JP2001204666A

JP2001204666A - 電気掃除機

Info

Publication number: JP2001204666A
Application number: JP2000015978A
Authority: JP
Inventors: Sadao Fukushima; 定男福島; Kazuo Saito; 和雄斉藤; Koichi Nakai; 康一中井; Takashi Tanaka; 孝田中; Toshizo Kobayashi; 利造小林; Sadamoto Kodera; 定基小寺
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 2000-01-25
Filing date: 2000-01-25
Publication date: 2001-07-31
Also published as: CN1306795A; TW527910U; KR20010078005A

Abstract

(57)【要約】【課題】掃除機本体からの排気を吸込具に還流させる
排気還流型電気掃除機であって、ホースの軽量化および
絶縁性の向上を達成することができる電気掃除機を提供
する。【解決手段】掃除機本体からの排気を吸込具に還流さ
せる排気還流型電気掃除機であり、掃除機本体と、アウ
ターホースおよび該アウターホース内に配設されるイン
ナーホースによって形成されたホースと、ホースジョイ
ントパイプと、手元パイプとを備えた電気掃除機であっ
て、前記アウターホースとインナーホースとのあいだ
に、少なくとも一部が配設された給電線７をさらに備え
てなる電気掃除機。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に関す
る。さらに詳しくは、掃除機本体からの排気を吸込具に
還流させる排気還流型電気掃除機であって、ホースの軽
量化および絶縁性の向上を達成することができる電気掃
除機に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に用いられている従来の電気掃除機
は、吸込具からゴミやチリといっしょに外気を吸引し、
掃除機本体内部の集塵袋にゴミやチリを捕集したのち、
掃除機本体後面などから外部へ排気している。この掃除
機本体からの排気は、周囲にいる人にとって不快なもの
であり、かかる排気を解消するために種々の電気掃除機
が提案されている。

【０００３】たとえば、掃除機本体からの排気を吸込具
に還流させる排気還流型電気掃除機があり、この排気還
流型電気掃除機では掃除機本体と吸込具とのあいだのホ
ースおよび該ホースに接続されるホースジョイントパイ
プなどが、吸気および排気を同時に通すために二重構造
になっている。

【０００４】また、前記ホースジョイントパイプには、
手元コントローラを有する手元パイプが回動自在に接続
されている。

【０００５】さらに、手元パイプの手元コントローラと
掃除機本体とのあいだを電気的に接続するために、給電
線がアウターホース外周面の皮膜に埋め込まれることに
より配設されている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】以上のような排気還流
型電気掃除機では、アウターホースの皮膜内部に給電線
が埋め込まれているため、アウターホースの肉厚を厚く
する必要があり、軽量化を達成することが困難だった。

【０００７】また、掃除機の長期使用などにより、アウ
ターホースが劣化または損傷した場合、給電線が外部に
露出するおそれがあり、絶縁性の低下のおそれもある。

【０００８】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、掃除機本体からの排気を吸込具に還流
させる排気還流型電気掃除機であって、ホースの軽量化
および絶縁性の向上を達成することができる電気掃除機
を提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
掃除機本体からの排気を吸込具に還流させる排気還流型
電気掃除機であり、（ａ）掃除機本体と、（ｂ）それぞ
れの一端が前記掃除機本体に接続された、アウターホー
スおよび該アウターホース内に配設されるインナーホー
スによって形成されたホースと、（ｃ）前記アウターホ
ースの他端に固着されたアウタージョイントパイプ、お
よび該アウタージョイントパイプ内に配設され、前記イ
ンナーホースの他端に固着されたインナージョイントパ
イプによって形成されたホースジョイントパイプと、
（ｄ）該ホースジョイントパイプに回動自在に接続さ
れ、かつ手元コントローラを有する手元パイプとを備え
た電気掃除機であって、（ｅ）前記アウターホースとイ
ンナーホースとのあいだに、少なくとも一部が配設され
た給電線をさらに備えてなることを特徴とする。

【００１０】前記給電線が、前記アウタージョイントパ
イプとインナージョイントパイプとのあいだに配設され
てなるのが好ましい。

【００１１】前記アウタージョイントパイプの外周面
に、前記給電線に接続された給電部が配設されてなるの
が好ましい。

【００１２】前記手元パイプの内側に、前記手元コント
ローラに接続され、前記給電部に接触した端子が設けら
れてなるのが好ましい。

【００１３】前記給電部が、前記アウタージョイントパ
イプの外周面に嵌合された給電リングからなり、該給電
リングの一端が、前記アウタージョイントパイプの内周
方向に突出し、かつ前記給電線に接続されてなるのが好
ましい。

