JP2002000521A - 電気掃除機及び電気掃除機用ホース - Google Patents

電気掃除機及び電気掃除機用ホース

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JP2002000521A
JP2002000521A JP2001198092A JP2001198092A JP2002000521A JP 2002000521 A JP2002000521 A JP 2002000521A JP 2001198092 A JP2001198092 A JP 2001198092A JP 2001198092 A JP2001198092 A JP 2001198092A JP 2002000521 A JP2002000521 A JP 2002000521A
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hose
connection pipe
exhaust
vacuum cleaner
pipe
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JP2001198092A
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English (en)
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Koichi Nakai
康一 中井
Toshizo Kobayashi
利造 小林
Sadamoto Kodera
定基 小寺
Toshiyuki Fujiyoshi
俊行 藤吉
Yoshihiro Mori
好弘 森
Takahiro Nishiyama
高裕 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気流路と排気流路を形成する二重ホースの
軽量化を図る。 【解決手段】 ホース2を、内側ホース2aと外側ホー
ス2bとからなる二重構造に構成して、吸気流路Aと掃
除機本体1の排気流路Bに連通する排気流路Bとを形成
すると共に、ホース2の端部に接続される接続パイプ
を、内側ホース2aが接続される内側の接続パイプ20
a、24aと外側ホース2bが接続される外側の接続パ
イプ20b、24bからなる二重構造に構成し、内側の
接続パイプ20a、24aを、外側の接続パイプ20
b、24bよりホース側に突出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に係わ
り、特に掃除機本体に電動送風機の排気を流す排気流路
を設けると共に、掃除機本体に接続されるホースに掃除
機本体の排気流路に連通する排気流路を備えた電気掃除
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な床移動型の掃除機においては、
掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を総て本体
背面側等に形成された排気口から外部に排出するように
している。
【0003】すなわち、床用吸込具等から空気と共に吸
引された塵埃がパイプ及びホースを介して掃除機本体内
に取り込まれ、紙パック等で塵埃を取り除かれた空気が
電動送風機のモータを冷却した後、排気口から外部に排
出されることになるが、電動送風機からの排気が総て排
出されるため、かなりの勢いで外部に吹き出される。従
って、この排気風によって床面や絨毯上に沈滞する埃が
舞い上がって、部屋中に拡散するという不具合が生じ
る。
【0004】このような外部に吹き出される排気風を減
らしたり、集塵効果を上げる等の目的で、従来より、例
えば実公昭39−36553号公報や特開平9−135
795号公報等に開示されているように、掃除機本体に
連結されるホース、パイプ及び吸込具に、吸気流路と共
に電動送風機からの排気の一部又は全部を流す排気流路
を形成して成る電気掃除機が提案されている。
【0005】上記のものでは、ホース及びパイプを二重
構造に構成して、内側に吸気流路を形成し、外側に排気
流路を形成するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ホースの一端は、掃除
機本体に接続されるジョイント部に、また、ホースの他
