ
32の係止爪32eを係止することで前記連結パイプ3
2に回転が阻止されて装着される。
【0042】この際、隙間用ノズル36の内部には、隙
間用ノズル36の吸込口36aに連通する流路Dが連結
パイプ32の吸気流路A6に略対向して形成されると共
に、段部36bが連結パイプ32の排気流路B6と略対
向して位置するようになっており、段部36bと連結パ
イプ32の内筒状部32cとの間に連通路36hが形成
される。
【0043】上記構成の電気掃除機を、図1に示すよう
に床用吸込具33を装着して電気掃除機を使用すると、
電動送風機14の駆動によって、床用吸込具33から吸
い込んだ塵埃の混じった空気が連結パイプ32の吸気流
路A6、ホース21の吸気流路A3を通って掃除機本体
1内に取り込まれる。掃除機本体1内では、集塵袋10
で塵埃が取り除かれ、更に微塵フィルタ12を介して清
浄化された空気が電動送風機14に吸引され、その電動
送風機14を冷却する。
【0044】そして、電動送風機14からの排気の一部
は掃除機本体1の排気口6から外部へ排出され、その他
は掃除機本体1の排気流路B1からホース21の排気流
路B3、連結パイプ32の排気流路B6を通って、床用
吸込具33に環流し、この排気により舞い上げられた塵
埃と共に再び連結パイプ32の吸気流路A6へと循環す
る。
【0045】上述の如く排気の一部を還流させることに
より、外部へ吹き出される排気が少なくなるので、掃除
中の部屋の埃が舞い上がるのを効果的に抑制することが
できる。
【0046】床用吸込具33に換えて隙間用ノズル36
を連結パイプ32に装着して電気掃除機を使用すると、
床用吸込具33を装着したときと同様にして、電動送風
機14の駆動により隙間用ノズル36の吸込口36aか
ら矢印Eに示すように塵埃を含んだ空気が吸い込まれる
と共に、隙間用ノズル36の下面に形成された外部連通
路36cから矢印Fに示すように外部の空気が取り入れ
られる。そして、隙間用ノズル36の吸込口36aから
の塵埃を含んだ空気と外部連通路36cからの外部の空
気が流路D内で一緒になって連結パイプ32の吸気流路
A6へ流れる。
【0047】掃除機本体1を通った空気の一部は、排気
流路B1から連結パイプ32の排気流路B6を通り、隙
間用ノズル36内に向けて排気される。この排気は連結
パイプ32の排気流路B6と略対向する段部36bによ
り矢印Eに示すように隙間用ノズル36の吸込口36a
側から連通路側36hへ略直角方向に変向され連通路3
6hを通り、掃除機本体1へ循環する。排気は段部36
bにより隙間用ノズル36内で略直角方向に変向される
ため、排気抵抗が大きくなり、排気流路B1〜6を流れ
る排気量が減少し、掃除機本体の排気口6からの排気量
が増大する。隙間用ノズル36の吸込口36aは略矩形
状に細く形成され、吸引空気の流速が増大するので、掃
除機本体1の排気口6からの排気量が増大することと相
まって、十分な吸塵性能を維持することができる。
【0048】この連通路36hを通った排気は、隙間用
ノズル36の吸込口36aから吸気流路A6に向かう空
気の流れにより隙間用ノズル36の吸込口36aに向か
うのを確実に阻止され、ゴミを吹き飛ばすのを防止でき
る。
【0049】また、外部連通路36cから吸い込まれた
空気は、外部連通路36cの形成された連結パイプ32
の排気流路B6側から吸気流路A6に向かう空気の流れ
を形成するので、この空気の流れによっても、隙間用ノ
ズル36の吸込口36aに向かうのを確実に阻止するこ
とができる。また、外部連通路36cからは、前記隙間
用ノズル36を使用中に隙間用ノズル36の吸込口36
aが塞がれたり、吸込口36aの吸込抵抗が増えたりし
て吸込口36aから吸い込まれる流量が極端に減ったり
した場合においても外部の空気が吸い込まれるので、こ
の外部連通路36cから吸い込まれる空気を、電動送風
機14の排気と共に循環することができる。したがっ
て、電動送風機14の温度上昇等を防ぐことができる。
【0050】このように吸込口36aから吸気流路A6
に向かう空気の流れ及び外部連通路36cから吸い込ま
れた空気の流れにより、隙間用ノズル36の吸込口36