【００１４】前記給電線が、電源線および／または信号
線からなり、少なくとも前記電源線または信号線のいず
れか一方が、前記アウターホースとインナーホースとの
あいだに設けられてなるのが好ましい。

【００１５】

【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の電気掃除機をさらに詳細に説明する。図１は本発明の
電気掃除機の一実施の形態を示す一部切欠正面図、図２
は図１のジョイントパイプの分解斜視図、図３は図１の
手元パイプの分解斜視図、図４は図１のホースジョイン
トパイプおよび手元パイプの連結部分の断面説明図、図
５は図１のホースの掃除機本体に接続される部分の断面
説明図、図６は本発明の電気掃除機の他の実施の形態で
あって、給電線をアウタージョイントパイプ外周面に配
設した場合のホースジョイントパイプ付近の分解斜視
図、図７は図６のホースジョイントパイプ付近の断面説
明図、図８は図６のホースの掃除機本体に接続される部
分の分解斜視図、図９は本発明の電気掃除機のさらに他
の実施の形態であって、給電線保持用ホルダを備えた場
合のホースジョイントパイプ付近の断面説明図、図１０
は図９のホルダの正面図、図１１〜１４は本発明の電気
掃除機のさらに他の実施の形態であって、信号線および
電源線の配置を示す要部断面説明図および図１５は本発
明の電気掃除機のさらに他の実施の形態であって給電線
をインナーホースの突出部分に沿って配置された例を示
す断面説明図である。

【００１６】図１〜４に示される電気掃除機は、掃除機
本体１に、ホース２、ホースジョイントパイプ３、手元
パイプ４、延長パイプ５および吸込具６が順に接続され
たものである。

【００１７】掃除機本体１は、車輪１ａを用いて床を移
動でき、掃除機本体１の内部には電動送風機、集塵バッ
グなどが収容されている。

【００１８】ホース２は、アウターホース２ａおよび該
アウターホース２ａ内に配設されるインナーホース２ｂ
によって形成された２重管である。アウターホース２ａ
およびインナーホース２ｂの一端は、掃除機本体１の吸
気口１ｂに接続されている。このインナーホース２ｂ内
部は掃除機本体１へ吸気され、アウターホース２ａとイ
ンナーホース２ｂとのあいだの空間部には掃除機本体１
から排気還流された空気が流れ、かかる空気により吸込
具６内部のロータリーブラシを回転駆動するようになっ
ている。

【００１９】ホースジョイントパイプ３は、図２〜４に
示されるように、アウタージョイントパイプ３ａおよび
該アウタージョイントパイプ３ａ内部に配設されるイン
ナージョイントパイプ３ｂによって形成された２重管で
ある。前記アウターホース２ａおよびインナーホース２
ｂの他端は、アウタージョイントパイプ３ａおよびイン
ナージョイントパイプ３ｂの根元側端部にそれぞれ接続
されている。

【００２０】また、図２および図４に示されるように、
アウタージョイントパイプ３ａに連結される保持リング
１６、およびインナージョイントパイプ３ｂの先端部に
は、それぞれパッキン１３、１４が設けられている。

【００２１】手元パイプ４は、図３〜４に示されるよう
に、前記ホースジョイントパイプ３に回動自在に接続さ
れた断面略への字状を呈するパイプであり、前記アウタ
ージョイントパイプ３ａおよびインナージョイントパイ
プ３ｂにそれぞれ接続されたアウター手元パイプ４ａ
と、インナー手元パイプ４ｂとから構成されている。

【００２２】また、アウター手元パイプ４ａには、ハン
ドル８が上方に延設され、ハンドル８の上面側には電動
送風機の出力を制御する手元コントローラ９が設けられ
ている。

【００２３】本実施の形態では、給電線７がアウターホ
ース２ａとインナーホース２ｂとのあいだに配設されて
いるため、従来のホースように、給電線をアウターホー
ス外周面の皮膜に埋め込んだものに比べて、アウターホ
ースの肉厚を薄くすることができ、その結果ホースの軽
量化およびコストダウンを達成することができる。ま
た、ホース軽量化によるホースの操作性の向上を達成す
ることもできる。