端は、ホースグリップ部に、螺合して装着されるように
なっている。ところが、上述したように、ホースが二重
構造に構成されているため、例えば、内外ホースの一端
側をジョイント部に装着した後、内外ホースの他端側を
ホースグリップ部に螺合する際、内側ホースを取り付け
た後に外側ホースを取り付けようとする場合には、螺合
する際のねじれを考慮して内側ホースを反対側にねじっ
ておく必要があり、組立作業性がきわめて悪い問題があ
った。
【0007】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るためになされたものであり、吸気流路と排気流路を形
成する二重ホースの組立作業性の向上を図ることを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
電動送風機を内蔵すると共に電動送風機の排気を流す排
気流路を有する掃除機本体に、ホース及び連結パイプを
介して吸込具を連結した電気掃除機であって、前記ホー
スを、内側ホースと外側ホースとからなる二重構造に構
成して、吸気流路と前記掃除機本体の排気流路に連通す
る排気流路とを形成すると共に、前記ホースの端部に接
続される接続パイプを、前記内側ホースが接続される内
側の接続パイプと前記外側ホースが接続される外側の接
続パイプからなる二重構造に構成し、前記接続パイプ
は、前記内側の接続パイプを、前記外側の接続パイプよ
りもホース側に突出させたことを特徴とする。
【0009】また、本発明の電気掃除機用ホースは、内
側ホースと外側ホースとからなる二重構造に構成される
と共に、前記外側ホースの端部に装着される外側の接続
パイプと前記内側ホースの端部に装着される内側の接続
パイプからなる接続パイプを設け、前記接続パイプは、
前記内側の接続パイプを、前記外側の接続パイプよりも
内側ホース側に突出させたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図7を参照して詳細に説明する。
【0011】本発明が適用される床移動型の掃除機は、
図1に示すように、掃除機本体1、ホース2、連結パイ
プ3及び床用吸込具4などから構成されている。
【0012】掃除機本体1には、吸引用の電動送風機5
を収容する電動機室6及び紙パック7や微塵フィルタ8
を用いた集塵室9が内蔵されている。
【0013】また、掃除機本体1の背面側には、電動送
風機5からの排気の一部を排気フィルタ10を介して外
部に排出する排気口11が形成されているそして、掃除
機本体1の一部、ホース2、連結パイプ3及び床用吸込
具4は流路が二重構造に成っており、吸気流路Aと排気
流路Bに分かれ、各部間で連通するように構成されてい
る。
【0014】すなわち、掃除機本体1の集塵室9や電動
機室6の下部側には、電動送風機5からの排気の一部を
流すための排気流路Bが形成され、この排気流路Bは掃
除機本体1のホース差込口12に装着されるホースジョ
イント部20の排気流路Bに連通するようになってい
る。
【0015】上記ホースジョイント部20は、接続パイ
プ20a,20bが同心円状の二重構造で、吸気流路A
を形成する内側の接続パイプ20a両端が突出した構成
になっており、その一端が紙パック7の取付部7aに差
し込まれると共に、外側の接続パイプ20bにより形成
される排気流路Bが上記本体1側の排気流路Bに連通す
るように構成されている。
【0016】上記接続パイプ20a,20bの他端側に
は二重構造のホース2の一端が取り付けられている。こ
のホース2は、内側にコンジットホースと呼ばれる洗濯
機用排水ホースと同様な不透明の可撓性ホース2aが用
いられ、外側には1層2線ホースと呼ばれる導電性(信
号線等として用いるため)と保形性を有するコイル線2
1が内装された一般的な電気掃除機用の可撓性ホース2
bが用いられている。内側にコンジットホース2aを用
いたのは、外側の1層2線ホース2bにコイル線21が
内装されていて内側にはコイル線が不要である点に着目
したものである。コンジットホース2aは、1層2線ホ
ース2bのようにコイル線21が内装されていないた
め、軽量であると共に、誤って踏まれても1層2線ホー
ス2bのように変形が残らずに復元するという利点があ
る。伸縮性に関しては、PVC樹脂等から成るチューブ
にコイル線21を内装した1層2線ホース2bの方が樹