aに向かうのを確実に阻止できるが、上述の如く排気流
路B6と略対向させて段部36bを形成したことによ
り、排気流路B6から排気がそのまま隙間用ノズル36
の吸込口36a側に向かうことなく、連通路36h側に
略直角方向に変向できるので、隙間用ノズル36の吸込
口36aに向かうのを更に確実に阻止できる。
【0051】尚、上記第1の実施の形態のように段部3
6bを設け、連結パイプ32の排気流路B6からの排気
を吸気流路A6側に変向させるのが望ましいが、隙間用
ノズル36の段部36bをなくし、隙間用ノズル36の
他端側の下面が隙間用ノズル36の吸込口36aまでほ
ぼ延長される形状とし、隙間用ノズル36内に、隙間用
ノズル36の吸込口36aに連通する流路Dが連結パイ
プ32の吸気流路A6と排気流路B6とにまたがって形
成されるようにしてもよい。
【0052】この場合、連結パイプ32の排気流路B6
からの排気は、隙間用ノズル36の吸込口36aから吸
気流路A6側に流れる空気の流れ及び排気流路B6側の
外部連通路36Cから吸気流路A6側に流れる空気の流
れにより隙間用ノズル36の吸込口36a側に向かうの
を阻止され、連結パイプ32の吸気流路A6から掃除機
本体1に循環できる。
【0053】また、上記第1の実施の形態において、隙
間用ノズル36の段部36bにて連結パイプ32の排気
流路B6からの排気を吸気流路A6側に案内するように
したが、この段部36bの代わりにリブを隙間用ノズル
36の内周部から立設し、連結パイプ32の排気流路B
6に略対向させてリブと連結パイプ32の内側筒状部3
2cとの間に連通路を形成してもよい。
【0054】そして、連結パイプ32の内側筒状部32
cにより内側筒状部32c内に吸気流路A6を、内側筒
状部32cと外側筒状部32bとの間に排気流路B6を
形成したが、これに限定されるものではなく、連結パイ
プ32内を吸気流路A6と排気流路B6に仕切るもので
あればよい。
【0055】図8に第2の実施の形態を示し、この図に
基づき説明する。尚、上述した第1の実施の形態と同一
部品は同一符号を符して説明を省略する。
【0056】この第2の実施の形態は、上記第1の実施
の形態のように隙間用ノズル36の段部36bと連結パ
イプ32の内側筒状部32cとの間に連通路36hを形
成する代わりに、連結パイプ32の内側筒状部40を段
部42に当接させ、内側筒状部40に連結パイプ32の
吸気流路A6と排気流路B6とを連通する連通路41を
形成したものである。
【0057】この構成とすることで、連結パイプ32の
排気流路B6からの排気は段部42により隙間用ノズル
36の吸込口36a側へ排気されるのを阻止され、連結
パイプ32の連通路41から連結パイプ32の吸気流路
A6内に排気される。そして、隙間用ノズル36の吸込
口36aと外部連通路36cから吸い込まれた空気の流
れと一緒になって連結パイプ32の吸気流路A6から掃
除機本体1内に導かれる。従って、吸い込もうとするゴ
ミが連結パイプ32の排気流路B6からの排気により吹
き飛ばされることがない。
【0058】図9及び図10に第3の実施の形態を示
し、この図に基づき説明する。尚、上述した実施の形態
と同一部品は同一符号を符して説明を省略する。
【0059】37は隙間用ノズルで、第1の実施の形態
と同様の吸込口36aが形成された一端側を略矩形状に
形成すると共に、他端側に円筒状の外筒部37eを形成
している。この隙間用ノズル37の上部には連結パイプ
32の係止爪32eが係止される被係止部37dと連結
パイプ32の係合凹部32fに係合される第1の実施の
形態と同様の突部36iが形成されている。
【0060】37fは外筒部37eに対して偏心して形
成された内筒部で、一端側を隙間用ノズル37の内壁に
接合すると共に、他端側を外筒部37eより短く形成し
ている。この内筒部37f内は、隙間用ノズル37の吸
込口36aに連通する流路Dを構成すると共に、内筒部
37fと外筒部37eとの間に凹部37gを形成する。
【0061】上記隙間用ノズル37は、隙間用ノズル3
7の外筒部37eを連結パイプ32の外側筒状部32b
に挿入し、隙間用ノズル37の突部36iと連結パイプ
