JP2001029296A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001029296A
JP2001029296A JP11207773A JP20777399A JP2001029296A JP 2001029296 A JP2001029296 A JP 2001029296A JP 11207773 A JP11207773 A JP 11207773A JP 20777399 A JP20777399 A JP 20777399A JP 2001029296 A JP2001029296 A JP 2001029296A
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JP
Japan
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hose
joint pipe
vacuum cleaner
pipe
guide rib
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Pending
Application number
JP11207773A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Fujiyoshi
俊行 藤吉
Sadamoto Kodera
定基 小寺
Yoshihiro Mori
好弘 森
Takahiro Nishiyama
高裕 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2重管からなるホースを備えた排気還流タイ
プの電気掃除機であって、ホース寿命を大幅に延ばすこ
とができる電気掃除機を提供する。 【解決手段】 ホース2が、アウターホース内部にイン
ナーホースが収容された2重管からなり、ホースジョイ
ントパイプ3が、前記アウターホースに固着されたアウ
タージョイントパイプと、前記インナーホースに固着さ
れたインナージョイントパイプとからなり、前記アウタ
ーホースとインナーホースとのあいだの空間部を通して
掃除機本体からの排気が還流される電気掃除機であっ
て、前記インナージョイントパイプが、前記アウタージ
ョイントパイプに対して軸方向に移動可能である電気掃
除機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に関す
る。さらに詳しくは2重管からなるホースを備えた排気
還流タイプの電気掃除機であって、ホース寿命を大幅に
延ばすことができる電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、掃除機本体からの排気を吸込
具に還流させ、還流された排気を利用して吸塵性能を向
上させる排気還流タイプの電気掃除機が知られている。
【0003】かかる排気還流タイプの電気掃除機では、
ホースがアウターホース内部にインナーホースが収容さ
れた2重管から構成されている。このホースは、一端が
掃除機本体に接続され、他端にはホースジョイントパイ
プが固着されている。従来のホースジョイントパイプ
は、アウタージョイントパイプとインタージョイントパ
イプとが一体成形または接着などにより固着されたもの
である。これらアウタージョイントパイプおよびインタ
ージョイントパイプは、前記アウターホースおよびイン
ナーホースにそれぞれ固着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のホースは、アウ
ターホースとインナーホースとが互いにずれないように
一体成形されたホースジョイントパイプに固着されてお
り、アウターホースとインナーホースは同一寸法になる
ように切断して形成されているが、ホースの制作誤差、
たとえばホースのカッティング時と組付時との温度条件
などの違いで生じるカッティング誤差が生じる場合があ
り、歩留まりが低下する問題がある。
【0005】また、寸法誤差の生じたアウターホースと
インナーホースとを組み合せた場合や、経年変化により
アウターホースとインナーホースとに寸法のずれが生じ
て一方のホースが他方より短くなった場合などには、短
いホースには常時伸張する方向に力が加わり、一方長い
ホースには収縮する方向に力が加わり、常時負荷が加わ
ることにより耐久性が低下する問題がある。
【0006】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、2重管からなるホースを備えた排気還
流タイプの電気掃除機であって、ホース寿命を大幅に延
ばすことができる電気掃除機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
掃除機本体と、一端が前記掃除機本体に接続されたホー
スと、該ホースの他端に固着されたホースジョイントパ
イプとを備え、前記ホースが、アウターホース内部にイ
ンナーホースが収容された2重管からなり、前記ホース
ジョイントパイプが、前記アウターホースに固着された
アウタージョイントパイプと、前記インナーホースに固
着されたインナージョイントパイプとからなり、前記ア
ウターホースとインナーホースとのあいだの空間部を通
して掃除機本体からの排気が還流される電気掃除機であ
って、前記インナージョイントパイプが、前記アウター
ジョイントパイプに対して軸方向に移動可能であること
を特徴とする。
【0008】前記インナージョイントパイプの外面から
ガイドリブが突設され、前記アウタージョイントパイプ
内面の当該アウタージョイントパイプの開口から所定距
離だけ離れた位置において、前記ガイドリブと係合し得
るストッパリブが突設されてなるのが好ましい。