脂を蛇腹状に成型したコンジットホース2aよりも優れ
ている。また、本実施形態においては、この1層2線ホ
ース2bを半透明のPVC樹脂等で形成してある。
【0017】このように、コイル線21は一方のみで良
い点に着目して、外側には半透明ではあるが従来の吸気
のみのものと同様な1層2線ホース2bを、内側には軽
量なコンジットホース2aを用いることにより、後述す
る手元操作用のホースグリップ部24や掃除機本体1と
の配線処理は従来のままで、二重ホース2の軽量化が図
れる。
【0018】また、上記のような二重ホース2を誤った
踏んだ場合、内側のコンジットホース2aは変形が残ら
ずに復元するため、外側の1層2線ホース2bが変形し
ていなければ内側のコンジットホース2aも大丈夫で、
外側の1層2線ホース2bが変形していれば内側のコン
ジットホース2bも潰れているというように、二重ホー
ス2の外観からその状態が分かり、内側のホースの異常
に気付かずに塵埃詰まりが発生するような不具合を防ぐ
ことができる。
【0019】また、伸縮性が優れている1層2線ホース
2bの方を外側にしているので、二重ホース2を曲げた
時にもしなやかさが失われない。
【0020】さらに、内側のコンジットホース2aは不
透明、外側の1層2線ホース2bは半透明とすることに
より、デザイン上の訴求効果による外観性の向上が図れ
ると共に、二重ホース2は通常のホースより太くなる
が、外側の1層2線ホース2bが半透明であるため、内
側のコンジットホース2aが見えることで、比較的細く
見えるようになる。また、塵埃の通過する内側のコンジ
ットホース2aを不透明にし、集塵後の塵埃を含まない
清浄な空気が通過する外側の1層2線ホース2bを半透
明にしているので、内側のコンジットホース2a内面に
付着した塵埃は見えず、外側の1層2線ホース2b内面
は汚れないため、二重ホース2の外観性が損なわれるこ
ともない。また、内側のコンジットホース2aの状態が
外側から見えるので、前記同様、内側のホースの異常に
気付かずに塵埃詰まり等が発生するような不具合を防ぐ
ことができる。
【0021】上記ホース2は、内側のコンジットホース
2aを内側の接続パイプ20a突出端に装着し接着して
から、外側の1層2線ホース2bを、外側の接続パイプ
20b外表面に図4に示すようにネジ式に形成されたリ
ブ22にねじ込むようにして装着固定される。このホー
ス2の取付部は筒状の保護カバー23で覆われる。
【0022】上記において、ねじ込むのは外側にあって
比較的取り付け易い1層2線ホース2bだけで、内側に
あって取り付け難いコンジットホース2aはまっすぐに
差し込んで接着するだけであるから簡単である。また、
この内側のコンジットホース2aを取り付けるときに、
そのホース取付端が外側の接続パイプ20bのホース取
付端よりも外側に突出しているので、外側の接続パイプ
20bが邪魔にならずに容易に取り付けることができ
る。従って、二重ホース2の組立工程がさらに簡単にな
る。
【0023】また、上記ホース2の他端は、手元操作用
のグリップ部24に接続パイプ24a,24bを介して
上記と同様にして装着固定されている。すなわち、内側
のコンジットホース2aを内側の接続パイプ24a突出
端に装着し接着してから、外側の1層2線ホース2b
を、外側の接続パイプ24b外表面に図6に示すように
ネジ式に形成されたリブ25にねじ込むようにして装着
固定される。このホース2の取付部も筒状の保護カバー
26で覆われる。
【0024】この場合も上記同様、ねじ込むのは外側の
1層2線ホース2bだけで、内側のコンジットホース2
aはまっすぐに差し込んで接着するだけであるから簡単
である。また、この内側のコンジットホース2aを取り
付けるときに、そのホース取付端が外側の接続パイプ2
4bのホース取付端よりも外側に突出しているので、外
側の接続パイプ24bが邪魔にならずに容易に取り付け
ることができる。従って、二重ホース2の組立工程がさ
らに簡単になる。
【0025】また、上記グリップ部24は、連結パイプ
3が装着される吸込口27における吸気流路Aと排気流
路Bを隔てる隔壁部分28が所定距離だけ奧に凹ませた
構成となっている。この吸込口27の上部には、連結パ
イプ3を装着固定するためのクランプ29が設けられて
いる。
【0026】なお、前述したホースジョイント部20に