32の係合凹部32fを係合させ、隙間用ノズル37の
被係止部36dに連結パイプ32の係止爪32eを係止
することで、前記連結パイプ32に回転が阻止されて装
着される。この際、前記隙間用ノズル37の吸込口36
aに連通する流路Dは連結パイプ32の吸気流路A6と
略対向すると共に、内筒部37fと外筒部37eとの間
の凹部37gは連結パイプ32の排気流路B6に略対向
するようになっている。また、前記隙間用ノズル37の
内筒部37fと連結パイプ32の内側筒状部32cとの
間には連結パイプ32の排気流路B6と吸気流路A6と
を連通する連通路37hが形成される。
【0062】この隙間用ノズル37を連結パイプ32に
装着して電気掃除機を使用すると、上記第1の実施の形
態と同様に電動送風機14の駆動により隙間用ノズル3
7の吸込口36aから矢印Eに示すように塵埃を含んだ
空気が吸い込まれる一方、隙間用ノズル37の下面に形
成された外部連通路36cから矢印Fに示すように外部
の空気が取り入れられる。そして、隙間用ノズル37の
吸込口36aからの塵埃を含んだ空気と外部連通路36
cからの外部の空気が吸込口36aと連通する流路D内
で一緒になって連結パイプ32の吸気流路A6へ流れ
る。
【0063】一方、掃除機本体1を通った空気の一部
は、上記第1の実施の形態と同様にして連結パイプ32
の排気流路B6から隙間用ノズル37内に向けて排気さ
れる。この連結パイプ32の排気流路B6からの排気は
排気流路B6に略対向する凹部37g内に入り、凹部3
7g内の空気を押し出しながら減速されて隙間用ノズル
32の吸込口36a側へ向かう勢いを失い、矢印Gに示
すように隙間用ノズル32の吸込口36a側から連結パ
イプ32の吸気流路A6側に反転され、連通路37hを
通り、掃除機本体1に循環する。
【0064】連結パイプ32の排気流路B6から隙間用
ノズル37に向かう排気は、隙間用ノズル37の凹部3
7gにおいて大きな通気抵抗を受けるため、排気流路B
1〜6を流れる排気の量が減少し、掃除機本体1の排気
口6からの排気量が増大する。また、隙間用ノズル37
の吸込口36aは略矩形状に細く形成され、吸引空気の
流速が増大するので、掃除機本体1の排気口6からの排
気量が増大することと相まって、隙間用ノズル37から
の十分な吸塵性能を維持することができる。
【0065】上述の如く、排気流路B6からの排気は凹
部37gにより吸込口36a側へ向かおうとする勢いを
失うので、隙間用ノズル37の吸込口36aから吸気流
路A6側に向かう空気の流れ及び外部連通路36cから
吸気流路A6に向かう空気の流れにより、隙間用ノズル
37の吸込口36a側へ向かうのをより確実に阻止でき
る。従って、吸い込もうとするゴミが吹き飛ばされるの
をより低減でき、排気流路からの排気をより良好に処理
できる。
【0066】尚、上記第3の実施の形態においては、隙
間用ノズル37内を、隙間用ノズル37の内筒部37f
によって、隙間用ノズル37の吸込口36aに連通する
流路Dと、連結パイプ32の排気流路B6に略対向する
凹部37gとに区画したが、この形状に限られるもので
はなく、隙間用ノズル37の吸込口37aに連通する流
路Dを連結パイプ32の吸気流路A6に略対向させ、凹
部37gを連結パイプ32の排気流路B6に略対向させ
るように隙間用ノズル37内を区画するものであればよ
い。
【0067】次に、図11に第4の実施の形態を示し、
この図に基づいて説明する。尚、上記第1の実施の形態
と同一部品は同一符号を符して説明を省略する。
【0068】38は隙間用ノズルで、第1の実施の形態
と同様の吸込口36aが形成された一端側を略矩形状に
形成すると共に、他端側に円筒状の外筒部38eを形成
している。
【0069】38fは前記外筒部38eに対して偏心し
て形成された内筒部で、一端側を隙間用ノズル38の内
壁に接合すると共に、他端側を外筒部38eより長く形
成している。この内筒部38f内には隙間用ノズル38
の吸込口36aに連通する流路Dが形成されると共に、
内筒部38fと外筒部38eとの間に凹部38gが形成
される。
【0070】前記隙間用ノズル38には、隙間用ノズル