【0009】少なくとも3枚の前記ガイドリブが、前記
インナージョイントパイプの周囲に等間隔に設けられて
なるのが好ましい。
【0010】前記ガイドリブの前端が、前記アウタージ
ョイントパイプの開口よりも内側に配設されてなるのが
好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の電気掃除機をさらに詳細に説明する。図1は本発明の
電気掃除機の一実施の形態を示す一部切欠正面図、図2
は図1のホースジョイントパイプ先端部の拡大断面図、
図3は図1のホースジョイントパイプおよび差込みパイ
プの連結部分の製造直後の状態を示す断面説明図、図4
は図1のインナーホースが収縮した状態を示す断面説明
図および図5は本発明の電気掃除機の他の実施の形態に
かかわる前端部分が後方へ退避されたガイドリブを備え
たホースジョイントパイプおよび差込みパイプの連結部
分の断面説明図である。
【0012】図1〜3に示される電気掃除機は、掃除機
本体1に、ホース2、ホースジョイントパイプ3、差込
みパイプ4、延長パイプ5および吸込具6が順に接続さ
れたものである。
【0013】掃除機本体1は、車輪1aを用いて床を移
動でき、掃除機本体1の内部には電動送風機、集塵バッ
グなどが収容されている。
【0014】ホース2は、一端が掃除機本体1の吸気口
1bに接続され、ホース2の外面には導電線7が螺旋状
に配設されている。導電線7は、吸気口1b付近の接続
端子(図示せず)に電気的に接続されている。さらに、
吸気口1bの外周部には還流用の排気口が形成されてい
る。また、本実施の形態のホース2は、アウターホース
2aと、インナーホース2bとからなる2重管が採用さ
れている。このインナーホース2b内部は掃除機本体1
へ吸気され、アウターホース2aとインナーホース2b
とのあいだの空間部には掃除機本体1から排気還流され
た空気が流れ、かかる空気により吸込具6内部のロータ
リーブラシを回転駆動するようになっている。
【0015】ホースジョイントパイプ3は、図2〜4に
示されるように、ホース2の他端に固着されたパイプで
あり、前記アウターホース2aおよびインナーホース2
bがそれぞれ接続されるアウタージョイントパイプ3a
と、インナージョイントパイプ3bとから構成されてい
る。
【0016】インナージョイントパイプ3bは、図3〜
4に示されるように、アウタージョイントパイプ3aに
対して軸方向に移動できるように、アウタージョイント
パイプ3aの内部に挿入されている。そのため、インナ
ーホース2bが経年変化などの理由で収縮した場合、そ
れに伴ってインナージョイントパイプ3bもアウタージ
ョイントパイプ3aの内部へ移動するため、インナーホ
ース2bには引張応力がかからない。したがって、ホー
ス2の寿命を大幅に延ばすことができる。
【0017】また、インナージョイントパイプ3bが軸
方向に移動できるため、ホース2の製作誤差、たとえば
ホース2のカッティング時と組付時との温度条件などの
ちがいで生じるカッティング誤差などを吸収することが
できる。その結果、ホースの歩留りを向上させることが
できる。
【0018】また、図2〜4に示されるように、本実施
の形態では、前記インナージョイントパイプ3bの外面
からガイドリブ15が突設され、前記アウタージョイン
トパイプ3a内面の当該アウタージョイントパイプ3a
の開口から所定距離だけ離れた位置において、前記ガイ
ドリブ15と係合し得るストッパリブ16が突設されて
いる。
【0019】本実施の形態のガイドリブ15では、イン
ナージョイントパイプ3bの外面から半径方向に突設さ
れ、当該インナージョイントパイプ3bの軸方向に沿っ
て延びる複数枚のリブが採用されている。ガイドリブ1
5の先端は、アウタージョイントパイプ3aの内面に対
して摺動自在に当接している。
【0020】一方、本実施の形態のストッパリブ16で
は、前記アウタージョイントパイプ3a内面から突設さ
れたリング状のリブが採用されており、前記ガイドリブ
15と確実に係合できるようになっている。
【0021】インナーホース2bが経年変化などによっ
て図3の状態から図4の状態まで縮むときには図3のガ
イドリブ15とストッパリブ16との距離だけインナー
ジョイントパイプ3bは移動することができる。そし
て、前記ガイドリブ15がストッパリブ16に係合する
ことによって、インナージョイントパイプ3bはアウタ
ージョイントパイプ3a内部への移動が止められる。し
たがって、インナージョイントパイプ3bが後述のイン
ナー差込みパイプ4bから抜けることが防止される。
【0022】ガイドリブ15は、バランスを考慮して少
なくとも3枚、前記インナージョイントパイプ3bの周
囲に等間隔に設けられているのが好ましく、とくに好ま
しくは90°ピッチで4枚設けられているのが好まし
い。それにより、インナージョイントパイプ3bがアウ
タージョイントパイプ3a内部で偏ったり傾斜すること
なく、アウタージョイントパイプ3aとほぼ同一軸線上
に配置することができる。
【0023】さらに、本発明の他の実施の形態として、
図5に示されるように、ガイドリブ17の前端17a
を、アウタージョイントパイプ3aの開口3cよりも内
側に配設することもできる。この場合、インナージョイ
ントパイプ3bは前後に移動できるため、正負両方の前
記製作誤差を吸収することができる。また、前記実施の
形態と同様に、経年変化などによってインナーホース2
bまたはアウターホース2aが収縮しても引張応力がか
からない。
【0024】差込みパイプ4は、図3に示されるよう
に、ホースジョイントパイプ3に回動自在に接続された
略くの字状を呈するパイプであり、前記アウタージョイ
ントパイプ3aおよびインナージョイントパイプ3bに
それぞれ接続されたアウター差込みパイプ4aと、イン
