JP3831635B2 - 電気掃除機及び電気掃除機用ホース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気掃除機に係わり、特に掃除機本体に電動送風機の排気を流す排気流路を設けると共に、掃除機本体に接続されるホースに掃除機本体の排気流路に連通する排気流路を備えた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な床移動型の掃除機においては、掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を総て本体背面側等に形成された排気口から外部に排出するようにしている。
【0003】
すなわち、床用吸込具等から空気と共に吸引された塵埃がパイプ及びホースを介して掃除機本体内に取り込まれ、紙パック等で塵埃を取り除かれた空気が電動送風機のモータを冷却した後、排気口から外部に排出されることになるが、電動送風機からの排気が総て排出されるため、かなりの勢いで外部に吹き出される。従って、この排気風によって床面や絨毯上に沈滞する埃が舞い上がって、部屋中に拡散するという不具合が生じる。
【0004】
このような外部に吹き出される排気風を減らしたり、集塵効果を上げる等の目的で、従来より、例えば実公昭39−36553号公報や特開平9−135795号公報等に開示されているように、掃除機本体に連結されるホース、パイプ及び吸込具に、吸気流路と共に電動送風機からの排気の一部又は全部を還流する排気流路を形成した電気掃除機が提案されている。
【0005】
上記電気掃除機では、ホース及びパイプを二重構造に構成して、内側に吸気流路を形成し、外側に排気流路を形成するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記電気掃除機においては、ホースの一端は、掃除機本体に接続されるジョイント部に、また、ホースの他端は、ホースグリップ部に、螺合して装着されるようになっている。ところが、上述したように、ホースが二重構造に構成されているため、例えば、内外ホースの一端側をジョイント部に装着した後、内外ホースの他端側をホースグリップ部に螺合する際、内側ホースを取り付けた後に外側ホースを取り付けようとする場合には、螺合する際のねじれを考慮して内側ホースを反対側にねじっておく必要があり、組立作業性がきわめて悪い問題があった。
【0007】
そこで、本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、吸気流路と排気流路を形成する二重ホースの組立作業性の向上を図ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵すると共に電動送風機の排気を流す排気流路を有する掃除機本体に、ホース及び連結パイプを介して吸込具を連結した電気掃除機であって、前記ホースを、内側ホースと外側ホースとからなる二重構造に構成して、吸気流路と前記掃除機本体の排気流路に連通する排気流路とを形成し、前記外側ホースの端部に装着される接続パイプ、及び前記内側ホースの端部に装着される補助パイプを設け、前記接続パイプに補助パイプを抜け止め機構により装着したことを特徴とするものである。
【0009】
前記補助パイプを接続パイプに対して周方向に回動可能に連結するよう構成することが好ましい。
【0010】
前記補助パイプが、接続パイプ端部よりホース側に突出する構成とすることが好ましい。
【0011】
本発明の電気掃除機用ホースは、内側ホースと外側ホースとからなる二重構造に構成され、前記外側ホースの端部に装着される接続パイプ、及び前記内側ホースの端部に装着される補助パイプを設け、前記接続パイプに補助パイプを抜け止め機構により装着したことを特徴とする。
【0012】
前記補助パイプを接続パイプに対して周方向に回動可能に連結したすることが好ましい。
【0013】
前記補助パイプが、接続パイプ端部よりホース側に突出する構成とすることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図8を参照して詳細に説明する。
【0015】
本発明が適用される床移動型の掃除機は、図1に示すように、掃除機本体1、ホース2、連結パイプ3及び床用吸込具4などから構成されている。
【0016】