38の外部と隙間用ノズル38内の凹部38gとを連通
する外部連通路38cが隙間用ノズル38の外筒部38
eの一端側に形成される一方、凹部38gと隙間用ノズ
ル38の吸込口36aに連通する流路Dとを連通する連
通路38hが内筒部38fに形成されている。前記連通
路38hと外部連通路38cとは略同じ大きさで、且
つ、対向する位置に形成されており、連通路38hと外
部連通路38cとを形成する金型部品を一つの部品で形
成することができる。従って、隙間用ノズル38を成形
する金型の部品点数を削減することができ、金型コスト
を軽減することができる。
【0071】前記隙間用ノズル38は、隙間用ノズル3
8の外筒部38eを連結パイプ32の外側筒状部32b
に挿入すると共に、外筒部38eに対して偏心した内筒
部38fを連結パイプ32の内側筒状部32cに挿入
し、隙間用ノズル32の被係止部38dに連結パイプ3
2の係止爪32eを係止することで連結パイプ32に回
転が阻止されて装着される。この際、隙間用ノズル38
の吸込口36aに連通する流路Dは連結パイプ32の吸
気流路A6に連通すると共に、内筒部38fと外筒部3
8eとの間に形成された凹部38gは連結パイプ32の
排気流路B6に連通する。
【0072】この隙間用ノズル38を連結パイプ32に
装着して電気掃除機を使用すると、上記第1の実施の形
態と同様に、電動送風機14の駆動により隙間用ノズル
38の吸込口36aから塵埃が吸い込まれる一方、隙間
用ノズル38の下面に形成された外部連通路38cから
連通路38hへ向かう空気の流れが生じる。そして、こ
れらの空気の流れが一緒になって連結パイプ32の吸気
流路A6を流れ、掃除機本体1に取り入れられる。
【0073】一方、掃除機本体1を通った空気の一部
は、連結パイプ32の排気流路B6から、隙間用ノズル
38の凹部38g内に流入し、外部連通路38cから連
通路38hに向かう空気の流れにより連通路38h側に
変更され、外部連通路38cから連通路38hに向かう
空気の流れと一緒になって連通路38hを通り、掃除機
本体1側に環流する。
【0074】上述の如く、隙間用ノズル38内に流入し
た排気は、外部連通路38cからの空気の流れに案内さ
れて連通路を通り、吸込口36aから連結パイプ32の
吸気流路A6に向かう空気の流れにより、吸込口36a
側に向かうのを阻止できるので、吸い込もうとするゴミ
が吹き飛ばされるのを極力低減でき、連結パイプ32の
排気流路B6からの排気を良好に処理できる。
【0075】尚、上記第3の実施の形態のように、外部
連通路38cと連通路38hを略対向する位置に形成
し、隙間用ノズル38を成形する金型を容易に製作でき
るようにすることが望ましいが、外部連通路38cと連
通路38hとを離れた位置に設けてもよい。
【0076】図12に第5の実施の形態を示し、この図
に基づいて説明する。
【0077】第5の実施の形態は、図9及び図10に示
される第3の実施の形態の内筒部37fを外筒部37e
と略同じ長さに形成し、内筒部37fを連結パイプ32
の内側筒状体32c端部に近接または当接させて連結パ
イプ32の排気流路B6をほぼ閉塞したものである。
【0078】この構成では、連結パイプ32の排気流路
B6がほぼ閉塞されるため、環流される排気によりゴミ
を吹き飛ばすのを確実に防止することができる。
【0079】この隙間用ノズル37を装着した際には、
連結パイプ32の排気流路B6がほぼ閉塞されるため、
環流する排気はほぼなくなり、掃除機本体1の排気口6
からの排気量が増大する。また、隙間用ノズル37の吸
込口36aは略矩形状に細く形成され、吸引空気の流速
が増大するので、掃除機本体1の排気口6からの排気量
が増大することと相まって、隙間用ノズル37からの十
分な吸塵性能を維持することができる。
【0080】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の構成によれば、
連結パイプの排気流路の排気が隙間用ノズルの吸込口に
向かうのを阻止でき、隙間用ノズルから吸い込もうとす
る塵埃が排気流路からの排気により吹き飛ばされるのを
極力低減でき、連結パイプの排気流路からの排気を良好