おける内外の接続パイプ20a,20bと、上記グリッ
プ部24における内外の接続パイプ24a,24bは、
図示しないリブ等により部分的に連結されて同心円状の
二重構造となっている。
【0027】一方、連結パイプ3,3はそれぞれ図7に
示すように、断面略円形の吸気流路Aを形成する内側筒
状部3aと、この内側筒状部3aと上部が一体に形成さ
れると共に内側筒状部3aを覆うようにして排気流路B
を形成する外側筒状部3bとから構成されている。
【0028】また、上記排気流路Bを通る排気は、掃除
機本体1の紙パック7や微塵フィルタ8を介して塵埃が
取り除かれたきれいな空気であるため、内側筒状部3a
のように塵埃詰まりを考慮した断面略円形に形成する必
要がない点に着目して、本実施形態では上記排気流路B
を断面略三日月形として、外側筒状部3bが断面略円形
になるように形成している。
【0029】これにより、上部が一体化されている分、
軽量化が図れると共にスリム化も図れ、しかも内外共に
断面略円形となるので、強度を損なうことなく操作性の
優れたものとなる。従って、本実施形態の連結パイプ3
は従来の吸気のみのものと比べても違和感なく、ほぼ同
様な形状及び操作性が得られるものとなる。
【0030】なお、上記連結パイプ3の上部には、従来
同様、ケーブルや連結用クランプ31を覆うカバー32
が装着されている。
【0031】また、上記連結パイプ3において、もう1
本の連結パイプ3を連結したり、床用吸込具4を連結す
る吸込口33側は、吸気流路Aと排気流路Bを隔てる隔
壁部分(内側筒状部3aの内壁部分)34が所定距離だ
け奧に凹ませた構成となっている。
【0032】一方、連結パイプ3の他端は、前記グリッ
プ部24の吸込口27や連結パイプ3の吸込口33側に
対応して、外側筒状部3bが吸込口27,33側の内周
に嵌合するようにやや径小に形成されると共に上部には
クランプ29,31と係合する突起35が形成されてお
り、クランプ29,31と突起35が係合するまで嵌め
込むことにより、内側筒状部3aの端部が吸込口27,
33側に凹ませて形成した隔壁部分28,34の開口端
縁28a,34aと密着するように構成されている。
【0033】なお、床用吸込具4の継手管4a,4bは
同心円状の二重構造に形成されるが、上記連結パイプ3
との嵌合部分は上記と同様に形成されている。
【0034】さて、上記のように構成された電気掃除機
の使用時には、電動送風機5の吸引によって、床用吸込
具4から吸い込んだ塵埃の混じった空気が連結パイプ3
の吸気流路A、ホース2の吸気流路Aを通って掃除機本
体1内に取り込まれる。本体1内では、紙パック7で塵
埃が取り除かれ、更に微塵フィルタ8を介して清浄化さ
れた空気が電動送風機5に吸引され、そのモータ5aを
冷却する。
【0035】そして、電動送風機5からの排気の一部は
本体1の排気口11から外部へ排出され、その他は本体
1の排気流路Bからホース2の排気流路B、連結パイプ
3の排気流路Bを通って、床用吸込具4に流し、この排
気風により舞い上げられた塵埃と共に再び連結パイプ3
の吸気流路Aへと循環することになる。
【0036】以上のように本実施形態による電気掃除機
においては、吸気流路Aと排気流路Bが通るホース2の
軽量化やその組立工程の簡単化、さらには連結パイプ3
の軽量スリム化等が実現できる。
【0037】また、排気の一部を還流させることによ
り、外部へ吹き出される排気風が低減し弱くなるので、
掃除中の部屋の埃が舞い上がるのを効果的に抑制するこ
とができる。
【0038】また、何度となく循環する空気もあり、そ
のため外部に排出される排気風自体が紙パック7や微塵
フィルタ8等により更に清浄化される。また、排気口1
1より吹き出る排気風の流速も小さくなるので、排気フ
ィルタ10のフィルタ効率が向上し、排気清浄化がより
効果的となる。これは、近年の清潔志向とも合致する。
【0039】図8〜図10は、本発明の他の実施形態を
示す構成図であり、前記実施形態と同一又は相当部分に
は同一符号を用いている。
【0040】本実施形態では、図8や図9に示すよう
に、内側ホースであるコンジットホース2aの一端(グ
リップ部24側)に取り付けられて、グリップ部24側
の接続パイプ24aの内側ホース取付端に密着嵌合され
る補助パイプ200と、密着嵌合された補助パイプ20
0の抜け止め機構201とを備えたものである。
【0041】上記抜け止め機構201は、図9や図10