掃除機本体1には、吸引用の電動送風機5を収容する電動機室6及び紙パック7や微塵フィルタ8を用いた集塵室9が内蔵されている。
【0017】
また、掃除機本体1の背面側には、電動送風機5からの排気の一部を排気フィルタ10を介して外部に排出する排気口11が形成されている
そして、掃除機本体1の一部、ホース2、連結パイプ3及び床用吸込具4は流路が二重構造に成っており、吸気流路Aと排気流路Bに分かれ、各部間で連通するように構成されている。
【0018】
すなわち、掃除機本体1の集塵室9や電動機室6の下部側には、電動送風機5からの排気の一部を還流するための排気流路Bが形成され、この排気流路Bは掃除機本体1のホース差込口12に装着されるホースジョイント部20の排気流路Bに連通するようになっている。
【0019】
上記ホースジョイント部20は、図2〜図4に示されるごとく、接続パイプ20a、20bが同心円状の二重構造で、吸気流路Aを形成する内側の接続パイプ20a両端が突出した構成になっており、その一端が紙パック7の取付部7aに差し込まれると共に、外側の接続パイプ20bにより形成される排気流路Bが上記本体1側の排気流路Bに連通するように構成されている。
【0020】
上記接続パイプ20a、20bの他端側には二重構造のホース2の一端が取り付けられている。このホース2は、内側にコンジットホースと呼ばれる洗濯機用排水ホースと同様な不透明の可撓性ホース2aが用いられ、外側には1層2線ホースと呼ばれる導電性(信号線等として用いるため)と保形性を有するコイル線21が内装された一般的な電気掃除機用の可撓性ホース2bが用いられている。
【0021】
内側にコンジットホース2aを用いたのは、外側の1層2線ホース2bにコイル線21が内装されていて内側にはコイル線が不要である点に着目したものである。コンジットホース2aは、1層2線ホース2bのようにコイル線21が内装されていないため、軽量であると共に、誤って踏まれても1層2線ホース2bのように変形が残らずに復元するという利点がある。伸縮性に関しては、PVC樹脂等から成るチューブにコイル線21を内装した1層2線ホース2bの方が樹脂を蛇腹状に成型したコンジットホース2aよりも優れている。また、本実施形態においては、この1層2線ホース2bを半透明のPVC樹脂等で形成してある。
【0022】
このように、コイル線21は一方のみで良い点に着目して、外側には半透明ではあるが従来の吸気のみのものと同様な1層2線ホース2bを、内側には軽量なコンジットホース2aを用いることにより、後述する手元操作用のホースグリップ部24や掃除機本体1との配線処理は従来のままで、二重ホース2の軽量化が図れる。
【0023】
また、上記のような二重ホース2を誤った踏んだ場合、内側のコンジットホース2aは変形が残らずに復元するため、外側の1層2線ホース2bが変形していなければ内側のコンジットホース2aも大丈夫で、外側の1層2線ホース2bが変形していれば内側のコンジットホース2bも潰れているというように、二重ホース2の外観からその状態が分かり、内側のホースの異常に気付かずに塵埃詰まりが発生するような不具合を防ぐことができる。
【0024】
また、伸縮性が優れている1層2線ホース2bの方を外側にしているので、二重ホース2を曲げた時にもしなやかさが失われない。
【0025】
さらに、内側のコンジットホース2aは不透明、外側の1層2線ホース2bは半透明とすることにより、デザイン上の訴求効果による外観性の向上が図れると共に、二重ホース2は通常のホースより太くなるが、外側の1層2線ホース2bが半透明であるため、内側のコンジットホース2aが見えることで、比較的細く見えるようになる。また、塵埃の通過する内側のコンジットホース2aを不透明にし、集塵後の塵埃を含まない清浄な空気が通過する外側の1層2線ホース2bを半透明にしているので、内側のコンジットホース2a内面に付着した塵埃は見えず、外側の1層2線ホース2b内面は汚れないため、二重ホース2の外観性が損なわれることもない。また、内側のコンジットホース2aの状態が外側から見えるので、前記同様、内側のホースの異常に気付かずに塵埃詰まり等が発生するような不具合を防ぐことができる。
【0026】
上記ホース2は、内側のコンジットホース2aを内側の接続パイプ20a突出端に装着し接着してから、外側の1層2線ホース2bを、外側の接続パイプ20b外表面に図4に示すようにネジ式に形成されたリブ22にねじ込むようにして装着固定される。このホース2の取付部は筒状の保護カバー23で覆われる。