【００２４】しかも、給電線７は、外部に対してはアウ
ターホース２ａによって絶縁され、ホース内部を通るゴ
ミに対してはインナーホース２ｂによって絶縁されてい
るため、非常に絶縁性が高い。すなわち、給電線７は、
本来備えている絶縁皮膜だけでなくホースによって、外
部およびホース内部のゴミから絶縁（２重絶縁）されて
いる。

【００２５】さらに、給電線７は、図２および図４に示
されるように、アウタージョイントパイプ３ａとインナ
ージョイントパイプ３ｂとのあいだに配設されている。
そのため、図６〜８に示されるアウタージョイントパイ
プ３ａの外側に給電線７を設けた場合と比較して、アウ
タージョイントパイプ３ａの外径を小さくすることがで
きる。しかも、アウタージョイントパイプ３ａの外表面
にアウターホース２ａを接続するときの給電線７も同時
にねじ込んで接続する作業の必要がなくなるので、組立
が非常に容易である。

【００２６】さらに、本実施の形態の給電線７は、図２
〜４に示されるように、アウターホース２ａとインナー
ホース２ｂとのあいだを通り、図５に示される掃除機本
体１に接続されるホースジョイントパイプ１２まで配設
され、ホースジョイントパイプ１２の接続端子（図示せ
ず）を介して前記掃除機本体１に電気的に接続されてい
る。

【００２７】また、図２および図４に示されるように、
ホースジョイントパイプ３の外周面には、給電リング１
０が直接接触するように配設されている。給電リング１
０は、前記ホース２の給電線７が接続されている。給電
リング１０は、信号の入出力のために２個の略Ｃ字状の
リングからなり、導電性がよく、しかもすべりやすいリ
ン青銅などの導電性材料によって作製されている。

【００２８】２個の給電リング１０は、図２および図４
に示されるように、内方から給電リング保持板１５によ
って保持されている。給電リング１０および給電リング
保持板１５は、アウタージョイントパイプ３ａの先端側
の外周面に配設され、保持リング１６によって保持され
ている。保持リング１６は、アウタージョイントパイプ
３ａの内周面に係合され、抜止めリング１７（具体的に
は爪１７ａ）によって固定されている。

【００２９】図２および図４に示されるように、給電リ
ング１０の端部１０ａは、アウタージョイントパイプ３
ａの内周方向に突出している。端部１０ａは、アウター
ジョイントパイプ３ａのスリット１８および給電リング
保持板１５のスリット１９を貫通してアウタージョイン
トパイプ３ａの内部に突出している。アウタージョイン
トパイプ３ａの内部では、端部１０ａおよび前記給電線
７が電気的に接続されている。

【００３０】一方、給電リング１０に対する摺接体とし
て、図３〜４に示されるように、摺接片１１が手元パイ
プ４のアウターパイプ４ａの内側に突出するように設け
られている。摺接片１１は、手元パイプ４の外周面に着
脱自在に設けられたカバー３１の内面に突設されてい
る。なお、カバー３１の内面には、ホースジョイントパ
イプ３の抜止めのための突起３１ａが突設されている。
摺接片１１は、リード線３２を介して手元コントローラ
９に電気的に接続されている。摺接片１１は、板バネ状
の導電性材料からなり、給電リング１０の外周面に摺動
自在に接触できるように常時押圧されている。

【００３１】本発明の他の実施の形態として、図６〜７
に示される電気掃除機では、給電線７をアウタージョイ
ントパイプ３ａの外周面に係止するために、当該パイプ
３ａの外周面に突設されたアウターホース嵌合用のリブ
２０に凹部２０ａが形成されている。この凹部２０ａに
給電線７を係止することにより、給電線７を容易かつ確
実にアウタージョイントパイプ３ａの外周面に固定する
ことができる。同様に、図８に示されるように、掃除機
本体１側のホースジョイントパイプ１２についてもアウ
タージョイントパイプ１２ａ外周面のアウターホース嵌
合用のリブ２１に凹部２１ａが形成されている。そのた
め、当該凹部２１ａに給電線７を係止することにより、
容易かつ確実にアウタージョイントパイプ１２ａの外周
面に給電線７を係止することができる。図６〜８におい
て、アウタージョイントパイプ３ａ、１２ａの外周面に
おいて、給電線７付近のもれ防止は、アウターホース２
ａを接着するための接着剤などで兼用することができ
る。

【００３２】また、本発明のさらに他の実施の形態とし
て、図９〜１０に示されるように、アウターホース２ａ
とインナーホース２ｂとのあいだに配設される給電線７
を固定するために、ホルダ２２を備えてもよい。