に示すように、補助パイプ200の嵌合部202外周に
形成された環状溝203と、接続パイプ24aの内側ホ
ース取付端に形成された取付孔204から装着されて補
助パイプ嵌合部202の環状溝203に係合するCリン
グ部材205とから成っており、抜け止め機能と共に、
コンジットホース2aに取り付けられた補助パイプ20
0と接続パイプ24aの内側ホース取付端とを周方向に
摺動可能に連結するものである。
【0042】上記Cリング部材205は、図10(b)
に示す一方の長片206側を取付孔204から嵌合溝2
03に差し込んでから、他方側に切欠き207により弾
性を持たせて形成された爪208を取付孔204に押し
込むようにして取り付けられ、爪208が取付孔204
の端縁に引っかかって外れなくなるようになっている。
なお、図10(b)において24dは、内外の接続パイ
プ24a,24b間を連結して同心円状の二重構造とす
るリブである。
【0043】上述したような改良が施された本実施形態
による二重ホース2の組立工程(手順)は以下のように
なる。
【0044】まず、上記補助パイプ200を内側のコン
ジットホース2aの一端に装着し接着しておいてから、
コンジットホース2aの他端を前記実施形態同様、掃除
機本体1側に差し込まれるジョイント部20の内側の接
続パイプ20a突出端に装着して接着し、さらに外側の
1層2線ホース2bを外側の接続パイプ20b外表面に
形成されたリブ22にねじ込むようにして装着固定す
る。これで、本体側ジョイント部20の組み立てが完了
する。
【0045】次に、上記によりコンジットホース2aの
一端に取り付けられた補助パイプ200をホースグリッ
プ部24に装着される接続パイプ24a,24bの内側
ホース取付端に嵌合密着して、内側ホース取付端に形成
された取付孔204にCリング部材205を前述したよ
うにして嵌め込む。これで、コンジットホース2aが内
側の接続パイプ24aに摺動可能に取り付けられたこと
になる。外側の1層2線ホース2bは前記実施形態同
様、外側の接続パイプ24b外表面に形成されたリブ2
5にねじ込むようにして装着固定する。
【0046】このとき、二重ホース2の他端側は既に本
体側ジョイント部20に装着固定されているので、外側
の1層2線ホース2bをねじ込むと内側のコンジットホ
ース2aも同方向に回るが、本実施形態では上述したよ
うにコンジットホース2aが内側の接続パイプ24aに
摺動可能に取り付けられているので、コンジットホース
2aにはねじれが生じない。
【0047】以上のように本実施形態によれば、内側の
コンジットホース2aの接続パイプ24aへの取り付け
が極めて簡単になると共に、ねじれも生じないので、ね
じれを考慮してコンジットホース2aを反対側にねじっ
ておくというような対策が不要となり、二重ホース2の
組立工程が非常に簡単になる。
【0048】なお、上記実施形態では、グリップ部24
側を後に組み立てるものとしてコンジットホース2aの
グリップ部24側に上記のような対策を施したが、本体
ジョイント部20側を後に組み立てる場合はコンジット
ホース2aの本体ジョイント部20側に上記のような対
策を施せばよい。また、上記のように組み立て難い一方
側だけでも充分な効果が得られるが、両側に上記のよう
な対策を施せば、更に組み立てが簡単になる。
【0049】また、上記各実施形態では、外側ホースに
導電性と保形性を有するコイル線21を内装した1層2
線ホース2bを用いたが、本発明はこれに限らず、例え
ば2層4線ホースと呼ばれる信号線と電力線(パワーブ
ラシ用)を内装したホースや、さらには、あまり保形性
を有さない導電線(銅線など)を内装して保形性はホー
ス自体等に持たせたもの、金属や合成樹脂で構成された
保形性を有するコイル状の部材(保形手段)を内装した
ものなどにも適用可能である。
【0050】さらに、外側ホース(1層2線ホース2
b)を半透明としたが、半透明、透明にかかわらず透明
性を持たせれば上記と同様な作用効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、二重構造
の接続パイプにおける内側ホース取付端を外側ホース取
付端よりもホース側に突出させたことにより、内側にあ
って取り付け難い内側ホースを取り付けるときに、外側
の接続パイプが邪魔にならずに容易に取り付けることが