【0027】
上記において、ねじ込むのは外側にあって比較的取り付け易い1層2線ホース2bだけで、内側にあって取り付け難いコンジットホース2aはまっすぐに差し込んで接着するだけであるから簡単である。また、この内側のコンジットホース2aを取り付けるときに、そのホース取付端が外側の接続パイプ20bのホース取付端よりも外側に突出しているので、外側の接続パイプ20bが邪魔にならずに容易に取り付けることができる。従って、二重ホース2の組立工程がさらに簡単になる。
【0028】
また、上記ホース2の他端は、手元操作用のグリップ部24に接続パイプ24a、24bを介して装着固定されている。即ち、図5に示すように、グリップ部24は、外側の1層2線ホース2bを接続する外側の接続パイプ24bと、内側ホースであるコンジットホース2aの一端(グリップ部24側)に取り付けられて、グリップ部24側の接続パイプ24aの内側ホース取付端に密着嵌合される補助パイプ200と、この補助パイプ200の抜け止め機構201とを備えたものである。
【0029】
上記抜け止め機構201は、図5や図6に示すように、補助パイプ200の嵌合部202外周に形成された環状溝203と、接続パイプ24aの内側ホース取付端に形成された取付孔204から装着されて補助パイプ嵌合部202の環状溝203に係合するCリング部材205とから成っており、抜け止め機能と共に、コンジットホース2aに取り付けられた補助パイプ200と接続パイプ24aの内側ホース取付端とを周方向に摺動可能に連結するものである。
【0030】
上記Cリング部材205は、図6(b)に示す一方の長片206側を取付孔204から嵌合溝203に差し込んでから、他方側に切欠き207により弾性を持たせて形成された爪208を取付孔204に押し込むようにして取り付けられ、爪208が取付孔204の端縁に引っかかって外れなくなるようになっている。なお、図6(b)において24dは、内外の接続パイプ24a,24b間を連結して同心円状の二重構造とするリブである。
【0031】
上述したような改良が施された本実施形態による二重ホース2の組立工程(手順)は以下のようになる。
【0032】
まず、上記補助パイプ200を内側のコンジットホース2aの一端に装着し接着しておいてから、コンジットホース2aの他端を前記実施形態同様、掃除機本体1側に差し込まれるジョイント部20の内側の接続パイプ20a突出端に装着して接着し、さらに外側の1層2線ホース2bを外側の接続パイプ20b外表面に形成されたリブ22にねじ込むようにして装着固定する。これで、本体側ジョイント部20の組み立てが完了する。
【0033】
次に、上記によりコンジットホース2aの一端に取り付けられた補助パイプ200をホースグリップ部24に装着される接続パイプ24a,24bの内側ホース取付端に嵌合密着して、内側ホース取付端に形成された取付孔204にCリング部材205を前述したようにして嵌め込む。これで、コンジットホース2aが内側の接続パイプ24aに摺動可能に取り付けられたことになる。外側の1層2線ホース2bは前記実施形態同様、外側の接続パイプ24b外表面に形成されたリブ25にねじ込むようにして装着固定する。
【0034】
このとき、二重ホース2の他端側は既に本体側ジョイント部20に装着固定されているので、外側の1層2線ホース2bをねじ込むと内側のコンジットホース2aも同方向に回るが、本実施形態では上述したようにコンジットホース2aが内側の接続パイプ24aに摺動可能に取り付けられているので、コンジットホース2aにはねじれが生じない。
【0035】
以上のように本実施形態によれば、内側のコンジットホース2aの接続パイプ24aへの取り付けが極めて簡単になると共に、ねじれも生じないので、ねじれを考慮してコンジットホース2aを反対側にねじっておくというような対策が不要となり、二重ホース2の組立工程が非常に簡単になる。
【0036】
一方、連結パイプ3、3はそれぞれ図8に示すように、断面略円形の吸気流路Aを形成する内側筒状部3aと、この内側筒状部3aと上部が一体に形成されると共に内側筒状部3aを覆うようにして排気流路Bを形成する外側筒状部3bとから構成されている。
【0037】