に処理できる等の効果を奏する。
【0081】本発明の請求項2記載の構成によれば、連
結パイプの排気流路の排気が隙間用ノズルの吸込口へ向
かうのをより確実に防止でき、隙間用ノズルから吸い込
もうとする塵埃を吹き飛ばすのをより確実に防止するこ
とができ、連結パイプの排気流路からの排気を良好に処
理できる等の効果を奏する。
【0082】本発明の請求項3記載の構成によれば、連
結パイプの排気流路の排気が隙間用ノズルの吸込口へ向
かうのをより確実に防止でき、隙間用ノズルから吸い込
もうとする塵埃を吹き飛ばすのをより確実に防止するこ
とができ、連結パイプの排気流路からの排気を良好に処
理できる等の効果を奏する。
【0083】本発明の請求項4記載の構成によれば、連
結パイプの排気流路の排気が隙間用ノズルの吸込口へ向
かうのをより確実に防止でき、隙間用ノズルから吸い込
もうとする塵埃を吹き飛ばすのをより確実に防止するこ
とができ、連結パイプの排気流路からの排気を良好に処
理できる等の効果を奏する。
【0084】本発明の請求項5記載の構成によれば、連
結パイプの排気流路の排気が隙間用ノズルの吸込口へ向
かうのをより確実に防止でき、隙間用ノズルから吸い込
もうとする塵埃を吹き飛ばすのをより確実に防止するこ
とができ、連結パイプの排気流路からの排気を良好に処
理できる等の効果を奏する。
【0085】本発明の請求項6記載の構成によれば、隙
間用ノズルが連結パイプに対して回転した状態で装着さ
れるのを阻止することができ、隙間用ノズルの誤装着を
防止することができる等の効果を奏する。
【0086】本発明の請求項7記載の構成によれば、連
結パイプの排気流路の排気が隙間用ノズルの吸込口へ向
かうのをより確実に防止でき、隙間用ノズルから吸い込
もうとする塵埃を吹き飛ばすのをより確実に防止するこ
とができ、連結パイプの排気流路からの排気を良好に処
理できる等の効果を奏する。
【0087】本発明の請求項8記載の構成によれば、連
結パイプの排気流路の排気が隙間用ノズルの吸込口へ向
かうのをより確実に防止でき、隙間用ノズルから吸い込
もうとする塵埃を吹き飛ばすのをより確実に防止するこ
とができ、連結パイプの排気流路からの排気を良好に処
理できる等の効果を奏する。
【0088】本発明の請求項9記載の構成によれば、隙
間用ノズルを成形する金型を簡素化することができ、金
型コストを低減することができる等の効果を奏する。
【0089】本発明の請求項10記載の構成によれば、
連結パイプの排気流路の排気が隙間用ノズルの吸込口へ
向かうのをより確実に防止でき、隙間用ノズルから吸い
込もうとする塵埃を吹き飛ばすのをより確実に防止する
ことができ、連結パイプの排気流路からの排気を良好に
処理できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電気掃除機を示す全体構
成の側面断面図であり、ホースの途中の部分は省略して
いる。
【図2】同掃除機本体の断面図である。
【図3】同電気掃除機のグリップ部の断面図である。
【図4】同連結パイプの側面断面図である。
【図5】図4におけるX矢視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の隙間用ノズルを装
着した状態を示す側面断面図である。
【図7】図6におけるY矢視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の隙間用ノズルを装
着した状態を示す側面断面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の隙間用ノズルを装
着した状態を示す側面断面図である。
【図10】図9におけるZ矢視図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態の隙間用ノズルを
装着した状態を示す側面断面図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態の隙間用ノズルを