【００３３】ホルダ２２は、インナーホース２ｂ外周面
の谷部分に嵌合する略Ｃ字状の脚部２３と、該脚部２３
外周に突設され、給電線７を係止する係止部２４とから
なる。脚部２３は、内側にインナーホース２ｂを挟持し
うるようにインナーホース２ａの外形形状よりも若干小
さい間隙を有している。係止部２４は、少なくとも上端
の幅が給電線７の外径より小さい溝２４ａが形成されて
いる。複数のホルダ２２をインナーホース２ａの外周面
に取り付け、これらのホルダ２２の係止部２４に給電線
７を係止することにより、ホース２ａのねじれや屈曲に
よって給電線７のねじれやもつれが発生することがな
く、断線のおそれもない。

【００３４】ホルダ２２の材質は、変形可能な弾性材料
であれば種々の材料を用いることができるが、金属材
料、または軽くて耐薬品性の高いポリプロピレンなどの
樹脂材料を用いるのが好ましい。

【００３５】なお、前記実施の形態では、給電線７全体
が、アウターホース２ａとインナーホース２ｂとのあい
だに配設された例をあげて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではない。さらに他の実施の形態とし
て、図１１〜１３に示されるように、給電線２５が電源
線２６および／または信号線２７からなる場合、少なく
とも電源線２６または信号線２７のいずれか一方がアウ
ターホース２ａとインナーホース２ｂとのあいだに設け
られていれば、ホースの軽量化および給電線２５の２重
絶縁化を達成することができる。

【００３６】具体的には、図１１に示されるように、ア
ウターホース２ａの内周面に電源線２６を配設し、外周
面に信号線２７を配設すれば、電源線２６はアウターホ
ース２ａによって覆われて保護されているため、より安
全なホースを提供することができる。また、アウターホ
ース２ａのみに電源線２６および信号線２７を配設して
いるため、構造が簡単である。

【００３７】また、図１２に示されるように、インナー
ホース２ｂの外周面に電源線２６を配設し、アウターホ
ース２ａの外周面に信号線２７を配設すれば、アウター
ホース２ａが破損しても電源線２６に対して影響がな
く、しかも電源線２６はほとんど外部に露出しないの
で、より安全である。

【００３８】さらに、図１３に示されるように、インナ
ーホース２ｂの外周面に電源線２６を配設し、内周面に
信号線２７を配設すれば、電源線２６および信号線２７
の両方がアウターホース２ａによって外部から保護され
る。しかも、インナーホース２ｂの内側に信号線２７を
配設することにより、外部からの力に対して信号線２７
はより安全になる。ただし、インナーホース２ｂの内部
は、吸引されるゴミが通過するため、電源線２６はイン
ナーホース２ｂの外側に配設するのが好ましい。

【００３９】また、前記図１１のホース２では、アウタ
ーホース２ａの内周面に電源線２６を配設し、外周面に
信号線２７を配設しているが、逆の配置、すなわちアウ
ターホース２ａの外周面に鋼線などからなる電源線２６
を配設し、内周面に信号線２７を配設しても、アウター
ホース２ａ外周面の絶縁皮膜を薄くするとともに充分な
絶縁性を得ることができる。したがって、ホースの軽量
化およびそれによるホースの操作性の向上を達成するこ
とができる。

【００４０】また、本発明のさらに他の実施の形態とし
て、図１４に示されるように、アウターホース２ａの外
周面に鋼線などからなる電源線２８を配設し、内周面に
フィルム線からなる信号線２９を配設してもよい。アウ
ターホース２ａの内周面に配設された信号線２９が平坦
なフィルム線からなるため、アウターホース２ａ内部の
排気還流の流路抵抗を小さくすることができる。それに
より、軽量で効率のよい排気還流タイプの電気掃除機を
提供することができる。信号線２９となるフィルム線を
取り付ける場合、ホース製造時において、ホース材料で
ある樹脂製テープの内面側にフィルム線を貼りつければ
よい。当該樹脂製テープを螺旋状に巻くことによりホー
スを製造することができる。

【００４１】さらに、本発明のさらに他の実施の形態と
して、図１５に示されるように、給電線７をインナーホ
ース２ｂの外周面の突出部分３０に沿って螺旋状に配設
すれば、給電線７はアウターホース２ａ内部の矢印Ａの
方向から流れる排気還流が当たりにくくなる。したがっ
て、排気還流の抵抗が減少し、排気還流性能が向上す
る。