また、上記排気流路Bを通る排気は、掃除機本体1の紙パック7や微塵フィルタ8を介して塵埃が取り除かれたきれいな空気であるため、内側筒状部3aのように塵埃詰まりを考慮した断面略円形に形成する必要がない点に着目して、本実施形態では上記排気流路Bを断面略三日月形として、外側筒状部3bが断面略円形になるように形成している。
【0038】
これにより、上部が一体化されている分、軽量化が図れると共にスリム化も図れ、しかも内外共に断面略円形となるので、強度を損なうことなく操作性の優れたものとなる。従って、本実施形態の連結パイプ3は従来の吸気のみのものと比べても違和感なく、ほぼ同様な形状及び操作性が得られるものとなる。
【0039】
なお、上記連結パイプ3の上部には、従来同様、ケーブルや連結用クランプ31を覆うカバー32が装着されている。
【0040】
また、上記連結パイプ3において、もう1本の連結パイプ3を連結したり、床用吸込具4を連結する吸込口33側は、吸気流路Aと排気流路Bを隔てる隔壁部分(内側筒状部3aの内壁部分)34が所定距離だけ奧に凹ませた構成となっている。
【0041】
一方、連結パイプ3の他端は、前記グリップ部24の吸込口27や連結パイプ3の吸込口33側に対応して、外側筒状部3bが吸込口27、33側の内周に嵌合するようにやや径小に形成されると共に上部にはクランプ29、31と係合する突起35が形成されており、クランプ29、31と突起35が係合するまで嵌め込むことにより、内側筒状部3aの端部が吸込口27、33側に凹ませて形成した隔壁部分28、34の開口端縁28a、34aと密着するように構成されている。
【0042】
なお、床用吸込具4の継手管4a、4bは同心円状の二重構造に形成されるが、上記連結パイプ3との嵌合部分は上記と同様に形成されている。
【0043】
さて、上記のように構成された電気掃除機の使用時には、電動送風機5の吸引によって、床用吸込具4から吸い込んだ塵埃の混じった空気が連結パイプ3の吸気流路A、ホース2の吸気流路Aを通って掃除機本体1内に取り込まれる。本体1内では、紙パック7で塵埃が取り除かれ、更に微塵フィルタ8を介して清浄化された空気が電動送風機5に吸引され、そのモータ5aを冷却する。
【0044】
そして、電動送風機5からの排気の一部は本体1の排気口11から外部へ排出され、その他は本体1の排気流路Bからホース2の排気流路B、連結パイプ3の排気流路Bを通って、床用吸込具4に還流し、この排気風により舞い上げられた塵埃と共に再び連結パイプ3の吸気流路Aへと循環することになる。
【0045】
以上のように本実施形態による電気掃除機においては、吸気流路Aと排気流路Bが通るホース2の軽量化やその組立工程の簡単化、さらには連結パイプ3の軽量スリム化等が実現できる。
【0046】
また、排気の一部を還流させることにより、外部へ吹き出される排気風が低減し弱くなるので、掃除中の部屋の埃が舞い上がるのを効果的に抑制することができる。
【0047】
また、何度となく循環する空気もあり、そのため外部に排出される排気風自体が紙パック7や微塵フィルタ8等により更に清浄化される。また、排気口11より吹き出る排気風の流速も小さくなるので、排気フィルタ10のフィルタ効率が向上し、排気清浄化がより効果的となる。これは、近年の清潔志向とも合致する。
【0048】
なお、上記実施形態では、グリップ部24側を後に組み立てるものとしてコンジットホース2aのグリップ部24側に上記のような対策を施したが、本体ジョイント部20側を後に組み立てる場合はコンジットホース2aの本体ジョイント部20側に上記のような対策を施せばよい。また、上記のように組み立て難い一方側だけでも充分な効果が得られるが、両側に上記のような対策を施せば、更に組み立てが簡単になる。
【0049】
また、上記各実施形態では、外側ホースに導電性と保形性を有するコイル線21を内装した1層2線ホース2bを用いたが、本発明はこれに限らず、例えば2層4線ホースと呼ばれる信号線と電力線(パワーブラシ用)を内装したホースや、さらには、あまり保形性を有さない導電線(銅線など)を内装して保形性はホース自体等に持たせたもの、金属や合成樹脂で構成された保形性を有するコイル状の部材(保形手段)を内装したものなどにも適用可能である。
【0050】
また、外側ホース(1層2線ホース2b)を半透明としたが、半透明、透明にかかわらず透明性を持たせれば上記と同様な作用効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、外側ホースに装着される接続パイプに、内側ホースに装着される補助パイプを抜け止め機構により装着する構成としたので、内外ホースの取付作業を簡素化することができる。