ナー差込みパイプ4bとから構成されている。
【0025】また、アウター差込みパイプ4aには、ハ
ンドル8が上方に延設され、ハンドル8の上面側には電
動送風機の出力を制御する手元コントローラ9が設けら
れている。
【0026】また、図2に示されるように、ホースジョ
イントパイプ3の外周面には、スリップリング10が直
接接触するように配設されている。具体的には、ホース
ジョイントパイプ3の外周面に一体形成されたリブ14
(図2参照)の外周面上に配設されている。スリップリ
ング10は、前記ホース2の導電線7の他端が接続され
ている。スリップリング10は、信号の入出力のために
2個のリングからなり、導電性がよく、しかもすべりや
すいリン青銅などの導電性材料によって作製されてい
る。
【0027】一方、スリップリング10に対する摺接体
として、図2に示されるように、摺接片11が差込みパ
イプ4のアウターパイプ4aの内側に突出するように設
けられている。摺接片11は、図3の手元コントローラ
9に電気的に接続されている。摺接片11は、板バネ状
の導電性材料からなり、スリップリング10の外周面に
摺動自在に接触できるように常時押圧されている。
【0028】ストッパ12は、たとえば、C字状を呈す
るABS樹脂またはポリプロピレン(PP)樹脂などの
絶縁性を有する弾性材料からなり、ホースジョイントパ
イプ3の側方から嵌合できるように開くことができる取
付容易のストッパが採用され得る。
【0029】さらに、本実施の形態では、図2に示され
るように、スリップリング10の内側にガイド部材13
が固着され、かつガイド部材13が前記C字状のストッ
パ12の開口部分に嵌合するようになっているため、ス
リップリング10の周方向のガタツキをより確実に防止
することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、インナージョイントパ
イプがアウタージョイントパイプに対して軸方向に移動
できるため、インナーホースまたはアウターホースが経
年変化などの理由で収縮しても引張応力がかからなくな
る。その結果、ホースの寿命を大幅に延ばすことができ
る。
【0031】また、インナージョイントパイプが軸方向
に移動できるため、ホースの製作誤差を吸収することが
できるため、ホースの歩留り向上させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の一実施の形態を示す一部
切欠正面図である。
【図2】図1のホースジョイントパイプ先端部の拡大断
面図である。
【図3】図1のホースジョイントパイプおよび差込みパ
イプの連結部分の製造直後の状態を示す断面説明図であ
る。
【図4】図1のインナーホースが収縮した状態を示す断
面説明図である。
【図5】本発明の電気掃除機の他の実施の形態にかかわ
る前端部分が後方へ退避されたガイドリブを備えたホー
スジョイントパイプおよび差込みパイプの連結部分の断
面説明図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 2 ホース 3 ホースジョイントパイプ 4 差込みパイプ 7 導電線 10 スリップリング 11 摺接片 12 ストッパ 15、17 ガイドリブ 16 ストッパリブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 好弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西山 高裕 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B057 BA06 BA07 BA22 BA25 BA34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体と、一端が前記掃除機本体に
    接続されたホースと、該ホースの他端に固着されたホー
    スジョイントパイプとを備え、前記ホースが、アウター
    ホース内部にインナーホースが収容された2重管からな
    り、前記ホースジョイントパイプが、前記アウターホー
    スに固着されたアウタージョイントパイプと、前記イン
    ナーホースに固着されたインナージョイントパイプとか
    らなり、前記アウターホースとインナーホースとのあい
    だの空間部を通して掃除機本体からの排気が還流される
    電気掃除機であって、前記インナージョイントパイプ
    が、前記アウタージョイントパイプに対して軸方向に移
    動可能である電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記インナージョイントパイプの外面か
    らガイドリブが突設され、前記アウタージョイントパイ
    プ内面の当該アウタージョイントパイプの開口から所定
    距離だけ離れた位置において、前記ガイドリブと係合し
    得るストッパリブが突設されてなる請求項1記載の電気
    掃除機。
  3. 【請求項3】 少なくとも3枚の前記ガイドリブが、前
    記インナージョイントパイプの周囲に等間隔に設けられ
    てなる請求項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記ガイドリブの前端が、前記アウター
    ジョイントパイプの開口よりも内側に配設されてなる請
    求項2または3記載の電気掃除機。
JP11207773A 1999-07-22 1999-07-22 電気掃除機 Pending JP2001029296A (ja)

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