装着した状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 14 電動送風機 21 ホース 32 連結パイプ 32b 外側筒状体 32c 内側筒状部(仕切壁) 32f 係合凹部(規制部) 33 床用吸込具 36、37、38 隙間用ノズル 36a 吸込口 36b 段部(案内壁) 36c、37c 外部連通路 37e、38e 外筒部 37f、38f 内筒部(区画壁) 37g、38g 凹部 36h、37h、38h 連通路 36i 突部(規制部) 40 内側筒状部(仕切壁) 41 連通路 42 段部(壁) A2、A3、A4 吸気流路 A5、A6 吸気流路 B1、B2、B3 排気流路 B4、B5、B6 排気流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 利造 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 藤吉 俊行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森 好弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西山 高裕 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B061 AA18 AA43 AH02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホースと、該ホースに連結される連結パイプと、
    該連結パイプに連結される床用吸込具とを備え、前記ホ
    ース、前記連結パイプ及び床用吸込具の各々に、吸気流
    路と排気流路とを形成した電気掃除機において、前記床
    用吸込具に換えて前記連結パイプに選択的に装着され、
    一端側に吸込口が形成された隙間用ノズルを備え、該隙
    間用ノズル内に、前記吸込口に連通する流路を、前記連
    結パイプの吸気流路及び排気流路にまたがって形成した
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホースと、該ホースに連結される連結パイプと、
    該連結パイプに連結される床用吸込具とを備え、前記ホ
    ース、前記連結パイプ及び床用吸込具の各々に、吸気流
    路と排気流路とを形成した電気掃除機において、前記床
    用吸込具に換えて前記連結パイプに選択的に装着され、
    一端側に吸込口が形成された隙間用ノズルを備え、該隙
    間用ノズル内に、前記吸込口に連通する流路を形成する
    と共に、前記連結パイプの排気流路に対応する位置に、
    前記排気流路内の排気を前記吸気流路側へ案内する案内
    壁を設け、前記連結パイプ内を、前記吸気流路と排気流
    路とを仕切る仕切壁と前記案内壁との間に、前記連結パ
    イプの吸気流路と排気流路とを連通する連通路を形成し
    たことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホースと、該ホースに連結される連結パイプと、
    該連結パイプに連結される床用吸込具とを備え、前記ホ
    ース、前記連結パイプ及び床用吸込具の各々に、吸気流
    路と排気流路とを形成した電気掃除機において、前記床
    用吸込具に換えて前記連結パイプに選択的に装着され、
    一端側に吸込口が形成された隙間用ノズルを備え、該隙
    間用ノズル内に、前記吸込口に連通する流路を形成する
    と共に、前記隙間用ノズル内の前記連結パイプの排気流
    路に略対向する位置に、前記排気流路を閉塞する壁を形
    成し、前記連結パイプ内を吸気流路と排気流路とに仕切
    る仕切壁に、前記連結パイプの吸気流路と排気流路とを
    連通する連通路を形成したことを特徴とする電気掃除
    機。
  4. 【請求項4】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホースと、該ホースに連結される連結パイプと、
    該連結パイプに連結される床用吸込具とを備え、前記ホ