【0052】
また、補助パイプを接続パイプに対して周方向に回動可能に連結したので、外側ホースをねじ込んで取り付けても、内側ホースにねじれが生じず、ねじれを考慮して内側ホースを反対側にねじっておくというような対策が不要となり、二重ホースの組み立て工程を簡素化することができる。
【0053】
補助パイプ端部を接続パイプ端部よりホース側に突出させたので、接続パイプが邪魔に成らずに内側ホースを補助パイプに装着することができ、組立作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な床移動型の掃除機に本発明を適用した一実施形態を示す全体構成図であり、ホースの途中部分は図示の都合上省略している。
【図2】上記図1の掃除機本体部分の拡大断面図。
【図3】同じく、ホースジョイント部の拡大断面図。
【図4】上記ホースジョイント部の接続パイプの構成図で、(a)は一部を切欠き断面で示した側面図、(b)はホースが接続される一端側の端面図である。
【図5】上記図1のホースグリップ部の拡大断面図。
【図6】上記ホースグリップ部の接続パイプとホースの取り付け構造を示す構成図で、(a)はその縦断面図、(b)は前記(a)のA−A断面図である。
【図7】上記グリップ部の接続パイプの構成図で、(a)は側面図、(b)はホースが接続される一端側の端面図である。
【図8】上記実施形態における連結パイプの構成図で、(a)はその縦断面図、(b)は前記(a)のA−A断面図、(c)は側面図、(d)は前記(c)の一端側の端面図、(e)は同じく他端側の端面図、(f)は前記(c)のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体
2 ホース
2a コンジットホース(内側ホース)
2b 1層2線ホース(外側ホース)
3 連結パイプ
3a 内側筒状部
3b 外側筒状部
4 床用吸込具
5 電動送風機
5a モータ
6 電動機室
7 紙パック
9 集塵室
11 排気口
20 ホースジョイント部
20a,20b 接続パイプ
21 コイル線
24 ホースグリップ部
24a,24b 接続パイプ
200 補助パイプ
201 抜け止め機構
202 嵌合部
203 環状溝
204 取付孔
205 Cリング部材(係合部材)
A 吸気流路
B 排気流路

Claims (6)

  1. 電動送風機を内蔵すると共に電動送風機の排気を流す排気流路を有する掃除機本体に、ホース及び連結パイプを介して吸込具を連結した電気掃除機であって、
    前記ホースを、内側ホースと外側ホースとからなる二重構造に構成して、吸気流路と前記掃除機本体の排気流路に連通する排気流路とを形成し、前記外側ホースの端部に装着される接続パイプ、及び前記内側ホースの端部に装着される補助パイプを設け、前記接続パイプに補助パイプを抜け止め機構により装着したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記補助パイプを接続パイプに対して周方向に回動可能に連結したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記補助パイプを、接続パイプ端部よりホース側に突出させたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 内側ホースと外側ホースとからなる二重構造に構成され、前記外側ホースの端部に装着される接続パイプ、及び前記内側ホースの端部に装着される補助パイプを設け、前記接続パイプに補助パイプを抜け止め機構により装着したことを特徴とする電気掃除機用ホース。
  5. 前記補助パイプを接続パイプに対して周方向に回動可能に連結したことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機用ホース。
  6. 前記補助パイプを、接続パイプ端部よりホース側に突出させたことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機用ホース。
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