【００４２】

【発明の効果】本発明によれば、給電線がアウターホー
スとインナーホースとのあいだに配設されているため、
ホースの軽量化および絶縁性の向上を達成することがで
きる。

【００４３】また、給電線がアウタージョイントパイプ
とインナージョイントパイプとのあいだに配設されてい
る場合、アウタージョイントパイプの外径を小さくする
ことができる。しかもアウタージョイントパイプとアウ
ターホースを接続する際に給電線を挟みこむ必要がない
ので、組立が容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の電気掃除機の一実施の形態を示す一部
切欠正面図である。

【図２】図１のジョイントパイプの分解斜視図である。

【図３】図１の手元パイプの分解斜視図である。

【図４】図１のホースジョイントパイプおよび手元パイ
プの連結部分の断面説明図である。

【図５】図１のホースの掃除機本体に接続される部分の
断面説明図である。

【図６】本発明の電気掃除機の他の実施の形態であっ
て、給電線をアウタージョイントパイプ外周面に配設し
た場合のホースジョイントパイプ付近の分解斜視図であ
る。

【図７】図６のホースジョイントパイプ付近の断面説明
図である。

【図８】図６のホースの掃除機本体に接続される部分の
分解斜視図である。

【図９】本発明の電気掃除機のさらに他の実施の形態で
あって、給電線保持用ホルダを備えた場合のホースジョ
イントパイプ付近の断面説明図である。

【図１０】図９のホルダの正面図である。

【図１１】本発明の電気掃除機のさらに他の実施の形態
であって、信号線および電源線の配置を示す要部断面説
明図である。

【図１２】本発明の電気掃除機のさらに他の実施の形態
であって、信号線および電源線の配置を示す要部断面説
明図である。

【図１３】本発明の電気掃除機のさらに他の実施の形態
であって、信号線および電源線の配置を示す要部断面説
明図である。

【図１４】本発明の電気掃除機のさらに他の実施の形態
であって、信号線および電源線の配置を示す要部断面説
明図である。

【図１５】本発明の電気掃除機のさらに他の実施の形態
であって給電線をインナーホースの突出部分に沿って配
置された例を示す断面説明図である。

【符号の説明】

２ホース３ホースジョイントパイプ４手元パイプ７給電線

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者中井康一大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号三洋電機株式会社内 (72)発明者田中孝大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号三洋電機株式会社内 (72)発明者小林利造大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号三洋電機株式会社内 (72)発明者小寺定基大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号三洋電機株式会社内Ｆターム(参考） 3B057 BA09 BA11 BA22 DE05

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】掃除機本体からの排気を吸込具に還流さ
せる排気還流型電気掃除機であり、（ａ）掃除機本体
と、（ｂ）それぞれの一端が前記掃除機本体に接続され
た、アウターホースおよび該アウターホース内に配設さ
れるインナーホースによって形成されたホースと、
（ｃ）前記アウターホースの他端に固着されたアウター
ジョイントパイプ、および該アウタージョイントパイプ
内に配設され、前記インナーホースの他端に固着された
インナージョイントパイプによって形成されたホースジ
ョイントパイプと、（ｄ）該ホースジョイントパイプに
回動自在に接続され、かつ手元コントローラを有する手
元パイプとを備えた電気掃除機であって、（ｅ）前記ア
ウターホースとインナーホースとのあいだに、少なくと
も一部が配設された給電線をさらに備えてなる電気掃除
機。
【請求項２】前記給電線が、前記アウタージョイント
パイプとインナージョイントパイプとのあいだに配設さ
れてなる請求項１記載の電気掃除機。
【請求項３】前記アウタージョイントパイプの外周面
に、前記給電線に接続された給電部が配設されてなる請
求項１または２記載の電気掃除機。
【請求項４】前記手元パイプの内側に、前記手元コン
トローラに接続され、前記給電部に接触した端子が設け
られてなる請求項１、２または３記載の電気掃除機。
【請求項５】前記給電部が、前記アウタージョイント
パイプの外周面に嵌合された給電リングからなり、該給
電リングの一端が、前記アウタージョイントパイプの内
周方向に突出し、かつ前記給電線に接続されてなる請求
項１、２、３または４記載の電気掃除機。
【請求項６】前記給電線が、電源線および／または信
号線からなり、少なくとも前記電源線または信号線のい
ずれか一方が、前記アウターホースとインナーホースと
のあいだに設けられてなる請求項１、２、３、４または
５記載の電気掃除機。