    ース、前記連結パイプ及び床用吸込具の各々に、吸気流
    路と排気流路とを形成した電気掃除機において、前記床
    用吸込具に換えて連結パイプに選択的に装着され、一端
    側に吸込口が形成された隙間用ノズルを備え、該隙間用
    ノズルに、前記吸込口に連通する流路と前記連結パイプ
    の排気流路に略対向して位置する凹部とに区画する区画
    壁を形成し、前記連結パイプ内を吸気流路と排気流路と
    に仕切る仕切壁と前記区画壁との間に、前記連結パイプ
    の吸気流路と排気流路とを連通する連通路を形成したこ
    とを特徴とする電気掃除機。
  5. 【請求項5】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連結
    されるホースと、該ホースに連結される連結パイプと、
    該連結パイプに連結される床用吸込具とを備え、前記ホ
    ース、前記連結パイプ及び床用吸込具の各々に、吸気流
    路と排気流路とを形成した電気掃除機において、前記床
    用吸込具に換えて連結パイプに選択的に装着され、一端
    側に吸込口が形成された隙間用ノズルを備え、該隙間用
    ノズルに、前記吸込口に連通する流路と前記連結パイプ
    の排気流路に略対向して位置する凹部とに区画する区画
    壁を形成し、該区画壁に前記連結パイプの吸気流路と排
    気流路とを連通する連通路を形成したことを特徴とする
    電気掃除機。
  6. 【請求項6】 前記連結パイプを円筒状の外側筒状部と
    該外側筒状部に対して偏心して設けられた円筒状の内側
    筒状部とで構成して該内側筒状部にて前記仕切壁を形成
    する一方、前記隙間用ノズルの吸込口に連通する流路を
    内側筒状部に略対向して形成し、前記隙間用ノズルと前
    記連結パイプとの間に相互の回転を規制する規制部を設
    けたことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか
    に記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 前記隙間用ノズルの前記排気流路側に、
    前記隙間用ノズルの吸込口に連通する流路と外部とを連
    通する外部連通路を形成したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項6のいずれかに記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 前記隙間用ノズルに、前記凹部と外部と
    を連通する外部連通路を形成したことを特徴とする請求
    項4乃至請求項6のいずれかに記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 前記外部連通路と連通路とを対向させた
    ことを特徴とする請求項8に記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 電動送風機を内蔵した掃除機本体に連
    結されるホースと、該ホースに連結される連結パイプ
    と、該連結パイプに連結される床用吸込具とを備え、前
    記ホース、前記連結パイプ及び床用吸込具の各々に、吸
    気流路と排気流路とを形成した電気掃除機において、前
    記床用吸込具に換えて連結パイプに選択的に装着され、
    一端側に吸込口が形成された隙間用ノズルを備え、該隙
    間用ノズルに、連結パイプの排気流路を閉塞する区画壁
    を形成したことを特徴とする電気掃除機。
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EP4289321A1 (en) * 2022-06-07 2023-12-13 Bissell Inc. Suction nozzle for extraction cleaner

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