でき、二重ホースの組立工程を簡素化することができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な床移動型の掃除機に本発明を適用した
一実施形態を示す全体構成図であり、ホースの途中部分
は図示の都合上省略している。
【図2】上記図1の掃除機本体部分の拡大断面図。
【図3】同じく、ホースジョイント部の拡大断面図。
【図4】上記ホースジョイント部の接続パイプの構成図
で、(a)は一部を切欠き断面で示した側面図、(b)
はホースが接続される一端側の端面図である。
【図5】上記図1のホースグリップ部の拡大断面図。
【図6】上記グリップ部の接続パイプの構成図で、
(a)は側面図、(b)はホースが接続される一端側の
端面図である。
【図7】上記実施形態における連結パイプの構成図で、
(a)はその縦断面図、(b)は前記(a)のA−A断
面図、(c)は側面図、(d)は前記(c)の一端側の
端面図、(e)は同じく他端側の端面図、(f)は前記
(c)のB−B断面図である。
【図8】一般的な床移動型の掃除機に本発明を適用した
他の実施形態を示す全体構成図であり、ホースの途中部
分は図示の都合上省略している。
【図9】上記図1のホースグリップ部の拡大断面図。
【図10】上記ホースグリップ部の接続パイプとホース
の取り付け構造を示す構成図で、(a)はその縦断面
図、(b)は前記(a)のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 2 ホース 2a コンジットホース(内側ホース) 2b 1層2線ホース(外側ホース) 3 連結パイプ 3a 内側筒状部 3b 外側筒状部 4 床用吸込具 5 電動送風機 5a モータ 6 電動機室 7 紙パック 9 集塵室 11 排気口 20 ホースジョイント部 20a,20b 接続パイプ 21 コイル線 24 ホースグリップ部 24a,24b 接続パイプ 200 補助パイプ 201 抜け止め機構 202 嵌合部 203 環状溝 204 取付孔 205 Cリング部材(係合部材) A 吸気流路 B 排気流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小寺 定基 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会 社内 (72)発明者 藤吉 俊行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会 社内 (72)発明者 森 好弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会 社内 (72)発明者 西山 高裕 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会 社内 Fターム(参考) 3B057 BA07 BA22 BA26 BA27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵すると共に電動送風機
    の排気を流す排気流路を有する掃除機本体に、ホース及
    び連結パイプを介して吸込具を連結した電気掃除機であ
    って、 前記ホースを、内側ホースと外側ホースとからなる二重
    構造に構成して、吸気流路と前記掃除機本体の排気流路
    に連通する排気流路とを形成すると共に、前記ホースの
    端部に接続される接続パイプを、前記内側ホースが接続
    される内側の接続パイプと前記外側ホースが接続される
    外側の接続パイプからなる二重構造に構成し、前記接続
    パイプは、前記内側の接続パイプを、前記外側の接続パ
    イプよりもホース側に突出させたことを特徴とする電気
    掃除機。
  2. 【請求項2】 内側ホースと外側ホースとからなる二重
    構造に構成されると共に、前記外側ホースの端部に装着
    される外側の接続パイプと前記内側ホースの端部に装着
    される内側の接続パイプからなる接続パイプを設け、前
    記接続パイプは、前記内側の接続パイプを、前記外側の
    接続パイプよりも内側ホース側に突出させたことを特徴
    とする電気掃除機用ホース。
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